JP2001090037A - スノーティラー - Google Patents

スノーティラー

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JP2001090037A
JP2001090037A JP26890699A JP26890699A JP2001090037A JP 2001090037 A JP2001090037 A JP 2001090037A JP 26890699 A JP26890699 A JP 26890699A JP 26890699 A JP26890699 A JP 26890699A JP 2001090037 A JP2001090037 A JP 2001090037A
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JP
Japan
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snow
frame
tiller
cutting sections
sections
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JP26890699A
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English (en)
Inventor
Shigeji Miyakai
成志 宮廻
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Niigata Engineering Co Ltd
Original Assignee
Niigata Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 スノーティラーの組立、調整を容易にし、さ
らに急激な段差や緩かな斜面など、より複雑な凹凸から
なる雪上面に対応して、雪上をむらなく整備することを
目的とする。 【解決手段】 スノーティラー1は、各セクション3、
4、5のフレーム6、7、8の端部同士を連結させてな
り、フレーム6、7、8には、カッターバー9が枢支さ
れている。各フレームには、ヒンジアーム22A、22
Bが突設されている。これらのヒンジアーム22A、2
2Bは、ヒンジ23により連結される。各カッターバー
9の各端部には、自在曲り継ぎ手24が結合される。自
在曲り継ぎ手24の間には、伸縮ドライブシャフト25
が介装されている。さらに連結される各セクション3、
4、5は、上部において、連結シリンダ26のピン結合
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明に属する技術分野】本発明は、スキー場、スノー
ボードゲレンデなどの雪上面を整備するのに使用され、
雪上面を走行する雪上車両に牽引させて使用するスノー
ティラーに関する。
【0002】
【従来の技術】スノーティラーは、例えばアイスバーン
状の雪上面を破壊し、すり砕き、かき混ぜ、整えるなど
の働きをし、従来より様々な機構のものが提案されてい
る。
【0003】特に最近では、急斜面において多数のコブ
状からなる波打つ凹凸の雪上面を備えたゲレンデ(スキ
ーおよびスノーボードゲレンデ)が好まれ、こうしたゲ
レンデを提供するためのスノーティラーとして、従来特
公平4−26642号に示すものが提案されている。こ
のスノーティラーは、車両運転者によってその駆動を制
御され、雪上車両の進行方向と交差する方向に複数の柔
軟に連結された雪切削セクションを備えることとしてな
り、隣接する各雪切削セクションのフレーム同士を連結
し、スノーティラーの進行方向に沿う軸線を有するヒン
ジを、隣接する各雪切削セクションにおけるカッターバ
ーの連結部分に配設される自在曲り継手の部分に支持
し、隣接する各雪切削セクションの屈曲点を、車両進行
方向と交差する方向に連結されるカッターバーの連結部
分に位置させるようにしている。
【0004】このようにして構成されるスノーティラー
によれば、凹凸の雪上面に対応して各雪切削セクション
が柔軟に屈曲し、該屈曲部分を含め、走行する雪上面を
むら無く整備することが可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ただ、上記提案に係る
スノーティラーにおいて、隣接し、連結する各雪切削セ
クションの屈曲点を、カッターバーの連結部分に配設さ
れる自在曲り継手の部分に対応させることは、機構上、
高い精度が要求され、製造において組立、調整が決して
容易とは言えないところである。
【0006】本発明は、こうした点に着目してなされた
ものであり。スノーティラーの組立、調整を容易にし、
さらに急激な段差や緩かな斜面など、より複雑な凹凸か
らなる雪上面に対応して、雪上をむらなく整備すること
を目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は雪上面を走行する雪上車両に牽引される状
態で連結され、車両運転者によってその駆動を制御さ
れ、車両進行方向と交差する方向に雪上面を整えるため
の複数の雪切削セクションを各端部同士を連結する状態
で備え、各雪切削セクションはフレームと、フレームに
支持され、軸線をほぼ車両進行方向と交差する状態で備
え、外周部に多数の雪切削刃を備えたカッターバーと、
を有してなるスノーティラーにおいて、複数の雪切削セ
クションのうち、隣接する各雪切削セクションのフレー
ムの端部同士を連結し、各雪切削セクションのカッター
バーより下方位置に備えられ、ほぼ雪上車両の進行方向
に沿うヒンジ軸線を有するヒンジと、複数の雪切削セク
ションのうち、隣接する各雪切削セクションのカッター
バーの端部同士を連結し、連結する各カッターバーの端
部にそれぞれ配設される自在曲り継ぎ手と、前記各自在
曲り継ぎ手の間に介装され、端部をそれぞれ対応する自
在曲り継ぎ手と結合する、伸縮自在な連結体と、を有す
ることとしたものである。
【0008】また本発明は雪上面を走行する雪上車両に
牽引される状態で連結され、車両運転者によってその駆
動を制御され、車両進行方向と交差する方向に雪上面を
整えるための複数の雪切削セクションを各端部同士を連
結する状態で備え、各雪切削セクションはフレームと、
フレームに支持され、軸線をほぼ車両進行方向と交差す
る状態で備え、外周部に多数の雪切削刃を備えたカッタ
ーバーと、を有してなるスノーティラーにおいて、複数
の雪切削セクションのうち、隣接する各雪切削セクショ
ンのフレームのうち、カッターバーより上方位置にそれ
ぞれ配設され、ほぼ雪上車両の進行方向に沿う軸線を有
するリンク支持体に対し、その一端部を回動可能に支持
してなる各リンクと、上記各リンクの他端部同士をほぼ
雪上車両の進行方向に沿う軸線を中心に回動可能に結合
し、隣接する各雪切削セクション同士を連結可能として
なる連結部材と、を備えるリンク機構と、複数の雪切削
セクションのうち、隣接する各雪切削セクションのカッ
ターバーの端部同士を連結し、該連結部分を隣接する各
雪切削セクション同士の屈曲中心としてなる自在曲り継
ぎ手と、を有することとしたものである。
【0009】さらに本発明は雪上面を走行する雪上車両
に牽引される状態で連結され、車両運転者によってその
駆動を制御され、車両進行方向と交差する方向に雪上面
を整えるための複数の雪切削セクションを各端部同士を
連結する状態で備え、各雪切削セクションはフレーム
と、フレームに支持され、軸線をほぼ車両進行方向と交
差する状態で備え、外周部に多数の雪切削刃を備えたカ
ッターバーと、を有してなるスノーティラーにおいて、
複数の雪切削セクションのうち、隣接する各雪切削セク
ションのフレームの、カッターバーよりも上方の端部同
士を連結し、各フレームに軸支され、ほぼ車両進行方向
に沿う軸線を有するピンに、回動可能にそれぞれピン結
合されてなる伸縮体と、複数の雪切削セクションのう
ち、隣接する各雪切削セクションのカッターバーの端部
同士を連結し、連結する各カッターバーの端部にそれぞ
れ配設される自在曲り継ぎ手と、前記各自在曲り継ぎ手
の間に介装され、端部をそれぞれ対応する自在曲り継ぎ
手と結合する連結バーと、を有することとしたものであ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】図1ないし図10は、本発明の一
実施形態に係るスノーティラーを示し、このスノーティ
ラー1は図4に示すように雪上面を走行する雪上車両2
に牽引される状態で連結され、雪上車両2の運転者にお
いてその駆動を制御される。
【0011】実施形態において、スノーティラー1は図
1に示すように3つの雪切削セクション3、4、5を雪
上車両2の進行方向(図6のS方向)と交差する方向
(図6のT方向)に直列に連結して構成され、各セクシ
ョンはそれぞれほぼ等しい長さとされる。各セクション
3、4、5はフレーム6、7、8と、各フレーム6、
7、8に各端部を枢支され、それぞれ軸線をほぼ車両進
行方向と交差する方向に備えるカッターバー9を有して
なる。各カッターバー9には外周部に所定ピッチをもっ
て多数の雪切削刃10が突設される。
【0012】スノーティラー1は、3つのセクション
3、4、5のうち、中央のセクション4が牽引フレーム
11に連結される(図6参照)。牽引フレーム11は車
両進行方向と交差する方向に配設され、スノーティラー
1側に一対の支持ブラケット12が備えられる。この支
持ブラケット12には、中央のセクション4のフレーム
7から延びるアーム13の先端部が軸支される。さらに
牽引フレーム11のうち、一対の支持ブラケット12の
間には、ロッドブラケット14が備えられ、該ブラケッ
ト14は中央のセクション4のフレーム7にシリンダ本
体15を回動可能に支持する揺動シリンダ16のシリン
ダロッド17の先端部を回動可能に支持している。この
揺動シリンダ16は、シリンダロッド17を伸縮作動す
ることにより、連結されるセクション4を、牽引フレー
ム11の支持ブラケット12の部分を中心に矢印A方向
に揺動駆動させ(図5参照)、これにより、中央のセク
ション4に隣接する各セクション3、5を含め、スノー
ティラー1の全体の姿勢を制御するようにしている。
【0013】さらに、牽引フレーム11は、車両2側に
向けて平面V字状に延びる連結部材18を備える(図6
参照)。連結部材18の先端部は、車両2のリヤ側に回
動可能に支持されてなり、これによりスノーティラー1
を連結してなる牽引フレーム11が車両2に連結される
こととなる。また連結部材18の基端部は、牽引フレー
ム11に回動可能に支持され、これによりフレーム11
の両端部を揺動可能とし、中央のセクション4の全体も
これに伴い図1の矢印B方向に揺動可能とされる。こう
した中央のセクション4の矢印B方向の揺動は、車両2
の運転者において、牽引フレーム11内に備えられる回
転駆動機構(不図示)を駆動制御し、牽引フレーム11
に対し連結部材18の基端部を回動させることにより行
うことも可能とされる。車両2のリヤ側には、さらに一
対の持ち上げ用シリンダ19が配設される。このシリン
ダ19は、シリンダ本体20の基端部を車両2のリヤ側
に回動可能に支持させてなり、さらにシリンダロッド2
1の先端部を連結部材18の基端部に回動可能に連結さ
せてなる。このシリンダ19は、シリンダロッド21を
退動させることにより、スノーティラー1の全体を地上
(雪上)から持ち上げ可能とし、逆にシリンダロッド2
1を進出させることにより、図4並びに図5に示すよう
にスノーティラー1を地上(雪上)に支持(載置)可能
としている。こうしたスノーティラー1の地上に対する
持上げ並びに載置も、車両2の運転者側において操作可
能とされる。
【0014】車両進行方向(図6のS方向)と交差する
方向(図6のT方向)で3つの雪切削セクション3、
4、5を連結させるスノーティラー1は、図1に示すよ
うに各セクション3、4、5のフレーム6、7、8の端
部同士を連結させてなり、フレーム6、7、8のうち、
隣接するセクション3、4、5との対向位置でカッター
バー9の枢支位置よりも下方位置には、それぞれヒンジ
アーム22A、22Bが突設される。対向する各フレー
ム6、7、8から延びるヒンジアーム22A、22B
は、ほぼ車両進行方向に沿うヒンジ23により連結され
る(図7、図8、図9、図10参照)。
【0015】各フレーム6、7、8に枢支され、隣接す
るセクション3、4、5と対向するカッターバー9の各
端部には、図7に示すように自在曲り継ぎ手24が結合
される。さらに隣接状態にある各カッターバー9の端部
に結合させる自在曲り継ぎ手24の間には、伸縮ドライ
ブシャフト25が介装され、該ドライブシャフト25は
各端部をそれぞれ対応する自在曲り継ぎ手24に結合さ
せてなる。
【0016】さらに連結される各セクション3、4、5
のうち、中央のセクション4における隣接するセクショ
ン3、5との対向位置の上部には、連結シリンダ26の
シリンダ本体27の基端部が、フレーム7に支持され、
ほぼ車両進行方向に沿う軸線を有するピン28にピン結
合される(図7、図8参照)。そしてこの連結シリンダ
26のシリンダロッド29の先端部は、隣接するセクシ
ョン3、5の上部側へと延設され、対応するフレーム
6、8に支持され、同じくほぼ車両進行方向に沿う軸線
に配設されるピン30にピン結合してなる。
【0017】隣接するセクション3、4、5のうち、対
向するセクション3、4、5のフレーム6、7、8の各
端部には、図7ないし図10に示すようにベベルフレー
ム31が突出される。このベベルフレーム31は、隣接
するフレーム7、8同士の上方への屈曲限界を生成する
もので、両ベベルフレーム31同士が干渉する位置まで
セクション3、4、5同士の屈曲(上方への屈曲)を可
能とするものである。こうしてセクション3、4、5の
端部同士を連結してなるスノーティラー1は、連結する
ヒンジ23あるいは伸縮ドライブシャフト25の上方部
分を、一方のセクション(実施形態では外側のセクショ
ン3、5)のフレーム6、8に支持され、対向するセク
ション4へと延びるカバー32により覆われ、この部分
への雪や異物の進入を防止している。
【0018】各自在曲り継ぎ手24並びに伸縮ドライブ
シャフト25により、車両進行方向と交差する方向に一
連に連結される各セクション3、4、5のカッターバー
9は、外側のセクション3、5のフレーム6、7の外方
端に支持される油圧モータ33の駆動により正方向ある
いは逆方向に回転制御され、該回転制御は車両2の運転
者側において行われる。さらに、連結シリンダ26の駆
動制御も車両2の運転者側において行われる。
【0019】このような構造からなるスノーティラー1
は、雪上車両2に牽引される状態で、スキー場のゲレン
デ、スノーボード用のゲレンデなど、雪上面を走行さ
れ、これとともに油圧モータ33を駆動させてカッター
バー9により雪上面を耕やすようにして使用される。こ
の際、特にアイスバーンなど固い雪上面は、カッターバ
ー9の外周部に備えられる雪切削刃10により破壊さ
れ、すり砕かれ、あるいはかき混ぜられることとなり、
こうして耕された雪は各セクション3、4、5のフレー
ム6、7、8の後端部に備えられるエプロン34や整え
棒35により、走行方向に沿って整えられる。この他、
耕された雪を整備する整え装置として、フォーク、鍬き
歯などを用いることとしてもよい。
【0020】雪上面において凹凸が存在し、図2や図3
に示すようにスノーティラー1がこうした部分を走行す
ると、各セクション3、4、5はこれに対応して、隣接
するフレーム6、7、8同士を相互に屈曲させることと
なる。さらに中央のセクション4について言えば、連結
部材18の基端部が牽引フレーム11に回動可能に支持
されるため、連結部材18の基端部を中心にセクション
4の両端部が雪上面の起伏に対応して図1の矢印B方向
に揺動されることとなる。
【0021】ここで隣接され、連結されるセクション
(3と4並びに5と4)の端部同士は、ヒンジ23の部
分を中心に屈曲され、これに伴い連結体としてのドライ
ブシャフト25も伸縮されることとなる。この際、自在
曲り継ぎ手24も中心点P(屈曲中心)を基準に連結さ
れるカッターバー9とドライブシャフト25の間が、図
7の矢印Q方向に屈曲することとなる。さらに伸縮体と
しての連結シリンダ26も、シリンダ本体27に対し、
シリンダロッド29を進退動することとなる。例えば、
図2に示す例では、中央のセクション4に対して外側の
セクション5が持ち上がる状態で屈曲されることとな
り、また図3に示す例では、中央のセクション4に対し
て外側のセクション5が下降する状態で屈曲されること
となる。この結果、各セクション3、4、5の端部間の
屈曲中心を、従来のようにカッターバーの連結中心の1
点に高精度に対応させる必要もなく、スノーティラーの
組立、調整をその分容易に行うことが可能となる。ま
た、急激な段差や緩かな斜面など、より複雑な凹凸から
なる雪上面に対応して、雪上をむらなく整備することが
可能となる。
【0022】また、スノーティラー1の雪上車両2上か
ら、運転者が連結シリンダ26の駆動を制御し、さらに
牽引フレーム11に対する連結部材18の回動を制御
し、中央のセクション4の矢印B方向における揺動を制
御することとする。こうすることで、既存の雪上面の形
状に逆らってその整地を行うことができ、人工的に凹凸
状の雪上面を造成したり、緩やかで直線的な雪上面を造
成することも可能とされる。例えば、運転者が各セクシ
ョン3、4、5のカッターバー9が図1のように直線的
になるよう連結シリンダ26の駆動を行い、この状態を
維持したまま、スノーティラー1を牽引させることで車
両走行方向に緩やかな雪上面を造成することができる。
また運転者が連結シリンダ26を、車両2の走行にとも
なって強制的に伸縮動させ、対応する各雪切削セクショ
ン3、4、5をスイングさせて、人工的な凹凸やうねり
を雪上面に造成することも可能となる。
【0023】なお、上記実施形態では、伸縮自在な連結
体としてドライブシャフト25をあげているが、例えば
油圧シリンダ、空圧シリンダ、ラムなどを用いることと
してもよい。また実施形態では伸縮体として、連結シリ
ンダ26をあげているが、この他にラムやドライブシャ
フトを用いることとしてもよい。
【0024】また連結されるカッターバー9を長手方向
の軸線周りに回転させるための動力装置として、油圧モ
ータ33をあげているが、この他空圧モータ、電動モー
タを用いることとしてもよく、さらにこうした動力装置
は必ずしも実施形態のように連結されるカッターバー9
のいずれかの部分に配設する必要は無く、例えば雪上車
両側に配設し、伝動装置によりカッターバー側へ伝動さ
せることとしてもよい。
【0025】さらに動力装置は実施形態において連結さ
れるカッターバー9の最外方端にそれぞれ1つずつ配設
しているが、連結されるカッターバー9のいずれか一つ
に配設することとしてもよい。また実施形態ではカッタ
ーバー9は制御手段により正方向又は逆方向のいずれか
に回転させることとしているが、いずれか一方にのみ回
転させることとしてもよい。
【0026】
【実施例】図11ないし図12は、本発明の第1実施例
に係り、請求項5に対応するスノーティラーである。す
なわち、このスノーティラーは雪切削セクション4、5
のフレーム7、8の端部同士を連結してなり、各フレー
ム7、8に回転可能に支持されるカッターバー9の端部
間を、1つの自在曲り継ぎ手36により連結してなる。
【0027】すなわち、連結されるカッターバー9は、
この自在曲り継ぎ手36の中心P(屈曲中心)を基準に
屈曲可能とされ、これにより、隣接する雪切削セクショ
ン4、5を連結させてなる。さらに連結されるカッター
バー9の上方位置における各フレーム7、8の上端部同
士は、リンク機構37により連結される。
【0028】リンク機構37は、各フレーム7、8の上
端部に配設されるブラケット38(リンク支持体)に、
軸線をほぼ雪上車両2の進行方向に沿って配設するピン
39を備え、このピン39はブラケット38(リンク支
持体)に対して回動可能に支持される。各ブラケット3
8に対し回動可能とされるピン39は、それぞれ隣接す
る雪切削セクション4、5のフレーム7、8端に向けて
下方に延びるリンク40A、40Bの一端部に備えられ
(図11参照)、各リンク40A、40Bの他端部同士
は軸線をほぼ雪上車両2の進行方向に沿って配設する連
結ピン41(連結部材)により結合される。このように
して形成されるリンク機構37により、隣接する各雪切
削セクション3、4、5の上端部同士が連結することと
なる。
【0029】すなわち、このようして各雪切削セクショ
ン3、4、5を連結してなるスノーティラーによれば、
雪上面の凹凸状の起伏に対応して、例えば図12のよう
に連結されるセクション4、5が、屈曲中心Pを基準に
屈曲することとなる。これに対応してリンク機構37の
各リンク40A、40Bもブラケット38に支持される
ピン39の軸線を中心に矢印C方向に揺動し、両リンク
40A、40Bの他端部同士を連結する連結ピン41の
軸線が上下に可動することとなる。
【0030】なお、上記第1実施例においては、リンク
機構37における各リンク40A、40Bの他端部同士
の結合部分(連結ピン41の中心)を、図11に示すよ
うにリンク支持体としてのブラケット38のリンク揺動
中心(ピン39の中心)よりもフレーム同士が非屈曲状
態にあって、下方に位置するようにしているが、図13
のように上方に位置させることとしてもよい。なお、図
11ないし図13に示す実施例においての、その他の構
成部分は、前記実施形態と同様であり、説明を省略す
る。
【0031】図14ないし図16は、本発明の第2実施
例に係り、請求項8に対応するスノーティラーである。
このスノーティラーは雪切削セクション4、5のフレー
ム7、8の端部同士を連結してなり、各フレーム7、8
に回転可能に支持されるカッターバー9の端部には、そ
れぞれ自在曲り継ぎ手24が結合される
【0032】各自在曲り継ぎ手24の間には、連結バー
42が介装され、連結バー42の各端部はそれぞれ対応
する自在曲り継ぎ手24と結合される。ここで連結バー
42はカッターバー9と同様の外径構成からなり、外周
部に多数の雪切削刃10を備えてなる。すなわち、隣接
する各雪切削セクション3、4、5は、端部間に介装さ
れる2つの各自在曲り継ぎ手24の中心を基準に屈曲可
能とされ、連結されることとなる。
【0033】一方、連結バー42により連結される各フ
レーム7、8の上端部間には第1伸縮シリンダ43(伸
縮体)が配設される。第1伸縮シリンダ43は、各フレ
ーム7、8の上端部に配設されるブラケット44(支持
部)の間に介装され、シリンダ本体の基端部をフレーム
7のブラケット44に、シリンダロッドの先端部をフレ
ーム8のブラケット44にそれぞれピン結合してなる。
ここで各ブラケット44におけるピンの軸線方向は、雪
上車両2の進行方向にほぼ対応させてなる。
【0034】さらに隣接するフレーム7、8間には、第
2伸縮シリンダ45が配設され、このシリンダ45はシ
リンダ本体の基端部を、前記フレーム7のブラケット4
4のピン結合位置(第1伸縮シリンダ43のピン結合位
置)よりも、下方のフレーム7上にピン結合してなる。
このピンの軸線方向も雪上車両2の進行方向にほぼ対応
される。第2伸縮シリンダ45のシリンダロッドの先端
部は、第1伸縮シリンダ43のシリンダロッドの先端部
と同じ、フレーム48のブラケット44にピン結合さ
れ、同じ軸線上に連結される。
【0035】このようにして隣接する各雪切削セクショ
ン3、4、5を連結してなるスノーティラーによれば、
各セクション3、4、5のカッターバー9の端部に自在
曲り継ぎ手24が配設され、さらにその間に連結バー4
2が介装されるので、各セクション3、4、5は雪上面
の凹凸状の起伏に対応して各自在曲り継ぎ手24を中心
に屈曲することとなる(図15、図16参照)。
【0036】これに対応して伸縮体としての第1伸縮シ
リンダ43並びに第2伸縮シリンダ45も、それぞれシ
リンダロッドを進退動させることとなり、各セクション
3、4、5のフレーム6、7、8間を起伏に対応して滑
らかに屈曲させることができる。
【0037】殊に第2実施例では、各セクション3、
4、5間に2つの自在曲り継ぎ手24と、連結バー42
を介装させて連結しているため、例えば図15の2点鎖
線Dに示す傾斜状の起伏の他、図16の2点鎖線EやF
に示す段差のある起伏にも対応して屈曲することがで
き、様々な角度や段差のある雪上面を、そのアンデュレ
ーションを継持させる状態で整備することができる。
【0038】また、第1および第2の2つの伸縮シリン
ダ43、45により、様々な起伏に対応して、段階的か
つスムーズに隣接するフレーム6、7、8同士が屈曲さ
れることとなり、各自在曲り継ぎ手24に急激な機構上
の負担を掛けることなく、雪上面を滑らかに整備するこ
と可能となる。さらに、第2実施例では各セクション
3、4、5間に配設される連結バー42がカッターバー
9と同様に雪を耕すこととなり、より全体的に雪上面を
整備することが可能となる。さらに第1及び第2の2つ
の伸縮シリンダ43、45を、運転者が雪上車両2の走
行にともない、車両上から伸縮操作させることで、人工
的に凹凸や段差などを雪上面に造成することが可能とな
り、また雪上面を緩やかな滑走面に仕上げることも可能
となる。なお、第2実施例では、第1及び第2の2つの
伸縮シリンダ43、45を各セクション3、4、5間に
配設することとしているが、いずれか1つとしてもよ
い。また各伸縮シリンダ43、45に代え、例えばラ
ム、ドライブシャフトなどの伸縮体を用いることとして
もよい。また、第2実施例においての、その他の構成部
分は、前記実施形態あるいは第1実施例と同様であり、
説明を省略する。
【0039】このような前記第1および第2実施例にお
いても、従来のスノーティラーのように、隣接される各
セクション同士の組立、調整に高い精度を要求されるこ
とはなく、複雑な機構や手段を用いることなく、変化の
ある雪上面を柔軟に連結される各セクションにより整備
することができる。また、第1および第2実施例におい
ては、連結されるカッターバー9の端部よりも下方に、
他の連結部材が存在しないため、こうした連結部材と雪
上面が干渉することもなく、カッターバー9を雪上面に
近いより下方位置に配設することができ、雪上面をより
効率的に整備することが可能となる。
【0040】なお、前記実施形態並びに各実施例では、
雪上車両2の進行方向と交差する方向で、3つのセクシ
ョン3、4、5を隣接状態で連結し、さらに中央のセク
ション4を雪上車両2に連結する例を説明したが、本発
明はこのような内容に限定されるものではなく、例えば
セクションを5あるいは7の奇数個直列に連結すること
としてもよく、また偶数個連結し、中央の2つのセクシ
ョンを雪上車両2により牽引させることとしてもよい。
【0041】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、スノー
ティラーの組立、調整を容易にし、さらに急激な段差や
緩かな斜面など、より複雑な凹凸からなる雪上面に対応
して、雪上をむらなく整備することができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係るスノーティラー
を示し、図4のI−I線に沿う断面図である。
【図2】 スノーティラーの雪切削セクションのう
ち、外側の雪切削セクションが雪上面に対応して上方に
屈曲した状態を示す図1と同様の断面図である。
【図3】 スノーティラーの雪切削セクションのう
ち、外側の雪切削セクションが雪上面に対応して下方に
屈曲した状態を示す図1と同様の断面図である。
【図4】 雪上車両に牽引されたスノーティラーを示
す側面図である。
【図5】 スノーティラーの拡大側面図である。
【図6】 スノーティラーを一部破断して示す平面図
である。
【図7】 図6のVII−VII線に沿う断面図であ
る。
【図8】 図6のVIII−VIII線に沿う断面図
である。
【図9】 図6のIX部を一部破断して示す平面図で
ある。
【図10】 図6のIX部を下方より観た底面図であ
る。
【図11】 本発明の第1実施例に係り、図7に対応す
る雪切削セクションの連結部分を示す断面図である。
【図12】 外側の雪切削セクションが下方に屈曲した
状態を示す断面図である。
【図13】 図11に係る第1実施例の変形例を示す断
面図である。
【図14】 本発明の第2実施例に係り、図1に対応す
る雪切削セクションの連結部分を示す断面図である。
【図15】 外側の雪切削セクションが上方に屈曲した
状態を示す断面図である。
【図16】 段差のある雪上面において、外側の雪切削
セクションが上方に持ち上げられた状態を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 スノーティラー 2 雪上車両 3、4、5 雪切削セクション 6、7、8 フレーム 9 カッターバー 10 雪切削刃 11 牽引フレーム 18 連結部材 22A、22B ヒンジアーム 23 ヒンジ 24、36 自在曲り継ぎ手 25 ドライブシャフト(伸縮自在な連結体) 26 連結シリンダ(伸縮体) 27 シリンダ本体 28、30、39 ピン 29 シリンダロッド(伸縮ロッド) 31 ベベルフレーム 33 油圧モータ(動力装置) 34 エプロン 35 整え棒 37 リンク機構 38 ブラケット(リンク支持体) 40A、40B リンク 41 連結ピン(連結部材) 42 連結バー 43 第1伸縮シリンダ 44 ブラケット(支持部) 45 第2伸縮シリンダ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雪上面を走行する雪上車両に牽引される
    状態で連結され、車両運転者によってその駆動を制御さ
    れ、車両進行方向と交差する方向に雪上面を整えるため
    の複数の雪切削セクションを各端部同士を連結する状態
    で備え、各雪切削セクションはフレームと、フレームに
    支持され、軸線をほぼ車両進行方向と交差する状態で備
    え、外周部に多数の雪切削刃を備えたカッターバーと、
    を有してなるスノーティラーにおいて、複数の雪切削セ
    クションのうち、隣接する各雪切削セクションのフレー
    ムの端部同士を連結し、各雪切削セクションのカッター
    バーより下方位置に備えられ、ほぼ雪上車両の進行方向
    に沿うヒンジ軸線を有するヒンジと、複数の雪切削セク
    ションのうち、隣接する各雪切削セクションのカッター
    バーの端部同士を連結し、連結する各カッターバーの端
    部にそれぞれ配設される自在曲り継ぎ手と、前記各自在
    曲り継ぎ手の間に介装され、端部をそれぞれ対応する自
    在曲り継ぎ手と結合する、伸縮自在な連結体と、を有す
    ることを特徴とするスノーティラー。
  2. 【請求項2】 請求項1において、複数の雪切削セクシ
    ョンのうち、隣接する各雪切削セクションのフレーム
    の、カッターバーよりも上方の端部同士を連結し、各フ
    レームにおいて、ほぼ車両進行方向に沿う軸線を有する
    支持部に、回動可能にそれぞれ結合されてなる伸縮体を
    有することとしてなるスノーティラー。
  3. 【請求項3】 請求項1において、伸縮自在な連結体
    は、本体部より伸縮ロッドを伸縮自在とするシリンダ、
    ドライブシャフト、ラムのいずれかとされ、これらの本
    体部基端側を一方のカッターバーの端部に備えられる自
    在曲り継ぎ手に結合し、これらの伸縮ロッド先端側を他
    方のカッターバーの端部に備えられる自在曲がり継ぎ手
    に結合することとしてなるスノーティラー。
  4. 【請求項4】 請求項2において、伸縮体は本体部より
    伸縮ロッドを伸縮自在とするシリンダ、ドライブシャフ
    ト、ラムのいずれかとされ、これらの本体部基端側を連
    結する一方のフレームの支持部にピン結合し、これらの
    伸縮ロッドの先端側を連結する他方のフレームの支持部
    にピン結合してなるスノーティーラー。
  5. 【請求項5】 雪上面を走行する雪上車両に牽引される
    状態で連結され、車両運転者によってその駆動を制御さ
    れ、車両進行方向と交差する方向に雪上面を整えるため
    の複数の雪切削セクションを各端部同士を連結する状態
    で備え、各雪切削セクションはフレームと、フレームに
    支持され、軸線をほぼ車両進行方向と交差する状態で備
    え、外周部に多数の雪切削刃を備えたカッターバーと、
    を有してなるスノーティラーにおいて、複数の雪切削セ
    クションのうち、隣接する各雪切削セクションのフレー
    ムのうち、カッターバーより上方位置にそれぞれ配設さ
    れ、ほぼ雪上車両の進行方向に沿う軸線を有するリンク
    支持体に対し、その一端部を回動可能に支持してなる各
    リンクと、上記各リンクの他端部同士をほぼ雪上車両の
    進行方向に沿う軸線を中心に回動可能に結合し、隣接す
    る各雪切削セクション同士を連結可能としてなる連結部
    材と、を備えるリンク機構と、複数の雪切削セクション
    のうち、隣接する各雪切削セクションのカッターバーの
    端部同士を連結し、隣接する各雪切削セクション同士の
    屈曲中心としてなる自在曲り継ぎ手と、を有することを
    特徴とするスノーティーラー。
  6. 【請求項6】 請求項5において、リンク機構は、連結
    部材による各リンクの他端部同士の結合部分を、連結す
    る各フレームに対する各リンクの一端部の支持部分より
    も上方に位置させることとしてなるスノーティラー。
  7. 【請求項7】 請求項5において、リンク機構は、連結
    部材による各リンクの他端部同士の結合部分を、連結す
    る各フレームに対する各リンクの一端部の支持部分より
    も下方に位置させることとしてなるスノーティラー。
  8. 【請求項8】 雪上面を走行する雪上車両に牽引される
    状態で連結され、車両運転者によってその駆動を制御さ
    れ、車両進行方向と交差する方向に雪上面を整えるため
    の複数の雪切削セクションを各端部同士を連結する状態
    で備え、各雪切削セクションはフレームと、フレームに
    支持され、軸線をほぼ車両進行方向と交差する状態で備
    え、外周部に多数の雪切削刃を備えたカッターバーと、
    を有してなるスノーティラーにおいて、複数の雪切削セ
    クションのうち、隣接する各雪切削セクションのフレー
    ムの、カッターバーよりも上方の端部同士を連結し、各
    フレームにおいて、ほぼ車両進行方向に沿う軸線を有す
    る支持部に、回動可能にそれぞれ結合されてなる伸縮体
    と、複数の雪切削セクションのうち、隣接する各雪切削
    セクションのカッターバーの端部同士を連結し、連結す
    る各カッターバーの端部にそれぞれ配設される自在曲り
    継ぎ手と、前記各自在曲り継ぎ手の間に介装され、端部
    をそれぞれ対応する自在曲り継ぎ手と結合する連結バー
    と、を有することを特徴とするスノーティラー。
  9. 【請求項9】 請求項8において、伸縮体は本体部より
    伸縮ロッドを伸縮自在とするシリンダ、ドライブシャフ
    ト、ラムのいずれかとされ、これらの本体部基端側を連
    結する一方のフレームの支持部にピン結合し、これらの
    伸縮ロッドの先端側を連結する他方のフレームの支持部
    にピン結合してなるスノーティラー。
  10. 【請求項10】 請求項8において、隣接する各雪切削
    セクションのうち、一方の雪切削セクションのフレーム
    における伸縮体の支持部よりも下方に、同じくほぼ車両
    進行方向に軸線を有する第2の支持部を配設し、この第
    2の支持部と隣接する他方の雪切削セクションのフレー
    ムにおける支持部に対し各端部をそれぞれ回動可能に結
    合させてなる第2の伸縮体を有することとしてなるスノ
    ーティラー。
  11. 【請求項11】 請求項10において、前記第2の伸縮
    体は本体部より伸縮ロッドを伸縮自在とするシリンダ、
    ドライブシャフト、ラムのいずれかとされ、これらの本
    体部基端側を連結する一方のフレームの支持部における
    前記第2の支持部にピン結合し、これら伸縮ロッドの先
    端側を連結する他方のフレームにおける支持部に、ピン
    結合することとしてなるスノーティラー。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011522729A (ja) * 2008-05-29 2011-08-04 ロリック・インベスト・エス.エーアール.エル. 圧雪トラック及びこのようなトラックを特徴とする圧雪装置
CN113186864A (zh) * 2021-04-20 2021-07-30 北京科技大学 一种雪犁装置及压雪车
EP4012101A1 (de) 2020-12-11 2022-06-15 Kässbohrer Geländefahrzeug AG Heckfräse für eine pistenraupe zur schneeflächenbearbeitung

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