JP2001084607A - フォーカスサーボ制御装置 - Google Patents

フォーカスサーボ制御装置

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JP2001084607A
JP2001084607A JP26084799A JP26084799A JP2001084607A JP 2001084607 A JP2001084607 A JP 2001084607A JP 26084799 A JP26084799 A JP 26084799A JP 26084799 A JP26084799 A JP 26084799A JP 2001084607 A JP2001084607 A JP 2001084607A
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focus
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level shift
focus error
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JP26084799A
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Atsuo Onoda
篤夫 小野田
Akira Hashimoto
昭 橋本
Takeshi Takeda
岳 竹田
Hirohiko Sugiura
寛彦 杉浦
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 短い時間でフォーカスサーボ引き込み領域に
光スポットを移動させる。 【解決手段】 レベルシフト量Vsをフォーカスエラー
信号FEの電圧値の総和より設定し、引き込み範囲判定
出力信号a、比較回路出力信号b、極性判定信号により
フォーカスサーボ引き込み動作を行う領域か、レベルシ
フト量Vsを与える領域かを選択し、フォーカスサーボ
引き込み動作を行う領域ではPID補償回路20からレ
ベルシフト量Vsとは逆極性の制御電圧をフォーカスア
クチュエータ駆動回路22に出力し、フォーカスアクチ
ュエータ23にはレベルシフト量Vsで加速される力と
は逆方向の力が働き、オーバーシュートの小さい状態で
目標位置に到達させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光記録装置の媒
体上に集光される光スポットを高速に走査することによ
り情報の記録および再生等を行う光スポットのフォーカ
スサーボ制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図28は例えば特開平2-123527
号公報に示された従来のフォーカスエラー信号を示す特
性図である。また、図29は同公報に示されたフォーカ
スサーボ制御装置を示す構成図である。
【0003】図28において、フォーカスエラー信号F
Eが零となる位置が、合焦位置の他に照明光の収束位置
に関し合焦位置と共役な位置に生じ、この位置よりも図
示しない光カードが離れるとフォーカスエラー信号の極
性が逆転してフォーカス引き込みができなくなる。ここ
で、光カードが離れすぎてフォーカスエラー信号の極性
が逆転する逆転部は、図示しない対物レンズの駆動範囲
内においてできるだけ少ない方が望ましいが、このため
に逆転位置と合焦位置との間の距離lを短くすると、図
示しない光検出器に入射する光量が低下して雑音の影響
を受け易くなる。また、距離lを短くすると、信号処理
系のノイズや光カード上の欠陥、シーク時におけるフォ
ーカスエラー検出用受光領域の出力の変動によってフォ
ーカスサーボが外れ易くなる。このようなことから、距
離lは200μm〜800μm、すなわち合焦位置(対
物レンズの焦点位置)から照明光の収束位置までの距離
が100μm〜400μmとなるように設定するのが好
適である。
【0004】図29において、101a〜101cはス
イッチ、102はフォーカスエラー信号FEに応じて制
御信号を生成する位相補償回路、103はその制御信号
に応じた駆動電流をフォーカスコイルに供給するフォー
カス駆動回路である。なお、フォーカス駆動回路103
の入力端にはそれぞれ常開のスイッチ101b,101
cを介して基準電圧+Vおよび−Vを選択的に供給する
ようにしている。104はフォーカスエラー信号FEが
零クロス毎にパルスを発生する零クロス検出回路、10
5はフォーカスエラー信号FEの絶対値を検出する絶対
値回路、107はその絶対値と所定の基準値106(例
えば図28においてフォーカスエラー信号FEの最大値
と零との間のほぼ中間の値)とを比較し、基準値よりも
絶対値の方が大きい時に、ハイレベルの信号を出力する
コンパレータである。さらに、108はスイッチ101
aをオンしてフォーカスサーボを開始させると共に、こ
のフォーカスサーボ開始時点から所定期間までの零クロ
ス検出回路104の出力およびその所定時間経過した時
点でのコンパレータ107の出力をそれぞれ監視し、こ
れら出力に基づいてスイッチ101a〜101cを制御
して基準電圧+Vまたは−Vによりフォーカスコイルに
所定の極性の一定のバイアス電流を供給する制御回路で
ある。
【0005】次に動作について説明する。先ず、制御回
路108によりスイッチ101aをオンにしてフォーカ
スサーボを開始する。ここで、対物レンズの初期位置が
図28において±l以内の正規部Iにある場合には、フ
ォーカスサーボを開始してから所定期間経過した時点で
の絶対値回路105の出力は所定の基準値よりも小さ
く、したがってコンパレータ107の出力はローレベル
となるので、これによりフォーカスサーボが引き込まれ
たものとして、フォーカスサーボを続行させる。また、
対物レンズの初期位置が図28において正規部IIにあ
る場合には、対物レンズがサーボ範囲(正規部I)に入
った時、フォーカスサーボが引き込まれてそのまま落ち
着いてフォーカスサーボが行われる場合と、対物レンズ
が光カードから離れる慣性で逆転部に入ってしまいフォ
ーカスサーボの引き込みができない場合とがある。前者
の場合には、フォーカスサーボを開始してから所定時間
経過した時点での絶対値回路105の出力が所定の基準
値106より小さくなるので、これによりフォーカスサ
ーボが引き込まれたものとして上述したと同様にフォー
カスサーボを続行させる。これに対して後者の場合に
は、所定期間経過するまでに零クロス検出回路104に
おいて零クロスが2回検出されると共に、所定期間経過
した時点での絶対値回路105の出力は所定の基準値1
06より大きくなるので、制御回路108によりスイッ
チ101aを一旦オフにすると共にスイッチ101bを
オンにして、基準電圧+Vによりフォーカスコイルに一
方の極性の一定バイアス電流を供給して光カードが図2
8において+l内に位置するように対物レンズを初期位
置から所定量変位させる。その後、スイッチ101aを
オンしてフォーカスサーボを再開させ、所定期間経過し
た時点での絶対値回路105の出力が所定の基準値10
6より小さかったことをもってフォーカスサーボの引き
込みが行われたものとして、スイッチ101bをオフし
て通常のフォーカスサーボを行うようにする。
【0006】さらに、対物レンズの初期位置が図28に
おいて逆転部にある時は、対物レンズはフォーカスエラ
ー信号が零にならないまま光カードから離れた位置に保
持される。したがって、この場合にはスイッチ101a
をオンしてフォーカスサーボを開始してから所定期間経
過するまでに零クロス検出回路104において零クロス
が検出されないと共に、所定期間経過した時点での絶対
値回路105の出力は所定の基準値106よりも大きく
なるので、制御回路108によりスイッチ101aを一
旦オフすると共にスイッチ101cをオンにして、基準
電圧−Vによりフォーカスコイルに他方の極性が一定の
バイアス電流を供給して光カードが図28において−l
内に位置するように対物レンズを初期位置から所定量変
位させる。その後、スイッチ101aをオンしてフォー
カスサーボを再開させ、所定期間経過した時点での絶対
値回路105の出力が所定の基準値106よりも小さく
なったことをもってフォーカスサーボの引き込みが行わ
れたものとして、スイッチ101cをオフして通常のフ
ォーカスサーボを行うようにする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のフォーカスサー
ボ制御装置は以上のように構成されているので、デフォ
ーカス時の光カードと対物レンズの相対距離に関係なく
フォーカス駆動回路103に供給する基準電圧+V、ま
たは−Vが一定値であるので、フォーカスサーボの引き
込み目標位置+l、または−lへの移動時間が長くかか
るという課題があった。
【0008】また、フォーカスずれに対する補正を直流
のバイアス電流のみで行っているので、初期位置と合焦
点との距離の差以外に静摩擦力等の外乱が含まれている
時は、所望の移動距離を得てフォーカスサーボ引き込み
範囲に達するまでの時間が長くなってしまうという課題
があった。
【0009】さらに、電源再投入時やフォーカスサーボ
開始後のデフォーカス時には、再び同じフォーカスサー
ボ引き込みを行うので、フォーカスサーボ引き込みまで
の時間が長くなってしまうという課題があった。
【0010】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、光スポットのフォーカスずれ方向
とフォーカスずれ量を検出し、静止摩擦等の外乱や電源
再投入時やフォーカスサーボ開始後のデフォーカス時に
対して短い時間でフォーカスサーボ引き込み領域に光ス
ポットを移動させるフォーカスサーボ制御装置を得るこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係るフォーカ
スサーボ制御装置は、測定タイミング信号に基づいてフ
ォーカスエラー信号の電圧値を測定する電圧値測定手段
と、その電圧値の総和を演算する電圧値総和演算手段
と、その電圧値の総和に応じてレベルシフト信号を生成
するレベルシフト信号生成手段と、フォーカスエラー信
号または電圧値と基準電圧とを比較する比較手段と、フ
ォーカスエラー信号または電圧値に応じてフォーカスエ
ラー信号が引き込み範囲にあるかを判定する判定手段
と、フォーカスサーボ引き込み時に比較手段による比較
結果および判定手段による判定結果に応じてレベルシフ
ト信号または補償手段によって生成された駆動制御信号
を選択して出力する選択手段と、その選択出力されたレ
ベルシフト信号または駆動制御信号に応じてフォーカス
レンズを駆動する駆動手段とを備えたものである。
【0012】この発明に係るフォーカスサーボ制御装置
は、測定タイミング信号に基づいてフォーカスエラー信
号の電圧値を測定する電圧値測定手段と、その電圧値の
最大値および最小値を測定する最大値最小値測定手段
と、その電圧値の最大値および最小値に応じてレベルシ
フト信号を生成するレベルシフト信号生成手段と、フォ
ーカスエラー信号または電圧値と基準電圧とを比較する
比較手段と、フォーカスエラー信号または電圧値に応じ
てフォーカスエラー信号が引き込み範囲にあるかを判定
する判定手段と、フォーカスサーボ引き込み時に比較手
段による比較結果および判定手段による判定結果に応じ
てレベルシフト信号または補償手段によって生成された
駆動制御信号を選択して出力する選択手段と、その選択
出力されたレベルシフト信号または駆動制御信号に応じ
てフォーカスレンズを駆動する駆動手段とを備えたもの
である。
【0013】この発明に係るフォーカスサーボ制御装置
は、測定タイミング信号に基づいてフォーカスエラー信
号の電圧値を測定する電圧値測定手段と、測定タイミン
グ信号に基づいてフォーカスエラー信号または電圧値と
基準電圧とを比較する比較手段と、測定タイミング信号
に基づいて比較手段による比較結果に応じたパルス幅を
演算するパルス幅演算手段と、そのパルス幅に応じてレ
ベルシフト信号を生成するレベルシフト信号生成手段
と、フォーカスエラー信号または電圧値に応じてフォー
カスエラー信号が引き込み範囲にあるかを判定する判定
手段と、フォーカスサーボ引き込み時に比較手段による
比較結果および判定手段による判定結果に応じてレベル
シフト信号または補償手段によって生成された駆動制御
信号を選択して出力する選択手段と、その選択出力され
たレベルシフト信号または駆動制御信号に応じてフォー
カスレンズを駆動する駆動手段とを備えたものである。
【0014】この発明に係るフォーカスサーボ制御装置
は、フォーカスサーボの帯域より高い周波数の信号を生
成する高周波信号生成手段と、その高周波信号をレベル
シフト信号に重畳する高周波信号重畳手段とを備えたも
のである。
【0015】この発明に係るフォーカスサーボ制御装置
は、レベルシフト信号を記憶する不揮発性記憶手段と、
電源再立ち上げ時もしくはフォーカスレンズが媒体上か
ら外れた時に不揮発性記憶手段に記憶されたレベルシフ
ト信号を駆動手段に供給する切替手段とを備えたもので
ある。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるフ
ォーカスサーボ制御装置を示す構成図であり、図におい
て、1は図示していない光学系(光学手段)の中にある
4つに分割されたフォトディテクタである。2a〜2d
は4つに分割されたフォトディテクタ1の光電流を各々
4つの電気信号に変換する電流電圧変換器、3は電流電
圧変換器2aと電流電圧変換器2dの出力信号を加算す
る第1の加算回路、4は電流電圧変換器2bと電流電圧
変換器2cの出力信号を加算する第2の加算回路、5は
第1の加算回路3と第2の加算回路4の出力信号を各々
減算し、フォーカスエラー信号FEを生成する第1の減
算回路である。なお、電流電圧変換器2a〜2d、第1
および第2の加算回路3,4、および第1の減算回路5
によりフォーカスエラー信号生成手段を構成する。6は
基準電圧生成回路、7は基準クロック生成回路、8は1
回転に1個のパルスを生成するインデックス生成回路、
9は基準クロック生成回路7によって生成される基準ク
ロック信号とインデックス生成回路8で生成されるイン
デックス信号により測定タイミングを生成する測定タイ
ミング生成回路(測定タイミング信号生成手段)であ
る。10は測定タイミング生成回路9によって生成され
る測定タイミング信号Tで1回転中のフォーカスエラー
信号FEの基準電圧生成回路6の出力信号である基準電
圧Vrefとの電圧差を測定するフォーカスエラー信号
電圧値測定回路(電圧値測定手段)、11はフォーカス
エラー信号電圧値測定回路10の出力信号の電圧値の総
和を演算する電圧値総和演算回路(電圧値総和演算手
段)、12はフォーカスエラー信号電圧値測定回路10
の出力信号と基準電圧Vrefを比較する比較回路(比
較手段)、13はフォーカスエラー信号電圧値測定回路
10の出力信号がフォーカスサーボ引き込み範囲にある
かを判定する引き込み範囲判定回路(判定手段)であ
る。14は比較回路12の出力信号と引き込み範囲判定
回路13の出力信号より、後述するレベルシフト量生成
回路15の出力信号、または後述するPID補償回路2
0の出力信号を選択するための判断を行う論理回路、1
5は電圧値総和演算回路11の演算結果より後述するフ
ォーカスアクチュエータ駆動回路22へのレベルシフト
量Vsを生成するレベルシフト量生成回路(レベルシフ
ト信号生成手段)、16は基準電圧Vrefとレベルシ
フト量Vsを比較してレベルシフト量Vsの正負を判定
する極性判定回路、17は反転増幅器等で構成されるレ
ベルシフト量Vsの極性を反転する極性反転回路、18
は論理回路14より出力されるS1信号が“H”の時オ
ン、“L”の時オフする第1のアナログスイッチ、19
は論理回路14より出力されるS2信号が“L”の時オ
ン、“H”の時オフする第2のアナログスイッチ、20
は比例補償回路、積分補償回路、および位相補償回路よ
り構成されているPID補償回路(補償手段)、21は
論理回路14の結果よりS信号が“H”の時PID補償
回路20の出力信号、“L”の時レベルシフト量Vsを
選択する第1のスイッチである。なお、論理回路14、
第1および第2のアナログスイッチ18,19、第1の
スイッチ21により選択手段を構成する。22は後述す
るフォーカスアクチュエータ23の駆動コイルに駆動電
流を供給するフォーカスアクチュエータ駆動回路、23
は4つのフォトディテクタ1を含む光学系の一部である
対物レンズ(フォーカスレンズ)を光カードに対して上
下に駆動するフォーカスアクチュエータであり、フォー
カスアクチュエータ駆動回路、およびフォーカスアクチ
ュエータにより駆動手段を構成する。
【0017】図2はフォーカスエラー信号電圧値測定回
路10の詳細を示す構成図であり、図において、24は
フォーカスエラー信号FEと基準電圧Vrefとの差動
演算を行う差動演算回路、25は差動演算回路24の出
力電圧を測定タイミング信号Tでサンプリングするサン
プルホールド回路、26はサンプルホールド回路25の
出力であるフォーカスエラー信号FEのサンプル電圧値
をデジタルデータに変換するA/Dコンバータである。
【0018】図3はレベルシフト量生成回路15の詳細
を示す構成図であり、図において、27は電圧値総和演
算回路11から出力される電圧値総和出力データに対応
したレベルシフト量Vsを予め設定したレベルシフト量
変換テーブル、28はレベルシフト量変換テーブル27
から出力されるデジタルデータのレベルシフト量データ
をアナログであるレベルシフト量Vsに変換するD/A
コンバータである。
【0019】図4は測定タイミング生成回路9における
測定タイミング信号Tの生成過程を示すタイミングチャ
ートであり、図において、インデックス生成回路8から
出力されるインデックス信号IDXは、1回転に1つの
パルスを発生するものであり、この信号を基準として基
準クロック生成回路7から出力される基準クロック信号
CLKを図示しないカウンタによりカウントし、測定タ
イミング信号Tを生成する。
【0020】図5はフォーカスエラー信号FEの電圧値
を測定する過程を示す説明図であり、図において、T1
〜T18は1回転中の18個の測定タイミング信号Tを
示しており、V1〜V18は測定タイミングT1〜T1
8時のフォーカスエラー信号FEと基準電圧Vrefの
差動出力信号の電圧値を示す。ここでは、フォーカスエ
ラー信号FEは後述する光カード(媒体)と対物レンズ
の相対距離が合焦点に比べ遠い時に正電圧、近い時に負
電圧をあらわすものと仮定する。
【0021】図6は論理回路14の詳細を示す論理回路
図であり、図において、29,30,34はインバータ
回路、31,33,35はアンド回路、32はオア回路
である。そして、レベルシフト量Vsが基準電圧Vre
fに対して正電圧である時の第1のアナログスイッチ1
8の制御信号S1+、第2のアナログスイッチ19の制
御信号S2+、第1のスイッチ21の制御信号S+を生
成する。
【0022】図7は論理回路14の詳細を示す論理回路
図であり、図において、36,40はインバータ回路、
37,39,41はアンド回路、38はオア回路であ
る。そして、レベルシフト量Vsが基準電圧Vrefに
対して負電圧である時の第1のアナログスイッチ18の
制御信号S1−、第2のアナログスイッチ19の制御信
号S2−、第1のスイッチ21の制御信号S−を生成す
る。
【0023】図8は論理回路14の詳細を示す論理回路
図であり、図において、42はインバータ回路、43,
44はアンド回路、45はオア回路である。そして、極
性判定回路16の出力である極性判定信号により第1の
スイッチ21のスイッチ信号S+又はスイッチ信号S−
を選択してスイッチ信号Sを生成する。ここで、極性判
定信号はレベルシフト量Vsが基準電圧Vrefに対し
て正電圧の時“H”レベルのデジタル信号を出力し、レ
ベルシフト量Vsが基準電圧信号Vrefに対して負電
圧の時“L”レベルのデジタル信号を出力すると仮定す
る。以下同様とする。
【0024】図9は論理回路14の詳細を示す論理回路
図であり、図において、46はインバータ回路、47,
48はアンド回路、49はオア回路である。そして、極
性判定回路16の出力である極性判定信号により第1の
アナログスイッチ18の制御信号S1+、または制御信
号S1−を選択してアナログスイッチ18の制御信号S
1を生成する。
【0025】図10は論理回路14の詳細を示す論理回
路図であり、図において、50はインバータ回路、5
1,52はアンド回路、53はオア回路である。そし
て、極性判定回路16の出力である極性判定信号により
第2のアナログスイッチ19の制御信号S2+、または
制御信号S2−を選択してアナログスイッチ19の制御
信号S2を生成する。
【0026】図11は引き込み範囲判定回路13の詳細
を示す論理回路図であり、図において、54,55,5
7,59,60は抵抗、56,58はコンパレータ、6
1はアンド回路である。このように、フォーカスエラー
信号電圧値測定回路10から出力される差動演算出力信
号を引き込み範囲設定電圧+V1、−V1とで各々比較
するコンパレータ56,58とアンド回路61により構
成されており、引き込み範囲判定出力信号aを生成す
る。引き込み範囲判定出力回路aは、差動演算出力信号
が予め設定した引き込み範囲±V1にあるかを判定し、
引き込み範囲±V1内にある場合は“H”レベル、引き
込み範囲±V1内から外れた場合は“L”レベルとな
る。
【0027】図12は比較回路12の詳細を示す論理回
路図であり、図において、62,63,65は抵抗、6
4はコンパレータである。このように、フォーカスエラ
ー信号電圧値測定回路10から出力される差動演算出力
信号と基準電圧Vrefを比較するコンパレータ64に
より構成されており、比較回路出力信号bを生成する。
比較回路出力信号bは、差動演算出力信号が基準電圧V
refより高い電圧の時は“H”レベル、逆に低い電圧
の時は“L”レベルとなる。
【0028】図13は光カードと対物レンズの相対距離
が合焦点に対して離れている時のフォーカスサーボ引き
込み動作と各信号を示す説明図である。図14は光カー
ドと対物レンズの相対距離が合焦点に対して近い時のフ
ォーカスサーボ引き込み動作と各信号を示す説明図であ
る。図15は光カードと対物レンズの相対距離が合焦点
付近でのフォーカスサーボ引き込み動作と各信号を示す
説明図である。
【0029】次に動作について説明する。図1に示す4
つに分割されたフォトディテクタ1は、図示されていな
い光源であるレーザ光を図示されてされていない光カー
ドに照射し、反射してくる光を受光する。受光された光
のビームにより発生する光電流は電流電圧変換器2a〜
2dにより電気信号に各々変換される。変換された4つ
の電気信号のうち、フォトディテクタ1の対角に対応す
る電流電圧変換器2aと電流電圧変換器2d、電流電圧
変換器2bと電流電圧変換器2cを各々第1の加算回路
3、第2の加算回路4にて加算する。2つの加算回路の
出力信号を第1の減算回路5にて減算し、フォーカスエ
ラー信号FEが生成される。フォーカスエラー信号FE
は、光カードと図示されていない対物レンズとの相対的
な距離に応じて変化する。以上が、フォーカスエラー信
号の生成に関する動作の説明である。
【0030】次に、レベルシフト量Vsを生成する動作
について説明する。図2のフォーカスエラー信号電圧値
測定回路10の内部回路に示すように、差動演算回路2
4はフォーカスエラー信号FEと基準電圧Vrefを差
動演算する。図中のサンプルホールド回路25は差動演
算出力信号を測定タイミング信号Tのタイミングでサン
プリングする。A/Dコンバータ26はサンプリングさ
れた差動演算出力信号をデジタルデータに変換する。一
例として1回転に18個のサンプリングによるフォーカ
スエラー信号電圧値データの場合を図5に示す。各測定
タイミング信号T1〜T18における差動演算出力信号
の電圧値V1〜V18を測定する。測定した電圧値V1
〜V18はフォーカスエラー信号電圧値測定回路10内
にあるA/Dコンバータ26によってデジタルデータに
変換され、フォーカスエラー信号電圧値データとして出
力される。電圧値総和演算回路11はフォーカスエラー
信号電圧値データを全て加算し、この加算結果を電圧値
総和出力データとして出力する。図3に示すレベルシフ
ト量生成回路15は電圧値総和出力データに対応したレ
ベルシフト量Vsを予め設定したレベルシフト量変換テ
ーブル27からレベルシフト量データを選択し、D/A
コンバータ28によりアナログ信号であるレベルシフト
量Vsとして出力する。
【0031】次に、光カードと対物レンズとの相対距離
が合焦点に比べて離れている時のフォーカスサーボ引き
込み動作について図13を用いて説明する。図中、点線
のフォーカスエラー信号FEは、図5に示す差動演算出
力信号と同じように合焦点に対して離れている方向にデ
フォーカスしている状態を示している。図5の状態で求
められたレベルシフト量Vsをフォーカスアクチュエー
タ駆動回路22に与えることにより、フォーカスエラー
信号FEは図中矢印の方向に変化する。すなわち、光カ
ードと対物レンズとの相対距離が近づく方向にフォーカ
スアクチュエータ23が駆動される。図中、実線のフォ
ーカスエラー信号FEは、略基準電圧Vrefが中心と
なるような位置になった状態を示しており、この時に得
られる引き込み範囲判定出力信号a、比較回路出力信号
b、極性判定信号により論理回路14で生成される第1
のアナログスイッチ18の制御信号S1、第2のアナロ
グスイッチ19の制御信号S2、第1のスイッチ21の
制御信号Sにより後述するA1,B1,C1,D1の各
領域を設定することができる。図中A1領域で、第1の
スイッチ21がPID補償回路20の出力信号を選択し
てフォーカスサーボ引き込みを開始すると、フォーカス
エラー信号FEが負電圧であるので光カードと対物レン
ズが合焦点となるようにPID補償回路20はレベルシ
フト量Vsとは逆極性の駆動電圧をフォーカスアクチュ
エータ駆動回路22に出力する。ここで、フォーカスア
クチュエータ23はレベルシフト量Vsで加速される力
とは逆方向の力が働くので、オーバーシュートが小さく
安定して目標位置に到達することができる。一方、図中
B1領域で、第1のスイッチ21がPID補償回路20
の出力信号を選択してフォーカスサーボ引き込みを開始
すると、フォーカスエラー信号FEが正電圧であるので
光カードと対物レンズが合焦点となるようにPID補償
回路20はレベルシフト量Vsと同極性の制御電圧をフ
ォーカスアクチュエータ駆動回路22に出力する。ここ
で、フォーカスアクチュエータ23はレベルシフト量V
sで加速する力と同じ方向の力が働くので、オーバーシ
ュートが大きくなり目標位置に到達するまでの時間が長
くなるか、またはフォーカスサーボ引き込み範囲から外
れてしまい目標位置に到達できなくなる。そこで、B1
領域では第1のスイッチ21は第1のアナログスイッチ
18の出力であるレベルシフト量Vsを選択してフォー
カスエラー信号FEがA1領域に入るようにする。ま
た、図中C1領域では、光カードと対物レンズの相対距
離が離れてフォーカスサーボ引き込み範囲から外れてい
るため第1のスイッチ21が第1のアナログスイッチ1
8の出力であるレベルシフト量Vsを選択してフォーカ
スエラー信号FEがA1領域に入るようにする。また、
図中D1領域では、光カードと対物レンズの相対距離が
近づきすぎてフォーカスサーボ引き込み範囲から外れて
いるため第1のスイッチ21が第2のアナログスイッチ
19の出力であるレベルシフト量−Vsを選択してフォ
ーカスエラー信号FEがA1領域に入るようにする。
【0032】次に、光カードと対物レンズとの相対距離
が合焦点に比べて近い時のフォーカスサーボ引き込み動
作について図14を用いて説明する。図中、点線のフォ
ーカスエラー信号FEは、図5に示す差動演算出力信号
とは逆に合焦点に対して近い方向にデフォーカスしてい
る状態を示している。図5の状態で求められたレベルシ
フト量Vsと逆極性のレベルシフト量−Vsをフォーカ
スアクチュエータ駆動回路22に与えることにより、フ
ォーカスエラー信号FEは図中矢印の方向に変化する。
すなわち、光カードと対物レンズとの相対距離が離れて
いく方向にフォーカスアクチュエータ23が駆動され
る。図中、実線のフォーカスエラー信号FEは、略基準
電圧Vrefが中心となるような位置になった状態を示
しており、このときに得られる引き込み範囲判定出力信
号a、比較回路出力信号b、極性判定信号により論理回
路14で生成される第1のアナログスイッチ18の制御
信号S1、第2のアナログスイッチ19の制御信号S
2、第1のスイッチ21の制御信号Sにより後述するA
2,B2,C2,D2の各領域を設定することができ
る。図中A2領域で、第1のスイッチ21がPID補償
回路20の出力信号を選択してフォーカスサーボ引き込
みを開始すると、フォーカスエラー信号FEが正電圧で
あるので光カードと対物レンズが合焦点となるようにP
ID補償回路20はレベルシフト量−Vsとは逆極性の
制御電圧をフォーカスアクチュエータ駆動回路22に出
力する。ここで、フォーカスアクチュエータ23はレベ
ルシフト量−Vsで加速される力とは逆方向の力が働く
ので、オーバーシュートが小さい状態で目標位置に到達
することができる。一方、図中B2領域で、第1のスイ
ッチ21がPID補償回路20の出力信号を選択してフ
ォーカスサーボ引き込みを開始すると、フォーカスエラ
ー信号FEが負電圧であるので光カードと対物レンズが
合焦点となるようにPID補償回路20はレベルシフト
量−Vsと同極性の制御電圧をフォーカスアクチュエー
タ駆動回路22に出力する。ここで、フォーカスアクチ
ュエータ23はレベルシフト量−Vsで加速する力と同
じ方向の力が働くので、オーバーシュートが大きくなり
目標位置に到達するまでの時間が長くなるか、またはフ
ォーカスサーボ引き込み範囲から外れてしまい目標位置
に到達できなくなる。そこで、B2領域では第1のスイ
ッチ21は第1のアナログスイッチ18の出力であるレ
ベルシフト量−Vsを選択してフォーカスエラー信号F
EがA2領域に入るようにする。また、図中C2領域で
は、光カードと対物レンズの相対距離が離れてフォーカ
スサーボ引き込み範囲から外れているため第1のスイッ
チ21が第1のアナログスイッチ18の出力であるレベ
ルシフト量−Vsを選択してフォーカスエラー信号FE
がA2領域に入るようにする。また、図中D2領域で
は、光カードと対物レンズの相対距離が近づきすぎてフ
ォーカスサーボ引き込み範囲から外れているため第1の
スイッチ21が第2のアナログスイッチ19の出力であ
るレベルシフト量Vsを選択してフォーカスエラー信号
FEがA2領域に入るようにする。
【0033】次に、光カードと対物レンズとの相対距離
が合焦点に比べて離れている時のフォーカスサーボ引き
込み動作から合焦点付近に到達する時の動作について図
15を用いて説明する。図中、実線のフォーカスエラー
信号FEは、D3領域で光カードと対物レンズの相対距
離が近づきすぎてフォーカスサーボ引き込み範囲から外
れているため第1のスイッチ21が第2のアナログスイ
ッチ19の出力であるレベルシフト量−Vsを選択して
フォーカスエラー信号FEがA3領域に入るようにす
る。D3領域直後のA3領域では第1のスイッチ21が
PID補償回路20の出力信号を選択してフォーカスサ
ーボ引き込みを開始すると、フォーカスエラー信号FE
が負電圧であるので、光カードと対物レンズが合焦点に
なるようにPID補償回路20はレベルシフト量Vsと
は逆極性の制御電圧をフォーカスアクチュエータ駆動回
路22に出力する。ここで、フォーカスアクチュエータ
23はレベルシフト量Vsで加速される力とは逆方向の
力が働くので、オーバーシュートの小さい状態で目標位
置に到達する。このA3領域直後のB3領域では、第1
のスイッチ21の制御信号Sが“L”レベルとなり、第
1のアナログスイッチ18または第2のアナログスイッ
チ19の出力信号を選択するが、第1のアナログスイッ
チ18の制御信号S1+と第2のアナログスイッチ19
の制御信号S2+は共に2つのアナログスイッチをオフ
する出力レベルであるので、制御電圧は0V(=Vre
f)となり、フォーカスアクチュエータ23は駆動され
ない。次に、再びA3領域に入り上記動作を繰り返すの
で合焦点位置を保持する。また、光カードと対物レンズ
との相対距離が合焦点に比べて近い時のフォーカスサー
ボ引き込み動作から 合焦点付近に到達する時の動作に
ついても同様にフォーカスアクチュエータ23を駆動す
ることができる。
【0034】以上のように、実施の形態1によれば、フ
ォーカスサーボ開始前のデフォーカス状態における光カ
ードと対物レンズを合焦点に近づけるためのレベルシフ
ト量Vsをフォーカスエラー信号FEの電圧値の総和よ
り設定し、フォーカスエラー信号FEが予め設定したフ
ォーカスサーボ引き込み範囲内にあるかを判定する引き
込み範囲判定出力信号a、差動演算出力信号と基準電圧
Vrefとを比較した比較回路出力信号b、レベルシフ
ト量Vsと基準電圧Vrefを比較した結果の極性判定
信号の3つの信号によりフォーカスサーボ引き込み動作
を行う領域(例えば、図13に示すA1領域)か、また
はレベルシフト量Vsを与える領域(例えば、図13に
示すB1、C1、D1領域)かを選択するようにしてい
るので、フォーカスサーボ引き込み動作を行う領域では
PID補償回路20からレベルシフト量Vsとは逆極性
の制御電圧をフォーカスアクチュエータ駆動回路22に
出力され、フォーカスアクチュエータ23はレベルシフ
ト量Vsで加速される力とは逆方向の力が働き、オーバ
ーシュートの小さい状態で目標位置に到達することがで
きる。また、フォーカスエラー信号FEがフォーカスサ
ーボ引き込み範囲内に入っていても、レベルシフト量V
sとPID補償回路20から出力される制御電圧が同極
性の時は、フォーカスサーボ引き込み動作を開始しない
ようにしているので、オーバーシュートが大きくなり目
標位置に到達するまでの時間が長くなったり、またはフ
ォーカスサーボ引き込み範囲から外れてしまい目標位置
に到達できなくなるようなことを防ぐことができる。さ
らに、レベルシフト量Vsの極性を判定しているので光
カードと対物レンズのデフォーカス方向がどちらでも最
適な方向のレベルシフト量Vsを与えることができ、フ
ォーカスサーボ引き込み動作を高速に安定して行うこと
ができる。
【0035】なお、上記実施の形態1によれば、比較回
路12および引き込み範囲判定回路13は、フォーカス
エラー信号電圧値測定回路10の出力信号を入力として
比較および判定したが、第1の減算回路5の出力信号で
あるフォーカスエラー信号FEを入力として比較および
判定しても良い。
【0036】実施の形態2.以上の実施の形態1では、
フォーカスエラー信号FEを測定タイミング生成回路9
から出力される測定タイミング信号Tによりフォーカス
エラー信号電圧値測定回路10にて測定した電圧値の総
和を電圧値総和演算回路11にて演算した結果でフォー
カスアクチュエータ駆動回路22の駆動電圧へのバイア
スとなるレベルシフト量を生成するようにしたものであ
るが、次に測定タイミング信号Tによりフォーカスエラ
ー信号電圧値測定回路10にて測定した電圧値の最大値
と最小値を測定した結果でレベルシフト量Vsxを生成
する実施の形態を示す。図16はこの発明の実施の形態
2によるフォーカスサーボ制御装置を示す構成図であ
り、図において、66はフォーカスエラー信号電圧値測
定回路10の出力信号のフォーカスエラー信号電圧値デ
ータの最大値と最小値を測定する最大値最小値測定回路
(最大値最小値測定手段)、67は最大値最小値測定回
路66の出力信号であるフォーカスエラー信号電圧値デ
ータの最大値と最小値の平均値データに対応したレベル
シフト量Vsxを生成するレベルシフト量生成回路(レ
ベルシフト信号生成手段)であり、図2のレベルシフト
量変換テーブル27としてフォーカスエラー信号電圧値
データの最大値と最小値の平均値データに対応したレベ
ルシフト量Vsxを予め設定している。なお、図1に記
載と同じ符号の構成要素については説明を省略する。
【0037】図17は最大値最小値測定回路66の詳細
を示す構成図であり、図において、68〜70,74〜
77,82,83は第1から第9のデータバッファ、7
1は第2のデータバッファ69の値と第3のデータバッ
ファ70の値を比較し、第2のデータバッファ69の値
が第3のデータバッファ70の値より大きいか、または
等しい時にX1>=Y1に“H”、X1<Y1に“L”
を出力し、第2のデータバッファ69の値が第3のデー
タバッファ70の値より小さい時にX1>=Y1に
“L”、X1<Y1に“H”を出力する第1のコンパレ
ータ、78は第4のデータバッファ74の値と第5のデ
ータバッファ76の値を比較し、第4のデータバッファ
74の値が第5のデータバッファ76の値より大きい
か、または等しい時にX2>=Y2に“H”、X2<Y
2に“L”を出力し、第4のデータバッファ74の値が
第5のデータバッファ76の値より小さい時にX2>=
Y2に“L”、X2<Y2に“H”を出力する第2のコ
ンパレータ、79は第6のデータバッファ75の値と第
7のデータバッファ77の値を比較し、第6のデータバ
ッファ75の値が第7のデータバッファ77の値より大
きいか、または等しい時にX3>Y3に“H”、X3<
=Y3に“L”を出力し、第6のデータバッファ75の
値が第7のデータバッファ77の値より小さい時にX3
>Y3に“L”、X3<=Y3に“H”を出力する第3
のコンパレータ、72は第1のコンパレータ71の出力
X1>=Y1が“H”でかつX1<Y1が“L”の時に
X1を選択、X1>=Y1が“L”でかつX1<Y1が
“H”の時にY1を選択する第1のセレクタ、73は第
1のコンパレータ71の出力X1>=Y1が“L”でか
つX1<Y1が“H”の時にX1を選択、第1のコンパ
レータ71の出力のX1>=Y1が“H”でかつX1<
Y1が“L”の時にY1を選択する第2のセレクタ、8
0は第2のコンパレータ78の出力のX2>=Y2が
“H”でかつX2<Y2が“L”の時にX2を選択、X
2>=Y2が“L”でかつX2<Y2が“H”の時にY
2を選択する第3のセレクタ、81は第2のコンパレー
タ78の出力のX3>Y3が“L”でかつX3<=Y3
が“H”の時にX3を選択、X3>Y3が“H”でかつ
X3<=Y3が“L”の時にY3を選択する第4のセレ
クタ、84はインデックス信号IDXのパルス信号の立
ち上がりから次の立ち上がりまでの間で第8のデータバ
ッファ82に保存される最大値と第9のデータバッファ
83に保存される最小値を加算する最大値最小値加算回
路、85は最大値最小値加算回路84の加算結果の平均
値を演算する1/2除算回路である。
【0038】図18は測定タイミング信号Tによりフォ
ーカスエラー信号電圧値測定回路10にて測定した電圧
値の最大値と最小値を測定する過程を示す説明図であ
り、図において、T1〜T18は1回転中の18個の測
定タイミング信号Tを示しており、V1X〜V18Xは
測定タイミングT1〜T18時のフォーカスエラー信号
FEと基準電圧信号Vrefの差動出力信号の電圧値を
示す。ここで、フォーカスエラー信号FEは光カードと
対物レンズの相対距離が合焦点に比べ離れている時に正
電圧、近い時に負電圧をあらわすものと仮定する。
【0039】次に動作について説明する。図16に示す
フォーカスエラー信号電圧値測定回路10において生成
される差動演算出力信号のデジタルデータを用いてレベ
ルシフト量Vsxを生成する動作について説明する。図
18において、インデックス信号IDX直後の測定タイ
ミングT1における差動演算出力信号の電圧値V1Xの
デジタルデータ値をD1とする。また、次の測定タイミ
ングT2における差動演算出力信号の電圧値V2Xのデ
ジタルデータ値をD2とする。デジタルデータ値D1は
測定タイミングT2の立ち上がりで図17に示す第1の
データバッファ68に保存される。次に、測定タイミン
グT3の立ち上がりで図中第2のデータバッファ69に
保存される。これと同時にデジタルデータ値D2は第1
のデータバッファ68に保存される。次に、測定タイミ
ングT4でデジタルデータ値D1は第3のデータバッフ
ァ70に保存され、これと同時にデジタルデータ値D2
は第2のデータバッファ69に保存され、デジタルデー
タ値D3は第1のデータバッファ68に保存される。以
下、測定タイミングTが入力される毎にデジタルデータ
値D4以降が第1のデータバッファ68から第3のデー
タバッファ70へ順に保存される。また、測定タイミン
グT4の立ち上がりで第2のデータバッファ69に保存
されているデジタルデータ値D2と第3のデータバッフ
ァ70に保存されているデジタルデータ値D1は第1の
コンパレータ71の入力端子X1,Y1に各々入力され
る。その比較結果の出力信号X1>=Y1,X1<Y1
により、第1のセレクタ72および第2のセレクタ73
において次の測定タイミングT5の立ち上がりで大きい
値であるD1が第4のデータバッファ74に保存され、
小さい値であるD2が第6のデータバッファ75に保存
される。さらに、次の測定タイミングT6の立ち上がり
でデジタルデータD1は第5のデータバッファ76に保
存され、デジタルデータD2は第7のデータバッファ7
7に保存される。また、同時に第1のコンパレータ71
では第2のデータバッファ69に保存されているデジタ
ルデータ値D3と第3のデータバッファ70に保存され
るデジタルデータ値D2は第1のコンパレータ71の入
力端子X1,Y1に各々入力される。その比較結果の出
力信号X1>=Y1,X1<Y1により、第1のセレク
タ72および第2のセレクタ73において測定タイミン
グT6の立ち上がりで大きい値であるD3が第4のデー
タバッファ74に保存され、小さい値であるD2が第6
のデータバッファ75に保存される。さらに次の測定タ
イミングT7の立ち上がりで第4のデータバッファ74
に保存されているデジタルデータ値D3と第5のデータ
バッファ76に保存されているデジタルデータ値D1は
第2のコンパレータ78の入力端子X2,Y2に各々入
力される。その比較結果の出力信号X2>=Y2,X2
<Y2により、第3のセレクタ80において次の測定タ
イミングT8の立ち上がりで大きい値であるD3が第8
のデータバッファ82に保存される。同時に第6のデー
タバッファ75に保存されているデジタルデータ値D2
と第7のデータバッファ77に保存されているデジタル
データ値D2は第3のコンパレータ79の入力端子X
3,Y3に各々入力される。その比較結果の出力信号X
3>Y3,X3<=Y3により、第4のセレクタ81に
おいて次の測定タイミングT8の立ち上がりで小さい値
であるD2が第9のデータバッファ83に保存される。
以上のように動作測定タイミング信号Tの立ち上がりが
入力される毎に第1のコンパレータ71から第3のコン
パレータ79での比較により第8のデータバッファ82
にはデジタルデータ値の最大値、第9のデータバッファ
83にはデジタルデータ値の最小値が保存される。図1
8を例にすると、1回転中での差動演算出力信号の最大
電圧値V11Xのデジタルデータ値D11は第8のデー
タバッファ82に保存され、最小電圧値V15Xのデジ
タルデータ値D15は第9のデータバッファ83に保存
される。最大値最小値加算回路84において、デジタル
データ値の最大値と最小値の加算を行い、1/2除算回
路85において最大値最小値加算回路84の加算結果の
平均値データを演算し、レベルシフト量生成回路67に
出力する。レベルシフト量生成回路67はデジタルデー
タ値の最大値と最小値の平均値データに対応したレベル
シフト量Vsxを出力する。
【0040】以下、実施の形態1に示す図13から図1
5におけるレベルシフト量Vsをレベルシフト量Vsx
に置き換え、同様にフォーカスサーボ引き込み動作を行
うことができる。
【0041】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、実施の形態1と同様の効果が得られると共に、フォ
ーカスエラー信号FEの振幅が大きくなっても、フォー
カスエラー信号電圧値データの総和を加算するのではな
く、測定タイミングTが入力される毎に最大値と最小値
を更新するので少ない回路規模で実現ができる。
【0042】実施の形態3.上記実施の形態1では、フ
ォーカスエラー信号FEを測定タイミング生成回路9か
ら出力されるタイミング信号Tによりフォーカスエラー
信号電圧値測定回路10にて測定した電圧値の総和を電
圧値総和演算回路11にて演算した結果でレベルシフト
量Vsを生成するようにしたものであるが、次に測定タ
イミング信号Tによりフォーカスエラー信号FEと基準
電圧Vrefとを比較して得られるパルス信号のパルス
幅を演算した結果でレベルシフト量Vsを生成する実施
の形態を示す。図19はこの発明の実施の形態3による
フォーカスサーボ制御装置を示す構成図であり、図にお
いて、86は比較回路12の比較回路出力信号と測定タ
イミング信号Tより比較回路出力信号のパルス幅を演算
するパルス幅演算回路(パルス幅演算手段)、87はパ
ルス幅演算回路86の出力信号であるパルス幅演算出力
データに対応したレベルシフト量Vsxxを生成するレ
ベルシフト量生成回路(レベルシフト信号生成手段)で
あり、図2のレベルシフト量変換テーブル27としてパ
ルス幅演算出力データに対応したレベルシフト量Vsx
xを予め設定している。なお、図1に記載と同じ符号の
構成要素については説明を省略する。
【0043】図20はパルス幅演算回路86の詳細を示
す構成図であり、図において、88,90はアンド回
路、89はインバータ回路、91はUP/DOWN並列
入力のアップダウンカウンタである。図21は光カード
と対物レンズの相対距離が合焦点に対して離れている時
のフォーカスサーボ引き込み動作と各信号のタイミング
を示す説明図である。
【0044】次に動作について説明する。先ず、レベル
シフト量Vsxxが生成される動作について説明する。
図20に示すように、比較回路出力信号と測定タイミン
グ信号Tをアンド回路88で論理積を行いアップダウン
カウンタ91のUP入力端子に入力する。一方、比較回
路出力信号の論理を反転した信号と測定タイミング信号
Tをアンド回路90で論理積を行いアップダウンカウン
タ91のDOWN入力端子に入力する。アップダウンカ
ウンタ91は、インデックス信号IDXの立ち上がりか
ら次の立ち上がりまでの1回転中に入力されるUP入力
信号とDOWN入力信号のパルス数をカウントし、その
結果をパルス幅演算出力データとして出力する。ここ
で、レベルシフト量生成回路87はこのパルス幅演算出
力データに対応して予め設定されているレベルシフト変
換テーブルによりレベルシフト量Vsxxを生成する。
【0045】次に、光カードと対物レンズとの相対距離
が合焦点に比べて離れている時のフォーカスサーボ引き
込み動作について図21を用いて説明する。図中の測定
タイミング信号T1〜T3,T14,T15は比較回路
出力信号が“L”であるのでダウン入力信号となる。ま
た、測定タイミング信号T4〜T13,T16〜T18
は比較回路出力信号が“H”であるのでアップ入力信号
となる。これら2つの入力信号が、アップダウンカウン
タ91に入力され、18−5−5=8パルス分に相当す
るパルス幅演算出力データを出力し、このパルス幅演算
出力データに対応したレベルシフト量Vsxxがレベル
シフト量生成回路87から出力され、図中矢印の方向に
差動演算出力信号が変化する。以下、実施の形態1に示
す図13から図15におけるレベルシフト量Vsをレベ
ルシフト量Vsxxに置き換え、同様にフォーカスサー
ボ引き込み動作を行うことができる。
【0046】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、実施の形態1と同様の効果が得られると共に、実施
の形態2に比べても少ない回路規模で構成することがで
きる。
【0047】実施の形態4.以上の実施の形態1〜3で
は、レベルシフト量Vs,Vsx,Vsxxを直流電圧
としてフォーカスアクチュエータ駆動回路22に供給す
るようにしたものであるが、次にレベルシフト量Vs,
Vsx,Vsxxに高周波信号を重畳したレベルシフト
量Vssgをフォーカスアクチュエータ駆動回路22に
供給する実施の形態を示す。図22はこの発明の実施の
形態4によるフォーカスサーボ制御装置を示す構成図で
あり、図において、92は高周波信号生成回路(高周波
信号生成手段)、93は高周波信号生成回路92の出力
信号と基準電圧Vrefとを加算する第3の加算回路、
94は第3の加算回路93の加算結果と第1のアナログ
スイッチ18の出力信号または第2のアナログスイッチ
19の出力信号を加算する第4の加算回路(高周波信号
重畳手段)である。なお、図1に記載と同じ符号の構成
要素については説明を省略する。
【0048】図23はフォーカスサーボの帯域より高い
周波数の信号を生成する高周波信号生成回路92を示す
回路図であり、本回路は本発明にあまり関係が無いので
詳細な説明は省略する。図24は第3の加算回路93の
出力信号波形を示す波形図である。図25は第4の加算
回路94の出力信号波形を示す波形図である。
【0049】次に動作について説明する。図22は実施
の形態1のフォーカスサーボ制御装置に高周波信号生成
回路92、第3の加算回路93、第4の加算回路94を
設けた構成である。図24に示すように高周波信号生成
回路92の出力信号である高周波信号SGと基準電圧V
refを第3の加算回路93にて加算し、基準電圧Vr
efを中心とした高周波信号が生成される。次に、実施
の形態1で示すように、フォーカスサーボ動作を開始す
る前に光カードと対物レンズとの相対的な距離が合焦点
より離れている時は、フォーカスエラー信号FEを測定
タイミング生成回路9から出力されるタイミング信号T
によりフォーカスエラー信号電圧値測定回路10にて測
定した電圧値の総和を電圧値総和演算回路11にて演算
した結果でレベルシフト量Vsが生成される。ここで、
第4の加算回路94にて基準電圧Vrefを中心とした
高周波信号とレベルシフト量Vsを加算し、図25に示
すような高周波信号SGの重畳したレベルシフト量Vs
sgが生成される。
【0050】以下、実施の形態1に示す図13から図1
5におけるレベルシフト量Vsをレベルシフト量Vss
gに置き換えることで同様にフォーカスサーボ引き込み
動作を行うことができる。また、実施の形態2、3にお
いても高周波信号生成回路92、第3の加算回路93、
第4の加算回路94を設けた構成にすることで同様にフ
ォーカスサーボ引き込み動作を行うことができる。
【0051】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、実施の形態1〜3と同様の効果が得られると共に、
光カードと対物レンズの初期位置と合焦点との距離の差
以外に静摩擦力等の外乱が存在してもフォーカスアクチ
ュエータ23をスムーズに駆動させることができる。
【0052】実施の形態5.上記実施の形態1〜3で
は、電源供給後にフォーカスエラー信号電圧値測定回路
10にて測定した電圧値の総和を電圧値総和演算回路1
1にて演算したり、最大値最小値測定回路66にて最大
値と最小値を測定したり、またはパルス幅演算回路86
にてフォーカスエラー信号FEと基準電圧Vrefとを
比較して得られるパルス信号のパルス幅を演算したりし
てレベルシフト量を設定するようにしていたものである
が、レベルシフト量を記憶する手段を設けて、電源立ち
上げ時もしくは光カードと対物レンズが再びデフォーカ
ス状態になった時にこの記憶されたレベルシフト量の電
圧をフォーカスアクチュエータ駆動回路22に供給する
実施の形態を示す。図26はこの発明の実施の形態5に
よるフォーカスサーボ制御装置を示す構成図であり、図
において、95はフラッシュメモリ等の電源遮断後もデ
ータを記憶する記憶素子(不揮発性記憶手段)、96は
最初の電源投入時に電圧値総和演算回路11の出力信号
である電圧値総和出力データを選択し、電源再投入時ま
たはフォーカスサーボ開始後デフォーカスした時に記憶
素子95に保存されたデータを選択する第2のスイッチ
(切替手段)である。なお、図1に記載と同じ符号の構
成要素については説明を省略する。
【0053】次に動作について説明する。図26は、実
施の形態1のフォーカスサーボ制御装置に記憶素子95
を設けた構成である。最初の電源投入時において実施の
形態1で示すように、フォーカスサーボ動作を開始する
前に光カードと対物レンズとの相対的な距離が合焦点よ
り離れている時は、フォーカスエラー信号FEを測定タ
イミング生成回路9から出力される測定タイミング信号
Tによりフォーカスエラー信号電圧値測定回路10にて
測定した電圧値の総和を電圧値総和演算回路11の出力
信号である電圧値総和出力データに対応したレベルシフ
ト量Vsが生成される。この時の電圧値総和出力データ
を記憶素子95に保存させる。電源遮断後、電源を再投
入した時またはフォーカスサーボ開始後のデフォーカス
時には第2のスイッチ96を切り替えて記憶素子95に
保存された電圧値総和出力データを選択し、レベルシフ
ト量Vsを出力する。
【0054】以下、電源遮断後、電源を再投入した時ま
たはフォーカスサーボ開始後のデフォーカス時において
も実施の形態1に示す図13から図15と同様にフォー
カスサーボ引き込み動作を行うことができる。また、実
施の形態2,3においても記憶素子95と第2のスイッ
チ96を設けた構成にすることでも同様にフォーカスサ
ーボ引き込み動作を行うことができる。また、図27に
示すように実施の形態4の構成を示す図22に記憶素子
95と第2のスイッチ96を設けた構成にすることでも
同様にフォーカスサーボ引き込み動作を行うことができ
る。
【0055】以上のように、この実施の形態5によれ
ば、実施の形態1〜4と同様の効果が得られると共に、
電源再投入時またはフォーカスサーボ開始後のデフォー
カス時にレベルシフト量を設定するための電圧値総和演
算回路11、最大値最小値測定回路66、パルス幅演算
回路86による測定や演算を再度行う必要がないので即
座にフォーカスサーボ引き込み動作を行うことができ
る。
【0056】なお、上記実施の形態5では、記憶素子9
5に電圧値総和演算回路11、最大値最小値測定回路6
6、パルス幅演算回路86による出力データを記憶させ
るようにしたが、記憶素子95にレベルシフト量生成回
路15,67,87の出力データであるレベルシフト量
を記憶させるようにしても良い。
【0057】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、測定
タイミング信号に基づいてフォーカスエラー信号の電圧
値を測定する電圧値測定手段と、その電圧値の総和を演
算する電圧値総和演算手段と、その電圧値の総和に応じ
てレベルシフト信号を生成するレベルシフト信号生成手
段と、フォーカスエラー信号または電圧値と基準電圧と
を比較する比較手段と、フォーカスエラー信号または電
圧値に応じてフォーカスエラー信号が引き込み範囲にあ
るかを判定する判定手段と、フォーカスサーボ引き込み
時に比較手段による比較結果および判定手段による判定
結果に応じてレベルシフト信号または補償手段によって
生成された駆動制御信号を選択して出力する選択手段
と、その選択出力されたレベルシフト信号または駆動制
御信号に応じてフォーカスレンズを駆動する駆動手段と
を備えるように構成したので、フォーカスサーボ引き込
み時に駆動手段によるフォーカスレンズの位置のオーバ
ーシュートを抑制することができ、フォーカスサーボ引
き込み動作を高速に安定して行うことができる効果が得
られる。
【0058】また、この発明によれば、測定タイミング
信号に基づいてフォーカスエラー信号の電圧値を測定す
る電圧値測定手段と、その電圧値の最大値および最小値
を測定する最大値最小値測定手段と、その電圧値の最大
値および最小値に応じてレベルシフト信号を生成するレ
ベルシフト信号生成手段と、フォーカスエラー信号また
は電圧値と基準電圧とを比較する比較手段と、フォーカ
スエラー信号または電圧値に応じてフォーカスエラー信
号が引き込み範囲にあるかを判定する判定手段と、フォ
ーカスサーボ引き込み時に比較手段による比較結果およ
び判定手段による判定結果に応じてレベルシフト信号ま
たは補償手段によって生成された駆動制御信号を選択し
て出力する選択手段と、その選択出力されたレベルシフ
ト信号または駆動制御信号に応じてフォーカスレンズを
駆動する駆動手段とを備えるように構成したので、フォ
ーカスサーボ引き込み時に駆動手段によるフォーカスレ
ンズの位置のオーバーシュートを抑制することができ、
フォーカスサーボ引き込み動作を高速に安定して行うこ
とができる効果が得られる。また、フォーカスエラー信
号の振幅が大きくなっても、フォーカスエラー信号の電
圧値の総和を加算するのではなく、測定タイミングが入
力される毎に最大値と最小値を更新するものなので、少
ない回路規模で実現することができる効果が得られる。
【0059】さらに、この発明によれば、測定タイミン
グ信号に基づいてフォーカスエラー信号の電圧値を測定
する電圧値測定手段と、測定タイミング信号に基づいて
フォーカスエラー信号または電圧値と基準電圧とを比較
する比較手段と、測定タイミング信号に基づいて比較手
段による比較結果に応じたパルス幅を演算するパルス幅
演算手段と、そのパルス幅に応じてレベルシフト信号を
生成するレベルシフト信号生成手段と、フォーカスエラ
ー信号または電圧値に応じてフォーカスエラー信号が引
き込み範囲にあるかを判定する判定手段と、フォーカス
サーボ引き込み時に比較手段による比較結果および判定
手段による判定結果に応じてレベルシフト信号または補
償手段によって生成された駆動制御信号を選択して出力
する選択手段と、その選択出力されたレベルシフト信号
または駆動制御信号に応じてフォーカスレンズを駆動す
る駆動手段とを備えるように構成したので、フォーカス
サーボ引き込み時に駆動手段によるフォーカスレンズの
位置のオーバーシュートを抑制することができ、フォー
カスサーボ引き込み動作を高速に安定して行うことがで
きる効果が得られる。また、パルス幅演算手段を用いる
ことによって、さらに少ない回路規模で構成することが
できる効果が得られる。
【0060】さらに、この発明によれば、フォーカスサ
ーボの帯域より高い周波数の信号を生成する高周波信号
生成手段と、その高周波信号をレベルシフト信号に重畳
する高周波信号重畳手段とを備えるように構成したの
で、媒体とフォーカスレンズの初期位置と合焦点との距
離の差以外に静摩擦力等の外乱が存在しても駆動手段を
スムーズに駆動させることができる効果が得られる。
【0061】さらに、この発明によれば、レベルシフト
信号を記憶する不揮発性記憶手段と、電源再立ち上げ時
もしくはフォーカスレンズが媒体上から外れた時に不揮
発性記憶手段に記憶されたレベルシフト信号を駆動手段
に供給する切替手段とを備えるように構成したので、電
源再立ち上げ時もしくはフォーカスレンズが媒体上から
外れた時にレベルシフト信号を設定するための電圧値総
和演算手段、最大値最小値測定手段、パルス幅演算手段
による測定や演算を再度行う必要がないので即座にフォ
ーカスサーボ引き込み動作を行うことができる効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるフォーカスサ
ーボ制御装置を示す構成図である。
【図2】 フォーカスエラー信号電圧値測定回路10の
詳細を示す構成図である。
【図3】 レベルシフト量生成回路15の詳細を示す構
成図である。
【図4】 測定タイミング生成回路9における測定タイ
ミング信号Tの生成過程を示すタイミングチャートであ
る。
【図5】 フォーカスエラー信号FEの電圧値を測定す
る過程を示す説明図である。
【図6】 論理回路14の詳細を示す論理回路図であ
る。
【図7】 論理回路14の詳細を示す論理回路図であ
る。
【図8】 論理回路14の詳細を示す論理回路図であ
る。
【図9】 論理回路14の詳細を示す論理回路図であ
る。
【図10】 論理回路14の詳細を示す論理回路図であ
る。
【図11】 引き込み範囲判定回路13の詳細を示す論
理回路図である。
【図12】 比較回路12の詳細を示す論理回路図であ
る。
【図13】 光カードと対物レンズの相対距離が合焦点
に対して離れている時のフォーカスサーボ引き込み動作
と各信号を示す説明図である。
【図14】 光カードと対物レンズの相対距離が合焦点
に対して近い時のフォーカスサーボ引き込み動作と各信
号を示す説明図である。
【図15】 光カードと対物レンズの相対距離が合焦点
付近でのフォーカスサーボ引き込み動作と各信号を示す
説明図である。
【図16】 この発明の実施の形態2によるフォーカス
サーボ制御装置を示す構成図である。
【図17】 最大値最小値測定回路66の詳細を示す構
成図である。
【図18】 測定タイミング信号Tによりフォーカスエ
ラー信号電圧値測定回路10にて測定した電圧値の最大
値と最小値を測定する過程を示す説明図である。
【図19】 この発明の実施の形態3によるフォーカス
サーボ制御装置を示す構成図である。
【図20】 パルス幅演算回路86の詳細を示す構成図
である。
【図21】 光カードと対物レンズの相対距離が合焦点
に対して離れている時のフォーカスサーボ引き込み動作
と各信号のタイミングを示す説明図である。
【図22】 この発明の実施の形態4によるフォーカス
サーボ制御装置を示す構成図である。
【図23】 フォーカスサーボの帯域より高い周波数の
信号を生成する高周波信号生成回路92を示す回路図で
ある。
【図24】 第3の加算回路93の出力信号波形を示す
波形図である。
【図25】 第4の加算回路94の出力信号波形を示す
波形図である。
【図26】 この発明の実施の形態5によるフォーカス
サーボ制御装置を示す構成図である。
【図27】 この発明の実施の形態5による他のフォー
カスサーボ制御装置を示す構成図である。
【図28】 従来のフォーカスエラー信号を示す特性図
である。
【図29】 従来のフォーカスサーボ制御装置を示す構
成図である。
【符号の説明】
1 フォトディテクタ、2a〜2d 電流電圧変換器
(フォーカスエラー信号生成手段)、3 第1の加算回
路(フォーカスエラー信号生成手段)、4 第2の加算
回路(フォーカスエラー信号生成手段)、5 第1の減
算回路(フォーカスエラー信号生成手段)、6 基準電
圧生成回路、7 基準クロック生成回路、8 インデッ
クス生成回路、9 測定タイミング生成回路(測定タイ
ミング信号生成手段)、10 フォーカスエラー信号電
圧値測定回路(電圧値測定手段)、11 電圧値総和演
算回路(電圧値総和演算手段)、12 比較回路(比較
手段)、13 引き込み範囲判定回路(判定手段)、1
4 論理回路(選択手段)、15,67,87 レベル
シフト量生成回路(レベルシフト信号生成手段)、16
極性判定回路、17 極性反転回路、18 第1のア
ナログスイッチ(選択手段)、19 第2のアナログス
イッチ(選択手段)、20 PID補償回路(補償手
段)、21 第1のスイッチ(選択手段)、22 フォ
ーカスアクチュエータ駆動回路(駆動手段)、23 フ
ォーカスアクチュエータ(駆動手段)、24 差動演算
回路、25 サンプルホールド回路、26 A/Dコン
バータ、27 レベルシフト量変換テーブル、28 D
/Aコンバータ、29,30,34,36,40,4
2,46,50,89 インバータ回路、31,33,
35,37,39,41,43,44,47,48,5
1,52,61,88,90アンド回路、32,38,
45,49,53 オア回路、54,55,57,5
9,60,62,63,65 抵抗、56,58,64
コンパレータ、66最大値最小値測定回路(最大値最
小値測定手段)、68 第1のデータバッファ、69
第2のデータバッファ、70 第3のデータバッファ、
71 第1のコンパレータ、72 第1のセレクタ、7
3 第2のセレクタ、74 第4のデータバッファ、7
5 第6のデータバッファ、76 第5のデータバッフ
ァ、77第7のデータバッファ、78 第2のコンパレ
ータ、79 第3のコンパレータ、80 第3のセレク
タ、81 第4のセレクタ、82 第8のデータバッフ
ァ、83 第9のデータバッファ、84 最大値最小値
加算回路、85 1/2除算回路、86 パルス幅演算
回路(パルス幅演算手段)、91 アップダウンカウン
タ、92 高周波信号生成回路(高周波信号生成手
段)、93 第3の加算回路、94 第4の加算回路
(高周波信号重畳手段)、95 記憶素子(不揮発性記
憶手段)、96 第2のスイッチ(切替手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹田 岳 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 杉浦 寛彦 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5D118 AA13 BF16 CA11 CB01 CD02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源からの光を媒体上に収束させるフォ
    ーカスレンズ、およびその媒体からの反射光を受光する
    フォトディテクタからなる光学手段と、上記フォトディ
    テクタによって受光された反射光に応じてS字特性を有
    するフォーカスエラー信号を生成するフォーカスエラー
    信号生成手段と、基準クロックに基づいて測定タイミン
    グ信号を生成する測定タイミング信号生成手段と、その
    測定タイミング信号に基づいて上記フォーカスエラー信
    号生成手段によって生成されたフォーカスエラー信号の
    電圧値を測定する電圧値測定手段と、上記電圧値測定手
    段によって測定された電圧値の総和を演算する電圧値総
    和演算手段と、上記電圧値総和演算手段によって演算さ
    れた電圧値の総和に応じてレベルシフト信号を生成する
    レベルシフト信号生成手段と、上記フォーカスエラー信
    号生成手段によって生成されたフォーカスエラー信号ま
    たは上記電圧値測定手段によって測定された電圧値と基
    準電圧とを比較する比較手段と、上記フォーカスエラー
    信号生成手段によって生成されたフォーカスエラー信号
    または上記電圧値測定手段によって測定された電圧値に
    応じてフォーカスエラー信号が引き込み範囲にあるかを
    判定する判定手段と、上記フォーカスエラー信号生成手
    段によって生成されたフォーカスエラー信号に応じて駆
    動制御信号を生成する補償手段と、フォーカスサーボ引
    き込み時に上記比較手段による比較結果および上記判定
    手段による判定結果に応じて上記レベルシフト信号生成
    手段によって生成されたレベルシフト信号または上記補
    償手段によって生成された駆動制御信号を選択して出力
    する選択手段と、上記選択手段から出力されたレベルシ
    フト信号または駆動制御信号に応じて上記フォーカスレ
    ンズを駆動する駆動手段とを備えたフォーカスサーボ制
    御装置。
  2. 【請求項2】 光源からの光を媒体上に収束させるフォ
    ーカスレンズ、およびその媒体からの反射光を受光する
    フォトディテクタからなる光学手段と、上記フォトディ
    テクタによって受光された反射光に応じてS字特性を有
    するフォーカスエラー信号を生成するフォーカスエラー
    信号生成手段と、基準クロックに基づいて測定タイミン
    グ信号を生成する測定タイミング信号生成手段と、その
    測定タイミング信号に基づいて上記フォーカスエラー信
    号生成手段によって生成されたフォーカスエラー信号の
    電圧値を測定する電圧値測定手段と、上記電圧値測定手
    段によって測定された電圧値の最大値および最小値を測
    定する最大値最小値測定手段と、上記最大値最小値測定
    手段によって測定された電圧値の最大値および最小値に
    応じてレベルシフト信号を生成するレベルシフト信号生
    成手段と、上記フォーカスエラー信号生成手段によって
    生成されたフォーカスエラー信号または上記電圧値測定
    手段によって測定された電圧値と基準電圧とを比較する
    比較手段と、上記フォーカスエラー信号生成手段によっ
    て生成されたフォーカスエラー信号または上記電圧値測
    定手段によって測定された電圧値に応じてフォーカスエ
    ラー信号が引き込み範囲にあるかを判定する判定手段
    と、上記フォーカスエラー信号生成手段によって生成さ
    れたフォーカスエラー信号に応じて駆動制御信号を生成
    する補償手段と、フォーカスサーボ引き込み時に上記比
    較手段による比較結果および上記判定手段による判定結
    果に応じて上記レベルシフト信号生成手段によって生成
    されたレベルシフト信号または上記補償手段によって生
    成された駆動制御信号を選択して出力する選択手段と、
    上記選択手段から出力されたレベルシフト信号または駆
    動制御信号に応じて上記フォーカスレンズを駆動する駆
    動手段とを備えたフォーカスサーボ制御装置。
  3. 【請求項3】 光源からの光を媒体上に収束させるフォ
    ーカスレンズ、およびその媒体からの反射光を受光する
    フォトディテクタからなる光学手段と、上記フォトディ
    テクタによって受光された反射光に応じてS字特性を有
    するフォーカスエラー信号を生成するフォーカスエラー
    信号生成手段と、基準クロックに基づいて測定タイミン
    グ信号を生成する測定タイミング信号生成手段と、その
    測定タイミング信号に基づいて上記フォーカスエラー信
    号生成手段によって生成されたフォーカスエラー信号の
    電圧値を測定する電圧値測定手段と、その測定タイミン
    グ信号に基づいて上記フォーカスエラー信号生成手段に
    よって生成されたフォーカスエラー信号または上記電圧
    値測定手段によって測定された電圧値と基準電圧とを比
    較する比較手段と、その測定タイミング信号に基づいて
    上記比較手段による比較結果に応じたパルス幅を演算す
    るパルス幅演算手段と、上記パルス幅演算手段によって
    演算されたパルス幅に応じてレベルシフト信号を生成す
    るレベルシフト信号生成手段と、上記フォーカスエラー
    信号生成手段によって生成されたフォーカスエラー信号
    または上記電圧値測定手段によって測定された電圧値に
    応じてフォーカスエラー信号が引き込み範囲にあるかを
    判定する判定手段と、上記フォーカスエラー信号生成手
    段によって生成されたフォーカスエラー信号に応じて駆
    動制御信号を生成する補償手段と、フォーカスサーボ引
    き込み時に上記比較手段による比較結果および上記判定
    手段による判定結果に応じて上記レベルシフト信号生成
    手段によって生成されたレベルシフト信号または上記補
    償手段によって生成された駆動制御信号を選択して出力
    する選択手段と、上記選択手段から出力されたレベルシ
    フト信号または駆動制御信号に応じて上記フォーカスレ
    ンズを駆動する駆動手段とを備えたフォーカスサーボ制
    御装置。
  4. 【請求項4】 フォーカスサーボの帯域より高い周波数
    の信号を生成する高周波信号生成手段と、上記高周波信
    号生成手段によって生成された高周波信号をレベルシフ
    ト信号に重畳する高周波信号重畳手段とを備えたことを
    特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項
    記載のフォーカスサーボ制御装置。
  5. 【請求項5】 レベルシフト信号生成手段によって生成
    されたレベルシフト信号を記憶する不揮発性記憶手段
    と、電源再立ち上げ時もしくはフォーカスレンズが媒体
    上から外れた時に上記不揮発性記憶手段に記憶されたレ
    ベルシフト信号を駆動手段に供給する切替手段とを備え
    たことを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいず
    れか1項記載のフォーカスサーボ制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005031722A1 (en) * 2003-09-27 2005-04-07 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus and method for focus pull-in
JP2010205344A (ja) * 2009-03-04 2010-09-16 Mitsutoyo Corp フォーカシング制御装置、非接触測定装置およびフォーカシングサーボ制御方法
CN115576075A (zh) * 2022-11-21 2023-01-06 上海隐冠半导体技术有限公司 一种自动对焦系统和方法

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