JP2001082917A - センサー - Google Patents

センサー

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JP2001082917A
JP2001082917A JP2000156550A JP2000156550A JP2001082917A JP 2001082917 A JP2001082917 A JP 2001082917A JP 2000156550 A JP2000156550 A JP 2000156550A JP 2000156550 A JP2000156550 A JP 2000156550A JP 2001082917 A JP2001082917 A JP 2001082917A
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magnetic
position sensor
sensor according
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magnetic field
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Application number
JP2000156550A
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English (en)
Inventor
Sena Yaddehige
ヤッデイジ セナ
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Caithness Development Ltd
Original Assignee
Caithness Development Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01DMEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01D5/00Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable
    • G01D5/12Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means
    • G01D5/14Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing the magnitude of a current or voltage
    • G01D5/142Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing the magnitude of a current or voltage using Hall-effect devices
    • G01D5/145Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing the magnitude of a current or voltage using Hall-effect devices influenced by the relative movement between the Hall device and magnetic fields
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T7/00Brake-action initiating means
    • B60T7/02Brake-action initiating means for personal initiation
    • B60T7/04Brake-action initiating means for personal initiation foot actuated
    • B60T7/042Brake-action initiating means for personal initiation foot actuated by electrical means, e.g. using travel or force sensors

Abstract

(57)【要約】 【課題】 摩耗を起こさない位置センサーを提供するこ
と。 【解決手段】 自動車のフットペダルの位置を検出して
フットペダルの位置を表す電気信号を発生するための磁
気式位置センサー。この位置センサーは、チャンネル1
7を有するステータ7と、ステータの表面7aに沿って
移動することができる磁石8とから成り、ステータのチ
ャンネル17の生じる磁界は、ステータ7に対する磁石
8の位置によって変化する。磁石は、フットペダルに連
結されており、フットペダルの移動とともに、磁石がス
テータの表面に沿って移動し、チャンネル内の磁界を変
化させる。磁界の変化は、磁石8の移動に比例する電気
信号を発生するホールプローブ6によって検出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、位置検出装置(以
下、単に「位置センサー」とも称する)に関し、特に自
動車のフットペダル(以下、単に「ペダル」と称する)
の位置を検出するための位置センサーに関する。
【0002】
【従来の技術】通常、自動車のブレーキペダルやアクセ
ルペダルのようなフットペダル制御器は、ケーブル又は
その他の機械的リンク機構によって対応する自動車機器
に連結されている。しかしながら、ペダルが電気信号を
介して対応するエンジン機器を制御することが望ましい
場合がある。この目的を達成するためには、ペダルの瞬
間的な位置を表す電気信号を発生する必要がある。
【0003】ペダルの位置を検出するためにポテンショ
メータを用いる位置センサーは、周知である。そのよう
なポテンショメータは、ワイピング(滑り)接点に依存
しているが、そのような接点は、摩耗又は摩滅を起こす
ので、経時的にセンサーの特性を変化させることがあ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の位置
センサーの上記の問題を解決することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】発明の概要 上記課題を解決するために、本発明の一側面によれば、
2つの機器の相対位置を検出するための位置センサーで
あって、一方の機器に接続されており、チャンネルによ
って分離された磁性材料の2つの磁気的に別個の領域を
含む表面を有するステータ(固定子)と、他方の機器に
接続されており、N磁極面とS磁極面を有する磁気ユニ
ットと、磁界センサーとから成り、前記N磁極面とS磁
極面とは、前記磁気ユニットが前記ステータに対して第
1位置にあるときは、一方の磁極面の少くとも実質的な
(相当に大きい)部分が磁性材料の前記2つの領域のう
ちの一方の領域の上に位置し、他方の磁極面の少くとも
実質的な部分が磁性材料の他方の領域の上に位置して前
記チャンネルを横切る磁界を創生し、該磁気ユニットが
該ステータに対して第2位置にあるときは、該磁気ユニ
ットのN磁極面とS磁極面が磁界を創生しないように該
磁性材料の同じ領域の上に位置するように、前記表面に
対して配置されており、前記磁界センサーは、前記チャ
ンネル内の磁界に応じて前記2つの機器の相対位置を表
す信号を発生するように該チャンネル内に配置されてい
ることを特徴とする位置センサーが提供される。
【0006】この位置センサーは、ワイピング電気接点
に依存していないので、センサー内の摩耗や摩滅による
電気的問題が軽減され、センサーの信頼性が改善され
る。
【0007】この位置センサー(以下、単に「センサ
ー」とも称する)を自動車のペダルの位置を検出するた
めに使用する場合は、そのステータを自動車の本体(一
方の機器)に固定し、磁気ユニットをペダル(他方の機
器)に固定することができる。ペダルを動かすと、磁気
ユニットがステータに対して相対的に移動し、その磁気
ユニットの検出された位置からペダルの位置を判定する
ことができる。
【0008】前記磁界センサーによって送出された信号
を例えば自動車のエンジン制御器へ送ることができるの
で、エンジンとアクセルペダルの間に設けられていた従
来の機械的連結を省除することができる。
【0009】大抵の応用例において、前記ステータを静
止状態に保持し、磁気ユニットを移動させるようにする
が、ここでいう「ステータ」の方を移動させ、磁気ユニ
ットの方を静止状態に保持する構成とすることも可能で
ある。
【0010】磁気ユニットは、全体を永久磁石材で形成
してもよいが、磁性材料のセクション(形材又はブロッ
ク)に固着させた永久磁石によって構成し、磁気ユニッ
トの少くとも一方の磁極面を該磁性材料によって形成す
ることが好ましい。磁性材料のセクションは、所望の形
状に機械加工し易いように軟鋼から形成することができ
る。
【0011】ステータを電子回路板に実装することがで
きるようにするために、磁性材料の前記領域を非磁性ベ
ースに取り付けることによってそれぞれの適正位置に保
持することができる。
【0012】ステータの表面及び磁極面は、平坦にする
ことが好ましく、磁極面は、ステータの表面に近接した
平面内を移動することができるようにし、ステータの表
面と磁極面との間の間隙(離隔距離)は、磁気ユニット
とステータとの間の良好な磁気結合を維持するために小
さくしておく。
【0013】ステータの表面に対する磁極面の自由な移
動を可能にするために、両者の間にテフロンのようなプ
ラスチック材の層を介設することができる。
【0014】磁気ユニットは、それが前記第1位置から
第2位置へ移動するとき、一方の磁極面が磁性材料の単
一の領域の上に位置したままに留まり、他方の磁極面の
少くとも一部分が磁性材料の一方の領域から他方の領域
へ横切るように配置することが好ましい。この配置は、
一方の磁極面が磁性材料の2つの別個の領域の上に位置
している(跨っている)とき、該一方の磁極面が連続的
に変位すると、各磁気領域への相対的磁気結合が連続的
(無段階的)に変化し、従って前記チャンネル内の磁界
を連続的に変化させるという点で有利である。
【0015】前記チャンネルは単一の直線であるが、こ
のチャンネルは、互いに角度をなす主チャンネル部分
(以下、単に「主チャンネル」又は「エアギャップ」と
も称する)と副チャンネル部分(以下、単に「副チャン
ネル」とも称する)とで構成することが好ましく、その
場合、前記磁気ユニットは、その移動方向が副チャンネ
ルに平行な方向になるように配置する。この構成は、好
便に磁気ユニットの両方の磁極を副チャンネルによって
追従される方向に沿って一緒に移動させることを可能に
し、2つの磁極のうちの一方の磁極だけが主チャンネル
を横切り、他方の磁極が磁性材料料の同じ領域上に留ま
らせる。
【0016】位置センサーが直線位置信号を発生するの
を助成するために、主チャンネルを横切る磁極面の、磁
気ユニットの単位移動量当たりの漸次移動面積を磁気ユ
ニットの検出される移動距離中終始一定にすることがで
きる。位置センサーの直線性を確保するのを更に助成す
るために、主チャンネルを横切る磁極面の先行縁と後行
縁がそれらが横切る主チャンネルに平行となるように構
成することができる。
【0017】磁界センサーは、副チャンネル部分又は主
チャンネル部分のどちらかに配置することができ、主チ
ャンネル部分の長手に垂直な磁界成分を測定するように
向けることができる。
【0018】好ましい実施形態では、副チャンネル部分
と主チャンネル部分とが、両者の合流点において直角を
画定し、チャンネル(副チャンネル部分及び主チャンネ
ル部分)と磁気ユニットは、磁気ユニットが第1位置に
あるときは各磁極面が副チャンネルの異なる側に位置し
て、副チャンネルに実質的に垂直な方向の磁界を創生す
るように配置される。
【0019】磁界センサーを主チャンネル部分の長手内
に配置した場合、この配置は、ステータの磁化により磁
界成分の測定を可能にするとともに、磁気ユニットによ
って直接創生される磁界成分からの影響を減少させ、そ
れによって、チャンネルを跨いで通過する磁気ユニット
の近接効果を軽減し、位置センサーの直線性を更に向上
させる。
【0020】磁気ユニットの近接効果を更に減少させる
ために、主チャンネルは、その深さに比べて幅を狭くす
ることができる。
【0021】副チャンネルは、直線状とすることができ
るが、好ましい実施形態では、円弧状とし、磁気ユニッ
トをステータの表面に90°の角度で枢着された(枢動
自在に取り付けられた)アームに連結する。それによっ
て、アームを枢動させることにより磁気ユニットを副チ
ャンネルに沿ってステータの表面上を移動させることが
できるようにする。
【0022】前記アームは、ペダルと共通のピボット軸
に枢着することができ、それによって、ペダルを角度変
位(枢動)させると、磁気ユニットも、ステータに対し
てペダルと同等の角度だけ変位(枢動)させ、それによ
って、磁気ユニットの位置からペダルの位置を測定する
ことができるようにすることができる。
【0023】製造を容易にするために、前記アームは、
磁性材料で製造し、磁気ユニットと一体に形成すること
ができる。
【0024】磁界センサーは、少くとも1つのホールプ
ローブで構成するのが好都合であり、検出される磁界に
垂直なホール電圧を創生することが好ましい。ホールプ
ローブは層に対して垂直な磁界を検出する電気導体の薄
い層で形成することができるので、ホールプローブは、
チャンネルの幅を横切る磁界を測定するために狭いチャ
ンネル内に配置するのが好都合である。
【0025】簡単な実施形態では、前記チャンネルは、
その平行な垂直側壁を磁性材料の前記両領域によって形
成し、チャンネルの底面を前記非磁性ベースによって形
成する。
【0026】しかしながら、他の実施形態では、少くと
も主チャンネル部分に、断面でみて前記ステータの表面
に平行な凹部を設けることができる。そのような凹部
は、磁性材料の前記2つの領域のオーバーラップ区域に
よって形成することができる。この構成は、ホールプロ
ーブをチャンネル内に実装したときステータの表面に平
行に配置することを可能にし、それによって、位置セン
サーを回路板に形成された回路に組み込むのを容易にす
る。
【0027】本発明は、又、自動車に用いるためのペダ
ル組立体であって、自動車に固定するためのペダルベー
スと、該ベースに枢動自在に取り付けられたペダルと、
該ペダルの、前記ペダルベースに対する角度位置を検出
するように配置された位置センサーから成るペダル組立
体を提供する。
【0028】本発明の別の側面によれば、第1電子チッ
プと第2電子チップから成る磁界センサーであって、各
チップは、磁界を検出するための磁束感受性区域と、該
チップと一体的に形成された集積回路を有し、それによ
って、各チップが、それぞれの対応するホールプローブ
によって検出された磁界を表す電気的出力を創生するよ
うになされており、該第1電子チップと第2電子チップ
とは、該各チップの磁束感受性区域の間の間隙が1mm
未満となるように互いに近接して単一のパッケージとし
て実装されていることを特徴とする磁界センサーが提供
される。
【0029】各チップによって送出された2つの信号を
相互に比較することによってセンサーが正しく作動して
いるかどうかを確認することができる。2つの磁束感受
性領域は互いに近接しているので、磁界中に少しでも空
間的な不均一が存在すると、各チップの出力信号間にご
く僅かな差を生じる。
【0030】ここで、2つの磁束感受性領域間の間隙と
は、それらの領域の最も近接するテント点の間の間隔を
いう。
【0031】前記2つのチップは、半導体材の単一片上
に一体的に集積することができる。その場合、2つの磁
束感受性領域間の間隙は、500μm未満とすることが
好ましい。
【0032】
【発明の実施の形態】以下に、添付図を参照して本発明
の実施形態を詳しく説明する。図1〜4に示されるよう
にされる本発明の位置センサーにおいては、ステータ7
に対する磁気ユニット8の位置は、磁気ユニット8が変
位されたときのチャンネル17内の磁界の変化を測定す
ることによって検出される。磁気ユニット8は、図1に
示される第1位置から図2に示される中間位置を経て図
3に示される第2位置へステータ7に対して移動させる
ことができる。
【0033】図4には、ステータ7は、チャンネル17
によって磁気的に分離されているが、非磁性材料で形成
されたベース部材4によって互いに固定関係に保持され
た磁性材料3及び5の2つの領域を有するものとして断
面図で示されている。(ここでは、説明の便宜上、磁性
材料3の領域を「磁気領域3」又は「磁束伝導ステータ
部片3」とも称し、磁性材料5の領域を「磁気領域5」
又は「磁束伝導ステータ部片5」とも称することとす
る。)
【0034】磁気ユニット8は、ステータ7の表面7a
に座着する磁極面8a,8bを有するアーチの形を有す
るものとして示されているが、必ずしも、アーチ状でな
くてもよく、磁極面8a,8bは、必ずしも、ステータ
表面7aに接触していなくてもよい。
【0035】磁気ユニット8が図1に示される第1位置
にあるときは、一方の磁極面は、磁性材料の、他方の磁
極面が位置する領域とは異なる領域の上に位置する。磁
極面8aと8bは、それぞれ、磁性材料5と3の別個の
領域に磁気的に密に結合されるので、これらの領域は、
磁化されて、機能的に磁極面8a,8bの延長部分とし
て動作するので、主チャンネル部分(「エアギャップ」
とも称する)13によって一部を構成されるチャンネル
17内に磁界を創生する。
【0036】しかしながら、磁気ユニット8が図3に示
される第2位置にあるときは、両磁極面8a,8bは、
磁性材料3の同じ領域の上にオーバーラップする。かく
して、磁性材料3の領域は、磁化されて、磁極面8aと
8bの間の磁界のガイドとして動作し、チャンネル17
をバイパスする。この位置ではN磁極面8aは磁性材料
5の領域にはもはや磁気的に結合されていないので、こ
の領域はほとんど磁化されず、チャンネル17には非常
に小さい磁界しか存在しない。
【0037】図2に示される中間位置では、N磁極面8
aはその一部分だけしか磁気領域5にオーバーラップし
なくなるので、N磁極面8aと磁気領域5との間の磁気
結合(以下、単に「結合」とも称する)は部分的な結合
である。即ち、磁束の一部分は、磁気領域3を直接通っ
て流れてN磁極とS磁極を結び、磁束の一部分だけが磁
気領域5を通りチャンネル17を横切って流れる。チャ
ンネル17を横切って流れる磁束の量は、N磁極面8a
と磁性材料5の領域との間の結合度合によって決まり、
その結合度合は、N磁極面の磁気領域5に対するオーバ
ーラップの度合(面積)、従って磁気ユニット8の位置
によって決まる。
【0038】磁気ユニット8の変位は、磁気ユニット8
と磁性材料3,5の領域との間の結合度合の変化が生じ
たときにのみ、検出される磁界に有意の変化を惹起す
る。結合度合は磁極面と磁性材料の各領域3,5とのオ
ーバーラップ面積に依存するので、磁気ユニット8の図
1の位置又は図3の位置からの変位は、磁極面8aが主
チャンネル部分即ちエアギャップ13の縁に到達するま
では検出されない。
【0039】チャンネル17は、上からみると、ほぼL
字形である。この例ではホールプローブから成る磁界セ
ンサー6は、磁気ユニット8の両磁極の間のN−S方向
に沿って発生する磁界に実質的に平行な主チャンネル部
分13内に配置される。
【0040】ホールプローブ6を主チャンネル部分13
内に配置したことにより、ホールプローブ即ち磁界セン
サー6が磁気領域3,5の磁化による磁界だけを測定す
ることを確実にする。これは、磁気ユニット8が図2に
示される場合のように主チャンネル部分13の上に位置
したとき、位置センサーの直線性を低下させることにな
る近接効果を回避するという点で重要である。
【0041】ず5、6及び7は、移動器官1の位置を磁
気的に検出する位置検出装置の一例を示す。この例の移
動器官1は、磁気結合デバイス12に堅く連結された、
N磁極とS磁極を有する永久磁石(以下、単に「磁石」
とも称する)14から成る。磁気結合デバイス12は、
検出運動部品、即ちフットペダルの軸への機械的連結器
でもある。この位置検出装置全体は、移動器官1と、2
つの磁束伝導ステータ部片3,5と、エアギャップ13
内で回路板にに組み込まれたホールプローブ6とから成
る。
【0042】図5は、移動器官1のゼロ位置(位置1)
と磁界線Bを示す。磁界線Bは、図7にも断面図で示さ
れている。磁界線Bは、N磁極から移動器官1の磁気結
合デバイス12を通り、ステータ部片3を経て磁石のS
磁極へ戻る。移動器官1がゼロ位置(位置1)にあると
きは、磁界線Bは、エアギャップ13内に磁束が存在し
ないという点で閉じている。このことは、直線磁束測定
ユニットであるホールプローブ6の出力がゼロであるこ
とを意味する。
【0043】この組立体(位置検出装置)は、移動器官
1とステータ部片3,5との間のエアギャップが非常に
小さくなるように設計されている。移動器官とステータ
部片との間の間隙を一定にするために、随意選択として
ステータ部片3と5の間の機械的接触を可能にするため
に薄いPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)箔を用
いることができる。移動器官1をPTFE箔に軽く押し
つけることによって移動器官1とステータ部片3,5と
の間に非常に小さい、かつ、一定した(均一の)磁気ギ
ャップが得られる。かくして、この標準的な実施形態は
固定部品(ステータ)と移動部品(移動器官)との間に
非常に小さいエアギャップを有する。
【0044】永久磁石14は、優れた磁束密度を創生
し、非常に低い温度係数を有するネオジミウム‐鉄‐ボ
ロン(NdFeB)のような希土類材料から形成され
る。永久磁石14として用いられるこの材料の磁気デー
タは、下記の通りである。 エネルギー密度 35MGOe 保磁力 12.5kOe 残留磁気 1.2T 透磁率 1.07mT/kA/m 温度係数 −0.1%/k
【0045】この磁石の非常に低い温度係数と高い残留
磁気が、磁気回路に長期間に亘って広範囲の温度におい
て良好な性能と安定性をもたらす。又、この磁石が創出
する高い磁束強度の故に、このセンサーは、EMC又は
電磁干渉に対して堅固である(高い安定性を有する)。
【0046】磁石11及びステータ部片3,5のキャリ
アは、優れた磁気伝導度を有し、かつ、非常に低コスト
で高い製造精度を可能にする軟質磁性焼結材料から形成
される。
【0047】移動器官1は、図14に示されるようにフ
ットペダル18の軸に締り嵌めによって連結することが
できる。焼結ステータ部片3,5は、回路板内に配置さ
れており、それらの一体部分である2本のピン15が回
路板に形成された穴に嵌着されている。ステータ部片
は、更に確実に回路板に嵌着させるためにエポキシ等の
接着剤で回路板に接合されている。
【0048】ホールプローブ6は、エアギャップ13内
に嵌合されている。測定方向は、エアギャップ13に対
して垂直な方向である。プローブ6も、印刷回路板に接
着剤で固定されており、プローブのリード線を該回路板
にはんだ付けすることによって回路板に電気的に接続さ
れている。
【0049】図5は、又、移動器官1の全移動行程位置
(位置−2)をも示す。この位置では、磁界線Bは、N
磁極から発して移動器官12のキャリアを通ってステー
タ部片3の上方部分に至り、ステータ部片5内のエアギ
ャップ及びホールプローブを経て磁石14のS磁極へ戻
る。
【0050】この位置では、磁石14から創出される磁
界線Bは、図7に示されるようにこの位置(位置2)で
最大限の出力を発するホールプローブを貫通する。ホー
ルプローブの磁束密度及び出力は、ホールプローブ内の
磁束密度がゼロなる位置1から磁束密度が最大限になる
位置2まで直線的に増大する。
【0051】図8は、図5に示される示されるのと同じ
主要部品、即ち、移動器官12と、ステータ部片3,5
と、エアギャップ13及び回路板4に組み込まれたホー
ルプローブ6とから成るフットペダルセンサーとしての
応用例(アプリケーション)として好ましい本発明の位
置検出装置の実施形態を示す。図8は、エアギャップ及
びホールプローブ内に磁界線Bの磁束がゼロになるゼロ
位置を示す。この移動器官は、例えばエポキシでキャリ
ア部分に堅く連結された希土類磁石と、磁束伝導体でも
あるキャリア自体と、ペダル軸への連結部とから成る。
それ故、キャリアは、Fe+2%Si+0.45%Pの
ような磁性軟鋼焼結材から形成され、フットペダルの軸
との締り嵌めに適する長方形の穴18を有している。
【0052】図10は、図8の位置検出装置が全移動行
程位置(位置−2)にあるところを示す。図に示された
磁界線の経路は、本発明の作用を明確に示している。即
ち、このこと、全移動行程位置(位置−2)において
は、ホールプローブの磁束強度及び出力が移動する移動
器官12の移動とともに直線的に(移動距離に比例し
て)増大することを意味している。移動器官がフットペ
ダルの軸に直接連結されているので、ホールプローブの
出力は、ペダルの移動とともに連続的に(無段階に)増
大する。
【0053】図12は、本発明の好ましい実施形態の位
置検出装置の磁極及びホールプローブを断面図で示す。
図にみられるように、ホールプローブ6を通る磁界線B
は、移動器官12の移動方向に対して平行又は接線方向
であり、永久磁石14のN−S線に対して垂直方向であ
る。
【0054】ある種の応用例においては、ホールプロー
ブを印刷回路板4上に平らに(水平に)配置する方が望
ましい場合がある。なぜなら、その場合(平らに配置し
た場合)、ホールプローブ61をASIC(特定用途向
けIC)を収容する標準SMDデバイス(表面実装デバ
イス)のハウジング内に一体に組み込むことができるか
らである。CMOS(相補型金属酸化膜半導体)ホール
検出素子の測定方向は、配置されたシリコンチップに対
して常に垂直方向である。なぜなら、内部結合接点がS
MDデバイスの接触リード線に対して平行に位置してい
るからである。磁界線Bはキャリア板を垂直方向に貫通
するので、ASIC集積ホールプローブを印刷回路板4
上に平らに配置することができる。このことは、ホール
プローブASICを標準SMD組み立て機で自動的に組
み立てることができ、標準のはんだづけ法ではんだづけ
することができることを意味する。
【0055】このことは、ホールプローブを磁気回路の
スロットに組み込むためにホールプローブの特別のホル
ダを必要としない簡略化されたセンサーの設計を可能に
するという利点を提供する。図12に示されたものと同
じ機能を得るためには、磁極4,5の設計を図13に示
されるように変更しなければならない。即ち、図13に
示される構成では、磁極31は、ホールプローブ61を
組み込むことができるL字形凹部を有する。又、磁極5
1も、図12に示された構成と同様に移動器官の位置に
応じて同じ出力特性を示す磁界線をホールプローブを貫
通して垂直方向に導くためにL字形とする。
【0056】図14は、フットペダル組立体に組み込ま
れた本発明の好ましい実施形態を示す。この図には、移
動器官12とペダルの軸19との間の連結部が示されて
いる。このセンサーの静止部分、即ち、回路板4、磁極
3,5及びホールプローブ6,61をプラスチックハウ
ジング内に組み込むのは容易であり、集積デバイスのコ
ネクタをフットペダルのベースにねじ又はスナップ嵌め
によって固定することができる。移動器官は、そのキャ
リアに形成された長方形の穴に締り嵌めによって固定さ
れたペダル軸19に連結される。
【0057】キャリア板4は、ホールプローブをデバイ
スのコネクタに接続するのに必要とされる。デバイスの
コネクタは、ホールプローブを電子運転制御及び電子ブ
レーキ制御システムのCPUに接続する。このホールプ
ローブは、ホール検出素子であるばかりでなく、磁気及
びオフセットドリフトのチョッパー補償により温度ドリ
フト(変動)が小さいので、温度補償、信号調整ユニッ
ト、プログラミングユニット及び信号出力ユニットを備
えた最新技術のASICであるとみなすことができる。
【0058】磁気及び電気オフセットドリフトのための
温度チョッパー補償は、デバイスの温度係数を非常に低
くし、従って、永久磁石がNdFeB製であることと相
俟って、位置検出装置全体の温度係数を低くするので、
この位置検出装置は、追加の高価な複雑な温度補償手段
を設ける必要なしに、自動車の客室内の全温度範囲に亘
って非常に正確に機能することができる。
【0059】信号調整ユニットは、ホールプローブの供
給電圧に比例する出力電圧を発生し、供給電圧を500
0mVとした場合、ゼロ位置に対する500mVから全
移動行程位置に対する4500mVまでの、低インピー
ダンスの、大きい出力信号を発生する(図16参照)。
このような、1000Ω程度の低いインピーダンスの出
力電圧は、自動車の配線や電気コネクタによって惹起さ
れるEMC干渉及び電圧降下に対して高い安定性を有す
る。
【0060】プログラミングユニットは、組み立て工程
全体のエンド・オブ・ライン(行末)プログラミングに
おいてオフセットとゲイン値のプログラミングを可能に
する。このことは、機械的及び磁気的なあらゆる公差、
並びに、位置検出装置とペダル機構との連結部のあらゆ
る公差を、インテリジェントホールプローブASICに
組み込まれる集積EEPROMのエンド・オブ・ライン
・プログラミングを介して電子的に補償することができ
ることを意味する。プログラミングの終了後、プログラ
ムモードをロックし、デバイス有効寿命中プログラムが
変化しないようにすることができる。
【0061】出力ユニットは、低インピーダンスの信号
を発生し、デバイスの短絡防護及びパルスに対する防護
を実行する。
【0062】今日の電子運転制御及び電子ブレーキ制御
システムは、2つの冗長出力信号の相互直線性に対する
厳格な要件を満たすことを要求される。最新の電子運転
制御及び電子ブレーキ制御システムは、その安全上の重
要な用途の特性からして、2つの冗長出力信号を必要と
する。そのために、ホールプローブASICは、2つの
冗長出力信号を送出することができるように上述したよ
うな2つの機能的プログラム可能な電子回路を単一のハ
ウジング内に収容するように設計される。このデバイス
は、ゲインとオフセットの値をプログラムすることがで
きるので、下記の異なる出力信号を送出することができ
る。 1.2つの同等の出力信号 S1(位置1から位置2まで):0.5V−4.5V S2(位置1から位置2まで):0.5V−4.5V 2.2つの交差した出力信号 S1(位置1から位置2まで):4.5V−0.5V S2(位置1から位置2まで):0.5V−4.5V 3.異なる傾きを有する2つの同等の出力信号 S1(位置1から位置2まで):0.5V−4.5V S2(位置1から位置2まで):0.25V−2.25
【0063】所望の冗長量を得るために、チャンネル内
に2つのホールプローブを互いに近接させて配置しても
よく、あるいは、1つのホールプローブが2つの並列電
子回路に信号を供給するように構成してもよい。これら
の2つの電子回路の出力が、常時モニターされて両者が
適正であることをチェックし、それらの2つの出力のど
ちらか一方がンサーの出力として用いられる。2つの信
号間に不一致が生じた場合は、正しい方の信号がセンサ
ー出力として選択される。
【0064】好ましい実施形態では、2つのASICが
用いられ、各ASICは、電子回路と一体に形成された
磁束感知区域又はホールプローブを有し、冗長信号スト
ラテジの一部として用いられる信号を発生する構成とす
る。図15に示される実施形態では、第1ASICチッ
プ62と第2ASICチップ63が単一のパッケージ6
5内に並置して実装される。第1ASICチップ62の
ホールプローブ61aと第2ASICチップ63とは、
磁界が均一でない場合の誤差を小さくするために約1m
m未満の間隙で離隔される。各ASICチップは、導線
67によって複数の接続フィンガー66に電気的に接続
され、接続フィンガー66は、電子回路にはんだづけ又
はその他の方法によって接合することができる。
【0065】パッケージ65の矢印69の方向の幅は、
通常、約6mmとされ、各ASICチップは、約2mm
の幅とされる。パッケージ65は、このようにサイズが
小さいのでチャンネル17内に容易に設置することがで
きる。
【0066】ASICチップ64,63は平面状構造で
あり、半導体の1つ又は複数のパターン層によって形成
される。ASICチップ64,63の厚さは、通常、約
1mmとされる。
【0067】2つのASICを設ける場合、両者の信号
間に相互直線性エラーが全く、あるいはほとんど生じな
いように、従って1つのASICの場合と同じ精度が得
られるように、2つのASICを小さいサイズにし、互
いに近接させて実装することができる。このような態様
で2つのASICを用いることによりそのパッケージを
単一のASICのパッケージと何ら変わらないものとす
ることができる。
【0068】短絡防護、及び入来パルスに対するパルス
の安定性を求める厳しい要求を満たすために、センサー
の出力は、更に追加の電子部品を必要とすることがあ
る。ASICの結晶が小さいためそのエネルギーの放散
量が少ないからである。そのような部品は、SMDデバ
イスを印刷回路板4に組み込むのと同様に標準的な方法
で容易に組み込むことができる。このことは、本発明の
位置及び速度センサーは、機械的な又はシステムの変更
を行う必要なしにいろいろな異なる応用例に適応させる
ことができることを意味する。
【0069】今日の最新技術のアプリケーション(応用
例)は、アナログ出力信号を有するが、将来のアプリケ
ーションは、CANバスのようなインテリジェント直列
デジタル出力信号を有することになると予想される。バ
スのインタフェースは、回路板に組み込むか、あるい
は、ホールプローブに組み込むことができる。
【0070】本発明のセンサーと、内蔵温度補償手段を
有するインテリジェントホールプローブとの組み合わ
せ、即ち、磁気回路の非常に簡単で扁平な機構と、信号
調整及びプログラム可能な信号調整との組み合わせによ
り、フットペダルの応用例に適用するのに非常に適した
センサーを得ることができる。
【0071】本発明のセンサーは、例えばオフセット及
びゲイン値に対してプログラム可能な信号調整が可能で
あるため、エンド・オブ・ライン・プログラミングによ
っていろいろな異なるフットペダル機構に適合させるこ
とができる。即ち、センサーに機械的な変更を加える必
要なしに、ペダルのいろいろな異なる移動行程に適合さ
せることができる。このことは、本発明のセンサーは、
標準部品として大量に製造することができることを意味
する。
【0072】従って、本発明のセンサーは、焼結、金型
成形、接着剤による接合、はんだづけ等の確実な、定評
のある既知の方法を用いて完全に自動的に製造すること
ができる。摩擦部品のない、簡単で堅固な機構を有する
ことは、本発明のセンサーは極めて信頼性が高いことを
意味する。加えて、本発明のセンサーは、プログラミン
グが可能であることから、いろいろな異なるフットペダ
ル機構に容易に適合させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による位置センサーの平面図で
あり、磁気ユニットが1つの特定の位置にあるところを
示す。
【図2】図2は、図1と同様な図であるが、磁気ユニッ
トが異なる位置にあるところを示す。
【図3】図3は、図1及び2と同様な図であるが、磁気
ユニットが更に異なる位置にあるところを示す。
【図4】図4は、図1の位置センサーの線A−Aに沿っ
てみた断面図である。
【図5】図5は、本発明による位置検出装置の一実施形
態の上からみた平面図である。
【図6】図6は、図5の位置検出装置の線B−Bに沿っ
てみた断面図である。
【図7】図7は、図5の位置検出装置の線A−Aに沿っ
てみた断面図である。
【図8】図8は、本発明による位置検出装置の一実施形
態の上からみた平面図であり、アクセル又はブレーキペ
ダルの軸に連結することができるレバーに一体に組み入
れられた移動器官による位置測定の出発位置を示す。
【図9】図9は、図8の線A−Aに沿ってみた断面図で
あり、移動行程のゼロ位置(位置−1)における磁界線
を示す。
【図10】図10は、図8の装置の上からみた平面図で
あり、全移動行程位置(位置−2)における磁界線を示
す。
【図11】図11は、図10の線A−Aに沿ってみた断
面図であり、全移動行程位置(位置−2)における磁界
線を示す。
【図12】図12は、本発明による位置検出装置の一実
施形態の断面図であり、移動器官の移動方向に垂直なエ
アギャップを示す(このことは、センサーを貫通する磁
束が移動器官の移動方向に平行に延長していることを意
味する)。
【図13】図13は、本発明による位置検出装置の一実
施形態の断面図であり、移動器官の移動方向に垂直なエ
アギャップを示す(このことは、センサーを貫通する磁
束が移動器官の移動方向に垂直に延長していることを意
味する)。
【図14】図14は、本発明による位置検出装置の一実
施形態の上からみた平面図であり、位置検出装置をアク
セル及び、又はブレーキペダルに一体的に統合してアク
セル及び、又はブレーキペダルモジュールとした応用例
を示す。
【図15】図15は、本発明の位置検出装置に用いるた
めのダブルホールプローブの概略平面図である。
【図16】図16は、信号フィッティングユニットの出
力電圧を移動位置の関数として示すグラフである。
【符号の説明】
1 移動器官 3,5 磁束伝導ステータ部片、ステータ部片、磁性材
料、磁極、磁気領域 4 キャリア板、ベース部材、印刷回路板、回路板 4,5 磁極 6 磁界センサー、プローブ、ホールプローブ 7 ステータ 7a ステータ表面 8a,8b 磁極面 8 磁気ユニット 11 磁石 12 磁気結合デバイス 12 移動器官 13 エアギャップ、主チャンネル部分 14 永久磁石、磁石 15 ピン 17 チャンネル 18 フットペダル 19 ペダル軸 31 磁極 51 磁極 61 ホールプローブ 61a ホールプローブ 62 チップ 63 チップ 64 チップ 65 パッケージ 66 接続フィンガー 67 導線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G05G 25/00 G05G 25/00 C (72)発明者 セナ ヤッデイジ イギリス ジーワイ7 9エフキュウ ガ ーンジィ セイント セイビュアーズ ル ヌフ シュマン(番地なし)ケイスネス ディヴェロプメント リミテッド内

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの機器の相対位置を検出するための
    位置センサーであって、 一方の機器に接続されており、チャンネルによって分離
    された磁性材料の2つの磁気的に別個の領域を含む表面
    を有するステータと、 他方の機器に接続されており、N磁極面とS磁極面を有
    する磁気ユニットと、 磁界センサーとから成り、 前記N磁極面とS磁極面とは、前記磁気ユニットが前記
    ステータに対して第1位置にあるときは、一方の磁極面
    の少くとも実質的な部分が磁性材料の前記2つの領域の
    うちの一方の領域の上に位置し、他方の磁極面の少くと
    も実質的な部分が磁性材料の他方の領域の上に位置して
    前記チャンネルを横切る磁界を創生し、該磁気ユニット
    が該ステータに対して第2位置にあるときは、該磁気ユ
    ニットのN磁極面とS磁極面が磁界を創生しないように
    該磁性材料の同じ領域の上に位置するように、前記表面
    に対して配置されており、前記磁界センサーは、前記チ
    ャンネル内の磁界に応じて前記2つの機器の相対位置を
    表す信号を発生するように該チャンネル内に配置されて
    いることを特徴とする位置センサー。
  2. 【請求項2】 前記磁気ユニットは、磁性材料のセクシ
    ョンに固定された永久磁石から成り、前記磁気ユニット
    の少くとも一方の磁極面は、該磁性材料によって形成さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の位置センサ
    ー。
  3. 【請求項3】 磁性材料の前記各領域は、非磁性ベース
    に取り付けられることによってそれぞれの適正位置に保
    持されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の
    位置センサー。
  4. 【請求項4】 前記ステータの表面及び磁極面は、平坦
    であり、該磁極面は、該ステータの表面に近接した平面
    内を移動することができるようになされていることを特
    徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の位置セン
    サー。
  5. 【請求項5】 前記ステータの表面と前記磁極面との間
    にプラスチック材の層が介設されていることを特徴とす
    る請求項1〜4のいずれか1項に記載の位置センサー。
  6. 【請求項6】 前記磁気ユニットは、それが前記第1位
    置から第2位置へ移動するとき、一方の磁極面が磁性材
    料の単一の領域の上に位置したままに留まり、他方の磁
    極面の少くとも一部分が磁性材料の一方の領域から他方
    の領域へ横切るように配置されていることを特徴とする
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の位置センサー。
  7. 【請求項7】 前記チャンネルは、互いに角度をなす主
    チャンネル部分と副チャンネル部分から成り、前記磁気
    ユニットは、その移動方向が該副チャンネルに平行な方
    向になるように配置されていることを特徴とする請求項
    6に記載の位置センサー。
  8. 【請求項8】 前記主チャンネルを横切る前記磁極面
    の、前記磁気ユニットの単位移動量当たりの漸次移動面
    積は、該磁気ユニットの検出される移動距離中終始一定
    であることを特徴とする請求項7に記載の位置センサ
    ー。
  9. 【請求項9】 前記副チャンネル部分と主チャンネル部
    分とは、両者の合流点において直角に交差していること
    を特徴とする請求項7又は8に記載の位置センサー。
  10. 【請求項10】 前記チャンネルと磁気ユニットは、該
    磁気ユニットが前記第1位置にあるときは前記各磁極面
    が該副チャンネルの異なる側に位置するように配置され
    ていることを特徴とする請求項9に記載の位置センサ
    ー。
  11. 【請求項11】 前記磁界センサーは、前記主チャンネ
    ル部分の長手に垂直な磁界成分を測定するように配置さ
    れていることを特徴とする請求項7〜10のいずれか1
    項に記載の位置センサー。
  12. 【請求項12】 前記主チャンネルは、その深さに比べ
    て幅を狭くされていることを特徴とする請求項7〜11
    のいずれか1項に記載の位置センサー。
  13. 【請求項13】 前記副チャンネルは、円弧状であり、
    前記磁気ユニットは、前記ステータの表面に90°の角
    度で枢着されたアームに連結されており、それによっ
    て、該アームを枢動させることにより前記磁気ユニット
    を該副チャンネルに沿って該ステータの表面上を移動さ
    せるようになされていることを特徴とする請求項7〜1
    2のいずれか1項に記載の位置センサー。
  14. 【請求項14】 前記アームは、フットペダルと共通の
    ピボット軸に枢着されており、それによって、該フット
    ペダルを角度変位させると、前記磁気ユニットが前記ス
    テータに対して該フットペダルと同等の角度だけ変位さ
    せるようになされていることを特徴とする請求項13に
    記載の位置センサー。
  15. 【請求項15】 前記アームは、磁性材料で製造され、
    前記磁気ユニットと一体に形成されていることを特徴と
    する請求項14に記載の位置センサー。
  16. 【請求項16】 前記磁界センサーは、少くとも1つの
    ホールプローブから成ることを特徴とする請求項1〜1
    5のいずれか1項に記載の位置センサー。
  17. 【請求項17】 前記チャンネルチャンネル内に各々信
    号を発生する2つのASICが設けられており、該各A
    SICは、それと一体に形成されたホールプローブを含
    み、該2つのASICから発せられた2つの信号が、冗
    長信号ストラテジを用いて互いに比較されることを特徴
    とする請求項16に記載の位置センサー。
  18. 【請求項18】 前記2つのASICは、1つのパッケ
    ージ内に実装されていることを特徴とする請求項17に
    記載の位置センサー。
  19. 【請求項19】 前記チャンネルチャンネル内に各々信
    号を発生する2つの磁界センサーが設けられており、該
    2つの磁界センサーから発せられた2つの信号が、冗長
    信号ストラテジを用いて互いに比較されることを特徴と
    する請求項1〜18のいずれか1項に記載の位置センサ
    ー。
  20. 【請求項20】 前記2つのホールプローブの間の間隙
    は、1mm未満であることを特徴とする請求項17〜1
    9のいずれか1項に記載の位置センサー。
  21. 【請求項21】 少くとも前記主チャンネル部分に、断
    面でみて前記ステータの表面に平行な凹部が設けられて
    いることを特徴とする請求項1〜20のいずれか1項に
    記載の位置センサー。
  22. 【請求項22】 自動車に用いるためのペダル組立体で
    あって、 自動車に固定するためのペダルベースと、該ペダルベー
    スに枢動自在に取り付けられたペダルと、該ペダルの、
    前記ペダルベースに対する角度位置を検出するように配
    置された請求項1〜21のいずれか1項に記載の位置セ
    ンサーと、から成るペダル組立体
  23. 【請求項23】 第1電子チップと第2電子チップから
    成る磁界センサーであって、 該各チップは、磁界を検出するための磁束感受性区域
    と、該チップと一体的に形成された集積回路を有し、そ
    れによって、各チップが、それぞれの対応するホールプ
    ローブによって検出された磁界を表す電気出力信号を発
    生するようになされており、該第1電子チップと第2電
    子チップとは、該各チップの磁束感受性区域の間の間隙
    が1mm未満となるように互いに近接して単一のパッケ
    ージ内に実装されていることを特徴とする磁界センサ
    ー。
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