JP2001080846A - エレベーターのかご振れ案内装置 - Google Patents
エレベーターのかご振れ案内装置Info
- Publication number
- JP2001080846A JP2001080846A JP25842699A JP25842699A JP2001080846A JP 2001080846 A JP2001080846 A JP 2001080846A JP 25842699 A JP25842699 A JP 25842699A JP 25842699 A JP25842699 A JP 25842699A JP 2001080846 A JP2001080846 A JP 2001080846A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide device
- car
- elevator
- rail
- door
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B7/00—Other common features of elevators
- B66B7/02—Guideways; Guides
- B66B7/021—Guideways; Guides with a particular position in the shaft
Abstract
(57)【要約】
【課題】従来のエレベーターでは、かご振れ止めレール
の据付に手間がかかり、またレールを取り付けるための
ブラケット等が必要となるため、部品点数が多くなる。
これにより据付、部品のコストが増加を招くという問題
があった。 【解決手段】かご振れ止め用レールを各階乗り場付近の
ドア開閉装置の近傍にのみ配置している。またそのレー
ルを簡易な成形レールとして配置することで達成でき
る。 【効果】以上説明したように、本実施例によれば折り曲
げ成形レール等を使用し、かつドア開閉部近傍のみにレ
ールを配置することで昇降路の小型化及び部品点数の低
減、据付工数の低減、安全性の確保を得られる効果があ
る。
の据付に手間がかかり、またレールを取り付けるための
ブラケット等が必要となるため、部品点数が多くなる。
これにより据付、部品のコストが増加を招くという問題
があった。 【解決手段】かご振れ止め用レールを各階乗り場付近の
ドア開閉装置の近傍にのみ配置している。またそのレー
ルを簡易な成形レールとして配置することで達成でき
る。 【効果】以上説明したように、本実施例によれば折り曲
げ成形レール等を使用し、かつドア開閉部近傍のみにレ
ールを配置することで昇降路の小型化及び部品点数の低
減、据付工数の低減、安全性の確保を得られる効果があ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベーターの乗
りかご構造にかかり、特にかごの振れ止め案内装置に関
する。
りかご構造にかかり、特にかごの振れ止め案内装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】かご振れを抑えるため、かご振れ止めレ
ールを設置した従来例を図3に示す。
ールを設置した従来例を図3に示す。
【0003】昇降路1内にガイドレール3a、3bに沿
って昇降するかご室2と前記かご室2に取付けられたガ
イド装置13及び前記ガイド装置13用かご振れ止めレ
ール12が設置されている。前記従来技術ではかご室2
のかご振れにより、かごドア6と乗り場ドア7のドア係
合装置8が外れかご閉じ込め事故を防止するため、昇降
行程全域にわたってかご振れ止めレール12を設置して
いた(特開平10−7344号)。
って昇降するかご室2と前記かご室2に取付けられたガ
イド装置13及び前記ガイド装置13用かご振れ止めレ
ール12が設置されている。前記従来技術ではかご室2
のかご振れにより、かごドア6と乗り場ドア7のドア係
合装置8が外れかご閉じ込め事故を防止するため、昇降
行程全域にわたってかご振れ止めレール12を設置して
いた(特開平10−7344号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため従来のエレベ
ーターでは、レールの据付に手間がかかり、またレール
を取り付けるためのブラケット等が必要となるため、部
品点数が多くなっていた。
ーターでは、レールの据付に手間がかかり、またレール
を取り付けるためのブラケット等が必要となるため、部
品点数が多くなっていた。
【0005】これにより、据付、部品のコストが増加を
招くという問題があった。
招くという問題があった。
【0006】それ以外にも、レールが規格品のレールで
あったため、レール据付用のスペースが大きくなり昇降
路サイズを小さくすることが困難であった。
あったため、レール据付用のスペースが大きくなり昇降
路サイズを小さくすることが困難であった。
【0007】本発明では上述の課題を解決するためにな
されたもので、据付作業性及び部品点数の低減できる構
造を提供する事である。
されたもので、据付作業性及び部品点数の低減できる構
造を提供する事である。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、かご振れ止め用案内装置(レール)を各階乗
り場付近のドア開閉装置の近傍にのみ配置している。ま
たそのレールを折り曲げ成形レールとし、案内装置を小
型化することで昇降路面積を縮小することで達成でき
る。
に本発明は、かご振れ止め用案内装置(レール)を各階乗
り場付近のドア開閉装置の近傍にのみ配置している。ま
たそのレールを折り曲げ成形レールとし、案内装置を小
型化することで昇降路面積を縮小することで達成でき
る。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施例を示すエ
レベーター昇降路の断面図である。3a、3bのガイド
レールに対し、各階ドア開閉部近傍に案内装置(レール)
4を設置する。
レベーター昇降路の断面図である。3a、3bのガイド
レールに対し、各階ドア開閉部近傍に案内装置(レール)
4を設置する。
【0010】この案内装置(レール)4はたとえば成形折
り曲げレールなどである。
り曲げレールなどである。
【0011】かご室2はガイドレール3a、3bに従い
昇降路1内を昇降する。片持ち式のエレベーターでは特
にかご室2の振れが発生しやすい。このためかご振れに
よりドア係合装置8が外れ、閉じ込め事故を起こす危険
性がある。本発明の特徴は各階乗り場では必ず案内装置
(レール)4によりかごドア6と乗り場ドア7との関係を
既定値に規制できるのでドア係合装置8が外れて、閉じ
込め事故を起こすことが無くなり安全性を確保できる。
昇降路1内を昇降する。片持ち式のエレベーターでは特
にかご室2の振れが発生しやすい。このためかご振れに
よりドア係合装置8が外れ、閉じ込め事故を起こす危険
性がある。本発明の特徴は各階乗り場では必ず案内装置
(レール)4によりかごドア6と乗り場ドア7との関係を
既定値に規制できるのでドア係合装置8が外れて、閉じ
込め事故を起こすことが無くなり安全性を確保できる。
【0012】また本発明では、案内装置(レール)4を昇
降路全高にわたって設置する必要が無いため、建屋側と
レールを固定するブラケットやレールなどの部品点数を
低減することができる。また、部品点数低域により据付
時の工数低減が計れ、エレベーターのコスト低減が計れ
る。
降路全高にわたって設置する必要が無いため、建屋側と
レールを固定するブラケットやレールなどの部品点数を
低減することができる。また、部品点数低域により据付
時の工数低減が計れ、エレベーターのコスト低減が計れ
る。
【0013】本発明における案内装置(レール)4の一実
施例を図2に示す。
施例を図2に示す。
【0014】乗り場側出入口枠9に折り曲げレール11
a、11b固定用の取付金具10を固定し、前記取付金
具10に折り曲げレール11a、11bを固定する。か
ご室2が昇降路1内を昇降する際かご室2に固定された
振れ止めシュー5が各階乗り場付近にて折り曲げレール
11a、11b内を走行する。案内装置(レール)4は各
階乗り場に取付けられているため、ドア開閉領域では必
ず乗り場とかご室2の位置関係は固定される。このため
かごドア6と乗り場ドア7との関係を既定値に規制する
事が出来る。
a、11b固定用の取付金具10を固定し、前記取付金
具10に折り曲げレール11a、11bを固定する。か
ご室2が昇降路1内を昇降する際かご室2に固定された
振れ止めシュー5が各階乗り場付近にて折り曲げレール
11a、11b内を走行する。案内装置(レール)4は各
階乗り場に取付けられているため、ドア開閉領域では必
ず乗り場とかご室2の位置関係は固定される。このため
かごドア6と乗り場ドア7との関係を既定値に規制する
事が出来る。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本実施例によれば
折り曲げ成形レール等を使用し、かつドア開閉部近傍の
みにレールを配置することで昇降路の小型化及び部品点
数の低減、据付工数の低減、安全性の確保を得られる効
果がある。
折り曲げ成形レール等を使用し、かつドア開閉部近傍の
みにレールを配置することで昇降路の小型化及び部品点
数の低減、据付工数の低減、安全性の確保を得られる効
果がある。
【図1】本発明の一実施例を示す昇降路断面図である。
【図2】本発明の一実施例を示す部分拡大図である。
【図3】従来例の一実施例を示す昇降路断面図である。
1…昇降路、2…かご室、3a・3b…ガイドレール、
4…案内装置(レール)、5…振れ止めシュー、6…かご
ドア、7…乗り場ドア、8…ドア係合装置、9…乗り場
側出入口枠、10…取付金具、11a・11b…折り曲
げレール、12…かご振れ止めレール、13…ガイド装
置。
4…案内装置(レール)、5…振れ止めシュー、6…かご
ドア、7…乗り場ドア、8…ドア係合装置、9…乗り場
側出入口枠、10…取付金具、11a・11b…折り曲
げレール、12…かご振れ止めレール、13…ガイド装
置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小笠原 剛 茨城県ひたちなか市市毛1070番地 株式会 社日立製作所水戸事業所内 (72)発明者 小野寺 実 茨城県ひたちなか市市毛1070番地 株式会 社日立製作所水戸事業所内 (72)発明者 樽井 誠 東京都千代田区神田錦町一丁目6番地 株 式会社日立ビルシステム内 Fターム(参考) 3F305 BD01 BD15 BD16
Claims (3)
- 【請求項1】 エレベーター昇降中及び乗客乗込み時に
発生するかごの振れによるドア係合装置の外れを防止す
るための案内装置を持つエレベーターにおいて、該案内
装置を各階ドア開閉部の近傍に設置したことを特徴とす
るエレベーターのかご振れ案内装置。 - 【請求項2】 請求項1で記載したかご振れ案内装置に
おいて、昇降中のかご振れに対応するため、両端部に勾
配を持たせ、かつ該案内装置を対向あるいは少なくとも
一方のみで形成させることを特徴とするエレベーターの
かご振れ案内装置。 - 【請求項3】 請求項1、請求項2で記載したかご振れ
案内装置において、かご振れ案内装置を折り曲げ成形品
とした事を特徴とするエレベーターのかご振れ案内装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25842699A JP2001080846A (ja) | 1999-09-13 | 1999-09-13 | エレベーターのかご振れ案内装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25842699A JP2001080846A (ja) | 1999-09-13 | 1999-09-13 | エレベーターのかご振れ案内装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001080846A true JP2001080846A (ja) | 2001-03-27 |
Family
ID=17320058
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25842699A Pending JP2001080846A (ja) | 1999-09-13 | 1999-09-13 | エレベーターのかご振れ案内装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001080846A (ja) |
-
1999
- 1999-09-13 JP JP25842699A patent/JP2001080846A/ja active Pending
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