JP2001081795A - 中空構造物の盛り土落下防止構造 - Google Patents
中空構造物の盛り土落下防止構造Info
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- JP2001081795A JP2001081795A JP26183299A JP26183299A JP2001081795A JP 2001081795 A JP2001081795 A JP 2001081795A JP 26183299 A JP26183299 A JP 26183299A JP 26183299 A JP26183299 A JP 26183299A JP 2001081795 A JP2001081795 A JP 2001081795A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明の目的は、中空構造物の長手方向端
部の開口周縁から盛り土が落下することを防止すること
にある。 【構成】 このため、この発明は、幅方向に対向立設さ
れる2つの側壁部材とこれら側壁部材に幅方向に跨るよ
うに接合される上版部材との少なくとも3部材からな
り、これら接合された2つの側壁部材と上版部材とを長
手方向に連結して内部に長手方向に指向する空間を形成
する中空構造物において、この中空構造物の長手方向端
部に構築された前記側壁部材及び上版部材により形成さ
れる開口周縁に盛り土の落下を防止する落下防止手段を
設けたことを特徴とする。
部の開口周縁から盛り土が落下することを防止すること
にある。 【構成】 このため、この発明は、幅方向に対向立設さ
れる2つの側壁部材とこれら側壁部材に幅方向に跨るよ
うに接合される上版部材との少なくとも3部材からな
り、これら接合された2つの側壁部材と上版部材とを長
手方向に連結して内部に長手方向に指向する空間を形成
する中空構造物において、この中空構造物の長手方向端
部に構築された前記側壁部材及び上版部材により形成さ
れる開口周縁に盛り土の落下を防止する落下防止手段を
設けたことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は中空構造物の盛り
土落下防止構造に係り、特に、中空構造物の長手方向端
部の開口周縁から盛り土が落下することを防止し得る中
空構造物の盛り土落下防止構造に関する。
土落下防止構造に係り、特に、中空構造物の長手方向端
部の開口周縁から盛り土が落下することを防止し得る中
空構造物の盛り土落下防止構造に関する。
【0002】
【従来の技術】道路や鉄道軌道等の保護や水路等の形成
を目的とするトンネル形状の構造物には、中空構造物が
ある。この中空構造物には、一体式構造のものや多分割
式構造のものがある。
を目的とするトンネル形状の構造物には、中空構造物が
ある。この中空構造物には、一体式構造のものや多分割
式構造のものがある。
【0003】従来の多分割式構造の中空構造物には、対
向立設される2つの側壁部材に上版部材を跨るように接
合し、これら接合された2つの側壁部材と上版部材とを
長手方向に連結して内部に空間を形成するものがある。
向立設される2つの側壁部材に上版部材を跨るように接
合し、これら接合された2つの側壁部材と上版部材とを
長手方向に連結して内部に空間を形成するものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記2つの
側壁部材と上版部材とを長手方向に連結して内部に空間
を形成する中空構造物においては、盛り土を被覆施工し
て埋設することがある。このように盛り土を被覆施工し
た中空構造物は、空間の長手方向端部に構築された側壁
部材及び上版部材によって形成される開口の周縁から盛
り土が落下するおそれがある。
側壁部材と上版部材とを長手方向に連結して内部に空間
を形成する中空構造物においては、盛り土を被覆施工し
て埋設することがある。このように盛り土を被覆施工し
た中空構造物は、空間の長手方向端部に構築された側壁
部材及び上版部材によって形成される開口の周縁から盛
り土が落下するおそれがある。
【0005】そこで、従来は、盛り土落下防止対策とし
て、中空構造物の長手方向端部の開口の周縁にネットを
敷設する等により、盛り土の落下を防止していた。
て、中空構造物の長手方向端部の開口の周縁にネットを
敷設する等により、盛り土の落下を防止していた。
【0006】しかし、ネットの敷設等による盛り土の落
下防止対策は、雨水により盛り土が侵食される問題があ
り、落下を確実に防止できない不都合があるとともに、
盛り土の侵食により中空構造物に作用する荷重が変化し
て変形を招くおそれがある。
下防止対策は、雨水により盛り土が侵食される問題があ
り、落下を確実に防止できない不都合があるとともに、
盛り土の侵食により中空構造物に作用する荷重が変化し
て変形を招くおそれがある。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述の不都合を除去するために、幅方向に対向立設される
2つの側壁部材とこれら側壁部材に幅方向に跨るように
接合される上版部材との少なくとも3部材からなり、こ
れら接合された2つの側壁部材と上版部材とを長手方向
に連結して内部に長手方向に指向する空間を形成する中
空構造物において、この中空構造物の長手方向端部に構
築された前記側壁部材及び上版部材により形成される開
口周縁に盛り土の落下を防止する落下防止手段を設けた
ことを特徴とする。
述の不都合を除去するために、幅方向に対向立設される
2つの側壁部材とこれら側壁部材に幅方向に跨るように
接合される上版部材との少なくとも3部材からなり、こ
れら接合された2つの側壁部材と上版部材とを長手方向
に連結して内部に長手方向に指向する空間を形成する中
空構造物において、この中空構造物の長手方向端部に構
築された前記側壁部材及び上版部材により形成される開
口周縁に盛り土の落下を防止する落下防止手段を設けた
ことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明の中空構造物の盛り土落
下防止構造は、中空構造物の長手方向端部に構築された
側壁部材及び上版部材の開口周縁に盛り土の落下を防止
する落下防止手段を設けたことにより、中空構造物上に
被覆施工した盛り土が開口周縁から落下することを防止
できる。
下防止構造は、中空構造物の長手方向端部に構築された
側壁部材及び上版部材の開口周縁に盛り土の落下を防止
する落下防止手段を設けたことにより、中空構造物上に
被覆施工した盛り土が開口周縁から落下することを防止
できる。
【0009】
【実施例】以下図面に基づいて、この発明の実施例を説
明する。図1〜図6は、この発明の第1実施例を示すも
のである。図2において、2は中空構造物、4は側壁部
材、6は上版部材である。この中空構造物2は、2つの
側壁部材4・4とこれら側壁部材4・4に接合される上
版部材6との、少なくとも3部材からなる。
明する。図1〜図6は、この発明の第1実施例を示すも
のである。図2において、2は中空構造物、4は側壁部
材、6は上版部材である。この中空構造物2は、2つの
側壁部材4・4とこれら側壁部材4・4に接合される上
版部材6との、少なくとも3部材からなる。
【0010】側壁部材4は、下縁の内面8に内側に突出
される内側突縁部10を長手方向に指向させて設けると
ともに、側壁部材4の下縁の外面12に外側に突出され
る外側突縁部14を長手方向に指向させて設けている。
側壁部材4は、内側突縁部10及び外側突縁部14によ
り自立する構造となっている。上版部材6は、幅方向に
湾曲するボールト状に形成される。
される内側突縁部10を長手方向に指向させて設けると
ともに、側壁部材4の下縁の外面12に外側に突出され
る外側突縁部14を長手方向に指向させて設けている。
側壁部材4は、内側突縁部10及び外側突縁部14によ
り自立する構造となっている。上版部材6は、幅方向に
湾曲するボールト状に形成される。
【0011】この中空構造物2は、基礎16上に2つの
側壁部材4・4を夫々内側突縁部10・10及び外側突
縁部14・14により自立させて幅方向に対向立設し、
これら2つの側壁部材4・4に幅方向に跨るように上版
部材6を図示しない接合手段により接合する。
側壁部材4・4を夫々内側突縁部10・10及び外側突
縁部14・14により自立させて幅方向に対向立設し、
これら2つの側壁部材4・4に幅方向に跨るように上版
部材6を図示しない接合手段により接合する。
【0012】中空構造物2は、これら接合された2つの
側壁部材4・4と上版部材6とを長手方向に連結するこ
とにより内部に長手方向に指向する空間18を形成し、
長手方向端部に開口20を形成する。なお、符号22
は、床版である。
側壁部材4・4と上版部材6とを長手方向に連結するこ
とにより内部に長手方向に指向する空間18を形成し、
長手方向端部に開口20を形成する。なお、符号22
は、床版である。
【0013】この中空構造物2は、長手方向端部に構築
された側壁部材4・4及び上版部材6により形成される
開口20周縁に、中空構造物2上に被覆施工された盛り
土Sの落下を防止する別部材からなる落下防止手段24
を設けている。
された側壁部材4・4及び上版部材6により形成される
開口20周縁に、中空構造物2上に被覆施工された盛り
土Sの落下を防止する別部材からなる落下防止手段24
を設けている。
【0014】この実施例の落下防止手段24は、側壁部
材4に固設される側壁用部材26と、上版部材6に固設
される上版用部材28と、側壁用部材26及び上版用部
材28に固設される連絡用部材30と、の3部材からな
る。
材4に固設される側壁用部材26と、上版部材6に固設
される上版用部材28と、側壁用部材26及び上版用部
材28に固設される連絡用部材30と、の3部材からな
る。
【0015】側壁用部材26は、図3・図4に示す如
く、側壁部材4の外側突縁部14の開口20側の上側固
設面32に図示しないボルト・ナットや固定金具等の固
定手段により固設される突縁用固設面34を設け、側壁
部材4の開口20側の外面12に沿う外側固設面36に
図示しない固定手段により固設される側壁用固設面38
を設け、上側に上側固設面40を設けている。
く、側壁部材4の外側突縁部14の開口20側の上側固
設面32に図示しないボルト・ナットや固定金具等の固
定手段により固設される突縁用固設面34を設け、側壁
部材4の開口20側の外面12に沿う外側固設面36に
図示しない固定手段により固設される側壁用固設面38
を設け、上側に上側固設面40を設けている。
【0016】上版用部材28は、図5に示す如く、上版
部材6の開口20側の外面42に沿う外側固設面42に
図示しない固定手段により固設される下側固設面44を
設け、中空構造物2の幅方向端部にそれぞれ外側固設面
46・46を設けている。
部材6の開口20側の外面42に沿う外側固設面42に
図示しない固定手段により固設される下側固設面44を
設け、中空構造物2の幅方向端部にそれぞれ外側固設面
46・46を設けている。
【0017】連絡用部材30は、図6に示す如く、側壁
用部材26の前記上側固設面40に図示しない固定手段
により固設される下側固設面48を設け、中空構造物2
の幅方向端部にそれぞれ上版用部材22の前記外側固設
面46・46に図示しない固定手段により固設される内
側固設面50・50を設け、下側固設面42に沿って中
空構造物2の長手方向に突出されて盛り土Sに埋設され
る突出部52を設けることにより断面L字形状に形成し
て設けている。
用部材26の前記上側固設面40に図示しない固定手段
により固設される下側固設面48を設け、中空構造物2
の幅方向端部にそれぞれ上版用部材22の前記外側固設
面46・46に図示しない固定手段により固設される内
側固設面50・50を設け、下側固設面42に沿って中
空構造物2の長手方向に突出されて盛り土Sに埋設され
る突出部52を設けることにより断面L字形状に形成し
て設けている。
【0018】次に第1実施例の作用を説明する。
【0019】中空構造物2を構築する際には、図2に示
す如く、基礎16上に2つの側壁部材4・4を夫々内側
突縁部10・10及び外側突縁部14・14により自立
させて幅方向に対向立設して図示しない固定手段により
固定し、これら側壁部材4・4に幅方向に跨るように上
版部材6を図示しない接合手段により接合する。
す如く、基礎16上に2つの側壁部材4・4を夫々内側
突縁部10・10及び外側突縁部14・14により自立
させて幅方向に対向立設して図示しない固定手段により
固定し、これら側壁部材4・4に幅方向に跨るように上
版部材6を図示しない接合手段により接合する。
【0020】中空構造物2は、これら接合された2つの
側壁部材4・4と上版部材6とを長手方向に連結するこ
とにより内部に長手方向に指向する空間18を形成し、
長手方向端部に開口20を形成し、2つの側壁部材4・
4の内側突縁部10・10間に床版22を設け、盛り土
Sを被覆施工される。
側壁部材4・4と上版部材6とを長手方向に連結するこ
とにより内部に長手方向に指向する空間18を形成し、
長手方向端部に開口20を形成し、2つの側壁部材4・
4の内側突縁部10・10間に床版22を設け、盛り土
Sを被覆施工される。
【0021】盛り土Sを被覆施工された中空構造物2に
は、長手方向端部に構築された側壁部材4・4及び上版
部材6の開口20周縁に、図1に示す如く、中空構造物
2上に被覆施工された盛り土Sの落下を防止する別部材
からなる落下防止手段24を設けている。
は、長手方向端部に構築された側壁部材4・4及び上版
部材6の開口20周縁に、図1に示す如く、中空構造物
2上に被覆施工された盛り土Sの落下を防止する別部材
からなる落下防止手段24を設けている。
【0022】落下防止手段24は、中空構造物2の上幅
方向一側の側壁部材4に側壁用部材26を図示しない固
定手段により固設するとともに幅方向他側の側壁部材4
に側壁用部材26を図示しない固定手段により固設し、
上版部材6に上版用部材28を図示しない固定手段によ
り固設し、幅方向一側の側壁用部材26及び上版用部材
28に連絡用部材30を図示しない固定手段により固設
するとともに幅方向他側の側壁用部材26及び上版用部
材28に連絡用部材30を図示しない固定手段により固
設することにより構築される。
方向一側の側壁部材4に側壁用部材26を図示しない固
定手段により固設するとともに幅方向他側の側壁部材4
に側壁用部材26を図示しない固定手段により固設し、
上版部材6に上版用部材28を図示しない固定手段によ
り固設し、幅方向一側の側壁用部材26及び上版用部材
28に連絡用部材30を図示しない固定手段により固設
するとともに幅方向他側の側壁用部材26及び上版用部
材28に連絡用部材30を図示しない固定手段により固
設することにより構築される。
【0023】このように、この中空構造物2の盛り土落
下防止構造は、長手方向端部に構築された側壁部材4・
4及び上版部材6の開口20周縁に、側壁用部材26と
上版用部材28と連絡用部材30との3部材からなる落
下防止手段24を設けたことにより、被覆施工された盛
り土Sが開口20周縁から落することを防止できる。
下防止構造は、長手方向端部に構築された側壁部材4・
4及び上版部材6の開口20周縁に、側壁用部材26と
上版用部材28と連絡用部材30との3部材からなる落
下防止手段24を設けたことにより、被覆施工された盛
り土Sが開口20周縁から落することを防止できる。
【0024】このため、第1実施例の中空構造物2の盛
り土落下構造は、雨水による盛り土Sの侵食を防止する
ことができ、盛り土Sの落下を確実に防止することがで
きるとともに、盛り土Sの侵食により中空構造物2に作
用する荷重が変化することを防止し得て、変形を回避す
ることができる。
り土落下構造は、雨水による盛り土Sの侵食を防止する
ことができ、盛り土Sの落下を確実に防止することがで
きるとともに、盛り土Sの侵食により中空構造物2に作
用する荷重が変化することを防止し得て、変形を回避す
ることができる。
【0025】図7〜図10は、この発明の第2実施例を
示すものである。第2実施例の中空構造物2の落下防止
手段54は、側壁部材4に固設される側壁用部材56
と、上版部材6に固設される上版用部材58と、の2部
材からなる。
示すものである。第2実施例の中空構造物2の落下防止
手段54は、側壁部材4に固設される側壁用部材56
と、上版部材6に固設される上版用部材58と、の2部
材からなる。
【0026】側壁用部材56は、図8・図9に示す如
く、側壁部材4の外側突縁部14の開口20側の上側固
設面32に図示しない固定手段により固設される突縁用
固設面60を設け、側壁部材4の開口20側の外面12
に沿う外側固設面36に図示しない固定手段により固設
される側壁用固設面62を設け、上側に上側傾斜固設面
64を設けている。
く、側壁部材4の外側突縁部14の開口20側の上側固
設面32に図示しない固定手段により固設される突縁用
固設面60を設け、側壁部材4の開口20側の外面12
に沿う外側固設面36に図示しない固定手段により固設
される側壁用固設面62を設け、上側に上側傾斜固設面
64を設けている。
【0027】上版用部材58は、図10に示す如く、上
版部材6の開口20側の外面42に沿う外側固設面42
に図示しない固定手段により固設される下側固設面66
を設け、側壁用部材56の前記上側傾斜固設面64に図
示しない固定手段により固設される外側傾斜固設面68
を設けている。
版部材6の開口20側の外面42に沿う外側固設面42
に図示しない固定手段により固設される下側固設面66
を設け、側壁用部材56の前記上側傾斜固設面64に図
示しない固定手段により固設される外側傾斜固設面68
を設けている。
【0028】この第2実施例の中空構造物2は、長手方
向端部に構築された側壁部材4・4及び上版部材6の開
口20周縁に、中空構造物2上に被覆施工された盛り土
Sの落下を防止する側壁用部材56と上版用部材58と
の2部材からなる落下防止手段54を設けている。
向端部に構築された側壁部材4・4及び上版部材6の開
口20周縁に、中空構造物2上に被覆施工された盛り土
Sの落下を防止する側壁用部材56と上版用部材58と
の2部材からなる落下防止手段54を設けている。
【0029】落下防止手段54は、中空構造物2の上幅
方向一側の側壁部材4に側壁用部材56を固設するとと
もに幅方向他側の側壁部材4に側壁用部材56を固設
し、上版部材6に上版用部材58を固設するとともにこ
の上版用部材58を幅方向各側の側壁用部材56・56
に固設することにより構築される。
方向一側の側壁部材4に側壁用部材56を固設するとと
もに幅方向他側の側壁部材4に側壁用部材56を固設
し、上版部材6に上版用部材58を固設するとともにこ
の上版用部材58を幅方向各側の側壁用部材56・56
に固設することにより構築される。
【0030】これにより、第2実施例の中空構造物2の
盛り土落下防止構造は、2部材からなる落下防止手段5
4によって被覆施工された盛り土Sが開口20周縁から
落することを防止でき、2部品としたことにより第1実
施例よりも部品点数を削減し得る。
盛り土落下防止構造は、2部材からなる落下防止手段5
4によって被覆施工された盛り土Sが開口20周縁から
落することを防止でき、2部品としたことにより第1実
施例よりも部品点数を削減し得る。
【0031】このため、第2実施例の中空構造物2の盛
り土落下構造は、雨水による盛り土Sの侵食を防止する
ことができ、盛り土Sの落下を確実に防止することがで
きるとともに、盛り土Sの侵食により中空構造物2に作
用する荷重が変化することを防止し得て、変形を回避す
ることができ、部品点数の削減によりコストの低減を果
たすことができる。
り土落下構造は、雨水による盛り土Sの侵食を防止する
ことができ、盛り土Sの落下を確実に防止することがで
きるとともに、盛り土Sの侵食により中空構造物2に作
用する荷重が変化することを防止し得て、変形を回避す
ることができ、部品点数の削減によりコストの低減を果
たすことができる。
【0032】図11〜図12は、この発明の第3実施例
を示すものである。第3実施例の中空構造物2の落下防
止手段70は、側壁部材4及び上版部材6に固設される
門型形状の開口用部材72の1部材からなる。
を示すものである。第3実施例の中空構造物2の落下防
止手段70は、側壁部材4及び上版部材6に固設される
門型形状の開口用部材72の1部材からなる。
【0033】開口用部材72は、図11に示す如く、側
壁部材4の外側突縁部14の開口20側の上側固設面3
2に図示しない固定手段により固設される突縁用固設面
74を設け、側壁部材4の開口20側の外面12に沿う
外側固設面36及び上版部材6の開口20側の外面42
に沿うに外側固設面42に図示しない固定手段により固
設される内側固設面76を設けている。
壁部材4の外側突縁部14の開口20側の上側固設面3
2に図示しない固定手段により固設される突縁用固設面
74を設け、側壁部材4の開口20側の外面12に沿う
外側固設面36及び上版部材6の開口20側の外面42
に沿うに外側固設面42に図示しない固定手段により固
設される内側固設面76を設けている。
【0034】この第3実施例の中空構造物2には、長手
方向端部に構築された側壁部材4・4及び上版部材6の
開口20周縁に、中空構造物2上に被覆施工された盛り
土Sの落下を防止する開口用部材72の1部材からなる
落下防止手段70を設けている。
方向端部に構築された側壁部材4・4及び上版部材6の
開口20周縁に、中空構造物2上に被覆施工された盛り
土Sの落下を防止する開口用部材72の1部材からなる
落下防止手段70を設けている。
【0035】落下防止手段70は、中空構造物2の上幅
方向各側の側壁部材4及び上版部材6に1部材からなる
開口用部材72に固設することにより構築される。
方向各側の側壁部材4及び上版部材6に1部材からなる
開口用部材72に固設することにより構築される。
【0036】これにより、第3実施例の中空構造物2の
盛り土落下防止構造は、1部材からなる落下防止手段7
0によって被覆施工された盛り土Sが開口20周縁から
落することを防止でき、第1・第2実施例よりも部品点
数を削減し得る。
盛り土落下防止構造は、1部材からなる落下防止手段7
0によって被覆施工された盛り土Sが開口20周縁から
落することを防止でき、第1・第2実施例よりも部品点
数を削減し得る。
【0037】このため、第3実施例の中空構造物2の盛
り土落下構造は、雨水による盛り土Sの侵食を防止する
ことができ、盛り土Sの落下を確実に防止することがで
きるとともに、盛り土Sの侵食により中空構造物2に作
用する荷重が変化することを防止し得て、変形を回避す
ることができ、部品点数の削減によりさらなるコストの
低減を果たすことができる。
り土落下構造は、雨水による盛り土Sの侵食を防止する
ことができ、盛り土Sの落下を確実に防止することがで
きるとともに、盛り土Sの侵食により中空構造物2に作
用する荷重が変化することを防止し得て、変形を回避す
ることができ、部品点数の削減によりさらなるコストの
低減を果たすことができる。
【0038】
【発明の効果】このように、この発明の中空構造物の盛
り土落下防止構造は、中空構造物の長手方向端部に構築
された側壁部材及び上版部材の開口周縁に落下防止手段
を設けたことにより、中空構造物上に被覆施工した盛り
土が開口周縁から落下することを防止できる。
り土落下防止構造は、中空構造物の長手方向端部に構築
された側壁部材及び上版部材の開口周縁に落下防止手段
を設けたことにより、中空構造物上に被覆施工した盛り
土が開口周縁から落下することを防止できる。
【0039】このため、この中空構造物の盛り土落下構
造は、雨水による盛り土の侵食を防止することができ、
盛り土の落下を確実に防止することができるとともに、
盛り土の侵食により中空構造物に作用する荷重が変化す
ることを防止し得て、変形を回避することができる。
造は、雨水による盛り土の侵食を防止することができ、
盛り土の落下を確実に防止することができるとともに、
盛り土の侵食により中空構造物に作用する荷重が変化す
ることを防止し得て、変形を回避することができる。
【図1】この発明の第1実施例を示す盛り土落下防止構
造の斜視図である。
造の斜視図である。
【図2】中空構造物の斜視図である。
【図3】側壁用部材の斜視図である。
【図4】図3の矢印4による斜視図である。
【図5】上版用部材の斜視図である。
【図6】連絡用部材の斜視図である。
【図7】第2実施例を示す盛り土落下防止造物の斜視図
である。
である。
【図8】側壁用部材の斜視図である。
【図9】図8の矢印9による斜視図である。
【図10】上版用部材の斜視図である。
【図11】第3実施例を示す盛り土落下防止造物の斜視
図である。
図である。
【図12】開口用部材の斜視図である。
2 中空構造物 4 側壁部材 6 上版部材 10 内側突縁部 14 外側突縁部 16 基礎 18 空間 20 開口 24 落下防止手段 26 側壁用部材 28 上版用部材 30 連絡用部材
フロントページの続き (72)発明者 岩崎 喬夫 埼玉県川口市柳崎5−7−10 東浦和NH レジデンス402 (72)発明者 川村 淳一 神奈川県鎌倉市常盤1−204 (72)発明者 清原 勝司 神奈川県横浜市青葉区しらとり台54−6− 201 (72)発明者 山下 喜一 千葉県印旛郡白井町清水2−1−15−302 (72)発明者 小高 武 東京都葛飾区堀切2−44−17 メイプルハ イツ201 Fターム(参考) 2D055 AA01 AA02 BB02 LA17
Claims (1)
- 【請求項1】 幅方向に対向立設される2つの側壁部材
とこれら側壁部材に幅方向に跨るように接合される上版
部材との少なくとも3部材からなり、これら接合された
2つの側壁部材と上版部材とを長手方向に連結して内部
に長手方向に指向する空間を形成する中空構造物におい
て、この中空構造物の長手方向端部に構築された前記側
壁部材及び上版部材により形成される開口周縁に盛り土
の落下を防止する落下防止手段を設けたことを特徴とす
る中空構造物の盛り土落下防止構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26183299A JP2001081795A (ja) | 1999-09-16 | 1999-09-16 | 中空構造物の盛り土落下防止構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26183299A JP2001081795A (ja) | 1999-09-16 | 1999-09-16 | 中空構造物の盛り土落下防止構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001081795A true JP2001081795A (ja) | 2001-03-27 |
Family
ID=17367366
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26183299A Pending JP2001081795A (ja) | 1999-09-16 | 1999-09-16 | 中空構造物の盛り土落下防止構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001081795A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100641355B1 (ko) | 2005-07-07 | 2006-11-01 | (주)픽슨 | 파형강판 구조물의 시공방법 |
KR100879522B1 (ko) * | 2007-03-05 | 2009-01-22 | 인터세크 주식회사 | 충복식 아치형 교량 |
KR100898945B1 (ko) | 2009-02-09 | 2009-05-25 | 김영관 | 통수로가 구비된 콘크리트 아치교 및 이의 시공방법 |
JP2014037721A (ja) * | 2012-08-17 | 2014-02-27 | Yamax Corp | ボックスカルバート |
-
1999
- 1999-09-16 JP JP26183299A patent/JP2001081795A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100641355B1 (ko) | 2005-07-07 | 2006-11-01 | (주)픽슨 | 파형강판 구조물의 시공방법 |
KR100879522B1 (ko) * | 2007-03-05 | 2009-01-22 | 인터세크 주식회사 | 충복식 아치형 교량 |
KR100898945B1 (ko) | 2009-02-09 | 2009-05-25 | 김영관 | 통수로가 구비된 콘크리트 아치교 및 이의 시공방법 |
JP2014037721A (ja) * | 2012-08-17 | 2014-02-27 | Yamax Corp | ボックスカルバート |
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