JP2001076518A - 照明器具 - Google Patents
照明器具Info
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- JP2001076518A JP2001076518A JP24666699A JP24666699A JP2001076518A JP 2001076518 A JP2001076518 A JP 2001076518A JP 24666699 A JP24666699 A JP 24666699A JP 24666699 A JP24666699 A JP 24666699A JP 2001076518 A JP2001076518 A JP 2001076518A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】別部品を追加することなく、きしみ音の発生を
抑止した照明器具を提供することにある。 【解決手段】カバー15は合成樹脂成形品であって、熱
膨張率及び熱収縮率が略等しい合成樹脂成型品からなる
器具本体1の下面側に取り付けたときに、その上端開口
周縁部を構成する鍔部15bの上面が器具本体1の周端
部近辺の下面に当接する。このような構造によれば点灯
時或いは消灯時に電子安定器部の発熱、ランプL1,L
2の発熱などにより器具本体1,カバー15が膨張或い
は収縮しても両者の熱膨張率や熱収縮率が近いため両者
のかすれによるかすれ音は殆ど発生しなくなる。
抑止した照明器具を提供することにある。 【解決手段】カバー15は合成樹脂成形品であって、熱
膨張率及び熱収縮率が略等しい合成樹脂成型品からなる
器具本体1の下面側に取り付けたときに、その上端開口
周縁部を構成する鍔部15bの上面が器具本体1の周端
部近辺の下面に当接する。このような構造によれば点灯
時或いは消灯時に電子安定器部の発熱、ランプL1,L
2の発熱などにより器具本体1,カバー15が膨張或い
は収縮しても両者の熱膨張率や熱収縮率が近いため両者
のかすれによるかすれ音は殆ど発生しなくなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、照明器具に関する
ものである。
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の蛍光ランプ用の天井取付の照明器
具は、一般的に板金製の器具本体と、該器具本体に配設
されるインバータ装置のような電子安定器等からなる安
定器部と、該安定器部を含む充電部を覆うように器具本
体の一面側に取着される板金製の反射板と、前記反射板
の表面側に配置されて、前記安定器部により点灯される
蛍光ランプと、反射板及び蛍光ランプを覆うように前記
器具本体の下面側に配置され開口周縁部を反射板の表面
若しくは器具本体の一面に当接して被着される透明、透
過拡散性等の透光性の合成樹脂(一般にアクリル)製カ
バー(グローブ)とから構成される。
具は、一般的に板金製の器具本体と、該器具本体に配設
されるインバータ装置のような電子安定器等からなる安
定器部と、該安定器部を含む充電部を覆うように器具本
体の一面側に取着される板金製の反射板と、前記反射板
の表面側に配置されて、前記安定器部により点灯される
蛍光ランプと、反射板及び蛍光ランプを覆うように前記
器具本体の下面側に配置され開口周縁部を反射板の表面
若しくは器具本体の一面に当接して被着される透明、透
過拡散性等の透光性の合成樹脂(一般にアクリル)製カ
バー(グローブ)とから構成される。
【0003】この従来例構成では、カバーは、その上端
開口周縁部を板金製の器具本体若しくは金属製反射板に
当接する形で被着するため、板金の熱膨張率や熱収縮率
と、アクリルの熱膨張率や熱収縮率との差が大きいた
め、点灯或いは消灯直後に互いに当接するカバーと反射
板又は器具本体との間で膨張や収縮によってきしみ音が
発生するという問題があった。
開口周縁部を板金製の器具本体若しくは金属製反射板に
当接する形で被着するため、板金の熱膨張率や熱収縮率
と、アクリルの熱膨張率や熱収縮率との差が大きいた
め、点灯或いは消灯直後に互いに当接するカバーと反射
板又は器具本体との間で膨張や収縮によってきしみ音が
発生するという問題があった。
【0004】このきしみ音の発生を抑えるための対策と
して、当接し合う部材間にテープやパッキンを貼り付
け、これらテープやパッキンできしみ音を小さくした
り、耳障りでない音質に変えるようにしていた。
して、当接し合う部材間にテープやパッキンを貼り付
け、これらテープやパッキンできしみ音を小さくした
り、耳障りでない音質に変えるようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記の従来例
のきしみ音に対する対策では、テープやパッキン等の別
部品を追加する必要があり、そのためコストアップ、組
み立て加工の悪化の原因となっていた。
のきしみ音に対する対策では、テープやパッキン等の別
部品を追加する必要があり、そのためコストアップ、組
み立て加工の悪化の原因となっていた。
【0006】本発明は、上記の点に鑑みて為されたもの
で、その目的とするところは、別部品を追加することな
く、きしみ音の発生を抑止した照明器具を提供すること
にある。
で、その目的とするところは、別部品を追加することな
く、きしみ音の発生を抑止した照明器具を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、器具本体と、該器具本体の下
面側に配設されて安定器部と、該安定器部を含む充電部
を覆うように器具本体の下面側に取着される反射板と、
前記反射板の表面側に配置されて、前記安定器部により
点灯される蛍光ランプと、反射板及び蛍光ランプを覆う
ように前記器具本体の下面側に配設される透光性の合成
樹脂製カバーとからなる照明器具であって、上記反射
板、上記器具本体の内、上記カバーの熱収縮率と形成材
料の熱収縮率の差が小さい方の周端部近辺の下面に上記
カバーの上端開口周縁部を当接して成ることを特徴とす
る。
に、請求項1の発明では、器具本体と、該器具本体の下
面側に配設されて安定器部と、該安定器部を含む充電部
を覆うように器具本体の下面側に取着される反射板と、
前記反射板の表面側に配置されて、前記安定器部により
点灯される蛍光ランプと、反射板及び蛍光ランプを覆う
ように前記器具本体の下面側に配設される透光性の合成
樹脂製カバーとからなる照明器具であって、上記反射
板、上記器具本体の内、上記カバーの熱収縮率と形成材
料の熱収縮率の差が小さい方の周端部近辺の下面に上記
カバーの上端開口周縁部を当接して成ることを特徴とす
る。
【0008】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、上記器具本体を合成樹脂で形成し、上記反射板の
周端部より外方に位置する上記器具本体の周端部との間
の上記器具本体の下面に上記カバーの上端開口周縁部を
当接して成ることを特徴とする。
いて、上記器具本体を合成樹脂で形成し、上記反射板の
周端部より外方に位置する上記器具本体の周端部との間
の上記器具本体の下面に上記カバーの上端開口周縁部を
当接して成ることを特徴とする。
【0009】請求項3の発明では、請求項1の発明にお
いて、上記反射板の周端部を上記器具本体の周端部付近
まで延長するとともに上記カバーの上端開口周縁部を上
記反射板の周端部付近の下面に当接して成ることを特徴
とする。
いて、上記反射板の周端部を上記器具本体の周端部付近
まで延長するとともに上記カバーの上端開口周縁部を上
記反射板の周端部付近の下面に当接して成ることを特徴
とする。
【0010】請求項4の発明では、請求項1乃至3の何
れかの発明において、上記カバーの上端開口周縁部を当
接する上記反射板又は上記器具本体の形成材料は熱収縮
率に加え、熱膨張率も上記カバーの熱膨張率に近いこと
を特徴とする。
れかの発明において、上記カバーの上端開口周縁部を当
接する上記反射板又は上記器具本体の形成材料は熱収縮
率に加え、熱膨張率も上記カバーの熱膨張率に近いこと
を特徴とする。
【0011】請求項5の発明では、請求項1乃至4の何
れかの発明において、上記カバーの上端開口周縁部と上
端開口周縁部に当接する反射板の周端部付近の下面若し
くは器具本体の周端部付近の下面とからなる当接部位の
少なくとも一方の面を粗面として成ることを特徴とす
る。
れかの発明において、上記カバーの上端開口周縁部と上
端開口周縁部に当接する反射板の周端部付近の下面若し
くは器具本体の周端部付近の下面とからなる当接部位の
少なくとも一方の面を粗面として成ることを特徴とす
る。
【0012】請求項6の発明では、器具本体と、該器具
本体の下面側に配設されて安定器部と、該安定器部を含
む充電部を覆うように器具本体の下面側に取着される反
射板と、前記反射板の表面側に配置されて、前記安定器
部により点灯される蛍光ランプと、反射板及び蛍光ラン
プを覆うように前記器具本体の下面側に配設される透光
性の合成樹脂製カバーとからなる照明器具であって、上
記カバーの上端開口周縁部と反射板若しくは器具本体の
周端部付近の下面とを当接するとともに、該当接部位の
少なくとも一方の面を粗面として成ることを特徴とする
照明器具。
本体の下面側に配設されて安定器部と、該安定器部を含
む充電部を覆うように器具本体の下面側に取着される反
射板と、前記反射板の表面側に配置されて、前記安定器
部により点灯される蛍光ランプと、反射板及び蛍光ラン
プを覆うように前記器具本体の下面側に配設される透光
性の合成樹脂製カバーとからなる照明器具であって、上
記カバーの上端開口周縁部と反射板若しくは器具本体の
周端部付近の下面とを当接するとともに、該当接部位の
少なくとも一方の面を粗面として成ることを特徴とする
照明器具。
【0013】請求項7の発明では、請求項1乃至6の何
れかの発明において、略円板状の上記器具本体の下面中
央部に、外形が略円錐台状の上記反射板を外面の傾斜面
が下向きとなるように上記器具本体と同心円状に配設
し、該反射板の周部の下向き傾斜面下方に環状の蛍光ラ
ンプを2重配置して成ることを特徴とする。
れかの発明において、略円板状の上記器具本体の下面中
央部に、外形が略円錐台状の上記反射板を外面の傾斜面
が下向きとなるように上記器具本体と同心円状に配設
し、該反射板の周部の下向き傾斜面下方に環状の蛍光ラ
ンプを2重配置して成ることを特徴とする。
【0014】請求項8の発明では、請求項1乃至7の何
れかの発明において、上記反射板の上記カバー側に臨む
箇所に光リモコン用の受光部を設けたことを特徴とす
る。
れかの発明において、上記反射板の上記カバー側に臨む
箇所に光リモコン用の受光部を設けたことを特徴とす
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下本発明を実施形態により説明
する。
する。
【0016】(実施形態1)本実施形態の照明器具は図
3〜図7に示すように、例えばポリカーボネート(勿論
他の樹脂でも良い)のような合成樹脂製の円板状の器具
本体1と、天井面Xに配設されている引掛シーリング或
いは引掛ローゼットからなる引掛コンセント2に上面に
設けた一対の引掛栓刃24,24を引掛係止して電気
的、機械的に結合される取付アダプタ3と、器具本体1
の中央部の窓孔1aに取り付けられ、上面開口より引掛
コンセント2及び取付アダプタ3を挿入して、取付アダ
プタ3の外周部に常時ばね付勢により先部を突出させた
係合突起4を内周面の係合段部5aの下向き面に係合さ
せて取付アダプタ3に器具本体1を着脱自在に支持させ
る筒状収納部5と、インバータ式の点灯回路からなる電
子安定器部及び点灯や調光を制御する回路やリモコン制
御回路の電子部品、プルスイッチ6、赤外光を用いた光
リモコンの受光部7、更に電子安定器により点灯される
例えば32W,40Wの2種類の環状蛍光ランプL1,
L2(図1参照)を接続装着するソケット台8、常夜灯
用ソッケット9などを実装し、上記筒状収納部5を囲む
ように器具本体1の下面に配設されるプリント基板10
と、外形が略円錐台形状で、器具本体1の下面側に配設
したプリント基板11を含む充電部を覆うように大径側
の開口部周縁の外向き鍔部12aを器具本体1の下面に
当接し、螺子及びかしめにより器具本体1下面側に同心
円状に配置固定される板金製の反射板12と、反射板1
2に形成された開口窓13aより下方に露出した上記ソ
ケット台8及び反射板12の下向き傾斜面に取り付けら
れたランプ保持ばね14により保持装着される後述する
蛍光ランプL1,L2、反射板12に形成された開口窓
13bより露出した常夜灯用ソケット9、同様に形成し
た開口窓31cより露出した上記受光部7を覆うように
器具本体1の下面側に被着される乳白色の透過拡散性の
例えばアクリル樹脂製のカバー15と、線状のばね材を
V状に折り曲げ、上記プルスイッチ6の操作杆に結合さ
れた引き紐16(図8参照)を挿通する環部17aを両
脚部の基端に設け、両脚部の先端を器具本体1の周端部
に揺動自在に取り付けられるV状レバー17とからなる
構成される。
3〜図7に示すように、例えばポリカーボネート(勿論
他の樹脂でも良い)のような合成樹脂製の円板状の器具
本体1と、天井面Xに配設されている引掛シーリング或
いは引掛ローゼットからなる引掛コンセント2に上面に
設けた一対の引掛栓刃24,24を引掛係止して電気
的、機械的に結合される取付アダプタ3と、器具本体1
の中央部の窓孔1aに取り付けられ、上面開口より引掛
コンセント2及び取付アダプタ3を挿入して、取付アダ
プタ3の外周部に常時ばね付勢により先部を突出させた
係合突起4を内周面の係合段部5aの下向き面に係合さ
せて取付アダプタ3に器具本体1を着脱自在に支持させ
る筒状収納部5と、インバータ式の点灯回路からなる電
子安定器部及び点灯や調光を制御する回路やリモコン制
御回路の電子部品、プルスイッチ6、赤外光を用いた光
リモコンの受光部7、更に電子安定器により点灯される
例えば32W,40Wの2種類の環状蛍光ランプL1,
L2(図1参照)を接続装着するソケット台8、常夜灯
用ソッケット9などを実装し、上記筒状収納部5を囲む
ように器具本体1の下面に配設されるプリント基板10
と、外形が略円錐台形状で、器具本体1の下面側に配設
したプリント基板11を含む充電部を覆うように大径側
の開口部周縁の外向き鍔部12aを器具本体1の下面に
当接し、螺子及びかしめにより器具本体1下面側に同心
円状に配置固定される板金製の反射板12と、反射板1
2に形成された開口窓13aより下方に露出した上記ソ
ケット台8及び反射板12の下向き傾斜面に取り付けら
れたランプ保持ばね14により保持装着される後述する
蛍光ランプL1,L2、反射板12に形成された開口窓
13bより露出した常夜灯用ソケット9、同様に形成し
た開口窓31cより露出した上記受光部7を覆うように
器具本体1の下面側に被着される乳白色の透過拡散性の
例えばアクリル樹脂製のカバー15と、線状のばね材を
V状に折り曲げ、上記プルスイッチ6の操作杆に結合さ
れた引き紐16(図8参照)を挿通する環部17aを両
脚部の基端に設け、両脚部の先端を器具本体1の周端部
に揺動自在に取り付けられるV状レバー17とからなる
構成される。
【0017】器具本体1は下面側にはプリント基板10
を支えるリブや螺子止めのためのリブなどを形成すると
ともに、上記反射板12の外向き鍔部12aが面接する
箇所には円弧状の窓孔18をあけ、放熱効果を高めてい
る。また外向き鍔部12aの外側に位置する周端部近辺
の下面には等間隔で3カ所、カバー15の被係合部23
(図8、図9参照)を係合して取り付けるための係合部
19を一体に形成してある。
を支えるリブや螺子止めのためのリブなどを形成すると
ともに、上記反射板12の外向き鍔部12aが面接する
箇所には円弧状の窓孔18をあけ、放熱効果を高めてい
る。また外向き鍔部12aの外側に位置する周端部近辺
の下面には等間隔で3カ所、カバー15の被係合部23
(図8、図9参照)を係合して取り付けるための係合部
19を一体に形成してある。
【0018】反射板12の中央部には器具本体1に取り
付けられた筒状収納部5の下端開口が臨む丸孔20が開
口しており、筒状収納部5に収納される取付アダプタ3
の下面部が上記丸孔20より露出し、取付アダプタ3の
下面に設けた電源供給用接続部21に対してプリント基
板10の回路に一端が接続された電源線22の他端のコ
ネクタ22aを接続することができるようになってい
る。
付けられた筒状収納部5の下端開口が臨む丸孔20が開
口しており、筒状収納部5に収納される取付アダプタ3
の下面部が上記丸孔20より露出し、取付アダプタ3の
下面に設けた電源供給用接続部21に対してプリント基
板10の回路に一端が接続された電源線22の他端のコ
ネクタ22aを接続することができるようになってい
る。
【0019】また取付アダプタ3の下面には上記係止突
起4を取付アダプタ内にばね付勢に抗して引き込ませ
て、筒状収納部5の内周面に設けた係止段部5aから離
脱させるための操作を行う操作レバー11を露出させて
おり、カバー15を取り外した状態で取付アダプタ3か
ら器具本体1を取り外すことができるようになってい
る。
起4を取付アダプタ内にばね付勢に抗して引き込ませ
て、筒状収納部5の内周面に設けた係止段部5aから離
脱させるための操作を行う操作レバー11を露出させて
おり、カバー15を取り外した状態で取付アダプタ3か
ら器具本体1を取り外すことができるようになってい
る。
【0020】カバー15は器具本体1の形成材料と熱収
縮率及び熱膨張率が近い材料、例えばアクリル樹脂によ
り成形された扁平なドーム体からなり、そのドーム体の
上面中央部に図8に示すように円形の開口部15aを形
成し、この開口部15aの開口縁より上方に立ち上が
り、その上端より外向きに鍔部15bを突設した周壁1
5cの内壁面には、上記係合部19に係合離脱自在に係
合されて器具下面1にカバー15を固持するための、凸
状の被係合部23を等間隔で円周方向に6カ所内方向に
突出形成してある。
縮率及び熱膨張率が近い材料、例えばアクリル樹脂によ
り成形された扁平なドーム体からなり、そのドーム体の
上面中央部に図8に示すように円形の開口部15aを形
成し、この開口部15aの開口縁より上方に立ち上が
り、その上端より外向きに鍔部15bを突設した周壁1
5cの内壁面には、上記係合部19に係合離脱自在に係
合されて器具下面1にカバー15を固持するための、凸
状の被係合部23を等間隔で円周方向に6カ所内方向に
突出形成してある。
【0021】而して本実施形態の照明器具を天井に取り
付けるに当たっては、予めプリント基板10、筒状収納
部5を取り付けるとともに反射板12を取付け、反射板
12を介して露出したソケット台8に蛍光ランプL1,
L2を接続装着し且つソケット台8に付加している保持
ばね8a及び反射板12に設けたランプ保持ばね14に
より保持させ、また常夜灯用ソケット9に豆球L3を装
着した状態の器具本体1を準備しておく。蛍光ランプL
1,L2,豆球L3の装着はカバ−15を取り付ける直
前に行っても良い。
付けるに当たっては、予めプリント基板10、筒状収納
部5を取り付けるとともに反射板12を取付け、反射板
12を介して露出したソケット台8に蛍光ランプL1,
L2を接続装着し且つソケット台8に付加している保持
ばね8a及び反射板12に設けたランプ保持ばね14に
より保持させ、また常夜灯用ソケット9に豆球L3を装
着した状態の器具本体1を準備しておく。蛍光ランプL
1,L2,豆球L3の装着はカバ−15を取り付ける直
前に行っても良い。
【0022】そして取り付け施工の際、まず図8に示す
ように天井Xに取り付けられている引掛シーリングや、
引掛ローゼットからなる引掛コンセント2に取付アダプ
タ3の引掛栓刃24,24を引掛接続して引掛コンセン
ト2の下面側に取り付ける。
ように天井Xに取り付けられている引掛シーリングや、
引掛ローゼットからなる引掛コンセント2に取付アダプ
タ3の引掛栓刃24,24を引掛接続して引掛コンセン
ト2の下面側に取り付ける。
【0023】次に器具本体1側の電源持ち上げながら天
井X方向へ移動させ、器具本体1の中央部の窓孔1aに
臨んだ筒状収納部5の上端開口より、引掛コンセント2
から垂下した取付アダプタ3を筒状収納部5内に挿入す
る。この挿入により取付アダプタ3の外周部より突出し
た係合突起が筒状収納部5の内周面に設けた係合段部の
上側傾斜面により押されて取付アダプタ3内に没入しな
がら係合段部5を乗り越え、再びばね付勢により突出す
ることにより係合段部5の下向き面に係合し、この係合
により筒状収納部5を介して器具本体1側を支持するの
である。この状態で取付アダプタ3の下面に設けた電源
供給用接続部21に対してプリント基板10に接続し、
外部に導出してある電源線22の先端のコネクタ22a
を接続する。
井X方向へ移動させ、器具本体1の中央部の窓孔1aに
臨んだ筒状収納部5の上端開口より、引掛コンセント2
から垂下した取付アダプタ3を筒状収納部5内に挿入す
る。この挿入により取付アダプタ3の外周部より突出し
た係合突起が筒状収納部5の内周面に設けた係合段部の
上側傾斜面により押されて取付アダプタ3内に没入しな
がら係合段部5を乗り越え、再びばね付勢により突出す
ることにより係合段部5の下向き面に係合し、この係合
により筒状収納部5を介して器具本体1側を支持するの
である。この状態で取付アダプタ3の下面に設けた電源
供給用接続部21に対してプリント基板10に接続し、
外部に導出してある電源線22の先端のコネクタ22a
を接続する。
【0024】このように器具本体1側の取り付けが終了
した後、カバー15を取り付けるのである。カバー15
の取り付けに当たっては、カバー15を下方から持ち上
げて、その上端の鍔部15bを反射板12の周端より外
側に露出した器具本体1の下面に当接させ、この状態で
所定方向にカバー15を回転させる。この回転により周
壁15cの内周面の凸状の被係合部23が、器具本体1
の周端付近の下面に設けてある係合部19内に入って係
合することになる。
した後、カバー15を取り付けるのである。カバー15
の取り付けに当たっては、カバー15を下方から持ち上
げて、その上端の鍔部15bを反射板12の周端より外
側に露出した器具本体1の下面に当接させ、この状態で
所定方向にカバー15を回転させる。この回転により周
壁15cの内周面の凸状の被係合部23が、器具本体1
の周端付近の下面に設けてある係合部19内に入って係
合することになる。
【0025】係合部19は外側の側面と被係合部23の
上記の回転に対して対向する端面が図9に示すように開
口するとともに、内部には前記端面側に位置し器具本体
1の下面から底面までの高さ寸法が被係合部23の厚さ
より十分大きい前室19aと、この前室19aに連通
し、器具本体1の下面から底面までの高さ寸法が被係合
部23の厚さに略等しい後室19bとを備えており、上
記カバー15の回転により被係合部23は係合部19の
端面開口及び側面開口を通して前室19a内にまず入
り、さらなる回転により後室19b内に入って、後室1
9bの奥壁に当たり、その位置で後室19bの底面に支
えられるにように係合することになる。この係合により
カバー15は器具本体1の下面側に保持され、反射板1
2、蛍光ランプL1,L2、豆球L3及び反射板12側
に露出した光リモコンの受光部7を覆うことになる。ま
たカバー15の上端開口周縁部を構成する鍔部15bの
上面は器具本体1の下面側にカバー15を取けた時に器
具本体1の周端部近辺の下面に図1、図2に示すように
当接することになる。
上記の回転に対して対向する端面が図9に示すように開
口するとともに、内部には前記端面側に位置し器具本体
1の下面から底面までの高さ寸法が被係合部23の厚さ
より十分大きい前室19aと、この前室19aに連通
し、器具本体1の下面から底面までの高さ寸法が被係合
部23の厚さに略等しい後室19bとを備えており、上
記カバー15の回転により被係合部23は係合部19の
端面開口及び側面開口を通して前室19a内にまず入
り、さらなる回転により後室19b内に入って、後室1
9bの奥壁に当たり、その位置で後室19bの底面に支
えられるにように係合することになる。この係合により
カバー15は器具本体1の下面側に保持され、反射板1
2、蛍光ランプL1,L2、豆球L3及び反射板12側
に露出した光リモコンの受光部7を覆うことになる。ま
たカバー15の上端開口周縁部を構成する鍔部15bの
上面は器具本体1の下面側にカバー15を取けた時に器
具本体1の周端部近辺の下面に図1、図2に示すように
当接することになる。
【0026】このようして取り付けられた本実施形態照
明器具は光リモコン送信器(図示せず)或いは引き紐1
6を用いて点滅操作が為されるのあるが、点灯時にあっ
ては電子安定器部の発熱、ランプL1,L2の発熱など
により器具本体1,カバー15が膨張するが、両者の熱
膨張率が近いため器具本体1の下面とこれに当接するカ
バー15の鍔部15bが一緒に変位してその相対的な位
置が略変化せず、その結果両者のかすれによるかすれ音
は殆ど発生しない。
明器具は光リモコン送信器(図示せず)或いは引き紐1
6を用いて点滅操作が為されるのあるが、点灯時にあっ
ては電子安定器部の発熱、ランプL1,L2の発熱など
により器具本体1,カバー15が膨張するが、両者の熱
膨張率が近いため器具本体1の下面とこれに当接するカ
バー15の鍔部15bが一緒に変位してその相対的な位
置が略変化せず、その結果両者のかすれによるかすれ音
は殆ど発生しない。
【0027】また消灯すると、器具本体1,カバー15
が収縮するが両者の熱収縮率が近いため膨張の場合と同
様に両者の間の相対的な位置は略変化せず、結果両者の
かすれによるかすれ音は殆ど発生しない。特に消灯時に
は器具本体1,カバー15の温度が室温に急速に戻るた
め急速な収縮が起き、対策を施していなければ、かすれ
音が大きくなるが、本実施形態の場合にはかすれ音は殆
ど発生しない。
が収縮するが両者の熱収縮率が近いため膨張の場合と同
様に両者の間の相対的な位置は略変化せず、結果両者の
かすれによるかすれ音は殆ど発生しない。特に消灯時に
は器具本体1,カバー15の温度が室温に急速に戻るた
め急速な収縮が起き、対策を施していなければ、かすれ
音が大きくなるが、本実施形態の場合にはかすれ音は殆
ど発生しない。
【0028】このように本実施形態の照明器具では、特
に別部品を用いることなく、点灯時、や消灯時に発生す
るかすれ音を低減することができるという特徴がある。
に別部品を用いることなく、点灯時、や消灯時に発生す
るかすれ音を低減することができるという特徴がある。
【0029】尚カバー15の鍔部15bに当接する器具
本体1の下面を波状や、柔突起状或いはディンプル状な
ど接触面積を小さくする粗面とすることで、一層かすれ
音を低減することができる。
本体1の下面を波状や、柔突起状或いはディンプル状な
ど接触面積を小さくする粗面とすることで、一層かすれ
音を低減することができる。
【0030】(実施形態2)上記実施形態1ではカバー
15の鍔部15bを当接させる面をカバー15と同様に
合成樹脂成形品である器具本体1の周端部近辺の下面と
しているが、本実施形態では、反射板12をカバー15
と熱膨張率及び熱収縮率が略等しい材料(合成樹脂を含
む)により形成し、図10、図11に示すように反射板
12の外向き鍔部12aを器具本体1の周端部まで延長
して器具本体1の下面を覆って、この外向き鍔部12a
の下面にカバー15の鍔部15bを当接させるようにな
っている。その他の構成は実施形態1と同じであるの
で、図示と説明は省略する。
15の鍔部15bを当接させる面をカバー15と同様に
合成樹脂成形品である器具本体1の周端部近辺の下面と
しているが、本実施形態では、反射板12をカバー15
と熱膨張率及び熱収縮率が略等しい材料(合成樹脂を含
む)により形成し、図10、図11に示すように反射板
12の外向き鍔部12aを器具本体1の周端部まで延長
して器具本体1の下面を覆って、この外向き鍔部12a
の下面にカバー15の鍔部15bを当接させるようにな
っている。その他の構成は実施形態1と同じであるの
で、図示と説明は省略する。
【0031】本実施形態の場合も反射板12の熱膨張
率、熱収縮率がカバー15の熱膨張率、熱収縮率と略等
しいため、実施形態1と同様な理由により点灯時、消灯
時のかすれ音の発生を低減することができる。
率、熱収縮率がカバー15の熱膨張率、熱収縮率と略等
しいため、実施形態1と同様な理由により点灯時、消灯
時のかすれ音の発生を低減することができる。
【0032】尚カバー15の鍔部15bに当接する反射
板12の鍔部12a下面を波状や、柔突起状或いはディ
ンプル状など接触面積を小さくする粗面とすることで、
一層かすれ音を低減することができる。
板12の鍔部12a下面を波状や、柔突起状或いはディ
ンプル状など接触面積を小さくする粗面とすることで、
一層かすれ音を低減することができる。
【0033】(実施形態3)上記実施形態1,2はカバ
ー15の鍔部15bが当接する器具本体1或いは反射板
12に用いる材料としてカバー15の熱膨張率、熱収縮
率と略等しいものを使用して点灯時、消灯時のかすれ音
の発生を低減するようにしているが、上述したように接
触面積を少なくすることで、かすれ音の発生を低減する
ことができるので、例えば図12に示すように示すよう
に反射板12の鍔部12aを器具本体1の周端部まで延
長して器具本体1の下面を覆って、この鍔部12aにカ
バー15の鍔部15bを当接させ構造において、この当
接部位の反射板12の鍔部12aの下面を波状の粗面2
5とし、カバー15の鍔部15bとの接触面積を小さく
している。その他の構成は実施形態1と同じであるの
で、図示と説明は省略する。
ー15の鍔部15bが当接する器具本体1或いは反射板
12に用いる材料としてカバー15の熱膨張率、熱収縮
率と略等しいものを使用して点灯時、消灯時のかすれ音
の発生を低減するようにしているが、上述したように接
触面積を少なくすることで、かすれ音の発生を低減する
ことができるので、例えば図12に示すように示すよう
に反射板12の鍔部12aを器具本体1の周端部まで延
長して器具本体1の下面を覆って、この鍔部12aにカ
バー15の鍔部15bを当接させ構造において、この当
接部位の反射板12の鍔部12aの下面を波状の粗面2
5とし、カバー15の鍔部15bとの接触面積を小さく
している。その他の構成は実施形態1と同じであるの
で、図示と説明は省略する。
【0034】而して本実施形態の場合、反射板12を板
金で形成しても、接触面積を小さくすることにより点灯
時、消灯時のかすれ音の発生を低減することができるの
である。
金で形成しても、接触面積を小さくすることにより点灯
時、消灯時のかすれ音の発生を低減することができるの
である。
【0035】粗面25としては、波状以外に柔突起状或
いはディンプル状としても良い。
いはディンプル状としても良い。
【0036】尚粗面25は反射板12側でなくカバー1
5の鍔部15b側に形成しても良い。また両者に形成し
ても良い。実施形態1,2で粗面を形成する場合も同様
である。
5の鍔部15b側に形成しても良い。また両者に形成し
ても良い。実施形態1,2で粗面を形成する場合も同様
である。
【0037】
【発明の効果】請求項1の発明は、器具本体と、該器具
本体の下面側に配設されて安定器部と、該安定器部を含
む充電部を覆うように器具本体の下面側に取着される反
射板と、前記反射板の表面側に配置されて、前記安定器
部により点灯される蛍光ランプと、反射板及び蛍光ラン
プを覆うように前記器具本体の下面側に配設される透光
性の合成樹脂製カバーとからなる照明器具であって、上
記反射板、上記器具本体の内、上記カバーの熱収縮率と
形成材料の熱収縮率の差が小さい方の周端部近辺の下面
に上記カバーの上端開口周縁部を当接しているので、消
灯時のカバーの収縮と、カバーが当接する部材側の収縮
との差が殆どなく、その結果カバーの当接面でのかすれ
音発生を抑制でき、大きなかすれ音が発生しやすい消灯
時において、かすれ音の発生を低減できるものであり、
しかも別の部品を用いることが必要がないためコストア
ップや、組み立て加工の悪化を招くことがないという効
果がある。
本体の下面側に配設されて安定器部と、該安定器部を含
む充電部を覆うように器具本体の下面側に取着される反
射板と、前記反射板の表面側に配置されて、前記安定器
部により点灯される蛍光ランプと、反射板及び蛍光ラン
プを覆うように前記器具本体の下面側に配設される透光
性の合成樹脂製カバーとからなる照明器具であって、上
記反射板、上記器具本体の内、上記カバーの熱収縮率と
形成材料の熱収縮率の差が小さい方の周端部近辺の下面
に上記カバーの上端開口周縁部を当接しているので、消
灯時のカバーの収縮と、カバーが当接する部材側の収縮
との差が殆どなく、その結果カバーの当接面でのかすれ
音発生を抑制でき、大きなかすれ音が発生しやすい消灯
時において、かすれ音の発生を低減できるものであり、
しかも別の部品を用いることが必要がないためコストア
ップや、組み立て加工の悪化を招くことがないという効
果がある。
【0038】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、上記器具本体を合成樹脂で形成し、上記反射板の周
端部より外方に位置する上記器具本体の周端部との間の
上記器具本体の下面に上記カバーの上端開口周縁部を当
接してあるので、請求項1の発明の効果が得られる上
に、器具本体が合成樹脂であるため、導電性がなくて絶
縁性が高くてより安全性が高いという効果がある。
て、上記器具本体を合成樹脂で形成し、上記反射板の周
端部より外方に位置する上記器具本体の周端部との間の
上記器具本体の下面に上記カバーの上端開口周縁部を当
接してあるので、請求項1の発明の効果が得られる上
に、器具本体が合成樹脂であるため、導電性がなくて絶
縁性が高くてより安全性が高いという効果がある。
【0039】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、上記反射板の周端部を上記器具本体の周端部付近ま
で延長するとともに上記カバーの上端開口周縁部を上記
反射板の周端部付近の下面に当接してあるので、請求項
1の発明と同様な効果が得られる。
て、上記反射板の周端部を上記器具本体の周端部付近ま
で延長するとともに上記カバーの上端開口周縁部を上記
反射板の周端部付近の下面に当接してあるので、請求項
1の発明と同様な効果が得られる。
【0040】請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れ
かの発明において、上記カバーの上端開口周縁部を当接
する上記反射板又は上記器具本体の形成材料が熱収縮率
に加え、熱膨張率も上記カバーの熱膨張率に近いので、
請求項1乃至3の何れかの発明の効果に加え、点灯時に
おいて発生するかすれ音の発生を低減できるという効果
がある。
かの発明において、上記カバーの上端開口周縁部を当接
する上記反射板又は上記器具本体の形成材料が熱収縮率
に加え、熱膨張率も上記カバーの熱膨張率に近いので、
請求項1乃至3の何れかの発明の効果に加え、点灯時に
おいて発生するかすれ音の発生を低減できるという効果
がある。
【0041】請求項5の発明は、請求項1乃至4の何れ
かの発明において、上記カバーの上端開口周縁部と上端
開口周縁部に当接する反射板の周端部付近の下面若しく
は器具本体の周端部付近の下面とからなる当接部位の少
なくとも一方の面を粗面としたので、請求項1乃至4の
何れかの発明の効果に加え、カバーとそれを当接する面
との接触面積を小さくすることができ、結果点灯時のカ
バーの膨張や消灯時のカバーの収縮によるかすれ音を一
層低減することができるという効果がある。
かの発明において、上記カバーの上端開口周縁部と上端
開口周縁部に当接する反射板の周端部付近の下面若しく
は器具本体の周端部付近の下面とからなる当接部位の少
なくとも一方の面を粗面としたので、請求項1乃至4の
何れかの発明の効果に加え、カバーとそれを当接する面
との接触面積を小さくすることができ、結果点灯時のカ
バーの膨張や消灯時のカバーの収縮によるかすれ音を一
層低減することができるという効果がある。
【0042】請求項6の発明は、器具本体と、該器具本
体の下面側に配設されて安定器部と、該安定器部を含む
充電部を覆うように器具本体の下面側に取着される反射
板と、前記反射板の表面側に配置されて、前記安定器部
により点灯される蛍光ランプと、反射板及び蛍光ランプ
を覆うように前記器具本体の下面側に配設される透光性
の合成樹脂製カバーとからなる照明器具であって、上記
カバーの上端開口周縁部と反射板若しくは器具本体の周
端部付近の下面とを当接するとともに、該当接部位の少
なくとも一方の面を粗面としてあるので、カバーとそれ
を当接する面との接触面積を小さくすることができ、結
果点灯時のカバーの膨張や消灯時のカバーの収縮による
かすれ音を低減することができるという効果がある。
体の下面側に配設されて安定器部と、該安定器部を含む
充電部を覆うように器具本体の下面側に取着される反射
板と、前記反射板の表面側に配置されて、前記安定器部
により点灯される蛍光ランプと、反射板及び蛍光ランプ
を覆うように前記器具本体の下面側に配設される透光性
の合成樹脂製カバーとからなる照明器具であって、上記
カバーの上端開口周縁部と反射板若しくは器具本体の周
端部付近の下面とを当接するとともに、該当接部位の少
なくとも一方の面を粗面としてあるので、カバーとそれ
を当接する面との接触面積を小さくすることができ、結
果点灯時のカバーの膨張や消灯時のカバーの収縮による
かすれ音を低減することができるという効果がある。
【0043】請求項7の発明は、請求項1乃至6の何れ
かの発明において、略円板状の上記器具本体の下面中央
部に、外形が略円錐台状の上記反射板を周部の傾斜面が
下向きとなるように上記器具本体と同心円状に配設し、
該反射板の下向き傾斜面下方に環状の蛍光ランプを2重
配置してあるので、異なる径の蛍光ランプを反射板の下
向き傾斜面に並行させて配置することができ、夫々の蛍
光ランプの光を効率良く反射させることができる。
かの発明において、略円板状の上記器具本体の下面中央
部に、外形が略円錐台状の上記反射板を周部の傾斜面が
下向きとなるように上記器具本体と同心円状に配設し、
該反射板の下向き傾斜面下方に環状の蛍光ランプを2重
配置してあるので、異なる径の蛍光ランプを反射板の下
向き傾斜面に並行させて配置することができ、夫々の蛍
光ランプの光を効率良く反射させることができる。
【0044】請求項8の発明は、請求項1乃至7の何れ
かの発明において、上記反射板の上記カバー側に臨む箇
所に光リモコン用の受光部を設けてあるので、透光性の
カバーを介して下方から光リモコンの送信器からの送信
された光リモコン信号を受信することができる。
かの発明において、上記反射板の上記カバー側に臨む箇
所に光リモコン用の受光部を設けてあるので、透光性の
カバーを介して下方から光リモコンの送信器からの送信
された光リモコン信号を受信することができる。
【図1】本発明の実施形態1の要部の一部省略せる拡大
概略断面図である。
概略断面図である。
【図2】同上の要部の一部省略せる拡大断面図である。
【図3】同上の全体の分解斜視図である。
【図4】同上の反射板を取り付けた状態の器具本体の上
面図である。
面図である。
【図5】同上の反射板を取り付けた状態の器具本体の側
面断面図である。
面断面図である。
【図6】同上の反射板を取り付けた状態の器具本体の下
面図である。
面図である。
【図7】同上の反射板を取り付けた状態の器具本体の一
部破断せる正面図である。
部破断せる正面図である。
【図8】同上の取り付け施工説明図である。
【図9】同上の係合部、被係合部の関係説明図である。
【図10】本発明の実施形態2の要部の一部省略せる拡
大概略断面図である。
大概略断面図である。
【図11】同上の要部の一部省略せる拡大断面図であ
る。
る。
【図12】本発明の実施形態3の要部の一部省略せる拡
大断面図である。
大断面図である。
1 器具本体 2 引掛コンセント 8 ソケット台 12 反射板 12a 鍔部 15 カバー 15a 開口部 15b 鍔部 15c 周壁 L1、L2 蛍光ランプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // F21Y 103:02
Claims (8)
- 【請求項1】器具本体と、該器具本体の下面側に配設さ
れて安定器部と、該安定器部を含む充電部を覆うように
器具本体の下面側に取着される反射板と、前記反射板の
表面側に配置されて、前記安定器部により点灯される蛍
光ランプと、反射板及び蛍光ランプを覆うように前記器
具本体の下面側に配設される透光性の合成樹脂製カバー
とからなる照明器具であって、上記反射板、上記器具本
体の内、上記カバーの熱収縮率と形成材料の熱収縮率の
差が小さい方の周端部近辺の下面に上記カバーの上端開
口周縁部を当接して成ることを特徴とする照明器具。 - 【請求項2】上記器具本体を合成樹脂で形成し、上記反
射板の周端部より外方に位置する上記器具本体の周端部
との間の上記器具本体の下面に上記カバーの上端開口周
縁部を当接して成ることを特徴とする請求項1記載の照
明器具。 - 【請求項3】上記反射板の周端部を上記器具本体の周端
部付近まで延長するとともに上記カバーの上端開口周縁
部を上記反射板の周端部付近の下面に当接し、且つ上記
反射板の形成材料として、熱収縮率が上記カバーの熱収
縮率に近い材料を用いて成ることを特徴とする請求項1
記載の照明器具。 - 【請求項4】上記カバーの上端開口周縁部を当接する上
記反射板又は上記器具本体の形成材料は熱収縮率に加
え、熱膨張率も上記カバーの熱膨張率に近いことを特徴
とする請求項1乃至3の何れか記載の照明器具。 - 【請求項5】上記カバーの上端開口周縁部と上端開口周
縁部に当接する反射板の周端部付近の下面若しくは器具
本体の周端部付近の下面とからなる当接部位の少なくと
も一方の面を粗面として成ることを特徴とする請求項1
乃至請求項4の何れか記載の照明器具 - 【請求項6】器具本体と、該器具本体の下面側に配設さ
れて安定器部と、該安定器部を含む充電部を覆うように
器具本体の下面側に取着される反射板と、前記反射板の
表面側に配置されて、前記安定器部により点灯される蛍
光ランプと、反射板及び蛍光ランプを覆うように前記器
具本体の下面側に配設される透光性の合成樹脂製カバー
とからなる照明器具であって、上記カバーの上端開口周
縁部と反射板若しくは器具本体の周端部付近の下面とを
当接するとともに、該当接部位の少なくとも一方の面を
粗面として成ることを特徴とする照明器具。 - 【請求項7】略円板状の上記器具本体の下面中央部に、
外形が略円錐台状の上記反射板を外面の傾斜面が下向き
となるように上記器具本体と同心円状に配設し、該反射
板の周部の下向き傾斜面下方に環状の蛍光ランプを2重
配置して成ることを特徴とする請求項1乃至6の何れか
記載の照明器具。 - 【請求項8】上記反射板の上記カバー側に臨む箇所に光
リモコン用の受光部を設けたことを特徴とする請求項1
乃至7の何れか記載の照明器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24666699A JP2001076518A (ja) | 1999-08-31 | 1999-08-31 | 照明器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24666699A JP2001076518A (ja) | 1999-08-31 | 1999-08-31 | 照明器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001076518A true JP2001076518A (ja) | 2001-03-23 |
Family
ID=17151817
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24666699A Pending JP2001076518A (ja) | 1999-08-31 | 1999-08-31 | 照明器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001076518A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006278300A (ja) * | 2005-03-25 | 2006-10-12 | Hitachi Lighting Ltd | 天井用照明器具 |
JP2023060226A (ja) * | 2020-12-15 | 2023-04-27 | 三菱電機株式会社 | 光源ユニット及び照明器具 |
-
1999
- 1999-08-31 JP JP24666699A patent/JP2001076518A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006278300A (ja) * | 2005-03-25 | 2006-10-12 | Hitachi Lighting Ltd | 天井用照明器具 |
JP2023060226A (ja) * | 2020-12-15 | 2023-04-27 | 三菱電機株式会社 | 光源ユニット及び照明器具 |
JP7443590B2 (ja) | 2020-12-15 | 2024-03-05 | 三菱電機株式会社 | 光源ユニット及び照明器具 |
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Date | Code | Title | Description |
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A977 | Report on retrieval |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050404 |
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A02 | Decision of refusal |
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