JP2001084696A - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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JP2001084696A
JP2001084696A JP25995399A JP25995399A JP2001084696A JP 2001084696 A JP2001084696 A JP 2001084696A JP 25995399 A JP25995399 A JP 25995399A JP 25995399 A JP25995399 A JP 25995399A JP 2001084696 A JP2001084696 A JP 2001084696A
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Susumu Takemura
進 竹村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録媒体に複数のソースから曲を録音して
も、再生時に再生レベルの変動を防止することができる
記録再生装置の提供。 【解決手段】 レベル検出手段3は、入力信号のレベル
を検出する。最大レベル算出手段5は、レベル検出手段
3によって検出されたレベルの所定区分における最大値
を算出する。最大値記録手段7は、最大レベル算出手段
5によって算出された最大値を当該所定区分に対応付け
て記録媒体15に記録する。大値読み出し手段9は、記
録媒体15から最大値を読み出す。出力レベル制御値算
出手段11は、最大値読み出し手段9によって読み出さ
れた最大値に基づいて、出力レベル制御値を算出する。
出力レベル制御手段13は、出力レベル制御値算出手段
11によって算出された出力レベル制御値に基づいて、
当該所定区分における出力レベルを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録再生装置に関
し、特に、出力レベル調整を容易に行うことができる記
録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CDシングルやCDアルバム等からお気
に入りの曲を選択してオリジナルテープを作成すること
が行われている。このようにして作成したテープを再生
すると、ある曲では適当であった再生レベルが、ある曲
では小さすぎたり、またある曲では大きすぎたりする場
合がある。
【0003】これは、録音元(ソース)であるCDシン
グルとCDアルバムとでは、曲の録音レベルがもともと
違うからである。CDシングルでは、人の耳につきやす
いように録音レベルを上げて録音される。一方、CDア
ルバムでは、1枚を通して聞けるような録音レベルに調
整されて録音される。
【0004】このように複数のソースから曲を録音した
記録媒体(カセットテープやMD等)を再生しようとす
る場合、再生レベルが大きく変動する場合がある。この
再生レベルの変動を防止する方法として、カセットテー
プデッキ等にΑLC機能を搭載する方法がある。ΑLC
機能とは、電圧増幅器(入力段)に一定レベル以上の入
力電圧が加わった場合、自動的に入力レベルを制限する
機能である。これによって、カセットテープデッキ側で
録音レベルの利得もしくは減衰量を随時変化させ、録音
時に録音レベルを調整する。このように、録音時に録音
レベルを調整することによって、再生レベルの変動を防
止する。
【0005】また、サーチ再生を利用する方法もある。
これは、ソースである記録媒体がCD等の蓄積型媒体で
ある場合に応用されるものである。予め録音しようとす
る曲をサーチ再生し大体の録音レベルを取得し、これを
録音機器(例えばカセットテープデッキやMDレコーダ
ー等)に伝送する。そして、録音機器側で録音レベルを
調整し、再生レベルの変動を防止する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述の再生レベルの変
動を防止する方法には以下に示すような問題点がある。
ΑLC機能を利用する方法では、随時、録音レベルの利
得もしくは減衰量を変化させて録音レベルの調整を行う
ため、同じ曲中で録音レベルが変化するような曲では、
同じ曲なのに途中で録音レベルの利得もしくは減衰量が
変化してしまうという問題点がある。
【0007】また、サーチ再生を利用する方法では、ソ
ースのサーチ再生にある程度の時間が必要となること、
また、サーチ再生であるため大体の録音レベルしか知り
得ないこと等の問題がある。さらに、サーチ再生を行う
ことによって予め録音レベルを取得する方法は、放送等
を録音する場合には利用することができない、という問
題点がある。
【0008】そこで、本発明は、記録媒体に複数のソー
スから曲を録音した場合等においても、再生時に再生レ
ベルの変動を防止することができる記録再生装置の提供
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段および発明の効果】請求項
1の記録再生装置では、レベル検出手段は、入力信号の
レベルを検出する。最大レベル算出装置は、レベル検出
手段によって検出されたレベルの所定区分における最大
値を算出する。最大値記録手段は、最大レベル算出手段
によって算出された最大値を当該所定区分に対応付けて
記録媒体に記録する。最大値読み出し手段は、記録媒体
から最大値を読み出す。出力レベル制御値算出手段は、
最大値読出手段によって読み出された最大値に基づい
て、出力レベル制御値を算出する。出力レベル制御手段
は、出力レベル制御値算出手段によって算出された出力
レベル制御値に基づいて、当該所定区分における出力レ
ベルを制御する。
【0010】これにより、所定区分毎に入力信号の最大
値を記録媒体に記録することができる。したがって、当
該記録媒体を再生する際には、予め所定区分毎に出力レ
ベルを制御することができる。また、所定区分毎に出力
レベルを制御することができる。さらに、所定区分内に
おけるレベルの変化に影響されることなく出力レベルを
制御することができる。
【0011】請求項2の記録装置では、レベル検出手段
は、入力信号のレベルを検出する。最大レベル検出手段
は、レベル検出手段によって検出されたレベルの所定区
分における最大値を算出する。最大値記録手段は、最大
レベル算出手段によって算出された最大値を当該所定区
分に対応付けて記録媒体に記録する。
【0012】これにより、所定区分毎に入力信号の最大
値を記録媒体に記録することができる。したがって、当
該記録媒体を再生する際には、予め所定区分毎に出力レ
ベルを制御することができる。
【0013】請求項3の再生装置では、最大値読み出し
手段は、所定区分毎に、当該所定区分に記録されている
信号の最大値を記録した記録媒体から最大値を読み出
す。出力レベル制御値算出手段は、最大値読出手段によ
って読み出された最大値に基づいて、出力レベル制御値
を算出する。出力レベル制御手段は、出力レベル制御値
算出手段によって算出された出力レベル制御値に基づい
て、当該所定区分における出力レベルを制御する。
【0014】これにより、所定区分毎に出力レベルを制
御することができる。また、所定区分内におけるレベル
の変化に影響されることなく出力レベルを制御すること
ができる。
【0015】請求項4にかかる装置では、前記所定区分
は、記録元の信号の種類が異なる毎に異なる区分とした
ことを特徴とする。これにより、記録元の信号の種類毎
に、レベルの最大値を記録することができる。また、記
録元の信号の種類毎に、出力レベルを制御することがで
きる。
【0016】請求項5にかかる装置では、前記所定区分
は、曲が異なる毎に、異なる区分としたことを特徴とす
る。これにより、曲毎に、レベルの最大値を記録するこ
とができる。また、曲毎に、出力レベルを制御すること
ができる。
【0017】請求項6の装置では、前記最大値は、記録
媒体の空き領域に記録されていることを特徴とする。こ
れにより、記録媒体のフォーマットに影響を与えること
なく最大値を記録することができる。
【0018】請求項7の装置では、前記最大値は、U−
TOC領域のリンキング・エリアに記録されていること
を特徴とする。これにより、記録媒体のフォーマットに
影響を与えることなく最大値を記録することができる。
【0019】請求項8の装置では、前記最大値を記録し
ているか否かの最大値記録情報を記録媒体に記録するこ
とを特徴とする。これにより、記録媒体に最大値が記録
されているか否かの判断を容易に行うことができる。
【0020】請求項9の装置では、記録媒体に記録され
た最大値記録情報に基づいて、最大値が記録されている
か否かを判断し、最大値が記録されている場合のみ、出
力レベル制御手段による出力レベルの制御を行うことを
特徴とする。これにより、記録媒体毎の出力レベルの制
御を容易に行うことができる。
【0021】請求項10の装置では、当該記録媒体に記
録処理を行った記録装置に関する記録装置情報を当該記
録媒体から読み出し、当該記録装置情報に基づいて、最
大値が記録されているか否かを判断し、最大値が記録さ
れている場合のみ、出力レベル制御手段による出力レベ
ルの制御を行うことを特徴とする。これにより、記録さ
れている記録装置情報によって、出力レベルの制御を行
うか否かを判断することができる。
【0022】請求項11の装置では、U−TOC領域の
リンキング・エリアに最大値が記録されている場合にの
み、出力レベル制御手段による出力レベルの制御を行う
ことを特徴とする。これにより、U−TOC領域のリン
キング・エリアに最大値が記録されているか否かを判断
するだけで、容易に出力レベルの制御を行うか否かの判
断をすることができる。
【0023】請求項12の装置では、最大値記録モード
と最大値非記録モードとを切り換えるモード切り換え手
段を備え、最大値記録モードにおいては最大値を記録
し、最大値非記録モードにおいては最大値を記録しない
ことを特徴とする。最大値を記録するか否かの切り換え
を容易に行うことができる。
【0024】「入力信号」とは、記録媒体に記録する信
号、もしくは、記録する情報の元となる信号をいい、そ
の形式としては、デジタル形式、アナログ形式等形式は
問わない。実施形態においては、MDレコーダーによっ
て、MDに記録する曲に関する信号がこれに該当する。
【0025】「記録媒体」とは、ある情報を記録したR
OM、RΑM、フレキシブルディスク、CD−ROM、
メモリカード、ハードディスク等の記録媒体をいう。C
D−ROMやメモリ等のような形態で記録を行うものだ
けでなく、通信回線、搬送波等のように、その状態を変
化させながら記録内容を伝達するようなものも含む概念
である。実施形態においては、MDがこれに該当する。
【0026】「所定区分」とは、ある観点に基づいて、
データ全体をいくつかに分けたものをいう。本実施形態
においては、CDからMDに録音する曲の1曲1曲がこ
れに該当する。なお、この場合には、1曲毎という観点
に基づいてデータを分けたが、ある観念の基づいてと
は、10分毎のように時間的観点に基づいたり、録音ソ
ース毎のようにデータが記録されているメディアの形態
に基づいたり、MP3データやウェーブデータ毎のよう
に記録されているデータの記録形式に基づく等の概念を
含むものである。
【0027】「信号の種類」とは、信号の発生源毎に分
けたそれぞれの組を示すものである。信号の発生源が違
えば、信号の種類も異なる。例えば、信号が「CD」に
記録されている場合、「DVD」に記録されている場
合、「アナログ・テープ」に記録されている場合、それ
ぞれの場合、記録元の信号は、「CD」、「DVD」、
「アナログ・テープ」から発生することとなり、信号の
種類も違うこととなる。実施形態においては、信号の種
類として「CD」からの信号を示している。
【0028】「空き領域」とは、記録媒体において、実
際に情報が記録されていない領域だけでなく、何か情報
が記録されているが、意味の無い情報が記録されている
領域も含む概念である。ここで、意味のある情報とは、
記録されている情報を再生する際に、その情報が無いと
正確に情報を再生することができない情報をいう。実施
形態においては、リンキング・エリアが「空き領域」に
該当する。
【0029】ここで、クレームの各構成要素と実施の形
態の各構成要素との対応関係を示す。レベル検出手段は
入力レベル検出部35に、最大レベル検出手段はCPU
51およびメインメモリ53に、最大値記録手段はメカ
部49、CPU51およびメインメモリ53に、最大値
読み出し手段は、メカ部49およびCPU51に、出力
レベル制御値算出手段はCPU51に、出力レベル制御
手段はレベル調整部37に、モード切り換え手段はモー
ド選択スイッチSW1に、それぞれ対応する。
【0030】
【発明の実施の形態】[第1の実施形態]本発明にかか
る記録再生装置の一実施形態であるMD(ミニディス
ク)レコーダーを以下において説明する。MDレコーダ
ーでは、録音時に検出した録音レベルを曲毎にMDに記
録する。そして、再生時に記録した録音レベルに基づい
て出力レベルを調節することによって、再生レベルの変
動を防止する。
【0031】1−1.記録再生装置の全体構成 記録再生装置1は、入力信号を記録媒体15に記録し、
記録した入力信号を記録媒体15から再生する。レベル
検出手段3は、入力信号のレベルを検出する。最大レベ
ル算出手段5は、レベル検出手段3によって検出された
レベルの所定区分における最大値を算出する。最大値記
録手段7は、最大レベル算出手段5によって算出された
最大値を当該所定区分に対応付けて記録媒体15に記録
する。
【0032】最大値読み出し手段9は、記録媒体15か
ら最大値を読み出す。出力レベル制御値算出手段11
は、最大値読み出し手段9によって読み出された最大値
に基づいて、出力レベル制御値を算出する。出力レベル
制御手段13は、出力レベル制御値算出手段11によっ
て算出された出力レベル制御値に基づいて、当該所定区
分における出力レベルを制御する。
【0033】これにより、所定区分毎に入力信号の最大
値を記録媒体に記録することができる。したがって、当
該記録媒体を再生する際には、所定区分毎に出力レベル
を制御することができる。また、所定区分内におけるレ
ベルの変化に影響されることなく所定区分の出力レベル
を制御することができる。
【0034】1−2.MDレコーダーのハードウエア 本発明にかかる記録再生装置の一実施形態であるMDレ
コーダー21のハードウェア構成を図2に示す。MDレ
コーダー21は、ピークレベル検出部35、レベル調整
部37、ΑTRΑC処理部39、信号処理部41、ショ
ックプルーフメモリ43、操作部45、表示部47、メ
カ部49、CPU51およびメインメモリ53を有して
いる。
【0035】ピークレベル検出部35は、外部からの入
力信号の入力レベルを所定時間毎に検出する。レベル調
整部37は、出力信号の出力レベルを調整する。ΑTR
ΑC処理部39は、外部からの入力信号および外部への
出力信号に対してΑTRΑC(Adaptive TRansform Aco
ustic Coding)処理(圧縮伸張処理)を行う。
【0036】信号処理部41は、ΑTRΑC処理部39
によってΑTRΑC処理が施された信号およびメカ部4
9がMD55から読み取ったデータに対して、EFM
(Eight to Fourteen Modulation)処理(変調処理)お
よびΑCIRC(Advanced Cross Interleave Reed-Sol
omon Code)処理(CD−ROMの誤り訂正方式処理)
を施す。ショックプルーフメモリ43は、メカ部49が
MD55から読み取ったデータやMD55に書き込もう
とするデータを一時的に保存する。操作部45(入力手
段)は、外部からの操作信号を受付ける。表示部47
は、再生中の曲の曲番号、曲名、再生時間等を表示す
る。メカ部49は、半導体レーザ、磁気ヘッド、光学系
を利用したピックアップ等を用いて、MD55へのデー
タの書き込みおよびMD55からのデータの読み取りを
行う。
【0037】CPU51は、入力レベル検出部35、レ
ベル調整部37、ΑTRΑC処理部39、信号処理部4
1、メカ部49、表示部47等の動作を制御する。メイ
ンメモリ53(記憶手段)は、CPU51の動作を制御
するためのプログラムを有している。
【0038】1−3.記録動作 MDレコーダー21を用いて、入力レベルの最大値をM
D55へ記録する処理手順を図3のフローチャートを用
いて以下で説明する。今、CDからMDに「曲」を録音
する場合を考える。
【0039】MDレコーダー21は、録音開始時に、今
から録音しようとする曲がMD55のどのトラックに記
録されるのかを、MD55のTOCから取得し、それを
メインメモリ53に記憶する(S1)。そして、各トラ
ックに対する入力レベルの最大値を一時記録するメイン
メモリ53内の領域をリセットする(S2)。
【0040】録音しようとする入力信号(CDの音楽デ
ータ)を外部(CDプレイヤー)から受け取ると、所定
時間毎に入力信号の入力レベルを検出する(S3)。こ
の入力レベルの検出は、約10ミリ秒毎(したがって、
前述の所定時間=約10ミリ秒)に行われる。そして、
取得した入力レベルの値が、現在の録音トラックに関す
る入力レベルの最大値(この最大値はメインメモリ53
に記憶している)より大きいか否かを判断する(S
5)。なお、録音開始時では、入力レベルの最大値はデ
フォルト値(=0)となるように制御されている。
【0041】判断の結果、取得した入力レベルの値が最
大値より大きければ、取得した入力レベルの値を最大値
とし、メインメモリ53に記憶する(S7)。取得した
入力レベルの値が、最大値より小さければ、最大値の値
をそのまま保持する。
【0042】ここで、メインメモリ53に記憶されてい
る入力レベルの最大値のデータ構造を図4に示す。入力
レベルの最大値は、その最大値を取得した曲の録音トラ
ックと関連づけてメインメモリ53内に記憶されてい
る。図4では、トラック1に録音した曲の入力レベルの
最大値は200、トラック2に録音した曲の入力レベル
の最大値は178、・・・、となる。
【0043】図3のフローチャートに戻って、次に、録
音を終了するか否かを判断する(S9)。ステップS9
において、録音を終了しないのであれば、曲の終わりか
否かを判断する(S11)。曲の終わりでなければ、ス
テップS3からステップS7までの処理を繰り返す。曲
の終わりであれば、次の曲に対してステップS1〜ステ
ップS9までの処理を行う。
【0044】ステップS9において、録音を終了するの
であれば、この時点でメインメモリ53に記憶されてい
る各トラック毎の入力レベルの最大値をMD55へ記録
する(S13)。なお、CDの各曲(つまり、MDの各
トラック)が所定区分に対応する。
【0045】次に、入力レベルの最大値をMD55のど
の部分に、どのように記録するかについて説明する。ま
ず、MD55のデータ構造について図5を用いて説明す
る。一般的に、記録可能なMDはデータの記録をクラス
タ単位で行う。1クラスタは36セクタで構成されてい
る。各セクタには16進数表記でFC〜FFおよび00
〜1Fの番号が付けられる。
【0046】このうち、セクタ番号00〜1Fまでの3
2セクタは、メインデータ・エリアと呼ばれ、音声デー
タやU−TOCデータ等の意味のあるデータが記録され
る。セクタ番号FFは、サブデータ・エリアと呼ばれ、
サブデータが書き込まれる。
【0047】そして、セクタ番号FC〜FEまでの3セ
クタは、リンキング・エリアと呼ばれている。この部分
には、意味のあるデータやサブデータは記録されない。
なぜなら、互いに隣接するクラスタにデータを記録する
場合に、各クラスタのメインデータ・エリアに記録され
ているデータの安全性を保証するため、つまり書き込み
位置のずれを補償するマージンとしてリンキング・エリ
アが設けられているからである。一般的に、データの書
き込みは、セクタ番号FDから開始され、次のクラスタ
番号FDに書き込んでから終了することとなっている。
【0048】次に、U−TOCの記録方法について図6
を用いて説明する。U−TOCは3クラスタからなって
いる。各クラスタには、U−TOCのデータを補償する
ために同じデータが書き込まれる。また、通常MDにお
けるデータの書き込みは1クラスタ毎に行われるが、U
−TOCについては、常に1回の書き込みで3クラスタ
分のデータの書き込みが行われる。したがって、U−T
OCのメインデータ・エリア間のリンキング・エリアL
1、L2には、デフォルトのデータ値(=0)が記録さ
れている。本実施形態においては、このリンキング・エ
リアL1およびリンキング・エリアL2に、デフォルト
値(=0)に代えて、入力レベルの最大値を記録する。
【0049】次に、リンキング・エリアL1、L2に記
録する入力レベルの最大値のデータ構造について図7を
用いて説明する。リンキング・エリアの一つのセクタ内
には、各トラックの入力レベルの最大値を記録する最大
値記憶領域R1、および、各トラックの入力レベルの最
大値が最大値記憶領域R1のどの部分に記録されている
かを示すポインタ記録領域P1が形成されている。
【0050】ポインタ記録領域P1には、各トラック毎
にポインタを記録する領域が定められている。このよう
に、入力レベルの最大値を記録している部分をポインタ
で示すようにすることによって、MDに録音されている
曲が編集(消去や繋ぎ合わせ等)されても、容易に対応
することができる。
【0051】1−4.再生動作 次に、MDレコーダー21による最大値を記録したMD
の再生動作について説明する。図8は、MDレコーダー
21のMD再生の際のフローチャートを示している。ま
ず、MDレコーダー21は、MDのU−TOCを読み込
み、トラック番号およびそのトラック番号に対応した最
大値を取得する(S81)。
【0052】取得した最大値に基づいて、そのトラック
に適用する出力レベルの制御値を算出する(S83)。
例えば、あるトラックの最大値が小さい場合には、その
トラックを再生する際の出力レベルを上げるように制御
値を算出する。逆に最大値が大きい場合には、出力レベ
ルを下げるように制御値を算出する。レベル調整部37
は、ステップS83でCPU51が算出した出力レベル
の制御値を取得し、その制御値に基づいて実際に出力レ
ベルを制御しながら、音楽データを再生する(S8
5)。
【0053】トラックに対応する曲の再生が終了したか
否かを判断する(S87)。終了していなければ、その
ままトラックの再生を続ける。終了すれば、全曲の再生
が終了したか否かを判断する(S89)。再生が終了し
ていなければ、U−TOCに基づいて、次に再生するト
ラックのトラック番号、最大値等を取得する(S81へ
戻る)。
【0054】このように、出力レベルの制御を行うこと
によって、MD全体を通して聞いても、ユーザーに対し
て出力レベルのばらつきを感じさせないようにすること
ができる。
【0055】[第2の実施形態]本発明の第2の実施形
態の一つであるMDレコーダーについて以下で説明す
る。本実施形態にかかるMDレコーダーは、第1の実施
形態で示したMDレコーダー21と同様の構造を有して
いる(図2参照)。但し、メインメモリ53に記録され
ているCPU51の動作を制御するためのプログラムが
相違する。
【0056】2−1. 記録動作 本実施形態におけるMDレコーダーの記録動作を図9に
示すフローチャートを用いて説明する。録音が終了した
時点でU−TOCのリンキング・エリアに入力レベルの
最大値を記録するまで(S1〜S13:図3参照)は、
第1の実施形態のMDレコーダー21と同様である。ス
テップS13において最大値を記録した後に、このディ
スクには最大値を記録したということを示す最大値記録
情報をMDに記録する(S91)。
【0057】本実施形態においては、最大値記録情報
を、U−TOCのセクタ00hに記録する。最大値記録
情報の構造を図10に示す。最大値記録情報の状態が
「○」の場合は、最大値が記録されているディスクであ
ることを示し、「×」の場合は、最大値が記録されてい
ないディスクであることを示す。MDレコーダーは、こ
の最大値記録情報に基づいて、U−TOCのリンキング
・エリアを読み込むか否かを判断する。最大値が記録さ
れていないディスクであると判断した場合には、今まで
の通常のディスクと同様にリンキング・エリアを読み込
まない。一方、最大値記録情報が記録されている場合に
は、リンキング・エリアを読み込み最大値情報取得す
る。
【0058】2−2. 再生動作 次に、最大値記録情報が記録されているMDをMDレコ
ーダーで再生する場合について、図11に示すフローチ
ャートを用いて説明する。本実施形態にかかるMDレコ
ーダーでは、まず、MDから最大値記録情報を取得する
(S1101)。そして、最大値記録情報から最大値が
記録されているMDか否かを判断する(S1103)。
【0059】最大値が記録されているMDであれば、第
1の実施形態におけるMDレコーダー21と同様の再生
動作を行い、出力レベルの調整を行う(S81〜S8
9:図8参照)。最大値が記録されていないMDであれ
ば、出力レベルの調整を行わずに、そのまま音楽データ
を再生する(S1105)。曲の終わりか否かを判断し
(S1107)、曲の終わりでなければ再生を続ける。
曲の終わりであれば、全曲の再生が終わったか否かを判
断し(S1109)、全曲の再生が終わっていなけれ
ば、次の曲を再生する。
【0060】このように、本実施形態におけるMDレコ
ーダーでは、MDに最大値記録情報が記録されているか
否かを判断するので、最大値が記録されているMDだけ
でなく、最大値が記録されていない現在のMDも再生す
ることできる。
【0061】[第3の実施形態]前述の実施形態におけ
るMDレコーダーは、最大値が記録されているMDであ
るか否かを自ら判断し、自動的に出力レベルの調整をす
る。一方で、出力レベルを調整するか否かの判断をユー
ザー自身で行いたい場合もある。そこで、本実施形態に
おけるMDレコーダー121では、出力レベルの調整を
自動的に行うか否かの選択スイッチをMDレコーダー1
21に設けた。
【0062】MDレコーダー121の外観を図12に示
す。MDレコーダー121は、出力レベルの調整を自動
的に行うか否かを選択することができる、モード切り換
え手段としてのモード選択スイッチSW1を有してい
る。例えば、このモード選択スイッチSW1を押すこと
によって、出力レベルの自動調整をオンにすることがで
きるようにする。
【0063】MDレコーダー121の再生動作を図13
に示すフローチャートを用いて説明する。MDレコーダ
ー121は、まず、モード切り換えスイッチSW1がオ
ンになっているか否かを判断する(S1201)。モー
ド切り換えスイッチSW1がオンになっている場合は、
前述の実施形態と同様の動作(S81〜S89、S11
01、S1103)を行い、曲を再生する。
【0064】一方、モード切り換えスイッチSW1がオ
フの場合は、出力レベルの調整を行わずに、そのまま音
楽データを再生する(S1105)。曲の終わりか否か
を判断し(S1107)、曲の終わりでなければ再生を
続ける。曲の終わりであれば、全曲の再生が終わったか
否かを判断し(S1109)、全曲の再生が終わってい
なければ、次の曲を再生する。
【0065】[第4の実施形態]本発明の第4の実施形
態の一つであるMDレコーダーについて以下で説明す
る。本発明のMDレコーダーは、第2の実施形態で示し
たMDレコーダーと同様の構造を有している(つまり、
第1の実施形態のMDレコーダー21と同様の構造を有
している:図2参照)。第2の実施形態におけるMDレ
コーダーでは、このMDには最大値が記録されているか
否かを示すための最大値記録情報をMDに記録した。本
実施形態におけるMDレコーダーでは、最大値記録情報
に基づいて出力レベルの調整をするのではなく、MDに
記録するメーカー・コードおよびモデル・コードに基づ
いて出力レベルの自動調整を行う。
【0066】メーカー・コードおよびモデル・コード
は、ともにU−TOCに記録される情報である。メーカ
ー・コードは、ライセンス契約を行ったメーカーに対し
て割り当てられる1バイトのコードである。また、モデ
ル・コードは、各メーカーが自社のMDレコーダーに対
して1〜255までの番号を任意に割り当ていることが
できる1バイトのコードである。これらのコードから、
MDに記録されているデータがどのメーカーのどのモデ
ルによって記録されたのかを判断することができる。
【0067】本実施形態におけるMDレコーダーの再生
動作を図14に示すフローチャートを用いて説明する。
まず、MDレコーダーは、MDからメーカー・コードお
よびモデル・コードを取得する(S1401)。そし
て、取得したメーカー・コードおよびモデル・コードか
ら、今から再生しようとするMDには最大値が記録され
ているか否かを判断する(S1402)。
【0068】この判断は、例えば、次のようにして行
う。各メーカーのMDレコーダーのモデルと、そのMD
レコーダーは最大値を記録することができるか否かの情
報とを対にしたテーブルを、予めメインメモリ53に記
録しておく。このテーブルの一例を図15に示す。例え
ば、メーカー・コード「1」のモデル「1」のMDレコ
ーダーがMDに最大値を記録することができる機種であ
る場合、「メーカー・コード」「モデル・コード」「最
大値記録」の各項目は、「1」「1」「○」となる。な
お、最大値を記録することとができない機種である場合
は、「最大値記録」の項目Pは、「×」となる。
【0069】本実施形態におけるMDレコーダーは、取
得したメーカー・コードおよびモデル・コードから、M
Dに音楽データを記録したレコーダーが最大値を記録で
きるものであるか否かを判断する。最大値を記録するこ
とができるレコーダーにより音楽データが記録されてい
る場合は、所定の位置に最大値が記録されているので、
その位置から最大値を読み出す。そして、第1の実施形
態と同様の再生動作を行う(S81〜S89:図8も参
照)。最大値を記録することができないレコーダーによ
り音楽データが録音されている場合には、従来通り、そ
のまま音楽データを再生する(S1105〜S110
9:図11も参照)。
【0070】このようにして、メーカー・コードおよび
モデル・コードを利用することによって、MDに最大値
が記録されているか否かを判断するようにすることによ
って、MDに最大値が記録されていることを示す情報
(最大値記録情報)を新たに記録する必要がない。した
がって、現在のMDフォーマットに与える影響をより少
なくすることができる。
【0071】[第5の実施形態]本発明の第5の実施形
態の一つであるMDレコーダーについて以下で説明す
る。前述の第3の実施形態および第4の実施形態におい
ては、MDレコーダーは、MDに最大値が記録されて
いるか否かを判断するための情報(例えば、最大値記録
情報)を取得し、その情報に基づいて最大値が記録さ
れているか否かを判断し、そしてMDの所定の位置を
読みにいき、最大値を取得するようにしていた。
【0072】本実施形態におけるMDレコーダーでは、
最初から、MDレコーダーの最大値が記録されている場
所(例えば、U−TOCのリンキング領域)を読みにい
く。そして、最大値が書き込まれている場合には、その
最大値を取得し、出力レベルの調整を行う。最大値が書
き込まれていない場合には、出力レベルの調整は行わな
い。
【0073】なお、最大値が書き込まれているか否かの
判断は、例えば、最大値の記録形式を予め定めておき、
その記録形式に合致するか否かによって行われるように
する。記録形式に合致する場合には、その場所に記録さ
れている情報は、最大値であると判断する。記録形式に
合致しない場合は、最大値ではないと判断する。
【0074】本発明の第5の実施形態の一つであるMD
レコーダーについて以下で説明する。本発明のMDレコ
ーダーは、第2の実施形態で示したMDレコーダーと同
様の構造を有している(つまり、第1の実施形態のMD
レコーダー21と同様の構造を有している:図2参
照)。
【0075】本実施形態におけるMDレコーダーの再生
動作を図16に示すフローチャートを用いて説明する。
まず、MDの所定の場所を読みにいき、最大値が記録さ
れているか否かを判断する(S1601)。最大値が記
録されている場合には、その最大値を取得し、第1の実
施形態と同様の再生動作を行う(S81〜S89:図8
も参照)。最大値が記録されていない場合には、従来通
り、そのまま音楽データを再生する(S1105〜S1
109:図11も参照)。
【0076】このように、MD上の最大値が記録されて
いる部分を直接に読み込みにいくようにすることによっ
て、最大値を記録しているか否かを示すためのデータを
MD上に記録する必要が無くなる。したがって、現在の
MDフォーマットに与える影響をより少なくすることが
できる。
【0077】[その他の実施形態]前述の実施形態にお
いては、曲毎(トラック毎)に最大値を記録するとした
が、所定区分毎であればこれに限定されない。例えば、
録音しようとするデータが記録されているソース毎に最
大値を記録するようにしてもよい。この場合、録音しよ
うとする曲が複数のCDに記録されている場合、CDが
変われば、その都度に最大値を記録するようにする。
【0078】また、前述の実施形態においては、記録元
の信号の種類としてCDから発生する信号を示したが、
これに限定されない。例えば、DVD、アナログ・テー
プ、デジタル・テープ等であってもよい。さらに、記録
しようとするデータがCD、DVD、アナログ・テー
プ、デジタル・テープ等のように複数のソースにまたが
って存在している場合、ソースの種類が変わる毎に最大
値を記録するようにしてもよい。
【0079】さらに、前述の実施形態においては、記録
媒体としてMDを例示したが、これに限定されない。例
えば、CD−R、CD−RW、DVD−RΑM、DΑT
等の記録媒体であってもよい。
【0080】前述の実施形態においては、MDレコーダ
ーは、所定区分毎に、当該所定区分に記録されている信
号の最大値を記録した記録媒体から最大値を読み出す最
大値読出手段、最大値読出手段によって読み出された最
大値に基づいて、出力レベル制御値を算出する出力レベ
ル制御値算出手段、出力レベル制御値算出手段によって
算出された出力レベル制御値に基づいて、当該所定区分
における出力レベルを制御する出力レベル制御手段、を
有するものとしていた。しかし、MDレコーダーには、
例えば、最大値読出手段だけを備え、他の手段をその他
の機器(例えば、アンプ、カセットデッキ等)に備える
ようにしてもよい。この場合、MDレコーダーは、読み
出した最大値を他の機器に(制御線等を利用して)出力
し、他の機器が、取得した最大値に従って出力レベル制
御値を算出し、出力レベルを制御することになる(つま
り、他の機器が、出力レベル制御値算出手段、出力レベ
ル制御手段を有していることになる)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる記録再生装置の機能ブロック図
を示す図である。
【図2】本発明にかかる記録再生装置の一実施形態であ
るMDレコーダーのハードウェア構成を示す図である。
【図3】MDレコーダー21を用いて、入力レベルの最
大値をMD55へ記録する手順の一例を示す図である。
【図4】メインメモリ53に記憶されている入力レベル
の最大値のデータ構造の一例を示す図である。
【図5】MD55のデータ構造を示す図である。
【図6】U−TOCの記録方法を説明するための図であ
る。
【図7】リンキング・エリアL1、L2に記録する入力
レベルの最大値のデータ構造の一例を示す図である。
【図8】MDレコーダー21のMD再生の際のフローチ
ャートの一例である。
【図9】第2の実施形態におけるMDレコーダーの記録
動作のフローチャートの一例である。
【図10】最大値記録情報の構造の一例を示す図であ
る。
【図11】第2の実施形態におけるMDレコーダーの再
生動作のフローチャートの一例である。
【図12】第3の実施形態におけるMDレコーダー12
1の外観の一例を示した図である。
【図13】MDレコーダー121の再生動作のフローチ
ャートの一例である。
【図14】第4の実施形態におけるMDレコーダーの再
生動作のフローチャートの一例である。
【図15】メーカー・モデル−最大値記録テーブルの一
例を示した図である。
【図16】第5の実施形態におけるMDレコーダーの再
生動作のフローチャートの一例である。
【符号の説明】
1・・・・・記録再生装置 3・・・・・レベル検出手段 5・・・・・最大レベル算出手段 7・・・・・最大値記録手段 9・・・・・最大値読み出し手段 11・・・・・出力レベル制御値算出手段 13・・・・・出力レベル制御手段 15・・・・・記録媒体

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力信号を記録媒体に記録し、記録媒体か
    ら再生する記録再生装置であって、 入力信号のレベルを検出するレベル検出手段、 レベル検出手段によって検出されたレベルの所定区分に
    おける最大値を算出する最大レベル算出手段、 最大レベル算出手段によって算出された最大値を当該所
    定区分に対応付けて記録媒体に記録する最大値記録手
    段、 記録媒体から最大値を読み出す最大値読出手段、 最大値読出手段によって読み出された最大値に基づい
    て、出力レベル制御値を算出する出力レベル制御値算出
    手段、 出力レベル制御値算出手段によって算出された出力レベ
    ル制御値に基づいて、当該所定区分における出力レベル
    を制御する出力レベル制御手段、 を備えた記録再生装置。
  2. 【請求項2】入力信号を記録媒体に記録する記録装置で
    あって、 入力信号のレベルを検出するレベル検出手段、 レベル検出手段によって検出されたレベルの所定区分に
    おける最大値を算出する最大レベル算出手段、 最大レベル算出手段によって算出された最大値を当該所
    定区分に対応付けて記録媒体に記録する最大値記録手
    段、 を備えた記録装置。
  3. 【請求項3】信号が記録された記録媒体から、信号を読
    み出して再生する再生装置であって、 所定区分毎に、当該所定区分に記録されている信号の最
    大値を記録した記録媒体から最大値を読み出す最大値読
    出手段、 最大値読出手段によって読み出された最大値に基づい
    て、出力レベル制御値を算出する出力レベル制御値算出
    手段、 出力レベル制御値算出手段によって算出された出力レベ
    ル制御値に基づいて、当該所定区分における出力レベル
    を制御する出力レベル制御手段、 を備えた再生装置。
  4. 【請求項4】請求項1から請求項3のいずれかの装置に
    おいて、 前記所定区分は、記録元の信号の種類が異なる毎に異な
    る区分としたこと、を特徴とする装置。
  5. 【請求項5】請求項1から請求項3のいずれかの装置に
    おいて、 前記所定区分は、曲が異なる毎に、異なる区分としたこ
    と、 を特徴とする装置。
  6. 【請求項6】請求項1から請求項5のいずれかの装置に
    おいて、 前記最大値は、記録媒体の空き領域に記録されているこ
    と、 を特徴とする装置。
  7. 【請求項7】請求項1から請求項5のいずれかの装置に
    おいて、 前記最大値は、U−TOC領域のリンキング・エリアに
    記録されていること、 を特徴とする装置。
  8. 【請求項8】請求項1または請求項2の装置において、 前記最大値を記録しているか否かの最大値記録情報を記
    録媒体に記録すること、 を特徴とする装置。
  9. 【請求項9】請求項1または請求項3の装置において、 記録媒体に記録された最大値記録情報に基づいて、最大
    値が記録されているか否かを判断し、最大値が記録され
    ている場合のみ、出力レベル制御手段による出力レベル
    の制御を行うこと、 を特徴とした装置。
  10. 【請求項10】請求項1または請求項3の装置におい
    て、 当該記録媒体に記録処理を行った記録装置に関する記録
    装置情報を当該記録媒体から読み出し、当該記録装置情
    報に基づいて、最大値が記録されているか否かを判断
    し、最大値が記録されている場合のみ、出力レベル制御
    手段による出力レベルの制御を行うこと、 を特徴とした装置。
  11. 【請求項11】請求項1または請求項3の装置におい
    て、 U−TOC領域のリンキング・エリアに最大値が記録さ
    れている場合にのみ、出力レベル制御手段による出力レ
    ベルの制御を行うこと、 を特徴とする装置。
  12. 【請求項12】請求項1または請求項2の装置におい
    て、さらに、 最大値記録モードと最大値非記録モードとを切り換える
    モード切り換え手段を備え、 最大値記録モードにおいては最大値を記録し、最大値非
    記録モードにおいては最大値を記録しないこと、 を特徴とする装置。
  13. 【請求項13】入力信号を記録媒体に記録し、記録媒体
    から再生する記録再生方法であって、 入力信号のレベルを検出し、 検出されたレベルの所定区分における最大値を算出し、 算出された最大値を当該所定区分に対応付けて記録媒体
    に記録するとともに、 記録媒体から最大値を読み出し、 読み出された最大値に基づいて、当該所定区分における
    出力レベルを制御すること、 を特徴とする記録再生方法。
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