JP2001082041A - 襖の構造 - Google Patents
襖の構造Info
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Abstract
供すること。 【解決手段】 発泡スチロール製の面材21を含んで形
成された本体20と、この本体20の周囲に設けられた
合成樹脂製の框30,40とを備えた襖10を構成し
た。框30,40には、金属製の補強材33,45を設
けておくことが好ましい。また、框30,40をプラス
チック樹脂に木粉を混入したプラスチック製材料により
形成すれば、木質感を出すことができる。
Description
設けられた框とを備えた襖の構造に係り、例えば、上下
方向の高さ寸法を調整するための調整材を備えた襖など
に利用できる。
けられていた。しかし、木製の框では、釘打ち等により
本体に固定することになるため、敷居と鴨居との間の間
隔あるいはこれらに形成された溝の深さに応じて襖の高
さ寸法の調整を行って襖を建込むことは困難であった。
在に行うことができるように、襖の本体の上下に設けら
れる横框に沿わせて高さ寸法調整用の調整材を設けた構
造の襖が種々考案され、これに伴いアルミ合金等を用い
た押出成形品による金属製の框が多く採用されるように
なってきた。すなわち、このような高さ寸法調整機能を
備えた襖では、通常、調整材を横框に摺動自在に嵌挿設
置しておき、この調整材を本体に対して上下方向に相対
移動させて高さ寸法の調整を行う(特開平10−238
226号公報、実公昭58−46219号公報等参
照)。従って、横框の断面形状は、調整材を嵌挿設置さ
せる構成としなければならず、従来に比べ、複雑なもの
となるため、複雑な断面形状を比較的容易に形成できる
金属製の框が多く採用されるようになってきた。
たアルミ合金等の金属製の框では、押出成形等を用いれ
ば複雑な断面形状の長尺部材を容易に形成できることか
ら、高さ寸法調整用の調整材を嵌挿設置できる構成を容
易に実現できるという利点はあるものの、金属製である
ことから、重量が大きくなるという問題があった。
居の溝上を走行するものであるため、重量が大きいと摩
擦も大きくなり滑りにくくなるので、使い勝手が悪くな
るという問題があった。また、重量が大きいと建付けの
際の作業に手間がかかるうえ運搬も容易ではないという
問題も生じる。従って、襖としては、できる限り重量の
小さいものが要求される。
できる襖の構造を提供するところにある。
泡スチロール製の面材を含んで形成された本体と、この
本体の周囲に設けられた合成樹脂製の框とを備えたこと
を特徴とするものである。
で」とは、襖の本体は、発泡スチロール製の面材のみに
より形成されている場合のみならず、他の材料も併せて
使用されていてもよい趣旨であり、例えば、発泡スチロ
ール製の面材の表裏の面に、補強や反り防止のための金
属箔、あるいは化粧用の和紙等を貼り付ける等してもよ
い。
ずれの種類であってもよく、例えば、フェノール樹脂、
尿素樹脂、メラミン樹脂、アルキッド樹脂等の熱硬化性
樹脂であってもよく、あるいはポリエチレン樹脂、ポリ
塩化ビニル樹脂、ポリスチレン樹脂等の熱可塑性樹脂で
あってもよく、さらには、これらの樹脂に木粉等の異物
を混入したもの等であってもよい。
脂製としたので、従来の金属製の框を備えた襖に比べ、
重量が小さくなり、襖の軽量化が図られる。このため、
本体が発泡スチロール製の面材により形成されているこ
とと併せて、軽量で使い勝手のよい襖を実現できるよう
になる。また、軽量であることから、襖の建付けの際の
作業や運搬も容易になる。
成形等が可能となり、成形性に優れていることから、複
雑な断面形状の框も比較的容易に成形することが可能と
なるため、調整材による調整機能を備えた襖を容易に実
現できるようになり、これらにより前記目的が達成され
る。
なくとも一部には、框の長手方向に沿って金属製の補強
材が設けられていることが好ましい。
体の周囲の全周に渡って補強材を設ける場合のみなら
ず、例えば、本体の上下に設けられる横框のみに補強材
を設ける場合、横框のうち上框または下框のいずれか一
方のみに補強材を設ける場合、あるいは本体の左右に設
けられる縦框のみに補強材を設ける場合等も含む趣旨で
ある。
は、合成樹脂製の框だけでは強度が不足するような場合
にその補強を行うことが可能となる。
て、框の少なくとも一部に、框の長手方向に沿って中空
部を形成し、補強材を中空部の内部に設けるようにして
もよい。
ようにした場合には、框が合成樹脂製であるため、中空
部は押出成形等により容易に形成できるので、補強材を
設けるにあたって、框の製作工程が特に複雑化するよう
なことはない。
補強材は、框のうち少なくとも本体の上下に設けられる
横框に設けられ、これらの上下の横框に設けられる補強
材のうち少なくとも一方は、襖の上下方向の高さ寸法を
調整するための調整材として機能することが好ましい。
に設けられる横框に設けられ」とは、上下の横框(上框
および下框の双方)に補強材が設けられていればよく、
左右の縦框における補強材の設置の有無は問わない趣旨
である。また、「上下の横框に設けられる補強材のうち
少なくとも一方」とは、上框に設けられる補強材のみを
調整材として機能する補強材としてもよく、下框に設け
られる補強材のみを調整材として機能する補強材として
もよく、あるいは上框および下框の双方に設けられる補
強材を調整材として機能する補強材としてもよい趣旨で
ある。さらに、「調整材として機能する」とは、補強材
が調整材そのものとなる場合(例えば、後述の図2の場
合等)のみならず、補強材が調整材の一部を構成する場
合(例えば、後述の図5の場合等)も含むものである。
つ、その補強材を調整材として機能させるようにした場
合には、合成樹脂製の横框の補強を行うことができ、襖
全体の強度の向上を図ることができるようになるうえ、
敷居と鴨居との間の間隔あるいはこれらに形成された溝
の深さに応じ、襖の上下方向の高さ寸法を自在に調整す
ることが可能となる。
る補強材(以下、第一の補強材という。)と、襖の上下
方向の高さ寸法を調整するための調整材として機能する
補強材(以下、第二の補強材という。)とを共に備えた
構造の襖としてもよい。この際、例えば、縦框に第一の
補強材を設け、横框に第二の補強材を設ける場合(後述
の図2参照)等のように、第一、第二の補強材を本体の
周囲に設けられた框の異なる部分に配置するようにして
もよく、あるいは、例えば、横框に第一、第二の補強材
の両方を設ける場合(後述の図6参照)等のように、第
一、第二の補強材を本体の周囲に設けられた框の同一部
分に配置するようにしてもよい。なお、後者の同一部分
に配置する場合とは、一つの補強材が第一の補強材にも
なり、かつ、第二の補強材にもなるという意味ではな
い。すなわち、中空部の内部に設けられる補強材を調整
材として機能させるという意味ではなく、本体の周方向
についての同一箇所に、第一の補強材およびこれとは別
体の第二の補強材を互いに平行または略平行に配置する
という意味である。
は、プラスチック樹脂に木粉を混入したプラスチック製
材料により形成されていることが好ましい。
させた場合には、木質感を出して室内調和を図ることが
できるようになるうえ、押出成形等が可能なため、多様
な断面形状の框を本物の木よりも容易に作ることが可能
となる。
に基づいて説明する。図1には、本実施形態の襖10の
全体構成が示され、図2には、襖10の要部の拡大斜視
図が示され、図3には、襖10の要部の分解斜視図が示
されている。
境界位置や押入の開口部等に設けられる上側の鴨居11
と下側の敷居12との間に配置され、隣接する空間を仕
切る役割を果たしている。この襖10は、長方形の面状
の本体20と、この本体20の四周のうち左右の端縁部
分に設けられた枠材である縦框30,31と、上下の端
縁部分に設けられた枠材である横框40,41と、本体
20の四つの各角部に設けられて縦框30,31と横框
40,41(正確には後述の補強材45)とを連結する
四つの連結部材50とを備えて構成されている。
泡スチロール製の面材21と、この面材21の表裏の面
に貼られた補強や反り防止用のアルミ製等の金属箔(例
えば厚さ約70μm程度)22と、さらにこの金属箔2
2の外側に貼られた化粧用の和紙23とを備えて構成さ
れている。
プラスチック樹脂に木粉を混入したプラスチック製材料
により形成された押出成形品である。また、連結部材5
0は、アルミ合金等の金属製としてもよく、あるいは必
要強度を確保できれば合成樹脂製としてもよい。
は、縦框30の長手方向に沿って四角形の断面形状を有
する中空部32が設けられている。この中空部32の内
部には、縦框30の長手方向に沿って金属製の第一の補
強材33が挿入設置されている。補強材33は、中空の
角柱状のものであり、アルミ合金等による押出成形品で
ある。
分)には、縦框30の長手方向に沿って凹部34が形成
され、この凹部34を形成する二股部分の両先端縁の対
向位置には、爪部35が形成されている。これにより、
本体20の左右の端縁部分は、凹部34に嵌合挿入さ
れ、かつ、表裏の両面側から爪部35により挟持される
ようになっている。なお、縦框31の構成も、縦框30
と全く同様である。
に凹部42,43が形成されている。内側(下側)の凹
部43を形成する二股部分の両先端縁の対向位置には、
爪部44が形成されている。これにより、本体20の上
下の端縁部分は、凹部43に嵌合挿入され、かつ、表裏
の両面側から爪部44により挟持されるようになってい
る。
40の長手方向に沿って襖10の上下方向の高さ寸法を
調整するための調整材として機能する金属製の第二の補
強材45が嵌挿設置され、この補強材45は、横框40
に対して上下方向に摺動自在とされている。補強材45
は、中空の略角柱状のものであり、アルミ合金等による
押出成形品である。また、補強材45の外向き面(上
面)の幅方向両端には、補強材45の長手方向に沿って
外側(上方)に突出する突出部46が形成され、これら
の突出部46の間には、凹部47が形成されている。
た角柱状のスライド部51と、このスライド部51の先
端面(図中の下面)51Aに配置される板ばね52と、
横框40の方向に突出した突片53とを備えている。
設けられた中空部32の断面形状と一致し、スライド部
51は、中空部32の内部に嵌合挿入されるようになっ
ている。
し、この山形部52Aに固定されたナット52Bに、ス
ライド部51を貫通して配置されたボルト54を螺合す
ることにより、スライド部51の先端面51Aに密着配
置されるようになっている。従って、スライド部51を
中空部32の内部に嵌合挿入した状態で、ボルト54を
締め込むと、山形部52Aが潰れて板ばね52の幅が拡
がり、板ばね52の両側端縁部52Cが中空部32の内
面に圧接され、これにより連結部材50が縦框30に対
して固定されるようになっている。
45に設けられた中空部48に挿入されるようになって
いる。そして、突片53を中空部48に挿入した状態
で、ビス55を補強材45の凹部47の底面に設けられ
た貫通孔49に通し、突片53に切られた雌ねじ53A
にねじ込むことにより、連結部材50と補強材45とが
固定されるようになっている。なお、横框41の構成
も、横框40と全く同様である。
ようにして襖10の高さ寸法の調整を行い、襖10を鴨
居11と敷居12との間に建て込む。
20の四周の左右に縦框30,31を、上下に横框4
0,41をそれぞれ嵌め込む。この際、縦框30,31
の中空部32の内部には、予め第一の補強材33を設置
しておく。
框30,31の中空部32に挿入するとともに、調整材
として機能する第二の補強材45を横框40,41の凹
部42に挿入し、この状態でビス55により連結部材5
0と補強材45とを固定する。なお、ビス55により連
結部材50と補強材45とを固定してから、スライド部
51を中空部32に挿入するとともに、補強材45を凹
部42に挿入するようにしてもよい。
隔、あるいはこれらに設けられた溝11A,12Aの深
さに応じて(図1参照)、ビス55により一体化された
連結部材50および補強材45の高さ位置(本体20に
対する上下方向の相対位置)を調整して定める。そし
て、定めた高さ位置とした状態で、ボルト54を締め込
み、連結部材50を縦框30,31に固定し、襖10の
高さ寸法の調整を完了する。
1と敷居12との間に建て込む。なお、建て込み後に
は、通常、連結部材50のみが鴨居11や敷居12の各
溝11A,12Aと接触するようになるが、補強材45
の突出部46も各溝11A,12Aに接触するような構
成としてもよい。
な効果がある。すなわち、縦框30,31および横框4
0,41をプラスチック樹脂に木粉を混入したプラスチ
ック製材料により形成したので、従来の金属製の框を備
えた襖に比べ、重量を小さくでき、襖10の軽量化を図
ることができる。このため、本体20が発泡スチロール
製の面材21により形成されていることと併せて、軽量
で使い勝手のよい襖10を実現できる。また、軽量であ
ることから、襖10の建付けの際の作業や運搬も容易に
行うことができる。
41をプラスチック樹脂に木粉を混入したプラスチック
製材料により形成したので、押出成形により複雑な断面
形状を簡単に作ることができる。このため、第一の補強
材33を挿入するための中空部32を縦框30,31に
容易に形成でき、また、調整材として機能する第二の補
強材45を挿入する凹部42を横框40,41に容易に
形成できる。
41をプラスチック樹脂に木粉を混入したプラスチック
製材料により形成したので、襖10のうち少なくとも室
内からはっきり見える部分には、金属材料が露出するこ
とがなくなり、木質感を出して室内調和を図ることがで
きる。
の補強材33が設けられているので、縦框30,31の
強度不足を補うことができる。そして、補強材33は、
中空部32の内部に設けられ、この中空部32は押出成
形により容易に形成できるので、補強材33を設けるに
あたって、縦框30,31の製作工程が特に複雑化する
ようなことはない。
二の補強材45が設けられているので、横框40,41
の強度不足を補うことができる。そして、補強材45
は、調整材としても機能するので、鴨居11と敷居12
との間の間隔、あるいはこれらに形成された溝11A,
12Aの深さに応じ、襖10の上下方向の高さ寸法を自
在に調整することができる。
ものではなく、本発明の目的を達成できる範囲内での変
形等は本発明に含まれるものである。
41の双方に、調整材として機能する第二の補強材45
が設けられていたが、双方にこのような調整材として機
能する第二の補強材45を設ける必要はなく、上側の横
框(上框)40または下側の横框(下框)41のいずれ
か一方のみに調整材として機能する第二の補強材45を
設け、他方には調整材として機能することのない補強
材、例えば、縦框30,31に設けられている補強材3
3のような中空部の内部に設けられる第一の補強材等を
設けるようにしてもよい。
能する補強材45を連結部材50とともに上下させて位
置調整し、板ばね52を用いて適切な箇所で連結部材5
0を縦框30,31に固定して高さ寸法の調整を行って
いたが、高さ寸法調整機能を実現する構成は、このよう
な構成に限定されるものではなく、例えば、特開平10
−238226号公報に記載された襖のように、連結部
材自体を伸縮させることにより、調整材として機能する
補強材と横框との上下方向の相対位置を調整するように
してもよく、あるいは、横框と縦框とをビス等で固定し
ておき、調整材として機能する補強材と横框との上下方
向の相対位置を、これらの間の位置関係を直接に規定す
る別のビスの締緩によって調整するようにしてもよい。
材45が調整材として機能していたが、必ずしも補強材
に調整材としての機能を持たせる必要はなく、例えば、
図4に示すように、プラスチック樹脂に木粉を混入した
プラスチック製材料(合成樹脂)により形成された横框
60に中空部61を形成し、この中空部61の内部にア
ルミ合金等による押出成形品である金属製の第一の補強
材62を設けておき、一方、高さ寸法調整用の調整材6
3は、金属製ではなく、横框60と同様にプラスチック
樹脂に木粉を混入したプラスチック製材料(合成樹脂)
により形成するようにしてもよい。このようにした場合
には、調整材63のうち横框60から外側に僅かにはみ
出した部分まで含めて金属の露出を防いで木質感を出す
ことができ、室内調和をより一層図ることができる。
調整材そのものとなっていたが、補強材が調整材の一部
を構成するようにしてもよい。例えば、図5に示すよう
に、横框70および調整材71を共に合成樹脂(プラス
チック樹脂に木粉を混入したプラスチック製材料が好ま
しい。)により形成し、調整材71に形成された中空部
72の内部にアルミ合金等による押出成形品である金属
製の第二の補強材73を設けるようにしてもよい。な
お、この場合の補強材73は、中空部72の内部に設け
られてはいるが、横框70自体の中空部ではなく、調整
材71の中空部72であるから、框に形成された中空部
の内部に設けられる第一の補強材に該当するものではな
く、調整材の一部を構成していることから、襖の上下方
向の高さ寸法を調整するための調整材として機能する第
二の補強材に該当するものである。
に、中空部32の内部に設けられる第一の補強材33が
配置され、横框40,41に、調整材として機能する第
二の補強材45が配置されていたが、第一、第二の補強
材は、必ずしもこのように異なる框に配置する必要はな
く、同じ框に配置するようにしてもよい。例えば、図6
に示すように、合成樹脂(プラスチック樹脂に木粉を混
入したプラスチック製材料が好ましい。)により形成し
た横框80に中空部81を形成し、この中空部81の内
部に、アルミ合金等による押出成形品である金属製の第
一の補強材82を設けるとともに、横框80の凹部83
に、調整材として機能させるアルミ合金等による押出成
形品である金属製の第二の補強材84を設けるようにし
てもよい。
部は、一つの框につき一つに限定されるものではなく、
図6に示すように、一つの框80につき複数の中空部8
1を形成し、複数の第一の補強材82を設けるようにし
てもよい。また、本発明の補強材は、中空のものに限ら
ず、図6に示すように、中実の補強材82としてもよ
い。
に形成された中空部32の内部に設けられた第一の補強
材33は、縦框30,31の全長に渡っては設けられて
おらず、縦框30,31の長手方向の両端近傍部分、す
なわち中空部32の開口近傍部分には、連結部材50の
スライド部51が嵌合挿入されるようになっていたが、
このような構成に限定されるものではなく、図7に示す
ように、縦框30,31の全長に渡る長さを有する金属
製の第一の補強材90を中空部32の内部に嵌合挿入す
るようにしてもよい。この際には、連結部材91のスラ
イド部92は、補強材90に形成された中空部90Aの
内部に嵌合挿入されるようにしておけばよく、また、板
ばね93も、ボルト94を締め込んだときに補強材90
の中空部90Aの内面に圧接されるようにしておけばよ
い。従って、図7に示した連結部材91のスライド部9
2および板ばね93の大きさは、前記実施形態の連結部
材50のスライド部51および板ばね52の大きさより
も小さくなっている。なお、その他の部材の構成は、前
記実施形態の場合と全く同様である。このようにするこ
とで、本発明における補強材が、本体20の周囲の全周
に渡って完全に配置されることになるので、確実な補強
を行うことができ、さらに、連結部材91をも金属製と
しておけば、金属部材による補強が完全な枠状のものと
なり、より一層の補強効果が得られる。
体の周囲に設けられる框を合成樹脂製としたので、襖の
軽量化を図ることができるという効果がある。
一の補強材 40,41,60,70,80 横框 45,73,84 調整材として機能する第二の補強材
Claims (5)
- 【請求項1】 発泡スチロール製の面材を含んで形成さ
れた本体と、この本体の周囲に設けられた合成樹脂製の
框とを備えたことを特徴とする襖の構造。 - 【請求項2】 請求項1に記載の襖の構造において、前
記框の少なくとも一部には、前記框の長手方向に沿って
金属製の補強材が設けられていることを特徴とする襖の
構造。 - 【請求項3】 請求項2に記載の襖の構造において、前
記框の少なくとも一部には、前記框の長手方向に沿って
中空部が形成され、前記補強材は、前記中空部の内部に
設けられていることを特徴とする襖の構造。 - 【請求項4】 請求項2に記載の襖の構造において、前
記補強材は、前記框のうち少なくとも前記本体の上下に
設けられる横框に設けられ、これらの上下の横框に設け
られる前記補強材のうち少なくとも一方は、前記襖の上
下方向の高さ寸法を調整するための調整材として機能す
ることを特徴とする襖の構造。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の襖の構
造において、前記框は、プラスチック樹脂に木粉を混入
したプラスチック製材料により形成されていることを特
徴とする襖の構造。
Priority Applications (1)
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2003020871A (ja) * | 2001-07-05 | 2003-01-24 | Misawa Homes Co Ltd | 引 戸 |
JP2021011752A (ja) * | 2019-07-08 | 2021-02-04 | 株式会社エクセルシャノン | 補強部材が付設された合成樹脂製構造体 |
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1999
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JP2022030797A (ja) * | 2020-08-07 | 2022-02-18 | 株式会社アルミック | 枠体 |
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