JP2001081730A - 橋桁等の送出し架設方法及びそれに使用するガイド装置 - Google Patents

橋桁等の送出し架設方法及びそれに使用するガイド装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各送り装置の方向修正用油圧ジャッキの調整
をすること無く、橋桁の送りを安全且つ正確に行うこと
が出来る送り出し方法及び耐震、耐風に優れ、橋桁の落
橋を確実に防止できるガイド装置を提供することにあ
る。 【解決手段】 橋桁の送出し方向に沿って、各ピア上に
送り台を設置固定し、その送り台上を滑動させて橋桁を
ピア上に架設する橋桁の送出し架設方法において、各ピ
ア上の送り台の外側に、移送する橋桁のフランジ幅と同
幅か、それより僅かに幅広な間隔をおいて左右一対のガ
イド装置を設置し、橋桁をこのガイド装置の間に通して
送出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は橋桁等の重量物の送
り出し方法及びその送り出しに使用するガイド装置に関
し、詳しくはピア上に送り装置(送り台)を設置し、そ
の送り台の上に橋桁を載せて該橋桁を順次送り出す送り
出し方法の改良、及びそのガイド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に橋桁をピア(橋脚)上に架設する
作業は、ピア上にキャタピラ式の送り装置を設置し、こ
の送り装置上に橋桁の一側部を載せ、橋桁に連結したワ
イヤをウインチで巻き取って引っ張ったり、橋桁の他側
部を油圧ジャッキで押し出すことで、該橋桁を載置した
キャタピラが送り装置の機体の上面を滑動(回動)して
橋桁が移動されるようになっている。
【0003】そして、上記の送り作業に使用するキャタ
ピラ式の送り装置は、基板上に矩形または長楕円形の機
体を水平回転可能に架設支持し、その機体の外周に無端
状のキャタピラを回動可能に巻装すると共に、機体の長
手方向(キャタピラの回動方向)に沿った前後部には前
記機体を幅方向(左右方向)に回動させる方向修正用油
圧ジャッキが互い違いに配置されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、上記送り装置
で橋桁を送り出す時、該橋桁が金属の伸び縮み等で水平
方向が左右方向に曲がっている場合、前記送り装置の機
体を真っ直ぐにして送れば橋桁は次の送り装置のキャタ
ピラ上に載らず、最悪の場合は橋桁がピア上から落下
(落橋)するという危険性を有する。
【0005】この様な問題を解決するために、従来の橋
桁の送り出しは陸上及びピア上に設置した各送り装置の
前後に配置された方向修正用油圧ジャッキを個々に調整
して、橋桁が送り装置から外れないようにしている。し
かして、前記した各送り装置の方向修正用油圧ジャッキ
をそれぞれ橋桁の曲がりなどに応じて調整する作業は非
常に大変で、送り出し作業それ自体に掛かる時間より時
間を要するという不具合を有する。又、橋桁は送り装置
上に載置されて支持されているだけで、該送り装置のキ
ャタピラ面の周囲には橋桁を支える物が全く無いため、
強風或いは地震による振動などが起きた場合、橋桁が送
り装置から外れる可能性もあり、耐震、耐風の安全性が
求められている。
【0006】本発明は上記した従来の技術が有する問題
点に鑑みてなされたもので、その課題とするところは、
各送り装置の方向修正用油圧ジャッキの調整をすること
無く、橋桁の送りを安全且つ正確に行うことが出来る送
り出し方法及び耐震、耐風に優れ、橋桁の落橋を確実に
防止できるガイド装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明が講じた技術手段は、橋桁の送出し方向に沿っ
て、各ピア上に送り台を設置固定し、その送り台上を滑
動させて橋桁をピア上に架設する橋桁の送出し架設方法
において、各ピア上の送り台の外側に、移送する橋桁の
フランジ幅と同幅か、それより僅かに幅広な間隔をおい
て左右一対のガイド装置を設置し、橋桁をこのガイド装
置の間に通して送出すことを特徴とする。そして、左右
一対のガイド装置は、橋桁のフランジ幅の水平方向及び
これと直交する鉛直方向に移動可能とし、橋桁に水平方
向の曲がり変形、或いは鉛直方向(上下方向)の撓み変
形があっても安全、確実に案内し得るようにしてある。
【0008】又、上記送出し架設方法を実施するのに使
用するガイド装置は、平行な前後一対のレールと、前記
のレール上に、その長手方向に沿ってスライド可能に係
合取り付けた左右一対の可動枠体と、前記左右一対の可
動枠体の相対向する内側面に、橋桁のフランジと接触し
て該橋桁を滑動案内すると共に、上下スライド可能に取
り付けたガイド体と、前記レールの左右側部に取り付け
て、可動枠体の外側方向への移動を規制すると共に、可
動枠体に作用する水平幅方向の反力を測定する方向修正
兼反力測定手段とを備えた構成を特徴とする。
【0009】上記ガイド体は、可動枠体の垂直杆部に対
して上下方向の位置調整自在に取り付けた支持枠体に、
上下スライド可能に取り付けられている。前記支持枠体
の位置を上下方向に調整する手段としては、ボールネジ
機構、或いは油圧シリンダ等が挙げられる。又、上記方
向修正兼反力測定手段としては油圧ジャッキが好適であ
る。更に、上記ガイド体は、複数本のローラをピンとリ
ングプレートで無端状に連結したエンドレスローラで構
成する。この場合、ローラはストレートのローラでも良
いが、長さ方向中央部の外周面に、橋桁のフランジが係
合する段付き小径部が形成された段付きローラを使用し
た場合は、橋桁の上下方向の撓み変形に対して、ガイド
体を適確に追従移動(上下スライド)させることが出来
る。また、ガイド体を構成するローラの外周面には合成
樹脂材を巻装して、橋桁に施した塗装が該ローラとの接
触で剥がれたりしないようにする。尚、ガイド装置を構
成するレールの長さは、送出す橋桁の横幅、又は数本の
橋桁を平行に並べて同時に送出す場合はその本数に応じ
て決定される。
【0010】上記請求項1、2の手段によれば、橋桁を
送出す送り台の送り方向手前側、または送り方向前方位
置に、橋桁のフランジと衝合して該橋桁の送り方向を修
正するガイド装置を配置し、そのガイド装置の間に橋桁
を通すことで送り方向前方に位置する送り台に向けて確
実に案内することが出来る。そして、そのガイド装置は
レール上をスライドする左右一対の可動枠体の相対向す
る面に、上下方向にスライド自在なガイド体を備え、且
つ可動枠体の外側位置に、方向修正兼反力測定用手段が
設けられているため、橋桁に水平方向の曲がり、或いは
上下方向の撓み等があっても確実に案内することが出来
る。
【0011】又、請求項4の手段により、ガイド体の位
置を、送出す橋桁の高さに応じて上下調整でき、従っ
て、高さの異なる橋桁にも確実に対応することができ
る。更に、請求項5の手段により、左右一対の可動枠体
相互の間隔を、送出す橋桁の横幅(又は送出す橋桁の本
数)、或いは橋桁のカーブなどに応じて容易に調整でき
ると共に、橋桁の曲がり変形などによりガイド体が受け
る水平方向の応力(反力)を測定するため、安全な管理
範囲内で送り作業を行うことができる。また、請求項6
の手段により、橋桁の上下方向の撓みに対してガイド体
はそのローラの段差部がフランジに係合して追従するた
め、ガイド体と橋桁のフランジとの接触状態を常に一定
の状態に保持することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を図面に基づき説明する。本発明の橋桁Bの送出し方法
は、橋桁Bの送り出し方向に沿って、該橋桁を載承して
順次送り出す送り台1をピア2上い配置し、その各送り
台1の送り出し方向手前側又は送り出し方向前方側に位
置させて、送り台の外側に、橋桁のフランジ部と接触し
て該橋桁を次の送り台に向けて案内する、左右一対のガ
イド体を備えたガイド装置Aを配置し、その左右一対の
ガイド体の間を通すことで各送り台上を移動通過させる
ようにしたものである。
【0013】そして、そのガイド装置Aは、橋桁Bが有
する水平幅方向の曲がり、及び幅方向と直交する鉛直方
向(上下方向)の撓みにも対応できるように、前記左右
一対のガイド体は、橋桁の送り方向と交差する水平方
向、及びこれと直交する鉛直方向(上下方向)に移動自
在とする。
【0014】次に、上記送出し架設方法に使用するガイ
ド装置について説明する。ガイド装置Aは、平行な前後
一対のレール3,3’と、そのレール3,3’上にその
長手方向に沿ってスライド可能に係合取り付けた左右一
対の可動枠体4,4’と、前記左右一対の可動枠体4,
4’の相対向する内側面に、橋桁のフランジと接触して
該橋桁を滑動案内すると共に、上下スライド可能に取り
付けたガイド体5,5’と、前記レールの左右側部に取
り付けて、可動枠体4,4’の外側方向への移動を規制
すると共に、可動枠体4,4’に作用する水平幅方向の
反力を測定する方向修正兼反力測定手段6,6’とを備
えた構成されている。
【0015】平行な前後一対のレール3,3’は、H鋼
を用い、その上下のフランジ間に補強のリブ3aを溶着
固定して形成されている。そして、この前後一対のレー
ル3,3’は、前後方向に所定の間隔をおいてピア2上
に橋桁Bの送出し架設方向と直交する方向に向けて平行
に配置され、アンカーボルト7で固定されている。又、
上記レール3,3’は、橋桁Bを送出す送り台1の高さ
よりも低い高さとし、橋桁Bの送出しの支障とならない
ようにする。更に、この前後一対のレール3,3’の長
さは、送出し架設する橋桁Bの横幅L(送出す橋桁が1
本の場合はそのフランジ幅、橋桁を複数本並べて送出す
場合はその本数分の横幅)に応じて設定する。
【0016】前記レール3,3’に亘って取り付ける左
右一対の可動枠体4,4’は、H鋼材等を用いて正面略
直角三角形状に組み立て構成され、レール3,3’の上
フランジ上面と当接する水平杆部4a,4a’にはレー
ル3,3’の上フランジを外側から抱え込む挟持片8が
取り付けられて、可動枠体4,4’がレール3,3’の
上面から脱落しないように支持されると共に、レール
3,3’に沿ってスライド可能に支持されている。
【0017】又、可動枠体4,4’の垂直杆部4b,4
b’の相対向する面には、H鋼材等で構成した支持枠体
9,9’が上下スライド可能に取り付けられ、且つその
支持枠体9,9’は垂直杆部4b,4b’に取り付けた
ボールネジ機構からなる位置調整ネジジャッキ10,1
0’で垂直杆部4b,4b’に対する支持位置を上下に
調整自在に支持されている。その構成は、垂直杆部4
b,4b’に位置調整ネジジャッキ10,10’のネジ
杆10a,10a’が定位置回転自在に取り付けられ、
そのネジ杆10a,10a’と螺合するナット部材10
b,10b’が支持枠体9,9’に回り止されて固着さ
れている。これにより、ネジ杆10a,10a’の上部
に取り付けられた操作ハンドル10c,10c’を回動
するとナット部材10b,10b’がネジ杆10a,1
0a’に沿って上下され、その結果支持枠体9,9’が
垂直杆部4b,4b’に沿ってスライドされる。尚、支
持枠体9,9’は、前後のレール3,3’上に取り付け
られる可動枠体の垂直杆部にそれぞれ取り付けられてお
り、前後のレール3、3’上にスライド可能に取り付け
た可動枠体4,4、4’,4’は、連結部材11で一体
的に連結され、前後の可動枠体4と4、4’と4’が一
体となって一緒に作動するように構成されている。
【0018】上記した左右の可動枠体4,4’における
前後の支持枠体9,9、9’,9’に亘ってガイド体
5、5’が、該支持枠体9,9、9’,9’に沿って上
下動自在に支持されている。そのガイド体5、5’は、
断面略コ形に形成したフレーム5aの上板と下板とに亘
ってセンタープレート5bが架設され、そのセンタープ
レート5bにエンドレスローラ5cが巻き付けられて構
成されている。エンドレスローラ5cは、筒状のローラ
12をピン13とリングプレート14で環状に連結して
構成されている。上記の構成により、フレーム5aの前
方開口部より突出するエンドレスローラ5cのローラ1
2の外周面に送出される橋桁Bのフランジbが接触する
と、そのフランジbの移動に伴いエンドレスローラ5c
がセンタープレート5bの周りを回動し、接触抵抗を軽
減する。
【0019】又、ガイド体5、5’を構成するエンドレ
スローラ5cのローラ12は、図示するように長さ方向
中央部を小径部に形成して、その上下部に段差部15を
設け、この段差部15に橋桁Bのフランジbが係合する
ことで、橋桁Bの上下方向の撓み変形にガイド体5、
5’が追従して支持枠体9,9、9’,9’上を上下方
向に移動するように構成されている。更に、エンドレス
ローラ5cのローラ12の外周面には合成樹脂製の皮膜
16が被覆され、接触する橋桁Bのフランジbの塗装が
剥がれたりしないように構成されている。
【0020】前記したガイド体5、5’を有する左右の
可動枠体4,4’の外側に位置して、レール3,3’の
側部上面に固定される方向修正兼反力測定手段6,6’
は油圧ジャッキで構成し、その油圧ジャッキのシリンダ
ヘッドを可動枠体4,4’の水平杆部4a,4a’の外
側端と対向させてレール3,3’上に固定されている。
これにより、ガイド体5、5’を介して可動枠体4,
4’を外側方向へ移動させる外力、即ち可動枠体4,
4’に作用する反力を測定して安全な管理範囲内での作
業を行い得るようにしてある。又、送出す橋桁の横幅L
に応じて左右一対の可動枠体4,4’の間隔を変更する
時、前記方向修正兼反力測定手段6,6’の油圧ジャッ
キを作動させることで容易に調整できると共に、送出す
橋桁の水平方向の角度(方向)を修正することができ
る。図中、1は橋桁Bを送出す送り台で、今日周知のキ
ャタピラ式送り台を図示する。
【0021】上記の構成により、送り台1のキャタピラ
上に載承されて送出される橋桁Bのフランジb両側は、
送出し路の両側に位置するガイド装置Aの左右一対の可
動枠体4、4に装着されたガイド体5、5’に接触し
て、送出し方向が規制されて案内される。従って、従来
のように、ピア2上に設置した送り台1に装備されてい
る方向修正用油圧ジャッキを個々に操作して送出し方向
を修正するといった面倒な操作は不要となり、送出し作
業を迅速に行うことができる。又、前記可動枠体は送り
台の外側に位置してガードしているため、落橋事故の発
生を確実に防止することができる。
【0022】
【発明の効果】本発明の橋桁の送出し架設方法は請求項
1、2に記載の構成により、橋桁を安全、且つ確実にピ
ア上の送り台に向けて送出すことができる。従って、各
送り台に装着されている方向修正手段(油圧ジャッキ)
を操作して送り方向を調整するといった、従来の非常に
不便な作業は不要となり、迅速な作業が可能となる。
又、その送出し架設方法の実施に使用するガイド装置
は、請求項3に記載の構成により、簡単な構造で確実に
橋桁の送り方向を規制制御することができる。更に、請
求項4の構成により、ガイド体の位置を、送出す橋桁の
高さに応じて上下調整でき、従って、高さの異なる橋桁
にも確実に対応することができる。また、請求項5の構
成により、左右一対の可動枠体相互の間隔を、送出す橋
桁の横幅(又は送出す橋桁の本数)、或いは橋桁のカー
ブなどに応じて容易に調整できると共に、橋桁の曲がり
変形などによりガイド体が受ける水平方向の応力(反
力)を測定するため、安全な管理範囲内で送り作業を行
うことができる。更にまた、請求項6の構成により、橋
桁の上下方向の撓みに対してガイド体はそのローラの段
差部がフランジに係合して追従するため、ガイド体と橋
桁のフランジとの接触状態を常に一定の状態に保持する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の送出しに使用するガイド装置の一実施
例を示す正面図である。
【図2】同平面図である。
【図3】一部を切欠して示す拡大側面図である。
【図4】図3の(4)−(4)線に沿える拡大断面図で
ある。
【符号の説明】
A…ガイド装置 B…橋桁 b…橋桁のフランジ 1…送り台 2…ピア 3、3’…レール 4、4’…可動枠体 5、5’…ガイ
ド体 6、6’…方向修正兼反力測定手段 9、9’…支持
枠体 10、10’…位置調整ネジジャッキ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 橋桁の送出し方向に沿って、各ピア上に
    送り台を設置固定し、その送り台上を滑動させて橋桁を
    ピア上に架設する橋桁の送出し架設方法において、各ピ
    ア上の送り台の外側に、移送する橋桁のフランジ幅と同
    幅か、それより僅かに幅広な間隔をおいて左右一対のガ
    イド装置を設置し、橋桁をこのガイド装置の間に通して
    送出すことを特徴とする橋桁の送出し架設方法。
  2. 【請求項2】 上記の左右一対のガイド装置が、フラン
    ジ幅の水平方向及びこれと直交する鉛直方向に移動自在
    である請求項1記載の橋桁の送出し架設方法。
  3. 【請求項3】 ピア上に設置する送り台で橋桁を順次送
    出してピア上に架設するのに用いる送出しのガイド装置
    で、(a) 平行な前後一対のレールと、(b) 前記のレ
    ール上に、その長手方向に沿ってスライド可能に係合取
    り付けた左右一対の可動枠体と、(c) 前記左右一対の
    可動枠体の相対向する内側面に、橋桁のフランジと接触
    して該橋桁を滑動案内すると共に、上下スライド可能に
    取り付けたガイド体と、(d) 前記レールの左右側部に
    取り付けて、可動枠体の外側方向への移動を規制すると
    共に、可動枠体に作用する水平幅方向の反力を測定する
    方向修正兼反力測定手段と、を備えてなることを特徴と
    する橋桁送出し用ガイド装置。
  4. 【請求項4】 上記ガイド体が、可動枠体の垂直杆部に
    対して上下方向の位置調整自在に取り付けた支持枠体
    に、上下スライド可能に取り付けられていることを特徴
    とする請求項3記載の橋桁送出し用ガイド装置。
  5. 【請求項5】 上記方向修正兼反力測定手段が、油圧ジ
    ャッキで構成されていることを特徴とする請求項3記載
    の橋桁送出し用ガイド装置。
  6. 【請求項6】 上記ガイド体が、複数本のローラをピン
    とリングプレートで無端状に連結したエンドレスローラ
    で構成され、且つ各ローラは長さ方向中央部の外周面
    に、橋桁のフランジが係合する段付き小径部が形成され
    ていることを特徴とする請求項3乃至5の何れかに記載
    の橋桁送出し用ガイド装置。
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