JPS6311600Y2 - - Google Patents

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JPS6311600Y2
JPS6311600Y2 JP1983038793U JP3879383U JPS6311600Y2 JP S6311600 Y2 JPS6311600 Y2 JP S6311600Y2 JP 1983038793 U JP1983038793 U JP 1983038793U JP 3879383 U JP3879383 U JP 3879383U JP S6311600 Y2 JPS6311600 Y2 JP S6311600Y2
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JP
Japan
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tile
tiles
plate
fired
tile holding
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JP1983038793U
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English (en)
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JPS59143298U (ja
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 イ 産業上の利用分野 本考案はタイルのたて型焼成装置に関する。
ロ 従来技術 従来、焼成すべきタイルを多数枚立て並べて焼
成するようにしたタイルのたて型焼成装置におい
て、数10枚のタイルを連続的に並べて焼成する
と、その焼成時に、そのタイルが約10%程乾燥収
縮してタイル相互間に空隙が生じ、この空隙が多
数のタイル間で発生して全体のタイルに対して空
隙量が大きくなり、そのためタイルが大きく傾く
場合がある。このようにタイルが大きく傾くとそ
の重心が偏心してわん曲状態に焼成され不良品が
多発する欠点がある。
ハ 考案の目的 本考案は前記のようなたて型焼成装置におい
て、前記のようなタイルの大きな傾きを防止して
タイルの不良品の発生を低減することを目的とす
るものである。
ニ 考案の構成 本考案は前記の目的を達成するために、焼成す
べきタイルを立てゝ並設するたて型焼成におい
て、垂直状のタイル保持壁1aの下端に無脚部を
存して両側部に水平状の脚板1bを一体成形した
耐火質材料よりなるタイル保持板1を設け、上記
タイル保持板1の無脚部に、タイル載置用台板2
を複数のタイル保持板を通じて架設するようにし
たことを特徴とするものである。
ホ 実施例 次に本考案を図面に示す実施例について説明す
る。1はタイル保持板で、焼成すべきタイルの表
面積とほぼ等しい面積をもつた垂直状のタイル保
持壁1aと該タイル保持壁1aの下面において、
これを起立状態に保持するための水平状の脚板1
bを一体成形して形成されておりその材料は例え
ば耐火質粘土、カーボランダム等を焼成硬化した
耐火質材料で形成されている。また、該脚板1b
は、設置されるタイルの下面に位置する部分に突
出形成されている。また該脚板1bはタイル保持
壁1aの両側部のみに設けて該両脚板1b,1b
間にタイル載置用の台板2を挿通できるトンネル
部1cが形成されている。更に、脚板1bは、第
1図に示す如くタイル保持壁1aの両面側に突出
するように設けてもよく、また第3図に示す如く
片面側にのみ突出するように設けてもよい。該台
板2はカーボランダム等の耐火質材料で形成され
ている。更に該台板2は図示のように独立した棒
状体としてもよく、また周知のタイル焼成用ケー
スに一体的に設けられていてもよい。図中3は焼
成タイルを示す。
ヘ 作用 以上のようであるから、まず、タイル焼成用ケ
ース内に台板2を設置しその端部にタイル保持板
1を、その脚板1b,1bが台板2をまたぐよう
にして設置する。次で該タイル保持板1のタイル
保持壁1aの内面側に焼成すべきタイル3を10枚
前後台板2上において立て並べる。そしてその並
設された1群のタイルの最終タイルの外面側に次
のタイル保持板1を、前記と同様にして設置す
る。このような作業をくり返して、複数枚よりな
る1群のタイルの両側部をタイル保持板1,1の
タイル保持壁1a,1aで挾み保持する。そして
焼成用ケース内において周知のように焼成する。
この焼成時に各タイルが乾燥収縮してタイル相互
間に空隙が発生するが、この空隙によりタイルが
傾斜した場合でも、タイル保持壁1aが少ない枚
数のタイル群間に介在されていることにより、タ
イル保持壁1a,1a間に生ずる全空隙量は極め
て少ないこと、及びタイル保持壁1aの起立形態
が脚板1bにより確実に保持されていることによ
つて、そのタイルの傾斜量は極めて少量に抑えら
れる。したがつて、前記従来のようにタイルが大
きく傾斜してわん曲状態に焼成されることがな
い。
ト 考案の効果 以上のように本考案によれば、タイルの焼成時
におけるタイルの大きな傾斜を阻止してわん曲状
態に焼成されることを防止できるので、タイルの
不良品の発生を低減できる特長があるが、特にタ
イル保持板1の脚板1bをタイル保持壁1aの下
端に、無脚部を存して両側部に設けたので、タイ
ル保持板1を、その両脚板1b,1bが台板2の
両側に位置するように台板2にまたがつて設置す
るのみで、そのタイル保持板1の内右方向の位置
決めがされ、多数のタイル保持板1を台板2に沿
つた一直線上に容易に配置することができ、タイ
ル保持板の整列配置作業が極めて容易でかつタイ
ルの保持が確実に行なえる特長もある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
斜視図、第2図は側面図、第3図はタイル保持板
の他の実施例を示す斜視図である。 1……タイル保持板、1a……タイル保持壁、
1b……脚板、1c……トンネル部、2……台
板、3……タイル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 焼成すべきタイルを立てゝ並設するたて型焼成
    において、垂直状のタイル保持壁1aの下端に無
    脚部を存して両側部に水平状の脚板1bを一体成
    形した耐火質材料よりなるタイル保持板1を設
    け、上記タイル保持板1の無脚部に、タイル載置
    用台板2を複数のタイル保持板を通じて架設する
    ようにしたことを特徴とするタイルのたて型焼成
    装置。
JP3879383U 1983-03-16 1983-03-16 タイルのたて型焼成装置 Granted JPS59143298U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3879383U JPS59143298U (ja) 1983-03-16 1983-03-16 タイルのたて型焼成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3879383U JPS59143298U (ja) 1983-03-16 1983-03-16 タイルのたて型焼成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59143298U JPS59143298U (ja) 1984-09-25
JPS6311600Y2 true JPS6311600Y2 (ja) 1988-04-04

Family

ID=30169460

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3879383U Granted JPS59143298U (ja) 1983-03-16 1983-03-16 タイルのたて型焼成装置

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JP (1) JPS59143298U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5094251U (ja) * 1973-11-30 1975-08-07

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59143298U (ja) 1984-09-25

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