JP2001076768A - 光充電式二次電池 - Google Patents

光充電式二次電池

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JP2001076768A
JP2001076768A JP25034099A JP25034099A JP2001076768A JP 2001076768 A JP2001076768 A JP 2001076768A JP 25034099 A JP25034099 A JP 25034099A JP 25034099 A JP25034099 A JP 25034099A JP 2001076768 A JP2001076768 A JP 2001076768A
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photoelectric conversion
secondary battery
sheet
light
storage battery
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JP25034099A
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English (en)
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Haruo Watanabe
春夫 渡辺
Ritsuko Inoue
律子 井上
Koichiro Hikuma
弘一郎 日隈
Tomiichi Watanabe
富一 渡辺
Hiroshi Miyazawa
弘 宮沢
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光電変換素子が形成され可撓性を有する光電
変換シートと、蓄電池とを組み合わせた光充電式二次電
池において、光電変換素子の疲労劣化を抑える。 【解決手段】 円筒形巻き芯部2に引出し自在に捲回し
た、光電変換素子からなる可撓性の光電変換シート3
と、蓄電池4と、その充放電を制御する制御回路部5と
を備え、上記捲回状態では全体が略円筒形となる光充電
式二次電池1において、光電変換シート3の受光面(光
電変換素子の受光面)が、このシート3を捲回した状態
おいて外側面側に位置するように構成する。これにより
光電変換素子の、繰り返し引き延ばし時の疲労劣化が抑
えられる。この二次電池では、上記シート3の受光面上
に高分子フィルムを積層することが望ましく、繰り返し
の屈曲・摺動に対する光電変換素子の耐久性が向上す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光電変換素子によ
って蓄電池を充電する構成とされた光充電式二次電池に
関する。
【0002】
【従来の技術】光電変換素子は、太陽電池とも言われて
おり、太陽光等の光エネルギーを電気エネルギーに変換
する素子である。この光電変換素子は、光エネルギーか
ら電気エネルギーを取り出す際に、従来から利用されて
きた化石燃料等と異なり、二酸化炭素等の排出物を出さ
ない。また、光電変換素子は、ほぼ無尽蔵といわれてい
る太陽光等の光エネルギーから電気エネルギーを取り出
すことができるために、半永久的に発電を行うことがで
きる。そのため光電変換素子は、地球環境問題に鑑み
て、その利用用途や利用規模が今後も益々拡大してゆく
ものと考えられている。
【0003】しかしながら、太陽光等の光エネルギーに
は、時間的な変動が大きい場合が多く、光電変換素子が
この光エネルギーを変換して発電した電気エネルギーに
も時間的な変動が大きくなってしまうために、電気機器
の直接の電源とすることには適さない場合が多い。ま
た、光電変換素子は、太陽光等の光エネルギーが空間的
に希薄な状態で存在していることから、利用に適した所
定量の電力を得るためには大きな受光面積を必要とす
る。したがって、光電変換素子は、電気機器の補助的な
電流として、または変換した電気エネルギーを一度蓄電
池に充電し、この蓄電池から放電させて利用するといっ
た用途で用いられている。
【0004】一方、電気機器は、近年の各種加工技術の
進展により小型化が進んでおり、携帯型の機器とされる
ことが多い。そのため電気機器は、その電源として通
常、携帯に便利で手軽に利用することができる乾電池が
用いられている。
【0005】そこで、上述したような光電変換素子の利
点と、乾電池の利便性とを組み合わせた光充電式二次電
池が、例えば特開昭63−314780号公報(発明の
名称:電池)や、特開平2−73675号公報(発明の
名称:円筒形充電式太陽電池)等に提案されている。こ
のような従来の光充電式二次電池は、発電部としての光
電変換素子と、充放電部としての蓄電池とを円筒形規格
電池型に組み合わせて使用することによって、通常用い
られている電気機器を、光エネルギーによって生産した
電力により駆動させることを実現している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
光充電式二次電池は、一方向から照射される太陽光等の
光エネルギーを、蓄電池の外表面積のすべてを有効に活
用して光電変換素子に受光させることが困難なばかり
か、その構造上、蓄電池の外表面積を超えて光電変換素
子の受光面積を備えることができない。そのため、従来
の光充電式二次電池は、蓄電池を充電する際の充電時間
が実用に耐えないほど長く、さらには光電変換素子が蓄
電池を充電するために必要な電力すら発電できない場合
があるといった問題があった。
【0007】そこで、本発明者らは、鋭意検討を行った
結果、可撓性を有する光電変換素子すなわち光電変換シ
ートと、蓄電池とを組み合わせた構成とすることによっ
て、太陽光等の光エネルギーを通常用いられている電気
機器の電源として利用することを可能とした光充電式二
次電池を発明し、これに関し特許出願を行った(特願平
10−351505号)。この発明により本発明者ら
は、実用的な充電性能を備えるとともに、通常用いられ
ている電気機器の電源としての利用が容易である光充電
式二次電池を実現している。
【0008】ところで、上述したような光充電式二次電
池は、蓄電池を充電する際に、可撓性を有する光電変換
シートを繰り返し、引き延ばすことで受光面積を大きく
して使用する。このとき、光電変換素子には繰り返しの
屈曲と、場合によって、その表面が繰り返しの摺動を受
け、光電変換素子が損傷あるいは劣化し、光電変換シー
ト全体としての発電効率が低下し、ひいては充電性能が
低下してしまう虞があった。
【0009】本発明は、上記問題点を解決しようとする
もので、その目的は、光電変換素子が形成され、可撓性
および耐久性を有する光電変換シートと、蓄電池とを組
み合わせることによって、繰り返しの使用に十分耐えう
る充電性能を備えた光充電式二次電池を提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る光充電式二
次電池は、円筒形状の巻き芯部と、この巻き芯部に対し
て捲回されて引出し自在に配設された可撓性を有する光
電変換シートと、充放電可能な蓄電池と、この蓄電池の
充放電を制御する制御回路部とを備え、上記巻き芯部に
上記光電変換シートを捲回した状態では全体が略円筒形
状を呈する光充電式二次電池において、上記光電変換シ
ートの受光面が、該シートを捲回した状態では外側面側
に位置するようにしたことを特徴とする。
【0011】光電変換素子が形成された可撓性を有す
る、耐久性のある光電変換シートと、蓄電池とを組み合
わせた光充電式二次電池において、以上のような構成と
したことによって、繰り返し使用に十分耐えうる充電性
能を備えた光充電式二次電池を提供することができる。
【0012】上記光電変換シートでは、その受光面上に
高分子フィルムを積層しておくことが好ましい。こうす
ることで、光電変換シートを構成する光電変換素子の損
傷や劣化を防止することができる利点がある。また、本
発明の光電変換シートには、その長手方向に対して平行
に配置されて電気的に直列接続された複数の光電変換素
子が形成されていることが好ましく、従来の光充電式二
次電池の問題点である、光電変換シートの一部が当該二
次電池から十分に引き出されないために光が十分照射さ
れなくなる結果、光電変換シート全体での発電効率が低
下してしまう問題を確実に防止することができる。
【0013】また、上記蓄電池は上記巻き芯部に設けら
れていることが好ましい。さらに、上記巻き芯部に上記
光電変換シートを捲回した状態では、当該二次電池全体
が所定の円筒電池規格形状となることが好ましい。さら
に上記蓄電池は、放電電圧が0.6V以上1.9V以下
であることが好ましい。さらに上記蓄電池は、上記巻き
芯部に対して着脱自在であることが望ましい。さらに
は、上記蓄電池は、所定の円筒電池規格形状であること
が望ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照しながら説明する。 第1の実施の形態 図1は光充電式二次電池の構成を示す縦断面図、図2は
その斜視図である。図3はこの光充電式二次電池の充電
状態を示す斜視図である。図4はこの光充電式二次電池
を構成する光電変換シートの平面図(展開図)、図5は
そのA−A線断面図である。
【0015】本発明に係る光充電式二次電池1は、円筒
形の巻き芯部2と、この巻き芯部2に対して捲回され、
引き出し(引き延ばし)自在に配設された可撓性を有す
る光電変換シート3と、巻き芯部2の内部に設けられた
蓄電池4と、制御回路部5とを備える。光充電式二次電
池1は、図1及び図2に示すように、光電変換シート3
を巻き芯部2に捲回した状態では全体が円筒形状を呈す
る。また、光充電式二次電池1は、図3に示すように、
光電変換シート3を巻き芯部2から引き延ばした状態
で、光電変換シート3に受光させて蓄電池4を充電す
る。
【0016】巻き芯部2は、例えばABS樹脂等の樹脂
材料によって円筒形状に形成されている。巻き芯部2
は、光電変換シート3が捲回される幅よりも僅かに長く
形成されている。したがって、光充電式二次電池1は、
巻き芯部2が光電変換シート3の全幅に亘って巻き取る
ことができ、この光電変換シート3がはみ出してしまう
ことがない。また、巻き芯部2には、その両端部にそれ
ぞれ上部フランジ6と下部フランジ7とが設けられてい
る。
【0017】上部フランジ6及び下部フランジ7は、巻
き芯部2と同様な材料によって略円形平板状に形成され
ており、接着剤等の固定手段により巻き芯部2の両端部
にそれぞれ固定されている。なお、上部フランジ6及び
下部フランジ7は、巻き芯部2と一体に形成されていて
もよい。
【0018】上部フランジ6及び下部フランジ7は、そ
の径が、巻き芯部2に捲回された状態での光電変換シー
ト3の径と略同一、若しくは、これよりもやや大となる
ように形成されている。これにより、上部フランジ6及
び下部フランジ7は、光電変換シート3の側縁部を保護
することができるとともに、引き延ばされた光電変換シ
ート3を巻き芯部2に巻き取る際のガイドとなり、位置
ずれせずに光電変換シート3を巻き芯部2に捲回させる
ことができる。
【0019】巻き芯部2、上部フランジ6及び下部フラ
ンジ7は、電気絶縁性を示す材料によって形成されるこ
とが望ましい。これにより、光充電式二次電池1は、内
部の配線等がこれら各部を介して短絡したり、これら各
部が例えば電気機器の電池収納部の端子等に接触するこ
とによって電気的に短絡したりするといったことを防止
することができる。
【0020】また、巻き芯部2、上部フランジ6及び下
部フランジ7は、断熱特性の優れた材料によって形成さ
れることが望ましい。これにより光充電式二次電池1
は、例えば自動車のダッシュボードに放置されるなどし
て高温に晒された場合に、内部に収納した蓄電池4の温
度が上昇して破損してしまうのを防止することができ
る。巻き芯部2、上部フランジ6及び下部フランジ7
は、同様の理由から、例えば白色等のように、光や熱を
吸収しにくい色に着色されていることが望ましい。
【0021】上部フランジ6と下部フランジ7とには、
それぞれ正極端子8と負極端子9とが設けられている。
正極端子8と負極端子9とは、誘電性材料によって形成
されており、それぞれ図示しない結線手段により、制御
回路部5の所定の端子と電気的に接続されている。
【0022】光電変換シート3は、図4及び図5に示す
ように、可撓性を有して略矩形シート状に形成されたシ
ート状基板10と、このシート状基板10上に配置され
た複数の光電変換素子11と、高分子積層シート15と
によって構成されている。シート状基板10は、例えば
ポリエステル等の絶縁性を有する材料によって形成さ
れ、可撓性を有するようにシート状に形成されている。
【0023】各光電変換素子11は、シート状基板10
上に第1の電極層12と、光電変換層13と、第2の電
極層14とを、それぞれ薄膜状に順次積層して形成され
たものである。光電変換素子11を構成する各層は、例
えば、スパッタ法や蒸着法に代表される各種PVD法、
又はプラズマCVD法やMOCVD法に代表される各種
のCVD法によってシート状基板10上に薄膜状に形成
されている。光電変換素子11は、各層が薄膜状に形成
されていることによって、シート状基板10と同様に十
分な可撓性を有している。
【0024】本発明の光充電式二次電池はさらに、可撓
性を有する高分子積層シート15を有する。この高分子
積層シート15は、上記光電変換素子11の受光部上を
覆うもので、この部分は少なくとも光透過性を有する。
この高分子積層シート15は、上記光電変換シート3の
全面を覆うことが好ましい。さらには、上記光電変換シ
ート3の端部より張り出し、このシートの端部を保護す
るように形成することが好ましい。
【0025】また、高分子積層シート15は、光電変換
シート3の受光面側に設けることが本発明の必須要件で
あるが、さらに、上記受光面の裏側にも設けることが好
ましい。これにより、可撓性を有する光電変換シート3
を繰り返し、引き延ばすことにより受光面積を大きくし
て使用するとき、繰り返しの屈曲に起因する光電変換素
子11の損傷あるいは劣化を低減することができる。さ
らに、光電変換シート3の繰り返しの引き延ばしに伴う
表面の繰り返し摺動に起因する、光電変換素子11の損
傷あるいは劣化を防止することができ、素子全体として
の発電効率の低下、ひいては充電性能の低下を防止する
ことが可能となる。
【0026】また、光電変換素子が長期間にわたって捲
回状態にあると、光電変換シート3が塑性変形し(いわ
ゆる巻き癖がつく)、光電変換素子の有効な受光を妨げ
ることになるが、上記高分子積層シート15の存在によ
り上記塑性変形を低減でき、有効な受光を得ることがで
きる。この高分子積層シート15を前記のように光電変
換シート3の表裏両面に用いる場合には、表裏同一のシ
ート材料で構成することもできるし、適宜異種のシート
材料で構成することもできる。材質としては、少なくと
も光電変換素子の受光部上を覆うものは、光透過性の材
料であることが必要である。また、摩擦に対する耐摩耗
性、光に対する耐候性を有することが望ましい。
【0027】このような材料としてはハロゲン化オレフ
ィン、特にフッ素化オレフィンの重合体、あるいは、こ
れとオレフィンとの共重合体が例示される。さらに、こ
れらのシートを光電変換シートに固着させるために、接
着層を設けることができる。この接着層の材料としては
エチレンと酢酸ビニルとの共重合体が例示される。
【0028】光電変換シート3では、各光電変換素子1
1が互いに電気的に直列に接続されており、短手方向の
両端部に位置する光電変換素子11の電極層にそれぞれ
正極端子12aと負極端子14aとが形成されている。
正極端子12aと負極端子14aとは、それぞれ制御回
路部5の所定の端子と電気的に接続されている。この場
合、正極端子12aおよび負極端子14aには、前記高
分子積層シート15を被覆積層することが望ましく、こ
れら端子の繰り返し屈曲に起因する損傷あるいは劣化を
低減するのに有効である。
【0029】また、光電変換素子11は、シート状基板
10とは反対側、すなわち外方に臨む側の主面11aか
ら太陽光等の光が入射される構成とされている。第1の
電極層12及び第2の電極層14は、誘電性材料によっ
て形成されており、光電変換層13に対して一対の電極
としての機能を果たしている。光電変換層13は、例え
ば、a−Siのpin接合構造に代表される非結晶半導
体薄膜を備えて形成されて、太陽光等の光が入射される
ことによって起電力が生ずる構成とされ、いわゆる光電
変換効果を有する膜構成で形成されている。
【0030】光電変換層13は、例えばペリレン等のp
型有機半導体と、例えば銅フタロシアニン等のn型有機
半導体とにより形成されるpn接合構造であってもよ
い。なお、光電変換層13は、上述した薄膜構造に限定
されるものではなく、十分な可撓性を有して光電変換効
果を有する膜構成で形成されていればよい。
【0031】なお、第1の電極層12は、例えば、A
g,Al,Cr,Ni,Cu等の金属材料によって形成
されて、光電変換層13に受光させる光に対する反射率
が高くなるように形成されていることが望ましい。これ
により、光電変換層13を透過した光を反射して再び光
電変換層13に入射させ、光電変換層13の光電変換効
率を向上させることができる。また、第2の電極層14
は、例えば、SnO2 或いはIn23 等の金属酸化物
を主成分とする材料によって形成された、いわゆる透明
電極として形成されていることが望ましい。これによ
り、光電変換層13に受光させる光を効率よく透過し
て、光電変換層13の光電変換効率を向上させることが
できる。
【0032】なお、図4及び図5は、特定の光電変換素
子11の第1の電極層12及び第2の電極層14が、そ
れぞれ、この光電変換素子11と隣接する別の光電変換
素子11の第2の電極層14及び第1の電極層12とさ
れて、複数の光電変換素子11が各々の電極層を共有す
る構成とされた例を示す。これにより、光電変換シート
3においては、隣接する光電変換素子11同士が電気的
に直列接続された構成とされている。
【0033】この場合には、例えば、第1の電極層12
及び第2の電極層14を、上述したようにSnO2 或い
はIn23 等の金属酸化物を主成分とする材料によっ
て形成し、第1の電極層12とシート状基板10との間
に、例えば金属材料等によって形成された光反射層(図
示せず)を備えて形成してもよい。これにより、各光電
変換素子11は、第2の電極層14を介して十分な量の
光を受光することができるとともに、光反射層によって
光電変換効率を向上させることができる。
【0034】また、この場合には、各光電変換素子11
同士が、その長手方向の長さと略同等の長さの電極によ
って「線」で接続されていることとなる。したがって、
例えば、各光電変換素子11同士が、例えばリード線等
によって「点」で接続された場合と比較して、断線等の
結線不良が生じてしまう虞が低減する。これにより、光
が照射された部分で発電した電力を、正極端子12aお
よび負極端子14aに対して確実に供給することができ
る。
【0035】また、光電変換シート3においては、その
長手方向に対して平行に各光電変換素子11が配置され
ている。すなわち、各光電変換素子11の一対の電極層
は、光電変換シート3の長手方向と平行になるように配
設されている。これにより、光充電式二次電池は、蓄電
池を充電するために光電変換シート3を引き延ばした際
に、この光電変換素子の一部に光が十分に照射されない
場合であっても、光電変換シート全体での発電効率が低
下してしまうことを防止することができる。
【0036】さらに、光電変換シート3は、巻き芯部2
に対して捲回されて引き延ばし自在に配設されており、
最内周側となる一側が巻き芯部2に接続固定されてい
る。光電変換シート3は、上述した正極端子12a及び
負極端子14aが、この最内周側の一側に設けられてい
る。
【0037】また、光電変換シート3は、巻き芯部2に
対して捲回した状態で、その受光面(光電変換素子11
の受光面)が外側となるように配設されている。これに
より、光充電式二次電池1は、光電変換シート3が巻き
芯部2に捲回されて放電使用される際に、光電変換シー
ト3の受光面が外方に露出することになる。この場合、
受光面が傷つくなどして破損する可能性があるが、この
不具合は防護層を形成するなどの手段によって容易に排
除することができる。
【0038】これに対し、光充電式二次電池1の劣化を
促進するものが、光電変換シート3の繰り返し引き延ば
しに伴う光電変換素子11の疲労劣化である。この場
合、この劣化を低減するには、光電変換シート3の繰り
返し引き延ばしに伴う光電変換素子11の曲率変化を低
減することが効果的である。このためには、光電変換シ
ート3上に形成される光電変換素子11を、光電変換シ
ート3の内周側に形成するよりも外周側に形成するほう
がよく、これにより光電変換素子11の曲率が小さくな
る。また、光電変換素子11を光電変換シート3上に形
成する場合、該シート3のべース表面に沿って残留圧縮
応力が生じることが多い。これは、上記形成を、円周基
体面に沿って移動するシートに対して連続的に行うこと
に起因する場合がある。また、上記べース表面と、形成
される光電変換素子11との界面の物理化学的な要因に
よる場合もある。上記のような残留圧縮応力を有する場
合には、前記のように、光電変換シート3の使用状況に
応じて上記曲率を小さくすることが、光電変換素子11
の疲労劣化を抑制するのに有効である。
【0039】蓄電池4は、巻き芯部2の内部空間に収納
されており、充放電が可能な二次電池である。蓄電池4
は、具体的には例えば、ニッケル−水素二次電池、ニッ
ケル−カドミウム二次電池、ニッケル−亜鉛二次電池、
亜鉛−酸化銀二次電池、鉄−ニッケル二次電池等であ
る。
【0040】蓄電池4は、ニッケル−水素二次電池であ
ることが望ましい。これにより、蓄電池4は、体積当た
りのエネルギー密度を向上させることができるととも
に、鉛やカドミウムといった重金属を使用せず、環境適
合性に優れたものとなる。
【0041】蓄電池4は、所定の電池規格形状を有する
規格乾電池であってもよい。蓄電池4は、具体的には、
IECやJIS等により定められた、いわゆる単3型と
呼ばれるR6型電池、単4型と呼ばれるR03型電池、
単5型と呼ばれるR1型電池、あるいはボタン型と呼ば
れるR44型電池、R1220型電池等であってもよ
い。これにより、光充電式二次電池1においては、開発
・製造コストを抑えることができる。
【0042】ただし、蓄電池4は、蓄電容量の観点から
みた場合には、規格蓄電池を使用せずに、巻き芯部2の
内部空間に直接電解液等の蓄電池構成物を封入すること
が望ましい。これにより、蓄電池4は、規格蓄電池の外
装部に相当する空間にまで蓄電池構成物を封入すること
ができ、蓄電容量を増大させることができる。
【0043】また、蓄電池4は、巻き芯部2に対して着
脱自在であるように構成してもよい。具体的には、例え
ば下部フランジ7の一部を開閉自在として、この開閉部
から巻き芯部2に対して蓄電池4を挿脱するように構成
してもよい。あるいは、例えば、光電変換シート3を引
き延ばした状態で外方へと露出する巻き芯部2の一部を
開閉自在として、この開閉部から巻き芯部2に対して蓄
電池4を着脱するように構成してもよい。
【0044】これにより、光充電式二次電池1において
は、蓄電池4が充放電を繰り返して寿命が尽きた場合で
も、この蓄電池4のみを交換することができる。したが
って、光充電式二次電池1は、蓄電池4に比べて長い寿
命を有する他の各部を、寿命が尽きた蓄電池4とともに
廃棄する必要がなくなり、資源の有効活用の観点から望
ましいものとなる。
【0045】また、これにより、光充電式二次電池1
は、蓄電池4を充電するための充電器として利用するこ
とができる。すなわち、光充電式二次電池1によって蓄
電池4を充電し、充電が完了した蓄電池4を光充電式二
次電池1から取り出して、この蓄電池4を電子機器の電
源として利用することもできる。
【0046】さらに、蓄電池4は、上述したように規格
蓄電池を利用すると共に、巻き芯部2に対して着脱自在
としてもよい。このように、蓄電池4として規格蓄電池
を着脱自在に使用することで、光充電式二次電池1は、
蓄電池4を交換する際に、この交換作業を簡便且つ容易
に行えるようになる。また、この場合にも、上述したよ
うに、蓄電池4を充電するための充電器として光充電式
二次電池1を使用してもよい。これにより、規格蓄電池
形状を有する蓄電池4は、光充電式二次電池1から着脱
自在とされて、通常の規格電池を電源とする電気機器に
対して用いることが容易となる。
【0047】また、蓄電池4は、その放電電圧が0.6
V以上1.9V以下であることが望ましい。これによ
り、光充電式二次電池1は、通常の筒型規格電池を電源
として用いる電気機器に対して用いられた場合に、それ
ら電気機器の動作電圧を満たさないために動作させるこ
とができなかったり、これとは逆に、許容電圧を超えて
機器を破損してしまったりするといったことを防止する
ことができる。
【0048】制御回路部5は、図1に示すように、巻き
芯部2の内部空間に配設されている。制御回路部5は、
光電変換シート3と蓄電池4との整流機能、光電変換シ
ート3による蓄電池4の過充電防止機能、蓄電池4の過
放電防止機能等から選ばれる機能を適宜備える。制御回
路部5は、具体的にはダイオードやオペアンプ等を用い
た電気的な回路によって構成することができるが、電気
/電子分野で通常用いられているような整流回路、過充
電防止回路及び過放電防止回路によって構成することが
できるため、その回路構成についての詳細な説明は省略
する。
【0049】また、制御回路部5は、少なくとも4つの
端子を備えており、これら端子にそれぞれ、光電変換シ
ート3の正極端子12及び負極端子14と、蓄電池4の
正極端子及び負極端子とが電気的に接続される。そし
て、制御回路部5は、蓄電池4の光電変換シート3によ
る充電と、蓄電池4からの放電とを効率良く行うことが
できるように機能する。
【0050】光充電式二次電池1は、以上説明したよう
に構成され、光電変換シート3を巻き芯部2に捲回した
状態で、図2に示すように、全体が略円筒形状を呈す
る。この状態で、光充電式二次電池1は、電気機器の電
源として、これら電気機器に対して着脱して用いること
が容易となる。
【0051】また、光充電式二次電池1は、光電変換シ
ート3を巻き芯部2に捲回した状態では、所定の筒型電
池規格形状を有するように各部の寸法等を定められるこ
とが望ましい。光充電式二次電池1は、具体的には例え
ば、IECやJIS等により定められた、いわゆる単1
型と呼ばれるR20型電池、単2型と呼ばれるR14型
電池、あるいは単3型と呼ばれるR6型電池等であって
もよい。
【0052】これにより、光充電式二次電池1は、通常
の筒型規格電池を収納して使用するように設計された電
気機器に対して用いることを容易とすることができる。
したがって、この場合に、光充電式二次電池1は、太陽
光の光エネルギーを電気エネルギーに変換して蓄え、通
常用いられているような筒型規格電池を使用する電気機
器の電源とすることができる。
【0053】また、光充電式二次電池1は、図3に示す
ように、光電変換シート3を巻き芯部2から引き延ばし
た状態で、蓄電池4を充電する。このとき、光充電式二
次電池1は、光電変換シート3の受光面積の全てを光の
照射方向に向けることができるため、この光電変換シー
ト3の発電力を向上させることができる。したがって、
光充電式二次電池1は、蓄電池4を充電する際の充電時
間を実用上十分に短くすることができる。
【0054】なお、本発明に係る光充電式二次電池1で
は、蓄電池4の形状・個数・収納位置等が限定されるも
のではない。蓄電池4は、例えば、光充電式二次電池1
の内部に複数設けられて、コイルスプリングや板バネ等
の弾性体によって位置ずれしないように支持固定されて
もよい。
【0055】また、本発明に係る光充電式二次電池1
は、上述したように、光電変換シート3の最内周側とな
る一側が巻き芯部2に対して接続固定された構成に限定
されるものではなく、例えば、光電変換シート3を光充
電式二次電池1に対して着脱自在としてもよい。これに
より、光充電式二次電池1は、光電変換シート3に物理
的あるいは電気的な破損が生じた場合等に、これを正常
な光電変換シート3に交換して使用することができる。
すなわち、本発明に係る光充電式二次電池は、光電変換
シート3が少なくとも充電時には蓄電池4と電気的に接
続される構成であればよい。
【0056】第2の実施の形態図6は光充電式二次電池
の構成を示すもので、(a)は縦断面図であり、(b)
は光電変換シートを引き延ばした状態の横断面図であ
る。図7はこの光充電式二次電池の充電状態を示す斜視
図であり、図8はこの光充電式二次電池の要部構造を示
す拡大縦断面図である。なお、図6〜図8では、上記第
1の実施の形態に係る光充電式二次電池1と同一または
同等の構成要素や部位に同一の符号を付し、これらにつ
いての具体的説明は省略することとする。
【0057】図6(a)に示すように、本実施の形態に
係る光充電式二次電池50は、上部フランジ6及び下部
フランジ7と略同径の、略円筒形状を呈する外周壁51
を備えて構成される。光充電式二次電池50は、図8に
示すように、上部フランジ6及び下部フランジ7にそれ
ぞれ、外周壁51の側縁部が回動自在(正逆回転可能)
に嵌合する溝部6a及び溝部7aが設けられている。し
たがって、光充電式二次電池50においては、外周壁5
1が捲き芯部2、上部フランジ6及び下部フランジ7に
対して自在に回動する。
【0058】また、外周壁51には、図6(b)及び図
7に示すように、スリット51aが穿孔されている。ス
リット51aは、光電変換シート3を引き出すに十分な
幅と厚みとを有して外周壁51に穿孔されている。さら
に、光充電式二次電池50では、光電変換シート3の最
外周部(引き出し方向での先端部)に係止部3aが形成
されている。この係止部3aは、光電変換シート3が巻
き芯部2に捲回された際に、スリット51aに接合する
に十分な厚みを有して形成されている。係止部3aは、
光電変換シート3が外周壁51の内部に完全に巻き込ま
れてしまうことを防止する機能を有するとともに、光電
変換シート3を引き出す際の取っ手としての機能を有し
ている。
【0059】光充電式二次電池50は、図6(b)及び
図7に示すように、蓄電池4を充電する際に係止部3a
が引き出されることにより、光電変換シート3が巻き芯
部2から引き出される。また、光充電式二次電池50
は、外周壁51を巻き芯部2に対して回転させることに
より、光電変換シート3を巻き芯部2に巻き取ることが
できる。
【0060】したがって、光充電式二次電池50は、ス
リット51aを有する外周壁51が回動自在に備えられ
ていることによって、光電変換シート3の引き出し及び
巻き取りが容易となる。また、光充電式二次電池50は
外周壁51を備えることによって、電気機器に収納され
た際に、光電変換シート3が巻きほぐれてしまうといっ
たことがない。さらに、光充電式二次電池50は、外周
壁51を備えることによって、光電変換シート3を保護
し、光電変換シート3が外環境の塵埃や衝撃等によって
損傷してしまうことを防止するとともに、蓄電池4が直
射日光等によって過熱してしまうのを防止することがで
きる。蓄電池4の過熱防止効果をさらに向上させるため
には、外周壁51は例えば白色等のように光や熱を吸収
しにくい色に着色されていることが望ましい。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る光充
電式二次電池は、光電変換素子が形成され、可撓性を有
し、耐久性のある光電変換シートと、蓄電池とを組み合
わせることによって、繰り返し使用に十分耐えうる充電
性能を備えたものである。したがって、本発明に係る光
充電式二次電池によれば、太陽光等の光エネルギーを電
気機器の電源として利用することが実用的となり、有害
な排出物の発生による環境汚染を防止することができる
とともに、地球資源を有効に活用することができるとい
う効果がある。
【0062】また、本発明の光充電式二次電池は、光電
変換素子の受光面が、光電変換シートを捲回した状態で
は外側面側に位置するようにしたものである。このた
め、光電変換素子を光電変換シートの内周側に形成した
場合よりも、光電変換シートの繰り返し引き延ばしに伴
う光電変換素子の疲労劣化が抑えられるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る光充電式二次
電池の構成を示す縦断面図である。
【図2】図1の光充電式二次電池の斜視図である。
【図3】図1の光充電式二次電池の充電状態を示す斜視
図である。
【図4】図1の光充電式二次電池を構成する光電変換シ
ートの平面図である。
【図5】図4のA−A線断面図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る光充電式二次
電池の構成を示すもので、(a)は縦断面図、(b)は
光電変換シートを引き延ばした状態の横断面図である。
【図7】図6の光充電式二次電池の充電状態を示す斜視
図である。
【図8】図6の光充電式二次電池の要部構造を示す拡大
縦断面図である。
【符号の説明】
1…光充電式二次電池、2…巻き芯部、3…光電変換シ
ート、3a…係止部、4…蓄電池、5…制御回路部、6
…上部フランジ、6a…溝部、7…下部フランジ、7a
…溝部、8…正極端子、9…負極端子、10…シート状
基板、11…光電変換素子、11a…主面、12…第1
の電極層、12a…正極端子、13…光電変換層、14
…第2の電極層、14a…負極端子、15…高分子積層
シート、50…光充電式二次電池、51…外周壁、51
a…スリット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 富一 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 宮沢 弘 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5H030 AA03 AS11 BB07 5H032 AA05 AA10 AS06 AS16 CC01 EE04

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒形状の巻き芯部と、この巻き芯部に
    対して捲回されて引出し自在に配設された可撓性を有す
    る光電変換シートと、充放電可能な蓄電池と、この蓄電
    池の充放電を制御する制御回路部とを備え、上記巻き芯
    部に上記光電変換シートを捲回した状態では全体が略円
    筒形状を呈する光充電式二次電池において、上記光電変
    換シートの受光面が、該シートを捲回した状態では外側
    面側に位置するようにしたことを特徴とする光充電式二
    次電池。
  2. 【請求項2】 上記光電変換シートの受光面上に高分子
    フィルムを積層したことを特徴とする請求項1記載の光
    充電式二次電池。
  3. 【請求項3】 上記光電変換シートには、その長手方向
    に対して平行に配置されて電気的に直列接続された複数
    の光電変換素子が形成されていることを特徴とする請求
    項1記載の光充電式二次電池。
  4. 【請求項4】 上記蓄電池は、上記巻き芯部に設けられ
    ていることを特徴とする請求項1記載の光充電式二次電
    池。
  5. 【請求項5】 上記巻き芯部に上記光電変換シートを捲
    回した状態では、所定の円筒電池規格形状となることを
    特徴とする請求項1記載の光充電式二次電池。
  6. 【請求項6】 上記蓄電池は、放電電圧が0.6V以上
    1.9V以下であることを特徴とする請求項1記載の光
    充電式二次電池。
  7. 【請求項7】 上記蓄電池は、上記巻き芯部に対して着
    脱自在であることを特徴とする請求項1記載の光充電式
    二次電池。
  8. 【請求項8】 上記蓄電池は、所定の円筒電池規格形状
    であることを特徴とする請求項1記載の光充電式二次電
    池。
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US09/609,170 US6380710B1 (en) 1999-07-09 2000-06-30 Photovoltaic-charged secondary battery device
KR1020000039083A KR100711154B1 (ko) 1999-07-09 2000-07-08 광충전식 2차 전지

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108199096A (zh) * 2017-12-27 2018-06-22 胡月明 一种可利用光伏充电的电池装置

Cited By (1)

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