JP2001084510A - 薄膜磁気ヘッドの製造方法 - Google Patents

薄膜磁気ヘッドの製造方法

Info

Publication number
JP2001084510A
JP2001084510A JP26010999A JP26010999A JP2001084510A JP 2001084510 A JP2001084510 A JP 2001084510A JP 26010999 A JP26010999 A JP 26010999A JP 26010999 A JP26010999 A JP 26010999A JP 2001084510 A JP2001084510 A JP 2001084510A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
common shield
shield layer
magnetic pole
recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26010999A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyasu Tsuji
弘恭 辻
Akira Awane
明 阿波根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP26010999A priority Critical patent/JP2001084510A/ja
Publication of JP2001084510A publication Critical patent/JP2001084510A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Magnetic Heads (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄膜磁気ヘッドの記録ヘッド部における磁極
コイルが占める空間の長さを小さくして、磁路長が短く
なった薄膜磁気ヘッド及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 記録電流を流すに必要な断面積を持つよ
うに、磁極コイルの断面を縦長のアスペクト比を有する
縦長長方形の断面形状にし、且つCuメッキシード層を
成膜することにより、巻線コイルの断面のアスペクト比
を非常に大きくした磁極コイルをメッキ形成によって作
製し、磁極コイルを形成する空間の記録ヘッドギャップ
デプス方向の長さを小さくして、磁路長を短くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ディスク装置
(HDD装置)等の磁気記録媒体に対して高密度の記録
・再生を行う装置に適用される薄膜磁気ヘッド及びその
製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気ディスク装置(HDD装置)
等の磁気記録媒体に対する記録において、処理速度の向
上と記録容量の大容量化の必要性が増してきており、高
記録密度化への取り組みが強化されつつある。
【0003】以下、従来の薄膜磁気ヘッドについて図面
を用いて説明する。
【0004】図12及び図13は、従来の薄膜磁気ヘッ
ドを示す図であり、図12は斜視概略図、図13は薄膜
磁気ヘッドの記録ヘッド部の概略断面図である。
【0005】例えば、磁気ディスク装置における信号の
磁気記録媒体への記録再生に用いられる薄膜磁気ヘッド
は、図12に示すような所謂MR(GMR)インダクテ
ィブ複合ヘッドと呼ばれているものが多い。
【0006】図12において、パーマロイ、Co系アモ
ルファス磁性膜或いはFe系合金磁性膜等の軟磁性材料
で成膜された下部シールド層121の上にAl23、A
lN或いはSiO2等の非磁性絶縁材料を用いて下部ギ
ャップ絶縁層122が成膜され、更にその上面に磁気抵
抗効果素子(以下、MR素子と言う)123が積層成膜
形成され、MR素子123の両側部にCoPt合金等の
材料でハードバイアス層124、124が成膜される。
ハードバイアス層124、124の上面及びMR素子1
23の一部の上面にかかるようにして、Cu、Cr或い
はTa等の材料を用いて電極リード層125、125が
成膜される。ここで、電極リード層125、125はM
R素子123の一部の上面にかかるようにしないで、M
R素子123の上面とその左右の側面との交線である稜
線に接し、ハードバイアス層124、124の上面のみ
に成膜するようにしても良い。次に、電極リード層12
5、125とMR素子123の露出した部分の上に、下
部ギャップ絶縁層122と同様の非磁性絶縁材料を用い
て上部ギャップ絶縁層126を成膜する。更に、上部ギ
ャップ絶縁層126の上に、下部シールド層121と同
じような軟磁性材料を用いて共通シールド層127を成
膜形成し、再生ヘッド部120を構成する。
【0007】次に、共通シールド層127の上面に下部
ギャップ絶縁層122と同様の非磁性絶縁材料を用いて
記録ギャップ層128を成膜し、更にその上面に軟磁性
材料を用いて上部磁極129を成膜形成して、記録ヘッ
ド部130を構成する。
【0008】図13に記録ヘッド部130の概略断面図
を示すように、上部磁極129は記録ギャップ層128
を介して共通シールド層127に対向した部分と異なる
部分で共通シールド層127に接触し、バックギャップ
部131を形成しており、バックギャップ部131の部
分で上部磁極129を渦巻状に周回するように、磁極コ
イル132が設けられている。尚、磁極コイル132は
絶縁材133によって上部磁極129及び共通シールド
層127と絶縁されている。
【0009】共通シールド層127は再生ヘッド部12
0のシールド機能と記録ヘッド部130の下部磁極機能
とを兼ね備えた機能を有している。磁極コイル132に
記録電流が供給されることにより、上部磁極129と共
通シールド層127に記録磁界が発生し、記録ギャップ
層128を介して対向する上部磁極129と共通シール
ド層127との間に漏洩磁束が発生し、磁気記録媒体に
記録信号を記録する。また、信号が記録された磁気記録
媒体の磁束を再生ヘッド部120で再生し、MR素子1
23による抵抗変化に応じた再生信号を電極リード層1
25、125の端子から検出する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来構成の薄膜磁気ヘッドでは、記録ヘッド部における磁
極コイルは上部磁極のバックギャップにおいて一平面上
に渦巻状に上部磁極を周回するように形成されているた
め、磁極コイル形成に必要な空間が大きくなり、磁路長
が大きくなって、高周波記録ができないという課題があ
った。
【0011】本発明は、上記の課題を解決し、磁極コイ
ルの断面形状のアスペクト比(縦/横比)を大きくし、
縦長の断面形状を有する磁極コイルを形成する方法を提
案して、磁路長が短く、高周波記録に対応し、記録密度
の向上を図ることができる薄膜磁気ヘッド及びその製造
方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の薄膜磁気ヘッドは、リング状の凹部を有する
共通シールド層と、共通シールド層のリング状凹部の外
側にある共通シールド層の第1の上面の上に記録ギャッ
プ層を介して対向し、且つ、リング状凹部の内側にある
共通シールド層の第2の上面に接した上部磁極と、共通
シールド層のリング状凹部の上にあり、共通シールド層
と上部磁極に囲まれた領域に、絶縁材を介し、且つ、上
部磁極が共通シールド層の第2の上面に接した部分(バ
ックギャップ部)で上部磁極を渦巻状に周回するように
メッキ形成された磁極コイルとを有し、磁極コイルはそ
の断面の高さ(h)対幅(b)が h/b>1 である縦長長方形断面形状であり、且つその断面の外周
の少なくとも一部にCuメッキシードが被膜されている
ように構成されている。
【0013】この構成によって、磁極コイルが占める空
間の記録ヘッドギャップデプス方向の長さが小さくな
り、磁路長を小さくすることができ、また、共通シール
ド層に凹部を形成することによって、上部磁極と共通シ
ールド層で構成される磁路のインダクタンスが小さくな
り、記録周波数を向上させ、記録密度の向上を図ること
ができるという効果を得ることができる。
【0014】また、本発明の薄膜磁気ヘッドの製造方法
は、軟磁性材料で形成された共通シールド層にリング状
凹部を設けて、共通シールド層にリング状凹部の外側に
第1の上面及び内側に第2の上面を形成する第1の工程
と、リング状凹部を有する共通シールド層の上に、共通
シールド層に設けられたリング状凹部の深さよりも大き
な厚さを持たせて下部絶縁層を成膜し、下部絶縁層の上
面が平面となるように下部絶縁層を削り取る第2の工程
と、共通シールド層に設けられたリング状凹部の上にあ
る下部絶縁層に、その断面が幅よりも高さの方が大きい
溝部を共通シールド層の第2の上面を挟むように渦巻状
に形成する第3の工程と、溝部が形成された下部絶縁層
に、メッキ下地定着材を薄膜成膜し、更に、その上にC
uメッキシード層を薄膜成膜する第4の工程と、Cuメ
ッキシード層が成膜された下部絶縁層の溝部に充填する
ように、磁極コイル層をメッキ形成する第5の工程と、
共通シールド層の第1及び第2の上面と段差のある位置
で、下部絶縁層、メッキ下地定着材、Cuメッキシード
層及び磁極コイル層を削り取り、下部絶縁層、メッキ下
地定着材、Cuメッキシード層及び磁極コイル層が一平
面上にあるようにし、下部絶縁層に設けられている溝部
にメッキ下地定着材及びCuメッキシード層を介して磁
極コイルを形成した後、共通シールド層の第1及び第2
の上面が露出するように下部絶縁層を削り取って下部絶
縁部を形成する第6の工程と、下部絶縁部の上にフォト
レジストを塗布して、中間絶縁層を形成する第7の工程
と、それらの全面上に、記録ギャップ層を成膜し、更
に、共通シールド層の第2の上面が露出するように記録
ギャップ層を削除する第8の工程と、それらの上に、軟
磁性材料を用いて上部記録コア層を成膜し、記録ギャッ
プ層の上にある上部記録コア層の幅が所定の記録ヘッド
ギャップ幅と等しくなるように、且つ中間絶縁層の上及
び共通シールド層の第2の上面の上における上部記録コ
ア層の幅は所定の記録ヘッドギャップ幅よりも大きくな
るように上部記録コア層を削り取って、上部磁極を形成
する第9の工程とを有している。
【0015】この方法によって、磁極コイルの断面をア
スペクト比(縦/幅の比)の大きな縦長長方形の断面形
状にすることが容易にでき、アスペクト比の大きな断面
形状の磁極コイルとすることによって、磁極コイルを形
成する空間の記録ヘッドギャップデプス方向の長さが小
さくなり、磁路長を小さくすることができ、また、共通
シールド層に凹部を形成することによって、上部磁極と
共通シールド層で構成される磁路のインダクタンスが小
さくなり、記録周波数を向上させ、記録密度が向上した
薄膜磁気ヘッドを作製することができるという効果を得
ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、下部シールド層と共通シールド層との間に絶縁材を
介して磁気抵抗効果素子を有する再生ヘッド部と、フロ
ント部において記録ヘッドギャップ絶縁層を介して共通
シールド層に対向し、バックギャップ部において共通シ
ールド層に接触している上部磁極と、絶縁材を介して共
通シールド層と上部磁極から絶縁され、且つ、バックギ
ャップ部において上部磁極に渦巻状に周回するように配
設された磁極コイルからなる記録ヘッド部で構成される
薄膜磁気ヘッドにおいて、リング状の凹部を有する共通
シールド層と、共通シールド層のリング状凹部の外側に
ある共通シールド層の第1の上面の上に記録ギャップ層
を介して対向し、且つ、リング状凹部の内側にある共通
シールド層の第2の上面に接した上部磁極と、共通シー
ルド層のリング状凹部の上にあり、共通シールド層と上
部磁極に囲まれた領域に、絶縁材を介し、且つ、上部磁
極が共通シールド層の前記第2の上面に接した部分(バ
ックギャップ部)で上部磁極を渦巻状に周回するように
メッキ形成された磁極コイルとを有し、磁極コイルはそ
の断面の高さ(h)対幅(b)が h/b>1 である縦長長方形断面形状であり、且つその断面の外周
の少なくとも一部にCuメッキシードが被膜されたこと
を特徴としたものであり、磁極コイルの断面をアスペク
ト比の大きな断面形状とすることによって、磁極コイル
が占める空間の記録ヘッドギャップデプス方向の長さが
小さくなり、磁路長を小さくすることができ、また、共
通シールド層に凹部を形成することによって、上部磁極
と共通シールド層で構成される磁路のインダクタンスが
小さくなり、記録周波数を向上させ、記録密度の向上を
図ることができるという作用を有している。
【0017】また、本発明の請求項2に記載の発明は、
軟磁性材料で形成された共通シールド層にリング状凹部
を設けて、共通シールド層にリング状凹部の外側に第1
の上面及び内側に第2の上面を形成する第1の工程と、
リング状凹部を有する共通シールド層の上に、共通シー
ルド層に設けられたリング状凹部の深さよりも大きな厚
さを持たせて下部絶縁層を成膜し、下部絶縁層の上面が
平面となるように下部絶縁層を削り取る第2の工程と、
共通シールド層に設けられたリング状凹部の上にある下
部絶縁層に、その断面が幅よりも高さの方が大きい溝部
を共通シールド層の第2の上面を挟むように渦巻状に形
成する第3の工程と、溝部が形成された下部絶縁層に、
メッキ下地定着材を薄膜成膜し、更に、その上にCuメ
ッキシード層を薄膜成膜する第4の工程と、Cuメッキ
シード層が成膜された下部絶縁層の溝部に充填するよう
に、磁極コイル層をメッキ形成する第5の工程と、共通
シールド層の第1及び第2の上面と段差のある位置で、
下部絶縁層、メッキ下地定着材、Cuメッキシード層及
び磁極コイル層を削り取り、下部絶縁層、メッキ下地定
着材、Cuメッキシード層及び磁極コイル層が一平面上
にあるようにし、下部絶縁層に設けられている溝部にメ
ッキ下地定着材及びCuメッキシード層を介して磁極コ
イルを形成した後、共通シールド層の第1及び第2の上
面が露出するように下部絶縁層を削り取って下部絶縁部
を形成する第6の工程と、下部絶縁部の上にフォトレジ
ストを塗布して、中間絶縁層を形成する第7の工程と、
それらの全面上に、記録ギャップ層を成膜し、更に、共
通シールド層の第2の上面が露出するように記録ギャッ
プ層を削除する第8の工程と、それらの上に、軟磁性材
料を用いて上部記録コア層を成膜し、記録ギャップ層の
上にある上部記録コア層の幅が所定の記録ヘッドギャッ
プ幅と等しくなるように、且つ中間絶縁層の上及び共通
シールド層の第2の上面の上における上部記録コア層の
幅は所定の記録ヘッドギャップ幅よりも大きくなるよう
に上部記録コア層を削り取って、上部磁極を形成する第
9の工程とを有することを特徴としたものであり、ま
た、本発明の請求項3に記載の発明は、請求項2の第2
の工程において、リング状凹部を有する共通シールド層
の上に、共通シールド層に設けられたリング状凹部の深
さよりも大きな厚さを持たせて下部絶縁層を成膜する第
2の工程を有することを特徴としたものであり、また、
本発明の請求項4に記載の発明は、請求項2の第9の工
程において、記録ギャップ層の上の幅が所定の記録ヘッ
ドギャップ幅を有し、且つ中間絶縁層の上及び共通シー
ルド層の前記第2の上面の上の幅が所定の記録ヘッドギ
ャップ幅よりも大きな幅を有する上部磁極を軟磁性材料
を用いてメッキ形成する第9の工程を有することを特徴
としたものであり、所定の記録電流を流すに必要な磁極
コイルの断面積を維持して、磁極コイルを縦長長方形の
断面形状にすることによって、磁極コイルを形成する空
間の記録ヘッドギャップデプス方向の長さが小さくな
り、磁路長を小さくすることができ、また、共通シール
ド層に凹部を形成することによって、上部磁極と共通シ
ールド層で構成される磁路のインダクタンスが小さくな
り、記録周波数を向上させ、記録密度が向上した薄膜磁
気ヘッドを作製することができるという作用を有してい
る。
【0018】以下、本発明の実施の形態について、図面
を用いて説明する。
【0019】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1を示す概略説明図である。
【0020】図1において、パーマロイ、Co系アモル
ファス磁性膜或いはFe系合金磁性膜等の軟磁性材料で
形成された共通シールド層1にリング状の凹部2が設け
られ、リング状凹部2の外側には共通シールド層1の第
1の上面3、内側には第2の上面4が形成されている。
Al23、AlN或いはSiO2等の非磁性絶縁材料を
用いて形成された記録ギャップ層5を介して共通シール
ド層1の第1の上面3に対向し、また、共通シールド層
1の第2の上面4に接して上部磁極6が軟磁性材料を用
いて形成されている。共通シールド層1のリング状凹部
2の上にあり、共通シールド層1と上部磁極6で囲まれ
た部分に、記録ギャップ層5と同様の絶縁材料で形成さ
れた絶縁材7を介してCu或いはAl等を素材とする磁
極コイル8が上部磁極6を周回するように、渦巻状に設
けられている。
【0021】図2に磁極コイル8の断面形状を拡大して
示す。磁極コイル8に流れる記録電流に必要且つ充分な
断面積を維持して、磁極コイル8の断面のアスペクト比
(断面の高さ22/幅21の比)を1より大きくなるよ
うにして、その幅21を小さくして磁極コイル8がメッ
キ形成されており、且つその断面の一部(本実施の形態
では、断面形状が縦長の長方形形状であり、その3つの
辺を示す)にCuメッキシード層9が被膜されている。
【0022】以上のように本実施の形態によれば、Cu
メッキシードを設けることで、アスペクト比の大きな断
面を有する磁極コイルをメッキ形成することができ、巻
数が同じとすれば、磁極コイルの断面の幅が小さければ
小さい程、磁極コイルによって占められる記録ヘッドギ
ャップデプス方向の距離は、小さくなることになり、従
って、磁路長が短くなり、記録周波数を向上させ、記録
密度の向上を図ることができる。
【0023】(実施の形態2)図3〜図9は、本発明の
実施の形態2を説明する薄膜磁気ヘッドの記録ヘッド部
の製造工程を示す工程概略説明図である。以下、図3〜
図9を用いて薄膜磁気ヘッドの記録ヘッド部の製造方法
を各製造工程順に説明する。
【0024】第1の工程として、図3(a)に示すよう
に、パーマロイ、Co系アモルファス磁性膜或いはFe
系微粒子磁性膜等の軟磁性材料を素材とし、再生ヘッド
部(図示せず)のシールド機能を有する共通シールド層
31にエッチング等の方法によりその第1及び第2の上
面32及び33に平行な底面を有し、且つ、図3(b)
に示すように、外周を第2の上面33の中心点を中心と
した略円形34及び内周を第2の上面33の中心点を中
心とした四角形35で囲まれた部分にリング状凹部36
を形成する。尚、リング状凹部36の形状を外周を円3
4及び内周を四角形35としたが、内形及び外形の形状
が夫々円形、四角形、多角形或いはそれらの組み合わせ
でも良いということは言うまでもない。
【0025】第2の工程として、図3(c)に示すよう
に、リング状凹部36を有する共通シールド層31の上
にアルミナ、AlN或いはSiO2等を素材とする下部
絶縁層37を共通シールド層31のリング状凹部36の
深さよりも大きい膜厚で成膜し、図3(d)に示すよう
に、下部絶縁層37の上面301が平面になるように、
下部絶縁層37をCMP或いはエッチング等の方法によ
り削り取る。
【0026】第3の工程として、図3(e)に示すよう
に、共通シールド層31のリング状凹部36における下
部絶縁層37に、フォトレジストを塗布してドライエッ
チング等の方法により、共通シールド層31の第2の上
面33を挟むようにして渦巻状に、その断面が幅302
よりも高さ303の方が大きい溝部38及び39を形成
する。溝部38及び39は渦巻状の一本の溝で構成され
ていることは言うまでもない。尚、図5(c)の上面図
に示すような略円形の渦巻状に限らず、楕円形、四角形
或いは多角形形状の渦巻状でも良い。
【0027】第4の工程として、図4(a)に示すよう
に、下部絶縁層37の表面にTa、Cu或いはTi等の
材料を用いてメッキ下地定着材41を極薄膜で成膜し、
後工程におけるメッキ下地層を安定して成膜することが
できるようにする。次に、図4(b)に示すように、メ
ッキ下地定着材41が成膜された下部絶縁層37の上
に、更に、メッキ下地層としてCuメッキシード層42
を成膜形成する。Cuメッキシード層42はその断面の
幅に対して高さの方が大きい溝部に、後工程における磁
極コイル層のメッキ加工が容易になされるようにするた
めのものである。
【0028】第5の工程として、図4(c)に示すよう
に、Cuメッキシード層42が成膜された下部絶縁層3
7にCu或いはAl等の導電材料を用いて磁極コイル層
43をメッキ形成し、下部絶縁層37の溝部38及び3
9に充填する。
【0029】第6の工程として、図5(a)に示すよう
に、下部絶縁層37及び溝部38と39に成膜充填され
たメッキ下地定着材41、Cuメッキシード層42及び
磁極コイル層43の一部をCMP或いはエッチング等の
方法により削り取って、第1及び第2の上面32及び3
3より高い位置に平面51を形成し、且つ、メッキ下地
定着材41及びCuメッキシード層42が成膜された下
部絶縁層37の溝部38及び39が夫々溝11及び12
に、磁極コイル層43が磁極コイル53となるように形
成する。更に、図5(b)に断面図、図5(c)に上面
図を示すように、共通シールド層31の第1及び第2の
上面32及び33が露出するように、下部絶縁層37の
一部をドライエッチング等の方法により削除して、下部
絶縁部52を形成する。
【0030】第7の工程として、図6(a)に断面図、
図6(b)に上面図を示すように、下部絶縁部52の平
面51の上に、フォトレジストを塗布して、中間絶縁層
61を形成する。
【0031】第8の工程として、図7(a)に示すよう
に、露出した共通シールド層31の第1の上面32及び
33、下部絶縁部52の斜面及び中間絶縁層61の上
に、下部絶縁層37と同様の材料を用いて記録ギャップ
層71を成膜する。図7(b)に示すように、共通シー
ルド層31の第2の上面33の上にある記録ギャップ層
71をドライエッチング等の方法により削り取って、第
2の上面33を露出させる。
【0032】第9の工程として、図8(a)に示すよう
に、記録ギャップ層71及び共通シールド層31の露出
した第2の上面33等の表面に、軟磁性材料を用いて上
部記録コア層81を成膜し、次に、図8(b)に斜視
図、図8(c)に上面図を示すように、記録ギャップ層
71の上にある上部記録コア層81の幅82を所定の記
録ヘッドギャップ幅とし、中間絶縁層61、共通シール
ド層31の第2の上面33等の上面の幅83は幅82よ
りも大きくなるように、ドライエッチング等の方法によ
り上部記録コア層81を削除して、上部磁極84を形成
する。尚、上部記録コア層81と共に記録ギャップ層7
1を削り取っても良い。
【0033】次に、図9(a)に示すように、他の絶縁
層と同様の絶縁材料を用いて上部絶縁層91を成膜し
て、その上面を平面形成し、更に、図9(b)に示すよ
うに、その上にAlTiC等の材料を用いて保護層92
を成膜する。そして、このように形成された多数の薄膜
磁気ヘッドを有するウエハーからバー状に切り出し、図
9(c)に示すように、磁気記録媒体に対向する面93
を平面研磨して、その面93をエアーベアリング形成面
(ABS面)としてエアーベアリング形状(図示せず)
を形成して、個々に切り出し、薄膜磁気ヘッドを作製す
る。
【0034】また、図10及び図11は他の一例を示す
図であり、上述の第2の工程〜第6の工程において、第
2の工程として、図10(a)に示すように、リング状
凹部101を有する共通シールド層31の上にアルミ
ナ、AlN或いはSiO2等を素材とする下部絶縁層3
7を共通シールド層31のリング状凹部101の深さよ
りも大きい膜厚で成膜する。第3の工程として、図10
(b)に示すように、共通シールド層31のリング状凹
部101における下部絶縁層37に、フォトレジストを
塗布してドライエッチング等の方法により、共通シール
ド層31の第2の上面33を挟むようにして渦巻状に、
その断面が幅102よりも高さ103の方が大きい溝部
104及び105を形成する。溝部104及び105は
渦巻状の一本の溝で構成されていることは言うまでもな
い。次に、第4の工程として、図10(c)に示すよう
に、下部絶縁層37の表面にTa、Cu或いはTi等の
材料を用いてメッキ下地定着材106を極薄膜で成膜
し、更に、図11(a)に示すように、メッキ下地定着
材106が成膜された下部絶縁層37の上に、更に、メ
ッキ下地層としてCuメッキシード層111を成膜形成
する。第5の工程として、図11(b)に示すように、
Cuメッキシード層111が成膜された下部絶縁層37
にCu或いはAl等の導電材料を用いて磁極コイル層1
12をメッキ形成し、下部絶縁層37の溝部104及び
105に充填する。第6の工程として、図11(c)に
示すように、下部絶縁層37及び溝部104と105に
成膜充填されたメッキ下地定着材106、Cuメッキシ
ード層111及び磁極コイル層112の一部をCMP或
いはエッチング等の方法により削り取って、共通シール
ド層31の第1及び第2の上面32及び33より高い位
置に平面51を形成し、且つ、メッキ下地定着材106
及びCuメッキシード層111が成膜された下部絶縁層
37の溝部104及び105が夫々溝11及び12に、
磁極コイル層112が磁極コイル53となるように形成
する。更に、前述の図5(b)に断面図、図5(c)に
上面図を示すように、共通シールド層31の第1及び第
2の上面32及び33が露出するように、下部絶縁層3
7の一部をドライエッチング等の方法により削除して、
下部絶縁部52を形成する。他の工程は、前述の各工程
と同様にして薄膜磁気ヘッドを作製することができる。
【0035】また、他の例として、上述の第9の工程に
おいて、図8(b)に示すように、記録ギャップ層71
の上の幅82を所定の記録ヘッドギャップ幅とし、中間
絶縁層61、共通シールド層31の第2の上面33等の
上面の幅83は幅82よりも大きな幅を持つ形状の上部
磁極84を軟磁性材料を用いてメッキ形成する第9の工
程としても良い。
【0036】以上のように本実施の形態によれば、従来
の薄膜磁気ヘッドにおける略正方形或いは幅広の長方形
の断面形状を有する磁極コイルと同じ所定の記録電流を
流すに必要な磁極コイルの断面積を維持して、縦長のア
スペクト比(図3(d)における 高さ12/幅11>
1 )を有する縦長長方形の断面形状にし、且つCuメ
ッキシード層を成膜することにより、磁極コイルの断面
のアスペクト比を非常に大きくした磁極コイルをメッキ
形成によって作製することができ、且つ磁極コイル間の
絶縁材の厚みを薄くすることができ、磁極コイルを形成
する空間の記録ヘッドギャップデプス方向の長さが小さ
くなり、磁路長を小さくすることができ、また、共通シ
ールド層に凹部を形成することによって、上部磁極と共
通シールド層とで構成される磁路のインダクタンスが小
さくなり、高周波数記録の向上を図り、記録密度が向上
した薄膜磁気ヘッドを作製することができる。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明は、所定の記録電流
を流すに必要な断面積を持ち、しかも磁極コイルの断面
を縦長の長方形の形状にした磁極コイルをCuメッキシ
ード層をメッキ下地処理として用いることによって容易
に形成し、巻線コイルが占める空間の記録ヘッドギャッ
プデプス方向の長さを小さくすることができ、磁路長が
短くなり、また、共通シールド層に凹部を設けることに
よって、上部磁極と共通シールド層から構成される磁路
のインダクタンスを小さくして、高周波記録に対応し、
記録密度の向上を図った薄膜磁気ヘッドを作製すること
ができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1を示す概略説明図
【図2】本発明の実施の形態1を示す磁極コイルの部分
断面拡大図
【図3】本発明の実施の形態2における第1〜第3の工
程を示す概要説明図
【図4】本発明の実施の形態2における第4〜第5の工
程を示す概要説明図
【図5】本発明の実施の形態2における第6の工程を示
す概要説明図
【図6】本発明の実施の形態2における第7の工程を示
す概要説明図
【図7】本発明の実施の形態2における第8の工程を示
す概要説明図
【図8】本発明の実施の形態2における第9の工程を示
す概要説明図
【図9】本発明の実施の形態2におけるABS面形成の
概略説明図
【図10】本発明の実施の形態2における他の一例の第
2〜第4の工程を示す概要説明図
【図11】本発明の実施の形態2における他の一例の第
4〜第6の工程を示す概要説明図
【図12】従来の薄膜磁気ヘッドの構成を示す斜視概略
【図13】従来の薄膜磁気ヘッドの記録ヘッド部の断面
概略図
【符号の説明】
1、31、127 共通シールド層 2、36、101 リング状凹部 3、32 第1の上面 4、33 第2の上面 5、71、128 記録ギャップ層 6、84、129 上部磁極 7、133 絶縁材 8、53、132 磁極コイル 11,12 溝 21、82、83、102、302 幅 22、103、303 高さ 23、42、111 Cuメッキシード層 34 円形 35 四角形 37 下部絶縁層 38、39、104、105 溝部 41、106 メッキ下地定着材 43、112 磁極コイル層 52 下部絶縁部 61 中間絶縁層 81 上部記録コア層 91 上部絶縁層 92 保護層 93 面 120 再生ヘッド部 121 下部シールド層 122 下部ギャップ絶縁層 123 磁気抵抗効果素子(MR素子) 124 ハードバイアス層 125 電極リード層 126 上部ギャップ絶縁層 130 記録ヘッド部 131 バックギャップ部 301 上面

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部シールド層と共通シールド層との間
    に絶縁材を介して磁気抵抗効果素子を有する再生ヘッド
    部と、フロント部において記録ヘッドギャップ絶縁層を
    介して前記共通シールド層に対向し、バックギャップ部
    において前記共通シールド層に接触している上部磁極
    と、絶縁材を介して前記共通シールド層と前記上部磁極
    から絶縁され、且つ、前記バックギャップ部において前
    記上部磁極に渦巻状に周回するように配設された磁極コ
    イルからなる記録ヘッド部で構成される薄膜磁気ヘッド
    において、 リング状の凹部を有する共通シールド層と、 前記共通シールド層の前記リング状凹部の外側にある前
    記共通シールド層の第1の上面の上に記録ギャップ層を
    介して対向し、且つ、前記リング状凹部の内側にある前
    記共通シールド層の第2の上面に接した上部磁極と、 前記共通シールド層の前記リング状凹部の上にあり、前
    記共通シールド層と前記上部磁極に囲まれた領域に、絶
    縁材を介し、且つ、前記上部磁極が前記共通シールド層
    の前記第2の上面に接した部分(バックギャップ部)で
    前記上部磁極を渦巻状に周回するようにメッキ形成され
    た磁極コイルとを有し、 前記磁極コイルはその断面の高さ(h)対幅(b)が h/b>1 である縦長長方形断面形状であり、且つその断面の外周
    の少なくとも一部にCuメッキシードが被膜されている
    ことを特徴とする薄膜磁気ヘッド。
  2. 【請求項2】 軟磁性材料で形成された共通シールド層
    にリング状凹部を設けて、前記共通シールド層に前記リ
    ング状凹部の外側に第1の上面及び内側に第2の上面を
    形成する第1の工程と、 前記リング状凹部を有する前記共通シールド層の上に、
    前記共通シールド層に設けられた前記リング状凹部の深
    さよりも大きな厚さを持たせて下部絶縁層を成膜し、前
    記下部絶縁層の上面が平面となるように前記下部絶縁層
    を削り取る第2の工程と、 前記共通シールド層に設けられた前記リング状凹部の上
    にある前記下部絶縁層に、その断面が幅よりも高さの方
    が大きい溝部を前記共通シールド層の第2の上面を挟む
    ように渦巻状に形成する第3の工程と、 前記溝部が形成された前記下部絶縁層に、メッキ下地定
    着材を薄膜成膜し、更に、その上にCuメッキシード層
    を薄膜成膜する第4の工程と、 前記Cuメッキシード層が成膜された前記下部絶縁層の
    前記溝部に充填するように、磁極コイル層をメッキ形成
    する第5の工程と、 前記共通シールド層の前記第1及び前記第2の上面と段
    差のある位置で、前記下部絶縁層、前記メッキ下地定着
    材、前記Cuメッキシード層及び前記磁極コイル層を削
    り取り、前記下部絶縁層、前記メッキ下地定着材、前記
    Cuメッキシード層及び前記磁極コイル層が一平面上に
    あるようにし、前記下部絶縁層に設けられている前記溝
    部に前記メッキ下地定着材及び前記Cuメッキシード層
    を介して磁極コイルを形成した後、前記共通シールド層
    の前記第1及び前記第2の上面が露出するように前記下
    部絶縁層を削り取って下部絶縁部を形成する第6の工程
    と、 前記下部絶縁部の上にフォトレジストを塗布して、中間
    絶縁層を形成する第7の工程と、 それらの全面上に、記録ギャップ層を成膜し、更に、前
    記共通シールド層の第2の上面が露出するように前記記
    録ギャップ層を削除する第8の工程と、 それらの上に、軟磁性材料を用いて上部記録コア層を成
    膜し、前記記録ギャップ層の上にある前記上部記録コア
    層の幅が所定の記録ヘッドギャップ幅と等しくなるよう
    に、且つ前記中間絶縁層の上及び前記共通シールド層の
    前記第2の上面の上における前記上部記録コア層の幅は
    前記所定の記録ヘッドギャップ幅よりも大きくなるよう
    に前記上部記録コア層を削り取って、上部磁極を形成す
    る第9の工程と、を有することを特徴とする薄膜磁気ヘ
    ッドの製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項2の第2の工程において、前記リ
    ング状凹部を有する前記共通シールド層の上に、前記共
    通シールド層に設けられた前記リング状凹部の深さより
    も大きな厚さを持たせて下部絶縁層を成膜する第2の工
    程を有することを特徴とする請求項2に記載の薄膜磁気
    ヘッドの製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項2の第9の工程において、前記記
    録ギャップ層の上の幅が所定の記録ヘッドギャップ幅を
    有し、且つ前記中間絶縁層の上及び前記共通シールド層
    の前記第2の上面の上の幅が前記所定の記録ヘッドギャ
    ップ幅よりも大きな幅を有する上部磁極を軟磁性材料を
    用いてメッキ形成する第9の工程を有することを特徴と
    する請求項2或いは請求項3のいずれかに記載の薄膜磁
    気ヘッドの製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項2〜請求項4のいずれかに記載の
    製造方法によって作成されたことを特徴とする薄膜磁気
    ヘッド。
JP26010999A 1999-09-14 1999-09-14 薄膜磁気ヘッドの製造方法 Pending JP2001084510A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26010999A JP2001084510A (ja) 1999-09-14 1999-09-14 薄膜磁気ヘッドの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26010999A JP2001084510A (ja) 1999-09-14 1999-09-14 薄膜磁気ヘッドの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001084510A true JP2001084510A (ja) 2001-03-30

Family

ID=17343420

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26010999A Pending JP2001084510A (ja) 1999-09-14 1999-09-14 薄膜磁気ヘッドの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001084510A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7382123B2 (en) 2003-06-04 2008-06-03 Samsung Electronics Co., Ltd. Micro fluxgate sensor and method of manufacturing the same

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7382123B2 (en) 2003-06-04 2008-06-03 Samsung Electronics Co., Ltd. Micro fluxgate sensor and method of manufacturing the same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100924695B1 (ko) 수직 자기 기록 헤드 및 그 제조방법
US5995342A (en) Thin film heads having solenoid coils
US6466402B1 (en) Compact MR write structure
US6975486B2 (en) Thin film write head having a laminated, flat top pole with bottom shaper and method of fabrication
US6034847A (en) Apparatus and thin film magnetic head with magnetic membrane layers of different resistivity
US20060109588A1 (en) Method of making a perpendicular recording magnetic head pole tip with an etchable adhesion CMP stop layer
JP2007128581A (ja) 磁気ヘッド及びその製造方法
JPS6118249B2 (ja)
JP2002298309A (ja) 磁気ヘッド及びその製造方法
JP2003030803A (ja) 磁気ヘッド組立体およびその製造方法
JP2005050509A (ja) 磁気記録ヘッド及び磁気記録装置
US6757134B2 (en) High density thin film inductive head structure having a planarized coil insulation structure including hard baked photoresist and a filler material
WO1997008687A1 (fr) Tete magnetique et systeme de memoire magnetique faisant appel a cette derniere
JP2001084510A (ja) 薄膜磁気ヘッドの製造方法
JPH10241125A (ja) 薄膜磁気ヘッド及び記録再生分離型磁気ヘッドとそれを用いた磁気記憶再生装置
JPH06195637A (ja) 薄膜磁気ヘッド
JP3475868B2 (ja) 磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘッド
JP2007242220A (ja) 垂直磁気ヘッド及びその製造方法
JPH11316910A (ja) 薄膜磁気ヘッド及びその製造方法
JPH0721515A (ja) 薄膜磁気ヘッド
JP3842509B2 (ja) 薄膜磁気ヘッド
JP2002279608A (ja) 薄膜型磁気ヘッド及びその製造方法
JPH06274827A (ja) 垂直磁気記録用薄膜磁気ヘッド及びその製造方法
JP2001084517A (ja) 薄膜磁気ヘッド
JP2001084518A (ja) 薄膜磁気ヘッド及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040511