JP2001089177A - ガラス棒の加工方法 - Google Patents
ガラス棒の加工方法Info
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B19/00—Other methods of shaping glass
- C03B19/14—Other methods of shaping glass by gas- or vapour- phase reaction processes
- C03B19/1484—Means for supporting, rotating or translating the article being formed
-
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- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
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- C03B37/01—Manufacture of glass fibres or filaments
- C03B37/012—Manufacture of preforms for drawing fibres or filaments
- C03B37/014—Manufacture of preforms for drawing fibres or filaments made entirely or partially by chemical means, e.g. vapour phase deposition of bulk porous glass either by outside vapour deposition [OVD], or by outside vapour phase oxidation [OVPO] or by vapour axial deposition [VAD]
- C03B37/01486—Means for supporting, rotating or translating the preforms being formed, e.g. lathes
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- Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
- Manufacture, Treatment Of Glass Fibers (AREA)
Abstract
り、これを焼結した透明ガラス棒を延伸する際、落下に
よる破損をすることがなく、偏芯や楕円化を起こさずに
ガラス棒を加工する方法を提供する。 【解決手段】ガラス棒の加工方法は、ガラス棒8の両端
に各々接続されたガラス棒8と同質のダミー棒6を把持
して回転しながら、ガラス棒8の側面を加工する方法で
あって、ダミー棒6の一部がガラス棒8との接続端7よ
り太径な部位5を有し、ダミー棒6の把持が太径な部位
5でなされることを特徴としている。
Description
料である多孔質ガラス母材を製造するために始発ガラス
棒を加工したり、この母材を焼結した透明ガラス棒を延
伸のために加工する方法に関するものである。
は、例えば、石英製の始発ガラス棒の両端に接続され
た、始発ガラス棒と同質な細径のダミー棒を把持して回
転させ、始発ガラス棒の側面にガラス微粒子を堆積させ
る加工を施すことにより製造される。これを焼結して得
た透明ガラス棒の両端のダミー棒を回転させつつ加熱し
て延伸する加工を施した後、線引きすると光ファイバが
得られる。
て大型の多孔質ガラス母材とし、光ファイバの生産性を
向上させている。従来、大型な母材を製造したり、母材
を焼結した透明ガラス棒を延伸する際、細径のダミー棒
に過度の荷重付加がかかり、ついには荷重に耐えきれな
くなってダミー棒が破断していた。また、ダミー棒が細
径であるので把持回転に大きな偶力が必要であり、その
ためダミー棒に破断や亀裂が生じていた。ダミー棒に破
断や亀裂を生じると、始発ガラス棒を加工した多孔質ガ
ラス母材や透明ガラス棒が落下し破損してしまうという
問題があった。
からずれて把持されて、大きい振れ幅で回転したりすり
こぎ状に回転していた。そのため、多孔質ガラス母材の
製造の際に不均一にガラス微粒子が堆積したり、透明ガ
ラス棒を延伸する際に不均一に加熱したりする結果、偏
芯したり楕円化し、歩留まりが悪くなってしまうという
問題があった。
解決するためなされたもので、始発ガラス棒から多孔質
ガラス母材を製造したり、これを焼結した透明ガラス棒
を延伸する際、落下による破損をすることがなく、偏芯
や楕円化を起こさずにガラス棒を加工する方法を提供す
ることを目的とする。
めになされた本発明のガラス棒の加工方法は、実施例に
対応する図1を参照して説明すると、ガラス棒8の両端
に各々接続されたガラス棒8と同質のダミー棒6を把持
して回転しながら、ガラス棒8の側面を加工する方法で
あって、ダミー棒6の一部がガラス棒8との接続端7よ
り太径な部位5を有し、ダミー棒6の把持が太径な部位
5でなされることを特徴としている。
加に対する強度が大きくなるので、ダミー棒6は破断や
亀裂を生じることがなく、したがってガラス棒8が落下
することはない。
したり、多孔質ガラス母材を焼結した透明ガラス棒を延
伸する際に、好適に実施される。
も把持する面も、より平面に近づくため、把持精度が向
上し、多孔質ガラス母材の製造や透明ガラス棒の焼結の
際に偏芯や楕円化を起こさない。また、小さな偶力で把
持回転できるので、ガラス棒の強力な締め付けによる亀
裂等の発生がない。
の各々が、太径な部位5を有していることが好ましい。
に対する、ダミー棒6の太径な部位5の外径の比が、1
より大きく2以下であることが好ましい。また、前記ダ
ミー棒6の長さに対する、太径な部位5の長さの比が、
0.1〜0.2であることが好ましい。
ラス棒から多孔質ガラス母材を製造したり、これを焼結
した透明ガラス棒を延伸する際、落下による破損をする
ことがなく、偏芯や楕円化を起こさずにガラス棒を加工
することができる。
法を適用する例として、多孔質ガラス母材の製造方法の
実施例について詳細に説明する。
施例を示す概要図である。多孔質ガラス母材9は、図1
に示すとおり、ダミー棒6が両端に各々接続されたガラ
ス棒、すなわち石英製の始発ガラス棒8の側面に、ガラ
ス微粒子を堆積させることにより製造される。
太径な部位5を有している。太径な部位5は、徐々に太
径化し、一定径の部位となっている。このダミー棒6
を、ガラス棒8の両端に各々溶接し、ガラス棒8の回転
軸方向とダミー棒6の回転軸方向とを一致させて接続さ
せる。
る把持具4で各々挟まれることにより、締め付けられて
把持されている。太径であると、把持精度がよいため、
回転軸方向を正確に調整して把持することができる。
がっており、製造装置用台座1へ接続されている。他方
のチャックにはモータ回転軸10が繋がっており、製造
装置用台座1に固定されたガラス棒用モータ11へ接続
されている。多孔質ガラス母材の製造時には、ガラス棒
用モータ11を駆動させることにより、ガラス棒8を回
転させる。
ている。バーナ用台座16には、ガイド棒13が挿入さ
れ、バーナ用モータ17に接続した螺合棒12が螺合し
ている。バーナ用モータ17の駆動により、螺合棒12
の順回転と逆回転とを繰り返させると、バーナ15はガ
ラス棒8と平行な往復動を繰り返す。同時に、バーナ1
5へ酸素ガスと水素ガスとを供給し、点火して酸水素火
炎14を発生させる。火炎14へガラス原料ガスを供給
し、火炎中での加水分解反応によりガラス微粒子を生じ
させる。バーナ15によりガラス微粒子をガラス棒8の
側面に吹き付けて、多孔質ガラス母材9を形成させる。
相軸付け法によりコアロッドを形成する際に用いてもよ
く、多孔質ガラス母材の製造後に焼結したり延伸したり
する際に用いてもよい。ダミー棒は光ファイバに誘導さ
れるものではないので、高品質である必要はない。この
加工方法によればダミー棒が破損することはないため繰
り返して使用することが可能である。また、ダミー棒が
太径な部位を有していると、多孔質ガラス母材等を吊り
下げて簡便に移動させることができる。
ラス棒の加工方法によれば、ダミー棒が破損することが
ないため、確実に、始発ガラス棒を加工して多孔質ガラ
ス母材を製造したり、それを焼結した透明ガラス棒を延
伸することができる。これらは偏芯や楕円化を起こして
いないので、歩留まりがよい。これらから得られる光フ
ァイバは均質で高品位である。
る多孔質ガラス母材の製造方法の実施例の概要図であ
る。
ク、4は把持具、5は太径な部位、6はダミー棒、7は
接続端、8は始発ガラス棒、9は多孔質ガラス母材、1
0はモータ回転軸、11はモータ、12は螺合棒、13
はガイド棒、14は酸水素火炎、15はバーナ、16は
バーナ用台座、17はバーナ用モータである。
Claims (2)
- 【請求項1】 ガラス棒の両端に各々接続された該ガ
ラス棒と同質のダミー棒を把持して回転しながら、該ガ
ラス棒の側面を加工する方法であって、該ダミー棒の一
部が該ガラス棒との接続端より太径な部位を有し、前記
したダミー棒の把持が該太径な部位でなされることを特
徴とするガラス棒の加工方法。 - 【請求項2】 前記ガラス棒の両端に接続されたダミ
ー棒の各々が、前記太径な部位を有していることを特徴
とする請求項1に記載のガラス棒の加工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25981599A JP2001089177A (ja) | 1999-09-14 | 1999-09-14 | ガラス棒の加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25981599A JP2001089177A (ja) | 1999-09-14 | 1999-09-14 | ガラス棒の加工方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001089177A true JP2001089177A (ja) | 2001-04-03 |
Family
ID=17339391
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25981599A Pending JP2001089177A (ja) | 1999-09-14 | 1999-09-14 | ガラス棒の加工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001089177A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108483880A (zh) * | 2016-03-31 | 2018-09-04 | 杭州富通通信技术股份有限公司 | 光纤的制造工艺 |
-
1999
- 1999-09-14 JP JP25981599A patent/JP2001089177A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108483880A (zh) * | 2016-03-31 | 2018-09-04 | 杭州富通通信技术股份有限公司 | 光纤的制造工艺 |
CN108483880B (zh) * | 2016-03-31 | 2020-09-25 | 杭州富通通信技术股份有限公司 | 光纤的制造工艺 |
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