JP2001084318A - 医療福祉情報提供システム - Google Patents

医療福祉情報提供システム

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JP2001084318A
JP2001084318A JP25887999A JP25887999A JP2001084318A JP 2001084318 A JP2001084318 A JP 2001084318A JP 25887999 A JP25887999 A JP 25887999A JP 25887999 A JP25887999 A JP 25887999A JP 2001084318 A JP2001084318 A JP 2001084318A
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medical
welfare
disaster
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JP25887999A
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English (en)
Inventor
Yoji Fujii
洋司 藤井
Katsumi Koshirae
克己 栫
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 医療情報と福祉サービス情報とを一括管理す
る。 【解決手段】 本発明は、医療福祉情報センター1に対
して、医療機関2と福祉サービス機関3と災害対策機関
6、7と個人宅の情報端末8とを通信手段4、5を介し
て接続可能にしてなる医療福祉情報提供システムであ
る。そして、医療福祉情報センター1に対して、医療機
関2から該当医療機関を利用するための医療情報を収集
しかつ福祉サービス機関3から該当福祉サービス機関の
利用者の福祉サービス情報を収集して、収集した医療情
報及び福祉サービス情報を情報データベース20に記憶
保持するデータベース構築手段24と、各機関及び情報
端末からの情報を指定した検索要求に応じて、情報デー
タベースに記憶されている該当情報を検索して検索結果
を検索要求元の機関及び情報端末へ送信する検索処理手
段26〜30とを付加している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地域社会における
各医療機関が保有する医療情報と各福祉サービス機関が
保有する福祉サービス情報とを集中管理して必要な機関
又は個人に情報提供する医療福祉情報提供システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】各警察署や消防署においては自己が管轄
する地域に存在する各医療機関と常時連絡をとって、診
療可能科目や、空きベッド数や、休日当番日時等の最新
の医療情報を把握するようにしている。そして、事故や
火災にて怪我人が発生したり救急患者が発生した場合、
これらの医療情報に基づいて、怪我人や救急患者を運び
込む医療機関を決定する。
【0003】したがって、たとえ、休日の夜間に事故や
火災による怪我人や救急患者が発生したとしても、怪我
人や救急患者は、迅速に最適の医療機関で最適の治療を
受けることができる。
【0004】また、近年、高齢者社会を迎えて、高齢者
の日常生活を援助する福祉施設や在宅ケアサービスを提
供する福祉サービス機関が各地に設立されている。これ
らの各福祉サービス機関においては、該当福祉サービス
機関を利用する利用者の住所氏名、年齢、介護レベル、
サービス内容、障害者の場合の障害レベル、持病を有す
る場合の病名、現在の状況等の詳細な福祉サービス情報
をデータベース化して、保持している。
【0005】このように各利用者の詳細な福祉サービス
情報をデータベース化して保持することによって、誰が
利用者に対する訪問介護を行ったとしても、利用者に対
して均一な高い介護サービスを提供できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た警察署や消防署と医療機関との間のネットワークと、
各福祉サービス機関とは互いに独立したシステムであ
り、相互に何の関連性もない。すなわち、医療機関にお
ける患者に対する医療サービスと、福祉サービス機関に
よる利用者(高齢者)に対する福祉(介護)サービスと
は全く異なるサービス業務であると見なされていたから
である。
【0007】そして、福祉(介護)サービスの利用者
(サービス受給者)が病気で診療を受ける際には介護者
がサービスの利用者に代わって、現在の病状や過去の治
療履歴を説明していた。
【0008】しかし、現在の病状や過去の治療履歴を説
明できる介護者がいないと、適切な治療が実施できない
問題がある。特に、介護者がいない夜間等に、緊急患者
として救急車で医療機関に搬入された場合等において
は、最適な治療が迅速に実施できない懸念がある。
【0009】さらに、洪水や地震等の災害が発生した場
合、先ず、社会的弱者である福祉(介護)サービスの利
用者の安全を図る必要がある。しかし、警察署や消防署
や災害対策機関等においては、各福祉サービス機関の各
利用者の所在地を含む福祉サービス情報を的確に把握で
きないので、迅速な対策を講じることができなかった。
【0010】また、一般市民においても、通常時や災害
時において、医療サービスに対する必要な情報を即座に
把握する術がなかった。
【0011】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、医療機関と福祉サービス機関と災害対策機
関と個人宅の情報端末とを医療福祉センターに接続可能
にすることにより、各機関及び各個人は、必要な情報を
必要なときに簡単に検索でき、通常時は勿論のこと災害
時においても、一般市民や福祉サービスの利用者に対し
て迅速かつ的確な医療サービスを提供し、かつ迅速かつ
的確な避難誘導サービスを提供できる医療福祉情報提供
システムを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解消するため
に、本発明の医療福祉情報提供システムは、医療福祉情
報センターに対して、医療機関と福祉サービス機関と災
害対策機関と個人宅の情報端末とを通信手段を介して接
続可能にしている。
【0013】そして、医療福祉情報センターは、医療機
関から該当医療機関を利用するための医療情報を収集し
かつ福祉サービス機関から該当福祉サービス機関の利用
者の福祉サービス情報を収集して、収集した医療情報及
び福祉サービス情報を情報データベースに記憶保持する
データベース構築手段と、各機関及び情報端末からの情
報を指定した検索要求に応じて、情報データベースに記
憶されている該当情報を検索して検索結果を検索要求元
の機関及び情報端末へ送信する検索処理手段とを備えて
いる。
【0014】このように構成された医療福祉情報提供シ
ステムにおいては、医療福祉情報センターの情報データ
ベースには、各医療機関から収集された医療情報と各福
祉サービス機関から収集された福祉サービス情報が記憶
されている。そして、各機関の職員又は各個人(一般市
民)は、医療福祉情報センターの情報データベースを検
索することによって原則的に上述した各種情報を得るこ
とができる。
【0015】また、別の発明は、上述した発明の医療福
祉情報提供システムにおける医療福祉情報センターは、
現在が通常時か災害時かを設定するモード設定手段を有
している。また、検索処理手段は、モード設定手段で設
定された通常時又は災害時の条件と検索要求における要
求元の機関又は情報端末との組合せが指定された組合せ
のとき、情報データベースの検索を中止する。
【0016】このように構成された医療福祉情報提供シ
ステムにおいては、情報データベースに記憶された各種
情報は無条件に検索されるのではなくて、通常時又は災
害時と要求元との組合せによっては検索不可としてい
る。例えば、災害対機構の職員に対しては、通常時に
は、利用者のプライバシーの観点から福祉サービス情報
に対する検索を禁止している。
【0017】また、別の発明は、上述した発明の医療福
祉情報提供システムにおけるデータベース構築手段は、
収集した医療情報のうち災害時に使用する災害時医療情
報及び収集した福祉サービス情報のうち災害時に使用す
る災害時福祉サービス情報を災害時情報データベースに
記憶保持し、災害時医療情報以外の医療情報及び災害時
福祉サービス情報以外の福祉サービス情報を通常時情報
データベースに記憶保持する。
【0018】このように構成された医療福祉情報提供シ
ステムにおいては、情報データベースは、通領時の情報
を記憶する通常時情報データベースと、災害時の情報を
記憶する災害時情報データベースとを含む。したがっ
て、通常時には殆ど使用しない災害時の情報を別データ
ベースにすることによって、通常時における検索能率が
向上する。
【0019】また、別の発明は、上述した発明の医療福
祉情報提供システムにおける医療福祉情報センターは、
現在が通常時か災害時かを設定するモード設定手段と、
各機関及び情報端末毎に、通常時及び災害時における通
常時情報データベース及び災害時情報データベースに記
憶保持されている各情報に対する検索可否を記憶する検
索許可テーブルとを備えている。さらに、検索処理手段
は、情報を指定した検索要求が入力されると、検索許可
テーブル内において、指定された情報が、検索要求の要
求元とモード設定手段で設定された通常時又は災害時の
条件に対して検索不可に設定されていたとき、指定され
た情報の検索を中止する。
【0020】このように構成された医療福祉情報提供シ
ステムにおいては、検索許可テーブル内に任意の検索許
可条件を設定することができる。
【0021】さらに、別の発明は、上述した発明の医療
福祉情報提供システムにおける検索許可テーブル内に
は、災害対策機関に対して、通常時に全ての福祉サービ
ス情報に対する検索禁止と、災害時に全ての福祉サービ
ス情報に対する検索許可とが設定されている。さらに、
個人の情報端末に対して、通常時及び災害時に全ての福
祉サービス情報に対する検索禁止と、通常時に災害時医
療情報以外の医療情報に対する検索許可とが設定されて
いる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を用いて説明する。図1は実施形態に係る医療福祉情報
提供システムの概略校正を示す模式図である。
【0023】この医療福祉情報提供システムは、図示す
るように、医療福祉情報センター1に対して、医療機関
2、福祉サービス機関3が専用回線4及び一般の電話網
5を介して接続されている。さらに、この医療福祉情報
センター1に対して、災害発生時には災害対策機関とな
る消防本部6及び救急救命センター7が専用回線4及び
一般の電話網5を介して接続されている。
【0024】また、この医療福祉情報センター1はイン
ターネット上にホームページ(HP)を開設しており、
一般市民は自宅に接地された各情報端末8から電話網5
を介してそのホームページ(HP)をアクセスすること
が可能である。
【0025】さらに、災害発生時には災害対策機関とな
る消防本部6及び救急救命センター7の職員が所持する
携帯端末9aはPHS9bを接続することによって、電
話網5を介して医療福祉情報センター1に接続すること
が可能である。
【0026】医療機関2には、多数の一般病院2aの他
に、緊急指定病院2b、血液センター2cが含まれる。
さらに、福祉サービス機関3には、在宅サービス会社3
aや福祉施設3bが含まれる。また、消防本部6には複
数の消防署6aが接続されている。
【0027】一般病院2aや緊急指定病院2b等の各医
療機関2、及び在宅サービス会社3aや福祉施設3b等
の各福祉サービス機関3内に構築されたコンピユータか
らなる情報処理システムは、例えば図2に示すように構
成されている。
【0028】ホストシステム10は、この医療機関2又
は各福祉サービス機関3における医療又は福祉サービス
本来の業務を行うシステムである。データファイル11
内には、ホストシステム10で管理する本来業務に関す
る膨大な量の情報のうち、外部に知らせるべき情報が記
憶保持される。この情報は、この情報処理システムが医
療機関2に組込まれている場合は医療機関情報となり、
この情報処理システムが福祉サービス機関3に組込まれ
ている場合は福祉サービス情報となる。なお、福祉サー
ビス情報とは、各福祉サービス機関3にて介護サービス
を受ける各利用者毎に対する個人情報及び提供サービス
内容である。
【0029】このデータファイル11内に記憶されてい
る医療機関情報又は福祉サービス情報は、ホストシステ
ム10にて常時最新の情報に自動的に書替えられる。
【0030】更新情報送信部12は、例えば2時間に1
回、データファイル11に記憶されている情報を読取っ
て、前回と異なる情報のみを抽出して更新情報として送
受信回路13へ転送する。送受信回路13は入力された
更新情報を専用回線4を介して医療福祉情報センター1
へ送出する。
【0031】また、医療機関2又は各福祉サービス機関
3の職員が、キーボード等の操作部14から情報として
のファイル名及び項目名を指定した検索要求を入力する
と、検索部15が起動して、この検索要求を送受信回路
13を介して医療福祉情報センター1へ送出する。検索
部15は、医療福祉情報センター1から送信されてきた
検索結果を送受信部13を介して受信すると、この検索
結果を表示器17へ表示出力する。
【0032】なお、専用回線4が故障等で使用できない
場合は、モデム16及び電話網5を介して医療福祉情報
センター1との間で情報交換を行う。
【0033】消防本部6及び救急救命センタ−7内に組
込まれた情報処理システムにおいては、この消防本部6
又は救急救命センタ−7から医療福祉情報センター1へ
情報を送信する機能は有していないが、医療福祉情報セ
ンター1に対して各種情報を検索する機能を有する。す
なわち、消防本部6及び救急救命センタ−7の各職員
は、医療福祉情報センター1が記憶保持する医療情報及
び福祉サービス情報を検索することが可能である。
【0034】図3は、コンピユータで構成された医療福
祉情報センター1の概略構成を示すブロック図である。
【0035】この医療福祉情報センター1内には、通常
時情報データベース18と災害時情報データベース19
との二つのデータベースからなる情報データベース20
と、この医療福祉情報センター1における現在時点の通
常時又は災害時の動作モードを記憶するモードフラグメ
モリ21と、検索許可テーブル22とが設けられてい
る。
【0036】さらに、この医療福祉情報センター1内に
は情報取込部23、情報更新部24、災害発生入力部2
5、検索要求入力部26、検索元判定部27、情報検索
部28、検索結果編集部29、検索結果送出部30が設
けられている。
【0037】次に、このように構成された医療福祉情報
センター1における各部の詳細構成を説明する。情報デ
ータベース20の通常時情報データベース18内には、
医療情報ファイル31.福祉サービス情報ファイル32
及びその他情報ファイル33か形成されている。さら
に、情報データベース20の災害時情報データベース1
9内には、災害時医療情報ファイル34.災害時福祉サ
ービス情報ファイル35か形成されている。
【0038】医療情報ファイル31内には、図4に示す
ように、各医療機関2から2時間等の一定周期で受信さ
れた各医療情報のうち災害時でない通常時に、該当医療
機関2を利用する人に対して有用な各種の医療情報が項
目別に、かつ医療機関2別に記憶されている。この実施
形態においては、自己の医療機関2を特定する機関コー
ド、登録日時、診療可能科目コード、手術可能コード、
空きベッド数、特殊診察情報、血液保有情報、医薬品保
有情報、休日当番日時、輪番当番日時等が記憶されてい
る。
【0039】これに対して、災害時医療情報ファイル3
4内には、図7に示すように、各医療機関2から2時間
等の一定周期で受信された各医療情報のうち災害時に、
該当医療機関2を利用する消防本部6や救急救命センタ
−7の職員に対して有用な各種の医療情報が項目別に、
かつ医療機関2別に記憶されている。この実施形態にお
いては、自己の医療機関2を特定する機関コード、登録
日時、医療機関状況(診療可否)、緊急連絡状況(緊急
連絡可否)、患者転送要請数、災害医薬品備蓄状況、ラ
イフライン状況、受入可能患者数、ボランティア要請人
数、ボランティア提供可能人数等が記憶されている。
【0040】福祉サービス情報ファイル32内には、図
6に示すように、各福祉サービス機関3から2時間等の
一定周期で受信された各福祉サービス情報のうち災害時
でない通常時に、医療機関2の医師に対して有用な各種
の福祉サービス情報が項目別に、かつ福祉サービス機関
3別に記憶されている。この実施形態においては、自己
の福祉サービス機関3を特定する機関コード、登録日
時、利用者氏名、利用者住所・連絡先、利用者年齢、利
用者が受けているサービス内容、利用者障害レベル、利
用者状況、利用者周辺情報等が記憶されている。
【0041】これに対して、災害時福祉情報ファイル3
5内には、図8に示すように、各福祉サービス機関3か
ら2時間等の一定周期で受信された各福祉サービス情報
のうち災害時に、消防本部6や救急救命センター7の職
員に対して有用な各種の福祉サービス情報が項目別に、
かつ福祉サービス機関3別に記憶されている。この実施
形態においては、機関コード、登録日時、利用者氏名、
利用者現在居場所、利用者現在状況(怪我の有無、同行
者の有無等)等が記憶されている。
【0042】さらに、その他情報ファイル33内には、
図5に示すように、現在時点における最新の医療関係ニ
ュース33a、福祉関係ニュース33b、災害ニュース
33cが記憶されている。
【0043】また、検索許可テーブル22内には、図9
に示すように、医療関係者(医療機関2の医師、職
員)、福祉関係者(福祉サービス機関3の職員)、災害
対策関係者(消防本部6、救急救命センター7の職
員)、一般市民(情報端末8の個人所持者)毎に、通常
時及び災害時おいて、上述した各データベース18,1
9内のどのファイル(情報)31〜35の検索が可能で
あるかの情報が記憶されている。ここで、[1]のビッ
トが検索許可を示し、[0]のビットが検索不許可を示
す。
【0044】例えば、災害対策関係者(消防本部6、救
急救命センター7の職員)に対して、通常時に両方の福
祉サービス情報ファイル32,35に対する検索禁止
[0]と、災害時に両方の福祉サービス情報ファイル3
2,35に対する検索許可[1]とが設定されている。
さらに、一般市民(情報端末8の個人所持者)に対し
て、通常時及び災害時に両方の福祉サービス情報ファイ
ル32,35に対する検索禁止[0]と、通常時に通常
の医療情報ファイル31に対する検索許可[1]とが設
定されている。
【0045】このように、福祉サービス機関3における
利用者の個人情報が含まれる福祉サービス情報ファイル
32,35を検索できる人を医療関係者や災害時の災害
対策関係者に制限することによって、利用者の個人情報
が不用意に流布することが未然に防止される。
【0046】次に、図3の医療福祉情報センター1にお
ける各部23〜30の動作を図10の流れ図を用いて説
明する。医療機関2又は福祉サービス機関3から医療情
報又は福祉サービス情報の更新情報が情報取込部23へ
入力されると(S1)、情報更新部24が起動して、こ
の更新情報が指定するデータベース18.19の対応す
るファイル31〜35の該当項目のデータ(情報)を更
新する(S2)。操作者がモード切替操作を行うと(S
3)、災害発生入力部25が起動して、モードフラグメ
モリ21のモードを通常時又は災害時に切換える(S
4)。
【0047】そして、専用回線4又は電話網5を介し
て、外部からファイル名及び項目名を指定した検索要求
が検索要求入力部26へ入力されると(S5)、検索要
求元判定部27が起動してこの検索要求の検索要求元を
送信元アドレスから判定する(S6)。次に、現在の動
作モードをモードフラグメモリ21から読出す(S
7)。
【0048】動作モードが通常時の場合(S8)、情報
検索部28が起動して、検索許可テーブル22内の、検
索要求元における通常時の領域内から検索対象ファイル
の検索許可/不許可を調べる(S9)。検索許可の場合
(S10)、データべース18、19内の検索対象ファ
イルを検索する(S11)。そして、検索結果編集部2
9及び検索結果送出部30が起動して、検索結果を編集
して、専用回線4又は電話網5を介して、検索要求元へ
送信する(S12)。なお、検索対象ファイルに対する
検索不許可の場合(S10)、検索不許可のメッセージ
を検索要求元へ送信する(S13)。
【0049】また、動作モードが災害時の場合(S
8)、情報検索部28が起動して、検索許可テーブル2
2内の、検索要求元における災害時の領域内から検索対
象ファイルの検索許可/不許可を調べる(S14)。検
索許可の場合(S15)、データべース18、19内の
検索対象ファイルを検索する(S16)。そして、検索
結果編集部29及び検索結果送出部30が起動して、検
索結果を編集して、専用回線4又は電話網5を介して、
検索要求元へ送信する(S17)。なお、検索対象ファ
イルに対する検索不許可の場合(S15)、検索不許可
のメッセージを検索要求元へ送信する(S13)。
【0050】このように構成された医療福祉情報提供シ
ステムにおいては、各医療機関2における該当医療機関
2を通常時に利用するための医療情報と災害時に利用す
るための災害時医療情報とが2時間等の一定周期で医療
福祉情報センター1へ送信されて、通常時情報データべ
ース18の医療情報ファイル31及び災害時情報データ
べース19の災害時医療情報ファイル34へ書込まれ
る。
【0051】同様に、各福祉サービス機関3における該
当福祉サービス機関3における利用者の福祉サービス情
報のうち通常時に例えば医療機関の医師が用いる福祉サ
ービス情報と災害時に消防本部6や救急救命センター7
の職員が用いるための災害時福祉サービス情報とが2時
間等の一定周期で医療福祉情報センター1へ送信され
て、通常時情報データべース18の福祉サービス情報フ
ァイル32及び災害時情報データべース19の災害時福
祉サービス情報ァイル35へ書込まれる。
【0052】このように、医療福祉情報センター1にお
いて、各医療機関2における医療情報と各福祉サービス
機関3における福祉サービス情報とを一元管理して、通
常時及び災害時に、真に必要な医療機関2や災害対策機
関6,7の職員の検索要求に迅速に対応することが可能
となる。
【0053】特に、災害発生時に、社会的弱者である各
福祉サービス機関3の利用者の福祉サービス情報を救急
救命センター7がいち早く収集して、優先的の避難誘導
することが可能である。
【0054】さらに、医療機関2どうしで医療福祉情報
センター1を介して相互に医療情報の交換を実施するこ
とによって、単独の医療機関2では対応できなかった、
患者の速やかな転送や、医薬品の融通が可能となる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の医療福祉
情報提供システムにおいては、医療機関の医療情報と福
祉サービス機関の福祉サービス情報とを医療福祉情報セ
ンターで一元管理し、さらに災害対策機関と個人宅の情
報端末とをこの医療福祉センターに接続可能としてい
る。
【0056】したがって、各機関及び各個人は、必要な
情報を必要なときに簡単に検索でき、通常時は勿論のこ
と災害時においても、一般市民や福祉サービスの利用者
に対して迅速かつ的確な医療サービスを提供し、かつ迅
速かつ的確な避難誘導サービスを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係わる医療福祉情報提供
システムの全体構成図
【図2】同医療福祉情報提供システムの医療機関又は福
祉サービス機関に組込まれた情報処理システムの概略構
成図
【図3】同医療福祉情報提供システムにおける医療福祉
情報センターの概略構成を示すブロック図
【図4】同医療福祉情報センター内に形成された医療情
報ファイルの記憶内容を示す図
【図5】同医療福祉情報センター内に形成されたその他
情報ファイルの記憶内容を示す図
【図6】同医療福祉情報センター内に形成された福祉サ
ービス情報ファイルの記憶内容を示す図
【図7】同医療福祉情報センター内に形成された災害時
医療情報ファイルの記憶内容を示す図
【図8】同医療福祉情報センター内に形成された災害時
福祉サービス情報ファイルの記憶内容を示す図
【図9】同医療福祉情報センター内に形成された検索許
可テーブルの記憶内容を示す図
【図10】同医療福祉情報センターの全体動作を示す流
れ図
【符号の説明】
1…医療福祉情報センター 2…医療機関 3…福祉サービス機関 4…専用回線 5…電話網 6…消防本部 7…緊急救命センター 8…情報端末 18…通常時情報データベース 19…災害時情報データベース 20…情報データベース 21…モードフラグメモリ 22…検索許可テーブル 24…情報更新部 27…検索元判定部 28…情報検索部 29…検索結果編集部 30…検索結果送出部 31…医療情報ファイル 32…福祉サービス情報ファイル 33…その他ファイル 34…災害時医療情報ファイル 35…災害時福祉サービス情報ファイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 15/40 370Z Fターム(参考) 5B049 BB41 CC02 DD01 EE05 FF03 FF04 GG02 GG04 GG07 GG09 5B075 KK03 KK07 KK13 KK33 KK37 KK50 KK54 KK63 ND03 ND20 ND23 ND40 NK54 NR03 NR12 PP02 PQ02 QP05 UU26 5C087 BB12 BB13 BB73 BB74 DD02 DD23 DD24 DD29 DD30 EE16 EE18 FF01 FF02 FF19 FF20 FF23 GG07 GG18 GG19 GG21 GG22 GG23 GG30 GG36 GG51 GG57 GG66 GG68 GG70

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 医療福祉情報センターに対して、医療機
    関と福祉サービス機関と災害対策機関と個人宅の情報端
    末とを通信手段を介して接続可能にしてなる医療福祉情
    報提供システムであって、 前記医療福祉情報センターは、 前記医療機関から該当医療機関を利用するための医療情
    報を収集しかつ福祉サービス機関から該当福祉サービス
    機関の利用者の福祉サービス情報を収集して、収集した
    医療情報及び福祉サービス情報を情報データベースに記
    憶保持するデータベース構築手段と、 前記各機関及び情報端末からの情報を指定した検索要求
    に応じて、前記情報データベースに記憶されている該当
    情報を検索して検索結果を検索要求元の機関及び情報端
    末へ送信する検索処理手段とを備えたことを特徴とする
    医療福祉情報提供システム。
  2. 【請求項2】 前記医療福祉情報センターは、現在が通
    常時か災害時かを設定するモード設定手段を有し、 前記検索処理手段は、前記モード設定手段で設定された
    通常時又は災害時の条件と前記検索要求における要求元
    の機関又は情報端末との組合せが指定された組合せのと
    き、前記情報データベースの検索を中止することを特徴
    とする請求項1記載の医療福祉情報提供システム。
  3. 【請求項3】 前記データベース構築手段は、前記収集
    した医療情報のうち災害時に使用する災害時医療情報及
    び収集した福祉サービス情報のうち災害時に使用する災
    害時福祉サービス情報を災害時情報データベースに記憶
    保持し、災害時医療情報以外の医療情報及び災害時福祉
    サービス情報以外の福祉サービス情報を通常時情報デー
    タベースに記憶保持することを特徴とする請求項1記載
    の医療福祉情報提供システム。
  4. 【請求項4】 前記医療福祉情報センターは、 現在が通常時か災害時かを設定するモード設定手段と、 前記各機関及び情報端末毎に、通常時及び災害時におけ
    る前記通常時情報データベース及び災害時情報データベ
    ースに記憶保持されている各情報に対する検索可否を記
    憶する検索許可テーブルとを備え、 前記検索処理手段は、情報を指定した検索要求が入力さ
    れると、前記検索許可テーブル内において、前記指定さ
    れた情報が、前記検索要求の要求元と前記モード設定手
    段で設定された通常時又は災害時の条件に対して検索不
    可に設定されていたとき、前記指定された情報の検索を
    中止することを特徴とする請求項3記載の医療福祉情報
    提供システム。
  5. 【請求項5】 前記検索許可テーブル内には、 前記災害対策機関に対して、通常時に全ての福祉サービ
    ス情報に対する検索禁止と、災害時に全ての福祉サービ
    ス情報に対する検索許可とが設定され、 前記個人の情報端末に対して、通常時及び災害時に全て
    の福祉サービス情報に対する検索禁止と、通常時に災害
    時医療情報以外の医療情報に対する検索許可とが設定さ
    れていることを特徴とする請求項4記載の医療福祉情報
    提供システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002312492A (ja) * 2001-04-18 2002-10-25 Hiroo Nakajima 情報提供システムおよびその方法と情報提供装置
CN100339856C (zh) * 2001-09-28 2007-09-26 奥林巴斯株式会社 医疗信息的流通方法
JP2021022293A (ja) * 2019-07-30 2021-02-18 株式会社クレシア 救急搬送システム

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