JP2001079589A - 曝気装置 - Google Patents
曝気装置Info
- Publication number
- JP2001079589A JP2001079589A JP25814199A JP25814199A JP2001079589A JP 2001079589 A JP2001079589 A JP 2001079589A JP 25814199 A JP25814199 A JP 25814199A JP 25814199 A JP25814199 A JP 25814199A JP 2001079589 A JP2001079589 A JP 2001079589A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw
- stirrer
- aeration
- agitator
- sewage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
Landscapes
- Purification Treatments By Anaerobic Or Anaerobic And Aerobic Bacteria Or Animals (AREA)
- Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)
- Aeration Devices For Treatment Of Activated Polluted Sludge (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 曝気槽の汚水を排水することなく、短時間
に、かつ簡易に、曝気装置の攪拌機のメンテナンスを行
うことができ、また、好気状態での汚水処理を効率的に
行うことができる曝気装置を提供すること。 【解決手段】 攪拌機１のスクリュー１２を駆動するモ
ータ部１１を水面上に配置し、かつスクリュー１１を水
平及び鉛直方向成分を持つように、水面に対して斜めに
設置するとともに、攪拌機１のスクリュー１２の回転に
より発生する水流３が散気装置２の直上位置に達するよ
うに、攪拌機１の下流側の曝気槽底部に散気装置２を設
置する。
に、かつ簡易に、曝気装置の攪拌機のメンテナンスを行
うことができ、また、好気状態での汚水処理を効率的に
行うことができる曝気装置を提供すること。 【解決手段】 攪拌機１のスクリュー１２を駆動するモ
ータ部１１を水面上に配置し、かつスクリュー１１を水
平及び鉛直方向成分を持つように、水面に対して斜めに
設置するとともに、攪拌機１のスクリュー１２の回転に
より発生する水流３が散気装置２の直上位置に達するよ
うに、攪拌機１の下流側の曝気槽底部に散気装置２を設
置する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、曝気装置に関し、
特に、下水や汚水（以下、単に「汚水」という。）の処
理場に設けられる曝気槽に、攪拌専用に設置される攪拌
機の保守点検を、簡単に行えるようにした曝気装置に関
するものである。
特に、下水や汚水（以下、単に「汚水」という。）の処
理場に設けられる曝気槽に、攪拌専用に設置される攪拌
機の保守点検を、簡単に行えるようにした曝気装置に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、中小規模の処理場では、汚水の処
理量が少ないため、さらには、スペース、設備費等の関
係から、１つの回流式の曝気槽を採用し、好気状態での
処理と、嫌気状態での処理とを交互に切り替えて汚水を
生物処理するようにしている。
理量が少ないため、さらには、スペース、設備費等の関
係から、１つの回流式の曝気槽を採用し、好気状態での
処理と、嫌気状態での処理とを交互に切り替えて汚水を
生物処理するようにしている。
【０００３】ところで、この回流式の曝気槽として、図
３に示すように、曝気槽５の水路５１内の水中にスクリ
ュー式の攪拌機４を設置し、その攪拌機４の下流側の曝
気槽底部に散気装置２を設置した曝気装置を用いたもの
が実用化されている。
３に示すように、曝気槽５の水路５１内の水中にスクリ
ュー式の攪拌機４を設置し、その攪拌機４の下流側の曝
気槽底部に散気装置２を設置した曝気装置を用いたもの
が実用化されている。
【０００４】そして、この曝気槽５においては、攪拌機
４にて曝気槽５に循環水流を発生させつつ、散気装置２
から汚水中に散気して汚水を曝気して、好気状態で硝化
処理を行い、また、散気装置２からの散気を停止した状
態で、攪拌機４のみを駆動して、嫌気状態で脱窒処理を
行うようにしている。なお、好気状態での硝化処理と、
嫌気状態での脱窒処理は、汚水の状態に応じて、交互
に、あるいは、選択的に、行うことができる。
４にて曝気槽５に循環水流を発生させつつ、散気装置２
から汚水中に散気して汚水を曝気して、好気状態で硝化
処理を行い、また、散気装置２からの散気を停止した状
態で、攪拌機４のみを駆動して、嫌気状態で脱窒処理を
行うようにしている。なお、好気状態での硝化処理と、
嫌気状態での脱窒処理は、汚水の状態に応じて、交互
に、あるいは、選択的に、行うことができる。
【０００５】
【発明が曝気装置解決しようとする課題】ところで、上
記従来の曝気槽５に設けられる曝気装置は、攪拌機４を
曝気槽５の水路５１内の水中に設置するようにしている
ので、攪拌機４のメンテナンス時には、曝気槽５の汚水
を少なくとも攪拌機４が水面上に出るまで排水しなけれ
ばならず、時間及び手数を要し、その間、汚水処理が完
全に停止しなければならないという問題があった。ま
た、攪拌機４を曝気槽５の水路５１内の水中に設置して
いるため、発生水流が（鉛直下向き成分を有しない）水
平成分のみとなり、散気装置２からの気泡の浮上を阻止
することができないので、気泡の汚水中の滞留時間が短
くなり、好気状態での汚水処理が効率的に行えないとい
う問題があった。
記従来の曝気槽５に設けられる曝気装置は、攪拌機４を
曝気槽５の水路５１内の水中に設置するようにしている
ので、攪拌機４のメンテナンス時には、曝気槽５の汚水
を少なくとも攪拌機４が水面上に出るまで排水しなけれ
ばならず、時間及び手数を要し、その間、汚水処理が完
全に停止しなければならないという問題があった。ま
た、攪拌機４を曝気槽５の水路５１内の水中に設置して
いるため、発生水流が（鉛直下向き成分を有しない）水
平成分のみとなり、散気装置２からの気泡の浮上を阻止
することができないので、気泡の汚水中の滞留時間が短
くなり、好気状態での汚水処理が効率的に行えないとい
う問題があった。
【０００６】本発明は、上記従来の曝気装置の有する問
題点に鑑み、曝気槽の汚水を排水することなく、短時間
に、かつ簡易に、曝気装置の攪拌機のメンテナンスを行
うことができ、また、好気状態での汚水処理を効率的に
行うことができる曝気装置を提供することを目的とす
る。
題点に鑑み、曝気槽の汚水を排水することなく、短時間
に、かつ簡易に、曝気装置の攪拌機のメンテナンスを行
うことができ、また、好気状態での汚水処理を効率的に
行うことができる曝気装置を提供することを目的とす
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の曝気装置は、回流式の曝気槽内に、攪拌機
と散気装置とを設置するようにした曝気装置において、
攪拌機のスクリューを駆動するモータ部を水面上に配置
し、かつスクリューを水平及び鉛直方向成分を持つよう
に、水面に対して斜めに設置するとともに、攪拌機のス
クリューの回転により発生する水流が散気装置の直上位
置に達するように、攪拌機の下流側の曝気槽底部に散気
装置を設置したことを特徴とする。
め、本発明の曝気装置は、回流式の曝気槽内に、攪拌機
と散気装置とを設置するようにした曝気装置において、
攪拌機のスクリューを駆動するモータ部を水面上に配置
し、かつスクリューを水平及び鉛直方向成分を持つよう
に、水面に対して斜めに設置するとともに、攪拌機のス
クリューの回転により発生する水流が散気装置の直上位
置に達するように、攪拌機の下流側の曝気槽底部に散気
装置を設置したことを特徴とする。
【０００８】この曝気装置は、攪拌機のスクリューを駆
動するモータ部を水面上に配置し、かつスクリューを水
平及び鉛直方向成分を持つように、水面に対して斜めに
設置するようにしているので、曝気槽の汚水を排水する
ことなく、短時間に、かつ簡易に、曝気装置の攪拌機の
メンテナンスを行うことができ、汚水処理を効率的に行
うことができ、また、発生水流が鉛直下向き成分を持つ
ようになるため、散気装置からの気泡の浮上を阻止する
ことができ、気泡の汚水中の滞留時間を長くして、特
に、好気状態での汚水処理を効率的に行うことができ
る。
動するモータ部を水面上に配置し、かつスクリューを水
平及び鉛直方向成分を持つように、水面に対して斜めに
設置するようにしているので、曝気槽の汚水を排水する
ことなく、短時間に、かつ簡易に、曝気装置の攪拌機の
メンテナンスを行うことができ、汚水処理を効率的に行
うことができ、また、発生水流が鉛直下向き成分を持つ
ようになるため、散気装置からの気泡の浮上を阻止する
ことができ、気泡の汚水中の滞留時間を長くして、特
に、好気状態での汚水処理を効率的に行うことができ
る。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の曝気装置の実施の
形態を図面に基づいて説明する。
形態を図面に基づいて説明する。
【００１０】図１〜図２に、本発明の曝気装置を設置し
た曝気槽の一実施例を示したもので、回流式の曝気槽５
の水路５１内に、攪拌機１と散気装置２とを設置するよ
うにしている。
た曝気槽の一実施例を示したもので、回流式の曝気槽５
の水路５１内に、攪拌機１と散気装置２とを設置するよ
うにしている。
【００１１】攪拌機１は、スクリュー１２を駆動するモ
ータ部１１が、常に曝気槽５の水面上に配置されるよう
にし、スクリュー１２は、汚水中に位置するようにす
る。
ータ部１１が、常に曝気槽５の水面上に配置されるよう
にし、スクリュー１２は、汚水中に位置するようにす
る。
【００１２】また、攪拌機１のスクリュー１２は、スク
リュー１２の回転により発生する水流３が鉛直下向き成
分を持つように、水平及び鉛直方向成分を持つように、
水面に対して斜めに設置するようにする。
リュー１２の回転により発生する水流３が鉛直下向き成
分を持つように、水平及び鉛直方向成分を持つように、
水面に対して斜めに設置するようにする。
【００１３】散気装置２は、曝気槽５の水路５１外に配
設されたブロワ（図示省略）に接続されて、ブロアから
散気用の空気が供給されるように構成する。
設されたブロワ（図示省略）に接続されて、ブロアから
散気用の空気が供給されるように構成する。
【００１４】そして、攪拌機１と散気装置２とは、曝気
槽５の水路５１内の所定の箇所に、最適の位置関係を保
つように、具体的には、攪拌機１のスクリュー１２の回
転により発生する水流３が散気装置２の直上位置に達す
るように、攪拌機１の下流側の曝気槽底部に散気装置２
を設置するようにする。
槽５の水路５１内の所定の箇所に、最適の位置関係を保
つように、具体的には、攪拌機１のスクリュー１２の回
転により発生する水流３が散気装置２の直上位置に達す
るように、攪拌機１の下流側の曝気槽底部に散気装置２
を設置するようにする。
【００１５】この曝気装置は、攪拌機４にて曝気槽５に
循環水流を発生させつつ、散気装置２から汚水中に散気
して汚水を曝気して、好気状態で硝化処理を行い、ま
た、散気装置２からの散気を停止した状態で、攪拌機４
のみを駆動して、嫌気状態で脱窒処理を行うことができ
る。
循環水流を発生させつつ、散気装置２から汚水中に散気
して汚水を曝気して、好気状態で硝化処理を行い、ま
た、散気装置２からの散気を停止した状態で、攪拌機４
のみを駆動して、嫌気状態で脱窒処理を行うことができ
る。
【００１６】そして、攪拌機４のスクリュー１２を駆動
するモータ部１１を水面上に配置し、かつスクリュー１
２を水平及び鉛直方向成分を持つように、水面に対して
斜めに設置するようにしているので、曝気槽５の汚水を
排水することなく、短時間に、かつ簡易に、攪拌機４の
メンテナンスを行うことができ、汚水処理を効率的に行
うことができ、また、攪拌機１のスクリュー１２の回転
により発生する水流３が鉛直下向き成分を持つようにな
るため、散気装置２からの気泡の浮上を阻止しながら微
細化することができ、気泡の汚水中の滞留時間を長くし
て、特に、好気状態での汚水処理を効率的に行うことが
できる。
するモータ部１１を水面上に配置し、かつスクリュー１
２を水平及び鉛直方向成分を持つように、水面に対して
斜めに設置するようにしているので、曝気槽５の汚水を
排水することなく、短時間に、かつ簡易に、攪拌機４の
メンテナンスを行うことができ、汚水処理を効率的に行
うことができ、また、攪拌機１のスクリュー１２の回転
により発生する水流３が鉛直下向き成分を持つようにな
るため、散気装置２からの気泡の浮上を阻止しながら微
細化することができ、気泡の汚水中の滞留時間を長くし
て、特に、好気状態での汚水処理を効率的に行うことが
できる。
【００１７】
【発明の効果】本発明の曝気装置によれば、攪拌機のス
クリューを駆動するモータ部を水面上に配置し、かつス
クリューを水平及び鉛直方向成分を持つように、水面に
対して斜めに設置するようにしているので、曝気槽の汚
水を排水することなく、短時間に、かつ簡易に、曝気装
置の攪拌機のメンテナンスを行うことができ、汚水処理
を効率的に行うことができ、また、発生水流が鉛直下向
き成分を持つようになるため、散気装置からの気泡の浮
上を阻止することができ、気泡の汚水中の滞留時間を長
くして、特に、好気状態での汚水処理を効率的に行うこ
とができる。
クリューを駆動するモータ部を水面上に配置し、かつス
クリューを水平及び鉛直方向成分を持つように、水面に
対して斜めに設置するようにしているので、曝気槽の汚
水を排水することなく、短時間に、かつ簡易に、曝気装
置の攪拌機のメンテナンスを行うことができ、汚水処理
を効率的に行うことができ、また、発生水流が鉛直下向
き成分を持つようになるため、散気装置からの気泡の浮
上を阻止することができ、気泡の汚水中の滞留時間を長
くして、特に、好気状態での汚水処理を効率的に行うこ
とができる。
【図１】本発明の曝気装置を設置した曝気槽の一実施例
を示す縦断面図である。
を示す縦断面図である。
【図２】同平面図である。
【図３】従来の曝気装置を設置した曝気槽を示す縦断面
図である。
図である。
１ 攪拌機 １１ モータ部 １２ スクリュー ２ 散気装置 ３ 水流 ４ 攪拌機 ５ 曝気槽 ５１ 水路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大出 浩輔 兵庫県尼崎市下坂部３丁目11番１号 日立 機電工業株式会社内 (72)発明者 安東 卓也 兵庫県尼崎市下坂部３丁目11番１号 日立 機電工業株式会社内 Ｆターム(参考） 4D029 AA03 AA09 AB07 BB10 DD03 4D040 AA31 BB52 4G035 AB08 AB11 AE13 4G078 AA01 AB20 BA03 CA05 CA12 CA19 DA19 DB01 DB10 EA20
Claims (1)
- 【請求項１】 回流式の曝気槽内に、攪拌機と散気装置
とを設置するようにした曝気装置において、攪拌機のス
クリューを駆動するモータ部を水面上に配置し、かつス
クリューを水平及び鉛直方向成分を持つように、水面に
対して斜めに設置するとともに、攪拌機のスクリューの
回転により発生する水流が散気装置の直上位置に達する
ように、攪拌機の下流側の曝気槽底部に散気装置を設置
したことを特徴とする曝気装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25814199A JP2001079589A (ja) | 1999-09-13 | 1999-09-13 | 曝気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25814199A JP2001079589A (ja) | 1999-09-13 | 1999-09-13 | 曝気装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001079589A true JP2001079589A (ja) | 2001-03-27 |
Family
ID=17316097
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25814199A Pending JP2001079589A (ja) | 1999-09-13 | 1999-09-13 | 曝気装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001079589A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006326558A (ja) * | 2005-05-30 | 2006-12-07 | Maezawa Ind Inc | 曝気撹拌装置 |
| JP2015514568A (ja) * | 2012-03-23 | 2015-05-21 | インヴェント ウムヴェルト ウント フェアファーレンシュテッヒニク アーゲーＩｎｖｅｎｔ Ｕｍｗｅｌｔ‐ ｕｎｄ Ｖｅｒｆａｈｒｅｎｓｔｅｃｈｎｉｋ ＡＧ | 排水処理タンク内に流れを生成する装置及び方法 |
-
1999
- 1999-09-13 JP JP25814199A patent/JP2001079589A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006326558A (ja) * | 2005-05-30 | 2006-12-07 | Maezawa Ind Inc | 曝気撹拌装置 |
| JP2015514568A (ja) * | 2012-03-23 | 2015-05-21 | インヴェント ウムヴェルト ウント フェアファーレンシュテッヒニク アーゲーＩｎｖｅｎｔ Ｕｍｗｅｌｔ‐ ｕｎｄ Ｖｅｒｆａｈｒｅｎｓｔｅｃｈｎｉｋ ＡＧ | 排水処理タンク内に流れを生成する装置及び方法 |
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