JP2001087276A - 超音波手術システム - Google Patents
超音波手術システムInfo
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Abstract
を可能とする超音波手術システムを実現する。 【解決手段】 内蔵型ハンドスイッチ20または、外付
けハンドスイッチ4を押下操作することにより、これら
ハンドスイッチの操作信号は装置本体2のSW検知回路
31に伝達され、内蔵型ハンドスイッチ20または、外
付けハンドスイッチ4が押されたことを検知し、その検
知された操作信号に基づき、制御回路32が駆動回路3
2を制御して駆動信号の出力(オンオフ)の制御を行う
と共に、制御回路32の制御により表示パネル8にて現
在使用されているハンドスイッチを表示する。これによ
り、操作性を向上し、且つ簡易な構造で遠隔操作を可能
とすることができる。
Description
スを備えた超音波手術システムに関する。
装置として、例えば特開平9−38098号公報に記載
されているように、超音波メス装置や超音波トラカール
装置などの超音波を利用した各種の手術装置が提案さ
れ、広く普及している。前記手術装置は、超音波振動子
を内蔵したハンドピースを装置本体に取り付け、この装
置本体から出力した駆動信号により前記超音波振動子で
超音波振動を発生させ、この発生した超音波振動をハン
ドピース先端側に設けた処置部に伝達して、この処置部
を処置対象部位に押し当てて生体組織を処置するように
なっている。また、このような手術装置が普及するにつ
れて、使用できるハンドピースの種類も多くなってき
た。
を手術装置に接続可能とすれば、一度の外科手術の中で
様々なハンドピースを使用可能となるが、この場合接続
した複数のハンドピースを切り換えるハンドピース切換
手段が必要となる。
述したハンドピース切換手段を装置表面例えばフロント
パネルに設けるとすると、その装置は手術室における不
潔域に設けられることになり、実際に手術を行っている
術者は操作することができず、看護婦等に操作してもら
う必要があり、煩雑になる虞れがある。
ものであり、操作性を向上し、且つ簡易な構造で遠隔操
作を可能とする超音波手術システムを提供することを目
的とする。
請求項1に係る本発明は、本体部と、複数のハンドピー
スを接続自在に前記本体部に設けたハンドピース接続部
と、このハンドピース接続部に接続されたハンドピース
に対して駆動信号を供給するよう前記本体部に設けた駆
動手段と、を備えた超音波手術システムにおいて、前記
本体部に設けた前記駆動手段を遠隔的に操作自在な遠隔
操作手段と、前記遠隔操作手段の操作信号に基づき、前
記ハンドピース接続部に対して前記駆動信号の出力を切
り換える出力切換手段と、を具備したことを特徴として
いる。また、請求項2に係る本発明は、ハンドピースに
対して駆動信号を供給する駆動信号出力手段を備えた駆
動信号発生装置と、前記駆動信号発生装置の駆動信号出
力部に対し着脱自在に接続され、前記駆動信号出力手段
から発生された駆動信号を複数の出力端に選択的に出力
する選択手段を備えた拡張ユニットと、前記駆動信号発
生装置に設けた駆動信号出力手段を前記拡張ユニットを
介して遠隔的に操作可能な遠隔操作手段と、前記遠隔操
作手段の操作信号に基づき、前記拡張ユニットに入力し
た駆動信号を前記複数の出力端に対して選択的に切り替
える切替手段とを具備したことを特徴としている。この
構成により、操作性を向上し、且つ簡易な構造で遠隔操
作を可能とする超音波手術システムを実現する。
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図3は本発明の第1の
実施の形態に係り、図1は本発明の第1の実施の形態に
係る超音波手術システムの概略構成を示す説明図、図2
は図1のシザース型ハンドピースと選択的に使用される
内蔵型ハンドスイッチを有するハンドピースを示す外観
図、図3は図1の回路ブロック図である。
駆動信号を発生する後述の駆動手段を内蔵した装置本体
2と、この装置本体2に着脱自在に接続され、後述の超
音波振動子を内蔵したシザース型ハンドピース3Aと、
このシザース型ハンドピース3Aの沿うサブ側部に着脱
自在に取り付け可能な外付けハンドスイッチ4と、前記
装置本体2に着脱自在に接続され、前記ハンドスイッチ
4と選択的に押下操作されるフットスイッチ5とから主
に構成される。
電源スイッチ7と動作状態を示す表示パネル8と、前記
シザース型ハンドピース3Aと接続するハンドピースコ
ネクタ9と、前記外付けハンドスイッチ4を接続するハ
ンドスイッチコネクタ10とが設けられている。尚、装
置本体2のリヤパネル(不図示)には、前記フットスイ
ッチ5のフットスイッチプラグ5aを着脱自在に接続可
能なフットスイッチコネクタ5b(図3参照)が設けら
れている。
いシース11aと、このシース11aの基端部に連結さ
れた手元側の操作部12aと、このシース11aの先端
部に配設された処置部13aとからなり、装置本体2の
ハンドピースコネクタ9に接続するハンドピースプラグ
14aを有している。
音波振動を発生する後述の超音波振動子と、この超音波
振動子からの超音波振動を処置部13aに伝達するプロ
ーブ15aとが内蔵されている。前記処置部13aに
は、シース11aの先端部に回動自在に支持された把持
部16aが設けられていて、前記プローブ15aの先端
部に対して接離可能となっている。前記操作部12aに
は、固定ハンドル17aと可動ハンドル18aとが設け
られていて、固定ハンドル17aに対して可動ハンドル
18aを開閉動作することにより、処置部13aの把持
部16aをプローブ15aの先端部に対して接離させる
ことができるようになっている。この場合、可動ハンド
ル18aを閉操作するに伴い把持部16aをプローブ1
5aの先端側にむけて閉じる方向に回動させ、この把持
部16aとプローブ15a先端との間で例えば人体内の
血管等の生体組織を把持することができるようになって
いる。そして、この状態でシザース型ハンドピース3A
内の超音波振動子を駆動することによって、プローブ1
5aと把持部16aとの間の生体組織に超音波による凝
固切開処置を施すことができるようになっている。
ース型ハンドピース3Aの手元側の操作部12a部分に
着脱可能に取り付けるようになっている。このハンドス
イッチ4は、例えば2つのスイッチA、Bを備えてお
り、基端側には前記装置本体2のハンドスイッチコネク
タ10に接続するハンドスイッチプラグ19を有してい
る。
ネクタ9には、図2に示す他のシザース型ハンドピース
3Bが前記シザース型ハンドピース3Aと選択的に着脱
自在に接続されるようになっている。このシザース型ハ
ンドピース3Bは、手元側の操作部12b部分にハンド
スイッチを内蔵した内蔵型ハンドスイッチ20を設けて
いて、この内蔵型ハンドスイッチ20の信号線がハンド
ピースプラグ14bに含まれていること以外はシザース
型ハンドピース3Aと同様な構成である。
ッチ4または内蔵型ハンドスイッチ20の操作信号に基
づき、前記ハンドピースコネクタ9の出力端に対して駆
動手段からの駆動信号の出力(オンオフ)を切り換える
出力切換手段を設けるように構成している。尚、装置本
体2の複数のハンドピースコネクタ9にシザース型ハン
ドピース3A、3B以外のハンドピースを複数同時に接
続する場合には、前記複数のハンドピースコネクタ9の
出力端に対して、駆動信号の出力(オンオフ)以外に接
続状態を切り換える切換手段を設けるように構成しても
良い。
の回路構成を説明する。前記装置本体2の回路構成は、
前記シザース型ハンドピース3A、3B等のハンドピー
スに内蔵された超音波振動子31を駆動する駆動回路3
2と、前記外付けハンドスイッチ4または内蔵型ハンド
スイッチ20の押下操作を検知するスイッチ検知回路
(以下、SW検知回路)33と、このSW検知回路33
の信号やフットスイッチ3の操作信号、或いはフロント
パネル6の操作信号に基づいて、前記駆動回路32及び
前記表示パネル8を制御する制御回路34とから主に構
成される。
には、前記シザース型ハンドピース3A、3B等のハン
ドピースプラグ14a、14bが接続できるようになっ
ている。尚、図中では、内蔵型ハンドスイッチ20を有
した前記シザース型ハンドピース3Bが装置本体2に接
続されている。また、前記装置本体2のハンドスイッチ
コネクタ10に外付けハンドスイッチ4が接続されてい
る。前記ハンドピースプラグ14bには、前記超音波振
動子31への駆動信号ライン36に加えて、ハンドスイ
ッチ用の信号ライン37を有している。
スイッチコネクタ9の信号ライン37とハンドピースコ
ネクタ9内のハンドスイッチ用の信号ライン37とが並
列に接続されており、外付けハンドスイッチ4または内
蔵型ハンドスイッチ20のどちらの信号でもSW検知回
路33はハンドスイッチを押下操作したことを検知し
て、制御回路34に信号を伝達し、制御回路34で駆動
回路32を動作させることで、駆動信号の出力を制御し
超音波振動子31をオンオフするようになっている。ま
た、制御回路34は、SW検知回路33からの信号によ
り、前記表示パネル8に現在使用されているハンドピー
ス及びハンドスイッチを表示するようになっている。
を用いて、生体組織の処置対象部位に例えば、内蔵型ハ
ンドスイッチ20を有した前記シザース型ハンドピース
3Bの処置部13aを当接させた状態で、該シザース型
ハンドピース3Bを制御する。尚、シザース型ハンドピ
ース3Bの代わりにシザース型ハンドピース3Aを装置
本体2に接続して用いても良い。
はBスイッチを押下操作することにより、内蔵型ハンド
スイッチ20の操作信号は、装置本体2のSW検知回路
31に伝達され、内蔵型ハンドスイッチ20のA又はB
スイッチが押されたことを検知し、その検知された操作
信号に基づき、制御回路32が駆動回路32を制御して
駆動信号の出力(オンオフ)の制御を行うと共に、制御
回路32の制御により表示パネル8にて現在使用されて
いる内蔵型ハンドスイッチ20を表示する。
ンドスイッチ4を用いたい場合、例えば、術者がハンド
ピースの把持以外に手を離せないがハンドピースのオン
オフ操作を看護婦等に指示して行ってもらう場合、外付
けハンドスイッチ4を装置本体2に接続して、使用す
る。
Bスイッチを押下操作することにより、外付けハンドス
イッチ4の操作信号は、装置本体2のSW検知回路31
に伝達され、外付けハンドスイッチ4が押されたことを
検知し、その検知された操作信号に基づき、制御回路3
2が駆動回路32を制御して駆動信号の出力(オンオ
フ)の制御を行うと共に、制御回路32の制御により表
示パネル8にて現在使用されている外付けハンドスイッ
チ4を表示する。また、その逆に、予め外付けハンドス
イッチ4を装置本体2に接続して使用し、内蔵型ハンド
スイッチ20の押下操作にて、駆動信号の出力(オンオ
フ)を行うようにしても構わない。
は、外付けハンドスイッチ4の何れの種類のハンドスイ
ッチでも動作が可能であり、どのハンドスイッチを用い
て駆動信号の出力(オンオフ)を行っているのかを確認
することができる。従って、操作性を向上し、且つ簡易
な構造で遠隔操作を可能と超音波手術システムを実現す
ることができる。
発明の第2の実施の形態に係り、図4は本発明の第2の
実施の形態に係る超音波手術システムの概略構成を示す
説明図、図5は図4の回路ブロック図、図6は図2の拡
張ユニットのコネクタ選択処理動作を示すフローチャー
ト、図7はハンドスイッチの内部配線を示す説明図であ
り、図7(a)はA、Bの2つの出力スイッチを備えた
ハンドスイッチの内部配線を示す説明図、図7(b)は
同図(a)のA、Bの2つの出力スイッチに加えてセレ
クト用のスイッチが追加されているハンドスイッチの内
部配線を示す説明図、図7(c)は同図(b)のセレク
ト用のスイッチのみを備えたハンドスイッチの内部配線
を示す説明図である。
のハンドピースを装置本体2に着脱自在に接続し、この
ハンドピースの操作部側部に取り付けた外付けハンドス
イッチ4または内蔵型ハンドスイッチ20の押下操作に
より、ハンドピースの制御を行う超音波手術システム1
を構成していたが、本実施の形態では、複数のハンドピ
ースを同時に接続自在に取り付けて、外付けハンドスイ
ッチ4または内蔵型ハンドスイッチ20の押下操作によ
り、用いるハンドピースを選択するように構成してい
る。
音波手術システム51は、駆動信号を発生する後述の駆
動手段を内蔵した装置本体52と、この装置本体52に
設けた駆動手段からの駆動信号が供給される拡張ユニッ
ト53と、この拡張ユニット53に設けた出力ポート5
4a、54b、54cに着脱自在に接続されるシザース
型ハンドピース3A、フック型ハンドピース3C及びト
ラカール型ハンドピース3Dと、これらハンドピースの
操作部側部に着脱自在に取り付け可能な外付けハンドス
イッチ55と、このハンドスイッチ55と選択的に押下
操作されるフットスイッチ56と、前記拡張ユニット5
3に着脱自在に取り付け可能で、前記出力ポート54
a、54b、54cを遠隔的に選択するリモートスイッ
チ57とから主に構成されている。
ック型ハンドピース3C及びトラカール型ハンドピース
3Dは、ハンドピースプラグ14a、14c、14dを
前記出力ポート54a、54b、54cに接続して、選
択的にどれか―つのハンドピースを使えるようになって
いる。また、前記第1の実施の形態で説明した内蔵型ハ
ンドスイッチ20を内蔵したものを前記拡張ユニット5
3に着脱自在に接続しても対応可能である。
は、前記第1の実施の形態と同様に電源スイッチ62と
動作状態を示す表示パネル63と、前記外付けハンドス
イッチ55を着脱自在に接続可能なハンドスイッチコネ
クタ64とが設けられている。尚、前記装置本体52の
リヤパネル(不図示)には、前記フットスイッチ56の
フットスイッチプラグ56aを着脱自在に接続可能なフ
ットスイッチコネクタ56b(図5参照)が設けられて
いる。また、前記装置本体52の出力ポート52aは、
接続コード65によって前記拡張ユニット53の入力ポ
ート53aに接続されるようになっていて(図5参
照)、装置本体52に設けた駆動手段からの駆動信号を
出力ポート52a、接続コード65、入力ポート53を
介して供給するようになっている。
52のハンドスイッチコネクタ63と同様の機能を有
し、前記ハンドスイッチ55を着脱自在に接続可能なコ
ネクタ71、72、73と、前記出力ポート54a、5
4b、54cのうち1つのポートを手動で選択可能な選
択スイッチ74、75、76と、選択されたハンドピー
ス及びハンドスイッチを表音で報知するスピーカ77
と、前記リモートスイッチ57のリモートスイッチプラ
グ57aが着脱自在に接続可能なリモートスイッチコネ
クタ78(図5参照)とが設けられている。
ッチ55またはリモートスイッチ57の操作信号に基づ
き、前記拡張ユニット53に設けた選択手段で選択した
前記拡張ユニット53の出力ポート54a、54b、5
4cに対して、前記装置本体52に設けた駆動手段から
の駆動信号の出力(オンオフ)を選択的に切り換える出
力切換手段を設けるように構成している。
超音波手術システムの回路構成を説明する。前記装置本
体52の回路構成は、図3で説明した装置本体2と同様
な構成かつ機能を有し、駆動回路81と、SW検知回路
82と、表示パネル83及び制御回路84とから主に構
成される。
拡張ユニット53の出力ポート54a、54b、54c
を切り換えて信号線をつなぐリレー85と、前記内蔵型
ハンドスイッチ20、外付けハンドスイッチ55または
リモートスイッチ57の操作信号に基づき、前記リレー
85を制御する制御回路86とで主に構成される。
またはメモリを有し、出力ポートが一旦選択された場合
には、再度選択されるまで、その選択された出力ポート
を記憶しているようになっている。尚、図中では、前記
拡張ユニット53に前記シザース型ハンドピース3A
と、内蔵型ハンドスイッチ20を有した前記シザース型
ハンドピース3Bと、外付けハンドスイッチ55と、リ
モートスイッチ57とが接続されている。
ハンドスイッチ55、リモートスイッチ57は、押下操
作されることにより前記出力ポート54a、54b、5
4cの内何れかの出力ポートを選択できるようになって
いて、これらの押下操作による操作信号が前記拡張コネ
クタ53の前記制御回路86に入力されると、この制御
回路86が前記リレー85を制御して、選択された出力
ポートに切り換えると共に、装置本体52のSW検知回
路82に伝達されるようになっている。
たは、外付けハンドスイッチ55等のハンドスイッチ
は、選択したハンドピースのみを使用可能とし、同じス
イッチが出力オンオフの機能と選択の機能との2つの機
能を持つことになり、煩雑である。そこで、ハンドスイ
ッチのA及びBスイッチを同時に押下操作することで、
出力ポートを選択する信号として、別々に押された場合
は、駆動信号の出力(オンオフ)を行う操作信号となる
ように構成する。更に具体的には、前記内蔵型ハンドス
イッチ20または、外付けハンドスイッチ55のA及び
Bスイッチを同時に押下操作することで、出力ポート5
4a、54b、54cのどれかを選択する信号として認
識され、別々に押された場合はそれが既に選択されてい
る出力ポートに対応したスイッチであれば、駆動信号の
出力(オンオフ)を行う操作信号として伝達するように
構成している。
cのどれかが選択された場合には、制御回路86の制御
にてどの出力ポートが選択されたのかを表示パネル8に
て表示するが、その表示パネルを術者が見辛い位置にい
る場合に、実際にどの出力ポートが選択されたのかを確
認する手段として、音の種類又は音声によって、例えば
出力ポート54aが選択されたら1度の発音、出力ポー
ト45bが選択されたら2度の発音、などの音を制御回
路86で生成してスピーカ77を駆動し、表音するよう
になっている。
0を前記第1の実施の形態と同様に例えば、内蔵型ハン
ドスイッチ20を有した前記シザース型ハンドピース3
Bの処置部13bを生体組織の処置対象部位に当接させ
た状態で、超音波処置を施す。そして、内蔵型ハンドス
イッチ20、外付けハンドスイッチ55またはリモート
スイッチ57のスイッチを押下操作して出力ポートを選
択する。
ッチ20または外付けハンドスイッチ55による出力ポ
ートの選択処理を説明する。例えば、内蔵型ハンドスイ
ッチ20のスイッチA(SW−A)及びスイッチB(S
W−B)を同時に押下操作すると、その信号が拡張ユニ
ット53の制御回路86へ入力され、スイッチA(SW
−A)及びスイッチB(SW−B)を同時に押したこと
を検知(ステップS1)し、出力ポート54aを選択す
る選択制御を行う(ステップS2)。この選択制御で
は、出力ポート54aを選択する信号として装置本体5
2のSW検知回路82に伝達すると共に、前記リレー8
5を制御して選択された出力ポート54aに対応して切
り換える。そして、装置本体52の制御回路34の制御
によって前記表示パネル83に現在使用されているシザ
ース型ハンドピース3B及び内蔵型ハンドスイッチ20
を表示すると共に、前記拡張ユニット53の制御回路8
6の制御によって前記スピーカ77の表音により選択さ
れた出力ポート54aを報知する(ステップS3)。
(SW−A)及びスイッチB(SW−B)を同時に押下
操作することなく、拡張ユニット53に設けられたフロ
ントパネル71の選択スイッチ(選択SW)74を押下
操作すると、その信号が拡張ユニット53の制御回路8
6へ入力され、選択スイッチ(選択SW)74の押下操
作を検知し(ステップS4)、以下同様に出力ポート5
4aの選択制御(ステップS2)を行い、選択した出力
ポート54aの報知(ステップS3)が行われる。
57の出力ポート54aに対応する選択スイッチを押下
操作すると、上記拡張ユニット53の選択スイッチ74
と同様に、選択スイッチの押下操作を検知し(ステップ
S5)、以下同様に出力ポートの選択制御(ステップS
2)、選択した出力ポートの報知(ステップS3)が行
われる。
チA(SW−A)またはスイッチB(SW−B)を個別
に押下操作すると、その信号が拡張ユニット53の制御
回路86へ入力され、スイッチA(SW−A)またはス
イッチB(SW−B)を個別に押したことを検知し(ス
テップS6またはステップS7)、この押されたスイッ
チA(SW−A)またはスイッチB(SW−B)が既に
選択されている出力ポート54aに対応したスイッチで
あれば(ステップS8)、この押されたスイッチA(S
W−A)またはスイッチB(SW−B)の信号を装置本
体52に伝達する(ステップS9)。そして、出力ポー
ト54aが選択されると、前記装置本体52に設けられ
た駆動回路81からの駆動信号が選択された出力ポート
54aを介してシザース型ハンドピース3Bに伝達さ
れ、超音波処置を行うことができる。
たいハンドピースを選択することで、操作性が向上して
手術に集中できる。また、内蔵型ハンドスイッチ20の
操作によってハンドピースを選択する場合に、ハンドス
イッチ線を増やすことなく、出力をオンオフする機能
と、出力ポートを選択する機能との2つを分けることが
できるので、操作性が良い。更に、出力ポートの切換え
結果を装置本体52の表示パネル63で見ることができ
ない位置にいても、表音にて実際にどの出力ポートが選
択されたのかを確認することができるため操作性が向上
する。
に用いられるハンドスイッチは、図7に示すような内部
配線となっている。図7(a)に示すハンドスイッチ1
01は、出力オン、出力オフ用として、スイッチAとス
イッチBとで構成されている。一方、このハンドスイッ
チ101に対して、図7(b)に示すハンドスイッチ1
02は、スイッチA及びスイッチBの2つの出力スイッ
チに加えて、セレクト用のスイッチSが追加されている
タイプであり、スイッチSを押すとスイッチA及びスイ
ッチBを同時にオンするように構成されている。これに
より、スイッチA及びスイッチBの同時押しで出力ポー
トの選択スイッチとして機能するようになっている。
02は、同じ1つのハンドスイッチで出力オンオフの機
能と選択の機能との2つの機能を持つため、ハンドピー
スによっては、出力オン、出力オフを内蔵型ハンドスイ
ッチ20で行い、出力ポートの選択だけはフットスイッ
チ等別のスイッチで行いたい場合がある。そのため、図
7(c)に示すように、セレクト用スイッチSのみ設け
たハンドスイッチ103を用いると有効である。
した実施の形態にのみ限定されるものではなく、本発明
の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である。
在に前記本体部に設けたハンドピース接続部と、このハ
ンドピース接続部に接続されたハンドピースに対して駆
動信号を供給するよう前記本体部に設けた駆動手段と、
を備えた超音波手術システムにおいて、前記本体部に設
けた前記駆動手段を遠隔的に操作自在な遠隔操作手段
と、前記遠隔操作手段の操作信号に基づき、前記ハンド
ピース接続部に対して前記駆動信号の出力を切り換える
出力切換手段と、を具備したことを特徴とする超音波手
術システム。
信号を供給する駆動信号出力手段を備えた駆動信号発生
装置と、前記駆動信号発生装置の駆動信号出力部に対し
着脱自在に接続され、前記駆動信号出力手段から発生さ
れた駆動信号を複数の出力端に選択的に出力する選択手
段を備えた拡張ユニットと、前記駆動信号発生装置に設
けた駆動信号出力手段を前記拡張ユニットを介して遠隔
的に操作可能な遠隔操作手段と、前記遠隔操作手段の操
作信号に基づき、前記拡張ユニットに入力した駆動信号
を前記複数の出力端に対して選択的に切り替える切替手
段とを具備したことを特徴とする超音波手術システム。
は、前記装置本体に設けられていることを特徴とする付
記項1に記載の超音波手術システム。
ハンドピースに着脱自在に取り付け可能なハンドスイッ
チであることを特徴とする付記項1または2に記載の超
音波手術システム。
ハンドピースに内蔵され、前記ハンドピースの外周部に
露出したハンドスイッチであることを特徴とする付記項
1または2に記載の超音波手術システム。
装置本体または前記拡張ユニットに着脱自在に接続可能
なハンドスイッチであることを特徴とする付記項1また
は2に記載の超音波手術システム。
れた前記選択手段による選択動作の際に、表音によって
選択されたポートを報知する報知手段を設けたことを特
徴とする付記項2に記載の超音波手術システム。
作性を向上し、且つ簡易な構造で遠隔操作を可能とする
ことができる。
ステムの概略構成を示す説明図
される内蔵型ハンドスイッチを有するハンドピースを示
す外観図
ステムの概略構成を示す説明図
示すフローチャート
Claims (2)
- 【請求項1】 本体部と、複数のハンドピースを接続自
在に前記本体部に設けたハンドピース接続部と、このハ
ンドピース接続部に接続されたハンドピースに対して駆
動信号を供給するよう前記本体部に設けた駆動手段と、
を備えた超音波手術システムにおいて、 前記本体部に設けた前記駆動手段を遠隔的に操作自在な
遠隔操作手段と、 前記遠隔操作手段の操作信号に基づき、前記ハンドピー
ス接続部に対して前記駆動信号の出力を切り換える出力
切換手段と、 を具備したことを特徴とする超音波手術システム。 - 【請求項2】 ハンドピースに対して駆動信号を供給す
る駆動信号出力手段を備えた駆動信号発生装置と、 前記駆動信号発生装置の駆動信号出力部に対し着脱自在
に接続され、前記駆動信号出力手段から発生された駆動
信号を複数の出力端に選択的に出力する選択手段を備え
た拡張ユニットと、 前記駆動信号発生装置に設けた駆動信号出力手段を前記
拡張ユニットを介して遠隔的に操作可能な遠隔操作手段
と、 前記遠隔操作手段の操作信号に基づき、前記拡張ユニッ
トに入力した駆動信号を前記複数の出力端に対して選択
的に切り替える切替手段とを具備したことを特徴とする
超音波手術システム。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26924299A JP2001087276A (ja) | 1999-09-22 | 1999-09-22 | 超音波手術システム |
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