JP2001076648A - 画像表示器およびその製造方法 - Google Patents

画像表示器およびその製造方法

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JP2001076648A
JP2001076648A JP24721899A JP24721899A JP2001076648A JP 2001076648 A JP2001076648 A JP 2001076648A JP 24721899 A JP24721899 A JP 24721899A JP 24721899 A JP24721899 A JP 24721899A JP 2001076648 A JP2001076648 A JP 2001076648A
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JP24721899A
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Yoshihisa Takayama
佳久 高山
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
  • Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フラットパネル化が容易で表示面積が広く、
製造が容易な画像表示器およびその製造方法を提供す
る。 【解決手段】 蛍光体膜17と、電子放出素子20と、
外囲器内部の真空度を保持するためのゲッタ24とを備
える外囲器11を含み、ゲッタ24が無機系接着剤23
によって外囲器11内部に固定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子放出素子を有
する画像表示器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、平面ディスプレイとして液晶ディ
スプレイが広く利用されているが、液晶ディスプレイ
は、その製造において多くの工程と厳しい品質管理が要
求されるとともに、消費電力が大きいなどの特性上の問
題もあるため、液晶ディスプレイに代わるものとして、
電子放出素子を用いたFED(Field Emiss
ion Display)と呼ばれる画像表示器が注目
されている。
【0003】従来のFEDについて、一例の断面図を図
6に示す。従来のFEDは、外囲器1とゲッタ室2とを
備える。外囲器1は、発光基板3と電子放出基板4とを
備える。発光基板3は、陽極3aと陽極3a上に形成さ
れた蛍光体膜3bとを備える。電子放出基板4は、陰極
側配線4aと、陰極側配線4a上に形成された電子放出
素子4bと、引き出し電極4cと、排気孔4dとを備え
る。ゲッタ室2は、バネ5によって保持されたゲッタ6
とゲッタ膜7と排気孔8と封止された排気管9とを備え
る。
【0004】上記FEDは、以下の工程によって製造さ
れる。すなわち、まず、外囲器1およびゲッタ室2を形
成したのち、排気管9から外囲器1およびゲッタ室2の
空気を排気したのち、排気管9を封止することによって
外囲器1およびゲッタ室2を略真空状態にする。その
後、ゲッタ6を加熱することによって、ゲッタ膜7を形
成する。ゲッタ膜7は、外囲器1およびゲッタ室2内部
の高真空状態を維持するために形成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のFEDでは、ゲッタ室2を外囲器1の下部に形成し
ていたため、完全なフラットパネル化ができず、汎用性
に欠けるという問題があった。
【0006】一方、フラットパネル化を達成するために
は、ゲッタ6を外囲器1内に形成すればよいが、従来の
ようにバネ5によって外囲器1の内部にゲッタ6を保持
した場合、バネ5がゲッタ6のサイズ以上に外囲器1を
占有してしまい、外囲器1内の表示エリアが狭くなると
いう問題があった。
【0007】また、バネ5によってゲッタ6を保持する
従来のFEDでは、部品点数が増加するとともに製造工
程が複雑になるという問題があった。これらは、製造コ
ストの増加や、ガス放出による真空度の低下の要因とな
る。
【0008】上記問題を解決するため、本発明は、フラ
ットパネル化が容易で表示面積が広く、製造が容易な画
像表示器、およびその製造方法を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の画像表示器は、内部が略真空である
外囲器を含む画像表示器であって、前記外囲器は、電子
放出素子と蛍光体膜と前記外囲器内部の真空度を保持す
るためのゲッタとを備え、前記ゲッタが、無機系接着剤
によって前記外囲器内部に固定されていることを特徴と
する。
【0010】また、本発明の第2の画像表示器は、内部
が略真空である外囲器を含む画像表示器であって、前記
外囲器は、電子放出素子と蛍光体膜と前記外囲器内部の
真空度を保持するためのゲッタ膜とを備え、前記ゲッタ
膜が、前記外囲器内部に無機系接着剤によって固定され
たゲッタを蒸発させることによって形成された膜である
ことを特徴とする。上記第1および第2の画像表示器で
は、ゲッタが無機系接着剤によって外囲器内部に固定さ
れているため、フラットパネル化が容易で表示面積が広
く、製造が容易な画像表示器が得られる。
【0011】上記第1および第2の画像表示器では、前
記ゲッタ膜が電気配線として機能することが好ましい。
上記構成によって、実装工程が容易で商品化するための
制約が少なく、低コストに製造できる画像表示器が得ら
れる。
【0012】上記第1および第2の画像表示器では、前
記無機系接着剤は、金属アルコキシドの加水分解反応に
よって形成されたガラスであることが好ましい。上記構
成によって、製造が特に容易であると共に、外囲器内部
を高い真空度に保持できる画像表示器が得られる。
【0013】上記第1および第2の画像表示器では、前
記金属アルコキシドは、ケイ素のアルコキシドを主成分
として含むことが好ましい。上記構成によって、ゲッタ
を外囲器内部に強固に固定することができる。さらに、
無機系接着剤が骨材を含む場合には、金属アルコキシド
が加水分解されて形成される化合物の熱膨張係数と、骨
材の熱膨張係数とが近いため、温度に対するストレスが
非常に少なくなり、信頼性が高い画像表示器が得られ
る。
【0014】本発明の第1の画像表示器の製造方法は、
電子放出素子と蛍光体膜とゲッタとを備える外囲器を含
む画像表示器の製造方法であって、前記外囲器の内部に
無機系接着剤によって前記ゲッタを固定する工程を含む
ことを特徴とする。
【0015】また、本発明の第2の画像表示器の製造方
法は、電子放出素子と蛍光体膜とゲッタ膜とを備える外
囲器を含む画像表示器の製造方法であって、前記外囲器
の内部に無機系接着剤によってゲッタを固定する第1の
工程と、前記ゲッタを蒸発させることによって前記ゲッ
タ膜を形成する第2の工程とを含むことを特徴とする。
上記第1および第2の画像表示器の製造方法によれば、
上記第1および第2画像表示器を容易に製造することが
できる。
【0016】上記第1および第2の画像表示器の製造方
法では、前記ゲッタ膜が、電気配線として機能すること
が好ましい。上記構成によって、製造工程を簡略化する
ことができ、低コストで画像表示器を製造できる。
【0017】上記第1および第2の画像表示器の製造方
法では、前記無機系接着剤は、金属アルコキシドの加水
分解反応によって形成されたガラスであることが好まし
い。上記構成によって、上記第1および第2の画像表示
器を特に容易に製造できるとともに、高い真空度を有す
る外囲器を備える画像表示器を製造できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の実施の形態について説明する。
【0019】(実施形態1)実施形態1では、本発明の
画像表示器について、一例を説明する。
【0020】実施形態1の画像表示器10について、断
面図を図1に模式的に示す。図1を参照して、画像表示
器10は、外囲器11を含み、外囲器11は、発光基板
12と電子放出基板13とスペーサ基板14とを備え
る。発光基板12と電子放出基板13とは、スペーサ基
板14を挟んで対向するように配置されている。
【0021】発光基板12は、ガラス基板15と、ガラ
ス基板15上に形成された陽極16と、陽極16上に形
成された蛍光体膜17とを備える。電子放出基板13
は、ガラス基板18と、ガラス基板18上に形成された
陰極側配線19と、陰極側配線19上に形成された電子
放出素子20と、絶縁層21と、引き出し電極22と、
無機系接着剤23によってガラス基板18に固定された
ゲッタ24とを備える。スペーサ基板14は、発光基板
12および電子放出基板13と略等しい外径寸法を有す
る枠状の基板である。スペーサ基板14は、たとえば1
mm程度の一様な厚さで、ガラスフリットが枠体上下面
に予め形成されている。
【0022】ガラス基板15には、たとえば、ソーダラ
イムガラスを用いることができる。
【0023】陽極16は、引き出し電極22との間に電
界を形成するための電極であり、絶縁層21上に形成さ
れている。陽極16には、透明導電膜を用いることがで
き、たとえば、厚さが1μm程度のITO(Indiu
m Tin Oxide)を用いることができる。陽極
16には、シート抵抗値が10Ω/□以下の透明導電膜
を用いることが好ましい。
【0024】蛍光体膜17は、電子線を照射することに
よって可視光を発光する材料からなる膜であり、たとえ
ば、ZnO:Znを主成分とする蛍光体からなる膜や、
ZnS:Ag+In23を主成分とする蛍光体からなる
膜を用いることができる。なお、画像表示器10が、カ
ラー表示をする表示器である場合には、蛍光体膜には、
画素を構成する区分ごとにR(赤)、G(緑)およびB
(青)の3つの発光色に対応する蛍光体膜17が形成さ
れる。蛍光体膜17は、たとえば10μm〜20μm程
度の厚さに形成され、面積抵抗値が約500Ω/cm2
以上であることが好ましい。
【0025】ガラス基板18には、たとえば、ソーダラ
イムガラスを用いることができる。陰極側配線19は、
電子放出素子20と引き出し電極22との間に電界を形
成するための電極であり、たとえば、Au等の導電性の
高い金属を用いることができる。
【0026】電子放出素子20は、蛍光体膜17へ電子
を放出するための素子であり、Moなどの金属からなる
円錐状(スピント型)の冷陰極を用いることができる。
電子放出素子20の高さは、たとえば1μm程度であ
る。
【0027】絶縁層21は、陰極側配線19と引き出し
電極22とを電気的に絶縁するための層であり、たとえ
ば、SiO2からなる。
【0028】引き出し電極22は、陽極16との間に電
界を形成し、電子放出素子20から電子を放出させるた
めの電極であり、絶縁層21上に形成される。引き出し
電極22は、電子放出素子20に対応する部分に、直径
がたとえば1μm〜2μm程度の略円形の孔を有する。
なお、複数の画素を表示する場合には、複数の短冊状の
陽極16と複数の短冊状の引き出し電極22とを直交す
るように配置すればよい。
【0029】ゲッタ24は、ゲッタ膜25を形成するた
めのものである。すなわち、ゲッタ24は、外囲器11
内部の真空度を保持するためのものであり、ゲッタ24
を加熱することによって、ゲッタ膜25を蒸着すること
ができる。ゲッタ24には、たとえばフリッタブルタイ
プのゲッタであるST301(サエス・ゲッターズ・ジ
ャパン製)、または蒸発タイプのゲッタであるN301
(東芝製)などを使用できる。
【0030】ゲッタ24を加熱し蒸着することによって
形成されるゲッタ膜25は、外囲器11内の真空度を保
持するための膜であり、たとえば、バリウムまたはバリ
ウム合金からなる膜を用いることができる。すなわち、
本発明の画像表示器は、ゲッタ24およびゲッタ膜25
から選ばれる少なくとも一つを備える。
【0031】無機系接着剤23は、ゲッタ24を外囲器
11内に固定するための接着剤である。無機系接着剤2
3には、たとえば、ゾル−ゲル法と呼ばれる方法で形成
されるガラスを用いることができる。すなわち、無機系
接着剤23としては、テトラエチルオルソシリケート
(Tetra Ethyl Ortho Silica
te)などの金属アルコキシドの加水分解によって形成
されるガラスを用いることが好ましい。具体的には、金
属酸化物からなる骨材と、金属アルコキシドからなるバ
インダと、溶媒とを含むガラス材料をガラス基板18上
に塗布し、塗布したガラス材料上にゲッタ24を配置し
たのち、加熱することによってガラス材料を反応させ、
ガラスからなる無機系接着剤23を形成できる。なお、
骨材である金属酸化物は必ずしも必要ではないが、無機
系接着剤23の熱膨張係数を調節してガラス基板18お
よびゲッタ24の熱膨張係数に近づけるために、無機系
接着剤23は骨材である金属酸化物を含むことが好まし
い。
【0032】骨材である金属酸化物には、たとえば、S
iO2、アルミナ、ジルコニアなどを用いることができ
る。
【0033】金属アルコキシドには、たとえば、テトラ
エチルオルソシリケートまたはテトラプロピルオルソシ
リケートなどを用いることができる。
【0034】溶媒には、たとえば、エタノールまたはプ
ロパノールなどを用いることができる。これらの中で
も、骨材にSiO2を用い、金属アルコキシドにテトラ
エチルオルソシリケートを用い、溶媒にエタノールを用
いることが特に好ましい。この組み合わせでは、金属ア
ルコキシドが加水分解されて骨材であるSiO2と同じ
組成となるため、強力な接合が得られるとともに、低級
アルコールであるエタノールは、少しの加温で揮発する
ため、残渣が生じにくい。このため、上記組み合わせに
よって、純度の高いシロキサン結合物を形成できる。
【0035】これらのガラス材料は、金属アルコキシド
の加水分解によってガラスとなり、ゲッタ24を固定す
る。たとえば、金属アルコキシドがテトラエチルオルソ
シリケートである場合には、以下の反応式(1)および
(2)に示すように、テトラエチルオルソシリケートの
加水分解反応によってシロキサン結合が形成される。
【0036】
【化1】
【0037】
【化2】
【0038】そして、これらの反応が繰り返されること
によって、ガラスである無機系接着剤23が形成され
る。
【0039】このようにして形成される無機系接着剤2
3は、1000MΩ以上の抵抗値を有するポーラスなも
のであり、ゲッタ膜25を形成(ゲッタフラッシュ)す
る際に必要とされる1000℃程度の熱をゲッタ24に
加えた場合でも、ガラス基板18とゲッタ24との間に
無機系接着剤23が存在するため、ガラス基板18への
影響を抑制することができる。
【0040】次に、画像表示装置10の発光原理につい
て、図2を用いて説明する。図2は、発光装置10の発
光原理を示すための模式図である。
【0041】画像表示装置10では、陰極側配線19に
接続されている電子放出素子20と引き出し電極22と
陽極16とに電圧を印加し、引き出し電極22によって
電子放出素子20から引き出した電子を、蛍光体膜17
に衝突させることによって、蛍光体膜17を発光させ
る。
【0042】画像表示装置10では、電子放出素子20
と引き出し電極22と陽極16とに印加する電圧を制御
することによって、電子放出素子20から放出される電
子の量および放出方向を制御し、電子線を所望の蛍光体
膜17に照射することができる。これによって、所定の
色に対応している蛍光体膜17を発光させることができ
る。蛍光体膜17からの発光は、透明な陽極16および
ガラス基板15を透過して外部に放射される。ここで、
R、GおよびBの色に対応した蛍光体を組み合わせて配
列し、それらを任意に発光させることによって、所望の
画像を表示することができる。
【0043】上記実施形態1の画像表示器10では、ゲ
ッタ24が外囲器11内に配置されており、さらにゲッ
タ24が無機系接着剤23によってガラス基板18上に
保持されている。したがって、画像表示器10によれ
ば、フラットパネル化が容易で表示面積が広く、製造が
容易な画像表示器が得られる。
【0044】なお、上記実施形態1では、ゲッタ24が
電子放出基板13に形成され、ゲッタ膜25が発光基板
12に形成される場合を示したが、本発明の画像表示器
はこの配置に限定されない。たとえば、ゲッタが発光基
板に形成され、ゲッタ膜が電子放出基板に形成される場
合であってもよい。
【0045】(実施形態2)実施形態2では、本発明の
画像表示器の製造方法について、一例を説明する。な
お、実施形態1と同様の部分については、重複する説明
を省略する。
【0046】まず、図3(a)を参照して、電子放出基
板13を作製する。すなわち、ガラス基板18上に、陰
極側配線19と絶縁層21と引き出し電極22とを形成
した後、電子放出素子20を形成する。陰極側配線1
9、絶縁層21および引き出し電極22は、それぞれ、
スパッタリング法によって薄膜を形成した後、フォトリ
ソ工程およびエッチング工程によって不要な部分を除去
することによって形成できる。なお、引き出し電極22
の略円形の孔は、イオンエッチング等で形成できる。ま
た、電子放出素子20は、マスクを利用したスパッタリ
ング法によって形成できる。
【0047】一方、図3(b)に示すように、ガラス基
板15上に、陽極16と蛍光体膜17とを形成すること
によって、発光基板12を作製する。陽極16は、たと
えばスパッタリング法によって形成できる。蛍光体膜1
7は、厚膜スクリーン印刷法などによって形成でき、た
とえば膜厚が10μm〜20μm程度になるように形成
する。
【0048】そして、図3(c)に示すように、無機系
接着剤23によってゲッタ24をガラス基板18上に固
定し、電子放出基板13を形成する。具体的には、ま
ず、シリンジ等に封入した無機系接着剤23の材料を、
ガラス基板18上の所定の位置に塗布する。その後、ゲ
ッタ24を無機系接着剤23の材料上に配置し、オーブ
ン等によって、たとえば100℃で10分と180℃で
10分の加熱を行い、金属アルコキシドの加水分解によ
る脱アルコール縮合反応を行って、無機系接着剤23の
材料を硬化させる。このようにして、無機系接着剤23
によってゲッタ24を固定する。無機系接着剤23の加
熱条件は、用いる無機系接着剤23の種類に応じて変化
させればよい。
【0049】なお、図3(a)、(b)および(c)の
工程の順序は、いかなる順序であってもよい。
【0050】その後、図3(d)に示すように、発光基
板12と電子放出基板13とを、スペーサ基板14を介
して接着する。このとき、略真空中で基板を接着するこ
とによって、外囲器11内を略真空にすることができ
る。このようにして、実施形態1で説明した画像表示器
10を製造できる。なお、ゲッタ膜25を形成する場合
には、ゲッタ24を加熱してガラス基板15上に蒸着さ
せればよい。ゲッタ24の加熱は、たとえば、ボンバー
ダ(図示せず)による高周波加熱によって行うことがで
きる。
【0051】なお、上記工程に用いる無機系接着剤23
としては、実施形態1で説明したように、金属アルコキ
シドの加水分解反応によって形成されるガラスを用いる
ことが好ましい。上記構成によれば、骨材、バインダお
よび溶媒のすべてが中性であるため、ガラス基板と反応
することがなく、長期安定性が高い画像表示器を製造で
きる。また、上記構成によれば、硬化反応が脱アルコー
ル縮合によって行われるため、硬化時に水分等が放出さ
れることがなく、外囲器11内部の真空度が高い画像表
示器を製造できる。特に、上記構成によれば、加水分解
反応によって無機系接着剤23が硬化するため、未反応
の接着剤があったとしても、外囲器11を封着する図3
(d)の工程において、ガラスフリットから発生する水
分によって無機系接着剤23を完全に硬化させることが
できる。また、テトラエチルオルソシリケートをバイン
ダに用いた場合には、シロキサン結合によって強固な接
着力が得られる。
【0052】一方、接着剤として、たとえばアロンセラ
ミックD(東亞合成化学製)などのリン酸塩をバインダ
とする接着剤を用いた場合には、以下のような問題があ
る。すなわち、上記接着剤は、強酸性のpH値を示すた
め、ガラス基板と化学反応を起こし、ガラス基板の腐食
を促進してしまうという問題がある。この結果、上記接
着剤を用いると、画像表示器の長期信頼性が十分でない
という問題がある。また、上記接着剤は、以下の反応式
(3)によってリン酸塩が脱水縮合し、さらに形成され
た分子間で水素結合を生じることによって硬化を起こ
す。
【0053】
【化3】
【0054】(式中、Mは、金属を示す。) このため、上記接着剤では、画像表示器内部に水分が多
量に付着し、外囲器11内部の真空度低下の原因となる
と共に、外囲器11を高真空状態にするための作業時間
が長くなる原因となる。また、上記接着剤は、分子間で
水素結合を生じることによって硬化するため、強度的に
も脆いという問題がある。したがって、無機系接着剤2
3には、金属アルコキシドの加水分解反応によって硬化
するガラスを用いることが好ましい。
【0055】上記実施形態2の製造方法によれば、実施
形態1で説明した本発明の画像表示器を容易に製造でき
る。さらに、上記実施形態2の製造方法によれば、画像
表示器を構成する部品点数が少なくなるため、製造工程
を簡略化でき、コスト削減を図ることができる。さら
に、真空度が劣化しにくく、ゲッタフラッシュが均一に
行える画像表示器を製造することができる。
【0056】(実施形態3)実施形態3では、本発明の
画像表示器について、他の一例を説明する。なお、実施
形態1と同様の部分については、重複する説明を省略す
る。
【0057】実施形態3の画像表示器10aについて、
断面図を図4に模式的に示す。図4を参照して、画像表
示器10aは、外囲器11aを含み、外囲器11aは、
発光基板12aと、電子放出基板13aと、スペーサ基
板14と、スペーサ板26と、スペーサ基板14上に形
成されたゲッタ膜25とを備える。ゲッタ膜25は、ス
ペーサ板26上に固定されたゲッタ24を蒸発させるこ
とによって形成された膜である。ゲッタ24は、スペー
サ板26上に、実施形態1で説明した無機系接着剤23
によって固定されている。なお、実施形態3の画像表示
器10aでは、ゲッタ膜25は、バリウムあるいはバリ
ウム合金などの導電性の物質からなる。
【0058】発光基板12は、ガラス基板15と、ガラ
ス基板15上に形成された陽極16と、陽極16上に形
成された蛍光体膜17とを備える。一方、電子放出基板
13は、ガラス基板18と、ガラス基板18上に形成さ
れた陰極側配線19と、陰極側配線19上に形成された
電子放出素子20と、絶縁層21と、引き出し電極22
と、取り出し電極27とを備える。
【0059】スペーサ板26は、外囲器11の強度を向
上させるためのものである。すなわち、電子放出素子2
0から安定な電子放出を得るためには、外囲器11内部
を少なくとも10-8Torr程度の真空度に維持する必
要がある。一方、画像表示器の軽量化を図るためには、
ガラス基板15および18の厚みを薄くする必要があ
り、上記真空度ではガラス基板15または18が破壊さ
れる恐れがあるという問題がある。スペーサ26は、こ
のような問題を解決するために、一般的に設置されるも
のである。
【0060】取り出し電極27は、陽極16を取り出す
ための電極であり、陽極16と外部回路との接続端子と
なる電極である。なお、取り出し電極27は、陰極側配
線19と同一の材料からなることが好ましい。取り出し
電極27と陰極側配線19とを同一の材料によって形成
することにより、容易に製造することができる。
【0061】実施形態3の画像表示器10aでは、陽極
16と取り出し電極27とが、ゲッタ膜25を介して電
気的に接続されている。すなわち、ゲッタ膜25は、電
気配線として機能する。
【0062】取り出し電極が発光基板に形成されている
従来の画像表示器では、発光基板と電子放出基板とのそ
れぞれに外部回路との端子部が形成されることになるた
め、画像表示器の構成に制約があった。
【0063】これに対して、実施形態3の画像表示器1
0aでは、陰極側の端子部を電子放出基板13a周縁部
の陰極側配線19上に形成することができ、陽極側の端
子部を電子放出基板13a周縁部の取り出し電極27上
に形成することができる。したがって、画像表示器10
aでは、従来の画像表示器とは異なり、陽極側の端子部
と陰極側の端子部とがともに電子放出基板13a上に形
成されるため、画像表示器の構成に対する制約が少なく
することができる。さらに、画像表示器10aでは、外
囲器11表面のほとんどを表示部としてのみ使用できる
ため、余分な端子部の削減にもなり、コストダウンも図
ることができる。すなわち、画像表示器を製造する場
合、一般的に1枚の基材(基板)を用いて多数個の画像
表示器を形成するが、この際に、端子部が少ないとより
多くの画像表示器用パネルを1枚の基材から取り出すこ
とが出来るため、コストダウンを図ることができる。
【0064】なお、上記画像表示器10aでは、陽極1
6がゲッタ膜25を介して電子放出基板13側に取り出
されている場合を示したが、陰極側配線19がゲッタ膜
25を介して発光基板12側に取り出されている場合で
もよい。
【0065】(実施形態4)実施形態4では、本発明の
画像表示器を製造する方法について、他の一例を説明す
る。なお、上記実施形態で説明した部分と同様の部分に
ついては、重複する説明を省略する。
【0066】まず、図5(a)に示すように、電子放出
基板13aを作製する。すなわち、ガラス基板18上
に、陰極側配線19と取り出し電極27とを形成し、さ
らに絶縁層21、引き出し電極22および電子放出素子
20を形成する。陰極側配線19および取り出し電極2
7は、たとえばスパッタリング法とエッチング法によっ
て形成できる。。取り出し電極27と陰極側配線19と
が同一材料からなる場合には、同一の工程によって形成
できるため、製造が容易になる。なお、他の部分につい
ては、実施形態2の図3(a)で説明した方法で形成で
きる。
【0067】一方、図5(b)に示すように、発光基板
12aを作製する。発光基板12aは、図3(b)で説
明した方法で形成できる。
【0068】そして、図5(c)に示すように、図5
(a)の工程で作製した電子放出基板13a上に、スペ
ーサー板26をガラスフリットなどの材料で固定し、さ
らに、スペーサー板26の主面のうち、スペーサ基板1
4側の一主面に、実施形態1で説明した無機系接着剤2
3によってゲッタ24を固定する。ゲッタ24は、その
後にゲッタ膜25を形成した際に、陽極16と取り出し
電極27とを接続することができる位置に固定される。
無機系接着剤23でゲッタ24を形成する方法について
は、図3(c)の工程で説明した方法と同様である。な
お、図5(a)、図5(b)および図5(c)の工程
は、いかなる順序で行ってもよい。
【0069】その後、図5(d)に示すように、発光基
板12aと電子放出基板13aとをスペーサ基板14お
よびスペーサ板26を挟んで接着する。なお、図5
(d)の工程を高真空中で行うことによって、外囲器1
1内部を高真空にすることができる。
【0070】その後、図5(e)に示すように、ゲッタ
24をボンバーダ(図示せず)によって高周波加熱し、
蒸着によってゲッタ膜25を形成する。このとき、ゲッ
タ膜25は、陽極16と取り出し電極27とを接続する
ように形成される。ゲッタ膜25を形成することによっ
て、外囲器11内の高真空状態を長期にわたって維持す
ることができ、電子放出素子20からの電子放出を安定
化させることができる。このようにして、実施形態3で
説明した画像表示器10aを製造できる。
【0071】上記実施形態4の画像表示器の製造方法に
よれば、低コストおよび生産性よく本発明の画像表示器
を製造できる。
【0072】以上、本発明の実施形態について例を挙げ
て説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されず
本発明の技術的思想に基づき他の実施形態に適用するこ
とができる。
【0073】たとえば、本発明の対象となる画像表示器
に用いられる電子放出素子には、さまざまな電子放出素
子を用いることができる。たとえば、電界集中効果によ
り電子放出を行う冷陰極(フィールドエミッションアレ
イ)や、微小電子源であるMIM構造(金属/絶縁体/
金属)、MIS構造(金属/絶縁体/半導体)、MSM
構造(金属/半導体/金属)を有する電子放出素子を用
いてもよい。また、エム・アイ・エリンソン(M.I.
Elinson)らによって「ラジオエンジニアリング
エレクトロフィジックス(Radio Eng. E
lectronPhys.)」第10巻、1290〜1
296頁(1965年)になされた報告をはじめとして
複数の報告がされている、電極間に微粒子を持つ平面型
電子放出素子や、新規に開発される微小電子放出素子を
用いてもよい。
【0074】さらに、本発明の画像表示器は、上記実施
形態で説明した構成に限定されず、たとえば、引き出し
電極22を持たない電子放出基板13を用いた2極構造
の画像表示器や、引き出し電極22の上に形成された絶
縁体層と、さらにその上に形成された電子線を収束/変
更させるための収束電極を有する4極構造の画像表示器
であってもよい。
【0075】また、上記実施形態では、画像表示器が複
数の電子放出素子と複数の蛍光体膜とを備える場合を示
しているが、電子放出素子と蛍光体膜とは、それぞれ
が、1個または複数個のいずれでもよい。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1の画
像表示器は、ゲッタが、無機系接着剤によって外囲器内
部に固定されていることを特徴とする。また、本発明の
第2の画像表示器は、ゲッタ膜が、前記外囲器内部に無
機系接着剤によって固定されたゲッタを蒸発させること
によって形成された膜であることを特徴とする。したが
って、上記第1および第2の画像表示器によれば、フラ
ットパネル化が容易で表示面積が広く、製造が容易な画
像表示器が得られる。
【0077】本発明の第1の画像表示器の製造方法は、
外囲器の内部に無機系接着剤によってゲッタを固定する
工程を含むことを特徴とする。また、本発明の第2の画
像表示器の製造方法は、外囲器の内部に無機系接着剤に
よってゲッタを固定する第1の工程と、ゲッタを蒸発さ
せることによってゲッタ膜を形成する第2の工程とを含
むことを特徴とする。したがって、上記第1および第2
の画像表示器の製造方法によれば、上記第1および第2
の画像表示器を容易に製造することができる。さらに第
1および第2の画像表示器の製造方法によれば、画像表
示器を構成する部品点数が少なくなるため、製造工程を
簡略化でき、コスト削減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の画像表示器について一例を示す模式
断面図である。
【図2】 本発明の画像表示器について一例の機能を示
す模式図である。
【図3】 本発明の画像表示器の製造方法について一例
を示す工程図である。
【図4】 本発明の画像表示器について他の一例を示す
模式断面図である。
【図5】 本発明の画像表示器の製造方法について他の
一例を示す工程図である。
【図6】 従来の画像表示器について一例を示す模式断
面図である。
【符号の説明】
10、10a 画像表示器 11、11a 外囲器 12、12a 発光基板 13、13a 電子放出基板 15、18 ガラス基板 17 蛍光体膜 20 電子放出素子 23 無機系接着剤 24 ゲッタ 25 ゲッタ膜 26 スペーサ板 27 取り出し電極

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部が略真空である外囲器を含む画像表
    示器であって、 前記外囲器は、電子放出素子と蛍光体膜と前記外囲器内
    部の真空度を保持するためのゲッタとを備え、 前記ゲッタが、無機系接着剤によって前記外囲器内部に
    固定されていることを特徴とする画像表示器。
  2. 【請求項2】 内部が略真空である外囲器を含む画像表
    示器であって、 前記外囲器は、電子放出素子と蛍光体膜と前記外囲器内
    部の真空度を保持するためのゲッタ膜とを備え、 前記ゲッタ膜が、前記外囲器内部に無機系接着剤によっ
    て固定されたゲッタを蒸発させることによって形成され
    た膜であることを特徴とする画像表示器。
  3. 【請求項3】 前記ゲッタ膜が電気配線として機能する
    請求項2に記載の画像表示器。
  4. 【請求項4】 前記無機系接着剤は、金属アルコキシド
    の加水分解反応によって形成されたガラスである請求項
    1ないし3のいずれかに記載の画像表示器。
  5. 【請求項5】 前記金属アルコキシドは、ケイ素のアル
    コキシドを主成分として含む請求項4に記載の画像表示
    器。
  6. 【請求項6】 電子放出素子と蛍光体膜とゲッタとを備
    える外囲器を含む画像表示器の製造方法であって、 前記外囲器の内部に無機系接着剤によって前記ゲッタを
    固定する工程を含むことを特徴とする画像表示器の製造
    方法。
  7. 【請求項7】 電子放出素子と蛍光体膜とゲッタ膜とを
    備える外囲器を含む画像表示器の製造方法であって、 前記外囲器の内部に無機系接着剤によってゲッタを固定
    する第1の工程と、前記ゲッタを蒸発させることによっ
    て前記ゲッタ膜を形成する第2の工程とを含むことを特
    徴とする画像表示器の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記ゲッタ膜が、電気配線として機能す
    る請求項7に記載の画像表示器の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記無機系接着剤は、金属アルコキシド
    の加水分解反応によって形成されたガラスである請求項
    6ないし8のいずれかに記載の画像表示器の製造方法。
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