JP2001082488A5 - - Google Patents
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- JP2001082488A5 JP2001082488A5 JP1999262344A JP26234499A JP2001082488A5 JP 2001082488 A5 JP2001082488 A5 JP 2001082488A5 JP 1999262344 A JP1999262344 A JP 1999262344A JP 26234499 A JP26234499 A JP 26234499A JP 2001082488 A5 JP2001082488 A5 JP 2001082488A5
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Description
上記ころ軸受20を構成する凹溝型保持器14aは、上記複数のころ7a、7aの軸方向両側に設けた1対の環状板21、21により構成している。これら1対の環状板21、21は、互いに結合される事なく独立であって、互いに対向する内側面(内側とは、ころ軸受20の中央側となる側を言う。反対にころ軸受20と反対側を、外側と言う。以下同じ。)の周方向等間隔位置に、それぞれ上記ころ7a、7aと同数ずつの凹溝16、16を形成している。この為、本例の場合には、上記各環状板21、21を構成する本体部分29の内側面で周方向等間隔位置に複数の柱部15、15を、それぞれ後述する所定の長さ分だけ軸方向に突出する状態で形成している。そして、これら各柱部15、15の側面のうち、上記各環状板21、21の円周方向に関する両側面に、断面が円弧状の凹面22、22を形成している。前記各凹溝16、16は、互いに対向する1対の凹面22、22と、これら1対の凹面22、22同士の間に存在する、各環状板21、21の内側面とにより構成している。そして、これら各凹溝16、16の内側に、上記各ころ7a、7aの軸方向端部を、これら各ころ7a、7aの回転を自在とした状態で挿入している。
尚、図示の例の場合、前記各凹溝16、16を構成する複数の凹面22、22の曲率中心が、上記各環状板21、21の外周縁と同じく内周縁との間の中心を結んで成る仮想円(各環状板21、21のピッチ円)α上に位置する様にしている。従って、本例の場合、上記各ころ7a、7aの端部を上記複数の凹溝16、16内に挿入しつつころ軸受20を組み立てた状態で、上記仮想円αが、前記外輪6aの内周面と内輪4aの外周面との丁度中央に位置する。但し、上記各凹面22、22の形状は、この様な形状に限定するものではなく、図6〜9に示す形状の様にしても良い。例えば、図6〜7に、本発明の実施の形態の第2例として示すころ軸受20の場合、凹溝型保持器14bの各環状板21aに形成した各凹面22a、22aの曲率中心は、これら各環状板21a、21aの内側面外周縁と同じく内周縁との丁度中央に位置する仮想円αよりも内周側に位置する。又、図8〜9に、本発明の実施の形態の第3例として示すころ軸受20の場合、凹溝型保持器14cの各環状板21bに形成した各凹面22b、22bの曲率中心は、これら各環状板21b、21bの内側面外周縁と同じく内周縁との丁度中央に位置する仮想円αよりも外周側に位置する。何れにしてもこれら第2、3例によれば、各柱部15、15の直径方向長さを同じとした場合に、これら各柱部15、15の外径寄り部分又は内径寄り部分の断面積を大きくできる。この為、隣り合うころ7a、7a同士が最も近づく部分に存在する柱部15、15の幅を、これら各柱部15、15の強度を低下させる事なく小さくできる。従って、これら第2、3例によれば、隣り合うころ7a、7a同士の間の距離を上述した第1例よりも更に短くできて、ころ軸受20の負荷容量を更に増大できる。
又、本例の場合は、上述した各例の場合と異なり、上記内輪4c及び外輪6bの何れにもつば輪19a、19b(図1、2等)を固定していない。その代わりに、複数のころ7bの軸方向両側に設ける1対の環状板38a、38bのうち、上記各ころ7bが存在する側の内半部で隣り合う凹溝16同士の間に存在する部分(柱部15、15の内周面)に、直径方向内方に向け突出する係止突部39、39を形成している。そして、これら各係止突部39、39の外側面と、前記円輪状つば部37a、37bの内側面とを、互いに対向させている。従って、上記各環状板38a、38bは、上記内輪4cに対する軸方向へのずれを防止された状態で、この内輪4cに対し相対回転自在に係合される。即ち、上記各円輪状つば部37a、37bの内側面が、上記各環状板38a、38bに対する案内面となる。
【符号の説明】
1、1a、1b ころ軸受
2a、2b ころ軸受
3、3a 内輪軌道
4a、4b、4c、4d 内輪
5、5a 外輪軌道
6、6a、6b、6c 外輪
7、7a、7b ころ
8a、8b つば輪
9 凹部
10、10a スタッド型保持器
11、11a、11b 環状板
12 ステー
13 係止ピン
14、14a、14b、14c、14d 凹溝型保持器
15 柱部
16 凹溝
17 ねじ孔
18 テーパ部
19、19a、19b つば輪
20、20a、20b、20c、20d ころ軸受
21、21a、21b、21c 環状板
22、22a、22b 凹面
23 通孔
24 ねじ孔
25 ボルト
26 吊りボルト孔
27 面取り
28 クラウニング形成部分
29 本体部分
30 段部
31 大径部
32 小径部
33 通孔
34、34a、34b ころ軸受
35 溝部
36 給油孔
37a、37b 円輪状つば部
38a、38b、38c 環状板
39 係止突部
40 外輪間座
41 中つば部
42 内輪間座
43 内輪間座
1、1a、1b ころ軸受
2a、2b ころ軸受
3、3a 内輪軌道
4a、4b、4c、4d 内輪
5、5a 外輪軌道
6、6a、6b、6c 外輪
7、7a、7b ころ
8a、8b つば輪
9 凹部
10、10a スタッド型保持器
11、11a、11b 環状板
12 ステー
13 係止ピン
14、14a、14b、14c、14d 凹溝型保持器
15 柱部
16 凹溝
17 ねじ孔
18 テーパ部
19、19a、19b つば輪
20、20a、20b、20c、20d ころ軸受
21、21a、21b、21c 環状板
22、22a、22b 凹面
23 通孔
24 ねじ孔
25 ボルト
26 吊りボルト孔
27 面取り
28 クラウニング形成部分
29 本体部分
30 段部
31 大径部
32 小径部
33 通孔
34、34a、34b ころ軸受
35 溝部
36 給油孔
37a、37b 円輪状つば部
38a、38b、38c 環状板
39 係止突部
40 外輪間座
41 中つば部
42 内輪間座
43 内輪間座
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26234499A JP2001082488A (ja) | 1999-09-16 | 1999-09-16 | ころ軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26234499A JP2001082488A (ja) | 1999-09-16 | 1999-09-16 | ころ軸受 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001082488A JP2001082488A (ja) | 2001-03-27 |
JP2001082488A5 true JP2001082488A5 (ja) | 2006-10-26 |
Family
ID=17374451
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26234499A Pending JP2001082488A (ja) | 1999-09-16 | 1999-09-16 | ころ軸受 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001082488A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10297206T5 (de) | 2001-09-10 | 2004-11-25 | Nsk Ltd. | Rollenlager und Doppelreihen-Zylinderrollenlager |
JP6253877B2 (ja) * | 2012-10-24 | 2017-12-27 | Ntn株式会社 | 円筒ころ軸受 |
CN103122926B (zh) * | 2013-02-06 | 2016-06-22 | 洛阳轴研科技股份有限公司 | 一种支承滚轮轴承 |
-
1999
- 1999-09-16 JP JP26234499A patent/JP2001082488A/ja active Pending
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