JP2001077630A - 雑音信号発生装置ならびにその利用装置 - Google Patents

雑音信号発生装置ならびにその利用装置

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JP2001077630A JP24712999A JP24712999A JP2001077630A JP 2001077630 A JP2001077630 A JP 2001077630A JP 24712999 A JP24712999 A JP 24712999A JP 24712999 A JP24712999 A JP 24712999A JP 2001077630 A JP2001077630 A JP 2001077630A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い周波数帯域での良好な無作為性の周波数
変化をもつ白色雑音信号の雑音信号発生装置ならびにそ
の利用装置を簡便な構成で提供する。 【解決手段】 逆バイアス電圧Vbを変化させたときの
白色雑音信号11aを増幅・整流して得られる脈動波形
が所定の波形範囲内に入る特性をもつツェナーダイオー
ド11(G)により白色雑音信号11aを得るととも
に、高い周波数帯域での良好な周波数変化を得るため
に、脈動波形の脈動部分を超えた電圧Vb(G)を逆バ
イアス電圧Vbとして与える各手段を設けたものであ
る。ツェナーダイオード11の選別と逆バイアス電圧V
b(G)の選定とによる簡便な手段で高い周波数帯域で
の良好な周波数変化をもつ白色雑音信号11aを得るこ
とができる。利用装置としては、乱数などの無作為デー
タ信号を発生する無作為データ信号装置、その無作為デ
ータ信号にもとづいて通信内容を暗号化した通信信号を
通信する秘密通信装置がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ツェナーダイオ
ードに所定の逆バイアス電圧を与えることにより、無作
為性の周波数変化をもつ雑音信号、すなわち、白色雑音
信号を発生する雑音信号発生装置ならびにその利用装
置、例えば、上記の白色雑音信号にもとづいて無作為性
の変化をもつ符号または数を表すデータ信号を得る無作
為データ信号装置、上記のデータ信号によって通信内容
を変化させた秘密信号により通信を行う秘密通信装置な
どに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の雑音信号発生装置として、図6
のような雑音信号発生装置10の構成(以下、第1従来
技術という)が、CQ出版株式会社昭和62年1月発行
「トランジスタ技術」誌 SPECIAL NO.1な
どにより開示されている。なお、以下の図において、同
一の符号で示す部分は同一の機能をもつ部分である。
【0003】図6において、ツェナーダイオード11に
は、保護用の抵抗R1を介して直流電源による逆バイア
ス電圧+Vbを与えることにより、ツェナー電圧Vzを
超えた電圧が与えられているので、ツェナー電流が流れ
るとともに、ツェナーダイオード11の両端間に白色雑
音信号11aを発生する。
【0004】この白色雑音信号11aは、電圧が小さい
ので、抵抗R2・R3とコンデンサC1とによる負帰還
回路をもつ非反転型の演算増幅回路12で増幅して、所
要の電圧の白色雑音信号12aを得ている。
【0005】また、こうした白色雑音信号12aにもと
づいて、無作為性の変化をもつ数、すなわち、乱数のデ
ータ信号、または、この乱数を符号に変換した無作為性
の変化をもつ符号のデータ信号(以下、これらのデータ
信号を総称して無作為データ信号という)を得る無作為
データ信号装置として、図7のような無作為データ信号
装置20の構成(以下、第2従来技術という)が周知で
ある。
【0006】図7において、変換回路21は、雑音信号
発生装置10からの白色雑音信号12aにおける無作為
性の周波数変化を、数の変化または符号の変化に変換し
て無作為データ信号21aを得る回路であって、例え
ば、白色雑音信号12aをリミッタ回路または微分回路
によってパルスの信号に変換し、このパルスのごく短い
所定の時間内、例えば、1μsごとにおける発生数を計
数して得られる数、各パルスの間をクロックパルスで計
数して得られる数などを2進数のディジタル値に変換し
て得られる無作為の数による無作為データ信号、また
は、このディジタル値を50音文字またはアルファベッ
ト文字などの符号に変換して得られる無作為の符号によ
る無作為データ信号21aを得るようにしたものであ
る。
【0007】なお、上記の数による無作為データ信号2
1aを発生する構成の場合には、例えば、図8のような
不作為性をもつ5桁の2進数を順次に発生するととも
に、例えば、同一の2進数が出現するまでの間が不等間
隔になっていることを調べるなどにより無作為性の検定
を行っていることも周知だある。
【0008】さらに、こうした無作為データ信号21a
によって通信内容を変化させることにより暗号化した秘
密信号を用いて通信を行う秘密通信装置として、図9の
ような秘密通信装置100の構成(以下、第3従来技術
という)が、本願出願人等の出願にもとづく特開平10
−326365号公報により開示されている。
【0009】図9において、秘密通信装置100は、例
えば、自動車70側の通信装置50と料金所80側の通
信装置60とで構成されており、例えば、自動車70に
設けたICカード処理装置71と、料金所80に設けた
料金徴収処理装置81との間における通信処理の内容を
第三者に秘匿した安全性をもたせて通信するようにした
ものである。
【0010】そして、各通信装置50・60は、それぞ
れ、各マイクロコンピュータによる制御処理部(以下、
CPUという)51・61により所要の制御処理を行っ
ており、通信装置50から通信装置60への送信処理
は、ICカード処理装置71からのICカード(図示せ
ず)に関する情報データ71aを、無作為データ信号装
置20(以下、20Aという)の無作為データ信号21
a(以下、21a1という)と、予め約束を取り交わし
て定めた鍵データKを記憶した鍵記憶回路52からの鍵
データ信号52aと、予め約束を取り交わして定めた秘
匿処理のためのアルゴリズムを記憶したアルゴリズム記
憶回路54とからアルゴリズム信号54aとにもとづい
て、CPU51が暗号化処理を行って得られる暗号信号
51aを通信回路55で、無線周波数の変調信号に変換
した後に増幅(以下、変調・増幅という)して得られる
信号を送信信号55aとし、この送信信号55aをアン
テナ56から送信する。
【0011】通信装置60での受信処理は、送信信号5
5aをアンテナ66で受信して得られた受信信号66a
を通信回路65で増幅した後に検波して得られる暗号信
号65aとし、この暗号信号65aを、鍵記憶回路52
と同様の鍵記憶回路62からの鍵データ信号52aと、
アルゴリズム記憶回路54と同様のアルゴリズム記憶回
路64からのアルゴリズム信号54aにもとづいて、通
信装置50側における無作為データ信号装置20Aの無
作為データ信号21a1による無作為データの内容を解
読することにより、ICカード処理装置71からの情報
データ71aに対応する情報データ信号61aを得て、
この情報データ信号61aを料金徴収処理装置81に与
えて所要の料金徴収処理を行わせるものである。
【0012】また、通信装置60から通信装置50への
送信処理は、料金徴収処理装置81からのICカードに
対する処理データ81aを、無作為データ信号装置20
Aと同様の無作為データ信号装置20(以下、20Bと
いう)からの無作為データ信号21a(以下、21a2
という)と、鍵記憶回路62からの鍵データ信号52a
と、アルゴリズム記憶回路64からアルゴリズム信号5
4aとにもとづいて、CPU61が暗号化処理を行って
得られる暗号信号61bを通信回路65で変調・増幅し
て得られる信号を送信信号65aとし、この送信信号6
5bをアンテナ66から送信する。
【0013】通信装置50での受信処理は、送信信号6
5bをアンテナ56で受信して得られた受信信号56a
を通信回路55で増幅・検波して得られる信号を暗号信
号56bとし、この暗号信号56bを、鍵記憶回路52
からの鍵データ信号52aと、アルゴリズム記憶回路5
4からアルゴリズム信号54aにもとづいて、通信装置
60側の無作為データ信号装置20Bの無作為データ信
号21a2による無作為データを解読することにより、
料金徴収処理装置81からの処理データ81aに対応す
る処理データ信号51bを得て、この処理データ信号5
1bをICカード処理装置71に与えて所要の料金徴収
処理を行わせるものである。
【0014】そして、上記の秘匿のため暗号化として
は、特定の文に隠された意味など利用する隠文式、特定
の語句を約束に従った語句に変換する約束語式、特定の
語句や文を約束に従って分散配置する分置式、特定の文
または語句の文字を約束に従って配置位置を置き換える
転置式、特定の文または語句を約束に従ってマーク・図
形などに換える換字式、または、これらの各式のうちの
複数を適宜に組み合わせた混合式などの利用する構成
(以下、第4従来技術という)が昭和49年7月ダイヤ
モンド社発行「暗号の秘密」などによって開示されてい
る。
【0015】したがって、上記の秘匿のためのアルゴリ
ズムの記憶は、上記の第4従来技術における暗号化のう
ちのいずれかをアルゴリズム化したもの記憶させればよ
いことも周知である。
【0016】また、上記の第1従来技術の雑音信号発生
装置10による白色雑音信号12aは、通信関連装置に
おける信号対雑音比、すなわち、S/Nの測定にも利用
し得ることは言うまでもない。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上記の第1従来技術の
構成により発生される白色雑音信号12aでは、ごく低
い周波数からごく高い周波数までにわたる広い周波数帯
域において、無作為性が優れた雑音信号が得られる。
【0018】一方、最近の通信の高速化に伴い、通信周
波数帯がごく高い周波数帯域に移行するとともに、上記
の第2従来技術の構成による無作為データ信号21aに
おける各データの作成を高速化することが要求されてい
る。
【0019】こうした高速化のためには、白色雑音信号
12aのうちの低い周波数帯域の部分を、例えば、高域
濾波回路などによって除去することにより、所定の周波
数帯域よりも高い周波数帯域での周波数変化だけをもつ
白色雑音信号を得るようにして、無作為データ信号21
aの作成を高域化する構成が考えられる。
【0020】しかしながら、こうした構成では、低い周
波数帯域の部分に相当する時間部分が空白化されてしま
い、無作為データ信号21aが途切れ、途切れにしか作
成できないという不都合が生ずる。
【0021】上記の不都合を解消するためには、複数の
雑音信号発生装置10を設けておき、特定の雑音信号発
生装置10による上記の空白化された部分を他の雑音信
号発生装置10による雑音信号で補わせるなどの複雑な
構成を設ける構成が考えられるが、この構成によって、
上記の空白部分を完全に除去するには、その空白部分の
発生も無作為性があるので、十分な数の雑音信号発生装
置10を設けなければならず、装置全体が複雑高価にな
らざる得ないなど不都合がある。
【0022】このため、これらの不都合を無くした雑音
信号発生装置ならびにその利用装置の提供が望まれてい
るという課題がある。
【0023】また、上記の第1従来技術による雑音信号
発生装置10は、上記の第3従来技術のように、自動車
などにおける普遍的な秘密通信装置にまで利用されるた
め、量産的な構成で構成しなければならないが、本来、
ツェエナーダイオード11は定電圧回路用として製造さ
れているので、雑音発生用としては性能が一定していな
い。
【0024】このため、多数のツェエナーダイオードの
中から、雑音発生用に適するものを選別して使用しなけ
ればならないが、そのための選別方法は、発生した白色
雑音信号12aをブラウン管表示面に表示しておき、そ
の周波数変化を長時間にわたって目視で判別する方法
か、または、上記の無作為データ信号装置20に組み込
んで、上記の無作為の検定を行う方法などが用いられ
る。
【0025】しかしながら、これら方法では、いずれの
場合も比較的長時間にわたる判別が必要であり、量産用
としては適さないという不都合がある。
【0026】このため、こうした不都合のない雑音発生
用ダイオード、すなわち、雑音発生用素子の判別装置の
提供が望まれているという課題がある。
【0027】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記のよう
なツェナーダイオードに所定の逆バイアス電圧を与える
ことにより、無作為性の周波数変化をもつ雑音信号、す
なわち、白色雑音信号を発生する雑音信号発生装置にお
いて、
【0028】上記の無作為性を高めるために、上記の逆
バイアス電圧を変化させたときの上記の白色雑音信号を
増幅・整流して得られる脈動波形が所定の波形範囲内に
入る特性をもつ上記のツェナーダイオードにより上記の
白色雑音信号を得る雑音信号手段と、
【0029】所定の周波数帯域よりも高い周波数帯域で
の上記の周波数変化を得るために、上記の脈動波形にお
ける脈動部分を超えた箇所の電圧を上記の逆バイアス電
圧として与える逆バイアス手段とを設ける第1の構成
と、
【0030】ツェナーダイオードに所定の逆バイアス電
圧を与えることにより、無作為性の周波数変化をもつ雑
音信号、すなわち、白色雑音信号を発生するとともに、
上記の白色雑音信号にもとづいて無作為性の変化をもつ
数または符号を表すデータ信号、すなわち、無作為デー
タ信号を得る無作為データ信号装置において、
【0031】上記の第1の構成における雑音信号手段・
逆バイアス手段とを設けるとともに、上記の周波数変化
にもとづいて上記の無作為データ信号を得るデータ信号
手段を設ける第2の構成と、
【0032】ツェナーダイオードに所定の逆バイアス電
圧を与えることにより、無作為性の周波数をもつ雑音信
号、すなわち、白色雑音信号を発生するとともに、上記
の白色雑音信号にもとづいて得られる無作為性の変化を
もつ数または符号を表すデータ信号、すなわち、無作為
データ信号によって通信内容を変化させた秘密通信信号
により通信を行う秘密通信装置において、
【0033】上記の第1の構成における雑音信号手段・
逆バイアス手段と、上記の第2の構成におけるデータ信
号手段とを設ける第3の構成と、により上記の課題を解
決したものである。
【0034】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態として、こ
の発明を、上記の第1従来技術の雑音信号発生装置10
と、上記の第2従来技術の無作為データ信号装置20
と、上記の秘密通信装置100に適用した各実施例とを
説明する。
【0035】
【実施例】以下、図1〜図5により実施例を説明する。
なお、図1〜図5において、図6〜図9の符号と同一符
号で示す部分は、図6〜図9で説明した同一符号の部分
と同一の機能をもつ部分であり、また、図1〜図5の符
号と同一符号で示す部分は、図1〜図5のいずれかにお
いて説明する同一符号の部分と同一の機能をもつ部分で
ある。
【0036】〔第1実施例〕以下、第1実施例として、
図1により、この発明で使用するツェナーダイオード1
1、すなわち、雑音信号発生用素子を選別するために用
いる雑音信号発生用素子選別装置200の実施例を説明
する。この雑音信号発生用素子選別装置200は雑音信
号発生装置10における雑音発生用素子として使用する
ツェナーダイオード11が雑音発生用として良好な特性
を有するものか否かを判別して良好な特性を有するもの
のみを選別するための装置であり、図1の構成が図6の
構成と異なる箇所は次の箇所である。
【0037】第1の異なる箇所は、直流電源による逆バ
イアス電圧Vbに代えて、図1の〔要部動作波形〕のよ
うな鋸歯状波電圧Vsをツェナーダイオード11に与え
るための掃引電源Esを設けるように構成した箇所であ
る。
【0038】第2の異なる箇所は、演算増幅回路12に
代えて、白色雑音信号11aをコンデンサC11を介し
て高周波用トランジスタ、例えば、FET、すなわち電
界効果型トンジスタに与えて増幅するコンデンサ結合型
増幅回路201を設けることにより、増幅した白色雑音
信号201aを得るとともに、白色雑音信号201aを
整流回路202で整流して、図1の〔要部動作特性〕の
ような脈動波形Wsをもつ整流信号202aを得るよう
に構成した箇所である。
【0039】そして、整流回路202は、白色雑音信号
201aを、例えば、ダイオード(図示せず)により整
流して得られる整流電圧(図示せず)とし、この整流電
圧を、白色雑音信号201aの中の高周波成分を濾波す
るための濾波回路(図示せず)、例えば、コンデンサと
抵抗の組み合わせ、または、インダクタンスとコンデン
サの組み合わせによる濾波回路に与えて図1の〔要部動
作特性〕のような脈動波形Wsをもつ整流信号202a
が得られるように構成してある。なお、上記のように増
幅した後に整流することを、この発明では、増幅・整流
という。
【0040】第3の異なる箇所は、表示部分203を追
加して整流信号202aを観測し得るようにした箇所で
あり、表示部分203は、例えば、ブラウン管表示器ま
たはXYレコーダに、鋸歯状波電圧Vsと整流信号20
2aとを与えて、整流信号202aを鋸歯状波電圧Vs
の繰返周期Tsに同期掃引させることにより、その表示
面に、図1の〔要部動作特性〕のように、整流信号20
2aの電圧Vdを脈動波形Wsの繰返による波形表示に
よって行い得るように構成した箇所である。
【0041】第4の異なる箇所は、予めツェナーダイオ
ード11を、例えば、図8のような第2従来技術による
無作為データ信号装置20の雑音信号発生装置10など
に組み入れることによって、良好な白色雑音信号11a
が得られているツェナーダイオード11(G)を端子1
1A・11B取り付けて表示部分203に表示すると、
表示画面に得られる各脈動波形WsAが図1の〔雑音特
性良好素子〕のような特性画像になって得られるように
した箇所である。なお、図1の〔雑音特性良好素子〕の
画像は、複数個のツェナーダイオード11(G)によっ
て得られた画像を一緒に画いたものであり、1つのツェ
ナーダイオード11(G)では、同図の脈動波形のうち
の1つが表示されることになるものである。
【0042】第5の異なる箇所は、端子11A・11B
に、新たに選別の対象とするツェナーダイオード11の
取り付けて表示部分203に表示すると、雑音特性が不
良のツェナーダイオード11では、図1の〔雑音特性良
好素子〕のような特性画像に比べて、図1の〔雑音特性
不良素子〕の脈動波形WsBように波形が大きく異なっ
た特性画像で表示され、また、雑音特性が良好なツェナ
ーダイオード11(G)では、図1の〔雑音特性良好素
子〕の脈動波形WsAと同程度の脈動波形WsAによる
特性画像が得られるので、脈動波形WsAと脈動波形W
sBとの比較差(図示せず)を表示することによって、
良好な雑音特性のツェナーダイオード11(G)のみを
選別し得るように構成した箇所である。なお、図1の
〔雑音特性不良素子〕の画像は、複数個の不良なツェナ
ーダイオード11によって得られた画像を一緒に画いた
ものであり、1つの不良なツェナーダイオード11で
は、同図の脈動波形のうちの1つが表示されることにな
るものである。
【0043】つまり、選別すべきツェナーダイオード1
1による図1の〔雑音特性不良素子〕での脈動波形Ws
Bにおける第1の脈動波形Wp1Bの振幅値Wh1B
と、第2の脈動波形Wp2Bの振幅値Wh2Bから、図
1の〔雑音特性良好素子〕での脈動波形WsAおける第
1の脈動波形Wp1Aの振幅値Wh1Aと、第2の脈動
波形Wp2Aの振幅値Wh2Aとを差し引いた値を比較
差として、この比較差がの所定の許容範囲(図示せず)
内に入っているものを良好な雑音特性をもつツェナーダ
イオード11(G)として判別するようにしたものであ
る。
【0044】図1における〔雑音特性良好素子〕〔雑音
特性不良素子〕の特性例は、例えば、ツェナーダイオー
ド11を電圧9V用ツェナーダイオードとした場合のも
のであるが、他の電圧用のものでもほぼ同様の特性が得
られる。なお、ツェナーダイオード11の種類が異なる
ものでは、第2の脈動波形Wp2A・Wp2Bが現れな
いものもあるので、その場合には、そうした脈動波形W
sA・WsBに対応させて判別するように構成すればよ
いことは言うまでもない。
【0045】また、図1の構成における整流回路202
の整流極性を逆の極性に変更するとともに、整流信号2
02aに対応する部分の構成を上記の逆の極性に対応さ
せて構成してもよいことは言うまでもない。
【0046】〔第2実施例・第3実施例〕以下、第2実
施例・第3実施例として、図1・図2・図3により上記
の第1の構成をもつ雑音信号発生装置20の実施例を説
明する。そして、この第2実施例の構成が図7の第1従
来技術の構成と異なる箇所は次の箇所である。
【0047】第1の異なる箇所は、図3の〔普通増幅型
構成〕のように、図7の構成における演算増幅回路12
による増幅に代えて、図1の構成と同様に、コンデンサ
結合型増幅回路201を設けて白色雑音信号201aを
得るように構成した箇所である。
【0048】第2の異なる箇所は、白色雑音信号11a
における周波数変化の無作為性を高めるために、ツェナ
ーダイオード11として、上記の第1の構成または第2
の構成による雑音信号発生用素子選別装置200によっ
て選別した雑音特性が良好なツェナーダイオード11
(G)を用いて構成することにり良好な白色雑音信号1
1aを得るように構成した箇所である。
【0049】第3の異なる箇所は、上記の通信の高速化
に対応した白色雑音信号11aが得られるように、所定
の周波数帯域、例えば、100kHz以下の周波数帯よ
りも高い周波数帯域での周波数変化を得るために、逆バ
イアス電圧Vbの電圧値として、脈動波形WsAにおけ
る脈動部分を超えた箇所、例えば、第1の脈動部分Wp
1Aと、第2の脈動部分Wp2Aと超えた箇所の電圧V
b(G)、例えば、ツェナーダイオード11を電圧9V
用ツェナーダイオードとした場合には、例えば、逆バイ
アス電圧Vb=10V以上の固定電圧(以下、逆バイア
ス電圧Vb(G)という)を与えるように構成した箇所
である。
【0050】また、第3実施例の構成が、上記の第2実
施例の構成と異なる箇所は、図3の〔AGC増幅型構
成〕のように、白色雑音信号11aに含まれた比較的低
い周波数成分の影響による白色雑音信号201aの振幅
変動成分を除去するために、増幅回路201を可変増幅
回路に変更して構成するとともに、白色雑音信号201
aを、例えば、普通のダイオード(図示せず)で整流し
た後に、除去したい周波数成分よりも若干低い周波数以
上の周波数を濾波するための濾波回路(図示せず)を通
して得られる出力を増幅度を負方向に制御するための制
御入力として与える利得制御回路201Aを設けた自動
利得制御構成、すなわち、AGC構成にした箇所であ
る。
【0051】つまり、この第2実施例・第3実施例の構
成は、概括的には、ツェナーダイオード11に所定の逆
バイアス電圧Vbを与えることにより、無作為性の周波
数変化をもつ雑音信号、すなわち、白色雑音信号、例え
ば、白色雑音信号11aを発生する雑音信号発生装置2
00において、
【0052】上記の無作為性を高めるために、上記の逆
バイアス電圧Vbを変化、例えば、鋸歯状波電圧Vsの
ように変化させたときの上記の白色雑音信号11aを増
幅・整流して得られる脈動波形WsAが所定の範囲範囲
内に入る特性をもつ上記のツェナーダイオード11、す
なわち、ツェナーダイオード11(G)により上記の白
色雑音信号11aを得る雑音信号手段と、
【0053】所定の周波数帯域、例えば、100kHz
以下の周波数帯よりも高い周波数帯域での上記の周波数
変化を得るために、上記の脈動波形WsAにおける脈動
部分Wp1A・Wp2Aを超えた箇所の電圧Vb
(G)、例えば、10V以上の電圧を上記の逆バイアス
電圧Vbとして与える逆バイアス手段とを設けた上記の
第1の構成を構成しているものである。
【0054】そして、具体的には、図3の〔普通増幅型
構成〕において、白色雑音信号11aにおける周波数変
化を、目的とする周波数変化、例えば、所定の周波数帯
域、例えば、100kHz以下の周波数帯よりも高い周
波数帯域での上記の周波数変化にして得るために、逆バ
イアス電圧Vbを変化させて白色雑音信号11aを増幅
した白色雑音信号201aを、例えば、ブラウン管シン
クロスコープなどで観測してみると、ツェナーダイオー
ド11を電圧9V用ツェナーダイオードとした場合に
は、逆バイアス電圧Vbが小さい値、例えば、ツェナー
電圧Vz付近に相当する9.1Vにすると、図2の〔小
逆バイアス/雑音特性〕のように、出力のレベル変動が
大きく、低い周波数帯成分、例えば、100kHz以下
の周波数帯の成分が多く含まれいる。
【0055】また、逆バイアス電圧Vbが中位いの値、
例えば、第2の脈動部分Wp2A付近に相当する9.7
Vにすると、図2の〔中逆バイアス/雑音特性〕のよう
に、出力のレベル変動が少し小さくなるが、低い周波数
帯成分、例えば、100kHz以下の周波数帯の成分
が、やはり、かなり多く含まれいる。
【0056】さらに、逆バイアス電圧Vbが大きい値、
例えば、脈動部分WsAを超えた箇所、すなわち、第2
の脈動部分Wp2Aを超えた箇所の電圧Vb(G)に相
当する10Vにすると、図2の〔大逆バイアス/雑音特
性〕のように、出力のレベル変動がさらに小さくなると
ともに、低い周波数帯成分、例えば、100kHz以下
の周波数帯の成分が無い高い周波数帯域の白色雑音成分
のみになる。そして、この電圧Vb(G)は、10V以
上にすれば、同様に、高い周波数帯域の白色雑音成分の
みになるが、図1の〔雑音特性良好素子〕における脈動
波形WsAから分かるように、10Vを超えた部分で
は、白色雑音信号11aの出力が小さくなるほか、ツェ
ナーダイオード11(G)に流れる電流が大きくなって
破損寿命を短くするので、なるべく10V程度の箇所に
しておく方がよい。
【0057】つまり、目的とする高い周波数帯域、例え
ば、100kHzを超える周波数帯域での周波数変化を
得るためには、脈動波形WsAにおける脈動部分、すな
わち、第1の脈動部分Wp1Aと第2の脈動部分Wp2
Aとを超えた箇所の電圧Vb(G)、例えば、9V形の
ツェナーダイオード11(G)の場合には、10V以上
の電圧を逆バイアス電圧Vbとすればよいことになる。
また、図3の〔AGC増幅型〕では、図2の〔大逆バイ
アス/雑音特性〕における白色雑音信号11aを増幅し
た白色雑音信号201aにおける比較的低い周波数成分
による振幅変動をAGC構成によって平坦化させる得る
ので、安定した振幅をもつ白色雑音信号201aを得る
ことができる。
【0058】したがって、第1の構成によれば、低い周
波数帯域の部分によって生ずる高い周波数帯域で白色雑
音成分の空白化を、単に、逆バイアス電圧Vbを脈動部
分を超えた電圧値Vb(G)にするのみで解消できるの
で、上記の通信の高速化に対応した白色雑音信号を、ご
く簡単な構成の装置によって得ることができるという特
長がある。
【0059】〔第4実施例・第5実施例〕以下、第3実
施例・第4実施例として、図2・図3・図4により上記
の第2の構成をもつ無作為データ信号装置30の実施例
を説明する。そして、図4による第4実施例の構成が図
7の第2従来技術の構成と異なる箇所は、図7の構成に
おける雑音信号発生装置10の部分を、上記の図2・図
3による第2実施例で説明した図3の〔普通増幅型構
成〕の雑音信号発生装置10に変更して構成した箇所で
ある。また、第5実施例(図示せず)の構成は、上記の
第4実施例における図3の〔普通増幅型構成〕の雑音信
号発生装置10の部分を、図3の〔AGC増幅型構成〕
による雑音信号発生装置10に変更して構成したもので
ある。
【0060】そして、これら第4実施例・第5実施例に
おける変換回路21の部分は、上記の第2従来技術によ
り説明したように、白色雑音信号11aにおける無作為
性をもつ周波数変化にもとづいて無作為データ信号21
aを得るように構成してある。
【0061】つまり、概括的には、ツェナーダイオード
11に所定の逆バイアス電圧Vbを与えることにより、
無作為性の周波数変化をもつ雑音信号、すなわち、白色
雑音信号11aを発生するとともに、上記の白色雑音信
号11aにもとづいて無作為性の変化をもつ数または符
号を表すデータ信号、すなわち、無作為データ信号25
aまたは25bを得る無作為データ信号装置20におい
て、。
【0062】上記の第1の構成における雑音信号手段・
逆バイアス手段とを設けるとともに、上記の周波数変化
にもとづいて上記の無作為データ信号を得るデータ信号
手段を設けた上記の第2の構成を構成しているものであ
る。
【0063】したがて、この第2の構成によれば、上記
の第1の構成による特長をもつ白色雑音信号にもとづい
て無作為データ信号21aを得ているので、上記の通信
の高速化に対応した無作為データ信号をも、同様に、ご
く簡単な構成の装置によって得ることができるという特
長がある。
【0064】〔第6実施例〕以下、第6実施例として、
図2・図3・図4・図5により上記の第3の構成をもつ
秘密通信装置100の実施例を説明する。そして、図5
の第6実施例の構成が図9の第3従来技術の構成と異な
る箇所は、図9の構成における無作為データ信号装置2
0の部分を、上記の図2・図3・図4による第4実施例
・第5実施例で説明した無作為データ信号装置20に変
更して構成した箇所である。
【0065】そして、各通信装置50・60の部分は、
上記の第3従来技術により説明したように、無作為デー
タ信号201aによって通信内容を変化させた秘密通信
信号、例えば、暗号化処理にもとづいて得られた各送信
信号55a・65aにより通信を行う秘密通信装置10
0を構成している。
【0066】つまり、概括的には、ツェナーダイオード
11に所定の逆バイアス電圧Vbを与えることにより、
無作為性の周波数変化をもつ雑音信号、すなわち、白色
雑音信号11aを発生するとともに、上記の白色雑音信
号11aにもとづいて得られる無作為性の変化をもつ数
または符号を表すデータ信号、すなわち、無作為データ
信号25aまたは25bによって通信内容を変化させた
秘密通信信号、例えば、暗号化処理にもとづいて得られ
た各送信信号55a・65aにより通信を行う秘密通信
装置100において、
【0067】上記の第2の構成と同様に、上記の第1の
構成における雑音信号手段・逆バイアス手段と、上記の
第2の構成におけるデータ信号手段とを設けた第3の構
成を構成しているものである。
【0068】したがって、この第3の構成によれば、上
記の第2の構成による特長をもつ白色雑音信号にもとづ
いて無作為データ信号21aを得ているので、上記の通
信の高速化に対応した秘密通信信号、例えば、暗号化処
理にもとづいて得られた各送信信号55a・65aによ
る通信をも、ごく簡単な構成の装置によって行うことが
できるという特長がある。
【0069】
【発明の効果】この発明によれば、以上のように、ツェ
ナーダイオードに逆バイアス電圧を与えて得られる白色
雑音信号の低い周波数帯域の部分によって高い周波数帯
域で生ずる空白化部分を、単に、逆バイアス電圧を掃引
して得られる脈動部分を超えた電圧値にするのみで除去
できるので、通信の高速化に対応させた白色雑音信号を
発生する雑音信号発生装置と、白色雑音信号にもとづく
無作為データ信号を作成する無作為データ信号装置と、
無作為データ信号によって通信内容を変化させた秘密通
信信号を得る秘密通信装置とを、ごく簡単な構成の装置
によって得ることができる。
【図面の簡単な説明】
図1〜図6はこの発明の実施例を、また、図7〜図10
は従来技術を示し、各図の内容は次のとおりである。
【図1】全体ブロック構成・要部動作特性・要部表示構
成図
【図2】要部動作特性図
【図3】全体ブロック構成図
【図4】全体ブロック構成図
【図5】全体ブロック構成図
【図6】全体ブロック構成図
【図7】全体ブロック構成図
【図8】要部動作特性図
【図9】全体ブロック構成図
【符号の説明】
10 雑音信号発生装置 11 ツェナーダイオード 11(G) ツェナーダイオード 11A 端子 11B 端子 11a 白色雑音信号 12 演算増幅回路 12a 白色雑音信号 20 無作為データ信号装置 20A 無作為データ信号装置 20B 無作為データ信号装置 21 変換回路 21a 無作為データ信号 21a1 無作為データ信号 21a2 無作為データ信号 50 通信装置 51 CPU 51a 暗号信号 51b 処理データ信号 52 鍵記憶回路 52a 鍵データ信号 54 アルゴリズム記憶回路 54a アルゴリズム信号 55 通信回路 55a 送信信号 56 アンテナ 56a 受信信号 56b 暗号信号 60 通信装置 61 CPU 61a 情報データ信号 61b 暗号信号 62 鍵記憶回路 64 アルゴリズム回路 65 通信回路 65a 暗号信号 65b 送信信号 66 アンテナ 66a 受信信号 65 通信回路 70 自動車 71 ICカード処理装置 71a 情報データ 80 料金所 81 料金徴収装置 81a 処理データ 100 秘密通信装置 200 雑音信号発生用素子選別装置 201 コンデンサ結合型増幅回路 202 整流回路 202a 整流信号 203 表示部分 C1 コンデンサ R1 抵抗 R1 抵抗 R3 抵抗 Ts 繰返周期 Vb 逆バイアス電圧 Vb(G) 逆バイアス電圧 Vs 鋸歯状波電圧 Vz ツェナー電圧 Wh1A 振幅値 Wh1B 振幅値 Wh2A 振幅値 Wh2B 振幅値 Wp1A 第1の脈動部分 Wp1B 第1の脈動部分 Wp2A 第2の脈動部分 Wp2B 第2の脈動部分 WsA 脈動波形 WsB 脈動波形

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ツェナーダイオードに所定の逆バイアス
    電圧を与えることにより、無作為性の周波数変化をもつ
    雑音信号(以下、白色雑音信号という)を発生する雑音
    信号発生装置であって、 前記無作為性を高めるために、前記逆バイアス電圧を変
    化させたときの前記白色雑音信号を増幅・整流して得ら
    れる脈動波形が所定の波形範囲内に入る特性をもつ前記
    ツェナーダイオードにより前記白色雑音信号を得る雑音
    信号手段と、所定の周波数帯域よりも高い周波数帯域で
    の前記周波数変化を得るために、前記脈動波形における
    脈動部分を超えた箇所の電圧を前記逆バイアス電圧とし
    て与える逆バイアス手段とを具備することを特徴とする
    雑音信号発生装置。
  2. 【請求項2】 ツェナーダイオードに所定の逆バイアス
    電圧を与えることにより、無作為性の周波数変化をもつ
    雑音信号(以下、白色雑音信号という)を発生するとと
    もに、前記白色雑音信号にもとづいて無作為性の変化を
    もつ数または符号を表すデータ信号(以下、無作為デー
    タ信号という)を得る無作為データ信号装置であって、 前記周波数変化の無作為性を高めるために、前記逆バイ
    アスを変化させたときの前記白色雑音信号を増幅・整流
    して得られる脈動波形が所定の波形範囲内に入る特性を
    もつ前記ツェナーダイオードにより前記白色雑音信号を
    得る雑音信号手段と、 所定の周波数帯域よりも高い周波数帯域での前記周波数
    変化を得るために、前記脈動波形における脈動部分を超
    えた箇所の電圧を前記逆バイアス電圧として与える逆バ
    イアス手段と、 前記周波数変化にもとづいて前記無作為データ信号を得
    るデータ信号手段とを具備することを特徴とする無作為
    データ信号装置。
  3. 【請求項3】 ツェナーダイオードに所定の逆バイアス
    電圧を与えることにより、無作為性の周波数をもつ雑音
    信号(以下、白色雑音信号という)を発生するととも
    に、前記白色雑音信号にもとづいて得られる無作為性の
    変化をもつ数または符号を表すデータ信号(以下、無作
    為データ信号という)によって通信内容を変化させた秘
    密通信信号により通信を行う秘密通信装置であって、 前記周波数変化の無作為性を高めるために、前記逆バイ
    アスを変化させたときの前記白色雑音信号を増幅・整流
    して得られる脈動波形が所定の波形範囲内に入る特性を
    もつ前記ツェナーダイオードにより前記白色雑音信号を
    得る雑音信号手段と、 所定の周波数帯域よりも高い周波数帯域での前記周波数
    変化を得るために、前記脈動波形における脈動部分を超
    えた箇所の電圧を前記逆バイアス電圧として与える逆バ
    イアス手段と、 前記周波数変化にもとづいて前記無作為データ信号を得
    るデータ信号手段とを具備することを特徴とする秘密通
    信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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