JP2001086793A - 駆動回路 - Google Patents
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- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K3/00—Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
- H03K3/80—Generating trains of sinusoidal oscillations
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02M—APPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
- H02M7/00—Conversion of ac power input into dc power output; Conversion of dc power input into ac power output
- H02M7/42—Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal
- H02M7/44—Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters
- H02M7/48—Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode
- H02M7/505—Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a thyratron or thyristor type requiring extinguishing means
- H02M7/515—Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a thyratron or thyristor type requiring extinguishing means using semiconductor devices only
- H02M7/525—Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a thyratron or thyristor type requiring extinguishing means using semiconductor devices only with automatic control of output waveform or frequency
- H02M7/527—Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a thyratron or thyristor type requiring extinguishing means using semiconductor devices only with automatic control of output waveform or frequency by pulse width modulation
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Inverter Devices (AREA)
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
- Control Of Ac Motors In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 正弦波電流により駆動されるモータなどの駆
動回路において、回路規模の増大とコスト高を招くこと
なしに精度の高い正弦波電流を生成できるようにする。 【解決手段】 直列に接続した複数の抵抗素子で抵抗回
路12を構成し、この抵抗回路12で抵抗分割により発
生させた複数段の電圧のうち、スイッチ回路13とタイ
ミング回路14で所定の電圧を選択してPWM生成コン
パレータ16へ出力することにより、正弦波電流を作る
のに必要な基本波形を得るようにした。
動回路において、回路規模の増大とコスト高を招くこと
なしに精度の高い正弦波電流を生成できるようにする。 【解決手段】 直列に接続した複数の抵抗素子で抵抗回
路12を構成し、この抵抗回路12で抵抗分割により発
生させた複数段の電圧のうち、スイッチ回路13とタイ
ミング回路14で所定の電圧を選択してPWM生成コン
パレータ16へ出力することにより、正弦波電流を作る
のに必要な基本波形を得るようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、モータの駆動回
路に関し、詳しくは、ブラシレスモータやインダクショ
ンモータなどの正弦波PWM駆動されるモータの駆動回
路に関する。
路に関し、詳しくは、ブラシレスモータやインダクショ
ンモータなどの正弦波PWM駆動されるモータの駆動回
路に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の正弦波PWM駆動される
モータの駆動回路図である。この駆動回路10は、基準
クロックを発生してタイミング回路2に供給する基準ク
ロック発生回路1と、前記基準クロックに同期して所定
のROMアドレスを指定し、対応するROMデータを読
み出して所定のデータラッチ回路4に出力するタイミン
グ回路2と、ROMアドレスとROMデータ(0/1デ
ータ)とを対応付けて記憶するROM3と、読み出され
たROMデータを一時的に保持するデータラッチ回路4
と、DAC(デジタル−アナログコンバータ)6と、P
WM変調時のキャリア信号となる三角波形を発生する三
角波発生回路6と、PWM生成コンパレータ(電圧比較
回路)7とから構成されている。データラッチ回路4、
DAC5及びPWM生成コンパレータ7は、UVW3相
の各相ごとに設けられている。
モータの駆動回路図である。この駆動回路10は、基準
クロックを発生してタイミング回路2に供給する基準ク
ロック発生回路1と、前記基準クロックに同期して所定
のROMアドレスを指定し、対応するROMデータを読
み出して所定のデータラッチ回路4に出力するタイミン
グ回路2と、ROMアドレスとROMデータ(0/1デ
ータ)とを対応付けて記憶するROM3と、読み出され
たROMデータを一時的に保持するデータラッチ回路4
と、DAC(デジタル−アナログコンバータ)6と、P
WM変調時のキャリア信号となる三角波形を発生する三
角波発生回路6と、PWM生成コンパレータ(電圧比較
回路)7とから構成されている。データラッチ回路4、
DAC5及びPWM生成コンパレータ7は、UVW3相
の各相ごとに設けられている。
【0003】上記駆動回路10において、タイミング回
路2は基準クロック発生回路1からの基準クロックに同
期して所定のROMアドレスを指定し、このROMアド
レスに対応するROMデータ(電圧値)をROM3から
読み出して、各相ごとの所定のタイミングで各データラ
ッチ回路4に出力する。次いで、DAC5でROMデー
タをアナログ電圧に変換し、正弦波電流を作るのに必要
な基本波形を作成した後、PWM生成コンパレータ7で
基本波形と三角波形とを用いてPWM変調することで、
図示しないモータを駆動するための正弦波電流を得てい
た。
路2は基準クロック発生回路1からの基準クロックに同
期して所定のROMアドレスを指定し、このROMアド
レスに対応するROMデータ(電圧値)をROM3から
読み出して、各相ごとの所定のタイミングで各データラ
ッチ回路4に出力する。次いで、DAC5でROMデー
タをアナログ電圧に変換し、正弦波電流を作るのに必要
な基本波形を作成した後、PWM生成コンパレータ7で
基本波形と三角波形とを用いてPWM変調することで、
図示しないモータを駆動するための正弦波電流を得てい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の駆動回路10では、モータを駆動するための正弦波電
流を作るのに必要な基本波形を作成するために、ROM
3から読み出したROMデータをDAC5で電圧変換す
るという方法をとっていた。しかし、このような方法で
は回路規模が大きくなり、専用ICとして集積化した場
合にはコストが高くなるという問題点があった。
の駆動回路10では、モータを駆動するための正弦波電
流を作るのに必要な基本波形を作成するために、ROM
3から読み出したROMデータをDAC5で電圧変換す
るという方法をとっていた。しかし、このような方法で
は回路規模が大きくなり、専用ICとして集積化した場
合にはコストが高くなるという問題点があった。
【0005】また上記の方法では、精度の高い正弦波電
流を得るためには分解能が高い高精度のDACが必要と
なり、回路規模の増大とコスト高を招く原因となってい
た。
流を得るためには分解能が高い高精度のDACが必要と
なり、回路規模の増大とコスト高を招く原因となってい
た。
【0006】この発明の目的は、回路規模の増大とコス
ト高を招くことなしに精度の高い正弦波電流を生成する
ことができる駆動回路を提供することにある。
ト高を招くことなしに精度の高い正弦波電流を生成する
ことができる駆動回路を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、抵抗分割により複数段の電圧を
発生する抵抗回路と、前記複数段の電圧のうち、外部か
ら選択された所定の電圧を所定のタイミングで出力する
選択回路とを備えた電圧発生回路と、三角波波形を発生
する三角波発生回路と、前記電圧発生回路で発生した基
本波形と前記三角波波形とを変調して正弦波電流を生成
するための端子電圧を作成する変調回路とを有すること
を特徴とする。
め、請求項1の発明は、抵抗分割により複数段の電圧を
発生する抵抗回路と、前記複数段の電圧のうち、外部か
ら選択された所定の電圧を所定のタイミングで出力する
選択回路とを備えた電圧発生回路と、三角波波形を発生
する三角波発生回路と、前記電圧発生回路で発生した基
本波形と前記三角波波形とを変調して正弦波電流を生成
するための端子電圧を作成する変調回路とを有すること
を特徴とする。
【0008】また、請求項2の発明は、請求項1におい
て、前記端子電圧から前記正弦波電流を生成する出力ド
ライブ回路と、この正弦波電流により駆動されるモータ
とをさらに具備することを特徴とする。
て、前記端子電圧から前記正弦波電流を生成する出力ド
ライブ回路と、この正弦波電流により駆動されるモータ
とをさらに具備することを特徴とする。
【0009】さらに、請求項3の発明は、前記抵抗回路
は直列に接続された複数の抵抗素子で構成され、前記選
択回路は外部からの選択信号により導通/非導通が制御
される複数のスイッチ素子で構成されることを特徴とす
る。
は直列に接続された複数の抵抗素子で構成され、前記選
択回路は外部からの選択信号により導通/非導通が制御
される複数のスイッチ素子で構成されることを特徴とす
る。
【0010】上記構成によれば、抵抗回路で発生させた
複数段の電圧のうち、選択回路で所定の電圧を選択する
ことにより、正弦波電流を作るのに必要な基本波形を得
ることができる。このため、従来例のようにROMから
読み出したROMデータをDACで電圧変換する方法に
比べて、回路規模を小さくすることができる。
複数段の電圧のうち、選択回路で所定の電圧を選択する
ことにより、正弦波電流を作るのに必要な基本波形を得
ることができる。このため、従来例のようにROMから
読み出したROMデータをDACで電圧変換する方法に
比べて、回路規模を小さくすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係わる駆動回路
の実施形態について説明する。ここでは、正弦波PWM
駆動されるモータの駆動回路を例とする。
の実施形態について説明する。ここでは、正弦波PWM
駆動されるモータの駆動回路を例とする。
【0012】図1は、この実施形態に係わるモータの駆
動回路図である。この駆動回路100は、基準クロック
を発生してタイミング回路14に供給する基準クロック
発生回路11と、正弦波電流を作るのに必要な基本波形
の電圧を発生する抵抗回路12と、抵抗回路12で発生
する複数段の電圧のうち、タイミング回路14で選択さ
れた所定の電圧を出力するスイッチ回路13と、スイッ
チ回路13を制御するタイミング回路14と、変調時の
キャリア信号となる三角波形を発生する三角波発生回路
15と、PWM生成コンパレータ(電圧比較回路)16
とから構成されている。
動回路図である。この駆動回路100は、基準クロック
を発生してタイミング回路14に供給する基準クロック
発生回路11と、正弦波電流を作るのに必要な基本波形
の電圧を発生する抵抗回路12と、抵抗回路12で発生
する複数段の電圧のうち、タイミング回路14で選択さ
れた所定の電圧を出力するスイッチ回路13と、スイッ
チ回路13を制御するタイミング回路14と、変調時の
キャリア信号となる三角波形を発生する三角波発生回路
15と、PWM生成コンパレータ(電圧比較回路)16
とから構成されている。
【0013】図1において、PWM生成コンパレータ1
6の後段には、モータ出力段として、図示しない出力ド
ライブ回路と正弦波PWM駆動されるモータが接続され
ている。
6の後段には、モータ出力段として、図示しない出力ド
ライブ回路と正弦波PWM駆動されるモータが接続され
ている。
【0014】上述した駆動回路100のうち、抵抗回路
12、スイッチ回路13及びタイミング回路14は電圧
発生回路を構成している。次に、これら各部について説
明する。
12、スイッチ回路13及びタイミング回路14は電圧
発生回路を構成している。次に、これら各部について説
明する。
【0015】抵抗回路12は、直列に接続された複数の
抵抗素子で構成されており、抵抗分割により複数段の電
圧を発生している。各抵抗素子の接続点からは出力信号
線が引き出されており、この出力信号線の導通を適宜に
選択することで、抵抗分割された複数段のうち、所定の
電圧を取り出すことができる。抵抗回路12を構成する
各抵抗素子の抵抗値は、正弦波電流を作るのに必要な基
本波形ができるように設定される。すなわち、各抵抗素
子の抵抗値は、抵抗分割により発生する複数段の電圧に
より、必要とする基本波形の各区間ごとの電圧が得られ
るように、その基本波形をもとにあらかじめ計算された
値に設定される。
抵抗素子で構成されており、抵抗分割により複数段の電
圧を発生している。各抵抗素子の接続点からは出力信号
線が引き出されており、この出力信号線の導通を適宜に
選択することで、抵抗分割された複数段のうち、所定の
電圧を取り出すことができる。抵抗回路12を構成する
各抵抗素子の抵抗値は、正弦波電流を作るのに必要な基
本波形ができるように設定される。すなわち、各抵抗素
子の抵抗値は、抵抗分割により発生する複数段の電圧に
より、必要とする基本波形の各区間ごとの電圧が得られ
るように、その基本波形をもとにあらかじめ計算された
値に設定される。
【0016】スイッチ回路13は、タイミング回路14
からの選択信号により導通/非導通が制御される複数の
スイッチ素子で構成されている。このスイッチ回路13
では、UVW3相の各相ごとにそれぞれ複数個のスイッ
チ素子が割り当てられている。各相ごとに割り当てられ
たスイッチ素子は、抵抗回路12の各抵抗素子の接続点
から引き出された出力信号線とそれぞれ並列に接続され
ており、抵抗回路12で発生する複数段の電圧が、各相
ごとに独立して取り出されるように構成されている。
からの選択信号により導通/非導通が制御される複数の
スイッチ素子で構成されている。このスイッチ回路13
では、UVW3相の各相ごとにそれぞれ複数個のスイッ
チ素子が割り当てられている。各相ごとに割り当てられ
たスイッチ素子は、抵抗回路12の各抵抗素子の接続点
から引き出された出力信号線とそれぞれ並列に接続され
ており、抵抗回路12で発生する複数段の電圧が、各相
ごとに独立して取り出されるように構成されている。
【0017】タイミング回路14は、基準クロック発生
回路11からの基準クロックに同期して、スイッチ回路
13の所定のスイッチ素子に対し導通又は非導通の選択
信号を出力する。このタイミング回路14からの選択信
号により、所定のスイッチ素子が導通又は非導通状態と
なり、PWM生成コンパレータ16へは抵抗回路12で
発生した複数段の電圧のうち、選択された所定の電圧が
供給される。
回路11からの基準クロックに同期して、スイッチ回路
13の所定のスイッチ素子に対し導通又は非導通の選択
信号を出力する。このタイミング回路14からの選択信
号により、所定のスイッチ素子が導通又は非導通状態と
なり、PWM生成コンパレータ16へは抵抗回路12で
発生した複数段の電圧のうち、選択された所定の電圧が
供給される。
【0018】次に、上記のように構成された駆動回路1
00の動作を、図2に示す駆動波形図を参照しながら説
明する。図2は二相変調の例を示しており、分かりやす
くするために、三角波形の周波数を実際よりも小さくし
ている。
00の動作を、図2に示す駆動波形図を参照しながら説
明する。図2は二相変調の例を示しており、分かりやす
くするために、三角波形の周波数を実際よりも小さくし
ている。
【0019】タイミング回路14は、基準クロック発生
回路11からの基準クロックに同期して、スイッチ回路
13の所定のスイッチ素子に対し導通又は非導通の選択
信号を出力する。これにより、導通状態となったスイッ
チ素子を通じて、抵抗回路12で発生した複数段の電圧
のうち所定の電圧がPWM生成コンパレータ16へ出力
される。この結果、PWM生成コンパレータ16へは、
図2(a)に示すような基本波形が入力される。また、
PWM生成コンパレータ16へは、図2(a)に示すよ
うな三角波形が三角波発生回路15から入力される。
回路11からの基準クロックに同期して、スイッチ回路
13の所定のスイッチ素子に対し導通又は非導通の選択
信号を出力する。これにより、導通状態となったスイッ
チ素子を通じて、抵抗回路12で発生した複数段の電圧
のうち所定の電圧がPWM生成コンパレータ16へ出力
される。この結果、PWM生成コンパレータ16へは、
図2(a)に示すような基本波形が入力される。また、
PWM生成コンパレータ16へは、図2(a)に示すよ
うな三角波形が三角波発生回路15から入力される。
【0020】PWM生成コンパレータ16では、図2
(a)のように、スイッチ回路13から入力した基本波
形と三角波発生回路15から入力した三角波形とをPW
M変調し、図示しない出力ドライブ回路により、図2
(b)に示すようなモータ端子電圧Vu、Vv、Vwを
各相のタイミングで出力する。これらモータ端子電圧V
u、Vv、Vwが出力されることにより、図2(c)に
示すようなモータ線間電圧Vuv、Vvw、Vwu(図
2ではVuvのみを示す)となる。この結果、図示しな
いモータはモータ線間電圧Vuv、Vvw、Vwuによ
り得られる正弦波電流により回転駆動される。
(a)のように、スイッチ回路13から入力した基本波
形と三角波発生回路15から入力した三角波形とをPW
M変調し、図示しない出力ドライブ回路により、図2
(b)に示すようなモータ端子電圧Vu、Vv、Vwを
各相のタイミングで出力する。これらモータ端子電圧V
u、Vv、Vwが出力されることにより、図2(c)に
示すようなモータ線間電圧Vuv、Vvw、Vwu(図
2ではVuvのみを示す)となる。この結果、図示しな
いモータはモータ線間電圧Vuv、Vvw、Vwuによ
り得られる正弦波電流により回転駆動される。
【0021】このように、本実施形態に示すモータの駆
動回路100においては、抵抗回路12で発生させた複
数段の電圧のうち、タイミング回路14で所定の電圧を
選択して出力することにより、正弦波電流を作るのに必
要な基本波形を得るようにしている。このため、従来例
のようにROMから読み出したROMデータをDACで
電圧変換する方法に比べて、回路規模を小さくすること
ができる。したがって、専用ICとして集積化した場合
でもコスト高を招くことがない。
動回路100においては、抵抗回路12で発生させた複
数段の電圧のうち、タイミング回路14で所定の電圧を
選択して出力することにより、正弦波電流を作るのに必
要な基本波形を得るようにしている。このため、従来例
のようにROMから読み出したROMデータをDACで
電圧変換する方法に比べて、回路規模を小さくすること
ができる。したがって、専用ICとして集積化した場合
でもコスト高を招くことがない。
【0022】また、抵抗回路12を構成する抵抗素子の
値を、目的とする基本波形をもとに計算した値に設定す
るだけで、精度の高い正弦波電流を得ることができる。
したがって、従来例のように分解能が高い高精度のDA
Cが不要となるので、回路規模の増大とコスト高を招く
ことなしに精度の高い正弦波電流を作成することができ
る。
値を、目的とする基本波形をもとに計算した値に設定す
るだけで、精度の高い正弦波電流を得ることができる。
したがって、従来例のように分解能が高い高精度のDA
Cが不要となるので、回路規模の増大とコスト高を招く
ことなしに精度の高い正弦波電流を作成することができ
る。
【0023】ここで、従来例の駆動回路と本実施形態の
駆動回路の回路規模の違いについて説明する。図3は従
来例における駆動回路の構成を示すブロック図、図4は
本実施形態の駆動回路の構成を示すブロック図である。
また図3及び図4は、ともにICチップ内の面積構成を
示している。
駆動回路の回路規模の違いについて説明する。図3は従
来例における駆動回路の構成を示すブロック図、図4は
本実施形態の駆動回路の構成を示すブロック図である。
また図3及び図4は、ともにICチップ内の面積構成を
示している。
【0024】図3において、入力バイポーラ回路101
には図5の基準クロック発生回路1と図示しないホール
素子などの信号入力回路が、タイミング生成ロジック回
路102には図5のタイミング回路2が、DAC回路1
04には図5のデータラッチ回路5とDAC5が、出力
バイポーラ回路105には図5のPWM生成コンパレー
タ7が、出力段回路106には図示しない出力ドライブ
回路がそれぞれ含まれている。
には図5の基準クロック発生回路1と図示しないホール
素子などの信号入力回路が、タイミング生成ロジック回
路102には図5のタイミング回路2が、DAC回路1
04には図5のデータラッチ回路5とDAC5が、出力
バイポーラ回路105には図5のPWM生成コンパレー
タ7が、出力段回路106には図示しない出力ドライブ
回路がそれぞれ含まれている。
【0025】図3に示すように、従来例の駆動回路で
は、正弦波電流を作るのに必要な基本波形を作成するた
めのROM103及びDAC回路104が必要であり、
また、タイミング生成ロジック回路102もROM3の
アドレスやデータを扱うためにサイズが大きなものとな
っていた。
は、正弦波電流を作るのに必要な基本波形を作成するた
めのROM103及びDAC回路104が必要であり、
また、タイミング生成ロジック回路102もROM3の
アドレスやデータを扱うためにサイズが大きなものとな
っていた。
【0026】一方、図4において、タイミング生成ロジ
ック回路112には図1のタイミング回路14が、スイ
ッチと抵抗回路113には図1の抵抗回路12とスイッ
チ回路13がそれぞれ含まれている。
ック回路112には図1のタイミング回路14が、スイ
ッチと抵抗回路113には図1の抵抗回路12とスイッ
チ回路13がそれぞれ含まれている。
【0027】図4に示すように、本実施形態の駆動回路
では、正弦波電流を作るのに必要な基本波形を、規模の
小さなスイッチと抵抗回路113で作成することができ
るため、規模の大きなROM103及びDAC回路10
4が不要となる。また、タイミング生成ロジック回路1
12もROM3アドレスやデータを扱うことがないため
にサイズが小さくなる。したがって、図3に比べて回路
規模を小さくすることができる。
では、正弦波電流を作るのに必要な基本波形を、規模の
小さなスイッチと抵抗回路113で作成することができ
るため、規模の大きなROM103及びDAC回路10
4が不要となる。また、タイミング生成ロジック回路1
12もROM3アドレスやデータを扱うことがないため
にサイズが小さくなる。したがって、図3に比べて回路
規模を小さくすることができる。
【0028】このように、本実施形態に示すモータの駆
動回路は、従来例のようにROMから読み出したデータ
をDACで電圧変換する方法に比べて、回路規模を小さ
くすることができるので、専用ICとして集積化した場
合でもコスト高を招くことがない。
動回路は、従来例のようにROMから読み出したデータ
をDACで電圧変換する方法に比べて、回路規模を小さ
くすることができるので、専用ICとして集積化した場
合でもコスト高を招くことがない。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係わる
駆動回路においては、抵抗分割により複数段の電圧を発
生させ、このうち所定の電圧を選択して出力することに
より、正弦波電流を作るのに必要な基本波形を得るよう
にしたので、ROMやDACなどの回路が不要となり、
回路規模を小さくすることができる。このため、専用I
Cとして集積化した場合でも回路規模によるコスト高を
招くことがない。また、抵抗分割する各抵抗素子の値
を、目的とする基本波形をもとに計算した値に設定する
だけで、精度の高い正弦波電流を得ることができる。
駆動回路においては、抵抗分割により複数段の電圧を発
生させ、このうち所定の電圧を選択して出力することに
より、正弦波電流を作るのに必要な基本波形を得るよう
にしたので、ROMやDACなどの回路が不要となり、
回路規模を小さくすることができる。このため、専用I
Cとして集積化した場合でも回路規模によるコスト高を
招くことがない。また、抵抗分割する各抵抗素子の値
を、目的とする基本波形をもとに計算した値に設定する
だけで、精度の高い正弦波電流を得ることができる。
【0030】したがって、専用ICとして集積化した場
合でも、回路規模によるコスト高を招くことがなく、ま
た回路規模の増大とコスト高を招くことなしに精度の高
い正弦波電流を生成することができる。
合でも、回路規模によるコスト高を招くことがなく、ま
た回路規模の増大とコスト高を招くことなしに精度の高
い正弦波電流を生成することができる。
【図1】実施形態に係わるモータの駆動回路図。
【図2】二相変調の場合の駆動波形図。
【図3】従来例における駆動回路の面積構成を示すブロ
ック図。
ック図。
【図4】本実施形態の駆動回路の面積構成を示すブロッ
ク図。
ク図。
【図5】従来の正弦波PWM駆動されるモータの駆動回
路図。
路図。
3 ROM 4 データラッチ回路 5 DAC(デジタル−アナログコンバータ) 11 基準クロック発生回路 12 抵抗回路 13 スイッチ回路 14 タイミング回路 15 三角波発生回路 16 PWM生成コンパレータ
Claims (3)
- 【請求項1】 抵抗分割により複数段の電圧を発生する
抵抗回路と、前記複数段の電圧のうち、外部から選択さ
れた所定の電圧を所定のタイミングで出力する選択回路
とを備えた電圧発生回路と、 三角波波形を発生する三角波発生回路と、 前記電圧発生回路で発生した基本波形と前記三角波波形
とを変調して正弦波電流を生成するための端子電圧を作
成する変調回路とを有することを特徴とする駆動回路。 - 【請求項2】 前記端子電圧から前記正弦波電流を生成
する出力ドライブ回路と、この正弦波電流により駆動さ
れるモータとをさらに具備することを特徴とする請求項
1記載の駆動回路。 - 【請求項3】 前記抵抗回路は直列に接続された複数の
抵抗素子で構成され、前記選択回路は外部からの選択信
号により導通/非導通が制御される複数のスイッチ素子
で構成されることを特徴とする請求項1記載の駆動回
路。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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