JP2001077623A - 共振構造を重ねたアンテナと、このアンテナを含むマルチ周波数無線通信装置 - Google Patents

共振構造を重ねたアンテナと、このアンテナを含むマルチ周波数無線通信装置

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JP2001077623A JP2000237571A JP2000237571A JP2001077623A JP 2001077623 A JP2001077623 A JP 2001077623A JP 2000237571 A JP2000237571 A JP 2000237571A JP 2000237571 A JP2000237571 A JP 2000237571A JP 2001077623 A JP2001077623 A JP 2001077623A
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ジヤン−フイリツプ・クーペ
Pascal Herve
パスカル・エルベ
Kouam Charles Ngounou
シヤルル・ングヌー・クアム
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 互いに分離した2つの十分な幅を備える通過
帯域が存在し、この2つの帯域の中央周波数間の比が高
く、製造費が安価であって、特にこの2つの中央周波数
の各々が他方を殆ど損なわずに調整可能な、共振構造を
重ねた小型アンテナを提供する。 【解決手段】 平面に延びる導電層Cに形成された、電
波用のガイド線路CR、CFと、互いに異なる2つの個
々の共振周波数を備え、導電層Cにより互いにほぼ減結
合されながら、ガイド線路に双方が直接結合されるよう
に、この平面の両側に形成される2つの共振構造AB
C、CDEとを含む。好適には、ガイド線路がコプレー
ナ型であり、2つの共振構造が4分の1波長型である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信の分野に
関する。この分野で用いられている装置において、本発
明は特にアンテナに関し、とりわけプレーナ技術に従っ
て構成されるアンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】このようなアンテナは、携帯無線電話
機、携帯無線電話機用の基地局、自動車、および航空機
またはミサイルといった、様々なタイプの装置に含まれ
ている。携帯無線電話機の場合、こうしたアンテナに含
まれる地板層の連続性により、装置のユーザの身体によ
って遮断される放射パワーを、容易に制限することがで
きる。自動車の場合、また特に、外面が金属製であって
形状が湾曲しているために空力抵抗を制限できる航空機
またはミサイルでは、このようなアンテナは、有害な追
加の空力抵抗が生じないように、この形状に合わせて構
成することができる。
【0003】こうした用途では、アンテナの外形寸法を
制限しなければならないし、またしばしば、無線周波数
およびマイクロ波の領域に配置される複数の動作周波数
でも使用可能であることが望まれる。これらの周波数
は、互いに近く、たとえば一方を送信に使用し、他方を
受信に使用することができる。そのとき、このような2
つの周波数の使用は、アンテナがこの2つの周波数およ
び全ての中間周波数を含む通過帯域を備えることによっ
て可能になる。しかしながら、特に携帯電話機の場合に
は、アンテナが、分離されているこうした2つの通過帯
域を所有することがしばしば望ましい。2つの通過帯域
の中央周波数間の比は、特に、通過帯域が約900MH
zと1800MHzに配置される、知られているシステ
ムGSM900、GSM1800を用いる装置などの二
帯域通信装置の場合、2に等しい。
【0004】本発明が関与するアンテナは、特に、「マ
イクロストリップ・パッチ・アンテナ(microst
rip patch antenna)」という名称で
知られ、以下「パッチ」と称されるタイプのアンテナで
あり、すなわちアンテナは、進行波の電界が、地板と呼
ばれる導電層と、パッチと呼ばれる別の導電層との間の
誘電基板に形成される、マイクロストリップ技術に従っ
て構成される。
【0005】このようなアンテナの動作周波数は、アン
テナが含む1つまたは複数の共振構造によって決定され
る。最初に概略的に述べると、マイクロストリップ技術
に従って構成可能な共振構造を2つの基本タイプに区別
することができる。第1のタイプは、「半波長」と呼ぶ
ことができる。この構造は、いわゆる「半波長」型であ
る。パッチの寸法の一つが一定の長さを構成し、いわゆ
る長手方向に沿って延びていると認められる場合、この
長さは、地板、基板およびパッチからなる線路におい
て、この方向に伝播される電波の波長の半分にほぼ等し
い。放射される電波との結合は、この長さの端で行わ
れ、これらの端は、基板に存在する電界の振幅が最大に
なる領域に配置される。
【0006】こうした技術に従って実施されうる第2の
タイプの共振構造は、「4分の1波長」と呼ぶことがで
きる。この構造は、「4分の1波長」型である。4分の
1波長構造と半波長構造との相違点は、パッチの長さと
波長とが前述のように決定されるとき、パッチの長さが
波長の4分の1にほぼ等しいこと、また、この長さの一
端で地板とパッチとの間に顕著な短絡を起こして、この
短絡によって電界ノードが決定される4分の1波長タイ
プの共振を課すようにしていることにある。放射された
電波との結合は、この長さの他端で行われ、この他端
は、基板を介した電界の振幅が最大になる領域に配置さ
れる。
【0007】実際には、このようなアンテナでは、様々
なタイプの共振が設定される。これらのタイプは特に、 − 場合によっては、特に放射スリットを有することが
できるパッチの配置と、 − たとえおおよそであっても、インピーダンスがゼロ
である完全な短絡として常に同一視するわけにはいかな
い短絡ならびに、これらの短絡を示す電気モデルの存在
および位置決定と、 − これらのアンテナに含まれる結合装置であって、送
信機等の信号処理ユニットに共振構造を結合可能にし、
ならびにそのような装置の位置決定を可能にする結合装
置とに依存する。
【0008】さらに、所定のアンテナの配置に対して、
複数の共振モードが出現することがあり、これらのモー
ドに対応する複数の周波数でのアンテナの使用が可能に
なる。
【0009】本発明は特に、同一アンテナの中で、複数
の共振構造の組み合わせが、これらの構造の積み重ねに
よって得られ、これらの構造が異なる容積を占有する、
いわゆる「積層式」アンテナに関する。
【0010】第1および第2の知られているアンテナ
は、それぞれが、導電地板層、下部誘電層、「結合層」
とも称される導電層、上部誘電層、および上部導電層の
積層を下から上に含む。
【0011】そのような知られている第1のアンテナ
は、R.B.Waterhouseによる論文「Bro
adband stacked shorted pa
tch」(Electronics Letters、
1999年1月21日、第35巻、第2号、98−99
頁)に記載されている。このアンテナは、重ねられた2
つの共振構造の各構造の長さを著しく制限可能な短絡導
体を含んでいる。
【0012】知られている第2のアンテナは、J.Ol
likainen、 M.FisherおよびP.Va
inikainenによる「Thin dual−re
sonant stacked shorted pa
tch antenna for mobile co
mmunications」(Electronics
Letters 1999年3月18日、第35巻第
6号437、438頁)に記載されている。この2つの
共振構造の各構造が4分の1波長型である。
【0013】この2つの周知のアンテナのそれぞれが給
電され、すなわち、アンテナの地板層および結合層に、
アースおよび軸方向の導体がそれぞれ接続される同軸線
を介して、送信機または受信機等の信号処理ユニットに
接続される。軸方向の導体および結合層の接続点の位置
の選択が、臨界であるので、製造コストが高くなる。し
かも、部分的に分離した2つの共振構造の存在にもかか
わらず、この2つの構造間に結合が必要であるようなの
で、これらの構造が、結合によって、しばしば望ましい
程度に互いに離れた2つの通過帯域を備えるようになる
とは思えない。特に、この2つの帯域の中央周波数の比
が、容易に2に達しうるとは思えない。
【0014】知られている第3のアンテナは、W.S.
T.RoweおよびR.B.Waterhouseによ
る論文「Broadband CPW fed sta
cked patch antenna」(Elect
ronics Letters、1999年4月29
日、第35巻、第9号681−682頁)に記載されて
いる。このアンテナは特に、コプレーナ供給線路を含む
地板層、1つの誘電層、パッチ、2つの誘電層、パッチ
および1つの誘電層を下から上に含む。これらの層は、
重なった2つの共振構造を形成する。第1および第2の
周知のアンテナと同様に、この2つの共振構造間には結
合が必要であると思われ、望ましい程度に離れた2つの
通過帯域を得ることに反する。
【0015】前記の構造とは異なり、第4の周知のアン
テナの共振構造はパッチ型ではない。このアンテナは、
A.Sangiovanni、J.Y.Dauvign
ac、Ch.Pichotによる論文「Stacked
Dielectric Antenna for M
ultifrequency Operation」
(Microwave & Optical Tech
nology Letters、第18巻、第4号、1
998年7月、303−306頁)に記載されている。
このアンテナは、いわゆる誘電タイプである3つの共振
構造を組み合わせており、すなわち各アンテナが、適切
な誘電率および寸法を備えた誘電ブロックから構成され
ている。この第4の周知のアンテナの外形寸法は、しば
しば望まれるほどは小さくできない。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】電磁アンテナを実現す
るために、本発明は特に、 − 小型であり、 − 通過帯域幅が十分であり、 − 互いに分離した2つの通過帯域が存在し、 − この2つの帯域の中央周波数間の比が高く、特にこ
のような比が2に近く、 − 製造費が安価であり、特に、この2つの中央周波数
の各々が、他方を殆ど損なわずに調整できることを目的
とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】以上の目的において、本
発明はまた、共振構造を重ねたアンテナを目的とし、こ
のアンテナが、 − 結合層をなす導電層が占有する平面の両側に、互い
に向かい合って形成され、2つの個々の共振周波数を備
え、この2つの周波数の間で周波数比が決定される2つ
の共振構造と、 − 結合層に形成される少なくとも1つのスリットを含
むことにより、2つの共振構造をアンテナ外部の処理ユ
ニットに結合可能にする内部結合装置とを含み、前記2
つの共振構造を前記結合層によって互いに十分に減結合
することにより、前記内部結合装置を介した前記処理ユ
ニットへの各構造の結合が、2つの構造のうちの他方の
構造からほぼ無関係になるようにし、前記周波数比が、
この2つの構造間の結合により周波数比に課される値か
らかなり離れていることを特徴とする。
【0018】2つの共振構造の相互の結合または減結合
は、この2つの構造の有効共振周波数の比の可能な値に
影響を及ぼす。本発明によって実現される減結合は、各
構造の有効共振周波数が、実際には、この一つの構造の
幾何学的、電磁学的な特性により決定され、従って、こ
の周波数が、これらの特性の適切な選択により比較的自
在に選択可能であるという効果がある。2つの構造の有
効共振周波数間の比は、そのため、自由に選択可能であ
る。反対に、共振構造を積み重ねた知られているアンテ
ナでは、これらの構造のうちの一方を、外部処理ユニッ
トに有効に結合するために考慮すべき唯一の構造である
他方を介して、このユニットに結合することができるよ
うに、2つの構造の間に強い結合を行わなければならな
かった。このような強い結合は、これらの構造の共振周
波数の比に対して限界を課していた。
【0019】本発明によれば、2つの共振構造に固有の
共振周波数の比は、アンテナ機能の観点から見て、これ
らの構造間の強い結合と実際に相容れるような値から
は、かけ離れている。
【0020】後述するように、2つの共振構造が、4分
の1波長型のような同一タイプである場合、この2つの
周波数の比は、周知のアンテナに比べて1以上離れてい
る。この比は、たとえば1.5を越える。これらの構造
の一方が4分の1波長型であり、他方が半波長型である
場合、2つの周波数の比が、周知のアンテナの場合より
も2以上大きく離れることがある。この比は、たとえば
3を越える。この2つの場合、周波数比の偏差の割合は
1.5になり、この割合は、周波数比の2つの値の比で
あって、これらの値の一方は、本発明の実施の結果であ
り、反対に他方は、2つの共振構造間の強い結合の結果
である。周波数比は有利には、2以上のような高い値に
達しうる。
【0021】好適には、内部結合装置がコプレーナ線路
である。コプレーナ線路では、進行波の電界が、中央導
体ストリップと、このストリップの両側に配置される2
つの導電領域との間で対称に形成される。2つの導電領
域はそれぞれ2つのスリットにより分離されており、ス
トリップおよび導電領域が同一面に配置される。本発明
は、ストリップの軸を中心とするこの面の対称性を利用
するのではなくて、少なくとも、1つの面に形成される
このような線路による結合の可能性が、この面のいずれ
の側でも同じであることを利用している。本発明に従っ
て、この面の両側に2つの共振構造をそれぞれ形成する
場合、この線路と各構造との間で容易に有効な結合を形
成可能であり、こうした有効な結合が、この2つの構造
間で著しい望ましくない結合を伴うことはない。
【0022】変形実施形態では、内部結合装置は、単一
スリット付きの線路あるいは、導電層に形成されて進行
波をガイド可能なスリットからなるあらゆる他の線路と
して構成できる。
【0023】以下、添付図面を用いて、どのように本発
明を実施できるか例として説明する。
【0024】
【発明の実施の形態】添付図では、薄い金属層が、誘電
層の表面に線影を付けたゾーンとして示されている。図
1では、図を分かりやすくするために、これらの誘電層
があたかも透明であるかのように表して下の層を見せて
おり、また、下部導電層を示す線影をこの層の一定のゾ
ーンで画定している。
【0025】図1によれば、互いに交差した3つの方向
が、アンテナに対して、長手方向DL、横方向DTおよ
び垂直方向DVをそれぞれ構成し、長手方向および横方
向の2つの方向が水平方向を構成しており、これらの表
現は、説明を容易にするために重力とは無関係に使用さ
れている。長手方向は、矢印DLの向きである進行方向
と、この進行方向とは反対の後退方向とを備えている。
このアンテナは、こうした垂直方向に従って連続に形成
される複数の層A、B、C、D、Eを含んでいる。各層
例えば層Cが、この層の後端CW(図2参照)から前端
CVに向かって、長手方向の前記進行方向DLに沿って
延びた領域を有し、この領域がさらに、前記横方向DT
に沿って延びている。層Cはまた、垂直方向DVに沿っ
た厚みを有する。これらの層の少なくとも1つが導電性
であり、結合層Cを構成する。他の2つの層は誘電性で
あって、結合層の下と上にそれぞれ延びる下部誘電層B
および上部誘電層Dを構成する。
【0026】層A、B、Cは、下部共振構造ABCを形
成し、層C、D、Eは、上部共振構造CDEを形成す
る。これらの各構造は、進行電波が、この構造の共振周
波数を有する少なくとも1つの定常波を形成可能な反射
をこの構造内で受けながら、長手方向の前記2つの方向
に伝播できるようにする。この周波数が、この構造の電
気的な距離および構造特有の伝播速度により決定され、
かつ、この進行波に対して構造により決定される共振周
波数である。定常波は、アンテナの外部空間に放射され
る電波とエネルギーを交換可能である。共振構造に対し
てここで考慮される共振周波数は、共振構造の通過帯域
の平均周波数であり、これらの通過帯域は、アンテナ技
術における通常の方法で決定される。
【0027】アンテナはまた、下部および上部共振構造
に形成される2つの定常波とそれぞれエネルギー交換す
る進行波をガイド可能である内部結合装置を含む。従っ
て、この構造の周波数で2つの各共振構造を介して、前
記外部空間と結合装置との間で電磁エネルギーを交換で
きる。
【0028】本発明によれば、結合層Cは、この層の前
記後端CWからほぼ前記長手方向DLに沿って延びる2
つのスリットを有する。これらのスリットが、結合スリ
ットCFを構成する。スリットはまた、結合ストリップ
CRをなすストリップを結合層内に画定する。ストリッ
プは、結合層の領域の内部で、この層の主要部に接続さ
れる。ストリップは、これらのスリットおよび主要部と
協働して、前記コプレーナ線路および内部結合装置を構
成する結合線路CF、CRを形成する。
【0029】無線通信装置において、このアンテナは、
送信時に送信機として、受信時に受信機として動作する
信号処理ユニット1に結合される。アンテナは、このた
めに2つの端子を備えており、これらの端子によって送
信機からエネルギーを受け取り、あるいは受信機にエネ
ルギーを供給する。これらの2つの端子は、一般に結合
層の後端CWに配置され、一方が結合ストリップによっ
て構成され、他方が、この層の、結合スリットの上に配
置される部分によって構成される。この2つの端子の間
で、アンテナのインピーダンスを測定し、このインピー
ダンスに処理ユニットを合わせなければならない。
【0030】各共振構造は、誘電アンテナと同様に、1
つまたは複数の誘電層からのみ構成することもできる。
しかしながら、本発明の範囲において、好適には、アン
テナがさらに、少なくとも1つの外部導電層A、Eを含
み、2つの誘電層B、Dの一方が、この外部導電層と結
合層Cとの間に配置される。外部導電層は、誘電層およ
び結合層と協働することにより、2つの共振構造の一方
を構成する。外部導電層および結合層のうちの第1の
層、たとえば層Cまたは層Eは、この2つの層のうちの
第2の層、たとえば層Aから構成される導電構造よりも
短い水平寸法、すなわち少なくとも1つの長手方向の寸
法を有する。導電構造はまた、このような導電構造を層
Cと一緒に形成可能な第2の層、たとえば層Cを含んで
もよい。こうした第1の層および導電構造は、それぞれ
この構造に対してパッチ(patch)と地板(「gr
ound plane」)を構成し、この構造の前記周
波数が、パッチの電気的な距離にほぼ依存し、地板の長
手方向の寸法とは無関係である。
【0031】パッチを備えたこのような共振構造が送信
または受信した放射電波は、アンテナ近傍で、この構造
の地板に対してパッチと同じ側に配置される空間の半分
だけにしか伝播することができない。
【0032】後述する実施形態では、2つの共振構造が
パッチ型であり、すなわちアンテナが2つの外部導電層
を含む。これは、下部共振構造ABCを構成するために
下部誘電層Bの下に延びている下部導電層Aと、上部共
振構造CDEを構成するために上部誘電層Dの上に延び
ている上部導電層Eである。
【0033】2つの共振構造は、完全に共通である同一
の地板を備えることができる。この地板は、結合層Cか
ら構成されるべきものであり、その長手方向および横方
向の寸法は、そのために、これらの構造の各パッチより
も大きくなるように選択される。その結果、この2つの
構造により送信または受信される放射電波は、アンテナ
の近傍で、この地板の面の両側にそれぞれ配置される空
間のの半分だけにしか伝播することができない。このよ
うな構成は、検討されている大部分の用途では問題であ
る。何故なら、同じ半分の空間を用いて、これらの用途
が、複数の異なる周波数で電磁エネルギーを交換する必
要があるからである。
【0034】そのため、本発明の範囲において、好適に
は、下部導電層Aは、少なくとも下部共振構造ABCの
地板を構成するのに十分な水平寸法を有する。また結合
層Cは、下部共振構造のパッチと、上部共振構造CDE
の地板の少なくとも1つの内側部分とを同時に構成し、
上部共振構造のパッチは、上部導電層Eから構成され
る。
【0035】後述する実施形態では、結合層は、それだ
けで上部共振構造の地板を構成するのに十分な水平寸法
を有する。だが、結合層はまた、この地板を構成するの
に不十分な水平寸法にしてもよい。後者の場合、この地
板の周辺部は、下部導電層から構成され、下部誘電層の
周辺部は、上部共振構造に作用を及ぼすことができる。
【0036】パッチを備えた各共振構造は、半波長型お
よび4分の1波長型のような様々なタイプの共振をもつ
ことができる。しかしながら、本発明の範囲では、好適
には、このアンテナがさらに、2つの共振構造の少なく
とも一方である下部共振構造ABCに固有の、少なくと
も1つの短絡導体RACを含む。短絡導体は、この構造
のパッチCの後端CWを、この構造の地板Aに接続し、
それによって、この構造の共振が4分の1波長型にな
る。短絡導体は、結合区間SCの外部にある結合層の後
端CWに接する。結合区間SCは、結合層の後端CWに
属し、結合ストリップCRおよび結合スリットCFを含
む。短絡導体があるために、4分の1波長型の共振の使
用によってアンテナの長さを制限することができ、後端
CWにおけるその位置により、内部結合装置の動作が妨
害されない。
【0037】少なくとも下部共振構造ABCが4分の1
波長型であり、従って短絡導体が結合層Cを下部導電層
Aに接続する好適な場合、マイクロストリップ型の線路
が、結合ストリップCRから構成される。結合ストリッ
プCRは、下部誘電層Bを介して地板と協働する。地板
は、層Aから構成される。さらに、この線路は、アンテ
ナが送信時に動作する場合、アンテナを給電できるよう
に配置される。とはいえ、本発明の範囲では、アンテナ
は主に、この同じストリップCRが結合スリットを介し
て結合層の他の部分と協働することにより形成されるコ
プレーナ線路により給電される。層Bの厚さは、十分に
大きく選択され、誘電率は、そのために十分に小さい。
こうした選択により、特に、アンテナのインピーダンス
は、マイクロストリップ線路のインピーダンスよりもこ
のコプレーナ線路のインピーダンスに少なくともずっと
近くなる。
【0038】好適には、4分の1波長型の各構造ABC
が、2つの短絡導体RACを備え、短絡導体RACは、
前記結合区間SCのそれぞれ両側で結合層Cの前記後端
CWに接する。
【0039】例として挙げられた実施形態では、下部共
振構造ABCおよび上部共振構造CDEの双方が、4分
の1波長型である。この2つの構造にそれぞれ属し、相
互に重ねられる2つの短絡導体RAC、RCEの作製
は、互いに連続して延びている2つのストリップから2
つの短絡導体が構成されることによって容易になる。結
合区間SCの各側で、この2つの導体は、アンテナの層
全体の積み重ねからなる矩形のプレートの、後ろ、垂直
および横方向の区間の高さ全体にわたって延びている短
絡ストリップとして、一緒に形成される。このプレート
の厚さは主に、誘電層B、Dの厚さからなり、この2つ
の層の長さと幅は同じであって、各層の厚さは、そのエ
リアにおいて均一である。
【0040】この実施形態では、上部共振構造CDEに
固有の伝播速度が、有利には、下部共振構造BCに固有
の伝播速度の150%を上回り、上部共振構造の周波数
は、下部共振構造の周波数の150%を上回る。伝播速
度は、これらの構造で1GHzの周波数を持つ電波の長
手方向の平均伝播速度である。
【0041】このような構造の誘電層が、実用的な場合
にそうであるように厚さと組成が均一なだけではなく、
そのパッチおよび地板が無視できる電気抵抗の金属層か
ら構成され、しかも、この地板が非常に広幅である理論
的な場合、この構造における電波の伝播速度は、wがパ
ッチの幅、hが誘電層の厚み、rが比誘電率であると
き、w、h、rの値の関数である。この関数は特に、B
rian C. Wadellによる本「Transm
ission Line Design Handbo
ok」、Artech House、Boston、L
ondonに記載されている。伝播速度は、この構造の
物理的な特性である。
【0042】このような構造の周波数は、この構造の電
気的な距離によって、固有の伝播速度を分割したものに
比例する。そのため、実際の場合には、外形寸法を制限
するために、誘電層BとDを構成できる使用可能な基板
を考慮して、次の2つの構成が望ましく思われる。第1
の構成によれば、上部共振構造のパッチに、下部共振構
造のパッチよりもわずかに短い電気的な距離を与えるこ
とにより、この2つの構造における伝播速度間の比を考
慮して、上部構造の周波数が、下部構造の周波数の2倍
近くなるようにする。第2の構成によれば、2つの構造
に固有の伝播速度に対して望まれる比が、基板の厚さが
同じであるとき、基板の誘電率の選択によって得られ
る。
【0043】例として挙げられた実施形態では、上部共
振構造CDEのパッチEが、有利には、2つの共振スト
リップEL、EHの形状を取り、これらの共振ストリッ
プは、2つの短絡ストリップRCEにそれぞれ結合さ
れ、短絡ストリップから上部誘電層Dの上に長手方向に
延びている。この構成により、上部パッチおよび短絡ス
トリップを同時に構成するために折り畳んだ2つの金属
ストリップを用いることができる。さらに、2つの結合
ストリップEL、EHのそれぞれの長さがやや異なるこ
とにより、上部共振構造の通過帯域を広げることができ
る。この2つのストリップの幅が等しく、各ストリップ
が基本パッチの役割を果たすには、すなわち、中央周波
数がストリップの長さに逆比例し、従ってわずかに異な
る2つの共振が出現するには十分である。この2つの共
振に対応する通過帯域は、その場合、部分的に重なり合
うので、この2つのストリップを含む構造の通過帯域が
2重化されずに広がる。
【0044】例として挙げられた実施形態の範囲におい
て、各種の組成および値を以下に示す。長さおよび幅
は、方向DL、DTに沿ってそれぞれ示す。
【0045】 − 下部共振構造ABCの周波数:900MHz − 上部共振構造CDEの周波数:1800MHz − 下部共振構造ABCの通過帯域:定常波比(SW
P)が2以下である場合、40MHz − 上部共振構造CDEの通過帯域:定常波比が2以下
である場合、80MHz − アンテナの入力インピーダンス:50オーム − 誘電層Bの特性:比誘電率εγ=5、損失率tan
δ=0.002、厚み=5mmのエポキシ樹脂 − 導電層の組成と厚み:銅、17ミクロン − 結合層Cの長さ:35mm − 結合層Cの幅:30mm − 結合線路CR、CFの長さ:20mm − 結合ストリップCRの幅:5mm − 結合スリットCFの幅:0.5mm − 短絡ストリップRAC、RCEの幅:5mm − 誘電層Dの特性:比誘電率εγ=3、損失率tan
δ=0.002、厚み=3.2mmのエポキシ樹脂 − 共振ストリップELの長さ:35mm − 共振ストリップEHの長さ:34mm − 共振ストリップEL、EHの共通幅:5mm 本発明による別のアンテナは、下部共振構造と、上記の
ものと同様の結合線路とを有することができる。このア
ンテナは、下部共振構造ABCが4分の1波長型である
ことだけが上記の実施形態と異なっている。その場合、
結合線路(CF、CR)は、結合層Cの後端CWから、
少なくとも上部共振構造CDEのパッチEの長さの中央
ゾーンまで延びており、上部共振構造内で半波長タイプ
の共振を行うようにしている。
【0046】上部共振構造の共振が半波長型であること
により、その周波数を下部共振構造の2倍の値にするこ
とができ、また、誘電層B、Dを構成するために、厚さ
が同じで誘電率が同じである互いに同一の2つの基板を
使用することができる。かくして、比が約2である2つ
の周波数を備えたアンテナが容易に実現される。
【0047】本発明はまた、マルチ周波数無線通信装置
を目的とする。この装置は、周知のように、 − 2つの周波数を持つガイドされた電波を送信および
/または受信するように構成された処理ユニット1と、 − 放射された電波にこのガイドされた電波を結合する
ために、この処理ユニットに結合されるアンテナとを含
む。この装置は、アンテナが、上記の構成の少なくとも
1つを使用し、2つの前記共振構造ABC、CDEが、
ガイドされた電波の2つの前記周波数でそれぞれ共振す
ることを特徴とする。
【0048】こうした結合は、たとえば、軸方向の導体
3が結合ストリップCRに溶接され、かつアース4が2
つの短絡ストリップRACまたはRCEに接続される、
同軸線によって実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の例として挙げられたアンテナを含む無
線通信装置の斜視図である。
【図2】結合層を見えるようにするために、2つの上部
層を除去した後でこの同じアンテナを示す平面図であ
る。
【図3】この同じアンテナの平面図である。
【符号の説明】
A 下部導電層 B 下部誘電層 C 結合層または導電層 CF 結合スリットまたは結合線路 CR 結合ストリップまたは結合線路 CV 結合層の前端 CW 結合層の後端 D 上部誘電層 E 上部導電層 ABC 下部共振構造 CDE 上部共振構造 CF 結合スリット DL 長手方向 DT 横方向 DV 垂直方向 EL、EH 共振ストリップ RAC 短絡導体 SC 結合セグメント 1 処理ユニット 2 アンテナ 3 軸方向の導体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 シヤルル・ングヌー・クアム フランス国、91940・レ・ユリ、アブニ ユ・ドウ・ブルゴーニユ・5

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共振構造を重ねたアンテナであって、 − 結合層(C)をなす導電層が占有する平面の両側
    に、互いに向かい合って形成され、2つの個々の共振周
    波数を備え、この2つの周波数の間で周波数比が決定さ
    れる2つの共振構造(ABC、CDE)と、 − 結合層に形成される少なくとも1つのスリットを含
    むことにより、2つの共振構造をアンテナ外部の処理ユ
    ニット(1)に結合可能にする内部結合装置(CR、C
    F)とを含み、 前記2つの共振構造を前記結合層によって互いに十分に
    減結合することにより、前記内部結合装置を介した前記
    処理ユニットへの2つの構造それぞれの結合が、2つの
    構造のうちの他方の構造からほぼ無関係になるように
    し、前記周波数比が、この2つの構造間の結合により周
    波数比に課される値からかなり離れていることを特徴と
    するアンテナ。
  2. 【請求項2】 前記内部結合装置は、結合線路(CR、
    CF)を構成するコプレーナ線路であることを特徴とす
    る請求項1に記載のアンテナ。
  3. 【請求項3】 互いに交差した3つの方向が、このアン
    テナのために、長手方向(DL)、横方向(DT)、垂
    直方向(DV)をそれぞれ構成し、長手方向および横方
    向が水平方向を構成し、この長手方向が進行方向(D
    L)と、この進行方向とは反対の後退方向とを備え、ア
    ンテナが、垂直方向に従って連続に形成される複数の層
    (A、B、C、D、E)を含んでおり、前記層の各々
    (C)が、この層の後端(CW)から前端(CV)に向
    かって長手方向の前記進行方向(DL)に沿って延びた
    領域を有し、この領域がさらに、前記横方向に沿って延
    びており、前記層(C)がまた、前記垂直方向に沿った
    厚みを有し、前記層の1つが前記結合層(C)であり、
    前記層の他の2つが誘電性であって、結合層の下と上に
    それぞれ延びる下部誘電層(B)および上部誘電層
    (D)を構成し、前記共振構造が、前記下部誘電層
    (B)および上部誘電層(D)をそれぞれ含む下部共振
    構造(ABC)および上部共振構造(CDE)であり、
    これらの各構造により、進行電波が、この構造の共振周
    波数を有する少なくとも1つの定常波を形成可能な反射
    をこの構造内で受けながら、長手方向の前記2つの方向
    に伝播できるようにし、この周波数が、この構造の電気
    的な距離および構造特有の伝播速度により決定され、か
    つ、この進行波に対して構造により決定される共振周波
    数であり、定常波が、アンテナの外部空間に放射される
    電波とエネルギーを交換可能であり、 前記内部結合装置は、この構造の周波数で2つの各共振
    構造を介して、前記外部空間と結合装置との間で電磁エ
    ネルギーを交換できるように、下部および上部共振構造
    に形成される2つの前記定常波とそれぞれエネルギーを
    交換する進行波をガイド可能であり、 前記結合層(C)は、この層の前記後端(CW)からほ
    ぼ前記長手方向(DL)に沿って延びる2つのスリット
    を有し、これらのスリットが、結合スリット(CF)を
    構成するとともに、結合ストリップ(CR)をなすスト
    リップを結合層内に画定し、結合ストリップが、結合層
    の前記領域の内部でこの結合層の主要部に接続され、結
    合ストリップが、これらの結合スリットおよび主要部と
    協働して、内部結合装置を構成する前記結合線路(C
    F、CR)を形成する、請求項2に記載のアンテナ。
  4. 【請求項4】 アンテナの前記層がさらに、少なくとも
    1つの外部導電層(A、E)を含んでおり、2つの前記
    誘電層(B、D)の一方が、この外部導電層と前記結合
    層(C)との間に配置され、この外部導電層が、誘電層
    および結合層と協働することにより2つの前記共振構造
    の一方を構成し、この外部導電層および結合層の2つの
    うちの第1の層が、この2つの層のうちの第2の層を含
    む導電構造よりも少なくとも長手方向に短い水平寸法を
    有し、第1の層および導電構造が、それぞれこの構造に
    対して、それぞれパッチおよび地板を構成することによ
    り、この構造の前記周波数が、パッチの電気的な距離に
    ほぼ依存し、地板の前記長手方向の寸法とはほぼ無関係
    になるようにすることを特徴とする請求項3に記載のア
    ンテナ。
  5. 【請求項5】 アンテナの前記層が、前記下部共振構造
    (ABC)を構成するために前記下部誘電層(B)の下
    に延びる下部導電層(A)と、前記上部共振構造(CD
    E)を構成するために前記上部誘電層(D)に延びる上
    部導電層(E)とをそれぞれ構成する2つの前記外部導
    電層を含むことを特徴とする請求項4に記載のアンテ
    ナ。
  6. 【請求項6】 前記下部導電層(A)は、少なくとも前
    記下部共振構造(ABC)の前記地板を構成するのに十
    分な水平寸法を有し、また前記結合層(C)は、この構
    造の前記パッチと、上部共振構造(CDE)の前記地板
    の少なくとも1つの内側部分とを同時に構成し、上部共
    振構造の前記パッチは、前記上部導電層(E)により構
    成されることを特徴とする請求項5に記載のアンテナ。
  7. 【請求項7】 2つの前記共振構造の少なくとも一方
    (ABC)に固有の少なくとも1つの短絡導体(RA
    C)をさらに含んでおり、この短絡導体が、この構造の
    前記パッチ(C)の前記後端(CW)をこの構造の前記
    地板(A)に接続することにより、構造が4分の1波長
    型の共振を有して4分の1波長構造を構成し、この短絡
    導体が、結合層の前記後端(CW)に属して前記結合ス
    トリップ(CR)および前記結合スリット(CF)を含
    む結合セグメント(SC)の外部、で結合層の前記後端
    に接することを特徴とする請求項6に記載のアンテナ。
  8. 【請求項8】 前記4分の1波長構造(ABC)の各々
    が、前記結合セグメント(SC)のそれぞれ両側で結合
    層(C)の前記後端(CW)に接する2つの前記短絡導
    体(RAC)を備えることを特徴とする請求項7に記載
    のアンテナ。
  9. 【請求項9】 前記下部共振構造(ABC)および上部
    共振構造(CDE)が、前記4分の1波長構造をそれぞ
    れ構成することを特徴とする請求項8に記載のアンテ
    ナ。
  10. 【請求項10】 上部共振構造(CDE)に固有の前記
    伝播速度は、下部共振構造(BC)に固有の前記伝播速
    度を150%上回り、この上部共振構造の周波数が、下
    部共振構造の周波数を150%上回り、伝播速度が、こ
    れらの構造で周波数1GHzである電波の長手方向伝播
    の平均速度であることを特徴とする請求項9に記載のア
    ンテナ。
  11. 【請求項11】 2つの前記誘電層(B、D)の厚みが
    ほぼ同じであることを特徴とする請求項10に記載のア
    ンテナ。
  12. 【請求項12】 上部共振構造(CDE)の前記パッチ
    (E)が、2つの前記短絡ストリップ(RCE)にそれ
    ぞれ結合されて、前記短絡ストリップから前記上部誘電
    層(D)に長手方向に延びる2つの共振ストリップ(E
    L、EH)の形態をとり、この2つの共振ストリップ
    が、それぞれ異なる2つの長さを有することを特徴とす
    る請求項9に記載のアンテナ。
  13. 【請求項13】 前記下部共振構造(ABC)だけが、
    前記4分の1波長構造を構成し、前記結合線路(CF、
    CR)が、結合層(C)の前記後端(CW)から上部共
    振構造(CDE)の前記パッチ(E)の中央ゾーンまで
    少なくとも延びており、この構造内に半波長型の共振が
    現れるようにしていることを特徴とする請求項8に記載
    のアンテナ。
  14. 【請求項14】 − 2つの周波数を持つようにガイド
    される電波を送信およびまたは受信するように構成され
    た処理ユニット(1)と、− ガイドされる電波を放射
    される電波に結合するように処理ユニットに結合される
    アンテナ(2)とを含み、アンテナは、請求項1から1
    3のいずれか一項に記載のアンテナであり、2つの前記
    共振構造(ABC、CDE)が、ガイドされる電波の2
    つの前記周波数でそれぞれ共振することを特徴とする、
    マルチ周波数無線通信装置。
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