JP2001084845A - 溶接用ケ―ブル - Google Patents
溶接用ケ―ブルInfo
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- JP2001084845A JP2001084845A JP25869199A JP25869199A JP2001084845A JP 2001084845 A JP2001084845 A JP 2001084845A JP 25869199 A JP25869199 A JP 25869199A JP 25869199 A JP25869199 A JP 25869199A JP 2001084845 A JP2001084845 A JP 2001084845A
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Abstract
線導体とこれらの撚り線導体と交差する左右方向に位置
する2本の負側の撚り線導体とをセパレ―タの端部近傍
で位置の変更を行わせてからタ―ミナルコンタクトエン
ドに導くことにより各タ―ミナルコンタクトエンドの構
造を簡略化すると共に各タ―ミナルの小型化が図れるよ
うな溶接用ケ―ブルを提供する。 【解決手段】 セパレ―タの4分割された分離片間に正
側の撚り線導体と負側の撚り線導体とを交互に配設した
溶接用ケ―ブルにおいて、セパレ―タの端部近傍で該セ
パレ―タ内の撚り線導体の位置を変更し、セパレ―タの
端部における2本の正側の撚り線導体と2本の負側の撚
り線導体とをそれぞれ上下方向或は左右方向で略同一レ
ベルにまとめ、該まとめられた各撚り線導体群をそれぞ
れのタ―ミナルコンタクトエンドに圧着固定するように
した溶接用ケ―ブル。
Description
特に絶縁性セパレ―タの放射状に4分割された分離片間
に正側の撚り線導体と負側の撚り線導体とを交互に配設
し、これら導体を正,負のタ―ミナルコンタクトエンド
に圧着固定するようにした溶接用ケ―ブルに関するもの
である。
割された分離片間に正側の撚り線導体と負側の撚り線導
体とを交互に配設した溶接用ケ―ブルは普通に知られて
いる。そして、このような溶接用ケ―ブルにおいて、ケ
―ブルの端部からの各撚り線導体を正,負のタ―ミナル
コンタクトエンドに圧着固定するものとして、例えば上
下方向に位置する2本の正側の撚り線導体とこれらの撚
り線導体と交差する左右方向に位置する2本の負側の撚
り線導体とを各タ―ミナルコンタクトエンド内で、それ
ぞれ上下方向或は左右方向に略同一レベルで整列させて
取り付けるようにしたものが米国特許第4018976
号明細書に開示されているように公知である。
技術では、タ―ミナルコンタクトエンド内で上下方向に
位置する撚り線導体とこれらの撚り線導体と交差する左
右方向に位置する撚り線導体とをそれぞれ上下方向或は
左右方向に略同一レベルに整列させるための構成が必要
となり、そのため各タ―ミナルコンタクトエンドの構造
が複雑となると共に前記整列させるための各タ―ミナル
コンタクトエンドの長さが必要となって各タ―ミナルが
長大化する虞がある。
されたものであり、その目的とするところは、例えば上
下方向に位置する2本の正側の撚り線導体とこれらの撚
り線導体と交差する左右方向に位置する2本の負側の撚
り線導体とをセパレ―タの端部近傍で位置の変更を行わ
せてからタ―ミナルコンタクトエンドに導くことにより
各タ―ミナルコンタクトエンドの構造を簡略化すると共
に各タ―ミナルの小型化が図れるような溶接用ケ―ブル
を提供しようとするものである。
に、本発明における溶接用ケ―ブルは、絶縁性セパレ―
タの放射状に4分割された分離片間に正側の撚り線導体
と負側の撚り線導体とを交互に配設した溶接用ケ―ブル
において、前記セパレ―タの端部近傍で該セパレ―タ内
の撚り線導体の位置を変更し、セパレ―タの端部におけ
る2本の正側の撚り線導体と2本の負側の撚り線導体と
をそれぞれ上下方向或は左右方向で略同一レベルにまと
め、該まとめられた各撚り線導体群をそれぞれのタ―ミ
ナルコンタクトエンドに圧着固定するようにしたことを
特徴とするものである。
レ―タ内の分離片によって形成される各撚り線導体収容
室の正側の撚り線導体収容室同士或は負側の撚り線導体
収容室同士を連通させる孔を穿設し、一方の収容室内の
撚り線導体を該孔を介して他方の収容室内へ移行させて
セパレ―タ内の撚り線導体の位置を変更させるようにし
たことを特徴とするものである。
レ―タ内の上下方向或は左右方向の分離片を除去して残
留する分離片同士で平面状を形成し、該面に撚り線導体
を通す貫通孔を穿設し、該孔を介して一方の面側に正側
の撚り線導体が他方の面側に負側の撚り線導体が揃うよ
うに撚り線導体を移行させてセパレ―タ内の撚り線導体
の位置を変更させるようにしたことを特徴とするもので
ある。
明の一実施例について説明をする。図において、1は溶
接用ケ―ブルの概略を仮想線で示すものであり、該溶接
用ケ―ブル1は絶縁性セパレ―タ2を具備しており、該
絶縁性セパレ―タ2は放射状に4分割された例えば断面
T字状の分離片3A,3B,3C,3Dを有し、各分離
片3A,3B,3C,3D間には正側の撚り線導体4
A,4Bと負側の撚り線導体5A,5Bとが交互に配設
されている。
線導体4Aが、分離片3B,3C間には負側の撚り線導
体5Aが、分離片3C,3D間には正側の撚り線導体4
Bが、分離片3D,3A間には負側の撚り線導体5B
が、それぞれ配設されている。
傍には、セパレ―タ内の分離片3Aと3Bとによって形
成される正側の撚り線導体4A収容室と、分離片3Cと
3Dとによって形成される正側の撚り線導体4B収容室
同士を連通する長孔6が穿設されている。なお、前記長
孔6は負側の撚り線導体収容室同士を連通させる孔とし
てもよい。
パレ―タ2の両端部近傍以外では、分離片3A,3B間
は正側の撚り線導体4Aが、分離片3B,3C間は負側
の撚り線導体5Aが、分離片3C,3D間は正側の撚り
線導体4Bが、分離片3D,3A間は負側の撚り線導体
5Bがそれぞれ通されているが、前記絶縁性セパレ―タ
2の両端部近傍で、分離片3A,3B間の正側の撚り線
導体4Aが前記長孔6を介して分離片3C,3D間の正
側の撚り線導体4B側に移され、図4に示すように絶縁
性セパレ―タ2の端部においては分離片3C,3D間で
上下方向に正側の撚り線導体4A,4Bが整列され、そ
れらの側方で上下方向に負側の撚り線導体5B,5Aが
整列されることになる。
レ―タ2の端部近傍でセパレ―タ2内の上下方向の分離
片3A,3Cを除去して残留する分離片3B,3D同士
で平面7状を形成し、該面7に撚り線導体を通す貫通孔
8が穿設されている。
パレ―タ2の両端部近傍以外では、分離片3A,3B間
は正側の撚り線導体4Aが、分離片3B,3C間は負側
の撚り線導体5Aが、分離片3C,3D間は正側の撚り
線導体4Bが、分離片3D,3A間は負側の撚り線導体
5Bがそれぞれ通されているが、前記絶縁性セパレ―タ
2の両端部近傍で、分離片3A,3B間の正側の撚り線
導体4Aが前記貫通孔8を介して平面7の裏面側に位置
している正側の撚り線導体4B側に移され、また分離片
3B,3C間の負側の撚り線導体5Aが前記貫通孔8を
介して平面7の表面側に位置している負側の撚り線導体
5B側に移され、結果的には図6に示すように絶縁性セ
パレ―タ2の端部においては平面7の裏面側に正側の撚
り線導体4A,4Bが整列され、また平面7の表面側に
に負側の撚り線導体5B,5Aが整列されることにな
る。
て、2本の正側の撚り線導体4A,4Bと2本の負側の
撚り線導体5A,5Bとがそれぞれ上下方向或は左右方
向で略同一レベルにまとめられると、これらの撚り線導
体は図7に示すようなタ―ミナル9に導かれ、正側の撚
り線導体4A,4Bが正のタ―ミナルコンタクトエンド
10に、負側の撚り線導体5A,5Bが負のタ―ミナル
コンタクトエンド11に収納され、それぞれ圧着用カラ
―12,13によって各タ―ミナルコンタクトエンド1
0,11に圧着され、正側の撚り線導体4A,4Bが正
のタ―ミナルコンタクトエンド10に、負側の撚り線導
体5A,5Bが負のタ―ミナルコンタクトエンド11に
それぞれ固定される。
タ―ミナル14と負側タ―ミナル15とからなり、両タ
―ミナル14,15はその間に絶縁板16を介在させて
適宜ボルト等によって一体化されるようになっている。
また、図8は正側の撚り線導体4A,4B及び負側の撚
り線導体5A,5Bがそれぞれ正のタ―ミナルコンタク
トエンド10及び負のタ―ミナルコンタクトエンド11
に圧着固定された状態の概略を示した断面図である。
状に4分割された分離片3A,3B,3C,3D間に正
側の撚り線導体4A,4Bと負側の撚り線導体5A,5
Bとを交互に配設した溶接用ケ―ブルであって、絶縁性
セパレ―タ2の端部近傍で該セパレ―タ内の撚り線導体
の位置を変更し、セパレ―タの端部における2本の正側
の撚り線導体4A,4Bと2本の負側の撚り線導体5
A,5Bとをそれぞれ上下方向或は左右方向で略同一レ
ベルにまとめ、該まとめられた各撚り線導体群をそれぞ
れのタ―ミナルコンタクトエンド10,11に圧着固定
するようにしたので、従来技術のようなタ―ミナルコン
タクトエンドにおいて各撚り線導体を整列させるための
構成を必要とせず、そのため各タ―ミナルコンタクトエ
ンド10,11の構造が簡略化されると共に各タ―ミナ
ル14,15の小型化が図れるものである。そして、正
側の撚り線導体4A,4Bと負側の撚り線導体5A,5
Bとを絶縁性セパレ―タ2内で整列させるのも、所望の
孔6又は8を絶縁性セパレ―タ2の端部近傍に形成する
ことで解決されるので、撚り線導体の整列も容易にでき
るのである。
を整列させる際に少なくとも正・負の撚り線導体が交差
するような部位では、各撚り線導体又は一方の撚り線導
体を充分な絶縁部材でカバ―することで撚り線導体は安
全なものとなる。
セパレ―タの放射状に4分割された分離片間に正側の撚
り線導体と負側の撚り線導体とを交互に配設した溶接用
ケ―ブルにおいて、前記セパレ―タの端部近傍で該セパ
レ―タ内の撚り線導体の位置を変更し、セパレ―タの端
部における2本の正側の撚り線導体と2本の負側の撚り
線導体とをそれぞれ上下方向或は左右方向で略同一レベ
ルにまとめ、該まとめられた各撚り線導体群をそれぞれ
のタ―ミナルコンタクトエンドに圧着固定するようにし
たので、絶縁性セパレ―タ内での撚り線導体の整列が容
易にでき、しかも、該溶接用ケ―ブルに適用される各タ
―ミナルコンタクトエンドの構造を簡略化すると共に各
タ―ミナルの小型化が図れるようなものである。
タの正面斜視図である。
置したセパレ―タの背面斜視図である。
である。
るタ―ミナルの分解図である。
断面図である。
ド
Claims (3)
- 【請求項1】絶縁性セパレ―タの放射状に4分割された
分離片間に正側の撚り線導体と負側の撚り線導体とを交
互に配設した溶接用ケ―ブルにおいて、前記セパレ―タ
の端部近傍で該セパレ―タ内の撚り線導体の位置を変更
し、セパレ―タの端部における2本の正側の撚り線導体
と2本の負側の撚り線導体とをそれぞれ上下方向或は左
右方向で略同一レベルにまとめ、該まとめられた各撚り
線導体群をそれぞれのタ―ミナルコンタクトエンドに圧
着固定するようにしたことを特徴とする溶接用ケ―ブ
ル。 - 【請求項2】前記セパレ―タの端部近傍に、セパレ―タ
内の分離片によって形成される各撚り線導体収容室の正
側の撚り線導体収容室同士或は負側の撚り線導体収容室
同士を連通させる孔を穿設し、一方の収容室内の撚り線
導体を該孔を介して他方の収容室内へ移行させてセパレ
―タ内の撚り線導体の位置を変更させるようにしたこと
を特徴とする請求項1記載の溶接用ケ―ブル。 - 【請求項3】前記セパレ―タの端部近傍に、セパレ―タ
内の上下方向或は左右方向の分離片を除去して残留する
分離片同士で平面状を形成し、該面に撚り線導体を通す
貫通孔を穿設し、該孔を介して一方の面側に正側の撚り
線導体が他方の面側に負側の撚り線導体が揃うように撚
り線導体を移行させてセパレ―タ内の撚り線導体の位置
を変更させるようにしたことを特徴とする請求項1記載
の溶接用ケ―ブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25869199A JP4225444B2 (ja) | 1999-09-13 | 1999-09-13 | 溶接用ケ―ブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25869199A JP4225444B2 (ja) | 1999-09-13 | 1999-09-13 | 溶接用ケ―ブル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001084845A true JP2001084845A (ja) | 2001-03-30 |
JP4225444B2 JP4225444B2 (ja) | 2009-02-18 |
Family
ID=17323768
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25869199A Expired - Fee Related JP4225444B2 (ja) | 1999-09-13 | 1999-09-13 | 溶接用ケ―ブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4225444B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013008513A (ja) * | 2011-06-23 | 2013-01-10 | Yazaki Corp | コネクタ |
-
1999
- 1999-09-13 JP JP25869199A patent/JP4225444B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013008513A (ja) * | 2011-06-23 | 2013-01-10 | Yazaki Corp | コネクタ |
US9083107B2 (en) | 2011-06-23 | 2015-07-14 | Yazaki Corporation | Connector |
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---|---|
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