JP2001077782A - Vcパス無瞬断切替方法とその装置 - Google Patents

Vcパス無瞬断切替方法とその装置

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JP2001077782A
JP2001077782A JP25213599A JP25213599A JP2001077782A JP 2001077782 A JP2001077782 A JP 2001077782A JP 25213599 A JP25213599 A JP 25213599A JP 25213599 A JP25213599 A JP 25213599A JP 2001077782 A JP2001077782 A JP 2001077782A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パスデータの遅延量が最小に抑制された状態
で、両系パスの位相を揃えた上で、VCパスを無瞬断で
切替すること。 【解決手段】 インタフェース受信部1,2各々では、
VCパス情報は順次メモリ44,65に保持される一
方、VCパスのオーバーヘッド情報からは各VC毎にマ
ルチフレーム同期が同期部43,61でとられた上、リ
ードアドレス設定部45,64各々では、同期部43,
61からのMF番号から各VC毎に自系、他系間での位
相差が求められ、該位相差と自系、他系にそれぞれ事前
挿入されている初期遅延量とからは各VC毎に総遅延量
が決定された上、該総遅延量分だけ、保持されているパ
ス情報がメモリ44,65から遅延された状態として読
み出されるようにして、インタフェース受信部1,2各
々ではVCパスが位相合せされた状態で、インタフェー
ス受信部1,2の切替が行われるようにしたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、伝送網において伝
送データを中断・欠落させることなく、無瞬断でVC
(Virtual Container)パスが切替えされるようにした
VCパス無瞬断切替方法とその装置に係わり、特にIT
U(International Telecommunications Union:国際電
気通信連合)−Tで標準化されたSDH(Synchronous
Digital Hierarchy)、米国のSONET(Synchronous
Optical Network:同期光通信網)などの伝送方式によ
る伝送網上で、運用系伝送路が非運用系伝送路に無瞬断
で切替えされるようにしたVCパス無瞬断切替方法とそ
の装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】SDHの基本となるSTM(Synchronou
s Transport Module)−1フレームは、図9に示すよう
に、9行270列の2次元バイト行列として表現される
が、このうち、先頭部分としての9行9列は、その第4
行目がAU(Administrative Unit)ポインタAU P
TRとされたセクションオーバーヘッドSOH(Sectio
nOverhead)と称され、これに続く9行261列は多重
化情報が収容されるペイロード(payload)と称された
ものとなっている。セクションオーバーヘッドSOHに
はフレーム同期信号、保守情報、状態モニタ等、運用上
の諸機能が具備され、また、ペイロードにはVCのVC
3が3個多重化収容されるものとなっている。この図9
において、多重化されるVC3がペイロードからずらさ
れた状態として表現されているのは、これは、STM−
1のフレーム時間位相と3個のVC3のフレーム時間位
相がAUポインタの値によって独立に変化することを意
味している。これら3個のVC3はそれぞれ別の伝送ル
ート、別装置を経由して伝送される場合があり、上記1
フレーム内の位相差(ポインタ値)が独立であるだけで
なく、各VC3はフレーム単位での遅延量差が生じる場
合があることから、各VC3は完全に独立に扱われる必
要があるものとなっている。
【0003】ここで、簡単乍ら、1個のVC3に着目の
上、図10によりAUポインタ処理について説明すれ
ば、図10(A)に示すように、STM−1フレーム位
相とVC3フレーム位相(先頭位置)が一致している場
合には、AUポインタ値は“0”に設定される。そのV
C3の先頭位置はAUポインタの最後のバイト(H3)
直後のバイトとされているものである。これに対し、図
10(B)に示すように、STM−1のフレーム位相と
VC3フレーム位相にαμsのずれがある場合には、A
Uポインタ値はαμs遅れ相当の“p”に設定された
上、VC3の先頭位置はAUポインタの最後のバイト
(H3)直後のバイトから数えてp+1バイト目とされ
ているものである。このAUポインタによりフレーム位
相同期をとるための処理遅延時間の短縮化が図られてい
るものである。
【0004】以上のAUポインタの説明では、説明の簡
単化上、1個のVC3について説明されているが、実際
には3個のVC3が多重されており、その場合でのマッ
ピングの様子を図11に示す。図11に示すように、3
個のVC3(A,B,C)とそれに対応するポインタが
STM−1フレーム上、1バイトずつ順番にマッピング
されていることが判る。STM−1フレームは9行27
0列の2次元バイト行列として表現されているわけであ
るが、光ケーブルの伝送路上では、図12に示すよう
に。シリアル伝送されるものとなっている。第1行目か
ら第9行目に向って順次シリアル伝送されているわけで
あるが、行各々がシリアル伝送されるに際しては、セク
ションオーバーヘッドSOH部分を先頭としてシリアル
伝送されているものである。
【0005】ところで、近年、SDHが適用された基幹
系伝送路上での回線品質の向上を目的として、基幹系伝
送路は冗長系が具備されたものとして構成された上、必
要に応じて系切替えが実行されるものとなっているが、
その系切替えに際しては、無瞬断でのVCパス切替えが
要求されているのが実情である。VCパスが無瞬断で切
替えされるためには、運用系(現用系、あるいはACT
系、または0系に同一)と非運用系(予備系、あるいは
SBY系、または1系に同一)のVC3位相を合せ、1
ビット以内に系切替えが行われる必要があるものとなっ
ている。この運用系と非運用系の位相合せ方法として
は、これまでに、送信側でJ1バイトにマルチフレーム
の固定パターンを挿入し、受信側で運用系、非運用系の
マルチフレーム位相をJ1バイトに同期させることで、
VCパスを位相合せする方法が提案されたものとなって
いる。
【0006】そのJ1バイトについて説明すれば、図9
に示すように、J1バイトはITU−T G.707,
708,709にて勧告されたSDHに適合したSTM
フレーム内のパスオーバーヘッドPOH(Path Overhea
d)の先頭に存在するが、このJ1バイトに64マルチ
フレーム構成で、63,64フレーム目に予め固有のデ
ータを挿入の上、受信側でこれを検出することにより運
用系と非運用系の異経路通過によるパスの遅延時間差、
即ち、位相差が求められるものである。64マルチフレ
ーム構成の場合には、8ms(=125μs×64)ま
での遅延が吸収され得るものである。この際での経路長
差としては、光速度を3×108 m/s、光ファイバ屈
折率を1.45とすれば、約1600km(≒8ms×
(3×108 m/s)÷1.45)が得られるものとな
っている。
【0007】図13は無瞬断切替方法が採用されてなる
ディジタル伝送システムの概略構成を示したものであ
る。図13に示すように、A局、C局間では、0系伝送
路はA局からC局に直接接続されているも、1系伝送路
はB局を経由の上、C局に接続されたものとなってい
る。A局における系対応インタフェース送信部にはマル
チフレーム(MF)パターン挿入部が具備された上、系
対応インタフェース送信部各々からは、伝送信号がA局
から0系伝送路、1系伝送路各々を介し、並行してC局
に伝送されているものである。C局では、系対応インタ
フェース受信部各々ではマルチフレームが検出された
上、0系、1系間での位相差が調整された後、スイッチ
(SW)部で系切替えが行われているものである。
【0008】図14に従来技術に係るインタフェース受
信部のブロック構成を示す。図示のように、系対応入力
データにもとづき系対応セクション終端部では、SOH
終端処理や、伝送路8kフレームから装置内8kフレー
ムへの乗せ替え(8k位相整合)処理の他、伝送路位相
のポインタから装置内位相のポインタへの変換処理が行
われており、更に、0系、1系間での位相差検出が行わ
れるべく、両系VCパスの先頭位置が装置内基準フレー
ムに合せられるものとなっている。更にまた、0系入力
データに対してはパスデータ遅延メモリにより遅延が付
加されているものである。一方、位相差検出部では、パ
スデータ遅延メモリ、1系対応セクション終端部各々か
らの主情報を受信の上、先ずマルチフレーム同期回路
(図示せず)によりJ1バイトの第63,64フレーム
に挿入されている固定パターンデータから、64マルチ
フレームタイミング情報としてマルチフレーム番号(1
〜64)が内部で生成されるものとなっている。その
後、0系、1系パスのマルチフレーム番号の比較により
位相差情報が得られた上、遅延制御部に出力されている
ものである。遅延制御部には1系対応セクション終端部
からのVCパスデータがメモリに保持されているが、そ
のVCパスデータのメモリからの読出しタイミングは位
相差検出部からの位相差情報によるものとなっている。
フレーム位相差分だけ遅延が加えられた状態として、そ
のメモリから1系VCパスデータが読み出されているも
のである。このように、想定される系間位相差の分だ
け、0系パスデータには予め遅延を与えておき、1系側
で0系位相に合せるよう、遅延制御が行われることによ
って、位相合せが実現された状態で無瞬断切替えが行わ
れ得るものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来技
術による場合、運用系受信部には挿入遅延量として予め
パスデータ遅延メモリが接続された上、非運用系受信部
では運用系との位相差が解消されるべく、パスデータの
遅延制御が行われることで、両系パスの位相合せが行わ
れたものとなっている。しかしながら、一般的には、伝
送に伴う遅延量は最小限に抑えられることが望ましいに
も拘らず、従来技術では、運用上起こり得る最大位相差
に相当する挿入遅延量が運用系に固定的に設定されてい
ることから、必然的に遅延量が大きくなることは否めな
いものとなっている。極端な例として、運用系、非運用
系各々の線路長がほぼ等しい場合には、両系間には位相
差が殆ど存在しないにも拘らず、遅延メモリ分の遅延が
両系の主信号に付加されてしまうといった不具合があっ
たものである。また、このような不具合に加え、従来技
術では、非運用系伝送路が支障移転等によりその線路長
が変化する場合には特に問題は生じないとしても、運用
系伝送路の線路長に変更が発生し位相が変化する場合に
は対応不可となっている。更に、遅延メモリ上で設定さ
れ得る挿入遅延量以上の位相差が運用系−非運用系間に
生じる場合には、もはや、無瞬断切替が不可能とされて
いたものである。
【0010】一方、以上の従来技術とは別に、運用系、
非運用系両方のパス位相を監視の上、位相合せを行い無
瞬断切替を実現するものが、特開平5−183469号
公報で提案されているが、これによる場合でも、無瞬断
切替時での位相制御に伴って生じる遅延量を小さく抑え
ることや、支障移転に伴う線路長の変化については何等
考慮されていないものとなっている。
【0011】本発明の第1の目的は、両系パスの位相が
揃えられるに際し、パスデータの遅延量が最小に抑制さ
れた状態でVCパスが無瞬断で切替され得るVCパス無
瞬断切替方法を供するにある。本発明の第2の目的は、
両系パスの位相が揃えられるに際し、パスデータの遅延
量が最小に抑制された状態でVCパスが無瞬断で切替さ
れ得るVCパス無瞬断切替装置を供するにある。本発明
の第3の目的は、運用系、非運用系各々での支障移転等
による線路長変更が許容されつつ、両系パスの位相が揃
えられるに際し、パスデータの遅延量が最小に抑制され
た状態でVCパスが無瞬断で切替され得るVCパス無瞬
断切替装置を供するにある。本発明の第4の目的は、外
部から任意な初期遅延量が設定された状態で、両系パス
の位相が揃えられるに際し、パスデータの遅延量が抑制
された状態でVCパスが無瞬断で切替され得るVCパス
無瞬断切替装置を供するにある。本発明の第5の目的
は、各VC毎の系間位相差と総遅延量が読取り可とされ
た状態で、両系パスの位相が揃えられるに際し、パスデ
ータの遅延量が抑制された状態でVCパスが無瞬断で切
替され得るVCパス無瞬断切替装置を供するにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記各種目的のうち、主
たる第1の目的は、ITU−T G.707,708,
709にて勧告された同期ディジタルハイアラーキに適
合し、異なる経路を含む2つの伝送路各々を介し伝送さ
れてくるフレーム信号を受信処理する第1,第2の受信
手段各々では、VCパス情報は順次保持されつつ、VC
パスのオーバーヘッド情報からは各VC毎にマルチフレ
ーム同期がとられた上、各VC毎に自系、他系間での位
相差が求められ、該位相差と自系、他系にそれぞれ事前
挿入されている初期遅延量とからは各VC毎に総遅延量
が決定された上、該総遅延量分だけ、保持されているパ
ス情報が遅延された状態として読み出されるようにし
て、該第1,第2の受信手段間でVCパスが位相合せさ
れた状態で、該第1,第2の受信手段の切替が行われる
ことで達成される。
【0013】同じく、主たる第2の目的は、VCパス情
報を保持するVCパス情報保持メモリと、VCパス情報
保持メモリへの書込みアドレスを出力する書込みアドレ
ス指示手段と、VCパスのオーバーヘッド情報からマル
チフレームパターンを検出した上、マルチフレーム同期
をとるVCパスマルチフレーム同期手段と、VCパス情
報保持メモリへの読出しアドレスを出力する読出しアド
レス指示手段とからなる第1,第2の受信手段を有する
ものとして構成されている場合に、読出しアドレス指示
手段各々では、VCパスマルチフレーム同期状態にもと
づき、各VC毎に自系、他系間での位相差t1が求めら
れた上、支障移転等による経路長増加による位相変動を
吸収すべく、前以て自系に挿入される初期遅延量をd
1、他系に挿入される初期遅延量をd2として、(1)
自系位相が進んでいる場合には、d1と(d2+|t1
|)とを比較の上、大きい値を自系での総遅延量とする
一方、(2)自系位相が遅れている場合は、d1と(d
2−|t1|)とを比較の上、大きい値を自系での総遅
延量として、総遅延量の分だけパス情報が遅延された状
態として読出されるべく、読出しアドレスが制御される
ことによって、上記第1,第2の受信手段間でVCパス
が位相合せされた状態で、該第1,第2の受信手段の切
替が行われるべく構成されることで達成される。
【0014】同じく、主たる第3の目的は、上記読出し
アドレス指示手段各々では、上記伝送路の線路長変更時
に、自系が非運用系であることを条件として、他系の受
信手段内で設定されている、各VCについての総遅延量
値Tmを使用の上、(1)自系位相が進んでいる場合に
は、Tm+|t1|が、(2)自系位相が遅れている場
合は、Tm−|t1|が、それぞれ総遅延量として決定
されるべく構成されることで達成される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1か
ら図8により説明する。先ず本発明に係るインタフェー
ス受信部について説明すれば、図1はその一例での構成
を示したものである。図示のように、0系入力データ1
1処理用としてのインタフェース受信部1は、大別して
セクション終端部3と無瞬断切替部4とから構成されて
おり、その無瞬断切替部4はまた、バッファメモリライ
トアドレスカウンタ部41と、J1マルチフレーム同期
部43と、バッファメモリ部44と、バッファメモリリ
ードアドレス設定部45とから構成されたものとなって
いる。これと同様にして、1系入力データ21処理用と
してのインタフェース受信部2も、大別してセクション
終端部5と無瞬断切替部6とから構成されており、その
無瞬断切替部6はまた、バッファメモリライトアドレス
カウンタ部63と、J1マルチフレーム同期部61と、
バッファメモリ部65と、バッファメモリリードアドレ
ス設定部64とから構成されたものとなっている。
【0016】ここで、説明の簡単化上、0系について主
に説明すれば、0系入力データ11が入力されるセクシ
ョン終端部3では、SOH終端処理や伝送路8kフレー
ムから装置内8kフレームへの乗せ替え(8k位相整
合)処理、伝送路位相ポインタから装置内位相ポインタ
への変換処理が行われており、更に、0系、1系間での
位相差検出が行われるべく、両系VCパスの先頭位置が
装置内基準フレームに合せられるものとなっている。ま
た、バッファメモリライトアドレスカウンタ部41で
は、セクション終端部3からの出力データ(セクション
終端後の主情報12)がバッファメモリ44に書込まれ
る際でのライトアドレス13が所定に生成されるものと
なっている。そのライトアドレス13は0からスタート
され、バッファメモリ部44に出力データが書込まれる
度に、そのライトアドレス13はインクリメント(+
1)されるべく更新されているものであり、そのライト
アドレス13がバッファメモリ部44上の最終アドレス
まで更新された場合には、そのライトアドレス13は再
び0に戻されるといった具合に、ライトアドレス13は
その値がサイクリックに更新生成されているものであ
る。
【0017】一方、J1マルチフレーム同期部43で
は、3つのVC3パスそれぞれに対応した同期回路によ
り、受信J1バイトの第63,64フレーム目に挿入さ
れている64マルチフレームパターンが検出された上、
マルチフレーム番号がバッファメモリリードアドレス設
定部45に対し生成されたものとなっている。そのバッ
ファメモリリードアドレス設定部45では、自系のJ1
マルチフレーム同期部43、他系のJ1マルチフレーム
同期部61各々からのVC3各々についてのマルチフレ
ーム番号を受信の上、系間位相比較によりVC3各々に
ついての位相差が求められるものとなっている。また、
バッファメモリリードアドレス設定部45には運用開始
後の支障移転用に設定されている初期遅延量の値が保持
された上、後述のように、VCパスの系間位相差とその
初期遅延量設定値とからは総遅延量が決定されるものと
なっている。ライトアドレス13からは総遅延量に相当
するアドレスが減じられることで、バッファメモリ部4
4へのリードアドレス17が生成されているものであ
る。
【0018】VCパス情報が保持されるバッファメモリ
部44ではまた、図2に示す様なフォーマットで、64
フレーム分の情報が保持されるものとなっている。図示
のように、3つのVC3パス情報が1アドレス毎に順番
に格納されていることが判る。ライトアドレス13に対
しリードアドレス17がずらされることで、0〜64フ
レーム分の遅延を生じさせることが可能とされているも
のである。具体的には、バッファメモリリードアドレス
設定部45で決定された総遅延量にもとづき、ライトア
ドレス13に対するリードアドレス17が生成されるこ
とで、VCパスが遅延されているものである。両系で同
様な動作が行われることで、位相合せが実現されている
ものである。この位相合せが実現されている状態では、
セレクタ部7から出力データ20として選択出力されて
いる、無瞬断切替部4からの遅延制御後の0系データ1
8は、無瞬断切替部6からの遅延制御後の1系データ1
9に無瞬断で切替えされ得るものである。
【0019】ここで、バッファメモリリードアドレス設
定部45での処理について図3により詳細に説明すれ
ば、位相比較部452では、両系のVC3(1)各々に
ついてのマルチフレーム番号が比較されることで、その
フレーム差が得られるものとなっている。これと同様に
して、位相比較部453,454各々でも、両系のVC
3(2),(3)各々についてのフレーム差が得られて
いるものである。これらフレーム差は位相比較結果とし
て、そのうちの何れか1つが選択的にセレクタを介し遅
延量算出処理部458に出力されているが、何れが選択
出力されるかは、VC3切替信号送出部451からセレ
クタへの選択制御信号によるものとなっている。図2に
示すように、バッファメモリ部44上には3つのVC3
のデータが順番に書込まれるが、リードアドレス17送
出処理はライトアドレス13に同期して行われることか
ら、ライトアドレス13のその値からVC3(1)〜
(3)の何れのパスが処理されるべきかがVC3切替信
号送出部451で認識された上、フレーム差としての位
相比較結果が所望に選択出力される必要があるものであ
る。
【0020】その遅延量算出処理部458であるが、こ
れに関連して、その近傍には初期遅延量設定値保持部4
55やACT状態フラグ456、初期設定/変更フラグ
457が設けられたものとなっている。このうち、初期
遅延量設定値保持部455は、運用開始後の支障移転に
よる線路長増加に備えて、外部から任意に事前設定され
る初期遅延量を保持する複数ビットレジスタとして構成
されており、0系、1系それぞれで任意な初期遅延量が
設定され得るものとなっている。また、ACT状態フラ
グ456は、自系が現にACT状態にあるのか、SBY
状態にあるのか、その状態を示す識別フラグとされ、1
ビットレジスタとして構成されたものとなっている。更
に、初期設定/変更フラグ457は、遅延量算出処理モ
ードを切り替える1ビットレジスタとしての識別フラグ
とされ、両系の無瞬断切替部4,6で遅延量設定処理が
行われる場合には“初期設定”に、また、運用開始後の
支障移転でSBY系でのみACT系への位相合せ処理が
行われる場合には“変更”に設定されるものとなってい
る。遅延量算出処理部458では、位相比較部452〜
454や初期遅延量設定値保持部455、ACT状態フ
ラグ456、初期設定/変更フラグ457からの情報に
もとづき、遅延量算出処理が行われているものである
が、この遅延量算出処理を図4(A),(B)に示す。
【0021】先ず図4(A)に示す初期設定時での遅延
量算出処理を、図5を参照しつつ説明すれば、図5に示
す例では、1系データに比し0系データの位相が進んで
おり、1系との位相差τ1 は、τ1 =4フレームであ
る。ここで、例えば0系初期遅延設定値が5フレームと
して、また、1系初期遅延設定値が3フレームとして設
定された場合での遅延量をフレーム単位に求めれば、0
系については、自系初期遅延設定値“5”と他系初期遅
延設定値(=“3”)+|位相差|(=“4”)=
“7”とが比較された上、大きい値である“7”が遅延
量として求められるものである。一方、1系に対しての
遅延量は、自系初期遅延設定値“3”と他系初期遅延設
定値(=“5”)−|位相差|(=“4”)=“1”と
が比較された上、大きい値である“3”が遅延量として
求められるものである。
【0022】次に、線路長変更時での遅延量算出処理に
ついて説明する。遅延量算出処理部458には他系の無
瞬断切替部内で設定されている遅延量が入力されている
が、この遅延量と位相差情報を用いて線路長変更時での
遅延量が算出され得るものである。但し、この処理は、
ACT状態フラグ456が“SBY”で、かつ初期設定
/変更フラグ457が“変更”の条件下でのみ実施され
るものとなっている。
【0023】さて、先ず1系線路長変更時での遅延量算
出処理についてより具体的に説明すれば、図6(A)に
示すように、1系が位相遅れ状態にあって、1系での遅
延が1フレーム分、更に増加した場合を想定すれば、図
4(B)に示す遅延量算出処理に従い、0系遅延量(=
“7”)−|位相差|(=“5”)=“2”として、1
系での遅延量が求められるものとなっている。また、図
6(B)に示すように、1系での遅延が5フレーム分、
減少した場合には、0系遅延量(=“7”)+|位相差
|(=“1”)=“8”として、1系での遅延量が求め
られるものである。
【0024】次に、0系線路長変更時での遅延量算出処
理についてより具体的に説明すれば、それまでの0系、
1系はその線路長変更に先立って、それぞれ新たな1
系、0系に系切替えされた状態で、図7(A)に示すよ
うに、0系(新たな1系)での遅延が3フレーム分、増
加した場合には、図4(B)に示す遅延量算出処理に従
い、1系(新たな0系)遅延量(=“3”)+|位相差
|(=“1”)=“4”として遅延量が求められるもの
となっている。また、0系(新たな1系)での遅延が1
フレーム分、減少した場合、1系(新たな0系)遅延量
(=“3”)+|位相差|(=“5”)=“8”として
遅延量が求められているものである。
【0025】最後に、図3におけるアドレス設定部46
0について説明すれば、アドレス設定部460では、ラ
イトアドレス13と遅延量算出処理部458からの遅延
量とにもとづき、バッファメモリ部44へのリードアド
レス17が生成されるものとなっている。図5において
は、0系での遅延量は7フレームであり、VC3の1フ
レーム当りのバイト数:87バイトから、7フレームは
609バイト(=87バイト×7)に相当するが、更
に、図2に示すように、メモリ上では3つのVC3パス
データが順番に並んでいるので、そのバイト数を3倍す
れば、1827バイト(=609バイト×3)が得られ
るものとなっている。したがって、メモリへのライトア
ドレス13から1824を減じた番地がリードされるこ
とで、7フレーム分の遅延が与えられるものである。図
8(A)に示す例では、ライトアドレス13が2348
であるから、リードアドレス17は2087−1827
=521番地となる。同様に、1系については遅延量が
3フレームであるから、遅延量は3×87×3=783
バイト分であり、ライトアドレス13が2087である
場合でのリードアドレス17は、2348−783=1
565番地となる。図8(A)において、“0系、1系
の初期状態”を見ると、上記リードアドレス17のメモ
リ内容が両系ともに4F−4(マルチフレーム番号4の
4バイト目)であり、位相が揃うことが判る。なお、こ
のアドレス設定部460では、ライトアドレス13から
遅延量相当アドレスを引いた結果が負の値になる場合で
も、正しいリードアドレス17が求められるよう、処理
が行われるものとなっている。
【0026】同様に、図8(B)に示す線路長変更の場
合でのリードアドレスは、1系線路長変更(1)では2
348−(2×87×3)=1826番地、1系線路長
変更(2)では2348−(8×87×3)=260番
地となる。図7に示す線路長変更の場合でのリードアド
レスは、0系線路長変更(1)では2348−(4×8
7×3)=1304番地、0系線路長変更(2)では2
348−(8×87×3)=260番地となる。これら
線路長変更時でのリードアドレスのメモリ内容は何れも
線路長変更前と同じであり、位相が揃っていることが判
る。
【0027】因みに、バッファメモリリードアドレス設
定部45内の位相比較部452〜454各々には位相差
を保持するレジスタが、また、遅延量算出処理部458
には挿入遅延量を保持するレジスタが設けられた上、そ
れら位相差や挿入遅延量は外部から随時読取り可能とな
っている。
【0028】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1による
場合は、両系パスの位相が揃えられるに際し、パスデー
タの遅延量が最小に抑制された状態でVCパスが無瞬断
で切替され得るVCパス無瞬断切替方法が、また、請求
項2による場合には、両系パスの位相が揃えられるに際
し、パスデータの遅延量が最小に抑制された状態でVC
パスが無瞬断で切替され得るVCパス無瞬断切替装置
が、更に、請求項3による場合にはまた、運用系、非運
用系各々での支障移転等による線路長変更が許容されつ
つ、両系パスの位相が揃えられるに際し、パスデータの
遅延量が最小に抑制された状態でVCパスが無瞬断で切
替され得るVCパス無瞬断切替装置がそれぞれ得られる
ものとなっている。この他、請求項4による場合には、
外部から任意な初期遅延量が設定された状態で、両系パ
スの位相が揃えられるに際し、パスデータの遅延量が抑
制された状態でVCパスが無瞬断で切替され得るVCパ
ス無瞬断切替装置が、また、請求項5による場合は、各
VC毎の系間位相差と総遅延量が読取り可とされた状態
で、両系パスの位相が揃えられるに際し、パスデータの
遅延量が抑制された状態でVCパスが無瞬断で切替され
得るVCパス無瞬断切替装置がそれぞれ得られたものと
なっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係るインタフェース受信部の
一例での構成を示す図
【図2】図2は、その一構成要件としてのバッファメモ
リ部上での情報保持フォーマットを示す図
【図3】図3は、同じくその一構成要件としてのバッフ
ァメモリリードアドレス設定部の構成を示す図
【図4】図4(A),(B)は、そのバッファメモリリ
ードアドレス設定部での遅延量算出処理を、それぞれ初
期設定時、線路長変更時でのものとして示す図
【図5】図5は、初期設定時での遅延量算出処理例を説
明するための図
【図6】図6(A),(B)は、1系線路長変更時での
遅延量算出処理例を説明するための図
【図7】図7(A),(B)は、0系線路長変更時での
遅延量算出処理例を説明するための図
【図8】図8(A),(B)は、ライトアドレスと遅延
量とから、リードアドレスが求められることを説明する
ための図
【図9】図9は、ITU−Tにて勧告されているSTM
−1フレームを示す図
【図10】図10(A),(B)は、SDHにおけるA
Uポインタ処理を説明するための図
【図11】図11は、VC3パスのSTM−1フレーム
への多重方法を示す図
【図12】図12は、伝送路上のSTM−1フレームフ
ォーマットを示す図
【図13】図13は、無瞬断切替方法が採用されてなる
ディジタル伝送システムの概略構成を示す図
【図14】図14は、従来技術に係るインタフェース受
信部のブロック構成を示す図
【符号の説明】
1,2…インタフェース受信部、3,5…セクション終
端部、4,6…無瞬断切替部、7…セレクタ部、13…
ライトアドレス、15…マルチフレーム番号、16…設
定遅延量、17…リードアドレス、20…出力データ、
41,63…バッファメモリライトアドレスカウンタ
部、43,61…J1マルチフレーム同期部、44,6
5…バッファメモリ部、45,64…バッファメモリリ
ードアドレス設定部、451…VC3切替信号送出部、
452〜454…位相比較部VC3、455…初期遅延
量設定値保持部、456…ACT状態フラグ、457…
初期設定/変更フラグ、458…遅延量算出処理部、4
60…アドレス設定部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ITU−T G.707,708,70
    9にて勧告された同期ディジタルハイアラーキに適合
    し、異なる経路を含む2つの伝送路各々を介し伝送され
    てくるフレーム信号が第1,第2の受信手段各々で所定
    に受信処理されることによって、該第1,第2の受信手
    段間でVCパスが位相合せされた状態で、該第1,第2
    の受信手段の切替が行われるようにしたVCパス無瞬断
    切替方法であって、 上記第1,第2の受信手段各々では、VCパス情報は順
    次保持されつつ、VCパスのオーバーヘッド情報からは
    各VC毎にマルチフレーム同期がとられた上、各VC毎
    に自系、他系間での位相差が求められ、該位相差と自
    系、他系にそれぞれ事前挿入されている初期遅延量とか
    らは各VC毎に総遅延量が決定された上、該総遅延量分
    だけ、保持されているパス情報が遅延された状態として
    読み出されるようにして、該第1,第2の受信手段間で
    VCパスが位相合せされた状態で、該第1,第2の受信
    手段の切替が行われるようにしたVCパス無瞬断切替方
    法。
  2. 【請求項2】 VCパス情報を保持するVCパス情報保
    持メモリと、VCパス情報保持メモリへの書込みアドレ
    スを出力する書込みアドレス指示手段と、VCパスのオ
    ーバーヘッド情報からマルチフレームパターンを検出し
    た上、マルチフレーム同期をとるVCパスマルチフレー
    ム同期手段と、VCパス情報保持メモリへの読出しアド
    レスを出力する読出しアドレス指示手段とからなる第
    1,第2の受信手段を有するものとして構成された上、
    ITU−T G.707,708,709にて勧告され
    た同期ディジタルハイアラーキに適合し、異なる経路を
    含む2つの伝送路各々を介し伝送されてくるフレーム信
    号を上記第1,第2の受信手段で所定に受信処理するこ
    とによって、該第1,第2の受信手段間でVCパスが位
    相合せされた状態で、該第1,第2の受信手段の切替が
    行われるようにしたVCパス無瞬断切替装置であって、 上記読出しアドレス指示手段各々では、VCパスマルチ
    フレーム同期状態にもとづき、各VC毎に自系、他系間
    での位相差t1が求められた上、支障移転等による経路
    長増加による位相変動を吸収すべく、前以て自系に挿入
    される初期遅延量をd1、他系に挿入される初期遅延量
    をd2として、(1)自系位相が進んでいる場合には、
    d1と(d2+|t1|)とを比較の上、大きい値を自
    系での総遅延量とする一方、(2)自系位相が遅れてい
    る場合は、d1と(d2−|t1|)とを比較の上、大
    きい値を自系での総遅延量として、総遅延量の分だけパ
    ス情報が遅延された状態として読出されるべく、読出し
    アドレスが制御されることによって、上記第1,第2の
    受信手段間でVCパスが位相合せされた状態で、該第
    1,第2の受信手段の切替が行われるようにしたVCパ
    ス無瞬断切替装置。
  3. 【請求項3】 上記読出しアドレス指示手段各々では、
    上記伝送路の線路長変更時に、自系が非運用系であるこ
    とを条件として、他系の受信手段内で設定されている、
    各VCについての総遅延量値Tmを使用の上、(1)自
    系位相が進んでいる場合には、Tm+|t1|が、
    (2)自系位相が遅れている場合は、Tm−|t1|
    が、それぞれ総遅延量として決定されるようにした請求
    項2記載のVCパス無瞬断切替装置。
  4. 【請求項4】 上記読出しアドレス指示手段のうち、一
    方には初期遅延量d1が、他方には初期遅延量d2がそ
    れぞれ任意値として、外部から設定されるようにした請
    求項2,3の何れかに記載のVCパス無瞬断切替装置。
  5. 【請求項5】 上記読出しアドレス指示手段各々から
    は、各VC毎の系間位相差と総遅延量が読取り可とされ
    ている請求項2〜4の何れかに記載のVCパス無瞬断切
    替装置。
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