JP2001080950A - 平板状陶磁器焼成用棚板 - Google Patents

平板状陶磁器焼成用棚板

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JP2001080950A
JP2001080950A JP25408099A JP25408099A JP2001080950A JP 2001080950 A JP2001080950 A JP 2001080950A JP 25408099 A JP25408099 A JP 25408099A JP 25408099 A JP25408099 A JP 25408099A JP 2001080950 A JP2001080950 A JP 2001080950A
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JP
Japan
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plate
groove
shaped
support plate
setter
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Application number
JP25408099A
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English (en)
Inventor
Katsuhiko Mizuno
克彦 水野
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Takasago Industry Co Ltd
Original Assignee
Takasago Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の平板状陶磁器焼成用棚板は素地を安定
して支持することができないという課題があった。 【解決手段】 棒状の棚板本体1の上面に、両壁面2
a,2bがその上面と直角で棚板本体1の長さ方向と直
角をなす多数の溝2と、その各溝2の一側の突起3と、
その各溝2の他側の斜面5とを形成し、その各溝2の幅
より厚さの小さい支持板6をその各溝2内に挿入して一
側に傾けることにより後ろ面を突起3の少なくとも上部
にもたれさせてなり、斜面5に載せた平板状陶磁器の素
地aを支持板6にもたれさせるようにする構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、平板瓦や陶板のよ
うな平板状陶磁器を焼成する際にその素地を斜めの姿勢
で載置するのに用いる耐火物製の平板状陶磁器焼成用棚
板に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、このような棚板としては、特開平
11−49574号公報に記載されているように、棒状
の棚板本体の上面に、一側の壁面がその上面と斜めの角
度をなして棚板本体の長さ方向と直角をなす多数の溝
と、その各溝の一側の突起と、その各溝の他側の斜面と
を形成し、各溝の幅より厚さの小さい下部の両縁に膨出
部を形成した支持板の下部をその各溝内に楔のように緊
密に嵌入して後ろ面を突起にもたれさせてなり、斜面に
載せた平板状陶磁器の素地を支持板にもたれさせるよう
にするものが公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、棚板本
体も支持板も耐火物製であって、成形時のばらつきや焼
成の際の収縮の差などにより、膨出部を含む支持板の下
部の両縁の厚さが必ずしも等しくならず、そのために、
支持板を溝内に嵌入した場合に厚さの小さい側が下がる
ように左右方向に傾いて素地を安定して支持することが
できず、トンネル炉内を走行する際の振動により素地が
転倒するおそれがあった。
【0004】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】本発明は
このような課題を解決するための手段として、棒状の棚
板本体の上面に、両壁面がその上面と直角で棚板本体の
長さ方向と直角をなす多数の溝と、その各溝の一側の突
起と、その各溝の他側の斜面とを形成し、その各溝の幅
より厚さの小さい支持板をその各溝内に挿入して一側に
傾けることにより後ろ面を突起の少なくとも上部にもた
れさせてなり、斜面に載せた平板状陶磁器の素地を支持
板にもたれさせるようにする構成としたものであって、
支持板の厚さが溝の幅より小さいから、支持板はその下
縁が溝の底に当たった状態で突起の少なくとも上部にも
たれて静止し、したがって、支持板は棚板本体に素地を
安定して支持することができる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。図において、1は耐火物製
の棒状の棚板本体であって、上面に一定間隔で多数の横
方向の溝2が形成されている。
【0006】溝2は棚板1の下面と直角な一側の壁面2
aと他側の壁面2bとこれらと直角な底面2cとからな
る。
【0007】各溝2の一側の両縁に台形の突起3が形成
されており、その突起3の溝2の一側の壁面2aの縁か
ら立ち上がった面は急角度の傾き面4となっているとと
もに、溝2の他側の壁面bの縁から突起3の途中に向か
って緩い角度の斜面5が形成されている。
【0008】6は下部に、溝2の長さより僅かに幅が小
さい嵌入部7が形成され、上部に、熱歪みによる割れを
防止するためのスリット8が形成された耐火物製の支持
板である。
【0009】この支持板6の厚さは溝2の幅より十分に
小さく、図4に示すように、溝2内に挿入したときに、
支持板6の下端の一の縁が溝2の底面に当たり、他の縁
が他側の壁面2bに当たるとともに後ろ面が突起3の傾
き面4に当たって、一定角度傾くようになっている。
【0010】本実施の形態においては、図示のように、
支持板6の後ろ面が突起3の傾き面4の全面に当たって
いるから、部分的に大きな応力が作用するのが防止され
て強度的に好ましいが、このようにするのが困難な場合
には、傾き面4を少し起して支持板6が突起3の上部で
当たるようにすると支持板6に作用する曲げモーメント
を小さくすることができる。
【0011】そして、図6に示すように、平板陶磁器の
素地aを斜面5に当てて支持板6にもたれさせることに
より棚板本体1の上に立てて並べ、炉内において焼成す
る。
【0012】このように、本実施の形態においては、支
持板6の厚さが溝2の幅より小さいから、支持板6はそ
の下縁が溝2の底面2cに当たった状態で突起3の少な
くとも上部にもたれて静止し、したがって、支持板6は
棚板本体1に素地aを安定して支持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の棚板本体の一実施の形態の平面図であ
る。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1のB−B線断面図である。
【図4】本実施の形態の要部の拡大断面図である。
【図5】正面図である。
【図6】側面図である。
【符号の説明】
1:棚板本体 2:溝 2a:一側の壁面 2b:他側の壁面 2c:底面 3:突起 4:傾き面 5:斜面 6:支持板 a:素地

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棒状の棚板本体の上面に、両壁面が前記
    上面と直角で前記棚板本体の長さ方向と直角をなす多数
    の溝と、該各溝の一側の突起と、該各溝の他側の斜面と
    を形成し、該各溝の幅より厚さの小さい支持板を該各溝
    内に挿入して前記一側に傾けることにより後ろ面を前記
    突起の少なくとも上部にもたれさせてなり、前記斜面に
    載せた平板状陶磁器の素地を前記支持板にもたれさせる
    ようにする平板状陶磁器焼成用棚板。
JP25408099A 1999-09-08 1999-09-08 平板状陶磁器焼成用棚板 Pending JP2001080950A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003048767A (ja) * 2001-08-02 2003-02-21 Mitsui Mining & Smelting Co Ltd 瓦焼成用窯道具

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