JP2001077793A - 波長多重光伝送システムと送信装置および方法 - Google Patents

波長多重光伝送システムと送信装置および方法

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JP2001077793A
JP2001077793A JP25183699A JP25183699A JP2001077793A JP 2001077793 A JP2001077793 A JP 2001077793A JP 25183699 A JP25183699 A JP 25183699A JP 25183699 A JP25183699 A JP 25183699A JP 2001077793 A JP2001077793 A JP 2001077793A
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signal
optical
multiplexing
frequency band
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JP25183699A
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English (en)
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Takeshi Ikushima
剛 生島
Hiroyuki Sasai
裕之 笹井
Masaru Fuse
優 布施
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 変調周波数を配置する帯域を制限し、かつ、
クロストークノイズの影響を抑圧する波長多重光伝送シ
ステムを提供することである。 【解決手段】 周波数多重部116および126は、電
気信号源111〜115および電気信号源121〜12
5が発生するベースバンド信号によって搬送波を変調し
て多重する際に、その変調周波数を互いに異なる周波数
帯域F1およびF2と、すべての送信部に共通の周波数
帯域F0上に配置する。周波数多重部116および12
6は、ベースバンド信号の変調周波数を周波数帯域F0
上に配置し、それ以外のベースバンド信号の変調周波数
を互いに異なる周波数帯域F1上およびF2上に配置す
る。従って、全体としてベースバンド信号の変調周波数
を配置する周波数帯域を制限することができ、かつ受信
信号において互いに隣接する波長の光信号によるクロス
トーク混入によって生じるクロストークノイズの影響を
抑圧することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、波長多重光伝送シ
ステムに関し、より特定的には、受信信号におけるクロ
ストークの影響を抑える波長多重光伝送システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、光ファイバ通信の進展に伴い、光
ファイバを利用して、より大容量の情報を効率的に伝送
するための技術開発が盛んに行われている。その一つ
に、波長多重光伝送技術がある。
【0003】図5は、従来の一般的な波長多重光伝送シ
ステム(以下、第1の従来技術と称す)の構成を示すブ
ロック図である。図5において、第1の従来技術に係る
波長多重伝送システム20は、送信装置211〜21n
と、合波器22と、波長分離器23と、受信装置241
〜24nとを備えている。
【0004】次に、図5に示す従来の波長多重伝送シス
テム20の送受信動作およびクロストーク発生のメカニ
ズムについて説明する。n個の送信装置211〜21n
は、それぞれ異なる周波数のベースバンドディジタル電
気信号を周波数多重し、その後、光信号に変換して出力
する。送信装置211〜21nが送信する光信号の波長
は、それぞれ、波長λ1〜波長λnである。合波器22
は、n個の送信装置211〜21nからの光信号を入力
して合波し、波長多重光信号として出力する。合波器2
2から出力される波長多重光信号は、光ファイバを介し
て伝送され、波長分離器23に入力される。波長分離器
23は、入力された波長多重光信号を波長毎に分離して
n個の受信装置241〜24nに出力する。
【0005】ここで、波長分離部23は、理想的には、
波長λ1〜波長λnの光信号それぞれを完全に分離する
ことが望ましい。波長分離部23において光信号の分離
が完全に行われないと、互いに隣接する波長の光信号が
相互に混入してクロストークが発生する。このような現
象は、特に、波長多重光信号において、互いに隣接する
波長の間隔が波長分離部23の分離性能を超える程度に
非常に短い場合に起こる。このようなクロストークの影
響を受けた光信号が電気信号に変換された場合、変換後
の電気信号においてもクロストークによる悪影響すなわ
ちノイズ(以下、クロストークに起因して生じるノイズ
をクロストークノイズと称する)が発生する。その結
果、受信信号の品質が低下するという問題点があった。
【0006】システム設計者等がこのような事態を予想
することは容易であり、光信号の波長間隔を十分にとる
ことによって容易に問題を解決することができる。しか
し、大量の情報を効率的に伝送するという観点からは、
光信号の波長間隔をできるだけ密にする要求も強い。こ
のように、クロストークの問題と伝送情報の高密度化と
は、トレードオフの関係を有している。なお、波長分離
器23の分離性能を向上させるために、その構成部品を
より精密に加工することも考えられるが、その加工精度
にも限界がある。従って、システム設計者等は、ハード
ウエアのみを改良することによっては、クロストークの
発生を抑圧することが困難であった。
【0007】上記のような問題を解決するために、受信
側で分離時に光信号に混入したクロストークが、光/電
気変換後の電気信号に与える影響を抑圧する様々な手法
が従来から提案されている。例えば、特開平11−12
2222号公報に開示されている波長多重通信システム
(以下、第2の従来技術と称す)では、以下のようにし
てクロストークが電気信号に与える影響を抑圧してい
る。
【0008】図6は、第2の従来技術に係る波長多重通
信システムにおいて、各送信装置がベースバンドディジ
タル電気信号を周波数多重する際に使用する周波数帯域
を示す図である。なお、図6に示した2つの周波数帯域
を第1および第2の周波数帯域F1およびF2とする。
今、隣接する波長の光信号を送信する任意の2つの送信
装置について考えてみると、周波数多重する際に、一方
の送信装置は第1の周波数帯域F1を使用し、他方の送
信装置は第2の周波数帯域F2を使用する。その後、周
波数多重された電気信号(以下、周波数多重信号と称
す)は、電気/光変換されて送信される。
【0009】上記第2の従来技術においても第1の従来
技術と同様に、受信した光信号を分離する際には、分離
後の光信号にクロストークが混入する。しかしながら、
第2の従来技術では、光信号間でクロストークが生じて
も、それが光/電気変換後の電気信号に与える影響を無
くすようにしている。以下、このことについて、より具
体的に説明する。
【0010】受信装置において、クロストークが混入し
た光信号を電気信号に変換した場合、変換後の電気信号
に含まれるクロストークノイズは、送信装置においてベ
ースバンドディジタル電気信号を周波数多重するために
使用した周波数帯域と同一の周波数帯域上に発生する。
図6を用いて説明したように、第2の従来技術では、各
送信装置が周波数多重のために使用する周波数帯域を交
互に異ならせるようにしている。これによって、受信装
置側では、変換後の電気信号に現れるクロストークノイ
ズが、本来必要とする情報成分を含んでいる周波数帯域
の外に出現することになる。例えば、ベースバンドディ
ジタル電気信号を周波数多重するために、送信装置側で
周波数帯域F1を使用した場合、受信装置側では、クロ
ストークノイズは、周波数帯域F2に出現する。従っ
て、変換後の電気信号において本来必要とする情報成分
が含まれている周波数帯域F1は、クロストークノイズ
による影響を受けない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た第2の従来技術に係る波長多重通信システムでは、各
送信装置が相互に重ならない2つの周波数帯域のいずれ
かを使用するようにしているため、すべての送信装置が
同一の周波数帯域を使用する第1の従来技術の手法に比
べて少なくとも2倍の周波数帯域を必要としていた。そ
のため、当該第2の従来技術に係る波長多重通信システ
ムでは、第1の従来技術に比べて、広帯域に対応し得る
電子部品が必要となる。周知のように、送信装置および
受信装置に用いられるフォトダイオードや電子回路等の
デバイスは、対応可能な周波数帯域が広帯域になればな
るほど高価になる。従って、第2の従来技術は、第1の
従来技術と比べた場合、クロストークノイズによる影響
を低減できるという効果を有する反面、製品コストが高
くなるという不利な面を持つ。
【0012】それ故に、本発明の目的は、ベースバンド
ディジタル電気信号に割り当てる周波数帯域を制限する
ことにより製品コストを削減でき、しかも、クロストー
クノイズによる影響を低減し得る波長多重光伝送システ
ムを提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段および発明の効果】第1の
発明は、波長多重された光信号を伝送する波長多重光送
信装置であって、互いに異なる波長を有する光信号を出
力する複数の送信手段と、複数の送信手段が出力する光
信号を多重して送信する光信号多重手段とを備え、各送
信手段は、ベースバンド電気信号を発生する複数の電気
信号発生手段と、各電気信号発生手段が発生したベース
バンド電気信号を、それぞれ異なる変調周波数を有する
変調信号に変換して多重する周波数多重手段と、周波数
多重手段から出力される周波数多重信号を光信号に変換
する電気/光変換手段とを含み、周波数多重手段は、ベ
ースバンド信号の変調周波数の一部を複数の送信手段の
全てに共通な第1の周波数帯域上に配置し、ベースバン
ド信号の変調周波数の残りの部分を周波数軸上で第1の
周波数帯域と異なる領域に位置する第2または第3の周
波数帯域上に配置し、複数の送信手段の中から、出力す
る光信号の波長が互いに隣接している任意の2つの送信
手段を取り出したとき、これら2つの送信手段が出力す
る2つの光信号の波長間隔が受信手段においてクロスト
ークを生じるほどに狭い場合、一方の送信手段は、ベー
スバンド信号の変調周波数の残りの部分を第2の周波数
帯域上に配置し、他方の送信手段は、ベースバンド信号
の変調周波数の残りの部分を第3の周波数帯域上に配置
することを特徴とする。
【0014】上記のように、第1の発明によれば、ベー
スバンド信号の変調周波数の一部を複数の送信手段すべ
てに共通な第1の周波数帯域上に配置し、ベースバンド
信号の変調周波数を残りの部分を第1の周波数帯域とは
異なる領域に位置する第2のまたは第3の周波数帯域上
に配置することにより、全体として変調周波数を配置す
る周波数帯域を第1の周波数帯域分制限し、かつ、必要
情報の伝送品質を確保することができる。また、任意の
2つの送信手段について、これら2つの送信手段が出力
する光信号の波長間隔がクロストークを生じるほどに狭
い場合、ベースバンド信号の変調周波数を上記のように
配置することによって、同様の効果を得ることができ
る。
【0015】第2の発明は、第1の発明に従属する発明
であって、周波数多重手段は、各送信部が送信すべきベ
ースバンド信号の内、クロストークの影響が問題となら
ないベースバンド信号については、その変調信号の周波
数を第1の周波数帯域上に配置し、クロストークノイズ
の影響が問題となるベースバンド信号については、第2
または第3の周波数帯域上に配置することを特徴とす
る。
【0016】上記のように、第2の発明によれば、クロ
ストークの影響が問題とならないベースバンド信号につ
いて、その変調周波数を第1の周波数帯域上に配置する
ことによって、全体として変調周波数を配置する周波数
帯域を制限し、かつ、必要信号の伝送品質を確保するこ
とができる。
【0017】第3の発明は、第2の発明に従属する発明
であって、各送信手段は、複数の送信手段すべてに共通
の第1のベースバンド信号を発生する第1の電気信号発
生手段と、複数の送信手段それぞれに固有の第2のベー
スバンド信号を発生する第2の電気信号発生手段とを含
み、周波数信号多重手段は、第1のベースバンド信号の
変調周波数を第1の周波数帯域上に配置し、第2のベー
スバンド信号の変調周波数を第2または第3の周波数帯
域上に配置することを特徴とする。
【0018】上記のように、第3の発明によれば、複数
の送信手段全てに共通の第1のベースバンド信号の変調
周波数を第1の周波数帯域上に配置することにより、全
体として変調周波数を配置する周波数帯域を制限し、か
つ、必要信号の伝送品質を確保することができる。
【0019】第4の発明は、第2の発明に従属する発明
であって、周波数多重手段は、第1の方式で周波数変調
を行ったベースバンド信号の変調周波数を第1の周波数
帯域に配置し、第2の方式で周波数変調を行ったベース
バンド信号の変調周波数を第2または第3の周波数帯域
に配置することを特徴とする。
【0020】上記のように、第4の発明によれば、異な
る方式で変調されたベースバンド信号の内、第1の方式
で周波数変調を行ったベースバンド信号の変調周波数を
第1の周波数帯域上に配置することにより、全体として
変調周波数を配置する周波数帯域を制限し、かつ、必要
信号の伝送品質を確保することができる。
【0021】第5の発明は、第4の発明に従属する発明
であって、第1の方式で周波数変調された変調信号は、
第2の方式で周波数変調された変調信号よりも所要DU
Rの値が小さいことを特徴とする。
【0022】上記のように、第5の発明によれば、所要
DURの値が小さい変調信号を第1の周波数帯域に配置
することにより、全体として変調周波数を配置する周波
数帯域を制限し、かつ、必要信号の伝送品質を確保する
ことができる。
【0023】第6の発明は、波長多重された光信号を伝
送する波長多重光伝送システムであって、互いに異なる
波長を有する光信号を出力する複数の送信手段と、複数
の送信手段が出力する光信号を多重して送信する光信号
多重手段と、光信号多重手段によって送信された光信号
を受信する受信手段とを備え、各送信手段は、ベースバ
ンド電気信号を発生する複数の電気信号発生手段と、各
電気信号発生手段が発生したベースバンド電気信号を、
それぞれ異なる変調周波数を有する変調信号に変換して
多重する周波数多重手段と、周波数多重手段から出力さ
れる周波数多重信号を光信号に変換する電気/光変換手
段とを含み、周波数多重手段は、ベースバンド信号の変
調周波数の一部を複数の送信手段の全てに共通な第1の
周波数帯域上に配置し、ベースバンド信号の変調周波数
の残りの部分を周波数軸上で第1の周波数帯域と異なる
領域に位置する第2または第3の周波数帯域上に配置
し、複数の送信手段の中から、出力する光信号の波長が
互いに隣接している任意の2つの送信手段を取り出した
とき、これら2つの送信手段が出力する2つの光信号の
波長間隔が受信手段においてクロストークを生じるほど
に狭い場合、一方の送信手段は、ベースバンド信号の変
調周波数の残りの部分を第2の周波数帯域上に配置し、
他方の送信手段は、ベースバンド信号の変調周波数の残
りの部分を第3の周波数帯域上に配置することを特徴と
する。
【0024】上記のように、第6の発明によれば、ベー
スバンド信号の変調周波数の一部を複数の送信手段すべ
てに共通な第1の周波数帯域上に配置し、ベースバンド
信号の変調周波数を残りの部分を第1の周波数帯域とは
異なる領域に位置する第2のまたは第3の周波数帯域上
に配置することにより、全体として変調周波数を配置す
る周波数帯域を第1の周波数帯域分制限し、かつ、必要
情報の伝送品質を確保することができる。また、任意の
2つの送信手段について、これら2つの送信手段が出力
する光信号の波長間隔が受信手段においてクロストーク
を生じるほどに狭い場合、ベースバンド信号の変調周波
数を上記のように配置することによって、同様の効果を
得ることができる。
【0025】第7の発明は、複数のベースバンド電気信
号を周波数多重した後、所定の波長の光信号に変換して
出力する送信部を複数備え、各送信部から出力される異
なる波長の光信号を波長多重して伝送する波長多重光伝
送システムにおいて、各送信部で複数のベースバンド電
気信号を周波数多重するための方法であって、ベースバ
ンド信号の変調周波数の一部を、複数の送信部の全てに
共通な第1の周波数帯域上に配置するステップと、ベー
スバンド信号の変調周波数の残りの部分を、周波数軸上
で第1の周波数帯域と異なる領域に位置する第2または
第3の周波数帯域上に配置するステップとを備え、ベー
スバンド信号の変調周波数の残りの部分を第2または第
3の周波数帯域上に配置するステップは、複数の送信部
の中から、出力する光信号の波長が互いに隣接している
任意の2つの送信部を取り出したとき、これら2つの送
信部が出力する2つの光信号の波長間隔が受信側でクロ
ストークを生じるほどに狭い場合、第2の周波数帯域上
には、一方の送信部においてベースバンド信号の変調周
波数の残りの部分を配置させ、第3の周波数帯域上に
は、他方の送信部においてベースバンド信号の変調周波
数の残りの部分を配置させることを特徴とする。
【0026】上記のように、第7の発明によれば、ベー
スバンド信号の変調周波数の一部を複数の送信部すべて
に共通な第1の周波数帯域上に配置し、ベースバンド信
号の変調周波数を残りの部分を第1の周波数帯域とは異
なる領域に位置する第2のまたは第3の周波数帯域上に
配置することにより、全体として変調周波数を配置する
周波数帯域を第1の周波数帯域分制限し、かつ、必要情
報の伝送品質を確保することができる。また、任意の2
つの送信部について、これら2つの送信部が出力する2
つの光信号の波長間隔が受信側でクロストークを生じる
ほどに狭い場合、ベースバンド信号の変調周波数を上記
のように配置することによって、同様の効果を得ること
ができる。
【0027】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)図1は、本発
明の第1の実施形態に係る波長多重光伝送システムの一
例を示す図である。図1において、波長多重光伝送シス
テム100は、送信部110,120および130と、
合波部140と、波長分離部150と、受信部160,
161および162とを備えている。送信部110は、
電気信号源111,112,113,114および11
5と、周波数多重部116と、光変調部117とを含ん
でいる。送信部120は、電気信号源121,122,
123,124および125と、周波数多重部126
と、光変調部127とを含んでいる。送信部130は、
電気信号源131,132,133,134および13
5と、周波数多重部136と、光変調部137とを含ん
でいる。なお、以下の説明では、送信部110が送信す
る波長がλ1の光信号を光信号λ1、送信部120が送
信する波長がλ2の光信号を光信号λ2、送信部130
が送信する波長がλ3の光信号を光信号λ3と称するこ
ととする。また、光信号λ1は、受信部160に受信さ
れ、光信号λ2は、受信部161に受信され、光信号λ
3は受信部162に受信されるとする。
【0028】図2は、図1の実施形態において、送信時
に各送信装置が周波数多重のために使用する周波数帯域
と、受信時に光/電気変換後の電気信号に現れる主信号
成分およびクロストークノイズを示す図である。より具
体的には、図2において、グラフ(A),(B)および
(C)は、それぞれ、周波数多重部116,126およ
び136がベースバンドディジタル電気信号(以下、単
にベースバンド信号と称す)を周波数多重する際に使用
する周波数帯域を示している。また、グラフ(D)およ
び(E)は、それぞれ、受信側で分離された光信号λ2
を光/電気変換したときに得られる主信号成分およびク
ロストークノイズの周波数スペクトラムを示している。
以下、図1および図2を参照して、本実施形態の動作に
ついて説明する。
【0029】まず、送信部110の動作について説明す
る。電気信号源111,112,113,114,およ
び115は、ベースバンド信号を発生して、周波数多重
部116に出力する。周波数多重部116は、入力され
た各ベースバンド信号によって、各ベースバンド信号毎
に準備された搬送波を変調した後多重し、周波数多重信
号として光変調部117に出力する。ここで、各ベース
バンド信号によって変調される各搬送波は、それぞれが
異なる周波数を有している。そして、各変調信号(変調
信号)が有する周波数は、周波数帯域F1上または周波
数帯域F0上に配置されている。光変調部117は、入
力された周波数多重信号を電気/光変換し、光信号λ1
を光ファイバを介して合波部140に出力する。
【0030】次に、送信部120の動作について説明す
る。電気信号源121,122,123,124,およ
び125は、ベースバンド信号を発生して、周波数多重
部116に出力する。周波数多重部126は、入力され
た各ベースバンド信号によって、各ベースバンド信号毎
に準備された搬送波を変調した後多重し、周波数多重信
号として光変調部127に出力する。ここで、各ベース
バンド信号によって変調される各搬送波は、それぞれが
異なる周波数を有している。そして、各変調信号(変調
信号)が有する周波数は、周波数帯域F2上または周波
数帯域F0上に配置されている。光変調部127は、入
力された周波数多重信号を電気/光変換し、光信号λ2
を光ファイバを介して合波部140に出力する。
【0031】次に、送信部130の動作について説明す
る。電気信号源131,132,133,134,およ
び135は、ベースバンド信号を発生して、周波数多重
部136に出力する。周波数多重部136は、入力され
た各ベースバンド信号によって、各ベースバンド信号毎
に準備された搬送波を変調した後多重し、周波数多重信
号として光変調部137に出力する。ここで、各ベース
バンド信号によって変調される各搬送波は、それぞれが
異なる周波数を有している。そして、各変調信号(変調
信号)が有する周波数は、周波数帯域F1上または周波
数帯域F0上に配置されている。光変調部137は、入
力された周波数多重信号を電気/光変換し、光信号λ3
を光ファイバを介して合波部140に出力する。
【0032】上記のように、送信部110,120およ
び130における周波数多重部116,126および1
36は、ベースバンド信号の周波数多重を行う場合に、
全送信部に共通の周波数帯域(以下、共通周波数帯域と
称す)F0と、各送信部毎に交互に異なる周波数帯域
(以下、個別周波数帯域と称す)F1またはF2とを使
用する。ここで、個別周波数帯域F1またはF2の割り
振りは、以下のような規則に従う。すなわち、個別周波
数帯域F1またはF2は、任意のある送信部に着目した
場合、当該送信部で使用する個別周波数帯域と、当該送
信部に光波長的に隣接する他の送信部(つまり、当該送
信部が送信する光信号と隣接する波長の光信号を送信す
る他の送信部)で使用する個別周波数帯域とが一致しな
いような関係が成立するように、各送信部に対して割り
振られている。
【0033】そして、その詳細は後述するが、各送信部
が送信すべきベースバンド信号の内、クロストークノイ
ズの影響が問題とならないベースバンド信号について
は、その変調信号の周波数が共通周波数帯域F0上に配
置され、クロストークノイズの影響が問題となるベース
バンド信号については、その変調信号の周波数が個別周
波数帯域F1またはF2上に配置される。
【0034】合波部140は、入力された光信号λ1、
λ2およびλ3を波長多重(以下、波長多重光信号と称
す)し、光ファイバを介して波長分離部150に出力す
る。波長分離部150は、入力された波長多重光信号を
波長毎に分離し、光信号λ1を受信部160に、光信号
λ2を受信部161に、光信号λ3を受信部162にそ
れぞれ出力する。受信部160,161および162
は、それぞれ、入力された光信号λ1,λ2およびλ3
を、光/電気変化した後、周波数分離して復調し、元の
ベースバンド信号を再生する。
【0035】次に、図2のグラフ(D)および(E)を
参照して、光信号λ2が受信部161で電気信号に変換
されたときに、当該電気信号に混入するクロストークノ
イズについて説明する。グラフ(D)に示したように、
受信部161において光信号λ2が光/電気変換される
と、情報成分は、周波数多重部126が周波数多重の際
に使用した周波数帯域と同一の周波数帯域F0およびF
2上に現れる。一方、グラフ(E)に示したように、光
信号λ1およびλ3によるクロストークが混入した光信
号λ2が光/電気変換されると、クロストークノイズ
は、周波数多重部116および136が周波数多重の際
に使用した周波数帯域F0およびF1上に発生する。す
なわち、グラフ(D)および(E)から明らかなよう
に、光信号λ2を電気信号に変換した場合、個別周波数
帯域F2上に存在する変調信号にはクロストークノイズ
の影響は生じず、共通周波数帯域F0上に存在する変調
信号にはクロストークノイズの影響が生じる。従って、
送信部120において、送信すべきベースバンド信号の
内、クロストークノイズの影響が問題となるベースバン
ド信号については、その変調信号を個別周波数帯域F2
上に配置し、クロストークノイズの影響が問題とならな
いベースバンド信号については、その変調信号を共通周
波数帯域F0上に配置することで、波長分離部150で
波長分離を行う際に生じるクロストークが、受信部16
1で復調された信号の品質に与える影響を回避すること
ができる。
【0036】上記と同様のことが、他の送信部110お
よび130においても行われる。つまり、各送信部11
0および130は、クロストークノイズの影響が問題と
ならないベースバンド信号については、その変調信号を
共通周波数帯域F0上に配置し、クロストークノイズの
影響が問題となるベースバンド信号については、その変
調信号を個別周波数F1上に配置する。
【0037】次に、変調周波数がクロストークノイズの
影響を受ける共通周波数帯域F0上に配置されても問題
が生じないベースバンド信号の具体例について、以下、
詳細に説明する。
【0038】第1の具体例は、全ての送信部において、
共通するベースバンド信号が存在する場合である。この
場合、クロストークノイズは、変調信号と大きさが異な
るのみで情報内容は同一である。すなわち、クロストー
クノイズの混入は、同一信号の混入に過ぎないため、結
果的にクロストークノイズによる問題は回避される。
【0039】第2の具体例は、ベースバンド信号が所定
の変調方式で変調された結果、クロストークノイズの影
響を受け難い特性を有する変調信号となった場合であ
る。このような変調信号であるか否かは、ここでは所要
DUR(所要信号対妨害比)の観点から判断される。所
要DURとは、受信側で評価される、妨害信号のレベル
の所望信号のレベルに対する割合をいう。なお、所要D
URの値が小さい信号ほど、大きい信号に比べてクロス
トークノイズの影響を受けにくいことが広く知られてい
る。従って、予め共通周波数帯域F0上に変調周波数を
配置するベースバンド信号を、所要DURが小さな値と
なるような変調方式で変調することにより、クロストー
クノイズによる問題を回避することができる。
【0040】上記のように、第1の実施形態では、各周
波数多重部で周波数多重を行う場合に、共通周波数帯域
F0を設けているため、全く重なりの無い2つの周波数
帯域を用いる第2の従来技術(図6参照)に比べて、フ
ォトダイオードや電子回路が対応すべき周波数帯域を狭
くすることができ、コスト面で有利である。
【0041】ところで、以上のような手法は、一律にす
べて送信装置に適用される必要はない。このことについ
て、以下に説明する。
【0042】図3は、波長多重される光信号(ここで
は、光信号λ1、λ2、λ3)の波長間隔のピッチが不
等な場合の一例と、受信側で光信号λ2を選択した場合
と光信号λ3を選択した場合とにおけるクロストークの
影響が生じる範囲の一例を放物線状で示したものであ
る。なお、図3において、グラフ(A)は、光信号が選
択されていない場合の各光信号の周波数配置を示してい
る。また、グラフ(B)は、光信号λ2が選択された場
合に、隣接する光信号λ1とのクロストークが生じるこ
とを示している。さらに、グラフ(C)は、光信号λ3
が選択されても隣接する光信号λ2のクロストークは生
じないことを示している。
【0043】第1の実施形態においては、光信号が高密
度に多重され、波長間隔が狭い場合を想定して説明し
た。しかし、例えば、図3に示した光信号λ2およびλ
3のように、光信号の波長間隔がクロストークの影響を
受けない程度に相互に離隔している場合、例えば、図1
に示した周波数多重部126および周波数多重部136
は、互いに、発生する変調電気信号すべてに対して同一
の周波数帯域を使用することとしてもよい。しかしなが
ら、図3のグラフ(B)に示したように、光信号λ2と
隣接する光信号λ1との波長の離隔間隔が狭いと、光信
号λ2が選択された場合、光信号λ2に光信号λ1のク
ロストークが混入する。また、光信号λ1が選択された
場合、光信号λ2のクロストークが混入する。このよう
に、隣接する波長の光信号の離隔間隔が狭い場合に限
り、例えば、図1に示した周波数多重部116は、周波
数多重信号に共通周波数帯域F0および個別周波数帯域
F1を使用し、周波数多重部126は、周波数多重信号
に共通周波数帯域F0および個別周波数帯域F2を使用
することとしても上記と同様の効果を得ることができ
る。
【0044】(第2の実施形態)図4は、本発明の第2
の実施形態に係る波長多重光伝送システムの構成を示す
ブロック図である。図4において、波長多重光伝送シス
テム200は、送信部110,120,130と、合波
部140と、波長選択部170と、受信部180とを備
えている。波長多重光伝送システム200において、送
信部の構成は、第1の実施形態と同一である。波長多重
光伝送システム200において第1の実施形態と同一の
構成については参照番号を同一とし、詳細な説明を省略
する。波長多重光伝送システム200は、受信側の構成
のみ波長多重光伝送システム100と異なっている。波
長選択部170は、合波部140の出力を受け付けて、
所望の波長の光信号を選択して受信部180に出力す
る。受信部180は、入力された光信号を光/電気変換
した後、周波数分離して復調し、元のベースバンド信号
を再生する。このとき、光信号の波長の離隔間隔が波長
選択部170の分離性能を超える程度に非常に短い場合
等には、波長選択部170が必要な光信号を選択する際
にも隣接する波長の光信号のクロストークが混入し、光
/電気変換された電気信号のクロストークノイズが問題
となるが、既に述べた手法を用いることにより、第1の
実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0045】なお、以上説明した第1および第2の実施
形態において、各送信部の各電気信号源が発生するベー
スバンド信号は、既に変調された信号であっても良い
し、変調されていない信号であっても良い。また、送信
部の個数、電気信号源の個数については、実施形態で述
べた個数に限定されることなく、必要に応じて任意の個
数をとり得る。さらに、第1および第2の実施形態で
は、共通周波数帯域F0を個別周波数帯域F1とF2と
の間に配置するようにしたが、個別周波数帯域と重なら
ない限り、周波数軸上の任意の位置に配置するようにし
ても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る波長多重光伝送
システムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施形態において、ベースバン
ド信号の変調周波数に対する周波数帯域の割り当ての態
様と、光信号λ2を受信した場合における主信号成分と
クロストークノイズとの関係を示す図である。
【図3】光信号の波長間隔を不均一にした場合における
クロストークの影響を示す図である。
【図4】本発明の第2の実施形態に係る波長多重光伝送
システムの構成を示すブロック図である。
【図5】従来の波長多重光伝送システムの構成の一例を
示す図である。
【図6】従来の波長多重通信システムがベースバンド信
号の変調周波数に対して割り当てる周波数帯域を示す図
である。
【符号の説明】
110、120、130…送信部 111〜115、121〜125、131〜135…電
気信号源 116、126、136…周波数多重部 117、127、137…光変調部 140…合波部 150…波長分離部 160、161、162…受信部 170…波長選択部
フロントページの続き (72)発明者 布施 優 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5K002 AA01 BA05 CA21 DA02 FA01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 波長多重された光信号を伝送する波長多
    重光送信装置であって、 互いに異なる波長を有する光信号を出力する複数の送信
    手段と、 複数の前記送信手段が出力する光信号を多重して送信す
    る光信号多重手段とを備え、 各前記送信手段は、 ベースバンド電気信号を発生する複数の電気信号発生手
    段と、 各前記電気信号発生手段が発生したベースバンド電気信
    号を、それぞれ異なる変調周波数を有する変調信号に変
    換して多重する周波数多重手段と、 前記周波数多重手段から出力される周波数多重信号を光
    信号に変換する電気/光変換手段とを含み、 前記周波数多重手段は、ベースバンド信号の変調周波数
    の一部を複数の前記送信手段の全てに共通な第1の周波
    数帯域上に配置し、ベースバンド信号の変調周波数の残
    りの部分を周波数軸上で前記第1の周波数帯域と異なる
    領域に位置する第2または第3の周波数帯域上に配置
    し、 複数の前記送信手段の中から、出力する光信号の波長が
    互いに隣接している任意の2つの送信手段を取り出した
    とき、これら2つの送信手段が出力する2つの光信号の
    波長間隔が前記受信手段においてクロストークを生じる
    ほどに狭い場合、一方の送信手段は、前記ベースバンド
    信号の変調周波数の残りの部分を前記第2の周波数帯域
    上に配置し、他方の送信手段は、前記ベースバンド信号
    の変調周波数の残りの部分を前記第3の周波数帯域上に
    配置することを特徴とする、波長多重光送信装置。
  2. 【請求項2】 前記周波数多重手段は、各前記送信部が
    送信すべきベースバンド信号の内、クロストークの影響
    が問題とならないベースバンド信号については、その変
    調信号の周波数を前記第1の周波数帯域上に配置し、ク
    ロストークノイズの影響が問題となるベースバンド信号
    については、前記第2または第3の周波数帯域上に配置
    することを特徴とする、請求項1に記載の波長多重光送
    信装置。
  3. 【請求項3】 各前記送信手段は、 複数の前記送信手段すべてに共通の第1のベースバンド
    信号を発生する第1の電気信号発生手段と、 複数の前記送信手段それぞれに固有の第2のベースバン
    ド信号を発生する第2の電気信号発生手段とを含み、 前記周波数信号多重手段は、前記第1のベースバンド信
    号の変調周波数を前記第1の周波数帯域上に配置し、前
    記第2のベースバンド信号の変調周波数を前記第2また
    は第3の周波数帯域上に配置することを特徴とする、請
    求項2に記載の波長多重光送信装置。
  4. 【請求項4】 前記周波数多重手段は、第1の方式で周
    波数変調を行ったベースバンド信号の変調周波数を前記
    第1の周波数帯域に配置し、第2の方式で周波数変調を
    行ったベースバンド信号の変調周波数を前記第2または
    第3の周波数帯域に配置することを特徴とする、請求項
    2に記載の波長多重光送信装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の方式で周波数変調された変調
    信号は、前記第2の方式で周波数変調された変調信号よ
    りも所要DURの値が小さいことを特徴とする、請求項
    4に記載の波長多重光送信装置。
  6. 【請求項6】 波長多重された光信号を伝送する波長多
    重光伝送システムであって、 互いに異なる波長を有する光信号を出力する複数の送信
    手段と、 複数の前記送信手段が出力する光信号を多重して送信す
    る光信号多重手段と、 前記光信号多重手段によって送信された光信号を受信す
    る受信手段とを備え、 各前記送信手段は、 ベースバンド電気信号を発生する複数の電気信号発生手
    段と、 各前記電気信号発生手段が発生したベースバンド電気信
    号を、それぞれ異なる変調周波数を有する変調信号に変
    換して多重する周波数多重手段と、 前記周波数多重手段から出力される周波数多重信号を光
    信号に変換する電気/光変換手段とを含み、 前記周波数多重手段は、ベースバンド信号の変調周波数
    の一部を複数の前記送信手段の全てに共通な第1の周波
    数帯域上に配置し、ベースバンド信号の変調周波数の残
    りの部分を周波数軸上で前記第1の周波数帯域と異なる
    領域に位置する第2または第3の周波数帯域上に配置
    し、 複数の前記送信手段の中から、出力する光信号の波長が
    互いに隣接している任意の2つの送信手段を取り出した
    とき、これら2つの送信手段が出力する2つの光信号の
    波長間隔が前記受信手段においてクロストークを生じる
    ほどに狭い場合、一方の送信手段は、前記ベースバンド
    信号の変調周波数の残りの部分を前記第2の周波数帯域
    上に配置し、他方の送信手段は、前記ベースバンド信号
    の変調周波数の残りの部分を前記第3の周波数帯域上に
    配置することを特徴とする、波長多重光伝送システム。
  7. 【請求項7】 複数のベースバンド電気信号を周波数多
    重した後、所定の波長の光信号に変換して出力する送信
    部を複数備え、各送信部から出力される異なる波長の光
    信号を波長多重して伝送する波長多重光伝送システムに
    おいて、各送信部で複数のベースバンド電気信号を周波
    数多重するための方法であって、 前記ベースバンド信号の変調周波数の一部を、複数の前
    記送信部の全てに共通な第1の周波数帯域上に配置する
    ステップと、 前記ベースバンド信号の変調周波数の残りの部分を、周
    波数軸上で前記第1の周波数帯域と異なる領域に位置す
    る第2または第3の周波数帯域上に配置するステップと
    を備え、 前記ベースバンド信号の変調周波数の残りの部分を第2
    または第3の周波数帯域上に配置するステップは、複数
    の送信部の中から、出力する光信号の波長が互いに隣接
    している任意の2つの送信部を取り出したとき、これら
    2つの送信部が出力する2つの光信号の波長間隔が受信
    側でクロストークを生じるほどに狭い場合、前記第2の
    周波数帯域上には、一方の送信部においてベースバンド
    信号の変調周波数の残りの部分を配置させ、前記第3の
    周波数帯域上には、他方の送信部においてベースバンド
    信号の変調周波数の残りの部分を配置させることを特徴
    とする、周波数多重方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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