JP2001080761A - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JP2001080761A
JP2001080761A JP25534899A JP25534899A JP2001080761A JP 2001080761 A JP2001080761 A JP 2001080761A JP 25534899 A JP25534899 A JP 25534899A JP 25534899 A JP25534899 A JP 25534899A JP 2001080761 A JP2001080761 A JP 2001080761A
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JP25534899A
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Hirohiko Tsuji
弘彦 辻
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Funai Electric Co Ltd
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Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 材料費及び加工費が安くつくようにするこ
と。 【解決手段】 給紙トレイ4と左右一対の側板6a,6
bとにより筐体1内に給紙口2が形成されると共に、該
給紙口2内に配置した支持軸24にピックアップユニッ
ト7が取り付けられ、該ピックアップユニット7の先端
に給紙ローラ8が回転可能に配置されており、前記給紙
トレイ4上に用紙Pをセットし、その用紙Pに前記給紙
ローラ8を押し付けた状態で、前記筐体1内に設けた駆
動モータ11により前記支持軸24を介して前記給紙ロ
ーラ8を回転させて、前記用紙Pを送り出すようにした
給紙装置において、前記支持軸24が前記一方の側板6
aから給紙口2内に延ばされ、該支持軸24の先端部に
前記ピックアップユニット7が取り付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えばインクジェッ
ト式プリンターなどの給紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、給紙装置として特開平8−133
506号公報などに記載したものがあり、その一例であ
るインクジェット式プリンターについて図10及び図1
1に基づいて説明すると、筐体1の後部に給紙口2が形
成されると共に、その前面に排紙口3が形成され、給紙
口2に設けた給紙トレイ4に沿って支持軸5が配置され
ると共に、該支持軸5の両端部が筐体1内の左右一対の
側板6a,6bに回転可能に支持され、その支持軸5上
にその一端部5a側に片寄ってピックアップユニット7
が取り付けられ、該ピックアップユニット7の先端に給
紙ローラ8が回転可能に配置され、該給紙ローラ8と支
持軸5とがピックアップユニット7のユニットケース7
a内に配置した歯車機構9を介して連動連結され、支持
軸5の他端部5bに嵌着した駆動歯車10と筐体1内の
駆動モータ11とが連動機構12を介して連動連結さ
れ、給紙ローラ8を給紙トレイ4に向けて付勢するため
のコイルばね13が一方の側板6aとピックアップユニ
ット7との間に介在され、筐体1内に送りローラ14と
排紙ローラ15と押さえローラ16とが配置され、ガイ
ドシャフト17及びガイド枠18に沿って往復移動可能
なキャリッジ19に印刷ヘッド20とインクタンク21
とが搭載され、印刷ヘッド20に対向してプラテン22
が設けられている。なお、図10中、23は給紙トレイ
4に移動可能に取り付けた用紙ガイド板である。
【0003】上記構成において、給紙トレイ4上に用紙
Pをセットすることにより、その用紙Pに給紙ローラ8
がコイルばね13により押し付けられ、この状態で印刷
指令信号に基づいて駆動モータ11を駆動することによ
り、連動機構12、駆動歯車10、支持軸5及び歯車機
構9を介して給紙ローラ8が矢印a方向に回転されて、
給紙トレイ4上の用紙Pが1枚だけ送りローラ14と押
さえローラ16との間に送り出され、その送り出された
用紙Pに印刷ヘッド20により印刷され、その印刷され
た用紙Pが排紙ローラ15により排紙口3から排出され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成では、
ピックアップユニット7を支持する支持軸5が給紙口2
の両側に配置した両側板6a,6b間に架設されている
ため、その支持軸5として長尺のものが必要であり、材
料費が高くつく。また、両側板6a,6bに加工を施し
て支持軸5の両端部5a,5bを挿通するための貫通孔
や凹部を形成する必要があり、加工に手間がかかって面
倒であり、加工費が高くつく。
【0005】本発明は、上記従来の欠点に鑑み、材料費
及び加工費が安くつくようにした給紙装置を提供するこ
とを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、給紙トレイと左右一対の側
板とにより筐体内に給紙口が形成されると共に、該給紙
口内に配置した支持軸にピックアップユニットが取り付
けられ、該ピックアップユニットの先端に給紙ローラが
回転可能に配置されており、前記給紙トレイ上に用紙を
セットし、その用紙に前記給紙ローラを押し付けた状態
で、前記筐体内に設けた駆動モータにより前記支持軸を
介して前記給紙ローラを回転させて、前記用紙を送り出
すようにした給紙装置において、前記支持軸が前記一方
の側板から給紙口内に延ばされ、該支持軸の先端部に前
記ピックアップユニットが取り付けられていることを特
徴としている。
【0007】上記構成によれば、ピックアップユニット
を取り付けた支持軸が一方の側板に片持ち構造で支持さ
れており、その支持軸として従来に比べて短尺なものが
用いられているから、材料費が安くつく。また、支持軸
の基端部を支持するために一方の側板だけに加工を施せ
ばよいから、加工に手間がかからず、加工費が安くつ
く。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記支持軸の基端部が前記一方の側板に一
体突設したボス部内に回転可能に挿通されていることを
特徴としている。
【0009】上記構成によれば、支持軸の基端部が一方
の側板に突設したボス部により支持されているので、該
支持軸を回転させて給紙する際に、その支持軸の軸心が
振れたりせず、給紙動作を円滑に行うことができる。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の発明において、前記支持軸の基端部にその軸心方
向に延びる凹溝が形成されると共に、該凹溝内にストッ
パーが一体突設され、前記駆動モータにより回転駆動さ
れる駆動歯車の中心孔内周面に弾性変形可能な抜け止め
片が突設されており、その駆動歯車を支持軸の基端部に
嵌合させることにより、前記抜け止め片が弾性変形して
ストッパーを乗り越えて該ストッパーに係合されるよう
にしたことを特徴としている。
【0011】上記構成によれば、駆動歯車を支持軸の基
端部に嵌合させるだけで、該駆動歯車に突設した抜け止
め片が弾性変形して支持軸の凹溝内に一体突設したスト
ッパーを乗り越えて該ストッパーに係合されるから、駆
動歯車と支持軸とを簡単に連結することができると共
に、支持軸の基端部が一方の側板から外れないようにす
ることができる。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明において、前記支持軸の基端部外周面と駆動歯車の中
心孔内周面とのうち、その一方に位置決め突起部が突設
されると共に、その他方に位置決め溝が形成されてお
り、その位置決め溝に位置決め突起部を位置合わせした
ときに、前記抜け止め片が前記ストッパーに対向するよ
うにしたことを特徴としている。
【0013】上記構成によれば、支持軸の基端部外周面
と駆動歯車の中心孔内周面とのうち、その一方に突設し
た位置決め突起部をその他方に形成した位置決め溝に位
置合わせするだけで、抜け止め片をストッパーに対向さ
せて、駆動歯車と支持軸との嵌合を正確に行うことがで
きる。
【0014】請求項5記載の発明は、請求項3または4
記載の発明において、前記駆動歯車の筒状胴部が一方の
側板に突設した環状突起部内に回転可能に嵌入されてい
ることを特徴としている。
【0015】上記構成によれば、駆動歯車の筒状胴部が
一方の側板に突設した環状突起部内に回転可能に嵌入さ
れているので、駆動歯車を回転させて給紙する際に、そ
の駆動歯車の軸心が振れたりせず、給紙動作を円滑に行
うことができる。
【0016】請求項6記載の発明は、請求項3から5の
いずれかに記載の発明において、前記支持軸の基端面に
ねじ孔が形成され、そのねじ孔にねじ込んだ係止具を支
持軸上の駆動歯車に対向させるようにしたことを特徴と
している。
【0017】上記構成によれば、支持軸の基端面に形成
したねじ孔にねじ込んだ係止具を支持軸上の駆動歯車に
対向させているので、その駆動歯車を支持軸から離脱し
ないように確実に係止することができる。
【0018】請求項7記載の発明は、請求項3から5の
いずれかに記載の発明において、前記支持軸の基端面近
傍に周方向に沿って環状溝が形成され、該環状溝に嵌合
させたストッパーリングを支持軸上の駆動歯車に対向さ
せるようにしたことを特徴としている。
【0019】上記構成によれば、支持軸の基端面近傍に
形成した環状溝に嵌合させたストッパーリングを支持軸
上の駆動歯車に対向させているので、その駆動歯車を支
持軸から離脱しないように確実に係止することができ
る。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施の形態
である給紙装置を備えたインクジェット式プリンターを
示すものであって、一方の側板6aに貫通孔25が貫設
されると共に、該一方の側板6aの両側面に貫通孔25
と同心状のボス部26と環状突起部27とが突設され、
支持軸24の基端部がボス部26から貫通孔25を通っ
て環状突起部27に挿通されると共に、該支持軸24の
先端部が給紙口2内に延ばされて、その支持軸24の先
端部にピックアップユニット7が取り付けられている。
上記以外の構成は図10及び図11に示す従来例とほぼ
同一であるから、同一部分に同一符号を付してその説明
を省略する。
【0021】上記構成によれば、ピックアップユニット
7を取り付けた支持軸24が一方の側板6aに片持ち構
造で支持されており、その支持軸24の長さLが従来に
比べて極めて短いから、材料費が安くつく。また、支持
軸24の基端部を支持するために一方の側板6aだけに
加工を施せばよいから、加工に手間がかからず、加工費
が安くつく。更に、支持軸24の基端部が一方の側板6
aに突設したボス部26により支持されているので、該
支持軸24を回転させて給紙する際に、その支持軸24
の軸心が振れたりせず、給紙動作を円滑に行うことがで
きる。
【0022】前記支持軸24は、例えばポリアミド系な
どの硬質合成樹脂材からなり、図2〜図4に示すよう
に、貫通孔25及び環状突起部27に挿通される小径基
端部24aと、ボス部26に挿通される大径基端部24
bと、ピックアップユニット7を嵌合させるための先端
部24cと、該先端部24cより大径の抜け止止め用鍔
部24dとを有している。
【0023】前記小径基端部24aの駆動歯車10に対
向する部分が横断面十字状に形成されて90°ごとに複
数の凸条28と凹溝29とが交互に設けられると共に、
該小径基端部24aの貫通孔25に対向する部分が横断
面円形の支軸部30とされている(図5及び図6参
照)。また、大径基端部24b及び先端部24cは、同
径であって、横断面十字状に形成されて90°ごとに複
数の凸条31と凹溝32とが交互に設けられ、その両者
24b,24cの境界付近に横断面円形の歯車押さえ部
33が形成されている。
【0024】前記駆動歯車10は、図5〜図7に示すよ
うに、小径基端部24aに嵌合する筒状胴部10aと、
該筒状胴部10aに所定間隙αをおいて同心状に遊嵌合
させた歯車本体10bと、該歯車本体10bの内周面中
央部を筒状胴部10aの外周面中央部に一体的に連結す
る連結壁部10cとを有している。
【0025】図5〜図7に示すように、前記複数の凹溝
29のうち、その1つの凹溝29内にストッパー35が
一体突設され、該ストッパー35に対向して、前記筒状
胴部10aに所定間隔をおいて一対のスリット36を形
成することにより切り残した弾性変形可能な抜け止め片
37の先端に突起部37aが突設されている。
【0026】また、残りの凹溝29に対向して横断面略
V字状の係合突起部38が前記筒状胴部10aに一体形
成されている。更に、図5に示すように、1つの凸条2
8の外周面に軸心方向に沿って位置決め溝39が形成さ
れと共に、その位置決め溝39に対向して筒状胴部10
aの内周面に位置決め突起部40が突設されている。
【0027】上記構成において、位置決め突起部40を
位置決め溝39に位置合わせすることにより、抜け止め
片37をストッパー35に対向させると共に、各係合突
起部38を各凹溝29に対向させ、この状態から駆動歯
車10を支持軸24側に押し込むことにより、各係合突
起部38が各凹溝29に嵌入されると共に、抜け止め片
37の突起部37aがストッパー35を乗り越えて該ス
トッパー35に係合され、駆動歯車10の筒状胴部10
aの一端が環状突起部27内に回転可能に嵌入される
(図1参照)。これによって、駆動歯車10と支持軸2
4とを簡単に連結することができると共に、その一方の
側板6aから支持軸24が外れないようにでき、更に、
駆動歯車10の筒状胴部10aが環状突起部27内に回
転可能に嵌入されているので、駆動歯車10を回転させ
て給紙する際に、その駆動歯車10の軸心が振れたりせ
ず、給紙動作を円滑に行うことができる。
【0028】上記の実施の形態では、位置決め溝39を
凸条28に形成すると共に、位置決め突起部40を筒状
胴部10aに突設したが、その逆に、位置決め溝39を
筒状胴部10aに形成すると共に、位置決め突起部40
を凸条28に突設するようにしてもよい。
【0029】図2〜図4に示すように、前記ピックアッ
プユニット7のユニットケース7aは、左右一対の端板
部44,45と、該両端板部44,45間に配置されて
一方の端板部44に一体形成された略U字状のカバー部
46とを有し、一方の端板部44の基端部に支持軸24
の先端部24cとほぼ同径の貫通孔47aを有する円筒
部47が一体突設されると共に、他方の端板部45の基
端側外周面に貫通孔47aと同心同径の貫通孔48が貫
設されており、その両貫通孔47a,48を支持軸24
に嵌合させることにより、ユニットケース7aを支持軸
24の先端部24cに回転可能に外嵌させることができ
る。なお、49は端板部44,45どうしを連結するビ
スである。
【0030】前記ユニットケース7a内に、給紙ローラ
8と、その給紙ローラ8を支持軸24に連動連結するた
めの歯車機構9とが組み込まれており、前記給紙ローラ
8は、両端板部44,45の先端側内周面に突設した左
右一対の軸部50に回転可能に支持され、その外周部に
摩擦係数の大きいゴム製ベルト51が外嵌されている。
また、前記歯車機構9は連動歯車9aと2つの中間歯車
9b,9cと給紙ローラ8に同心状に設けた従動歯車9
dとからなり、その連動歯車9aはその中心部に貫設し
た十字状貫通孔52を支持軸24の大径基端部24bに
嵌合させて歯車押さえ部33に当接させることにより位
置決めされ(図2参照)、各中間歯車9b,9cは他方
の端板部45に突設した軸部53,54に取り付けられ
ている。なお、図2中、55は一方の端板部44に突設
された歯車押さえ用ストッパー、56はボス部26に外
嵌させた給紙枚数制限リングである。
【0031】組立手順を説明すると、ピックアップユニ
ット7の貫通孔47a,48に支持軸24を挿通した
後、該支持軸24の小径基端部24aをボス部26内に
挿通し、環状突起部27から外方に突出する小径基端部
24aに駆動歯車10の筒状胴部10aを嵌合させれば
よい。これにより、抜け止め片37の突起部37aがス
トッパー35に係合して、駆動歯車10が支持軸24に
係止されると共に、その支持軸24が一方の側板6aに
取り付けられる。
【0032】上記構成において、駆動モータ11により
駆動歯車10を介して支持軸24を回転させることによ
り、各歯車9a〜9dを介して給紙ローラ8を矢印a方
向に回転させ、用紙Pを送り出すことができる。
【0033】上記実施の形態では、駆動歯車10を支持
軸24に係止するために、抜け止め片37の突起部37
aをストッパー35に係合させたが、これに加えて、図
8に示すように、支持軸24の基端面にねじ孔57を形
成し、そのねじ孔57にリング58を介してビス(係止
具)59をねじ込むことにより、リング58を介してビ
ス59の頭部を支持軸24上の駆動歯車10に対向させ
ることが好ましい。これによって、駆動歯車10を支持
軸24から離脱しないように確実に係止することができ
る。なお、リング58を省略し、ビス59の頭部を小径
基端部24aよりも大径にして、そのビス59の大径頭
部を支持軸24上の駆動歯車10に対向させてもよい
(第2の実施の形態)。
【0034】また、図9に示すように、支持軸24の基
端面近傍に周方向に沿って環状溝60を形成し、該環状
溝60に一つ割り状ストッパーリング61を嵌合させ
て、そのストッパーリング61を支持軸24上の駆動歯
車10に対向させてもよい。これによって、第2の実施
の形態と同様の効果を得ることができる(第3の実施の
形態)。
【0035】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、ピックア
ップユニットを取り付けた支持軸が一方の側板に片持ち
構造で支持されており、その支持軸として従来に比べて
短尺なものが用いられているから、材料費が安くつく。
また、支持軸の基端部を支持するために一方の側板だけ
に加工を施せばよいから、加工に手間がかからず、加工
費が安くつく。
【0036】請求項2記載の発明によれば、支持軸の基
端部が一方の側板に突設したボス部により支持されてい
るので、該支持軸を回転させて給紙する際に、その支持
軸の軸心が振れたりせず、給紙動作を円滑に行うことが
できる。
【0037】請求項3記載の発明によれば、駆動歯車を
支持軸の基端部に嵌合させるだけで、該駆動歯車に突設
した抜け止め片が弾性変形して支持軸の凹溝内に一体突
設したストッパーを乗り越えて該ストッパーに係合され
るから、駆動歯車と支持軸とを簡単に連結することがで
きると共に、支持軸の基端部が一方の側板から外れない
ようにすることができる。
【0038】請求項4記載の発明によれば、支持軸の基
端部外周面と駆動歯車の中心孔内周面とのうち、その一
方に突設した位置決め突起部をその他方に形成した位置
決め溝に位置合わせするだけで、抜け止め片をストッパ
ーに対向させて、駆動歯車と支持軸との嵌合を正確に行
うことができる。
【0039】請求項5記載の発明によれば、駆動歯車の
筒状胴部が一方の側板に突設した環状突起部内に回転可
能に嵌入されているので、駆動歯車を回転させて給紙す
る際に、その駆動歯車の軸心が振れたりせず、給紙動作
を円滑に行うことができる。
【0040】請求項6記載の発明によれば、支持軸の基
端面に形成したねじ孔にねじ込んだ係止具を支持軸上の
駆動歯車に対向させているので、その駆動歯車を支持軸
から離脱しないように確実に係止することができる。
【0041】請求項7記載の発明によれば、支持軸の基
端面近傍に形成した環状溝に嵌合させたストッパーリン
グを支持軸上の駆動歯車に対向させているので、その駆
動歯車を支持軸から離脱しないように確実に係止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態である給紙装置を
備えたインクジェット式プリンターを示す一部切欠き正
面図である。
【図2】 同要部の縦断面図である。
【図3】 図2のA−A矢視図である。
【図4】 同要部の分解斜視図である。
【図5】 図2のB−B拡大矢視図である。
【図6】 図5のC−C拡大矢視図である。
【図7】 図5のD−D拡大矢視図である。
【図8】 本発明の第2の実施の形態である給紙装置を
備えたインクジェット式プリンターの要部を示す拡大縦
断面図である。
【図9】 本発明の第3の実施の形態である給紙装置を
備えたインクジェット式プリンターの要部を示す拡大縦
断面図である。
【図10】 従来例を示す同一部切欠き正面図である。
【図11】 同横断面図である。
【符号の説明】
1 筐体 2 給紙口 4 給紙トレイ 6a 一方の側板 6b 他方の側板 7 ピックアップユニット 8 給紙ローラ 10 駆動歯車 10a 駆動歯車の筒状胴部 11 駆動モータ 24 支持軸 26 ボス部 27 環状突起部 29 凹溝 35 ストッパー 37 抜け止め片 39 位置決め溝 40 位置決め突起部 57 ねじ孔 59 ビス(係止具) 60 環状溝 61 ストッパーリング

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給紙トレイと左右一対の側板とにより筐
    体内に給紙口が形成されると共に、該給紙口内に配置し
    た支持軸にピックアップユニットが取り付けられ、該ピ
    ックアップユニットの先端に給紙ローラが回転可能に配
    置されており、前記給紙トレイ上に用紙をセットし、そ
    の用紙に前記給紙ローラを押し付けた状態で、前記筐体
    内に設けた駆動モータにより前記支持軸を介して前記給
    紙ローラを回転させて、前記用紙を送り出すようにした
    給紙装置において、前記支持軸が前記一方の側板から給
    紙口内に延ばされ、該支持軸の先端部に前記ピックアッ
    プユニットが取り付けられていることを特徴とする給紙
    装置。
  2. 【請求項2】 前記支持軸の基端部が前記一方の側板に
    一体突設したボス部内に回転可能に挿通されていること
    を特徴とする請求項1記載の給紙装置。
  3. 【請求項3】 前記支持軸の基端部にその軸心方向に延
    びる凹溝が形成されると共に、該凹溝内にストッパーが
    一体突設され、前記駆動モータにより回転駆動される駆
    動歯車の中心孔内周面に弾性変形可能な抜け止め片が突
    設されており、その駆動歯車を支持軸の基端部に嵌合さ
    せることにより、前記抜け止め片が弾性変形してストッ
    パーを乗り越えて該ストッパーに係合されるようにした
    ことを特徴とする請求項1または2記載の給紙装置。
  4. 【請求項4】 前記支持軸の基端部外周面と駆動歯車の
    中心孔内周面とのうち、その一方に位置決め突起部が突
    設されると共に、その他方に位置決め溝が形成されてお
    り、その位置決め溝に位置決め突起部を位置合わせした
    ときに、前記抜け止め片が前記ストッパーに対向するよ
    うにしたことを特徴とする請求項3記載の給紙装置。
  5. 【請求項5】 前記駆動歯車の筒状胴部が一方の側板に
    突設した環状突起部内に回転可能に嵌入されていること
    を特徴とする請求項3または4記載の給紙装置。
  6. 【請求項6】 前記支持軸の基端面にねじ孔が形成さ
    れ、そのねじ孔にねじ込んだ係止具を支持軸上の駆動歯
    車に対向させるようにしたことを特徴とする請求項3か
    ら5のいずれかに記載の給紙装置。
  7. 【請求項7】 前記支持軸の基端面近傍に周方向に沿っ
    て環状溝が形成され、該環状溝に嵌合させたストッパー
    リングを支持軸上の駆動歯車に対向させるようにしたこ
    とを特徴とする請求項3から5のいずれかに記載の給紙
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011037595A (ja) * 2009-08-11 2011-02-24 Seiko Epson Corp 給紙装置、画像形成装置、及び画像読取装置
US7967288B2 (en) 2009-08-11 2011-06-28 Seiko Epson Corporation Paper supply apparatus, image forming apparatus, and image reading apparatus with abutment member provided on movable guide

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