JP2001082679A - プロテクタ付きホース及びプロテクタ - Google Patents
プロテクタ付きホース及びプロテクタInfo
- Publication number
- JP2001082679A JP2001082679A JP26302499A JP26302499A JP2001082679A JP 2001082679 A JP2001082679 A JP 2001082679A JP 26302499 A JP26302499 A JP 26302499A JP 26302499 A JP26302499 A JP 26302499A JP 2001082679 A JP2001082679 A JP 2001082679A
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- JP
- Japan
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- protector
- hose
- flexible hose
- kerf
- flexible
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- Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 可撓性ホースにプロテクタを装着する工程を
最小にすることが可能であると伴に、切り込み部の鋭角
な先端部から決裂が起こらず、しかも、曲がり性が良い
プロテクタ付きホースを提供することを目的とする。 【構成】 プロテクタ2は、周方向の一部を残して形成
された周方向に延びる切り溝穴22を備え、切り溝穴2
2は周方向両端に弧状凹部21が設けられている。プロ
テクタ2は、可撓性ホース1の外周部分の所定位置に装
着し、ノズル等を使い、プロテクタ2の内周面と、その
内周面が接する可撓性ホース1の外周面との空隙に接着
剤を注入し、可撓性ホース1とプロテクタ2を固着して
プロテクタ付きホースを構成している。
最小にすることが可能であると伴に、切り込み部の鋭角
な先端部から決裂が起こらず、しかも、曲がり性が良い
プロテクタ付きホースを提供することを目的とする。 【構成】 プロテクタ2は、周方向の一部を残して形成
された周方向に延びる切り溝穴22を備え、切り溝穴2
2は周方向両端に弧状凹部21が設けられている。プロ
テクタ2は、可撓性ホース1の外周部分の所定位置に装
着し、ノズル等を使い、プロテクタ2の内周面と、その
内周面が接する可撓性ホース1の外周面との空隙に接着
剤を注入し、可撓性ホース1とプロテクタ2を固着して
プロテクタ付きホースを構成している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホースの外周に弾
性体材料からなる管状のプロテクタが被せられたプロテ
クタ付きホース及びこれに用いられるプロテクタに関す
る。
性体材料からなる管状のプロテクタが被せられたプロテ
クタ付きホース及びこれに用いられるプロテクタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のプロテクタ付きホース
は、例えば、オイル系ホース、燃料系ホース、冷却系ホ
ース、エアー系ホース等の自動車用に用いられ、ホース
の外周に弾性体材料からなる管状のプロテクタが被せら
れ、プロテクタによりホースがエンジン等の他の部材と
直接接触するのを防止し、ホースの耐久性を高めてい
る。
は、例えば、オイル系ホース、燃料系ホース、冷却系ホ
ース、エアー系ホース等の自動車用に用いられ、ホース
の外周に弾性体材料からなる管状のプロテクタが被せら
れ、プロテクタによりホースがエンジン等の他の部材と
直接接触するのを防止し、ホースの耐久性を高めてい
る。
【0003】ところで、この種のプロテクタ付きホース
として、特開平8−152096号に記載されたものが
知られている。即ち、図6に示すように、エラストマー
からなる弾性を有する直管20に、軸方向に対してほぼ
直角に小幅の切り込み25を軸方向に間隔を隔てて互い
に複数個を互い違いに設けたプロテクタ2が形成され、
このプロテクタ2を曲り部11を有する曲管ゴム1の外
周に装着してプロテクタ付きホースを構成したものが知
られている。
として、特開平8−152096号に記載されたものが
知られている。即ち、図6に示すように、エラストマー
からなる弾性を有する直管20に、軸方向に対してほぼ
直角に小幅の切り込み25を軸方向に間隔を隔てて互い
に複数個を互い違いに設けたプロテクタ2が形成され、
このプロテクタ2を曲り部11を有する曲管ゴム1の外
周に装着してプロテクタ付きホースを構成したものが知
られている。
【0004】しかしながら、かかる従来のプロテクタ付
きホースは、切り込み25を容易に形成することができ
るが、プロテクタを曲管ホースに装着すると、図7に示
すように、切り込み25の両端根本部25aから曲り部
の外周側で切り込み25が扇状に開口するので、この両
端根本部25aに集中応力が作用し、使っているうちに
切り込み25の両端25aで亀裂が生じ、プロテクタの
寿命を損なうという問題を有していた。
きホースは、切り込み25を容易に形成することができ
るが、プロテクタを曲管ホースに装着すると、図7に示
すように、切り込み25の両端根本部25aから曲り部
の外周側で切り込み25が扇状に開口するので、この両
端根本部25aに集中応力が作用し、使っているうちに
切り込み25の両端25aで亀裂が生じ、プロテクタの
寿命を損なうという問題を有していた。
【0005】本発明は、かかる事情に鑑み、プロテクタ
の耐久性を高めることができると共に曲がり性が良いプ
ロテクタ付きホースを提供することを目的とする。
の耐久性を高めることができると共に曲がり性が良いプ
ロテクタ付きホースを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、一端から他端に延びる可撓性ホースの外周に筒状の
プロテクタを装着したプロテクタ付きホースにおいて、
該筒状のプロテクタが周方向の一部を残して形成された
周方向に延びる切り溝穴を備え、該切り溝穴の周方向両
端に弧状凹部が形成されていることを特徴とするプロテ
クタ付きホースを構成したものである。
め、一端から他端に延びる可撓性ホースの外周に筒状の
プロテクタを装着したプロテクタ付きホースにおいて、
該筒状のプロテクタが周方向の一部を残して形成された
周方向に延びる切り溝穴を備え、該切り溝穴の周方向両
端に弧状凹部が形成されていることを特徴とするプロテ
クタ付きホースを構成したものである。
【0007】
【作用及び発明の効果】本発明は上述したように、可撓
性ホースの外周に筒状のプロテクタを装着したプロテク
タ付きホースであって、周方向の一部を残して形成され
た周方向に延びる切り溝穴が、その周方向両端に弧状凹
部が形成されているので、プロテクタが湾曲された時、
プロテクタ自身を容易に曲げることができると共に、湾
曲された時に、切り溝穴の周方向両端に作用する引張り
力を分散することができ、切り溝穴の周方向両端に亀裂
が生じるのを抑制でき、プロテクタの寿命を高めること
ができる。そして、該プロテクタ付きホースを曲げても
ホースを滑らかに湾曲でき、流体をスムーズに流通する
ことができる。
性ホースの外周に筒状のプロテクタを装着したプロテク
タ付きホースであって、周方向の一部を残して形成され
た周方向に延びる切り溝穴が、その周方向両端に弧状凹
部が形成されているので、プロテクタが湾曲された時、
プロテクタ自身を容易に曲げることができると共に、湾
曲された時に、切り溝穴の周方向両端に作用する引張り
力を分散することができ、切り溝穴の周方向両端に亀裂
が生じるのを抑制でき、プロテクタの寿命を高めること
ができる。そして、該プロテクタ付きホースを曲げても
ホースを滑らかに湾曲でき、流体をスムーズに流通する
ことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】(実施例)本発明のプロテクタ付
きホース及びプロテクタを図面に基づてい詳しく説明す
る。図1は、プロテクタ付きホースの正面図であり、実
質的に真っ直ぐ形成された管状の可撓性ホース1の、外
周面に実質的に真っ直ぐ形成された筒状のプロテクタ2
が装着されて、プロテクタ付きホースが構成されてい
る。管状の可撓性ホース1は、中間に繊維等の補強層が
埋設されたアクリル等のゴムから予め真っ直ぐ形成され
ている。また、筒状のプロテクタ2は、クロロプレン等
のゴムから、予め真っ直ぐ形成され、可撓性ホース1の
両端部を残して可撓性ホース1の外周面上に装着されて
いる。そして、このプロテクタ2は互いに軸方向に距離
を隔てて2個の切り溝穴22が施されている。この切り
溝穴22は周方向の一部22aを残して周方向に延び、
周方向両端部に切り溝穴22の幅に合致した半円弧状凹
部21が形成されている。
きホース及びプロテクタを図面に基づてい詳しく説明す
る。図1は、プロテクタ付きホースの正面図であり、実
質的に真っ直ぐ形成された管状の可撓性ホース1の、外
周面に実質的に真っ直ぐ形成された筒状のプロテクタ2
が装着されて、プロテクタ付きホースが構成されてい
る。管状の可撓性ホース1は、中間に繊維等の補強層が
埋設されたアクリル等のゴムから予め真っ直ぐ形成され
ている。また、筒状のプロテクタ2は、クロロプレン等
のゴムから、予め真っ直ぐ形成され、可撓性ホース1の
両端部を残して可撓性ホース1の外周面上に装着されて
いる。そして、このプロテクタ2は互いに軸方向に距離
を隔てて2個の切り溝穴22が施されている。この切り
溝穴22は周方向の一部22aを残して周方向に延び、
周方向両端部に切り溝穴22の幅に合致した半円弧状凹
部21が形成されている。
【0009】さらに詳しくは、真っ直ぐ延びる筒状のプ
ロテクタ2は、押し出し成形された長尺の未加硫ゴムチ
ューブをそのまま加硫して得られた加硫された長尺のゴ
ムチューブを所定の長さに切断することにより得られた
プロテクタ素材にかかる複数の切り溝穴22をプレスに
より打ち抜くことにより形成されている。また、実質的
に真っ直ぐ延びる管状のゴムホースは、押し出し成形さ
れた長尺の未加硫ゴムホースをそのまま加硫して得られ
た加硫された長尺のゴムホースを所定の長さに切断する
ことにより形成されている。そして、かかる実質的に真
っ直ぐ延びる管状のゴムホース1を実質的に真っ直ぐ延
びる筒状のプロテクタ2の軸穴に挿通せしめて、両者間
を接着剤で固定させ、プロテクタ付きホースが構成され
ている。
ロテクタ2は、押し出し成形された長尺の未加硫ゴムチ
ューブをそのまま加硫して得られた加硫された長尺のゴ
ムチューブを所定の長さに切断することにより得られた
プロテクタ素材にかかる複数の切り溝穴22をプレスに
より打ち抜くことにより形成されている。また、実質的
に真っ直ぐ延びる管状のゴムホースは、押し出し成形さ
れた長尺の未加硫ゴムホースをそのまま加硫して得られ
た加硫された長尺のゴムホースを所定の長さに切断する
ことにより形成されている。そして、かかる実質的に真
っ直ぐ延びる管状のゴムホース1を実質的に真っ直ぐ延
びる筒状のプロテクタ2の軸穴に挿通せしめて、両者間
を接着剤で固定させ、プロテクタ付きホースが構成され
ている。
【0010】このように構成されたプロテクタ付きホー
スは、図2に示すように、一般的にゴムホース1を湾曲
部11で湾曲させて用いられる。このように、可撓性ゴ
ムホース1を湾曲させた際に、プロテクタ2は上記した
複数の切り溝穴22が形成されているので、この場合、
切り溝穴22の中央部を互いに接近させることができる
ので、可撓性ホースと一緒にプロテクタ2を容易に湾曲
することができる。また図示されていないが、この使用
方法とは逆に可撓性ホース1をプロテクタ2の切り溝穴
22の箇所で、それぞれ切り溝穴22が外周側になるよ
うに、容易に湾曲させて用いることができる。この場
合、切り溝穴22の中央部の切り溝穴幅を扇状に広げる
ことできるので、プロテクタ2を容易に湾曲させそし
て、可撓性ホースと一緒に容易に湾曲することができ
る。いずれにしても、切り溝穴22の周方向両端に弧状
凹部21が形成されているので、切り溝穴22の周方向
両端に作用する圧縮力あるいは引張り力をこの弧状凹部
21で分散することができ、プロテクタ2の寿命を高め
ることができる。
スは、図2に示すように、一般的にゴムホース1を湾曲
部11で湾曲させて用いられる。このように、可撓性ゴ
ムホース1を湾曲させた際に、プロテクタ2は上記した
複数の切り溝穴22が形成されているので、この場合、
切り溝穴22の中央部を互いに接近させることができる
ので、可撓性ホースと一緒にプロテクタ2を容易に湾曲
することができる。また図示されていないが、この使用
方法とは逆に可撓性ホース1をプロテクタ2の切り溝穴
22の箇所で、それぞれ切り溝穴22が外周側になるよ
うに、容易に湾曲させて用いることができる。この場
合、切り溝穴22の中央部の切り溝穴幅を扇状に広げる
ことできるので、プロテクタ2を容易に湾曲させそし
て、可撓性ホースと一緒に容易に湾曲することができ
る。いずれにしても、切り溝穴22の周方向両端に弧状
凹部21が形成されているので、切り溝穴22の周方向
両端に作用する圧縮力あるいは引張り力をこの弧状凹部
21で分散することができ、プロテクタ2の寿命を高め
ることができる。
【0011】本発明のプロテクタ付きホースは他の形態
で製造及び実施することができる。例えば、便宜上、上
記した図1及び図2を用いて説明すると、先ずプロテク
タ2は、一般的にゴム材料にて押し出し成形された長尺
の未加硫チューブを、そのままあるいは半加硫して長尺
チューブを形成した後、この長尺チューブ所定の長さに
切断して、実質的に真っ直ぐ延びた所定長さの管状のプ
ロテクタ素材を用意し、このプロテクタ素材に前記した
切り溝穴22をプレスにより打ち抜くことにより未加硫
または半加硫または加硫された筒状のプロテクタ2を得
ることができる。可撓性ホース1は加硫または未加硫成
形された長尺のゴムホースを所定の長さに切断して、実
質的に真っ直ぐ延びた所定長さの管状の未加硫あるいは
半加硫のゴムホース素材を得た後、この未加硫または半
加硫されたホース素材を曲がりマンドレルの外周面にセ
ットし、しかる後、前記した未加硫または半加硫または
加硫された実質的に真っ直ぐ延びるプロテクタ素材をこ
の曲がりマンドレルの外周面にセットされた未加硫ある
いは半加硫のゴムホース素材の外周部分の所定位置に配
置し、しかる後、これ等を加硫缶を用いて一緒に加硫す
ることにより、図2に示すような曲り部を有する可撓性
ホース1の外周部分の所定位置にプロテクタ2を固定し
たプロテクタ付きホースを構成することができる。
で製造及び実施することができる。例えば、便宜上、上
記した図1及び図2を用いて説明すると、先ずプロテク
タ2は、一般的にゴム材料にて押し出し成形された長尺
の未加硫チューブを、そのままあるいは半加硫して長尺
チューブを形成した後、この長尺チューブ所定の長さに
切断して、実質的に真っ直ぐ延びた所定長さの管状のプ
ロテクタ素材を用意し、このプロテクタ素材に前記した
切り溝穴22をプレスにより打ち抜くことにより未加硫
または半加硫または加硫された筒状のプロテクタ2を得
ることができる。可撓性ホース1は加硫または未加硫成
形された長尺のゴムホースを所定の長さに切断して、実
質的に真っ直ぐ延びた所定長さの管状の未加硫あるいは
半加硫のゴムホース素材を得た後、この未加硫または半
加硫されたホース素材を曲がりマンドレルの外周面にセ
ットし、しかる後、前記した未加硫または半加硫または
加硫された実質的に真っ直ぐ延びるプロテクタ素材をこ
の曲がりマンドレルの外周面にセットされた未加硫ある
いは半加硫のゴムホース素材の外周部分の所定位置に配
置し、しかる後、これ等を加硫缶を用いて一緒に加硫す
ることにより、図2に示すような曲り部を有する可撓性
ホース1の外周部分の所定位置にプロテクタ2を固定し
たプロテクタ付きホースを構成することができる。
【0012】この場合、プロテクタ素材に切り溝穴22
が施されているので、実質的に真っ直ぐ延びたプロテク
タ素材を実質的に真っ直ぐ延びた直管あるいは曲がり部
を有するホース素材のいずれにも、容易に嵌挿でき、図
2に示すように、可撓性ホース1をプロテクタ2の切り
溝穴22の箇所で、それぞれ切り溝穴22が内周側にな
るように、あるいは外周側になるように配置させ、容易
に湾曲させて用いることができる。即ち、切り溝穴22
の中央部の切り溝22の幅を容易に接近あるいは扇状に
広げることができるので、プロテクタ2を容易に湾曲さ
せそして、ホース素材と一緒に容易に湾曲することがで
きる。望ましくは、未加硫または半加硫のプロテクタ素
材を用いれば、ホース素材と一緒に加硫する時に、切り
溝穴22の周方向両端に作用する圧縮力あるいは引張り
力を除去でき、さらにプロテクタ2の寿命を高めること
ができる。
が施されているので、実質的に真っ直ぐ延びたプロテク
タ素材を実質的に真っ直ぐ延びた直管あるいは曲がり部
を有するホース素材のいずれにも、容易に嵌挿でき、図
2に示すように、可撓性ホース1をプロテクタ2の切り
溝穴22の箇所で、それぞれ切り溝穴22が内周側にな
るように、あるいは外周側になるように配置させ、容易
に湾曲させて用いることができる。即ち、切り溝穴22
の中央部の切り溝22の幅を容易に接近あるいは扇状に
広げることができるので、プロテクタ2を容易に湾曲さ
せそして、ホース素材と一緒に容易に湾曲することがで
きる。望ましくは、未加硫または半加硫のプロテクタ素
材を用いれば、ホース素材と一緒に加硫する時に、切り
溝穴22の周方向両端に作用する圧縮力あるいは引張り
力を除去でき、さらにプロテクタ2の寿命を高めること
ができる。
【0013】さらに、本実発明の他の形態について説明
する。前記実施例では切り溝穴22は、その弧状凹部2
1の径が溝幅と同一に形成されているが、これを図3に
示すような弧状凹部23に形成しても良い。即ち、この
弧状凹部23は切り溝穴22の幅よりも大きい径に形成
されいる。また、切り溝22を切り溝24のように切り
溝24の内方の幅を外方の幅よりも小さくした形状にす
ることもできる。図4に示すプロテクタ3は、径対象に
周方向の一部32a,32a,33a,33aを一方側
と他方側に互い違いに残して切り溝穴32,32,3
3,33を形成しても差し支えない。また、図5にプロ
テクタ4は、周方向に一部を残して形成された複数の切
り溝穴42,43,44,45,46が軸方向に自在に
間隔を隔てて且つ周方向に自在に形成されている。
する。前記実施例では切り溝穴22は、その弧状凹部2
1の径が溝幅と同一に形成されているが、これを図3に
示すような弧状凹部23に形成しても良い。即ち、この
弧状凹部23は切り溝穴22の幅よりも大きい径に形成
されいる。また、切り溝22を切り溝24のように切り
溝24の内方の幅を外方の幅よりも小さくした形状にす
ることもできる。図4に示すプロテクタ3は、径対象に
周方向の一部32a,32a,33a,33aを一方側
と他方側に互い違いに残して切り溝穴32,32,3
3,33を形成しても差し支えない。また、図5にプロ
テクタ4は、周方向に一部を残して形成された複数の切
り溝穴42,43,44,45,46が軸方向に自在に
間隔を隔てて且つ周方向に自在に形成されている。
【0014】さらに、本発明のプロテクタホースは、可
撓性ホースとしては、ナイロン等の樹脂で構成されてい
ても差支えない。また、予め湾曲されたホースに、実質
的に真っ直ぐ延びる筒状のプロテクタを装着して構成す
ることができる。また、上述した実施例を適宜組み合わ
せて実施できることは勿論のこと、本発明はその主旨を
逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態で構成可
能である。
撓性ホースとしては、ナイロン等の樹脂で構成されてい
ても差支えない。また、予め湾曲されたホースに、実質
的に真っ直ぐ延びる筒状のプロテクタを装着して構成す
ることができる。また、上述した実施例を適宜組み合わ
せて実施できることは勿論のこと、本発明はその主旨を
逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態で構成可
能である。
【図1】本発明のプロテクタ付きホース(直管)の一実施
例の正面図
例の正面図
【図2】図1のプロテクタ付きホースの使用状態を示す
正面図
正面図
【図3】切り溝穴の他の形状を説明する要部正面図
【図4】本発明の他の実施例を説明する正面図
【図5】さらに、本発明の他の実施例を説明する正面図
【図6】従来技術のプロテクタを説明する正面図
【図7】図6のプロテクタ付きホースの使用状態を示す
正面図
正面図
1 可撓性ホース 2 プロテクタ 21 弧状凹部 22 切り溝穴 25 切り込み
Claims (9)
- 【請求項1】 軸方向一端から他端に延びる可撓性ホー
スの外周に筒状のプロテクタを装着したプロテクタ付き
ホースにおいて、該筒状のプロテクタが弾性材料からな
り、周方向の一部を残して形成された周方向に延びる切
り溝穴を備え、該切り溝穴の周方向両端に弧状凹部が形
成されていることを特徴とするプロテクタ付きホース。 - 【請求項2】 前記請求項1に記載の前記プロテクタ付
きホースにおいて、前記切り溝穴が軸方向に距離を隔て
複数形成されていることを特徴とするプロテクタ付きホ
ース。 - 【請求項3】 前記請求項2に記載の前記プロテクタ付
きホースにおいて、前記周方向の一部が、対称径の一方
側に残して、あるいは対称径の一方側と他方側に互い違
いに残して形成されていることを特徴とするプロテクタ
付きホース。 - 【請求項4】 前記請求項2に記載の前記プロテクタ付
きホースにおいて、複数の前記切り溝穴が軸方向に自在
に間隔を隔てて且つ周方向に自在に形成されていること
を特徴とするプロテクタ付きホース。 - 【請求項5】 前記可撓性ホースは、予め実質的に軸方
向にストレートに延びて形成されていることを特徴とす
る、前記請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項
4に記載のプロテクタ付きホース。 - 【請求項6】 前記可撓性ホースは、予め曲がり部を有
する曲管ホースであることを特徴とする、前記請求項1
又は請求項2又は請求項3又は請求項4に記載のプロテ
クタ付きホース。 - 【請求項7】 前記プロテクタは、前記可撓性ホースと
独立して予め実質的に軸方向にストレートに延びて形成
されていることを特徴とする、前記請求項1又は請求項
2又は請求項3又は請求項4又は請求項5又は請求項6
に記載のプロテクタ付きホース。 - 【請求項8】 前記周方向に延びる切り溝穴が略軸直角
に形成されていることを特徴とする請求項7に記載のプ
ロテクタ付きホース。 - 【請求項9】 前記プロテクタ付きホースの前記可撓性
ホースの外周に装着される前記プロテクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26302499A JP2001082679A (ja) | 1999-09-17 | 1999-09-17 | プロテクタ付きホース及びプロテクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26302499A JP2001082679A (ja) | 1999-09-17 | 1999-09-17 | プロテクタ付きホース及びプロテクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001082679A true JP2001082679A (ja) | 2001-03-30 |
Family
ID=17383833
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26302499A Pending JP2001082679A (ja) | 1999-09-17 | 1999-09-17 | プロテクタ付きホース及びプロテクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001082679A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010537141A (ja) * | 2007-08-23 | 2010-12-02 | フェデラル−モーグル パワートレイン インコーポレイテッド | 編まれた熱保護特徴を有する熱保護スリーブ、およびその構築方法 |
KR20200002020U (ko) * | 2019-03-07 | 2020-09-16 | 하우드 주식회사 | 수전용 호스의 꺾임방지구 |
-
1999
- 1999-09-17 JP JP26302499A patent/JP2001082679A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010537141A (ja) * | 2007-08-23 | 2010-12-02 | フェデラル−モーグル パワートレイン インコーポレイテッド | 編まれた熱保護特徴を有する熱保護スリーブ、およびその構築方法 |
KR20200002020U (ko) * | 2019-03-07 | 2020-09-16 | 하우드 주식회사 | 수전용 호스의 꺾임방지구 |
KR200493362Y1 (ko) | 2019-03-07 | 2021-03-18 | 하우드 주식회사 | 수전용 호스의 꺾임방지구 |
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