JP2001077114A - ダミーパターンの設計方法、ダミーパターンの設計装置、ダミーパターンを有する半導体装置及びその製造方法 - Google Patents
ダミーパターンの設計方法、ダミーパターンの設計装置、ダミーパターンを有する半導体装置及びその製造方法Info
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- JP2001077114A JP2001077114A JP25059799A JP25059799A JP2001077114A JP 2001077114 A JP2001077114 A JP 2001077114A JP 25059799 A JP25059799 A JP 25059799A JP 25059799 A JP25059799 A JP 25059799A JP 2001077114 A JP2001077114 A JP 2001077114A
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- Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
- Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動配置配線を用いないICや手修正を行っ
た配線データに適用できるダミーパターンの設計方法を
提供する。 【解決手段】 本発明は、レチクル上の配線パターン11
〜13,15〜17に挿入するダミーパターンを設計する方法
である。透光データからなる第1のチップ形成領域に、
所定形状の遮光データからなる複数の基本ダミーパター
ンを互いに所定間隔を隔てて配置した後、透光データと
遮光データを反転させる。透光データからなる第2のチ
ップ形成領域に、遮光データからなる配線パターンを配
置した後、配線パターンを、X方向とY方向ともにデザ
インルールの最小スペース分以上拡大する。前記反転さ
せた後の透光データ及び遮光データを、前記拡大した後
の透光データ及び遮光データに合成することにより、第
3のチップ形成領域40を作成し、その後、第3のチップ
形成領域の透光データと遮光データを反転させる。
た配線データに適用できるダミーパターンの設計方法を
提供する。 【解決手段】 本発明は、レチクル上の配線パターン11
〜13,15〜17に挿入するダミーパターンを設計する方法
である。透光データからなる第1のチップ形成領域に、
所定形状の遮光データからなる複数の基本ダミーパター
ンを互いに所定間隔を隔てて配置した後、透光データと
遮光データを反転させる。透光データからなる第2のチ
ップ形成領域に、遮光データからなる配線パターンを配
置した後、配線パターンを、X方向とY方向ともにデザ
インルールの最小スペース分以上拡大する。前記反転さ
せた後の透光データ及び遮光データを、前記拡大した後
の透光データ及び遮光データに合成することにより、第
3のチップ形成領域40を作成し、その後、第3のチップ
形成領域の透光データと遮光データを反転させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動配置配線を用
いないICや手修正を行った配線データに適用できるダ
ミーパターンの設計方法、ダミーパターンを有する半導
体装置及びその製造方法に関するものである。
いないICや手修正を行った配線データに適用できるダ
ミーパターンの設計方法、ダミーパターンを有する半導
体装置及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来のダミーパターンの設計方
法を説明するための平面図である。このダミーパターン
の設計方法は特開平7−153844号公報に開示され
ている。
法を説明するための平面図である。このダミーパターン
の設計方法は特開平7−153844号公報に開示され
ている。
【0003】すなわち、自動配置配線が終了したチップ
の周辺部分の疎な配線102に対して、使われていない
自動配置配線用仮想グリッド101があれば、そこにダ
ミー配線パターン103,104を発生させる。信号配
線102は、図示されていないトランジスタや受動素子
等に接続されており、信号の授受が行われる配線であ
る。ダミー配線103はGND(接地)、ダミー配線1
04は電源VDDに、図示されていない部分で接続され
ている。これらダミー配線103,104は、の縦・横
の格子上に配置される。また、ダミー配線103,10
4は自動レイアウトの結果データに対してCADツール
を用いることにより発生させる。
の周辺部分の疎な配線102に対して、使われていない
自動配置配線用仮想グリッド101があれば、そこにダ
ミー配線パターン103,104を発生させる。信号配
線102は、図示されていないトランジスタや受動素子
等に接続されており、信号の授受が行われる配線であ
る。ダミー配線103はGND(接地)、ダミー配線1
04は電源VDDに、図示されていない部分で接続され
ている。これらダミー配線103,104は、の縦・横
の格子上に配置される。また、ダミー配線103,10
4は自動レイアウトの結果データに対してCADツール
を用いることにより発生させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のダミーパターンの設計方法では、仮想グリッド10
1上に規則的に配線が形成されるゲートアレイに代表さ
れる自動配置配線を用いた製品にしか適用できない。し
たがって、自動配置配線を用いないカスタムICや手修
正を行った配線データには従来のダミーパターンの設計
方法を適用ることができない。
来のダミーパターンの設計方法では、仮想グリッド10
1上に規則的に配線が形成されるゲートアレイに代表さ
れる自動配置配線を用いた製品にしか適用できない。し
たがって、自動配置配線を用いないカスタムICや手修
正を行った配線データには従来のダミーパターンの設計
方法を適用ることができない。
【0005】本発明は上記のような事情を考慮してなさ
れたものであり、その目的は、自動配置配線を用いない
ICや手修正を行った配線データに適用できるダミーパ
ターンの設計方法、ダミーパターンを有する半導体装置
及びその製造方法を提供することにある。
れたものであり、その目的は、自動配置配線を用いない
ICや手修正を行った配線データに適用できるダミーパ
ターンの設計方法、ダミーパターンを有する半導体装置
及びその製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係るダミーパターンの設計方法は、レチク
ル上の配線パターンに挿入するダミーパターンを設計す
る方法であって、透光データからなる第1のチップ形成
領域に、所定形状の遮光データからなる複数の基本ダミ
ーパターンを互いに所定間隔を隔てて配置する第1の工
程と、第1のチップ形成領域において透光データと遮光
データを反転させる第2の工程と、透光データからなる
第2のチップ形成領域に、遮光データからなる配線パタ
ーンを配置する第3の工程と、第2のチップ形成領域に
おいて前記配線パターンを、X方向とY方向ともにデザ
インルールの最小スペース分以上拡大する第4の工程
と、第2の工程により反転させた後の第1のチップ形成
領域における透光データ及び遮光データを、第4の工程
により拡大した後の第2のチップ形成領域における透光
データ及び遮光データに合成することにより、透光デー
タ及び遮光データからなる第3のチップ形成領域を作成
する第5の工程と、第3のチップ形成領域において透光
データと遮光データを反転させる第6の工程と、を具備
することを特徴とする。
め、本発明に係るダミーパターンの設計方法は、レチク
ル上の配線パターンに挿入するダミーパターンを設計す
る方法であって、透光データからなる第1のチップ形成
領域に、所定形状の遮光データからなる複数の基本ダミ
ーパターンを互いに所定間隔を隔てて配置する第1の工
程と、第1のチップ形成領域において透光データと遮光
データを反転させる第2の工程と、透光データからなる
第2のチップ形成領域に、遮光データからなる配線パタ
ーンを配置する第3の工程と、第2のチップ形成領域に
おいて前記配線パターンを、X方向とY方向ともにデザ
インルールの最小スペース分以上拡大する第4の工程
と、第2の工程により反転させた後の第1のチップ形成
領域における透光データ及び遮光データを、第4の工程
により拡大した後の第2のチップ形成領域における透光
データ及び遮光データに合成することにより、透光デー
タ及び遮光データからなる第3のチップ形成領域を作成
する第5の工程と、第3のチップ形成領域において透光
データと遮光データを反転させる第6の工程と、を具備
することを特徴とする。
【0007】上記ダミーパターンの設計方法では、自動
配置配線を用いないカスタムICや手修正を行った配線
データに関してもデータの論理合成のみで自動的にダミ
ーパターンを有するマスクパターンデータを作成するこ
とができる。従って、従来のダミーパターンの設計方法
のように、仮想グリッド上に規則的に配線が形成される
ゲートアレイに代表される自動配置配線を用いた製品に
しか適用できないといったことがない。
配置配線を用いないカスタムICや手修正を行った配線
データに関してもデータの論理合成のみで自動的にダミ
ーパターンを有するマスクパターンデータを作成するこ
とができる。従って、従来のダミーパターンの設計方法
のように、仮想グリッド上に規則的に配線が形成される
ゲートアレイに代表される自動配置配線を用いた製品に
しか適用できないといったことがない。
【0008】また、本発明に係るダミーパターンの設計
方法においては、前記第6の工程の後に、第3のチップ
形成領域においてデザインルールの最小線幅未満の遮光
データを削除する第7の工程をさらに含むことが好まし
い。
方法においては、前記第6の工程の後に、第3のチップ
形成領域においてデザインルールの最小線幅未満の遮光
データを削除する第7の工程をさらに含むことが好まし
い。
【0009】本発明に係るダミーパターンの設計装置
は、レチクル上の配線パターンに挿入するダミーパター
ンを設計する装置であって、透光データからなる第1の
チップ形成領域に、所定形状の遮光データからなる複数
の基本ダミーパターンを互いに所定間隔を隔てて配置し
た後、第1のチップ形成領域において透光データと遮光
データを反転させる第1の手段と、透光データからなる
第2のチップ形成領域に、遮光データからなる配線パタ
ーンを配置し、第2のチップ形成領域において前記配線
パターンを、X方向とY方向ともにデザインルールの最
小スペース分以上拡大する第2の手段と、第1の手段に
より反転させた後の第1のチップ形成領域における透光
データ及び遮光データを、第2の手段により拡大した後
の第2のチップ形成領域における透光データ及び遮光デ
ータに合成することにより、透光データ及び遮光データ
からなる第3のチップ形成領域を作成する第3の手段
と、第3のチップ形成領域において透光データと遮光デ
ータを反転させる第4の手段と、を具備することを特徴
とする。
は、レチクル上の配線パターンに挿入するダミーパター
ンを設計する装置であって、透光データからなる第1の
チップ形成領域に、所定形状の遮光データからなる複数
の基本ダミーパターンを互いに所定間隔を隔てて配置し
た後、第1のチップ形成領域において透光データと遮光
データを反転させる第1の手段と、透光データからなる
第2のチップ形成領域に、遮光データからなる配線パタ
ーンを配置し、第2のチップ形成領域において前記配線
パターンを、X方向とY方向ともにデザインルールの最
小スペース分以上拡大する第2の手段と、第1の手段に
より反転させた後の第1のチップ形成領域における透光
データ及び遮光データを、第2の手段により拡大した後
の第2のチップ形成領域における透光データ及び遮光デ
ータに合成することにより、透光データ及び遮光データ
からなる第3のチップ形成領域を作成する第3の手段
と、第3のチップ形成領域において透光データと遮光デ
ータを反転させる第4の手段と、を具備することを特徴
とする。
【0010】また、本発明に係るダミーパターンの設計
装置については、前記第4の手段により反転させた第3
のチップ形成領域においてデザインルールの最小線幅未
満の遮光データを削除する第5の手段をさらに含むこと
が好ましい。
装置については、前記第4の手段により反転させた第3
のチップ形成領域においてデザインルールの最小線幅未
満の遮光データを削除する第5の手段をさらに含むこと
が好ましい。
【0011】本発明に係る半導体装置は、第1の絶縁膜
上に形成された配線パターンと、第1の絶縁膜上に形成
されたダミーパターンと、前記配線パターン、前記ダミ
ーパターン及び第1の絶縁膜上に形成された第2の絶縁
膜と、を具備する半導体装置であって、前記ダミーパタ
ーンは、透光データからなる第1のチップ形成領域に、
所定形状の遮光データからなる複数の基本ダミーパター
ンを互いに所定間隔を隔てて配置し、第1のチップ形成
領域において透光データと遮光データを反転させ、透光
データからなる第2のチップ形成領域に、遮光データか
らなる配線パターンを配置し、第2のチップ形成領域に
おいて前記配線パターンを、X方向とY方向ともにデザ
インルールの最小スペース分以上拡大し、前記反転させ
た後の第1のチップ形成領域における透光データ及び遮
光データを、前記拡大した後の第2のチップ形成領域に
おける透光データ及び遮光データに合成することによ
り、透光データ及び遮光データからなる第3のチップ形
成領域を作成し、第3のチップ形成領域において透光デ
ータと遮光データを反転させることにより得られた遮光
データからなるパターンであることを特徴とする。
上に形成された配線パターンと、第1の絶縁膜上に形成
されたダミーパターンと、前記配線パターン、前記ダミ
ーパターン及び第1の絶縁膜上に形成された第2の絶縁
膜と、を具備する半導体装置であって、前記ダミーパタ
ーンは、透光データからなる第1のチップ形成領域に、
所定形状の遮光データからなる複数の基本ダミーパター
ンを互いに所定間隔を隔てて配置し、第1のチップ形成
領域において透光データと遮光データを反転させ、透光
データからなる第2のチップ形成領域に、遮光データか
らなる配線パターンを配置し、第2のチップ形成領域に
おいて前記配線パターンを、X方向とY方向ともにデザ
インルールの最小スペース分以上拡大し、前記反転させ
た後の第1のチップ形成領域における透光データ及び遮
光データを、前記拡大した後の第2のチップ形成領域に
おける透光データ及び遮光データに合成することによ
り、透光データ及び遮光データからなる第3のチップ形
成領域を作成し、第3のチップ形成領域において透光デ
ータと遮光データを反転させることにより得られた遮光
データからなるパターンであることを特徴とする。
【0012】また、本発明に係る半導体装置において
は、前記ダミーパターンが、前記反転させることにより
得られた遮光データからなるパターンのうち、デザイン
ルールの最小線幅未満のパターンを削除することにより
得られたパターンであることが好ましい。
は、前記ダミーパターンが、前記反転させることにより
得られた遮光データからなるパターンのうち、デザイン
ルールの最小線幅未満のパターンを削除することにより
得られたパターンであることが好ましい。
【0013】本発明に係る半導体装置の製造方法は、配
線パターン及びダミーパターンを有するレチクルを用い
てレジスト膜を露光する工程を含む半導体装置の製造方
法であって、前記ダミーパターンは、透光データからな
る第1のチップ形成領域に、所定形状の遮光データから
なる複数の基本ダミーパターンを互いに所定間隔を隔て
て配置し、第1のチップ形成領域において透光データと
遮光データを反転させ、透光データからなる第2のチッ
プ形成領域に、遮光データからなる配線パターンを配置
し、第2のチップ形成領域において前記配線パターン
を、X方向とY方向ともにデザインルールの最小スペー
ス分以上拡大し、前記反転させた後の第1のチップ形成
領域における透光データ及び遮光データを、前記拡大し
た後の第2のチップ形成領域における透光データ及び遮
光データに合成することにより、透光データ及び遮光デ
ータからなる第3のチップ形成領域を作成し、第3のチ
ップ形成領域において透光データと遮光データを反転さ
せることにより得られた遮光データからなるパターンで
あることを特徴とする。
線パターン及びダミーパターンを有するレチクルを用い
てレジスト膜を露光する工程を含む半導体装置の製造方
法であって、前記ダミーパターンは、透光データからな
る第1のチップ形成領域に、所定形状の遮光データから
なる複数の基本ダミーパターンを互いに所定間隔を隔て
て配置し、第1のチップ形成領域において透光データと
遮光データを反転させ、透光データからなる第2のチッ
プ形成領域に、遮光データからなる配線パターンを配置
し、第2のチップ形成領域において前記配線パターン
を、X方向とY方向ともにデザインルールの最小スペー
ス分以上拡大し、前記反転させた後の第1のチップ形成
領域における透光データ及び遮光データを、前記拡大し
た後の第2のチップ形成領域における透光データ及び遮
光データに合成することにより、透光データ及び遮光デ
ータからなる第3のチップ形成領域を作成し、第3のチ
ップ形成領域において透光データと遮光データを反転さ
せることにより得られた遮光データからなるパターンで
あることを特徴とする。
【0014】また、本発明に係る半導体装置の製造方法
においては、前記ダミーパターンが、前記反転させるこ
とにより得られた遮光データからなるパターンのうち、
デザインルールの最小線幅未満のパターンを削除するこ
とにより得られたパターンであることが好ましい。
においては、前記ダミーパターンが、前記反転させるこ
とにより得られた遮光データからなるパターンのうち、
デザインルールの最小線幅未満のパターンを削除するこ
とにより得られたパターンであることが好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
施の形態について説明する。
【0016】図1〜図7は、本発明の第1の実施の形態
によるダミーパターンの設計方法を説明するための平面
図である。
によるダミーパターンの設計方法を説明するための平面
図である。
【0017】まず、図1に示すように、透光データから
なる第1のチップ形成領域10を準備し、このチップ形
成領域10上に、遮光データからなる複数の基本ダミー
パターン1を相互にスペースSdを隔てて配置する。基
本ダミーパターン1は、サイズがLd×Ldの矩形から
なるものである。スペースSdは、デザインルールの最
小スペース以上のスペースであることが好ましい。
なる第1のチップ形成領域10を準備し、このチップ形
成領域10上に、遮光データからなる複数の基本ダミー
パターン1を相互にスペースSdを隔てて配置する。基
本ダミーパターン1は、サイズがLd×Ldの矩形から
なるものである。スペースSdは、デザインルールの最
小スペース以上のスペースであることが好ましい。
【0018】次に、図1に示す第1のチップ形成領域1
0において透光データと遮光データを反転させる。これ
により、図2に示すように、第1のチップ形成領域10
には、透光データからなる基本ダミーパターン1’及び
遮光データからなる基本ダミーパターン以外の領域3が
形成される。
0において透光データと遮光データを反転させる。これ
により、図2に示すように、第1のチップ形成領域10
には、透光データからなる基本ダミーパターン1’及び
遮光データからなる基本ダミーパターン以外の領域3が
形成される。
【0019】この後、図3に示すように、透光データか
らなる第2のチップ形成領域30を準備し、このチップ
形成領域30に遮光データからなる実配線パターン11
〜13,15〜17を配置する。この実配線パターン1
1〜13,15〜17は、最小デザインルールLine/Spa
ce=La/Saからなるものである。
らなる第2のチップ形成領域30を準備し、このチップ
形成領域30に遮光データからなる実配線パターン11
〜13,15〜17を配置する。この実配線パターン1
1〜13,15〜17は、最小デザインルールLine/Spa
ce=La/Saからなるものである。
【0020】次に、図3に示す第2のチップ形成領域3
0において、遮光データからなる実配線パターン11〜
13,15〜17を、デザインルールの最小スペースS
a分だけ、X方向とY方向ともに拡大する。これによ
り、図4に示すように、第2のチップ形成領域30に拡
大配線パターン11’〜13’,15’〜17’が形成
される。
0において、遮光データからなる実配線パターン11〜
13,15〜17を、デザインルールの最小スペースS
a分だけ、X方向とY方向ともに拡大する。これによ
り、図4に示すように、第2のチップ形成領域30に拡
大配線パターン11’〜13’,15’〜17’が形成
される。
【0021】この後、図2に示す第1のチップ形成領域
10における透光データ及び遮光データを、図4に示す
第2のチップ形成領域30における透光データ及び遮光
データに加算合成する。これにより、図5に示すよう
に、透光データからなる領域1’及び遮光データからな
る領域20を備えた第3のチップ形成領域40が作成さ
れる。つまり、加算合成によって、透光データからなる
領域と遮光データからなる領域が重ねられた場合、その
領域は遮光データからなる領域となり、遮光データ同士
の領域が重ねられた場合、その領域は遮光データからな
る領域となり、透光データ同士の領域が重ねられた場
合、その領域は透光データからなる領域となる。
10における透光データ及び遮光データを、図4に示す
第2のチップ形成領域30における透光データ及び遮光
データに加算合成する。これにより、図5に示すよう
に、透光データからなる領域1’及び遮光データからな
る領域20を備えた第3のチップ形成領域40が作成さ
れる。つまり、加算合成によって、透光データからなる
領域と遮光データからなる領域が重ねられた場合、その
領域は遮光データからなる領域となり、遮光データ同士
の領域が重ねられた場合、その領域は遮光データからな
る領域となり、透光データ同士の領域が重ねられた場
合、その領域は透光データからなる領域となる。
【0022】次に、図5に示す第3のチップ形成領域4
0において透光データと遮光データを反転させる。この
後、第3のチップ形成領域40における遮光データから
なるパターンのうち、デザインルールの最小線幅La未
満のパターンを削除する。これにより、図6に示すよう
に、第3のチップ形成領域40には遮光データからなる
最終ダミーパターン21が形成される。
0において透光データと遮光データを反転させる。この
後、第3のチップ形成領域40における遮光データから
なるパターンのうち、デザインルールの最小線幅La未
満のパターンを削除する。これにより、図6に示すよう
に、第3のチップ形成領域40には遮光データからなる
最終ダミーパターン21が形成される。
【0023】この後、図6に示す最終ダミーパターン2
1を有する第3のチップ形成領域40における透光デー
タ及び遮光データに、図3に示す実配線パターン11〜
13,15〜17を有する第2のチップ形成領域30に
おける透光データ及び遮光データを加算合成する。これ
により、図7に示すように、第3のチップ形成領域40
において遮光データからなる最終ダミーパターン21及
び実配線パターン11〜13,15〜17を備えたマス
クパターンデータが作成される。
1を有する第3のチップ形成領域40における透光デー
タ及び遮光データに、図3に示す実配線パターン11〜
13,15〜17を有する第2のチップ形成領域30に
おける透光データ及び遮光データを加算合成する。これ
により、図7に示すように、第3のチップ形成領域40
において遮光データからなる最終ダミーパターン21及
び実配線パターン11〜13,15〜17を備えたマス
クパターンデータが作成される。
【0024】次に、このマスクパターンを備えたレチク
ルを形成する。この後、表面に第1の絶縁膜を有するシ
リコン基板を準備し、第1の絶縁膜上に導電膜としてA
l合金膜を成膜する。次に、このAl合金膜上にレジス
ト膜を塗布し、このレジスト膜を前記レチクルを用いて
露光した後、該レジスト膜を現像する。これにより、A
l合金膜上に、前記実配線パターン11〜13,15〜
17及び最終ダミーパターン21が転写されたレジスト
パターンが形成される。
ルを形成する。この後、表面に第1の絶縁膜を有するシ
リコン基板を準備し、第1の絶縁膜上に導電膜としてA
l合金膜を成膜する。次に、このAl合金膜上にレジス
ト膜を塗布し、このレジスト膜を前記レチクルを用いて
露光した後、該レジスト膜を現像する。これにより、A
l合金膜上に、前記実配線パターン11〜13,15〜
17及び最終ダミーパターン21が転写されたレジスト
パターンが形成される。
【0025】この後、このレジストパターンをマスクと
してAl合金膜をエッチングすることにより、第1の絶
縁膜上にはAl合金膜からなる実配線パターン及び最終
ダミーパターンが形成される。次に、実配線パターン及
び最終ダミーパターンの上に第2の絶縁膜を形成する。
してAl合金膜をエッチングすることにより、第1の絶
縁膜上にはAl合金膜からなる実配線パターン及び最終
ダミーパターンが形成される。次に、実配線パターン及
び最終ダミーパターンの上に第2の絶縁膜を形成する。
【0026】上記第1の実施の形態によれば、従来のダ
ミーパターンの設計方法のように、仮想グリッド上に規
則的に配線が形成されるゲートアレイに代表される自動
配置配線を用いた製品にしか適用できないことがなくな
る。つまり、自動配置配線などを用いないカスタムIC
や手修正などを行った配線データなどに関してもデータ
の論理合成のアルゴリズムのみで自動的にダミーパター
ンを有するマスクパターンデータを作成することができ
る。
ミーパターンの設計方法のように、仮想グリッド上に規
則的に配線が形成されるゲートアレイに代表される自動
配置配線を用いた製品にしか適用できないことがなくな
る。つまり、自動配置配線などを用いないカスタムIC
や手修正などを行った配線データなどに関してもデータ
の論理合成のアルゴリズムのみで自動的にダミーパター
ンを有するマスクパターンデータを作成することができ
る。
【0027】また、このマスクパターンデータを用いて
レチクルを作成し、このレチクルを用いてAl合金膜を
パターニングすることにより、配線パターンにおける疎
の部分と密の部分をダミーパターンによって均等化で
き、実配線パターンのパターン疎密による不具合を解消
することができる。従って、Al合金膜のエッチング加
工性を良くすることができる。
レチクルを作成し、このレチクルを用いてAl合金膜を
パターニングすることにより、配線パターンにおける疎
の部分と密の部分をダミーパターンによって均等化で
き、実配線パターンのパターン疎密による不具合を解消
することができる。従って、Al合金膜のエッチング加
工性を良くすることができる。
【0028】また、最終ダミーパターン21の密度に関
しては、基本ダミーパターン1のLd×Ldのサイズや
形状を変更することで、平均パターン密度を容易に変更
することができる。
しては、基本ダミーパターン1のLd×Ldのサイズや
形状を変更することで、平均パターン密度を容易に変更
することができる。
【0029】尚、上記第1の実施の形態では、矩形から
なる基本ダミーパターン1を用いているが、矩形に限ら
れず、他の形状からなる基本ダミーパターンを用いるこ
とも可能である。
なる基本ダミーパターン1を用いているが、矩形に限ら
れず、他の形状からなる基本ダミーパターンを用いるこ
とも可能である。
【0030】また、本実施の形態では、第2のチップ形
成領域30において実配線パターン11〜13,15〜
17を、デザインルールの最小スペースSa分だけ、X
方向とY方向ともに拡大しているが、実配線パターンを
デザインルールの最小スペース分だけ等方向的に拡大す
ることも可能である。
成領域30において実配線パターン11〜13,15〜
17を、デザインルールの最小スペースSa分だけ、X
方向とY方向ともに拡大しているが、実配線パターンを
デザインルールの最小スペース分だけ等方向的に拡大す
ることも可能である。
【0031】また、本実施の形態では、図1及び図2に
示す工程の後に、図3及び図4に示す工程を施している
が、図3及び図4に示す工程の後に、図1及び図2に示
す工程を施すことも可能である。
示す工程の後に、図3及び図4に示す工程を施している
が、図3及び図4に示す工程の後に、図1及び図2に示
す工程を施すことも可能である。
【0032】次に、本発明の第2の実施の形態によるダ
ミーパターンの設計方法について説明するが、第1の実
施の形態によるそれと異なる部分についてのみ説明す
る。
ミーパターンの設計方法について説明するが、第1の実
施の形態によるそれと異なる部分についてのみ説明す
る。
【0033】図4に示す工程では、第2のチップ形成領
域30において、遮光データからなる実配線パターン1
1〜13,15〜17を、デザインルールの最小スペー
スSaより大きいサイズでX方向とY方向ともに拡大す
る。これにより、第2のチップ形成領域30に拡大配線
パターンが形成される。この拡大配線パターンは、第1
の実施の形態によるものより大きいパターンとなる。
域30において、遮光データからなる実配線パターン1
1〜13,15〜17を、デザインルールの最小スペー
スSaより大きいサイズでX方向とY方向ともに拡大す
る。これにより、第2のチップ形成領域30に拡大配線
パターンが形成される。この拡大配線パターンは、第1
の実施の形態によるものより大きいパターンとなる。
【0034】上記第2の実施の形態においても第1の実
施の形態と同様の効果を得ることができる。
施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0035】また、実配線パターン11〜13,15〜
17を、デザインルールの最小スペースSaより大きい
サイズで拡大しているため、実配線パターンと最終ダミ
ーパターンとの間のスペースを、デザインルールの最小
スペースSaより広くできる。これにより、実配線パタ
ーンとダミーパターンとの間の寄生容量を第1の実施の
形態のそれより低減することができ、その結果、寄生容
量による信号伝達遅延特性の劣化を抑制することができ
る。
17を、デザインルールの最小スペースSaより大きい
サイズで拡大しているため、実配線パターンと最終ダミ
ーパターンとの間のスペースを、デザインルールの最小
スペースSaより広くできる。これにより、実配線パタ
ーンとダミーパターンとの間の寄生容量を第1の実施の
形態のそれより低減することができ、その結果、寄生容
量による信号伝達遅延特性の劣化を抑制することができ
る。
【0036】また、上記の場合の実配線パターンと最終
ダミーパターンとの間の最小スペース幅は、実配線パタ
ーン11〜13,15〜17を、デザインルールの最小
スペースSaより大きいサイズで拡大したオーバーサイ
ズ量に一致する。従って、このオーバーサイズ量を任意
に調整することにより、寄生容量値を所望の容量値範囲
とすることが可能である。
ダミーパターンとの間の最小スペース幅は、実配線パタ
ーン11〜13,15〜17を、デザインルールの最小
スペースSaより大きいサイズで拡大したオーバーサイ
ズ量に一致する。従って、このオーバーサイズ量を任意
に調整することにより、寄生容量値を所望の容量値範囲
とすることが可能である。
【0037】尚、本発明は上記実施の形態に限定され
ず、種々変更して実施することが可能である。例えば、
上記第2の実施の形態における実配線パターンとダミー
パターンとの間の寄生容量値と実配線パターンのエッチ
ング加工性とはトレードオフの関係にあるので、寄生容
量値と加工性の両者が許容範囲に入るように、デバイス
の種類に応じてオーバーサイズ量を適宜変更することが
好ましい。
ず、種々変更して実施することが可能である。例えば、
上記第2の実施の形態における実配線パターンとダミー
パターンとの間の寄生容量値と実配線パターンのエッチ
ング加工性とはトレードオフの関係にあるので、寄生容
量値と加工性の両者が許容範囲に入るように、デバイス
の種類に応じてオーバーサイズ量を適宜変更することが
好ましい。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、自
動配置配線を用いないICや手修正を行った配線データ
に適用できるダミーパターンの設計方法、ダミーパター
ンを有する半導体装置及びその製造方法を提供すること
ができる。
動配置配線を用いないICや手修正を行った配線データ
に適用できるダミーパターンの設計方法、ダミーパター
ンを有する半導体装置及びその製造方法を提供すること
ができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態によるダミーパター
ンの設計方法を説明するための平面図である。
ンの設計方法を説明するための平面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態によるダミーパター
ンの設計方法を説明するものであり、図1の次の工程を
示す平面図である。
ンの設計方法を説明するものであり、図1の次の工程を
示す平面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態によるダミーパター
ンの設計方法を説明するものであり、図2の次の工程を
示す平面図である。
ンの設計方法を説明するものであり、図2の次の工程を
示す平面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態によるダミーパター
ンの設計方法を説明するものであり、図3の次の工程を
示す平面図である。
ンの設計方法を説明するものであり、図3の次の工程を
示す平面図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態によるダミーパター
ンの設計方法を説明するものであり、図4の次の工程を
示す平面図である。
ンの設計方法を説明するものであり、図4の次の工程を
示す平面図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態によるダミーパター
ンの設計方法を説明するものであり、図5の次の工程を
示す平面図である。
ンの設計方法を説明するものであり、図5の次の工程を
示す平面図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態によるダミーパター
ンの設計方法を説明するものであり、図6の次の工程を
示す平面図である。
ンの設計方法を説明するものであり、図6の次の工程を
示す平面図である。
【図8】従来のダミーパターンの設計方法を説明するた
めの平面図である。
めの平面図である。
1,1’ 基本ダミーパターン 3 基本ダミー
パターン以外の領域 10 第1のチップ形成領域 11〜13,15〜17 実配線パターン 11’〜13’,15’〜17’ 拡大配線パターン 20 遮光データからなる領域 21 最終ダミ
ーパターン 30 第2のチップ形成領域 40 第3のチ
ップ形成領域 101 仮想グリッド 102 信号配
線 103,104 ダミー配線パターン
パターン以外の領域 10 第1のチップ形成領域 11〜13,15〜17 実配線パターン 11’〜13’,15’〜17’ 拡大配線パターン 20 遮光データからなる領域 21 最終ダミ
ーパターン 30 第2のチップ形成領域 40 第3のチ
ップ形成領域 101 仮想グリッド 102 信号配
線 103,104 ダミー配線パターン
Claims (8)
- 【請求項1】 レチクル上の配線パターンに挿入するダ
ミーパターンを設計する方法であって、 透光データからなる第1のチップ形成領域に、所定形状
の遮光データからなる複数の基本ダミーパターンを互い
に所定間隔を隔てて配置する第1の工程と、 第1のチップ形成領域において透光データと遮光データ
を反転させる第2の工程と、 透光データからなる第2のチップ形成領域に、遮光デー
タからなる配線パターンを配置する第3の工程と、 第2のチップ形成領域において前記配線パターンを、X
方向とY方向ともにデザインルールの最小スペース分以
上拡大する第4の工程と、 第2の工程により反転させた後の第1のチップ形成領域
における透光データ及び遮光データを、第4の工程によ
り拡大した後の第2のチップ形成領域における透光デー
タ及び遮光データに合成することにより、透光データ及
び遮光データからなる第3のチップ形成領域を作成する
第5の工程と、 第3のチップ形成領域において透光データと遮光データ
を反転させる第6の工程と、 を具備することを特徴とするダミーパターンの設計方
法。 - 【請求項2】 前記第6の工程の後に、第3のチップ形
成領域においてデザインルールの最小線幅未満の遮光デ
ータを削除する第7の工程をさらに含むことを特徴とす
る請求項1記載のダミーパターンの設計方法。 - 【請求項3】 レチクル上の配線パターンに挿入するダ
ミーパターンを設計する装置であって、 透光データからなる第1のチップ形成領域に、所定形状
の遮光データからなる複数の基本ダミーパターンを互い
に所定間隔を隔てて配置した後、第1のチップ形成領域
において透光データと遮光データを反転させる第1の手
段と、 透光データからなる第2のチップ形成領域に、遮光デー
タからなる配線パターンを配置し、第2のチップ形成領
域において前記配線パターンを、X方向とY方向ともに
デザインルールの最小スペース分以上拡大する第2の手
段と、 第1の手段により反転させた後の第1のチップ形成領域
における透光データ及び遮光データを、第2の手段によ
り拡大した後の第2のチップ形成領域における透光デー
タ及び遮光データに合成することにより、透光データ及
び遮光データからなる第3のチップ形成領域を作成する
第3の手段と、 第3のチップ形成領域において透光データと遮光データ
を反転させる第4の手段と、 を具備することを特徴とするダミーパターンの設計装
置。 - 【請求項4】 前記第4の手段により反転させた第3の
チップ形成領域においてデザインルールの最小線幅未満
の遮光データを削除する第5の手段をさらに含むことを
特徴とする請求項3記載のダミーパターンの設計装置。 - 【請求項5】 第1の絶縁膜上に形成された配線パター
ンと、 第1の絶縁膜上に形成されたダミーパターンと、 前記配線パターン、前記ダミーパターン及び第1の絶縁
膜上に形成された第2の絶縁膜と、 を具備する半導体装置であって、 前記ダミーパターンは、 透光データからなる第1のチップ形成領域に、所定形状
の遮光データからなる複数の基本ダミーパターンを互い
に所定間隔を隔てて配置し、 第1のチップ形成領域において透光データと遮光データ
を反転させ、 透光データからなる第2のチップ形成領域に、遮光デー
タからなる配線パターンを配置し、 第2のチップ形成領域において前記配線パターンを、X
方向とY方向ともにデザインルールの最小スペース分以
上拡大し、 前記反転させた後の第1のチップ形成領域における透光
データ及び遮光データを、前記拡大した後の第2のチッ
プ形成領域における透光データ及び遮光データに合成す
ることにより、透光データ及び遮光データからなる第3
のチップ形成領域を作成し、 第3のチップ形成領域において透光データと遮光データ
を反転させることにより得られた遮光データからなるパ
ターンであることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項6】 前記ダミーパターンが、前記反転させる
ことにより得られた遮光データからなるパターンのう
ち、デザインルールの最小線幅未満のパターンを削除す
ることにより得られたパターンであることを特徴とする
請求項5記載の半導体装置。 - 【請求項7】 配線パターン及びダミーパターンを有す
るレチクルを用いてレジスト膜を露光する工程を含む半
導体装置の製造方法であって、 前記ダミーパターンは、 透光データからなる第1のチップ形成領域に、所定形状
の遮光データからなる複数の基本ダミーパターンを互い
に所定間隔を隔てて配置し、 第1のチップ形成領域において透光データと遮光データ
を反転させ、 透光データからなる第2のチップ形成領域に、遮光デー
タからなる配線パターンを配置し、 第2のチップ形成領域において前記配線パターンを、X
方向とY方向ともにデザインルールの最小スペース分以
上拡大し、 前記反転させた後の第1のチップ形成領域における透光
データ及び遮光データを、前記拡大した後の第2のチッ
プ形成領域における透光データ及び遮光データに合成す
ることにより、透光データ及び遮光データからなる第3
のチップ形成領域を作成し、 第3のチップ形成領域において透光データと遮光データ
を反転させることにより得られた遮光データからなるパ
ターンであることを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項8】 前記ダミーパターンが、前記反転させる
ことにより得られた遮光データからなるパターンのう
ち、デザインルールの最小線幅未満のパターンを削除す
ることにより得られたパターンであることを特徴とする
請求項5記載の半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25059799A JP2001077114A (ja) | 1999-09-03 | 1999-09-03 | ダミーパターンの設計方法、ダミーパターンの設計装置、ダミーパターンを有する半導体装置及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25059799A JP2001077114A (ja) | 1999-09-03 | 1999-09-03 | ダミーパターンの設計方法、ダミーパターンの設計装置、ダミーパターンを有する半導体装置及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001077114A true JP2001077114A (ja) | 2001-03-23 |
Family
ID=17210256
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25059799A Withdrawn JP2001077114A (ja) | 1999-09-03 | 1999-09-03 | ダミーパターンの設計方法、ダミーパターンの設計装置、ダミーパターンを有する半導体装置及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001077114A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008083709A (ja) * | 2007-10-10 | 2008-04-10 | Renesas Technology Corp | フォトマスク作成方法 |
JP2008535239A (ja) * | 2005-04-04 | 2008-08-28 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション | 製造モニタを集積回路チップに付加する方法 |
JP2009004481A (ja) * | 2007-06-20 | 2009-01-08 | Elpida Memory Inc | ダミーパターンの設計方法、露光マスク、半導体装置、半導体装置の製造方法およびダミーパターンの設計プログラム |
-
1999
- 1999-09-03 JP JP25059799A patent/JP2001077114A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008535239A (ja) * | 2005-04-04 | 2008-08-28 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション | 製造モニタを集積回路チップに付加する方法 |
JP2009004481A (ja) * | 2007-06-20 | 2009-01-08 | Elpida Memory Inc | ダミーパターンの設計方法、露光マスク、半導体装置、半導体装置の製造方法およびダミーパターンの設計プログラム |
JP2008083709A (ja) * | 2007-10-10 | 2008-04-10 | Renesas Technology Corp | フォトマスク作成方法 |
JP4550100B2 (ja) * | 2007-10-10 | 2010-09-22 | ルネサスエレクトロニクス株式会社 | フォトマスク作成方法および半導体装置の製造方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041129 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20060208 |