JP2001078479A - 電動二輪車 - Google Patents

電動二輪車

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JP2001078479A
JP2001078479A JP25519699A JP25519699A JP2001078479A JP 2001078479 A JP2001078479 A JP 2001078479A JP 25519699 A JP25519699 A JP 25519699A JP 25519699 A JP25519699 A JP 25519699A JP 2001078479 A JP2001078479 A JP 2001078479A
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angle
brushless motor
electric motorcycle
processor
control
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Hideo Omoto
秀雄 大本
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Tokyo R&D Co Ltd
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Tokyo R&D Co Ltd
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  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
  • Arrangement Of Transmissions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 デジタル信号処理用のプロセッサを用いるこ
とで、ブラシレスモータを高効率、高トルクで制御し、
あるいは高速制御し、さらに当該モータの始動をスムー
ズに行う。 【解決手段】 ブラシレスモータ16と、直流電源ユニ
ット12と、直流電源ユニット12から直流を入力し、
これをブラシレスモータ16を駆動するための交流に変
換して出力するインバータ13と、インバータ13への
制御信号を生成するコントローラ(タイミング発生回路
14、タイミング決定回路15)と、を有してなる電動
二輪車1において、さらに、デジタル信号処理プロセッ
サ161を有し、当該プロセッサ161により、コント
ローラに制御信号を与えて、ブラシレスモータ16を制
御することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駆動用モータをデ
ジタル制御することができる電動二輪車に関する。
【0002】
【従来背景】電気スクータ等の電動二輪車では、以前で
は、駆動源として、伝統的なDCモータ(ブラシを用い
たDCモータ)が使用されてきたが、近時、信頼性に優
れかつ効率が高いブラシレスモータが使用されようにな
っている。
【0003】ところが、ブラシレスモータを駆動源とし
て使用した電動二輪車では、複雑な機能が要求されな
いこと、技術開発は、モータの小型化および低製造コ
スト化に主眼をおいてなされていることなどの理由か
ら、当該モータの通電タイミング等を積極的に変更し
て、一層の性能向上を図る技術は提供されていない。
【0004】図15は、従来の電動二輪車9をモデル化
して表すもので、操作手段(アクセル、ブレーキ等)9
1、直流電源ユニット(電池、コンデンサ等)92、三
相インバータ93、タイミング発生回路94、ブラシレ
スモータ96を含んで構成されている。
【0005】図15では、ブラシレスモータ96は、電
機子固定タイプのものが使用されており、筒状のステー
タ961と、この内側に配置されるロッド状のロータ9
63とを有している。ステータ961は、モータコイル
962が巻回された6つの突極を内側に持つ電機子から
なる。ロータ963は、N極,S極の2極永久磁石から
なる。ロータ963には、位置センサ971およびエン
コーダ972からなる位置検出器97が設けられてい
る。
【0006】モータコイル962には、三相インバータ
93が接続され、この三相インバータ93はタイミング
発生回路94からの通電タイミング信号によりモータコ
イル962に所定位相の電流を供給する。タイミング発
生回路94は、エンコーダ972からの信号に基づき、
三相インバータ93に所定の通電タイミング信号を送出
することができる。
【0007】図16は、図15における位置検出器97
により検出された通電タイミングを示す図である。同図
では、ブラシレスモータ96のロータ位置をX,Y,Z
で示し、三相インバータ93の−側の通電状態をU−,
V−,W−で、+側の通電状態をU+,V+,W+で表
してある。図16に示す制御技術では、通電タイミング
は、位置検出器97からの信号に基づき、一意的に決定
される。
【0008】ところで、近年、電動二輪車のモータの、
高効率の運転、高トルクでの運転、高速の運転、スムー
ズな始動等が、モータの小型化、低製造コスト化に加え
て、強く要望されるようになっている。
【0009】
【発明の目的】本発明の目的は、デジタル信号処理用の
プロセッサを用いて、ブラシレスモータを高効率、高ト
ルクで制御し、あるいは高速制御し、さらに当該モータ
の始動をスムーズに行うことができる電動二輪車を提供
することである。
【0010】
【発明の概要】本発明者らは、専用または汎用のデジタ
ル信号処理プロセッサを用いることで、従来、他のモー
タに行われているモータ制御技術を、電動二輪車に応用
することができるとの知見を得て本発明をなすに至っ
た。
【0011】本発明の電動二輪車は、ブラシレスモータ
と、直流電源ユニットと、この直流電源ユニットから直
流を入力しこれを前記ブラシレスモータを駆動するため
の交流に変換して出力するインバータと、インバータへ
の制御信号を生成するコントローラとを有してなり、さ
らに、専用または汎用のデジタル信号処理プロセッサを
有し、当該デジタル信号処理プロセッサにより、前記コ
ントローラに制御信号を与えて、前記ブラシレスモータ
を制御することを特徴とする。
【0012】ここで専用のデジタル信号処理プロセッサ
とは、DSP(Digital Signal Pro
cessor)であり、汎用のデジタル信号処理プロセ
ッサとは、CPU(Central Processo
r Unit)を意味している。
【0013】本発明では、ブラシレスモータの制御は、
進角制御、PWM制御、ベクトル制御、交互ア
ームスイッチング制御、可変キャリアPWM制御、
アクセル開度情報取得タイミング制御、アクセル急変
時制御、ロータ位置検出による通電タイミング制御、
の何れかまたはこれらの組み合わせにより行うことがで
きる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態におけ
る制御技術を説明する。図1は、電動二輪車1をモデル
化して表すもので、操作手段11、直流電源ユニット1
2、三相インバータ13、コントローラ(タイミング発
生回路14およびタイミング決定回路15)、ブラシレ
スモータ16を含んで構成されている。
【0015】図1では、ブラシレスモータ16は、電機
子固定タイプのものが使用されており、筒状のステータ
161と、この内側に配置されるロッド状のロータ16
3とを有している。ステータ161は、モータコイル1
62が巻回された6つの突極を持つ電機子からなり、ロ
ータ163は、N極,S極の2極永久磁石からなる。ロ
ータ163には、位置センサ171およびエンコーダ1
72からなる位置検出器17が設けられている。
【0016】モータコイル162には、三相インバータ
13が接続され、この三相インバータ13はタイミング
発生回路14からの通電タイミング信号によりモータコ
イル162に所定位相の電流を供給する。タイミング発
生回路14は、タイミング決定回路15からのタイミン
グ指示信号により動作する。タイミング決定回路15
は、DSP151を内蔵しており、DSP151は、エ
ンコーダ172からの信号に基づき、ブラシレスモータ
16の角速度、角加速度を算出するとともに、操作手段
11からアクセル開度情報、直流電源ユニット12から
電池情報を取得しており、三相インバータ13に所定の
通電タイミング信号を送出することができる。
【0017】なお、図1では三相インバータ13は、簡
易的に示されており、ロワーアームを構成するFETU
−,FETV−,FETW−と、アッパーアームを構成
するFETU+,FETV+,FETW+とからなる。
【0018】進角制御 進角制御は、弱め界磁制御とも呼ばれるもので、モータ
コイルへの通電タイミングを進める制御方法である。図
2は、120°通電によりブラシレスモータ16を進角
制御する場合において、ステータ163に対する、ロー
タ161の突極の回転位置(突極の相対位置)と三相イ
ンバータ13の出力との関係を示す図である。
【0019】図2では、ロータ161の所定基準位置
(図示せず)からの回転角度(ここでは、X相に対する
電気角ANG(X))を示してある。この回転角の、0
°(360°)位置が位置検出器17により検出される
タイミングである。また、図2では、三相インバータ1
3のロワーアーム側の通電状態をU−,V−,W−で示
し、アッパーアーム側の通電状態をU+,V+,W+で
表してあり、またロータ161の位置に対して所定角だ
け通電タイミングを進めたタイミングで電機子巻き線1
62に電流が流されている様子が示されている。なお、
図2では、ANG(X)に対応する進み電気角αXのみ
を示してある。
【0020】図3(A),(B)に通電タイミングの決
定方法の一例を示す。図3(A)は、制御プログラムメ
インルーチン(メインルーチンの詳細については図示は
省略する)から分岐した割込み処理ルーチンを示す図で
あり、メインルーチンにおいて割込み設定が決定される
と(S110)、割込み設定(S120)および割込み
処理(S130)がなされた後、当該割込み処理は終了
する(S140)。
【0021】図3(B)に、図3(A)の処理におけ
る、ブラシレスモータ16の各相X,Y,Zそれぞれに
ついての通電タイミング(立上がりと立下り)を示す。
なお、図3(A),(B)の制御においては、起動直後
には各相X,Y,Zについての割込みは行わず、アクセ
ル開度に応じて、ロワーアーム側FETU−,FETV
−,FETW−をPWM(パルス幅変調)制御すること
ができる(後述する、PWM制御を参照)。
【0022】図4(A),(B)に、他の通電パターン
の決定方法の他の例を示す。図4(A)では、メインル
ーチンにおいて割込み設定が決定されると(S21
0)、割込み設定(S220)、アクセル開度,ブレー
キ状態,角速度,角加速度,電池残量,電池電流等のパ
ラメータの取込み(S230)、現在のロータ位置の推
測(S240)、最適な進み角αの算出(S250)、
ロワーアーム側のFETU−,FETV−,FETW
−、アッパーアーム側のFETU+,FETV+,FE
TW+の制御(S260)を行う。そして、割込みの終
了があったか否かにより(S270)、処理を終了し
(S280)、あるいは処理をS230に戻す。
【0023】図4(B)は、図4(A)の処理よりも単
純な処理方法を示す図である。4(B)では、メインル
ーチンにおいて割込み設定が決定されると(S31
0)、割込み設定(S320)、角速度の算出(S33
0)、角速度補正がなされ(S340)、この後処理が
終了する(S340)。
【0024】以上の例では、たとえば低い電池電圧でブ
ラシレスモータ16を高回転で駆動することが可能とな
るので、安全性を維持しながら電動二輪車1の最高速度
を高めることができ、あるいは同一の最高速度であって
もより大きなトルクを得ることができる。
【0025】PWM制御 PWM制御では、タイミング決定回路15が、タイミン
グ発生回路14にPWM波形を生成させるための信号を
送出する。図5に示すように、PWMによりブラシレス
モータ16の制御を行う場合、通電パターンが変化する
ときのロワーアーム側、およびアッパーアーム側の立上
がり、および立下りが急峻とならないように制御するこ
とができる。
【0026】図5では、120°通電によりブラシレス
モータ16を駆動する場合において、ステータ163に
対する、ロータ161の回転位置と三相インバータ13
の出力との関係を示す図である。図5では、位置検出器
17により検出されたロータ161の所定基準位置(図
示せず)からの回転角度をX相についてのみ(電気角A
NG(X))示してある。また、図5では、三相インバ
ータのロワーアーム側の通電状態をU−,V−,W−で
示し、アッパーアーム側の通電状態をU+,V+,W+
で表してあり、ロワーアーム側の立上がりには勾配が付
けられている。
【0027】これにより、無効電流を減少させてブラシ
レスモータ16の効率を向上させることができ、したが
って電動二輪車1の一回の充電での走行距離を延長する
ことができる。なお、図5では、上記ので述べた進角
制御は行っていないが、実働に際しては当該進角制御
と、図5に例示したPWM制御とを複合させて、ブラシ
レスモータ16の運転を行うことが好ましい。
【0028】ベクトル制御 ベクトル制御は、「空間ベクトル制御」とも称されるも
ので、モータコイル162への通電タイミングを、各相
の切り換わりの際に、巻き線に流れる電流をベクトル的
に変化させる制御方法である。ベクトル制御を行うこと
で、ブラシレスモータ16の効率を高めるものである。
【0029】180°通電パターンでのベクトル制御を
行う場合を以下に説明する。この場合、たとえばFET
U+がONのときには、FETV−,FETW−がON
となり、電流IU−は、電流IV+とIW+とに分割さ
れる。
【0030】図6に空間ベクトルA、A1およびA2に
ついてのベクトルを示す。基準軸mに対してθの角度を
持ち、大きさが最大実効値のγ%のベクトルAは、 V−側PWMデューティ=γ×cos(θ×1.5)
[%] W−側PWMデューティ=γ×sin(θ×1.5)
[%] とすることにより得られる。なお、上式中の係数「1.
5」は、位置センサ171を構成するスイッチが、ロー
タの機械的回転角120°間隔で3つ設けられており、
それぞれのスイッチが180°幅のパルスを出力するこ
とによる。たとえば、基準軸mに対して0°の角度を持
ち、大きさが最大実効値の80%のベクトルA1は、 V−側PWMデューティ=80×cos(0°×1.
5)=80[%] W−側PWMデューティ=80×sin(0°×1.
5)=0[%] とすることにより得られ、基準軸mに対して60°の角
度を持ち、大きさが最大実効値の80%のベクトルA2
は、 V−側PWMデューティ=80×cos(60°×1.
5)=80[%] W−側PWMデューティ=80×sin(60°×1.
5)=0[%] とすることにより得られる。ブラシレスモータ16のロ
ータの回転角に応じて、この2つの電流の割合を変化さ
せることにより、効率の高い運転が可能となる。
【0031】なお、通常のベクトル制御では、sin,
cosを用いてデューティを算出しているが、アクセル
開度,電池情報,角速度,角加速度で補正を加えて、デ
ューティを算出することもできる。すなわち、 V−側PWMデューティ[%]=ACCEL×F
(θ,ACCEL,BATT,N,α) W−側PWMデューティ[%]=ACCEL×F
(θ,ACCEL,BATT,N,α) ただし、ACCEL:アクセル開度[%] θ:角度[°] BATT:電池情報 N:回転数 α:加速度 F(θ,ACCEL,BATT,N,α)、F
(θ,ACCEL,BATT,N,α)は、具体的に
は、θ,ACCEL,BATT,N,α等を適宜変化さ
せて、シミュレーションを行い。最適な関数を導出する
ことができる。
【0032】交互アームスイッチング制御 120°通電でのPWM制御を行う場合、ロワーアーム
(FETU−,FETV−,FETW−)と、アッパー
アーム(FETU+,FETV+,FETW+)のうち
何れか一方の側のアームのみでPWMスイッチングを行
うことができる。この場合には、スイッチングロスによ
り、スイッチングを行っている側のアームのFETが、
行っていない側のアームのFETよりも温度が上昇して
しまう。
【0033】図7に、120°通電でのPWM制御にお
いて交互アームスイッチング制御を行う場合の、U+
相,V+相,W+相およびU−相,V−相,W−相につ
いての、PWMスイッチングを示す。
【0034】本発明では、交互アームスイッチング制
御、すなわちブラシレスモータ16の負荷が大きい場合
には、アッパーアームのFETとロワーアームのFET
とについて、PWMスイッチングを交互に行うことで上
記スイッチングロスによる温度上昇を回避することがで
きる。本実施形態では、両アームのスイッチングを1:
1の割合で交互に交替させるのではなく、スイッチング
素子(FET)のコスト(一般に発熱が大きい素子は、
低価格である)と、実際の実装における放熱方法等を考
慮して、スイッチングを行う時間割合を可変とするスイ
ッチング方式を採用することができる。
【0035】可変キャリアPWM制御 可変キャリアPWM制御では、モータの回転数等に応じ
て、三相インバータ13のスイッチング周波数を積極的
に変化させて、出力や効率の向上を図ることができる。
一般にキャリア周波数が高いほど、単位時間あたりのス
イッチング素子のスイッチング回数が増加する。これに
伴い、三相インバータ13全体のスイッチングロスも増
大し、効率が低下する。一方、FET等の半導体スイッ
チング素子には、連続して流すことができる電流値に制
限があり、流す時間が短いほど、大電流を流すことがで
きる。また、当然、モータの回転数が上昇すれば、1回
転あたりのON、OFFする制御に用いることができる
時間は短くなる。
【0036】したがって、高い回転数のときにも十分な
制御を行うことができるように、キャリア周波数は高く
設定しておくことが好ましい。すなわち、通常は、モー
タの最大回転数と,スイッチング素子に流すことができ
る電流の値で決まる、ある幅を持ったキャリア周波数の
範囲で、たとえばスイッチング損失が少なくなるある一
定のキャリア周波数を選ぶことになるが、モータの回転
数が変わるときに、その時々に応じてスイッチング損失
が少なくなるようにキャリア周波数を変化させて効率を
向上させることができる。
【0037】図15にブロック図で示した従来の電動二
輪車91では、ブラシレスモータ96をPWM制御によ
り駆動する場合、キャリア周波数は固定である。しか
し、電動二輪車では、通常の四輪電気自動車と比較して
モータに要求される回転数の範囲は広域となることにか
んがみて、本実施形態では、ブラシレスモータ16のP
WM制御に、可変キャリアPWM制御方法を応用するこ
ととした。
【0038】本実施形態では、特に電動二輪車1独自
に、パラメータを選び、これに基づきキャリア周波数決
定することができる。このパラメータとして、ブラシレ
スモータ16の回転数、アクセル開度、電池情報(電流
値)、加速度、進角量が挙げられる。もちろん、本実施
形態では、力行と回生とで、パラメータの選択あるいは
パラメータの値を変更することで、キャリア周波数を変
更ることもできる。
【0039】特に、モータの回転数に応じて、最も効率
を高くするキャリア周波数、あるいは最も出力を高くす
るキャリア周波数をリアルタイムで演算決定することも
できる。ただし、通常は、予めシミュレーションによ
り、代表的な回転数に対応する、高効率キャリア周波
数、および高出力キャリア周波数を求めてテーブル化し
ておくとともに、いくつかのモードごとに、近似式をプ
ログラムに記述しておくことができる。
【0040】図8は、力行時高効率モード、力行時高出
力モード、および回生モードの3モードによるキャリア
周波数を決定する方法を示している。可変キャリアPW
M制御が開始すると(S410)、操作手段11からの
情報(たとえばブレーキ情報、アクセル開度情報)を参
照して電動二輪車1が力行動作をしているか回生動作を
しているかが判断される(S420)。
【0041】力行動作の場合には、アクセル開度、モー
タ回転数、加速度、電池残量等の高効率モード/高出力
モード決定情報に基づき、高出力モードでの制御を行う
か、高効率モードでの制御を行うか(図8では高効率モ
ードか否か)が判断される(S430)。高効率モード
での制御の場合には、アクセル開度、モータ回転数、加
速度、進角量等の算出式情報に基づき、力行時高効率モ
ード用の算出式が選ばれ(S440)、これに応じたキ
ャリア周波数が決定され(S450)、高出力モードで
の制御の場合には、上記算出式情報に基づき力行時高出
力モード用の算出式が選ばれ(S460)、これに応じ
たキャリア周波数が決定される(S450)。
【0042】一方、回生動作の場合には、上記算出式情
報に基づき回生動作用の算出式が選ばれ(S470)、
これに応じたキャリア周波数が決定される(S45
0)。
【0043】アクセル開度情報取得タイミング制御 電動二輪車1では、アクセルの開度情報を取り込んで、
モータの回転数、トルクなどを制御する。通常、運転車
が操作するアクセル開度の変化は、アクセルに連動した
ボリュームの抵抗値の変化(すなわち電流値の変化)と
なる。
【0044】このとき、アクセル開度情報の伝達ライン
の引き回し等により、当該ラインにノイズが乗ると、正
しいアクセル開度情報を得ることができないことがあ
る。一方、アクセル開度情報を誤って読み込むことは、
特に電気スクータ等の電動二輪車1では危険性が高いの
で、このアクセル開度の情報の読み込みは、高精度で行
われなければならない。また、モータ自身の駆動電流、
スイッチング電流も、ノイズ源となる最も大きな要因の
1つである。
【0045】上記電流値の変化は、電流/電圧変換回路
により電圧値に変換され、ADコンバータに入力され、
DSPあるいはCPUが使用できるパラメータとなる。
このパラメータの作成時にノイズの影響を考慮して、A
Dコンバータの前段に、電気回路によるローパスフィル
タ(アナログフィルタ)を設けることができる。また、
ADコンバータの出力をデジタル演算して、フィルタリ
ングする(すなわち,機能としてのデジタルフィルタに
よりフィルタリングする)こともできる。
【0046】ブラシレスモータ16の場合、駆動電流に
よるノイズの発生が考えられる。PWM制御では、図9
に示すように、FETに電流が流れていない期間(FE
TがOFFの期間)と、電流が流れている期間(FET
がONの期間)とが存在する。したがって、ノイズが少
ないと予想される電流が流れていない期間にアクセル開
度を読み取ることができる。アクセル開度の決定は、図
10に示すように、一般には50回程度のサンプリング
(すなわち、50Hz程度)で十分である。
【0047】本実施形態では、アクセル開度情報の読み
取りタイミングをFETがOFFになっている期間中に
選んであるのでノイズの影響を少なくできる。
【0048】アクセル急変時制御 従来のガソリンエンジン駆動型の二輪車では、エンジン
と駆動輪とを結ぶ駆動系にゴムを用いたダンパ機能を持
っていたり、CVTと称されるトルクの急変を伝達しに
くい駆動方式を採用している。これにより、アクセルの
開度が急変することで、エンジンから駆動輪に伝えられ
るトルクが急変しても、乗り心地が悪化することはな
い。
【0049】本実施形態では、で説明したアナログフ
ィルタまたはデジタルフィルタによりトルクの急変を抑
えて、上記のダンパ機構を省略したり、CVT駆動方式
を採用しないようにできる。
【0050】ロータ位置検出による通電タイミング制
御 図15に示した従来の電動二輪車9の制御においては、
角度の算出については、基本的な通電実行に必用なロー
タの回転角度信号を、位置検出器97から取得する必用
がある。すなわち電気角60°おきの角度信号のみか
ら、たとえば効率を向上させるためには、正確でかつ細
かな角度の通電タイミングの実現が必要となる。しか
し、モータの回転速度、アクセル開度、さらには外部要
因(上り坂、下り坂、路面状況、風等)が時々刻々と変
化するために、ある瞬間のロータの位置を知っても、次
に必用な通電時のロータの位置を正確に予測することは
極めて難しい。
【0051】これを簡単に解決するためには、たとえば
磁気検出手段(ホール素子等)の個数を増やしたり、ま
たロータ側に解像度を高くするためのエンコード用手段
(たとえば、磁気テープを貼り付けた円盤)を取り付け
るなどの必用がある。さらに、図示はしないが位置検出
器として光学的エンコーダユニットを用いた場合には、
光センサの個数を増やしたり、光学的エンコード用のス
リット盤の解像度を高くするための手段(たとえば、ス
リットが設けられた円盤)を用意することが必用とな
る。
【0052】本実施形態では、以下に説明するように、
ハードウェアによらずに、ソフトウェアにより解像度を
高くすることができる。
【0053】(1)角度の数値表現方法 モータの電気角(あるいは機械角)をプログラム内部で
記述する際に、その角度を表現するn(8,12等の整
数)ビット(たとえば、ワードビット)を全て「0」と
したもの、すべて「1」としたものを、電気角(あるい
は機械角)の0°、360°の1ビットだけ前と定義す
る。
【0054】たとえば、角度を12ビットで表現する場
合、0°〜360°を000H〜1000Hと定義す
る。実際には360°は0°に等しいから、360°の
1ビットだけ前の角度が12ビットの全てのビットが立
ったもの、すなわちFFFHで表現されたことになる。
この方法によらない場合には、計算の途中で360°を
超えているか否かを判断し、超えている場合にはその値
から360°を減算する、といったプログラムを書く必
用が生じるが、本実施形態によれば、計算結果の角度と
FFFHの積をとることで、0〜360°の角度を推測
することができる。
【0055】たとえば、1002Hが、角度として与え
られた場合に、これとFFFHとの積をとることで、計
算結果として002Hを求めることができる。また、角
度が減少する場合(角度を減算する場合)にも、CW/
CCWでも同様の計算方法を用いることができる。した
がって、たとえ2°から5°をを減算する場合、 16H−38H=FFDEH=FDEH=357° となる。
【0056】なお、360°を12ビットで表現した場
合の、角度と16進値の換算図を図11に示す。この換
算により、2°は16H、5°は38H、357°はF
DEHで表される。
【0057】(2)電気角60°おきに、正しいタイミ
ングの角度信号を得ることができる場合には、60°を
基本角度とし、0°〜60°の範囲で角度の推測を、 (角度推測値)=(基本角度)+(角速度)×(1回前
の基本角度からの時間) (1回前の基本角度からの時間)=(基本角度)+(角
速度)×(2回前の基本角度からの時間) ・・・ (k−1回前の基本角度からの時間)=(基本角度)+
(角速度)×(k回前の基本角度からの時間) ただし、基本角度:角度センサにより測定される所定サ
イクル角 k:2以上の整数 なる式に従い行う。
【0058】たとえば、図12に示すように、まずロー
タが前回の基本角度60°分を回転するのに要した時間
をt1とし、つぎに前前回の基本角度60°分を回転す
るのに要した時間をt2とし、さらにその前の基本角度
60°分を回転するのに要した時間をt3として、これ
らt1、t2およびt3から、現在の角速度を推測する
ことができる。
【0059】たとえば、t3、t2およびt1の大きさ
の比較から、現在加速中か減速中かがわかり、そのとき
のモータの加速度に基づき、現在の角速度を補正するこ
とができるし、また、より近い時刻(t3よりはt2、
t2よりはt1)の時間の方が確からしいものとして重
み付け等をすることにより、角速度を計算、推測するこ
ともできる。この計算に際して、パラメータとして、ア
クセル開度、ブレーキ状態、電池電圧などの信号を追加
することもできる。具体的には、(t3,t1間の回転
角)/(t1−t3)により求めた回転角よりも、(t
2,t1間の回転角)/(t1−t2)により求めた回
転角の方が、「確かさ」が高いとして、これらに重み付
けをして、角速度を推定する。なお、アクセル開度、ブ
レーキ状態、電池電圧の信号により、現在加速中か、減
速中かを推測することもできる。
【0060】図13は、等速運転中における角度推測の
一例を示す図である。同図から明らかなように、ある時
点における推測角度は、 角度推測値[°]=角速度[°/s]×プログラム周期
[s]×M+基本角度[°] ただし、M:基本角度からのプログラム周期数 0°<補正角度<60° で表される。
【0061】また、図14は、加速運転中における角度
推測の一例を示す図である。同図では、下向きの矢印の
間隔が、次第に大きくなっていることから、「減速」運
転中であることがわかる。また、同図から明らかなよう
に、ある時点における推測角速度および角度推測値は、 角速度推測値[°/s]=F(Δt1,・・・,Δt
k,Accel,Brake,Batt) ただし、Δt1[s]=t1の角度推測時のプロセッサ
カウンタ値−角度補正時のプロセッサカウンタ値 Δt2[s]=t2の角度推測の時のプロセッサカウン
タ値−t1の角度推測の時のプロセッサカウンタ値 ・・・ Δtk[s]=現在のプロセッサカウンタ値−前回の角
度推測時のプロセッサカウンタ値 角度推測値[°]=角速度[°/s]×Δtk[s]+
基本角度[°] ただし、0°<補正角度<60° k:1以上の整数 Accel:アクセル開度情報 Brake:ブレーキ情報 Batt:電池情報 で表される。
【0062】
【発明の効果】デジタル信号処理用のプロセッサを用い
ることで、ブラシレスモータを高効率、高トルクで制御
し、あるいは高速制御し、さらに当該モータの始動をス
ムーズに行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態において使用する、電動二輪
車をモデル化して示す図である。
【図2】120°通電によりブラシレスモータ16を進
角制御する場合における、ステータに対する、ロータの
突極位置と三相インバータの出力との関係を示す図であ
る。
【図3】進角制御における処理の流れを示す図であり、
(A)は、制御プログラムメインルーチンから分岐した
割込み処理ルーチンを示す図であり、(B)はブラシレ
スモータの各相X,Y,Zそれぞれについての通電タイ
ミング(立上がりと立下り)を示す図である。
【図4】(A)は進角制御における他の方法による処理
の流れを示す図であり、(B)は(A)の処理よりも単
純な処理手順を示す図である。
【図5】PWMによりブラシレスモータの制御を行う場
合において、通電パターンが変化するときのロワーアー
ムの立上がり、および立下りが急峻とならないように制
御する場合の波形図である。
【図6】ベクトル制御によりブラシレスモータの制御を
行う場合において、空間ベクトルA、BおよびCについ
てのベクトルの様子を示す図である。
【図7】120°通電でのPWM制御において交互アー
ムスイッチング制御を行う場合の、PWMスイッチング
を示す図である。
【図8】力行時高効率モード、力行時高出力モード、お
よび回生モードの3モードによるキャリア周波数を決定
する方法を示す図である。
【図9】アクセル開度情報取得タイミング制御におい
て、ノイズが少ないと予想される電流が流れていない期
間にアクセル開度を読み取る様子を示す図である。
【図10】アクセル開度の決定のための説明図である。
【図11】ロータ位置検出による通電タイミング制御を
行う場合の説明図であり、360°を12ビットで表現
した場合の、角度と16進値の換算図である。
【図12】ロータが前回の基本角度60°分を回転する
のに要した時間、つぎに前前回の基本角度60°分を回
転するのに要した時間、さらにその前の基本角度60°
分を回転するのに要した時間から、現在の角速度を推測
する様子を示す図である。
【図13】等速運転中における角度推測の一例を示す図
である。
【図14】加速運転中における角度推測の一例を示す図
である。
【図15】従来の電動二輪車をモデル化して表す図であ
る。
【図16】図15における位置センサにより通電タイミ
ングを示す図である。
【符号の説明】
1 電動二輪車 11 操作手段 12 直流電源ユニット 13 三相インバータ 14 タイミング発生回路 15 タイミング決定回路 16 ブラシレスモータ 17 位置検出器 18 スリップリング 161 DSP 161 ロータ 162 モータコイル 163 ステータ 171 位置センサ 172 エンコーダ
フロントページの続き Fターム(参考) 3D039 AA03 AB04 AC21 5H115 PA01 PC06 PG04 PI13 PU10 PU11 PV09 PV24 QI04 QN02 QN05 QN07 RB22 SE03 SE06 SE08 SF01 TB07 TD17 TI05 TR04 TR19 TU04 TU07 5H560 AA08 BB04 DA02 DA07 DA09 EB01 GG04 HB02 SS02 TT08 TT15 UA05 XA12 XA15

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブラシレスモータと、 直流電源ユニットと、 前記直流電源ユニットから直流を入力し、これを前記ブ
    ラシレスモータを駆動するための交流に変換して出力す
    るインバータと、 前記インバータへの制御信号を生成するコントローラ
    と、を有してなる電動二輪車において、 さらに、専用または汎用のデジタル信号処理プロセッサ
    を有し、当該プロセッサにより、前記コントローラに制
    御信号を与えて、前記ブラシレスモータを制御すること
    を特徴とする電動二輪車。
  2. 【請求項2】 前記コントローラは、進角制御により、
    前記ブラシレスモータのコイルへの通電タイミングを生
    成することを特徴とする請求項1に記載の電動二輪車。
  3. 【請求項3】 前記コントローラは、前記インバータの
    入力電流の立上がり、および立下りが急峻とならないよ
    うに、前記インバータをパルス幅変調制御することを特
    徴とする請求項1に記載の電動二輪車。
  4. 【請求項4】 前記コントローラは、ベクトル制御によ
    り、前記ブラシレスモータに流れる電流の位相と電流値
    を調整するように、前記インバータを制御することを特
    徴とする請求項1に記載の電動二輪車。
  5. 【請求項5】 前記コントローラは、交互アームスイッ
    チング制御により、前記インバータのロワーアームによ
    るパルス幅変調と、アッパーアームによるパルス幅変調
    とを交互に切り換えて、前記インバータを制御すること
    を特徴とする請求項1に記載の電動二輪車。
  6. 【請求項6】 前記コントローラは、パルス幅変調可変
    キャリアPWM制御により、前記インバータのスイッチ
    ング周波数を変化させて、当該インバータを制御するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の電動二輪車。
  7. 【請求項7】 前記コントローラは、請求項2〜6に記
    載の制御のうちの少なくとも2つを組み合わせて制御す
    ることを特徴とする電動二輪車。
  8. 【請求項8】 前記コントローラは、前記コントローラ
    に与えられるアクセル開度情報に含まれる雑音を、アナ
    ログローパスフィルタまたはデジタルローパスフィルタ
    により除去することを特徴とする請求項1〜7の何れか
    に記載の電動二輪車。
  9. 【請求項9】 前記コントローラは、電気角1°から3
    60°を、nビットの「000・・・0」〜「111・
    ・・1」のデータに対応付けし、検出角データ「x1x
    2x3・・・xn」との積を演算することで、当該検出
    角を360°単位ごとの角に変換することを特徴とする
    請求項1〜8の何れかに記載の電動二輪車。
  10. 【請求項10】 前記プロセッサは、前記ブラシレスモ
    ータの角度を、 (角度推測値)=(基本角度)+(角速度)×(1回前
    の基本角度からの時間) (1回前の基本角度からの時間)=(基本角度)+(角
    速度)×(2回前の基本角度からの時間) ・・・ (k−1回前の基本角度からの時間)=(基本角度)+
    (角速度)×(k回前の基本角度からの時間) ただし、基本角度:角度センサにより測定される所定サ
    イクル角 k:2以上の整数 により推測することを特徴とする請求項1〜9の何れか
    に記載の電動二輪車。
  11. 【請求項11】 前記プロセッサは、前記ブラシレスモ
    ータの角度を、 角度推測値[°]=角速度[°/s]×プログラム周期
    [s]×M+基本角度[°] ただし、プログラム周期:角度検出のためのクロックに
    基づく周期 基本角度:角度センサにより測定される所定サイクル角 M:基本角度からのプログラム周期数 により推測することを特徴とする請求項1〜9の何れか
    に記載の電動二輪車。
  12. 【請求項12】 前記プロセッサは、前記ブラシレスモ
    ータの角度を、 角度推測値[°] 角速度推測値[°/s]=F(Δt,Accel,Br
    ake,Batt) ただし、Δt[s]=現在のプロセッサカウンタ値−角
    度補正時のプロセッサカウンタ値 Accel:アクセル開度情報 Brake:ブレーキ情報 Batt:電池情報 により推測することを特徴とする請求項1〜9の何れか
    に記載の電動二輪車。
  13. 【請求項13】 前記プロセッサは、前記ブラシレスモ
    ータの角速度を、 角速度推測値[°/s]=F(Δt1,・・・,Δt
    k,Accel,Brake,Batt) ただし、Δt1[s]=t1の角度推測の時のプロセッ
    サカウンタ値−角度補正時のプロセッサカウンタ値 Δt2[s]=t2の角度推測の時のプロセッサカウン
    タ値−t1の角度推測の時のプロセッサカウンタ値 ・・・ Δtk[s]=現在のプロセッサカウンタ値−前回の角
    度推測時のプロセッサカウンタ値 ただし、k:1以上の整数 Accel:アクセル開度情報 Brake:ブレーキ情報 Batt:電池情報 により推測することを特徴とする請求項1〜9の何れか
    に記載の電動二輪車。
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