JP2001076439A - フェーズ・ロックド・ループ及び光ディスク装置 - Google Patents

フェーズ・ロックド・ループ及び光ディスク装置

Info

Publication number
JP2001076439A
JP2001076439A JP25176899A JP25176899A JP2001076439A JP 2001076439 A JP2001076439 A JP 2001076439A JP 25176899 A JP25176899 A JP 25176899A JP 25176899 A JP25176899 A JP 25176899A JP 2001076439 A JP2001076439 A JP 2001076439A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
phase
output
frequency
clock signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25176899A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuji Kawashima
哲司 川嶌
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP25176899A priority Critical patent/JP2001076439A/ja
Publication of JP2001076439A publication Critical patent/JP2001076439A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ディスク装置の高速化に対応して光ディス
ク装置から出力される2値化信号から、正確な形状のク
ロックを再生して出力する。 【解決手段】 位相比較器(PD1)は、2値化信号の
立ち上がりエッジの出現タイミングに限定して位相誤差
信号を出力する。位相比較器(PD2)は、2値化信号
の立ち下がりエッジの出現タイミングに限定して位相誤
差信号を出力する。位相比較器(PD1),(PD
2),周波数計測器(FD)の各出力はローパスフィル
タ(LPF)の前段ですべて加算される。電圧制御発振
器(VCO)は、ローパスフィルタ(LPF)の出力信
号に応じて発振周波数を制御し、クロック信号(PLC
K)のN倍の周波数を持つクロック信号を再生出力す
る。分周器(1/N)は、上記電圧制御発振器の出力信
号を分周してクロック信号(PLCK)を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フェーズ・ロック
ド・ループ(Phase Locked Loop) に関し、特に、位相比
較器を備え、CD−ROMやDVD−ROMなどの光デ
ィスク装置等から出力される2値化信号から、正確な形
状のクロックを再生して出力することができるフェーズ
・ロックド・ループに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、フェーズ・ロックド・ループ(以
下、「PLL」と略称する)に含まれる位相比較器で
は、光ディスク装置等から出力される2値化信号の立ち
上がりと立ち下がりの両方のエッジで位相誤差信号を出
力しており、2つのエッジが最小の間隔となっても、双
方のエッジでの信号が重ならないように出力していた。
【0003】最近では、ディスクの回転数が上がるにつ
れてチャンネル・クロックも高くなり、位相比較器の出
力パルスも細く(短く)なってしまい、正しい形状(あ
るべき形状)で再生クロックを出力することが困難にな
ってきている。
【0004】出力パルスに歪みが生じると、これがPL
Lの位相偏差になり、データの読み取り性能を悪化させ
ることになる。図6は、従来のクロック再生成PLLの
構成を示すブロック図である。
【0005】図6に示すクロック再生成PLL61は、
いわゆる「可変速再生」に対応しており、ディスクの回
転数が規定値に達していなくても、光ディスク装置等か
ら出力される2値化信号(RF)からチャンネル・クロ
ック信号(PLCK)(以下、クロック信号(PLC
K)と称する)を再生成できる。位相比較器(PD)6
11は、2値化信号(RF)とクロック信号(PLC
K)の位相差を位相誤差信号として出力し、これをロー
パスフィルタ(LPF)613と電圧制御発振器(VC
O)614と分周器(1/N)615を介して自己にフ
ィードバックさせることにより、2値化信号(RF)に
同期したチャンネル・クロックを再生成する。周波数計
測器(FD)612は、2値化信号(RF)に含まれる
最長パターンから周波数誤差信号を電圧制御発振器61
4に送出する。すなわち、電圧制御発振器614の元出
力であるクロック信号(PLCK)で2値化信号(R
F)のエッジ間隔を計測して、その一定区間の最大値が
基準値より大きければクロック信号(PLCK)が上記
2値化信号(RF)より高いのでLを出力し、逆に基準
値より小さければHを出力する。
【0006】これを繰り返すことによりクロック信号
(PLCK)の周波数は2値化信号(RF)の周波数に
近づいていく。計測した最大値と基準値が一致すれば周
波数計測器612は出力しないので、位相比較器611
の働きにより、最終的には2値化信号(RF)とクロッ
ク信号(PLCK)の周波数とは位相が一致する。
【0007】ここで周波数比較の基準値は、光ディスク
装置がCD−ROMであれば11(×N)であり、DV
D−ROMであれば14(×N)である。図6では、周
波数計測の精度を上げるために周波数計測器612では
クロック信号(PLCK)の整数(N)倍の周波数を用
いている。また、2値化信号(RF)のエッジ間隔を計
測する単位としては、少なくとも1つの最長パターンが
含まれる長さ(エッジ数)を単位とする。例えば、光デ
ィスク装置がCD−ROMの場合、同期用の最長パター
ンの間隔は588ビットであり、平均のパターン長は約
4.5T(Tは周期)なので、150(>588/4.
5)のエッジが到来すれば、必ず最長パターンが含まれ
る。DVD−ROMでは同様に400(>1488/
4.5)のエッジが到来すれば、必ず最長パターンが含
まれる。
【0008】この他に、システム上、2値化信号(R
F)の周波数が最も低くなった時の同期信号間隔を外部
クロックで計算して測定間隔とする方法もある。図7
は、従来のクロック再生成PLLに含まれる位相比較器
の一構成例を示す回路図である。
【0009】図7に示す位相比較器の回路は、2つのD
フリップフロップと2つのEORゲートを有し、2値化
信号(RF)の立ち上がりエッジ(ポジティブ・エッ
ジ)/立ち下がりエッジ(ネガティブ・エッジ)の両方
のタイミングで位相誤差信号を出力する回路構成となっ
ている。上記の位相誤差信号は、上向き/下向きのパル
スの組で出力され、上向きのパルスは幅が位相誤差量に
より変化するが、下向きのパルスはいつも1/2クロッ
ク幅で固定になっている。
【0010】図7に示す位相比較器の出力(PDOU
T)は、ゲート出力E1とゲート出力E2が共に論理値
の“1”である時に中点電位(+2.5V)となり、ゲ
ート出力E1が論理値の“0”である時に、上向きのパ
ルスの電位(+5V)となり、ゲート出力E2が論理値
の“0” である時に、下向きのパルスの電位(0V)
となる。
【0011】図8は、従来のクロック再生成PLLに含
まれる位相比較器のタイミング・チャートを示す。2値
化信号(RF)とクロック信号(PLCK)との位相関
係によって、図8(a),(b),(c)の場合分けが
生じる。図8(a)では、2値化信号(RF)とクロッ
ク信号(PLCK)とが同期している場合を示してい
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の従来
の位相比較器では、2値化信号(RF)とクロック信号
(PLCK)との位相が完全にロック(同期)した状態
においては、出力信号(PDOUT)は、中点電位を中
心にそれぞれ1/2クロック幅の上下のパルスが出力さ
れ、この面積が等しいので、平均すると中点電位を出力
したのと同じ状態になっている。
【0013】この場合、この波形に歪みが生じると、P
LLの位相偏差が拡大し、データの抜き取り性能が悪化
してエラーレート、ドライブの読み出し性能が悪化して
しまう問題点があった。ちなみに、上記の場合で、波形
に歪みが生じる要因としては、出力回路のドライブ能力
の不足によりパルスが急峻に立ち上がらない場合や、端
子の浮遊容量により波形がなまってしまう場合等があ
る。
【0014】また、スピードが遅い、すなわちクロック
信号(PLCK)の周波数が2値化信号(RF)の周波
数よりも低い場合は、波形に多少の歪みがあっても、パ
ルス幅が広いのでパルス全体に対する割合としては小さ
く、また、データ抜き取りの位相マージンも大きいので
問題はないが、スピードが速くなってくると、僅かな歪
みが読み取り性能に大きく影響を与えてしまうという問
題点もあった。
【0015】基準となるパルス幅を1/2クロックでは
なく、もっと広くすれば、上記の問題点は軽減できる
が、DVD−RMやCD−ROM等は、最小パルス幅と
して3T(Tは周期)で信号が反転するために連続した
エッジでの位相誤差出力が1T以上が基準のパルス幅で
は重なってしまうことになり、従来は、パルス幅を広く
することができなかった。
【0016】また、1Tを基準パルス幅にして、2値化
信号(RF)の立ち上がりか立ち下がりのいずれか一方
のエッジのみで位相誤差出力を検出して出力する方法も
あるが、いずれか一方のエッジだけでの検出では、2値
化信号(RF)の立ち上がり/立ち下がりで位相がずれ
ている場合もあり、そのずれた位相の一方のみに合わせ
てしまうことになるので、抜き取り性能が不十分となる
場合があった。
【0017】さらに、位相比較器において従来からよく
問題になる現象として、浮遊容量により出力波形がなま
る問題点があった。図8のタイミング・チャートを参照
して説明すると、出力信号(PDOUT)において、上
向き/下向きのパルスそれぞれが、中点電位に戻る時に
出力波形がなまって裾を引き、その裾が長くなると、上
向きのパルスの裾が下向きのパルスで削られ、これが2
つのパルスのアンバランスの原因となり、ひいては、P
LLの位相偏差が生じる原因となっていた。
【0018】この現象をできるだけ回避するために、従
来は、例えば、図7に示す位相比較器の回路において、
2つのDフリップフロップの間に、もう1つ、クロック
信号(PLCK)で叩くDフリップフロップを追加し
て、2つのパルスの間の時間幅を、1/2クロックでは
なく、1クロックにするといった対策をとることがあ
る。しかし、この従来方法では、エッジの最小反転間隔
が3T(周期)であるという制約から、連続したエッジ
に対する位相誤差が重ならないようにするためには、2
つのパルスの間隔を最大限1クロックとするに止まって
いた。
【0019】本発明は、以上のような従来のフェーズ・
ロックド・ループにおける問題点に鑑みてなされたもの
であり、光ディスク装置の高速化に対応して光ディスク
装置から出力される2値化信号から、正確な形状のクロ
ックを再生して出力することができるフェーズ・ロック
ド・ループを提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、外部回路からの2値化信号とフィードバ
ックされたクロック信号との位相差を位相誤差信号とし
て出力する位相比較器と、前記2値化信号と前記クロッ
ク信号の所定倍の周波数を持つ信号との周波数差を周波
数誤差信号として出力する周波数計測器とを備えたフェ
ーズ・ロックド・ループにおいて、前記2値化信号の立
ち上がりエッジの出現タイミングに限定して前記位相誤
差信号を出力する第1の位相比較器と、前記2値化信号
の立ち下がりエッジの出現タイミングに限定して前記位
相誤差信号を出力する第2の位相比較器と、前記第1と
第2の位相比較器の出力信号と前記周波数計測器の出力
信号とを加算した結果の出力信号から高周波成分を除去
して低周波成分のみの信号を通過させるローパスフィル
タと、前記ローパスフィルタの出力信号に応じて発振周
波数を制御し、前記クロック信号の所定倍の周波数を持
つクロック信号を再生出力する電圧制御発振器と、前記
電圧制御発振器の出力信号を分周して前記クロック信号
を出力する分周器と、前記分周器が出力する前記クロッ
ク信号を前記第1と第2の位相比較器にフィードバック
する手段と、前記電圧制御発振器が出力する前記クロッ
ク信号の所定倍の周波数を持つクロック信号を前記周波
数計測器にフィードバックする手段とを有することを特
徴とするフェーズ・ロックド・ループが提供される。
【0021】また、外部回路からの2値化信号とフィー
ドバックされたクロック信号との位相差を位相誤差信号
として出力する位相比較器と、前記2値化信号と前記ク
ロック信号の所定倍の周波数を持つ信号とを入力して周
波数誤差信号を出力する周波数計測器とを備えたフェー
ズ・ロックド・ループにおいて、前記2値化信号の立ち
上がりエッジの出現タイミングに限定して順次かつ連続
に前記位相誤差信号を出力する複数の位相比較器を含む
第1の位相比較器のグループと、前記2値化信号の立ち
下がりエッジの出現タイミングに限定して順次かつ連続
に前記位相誤差信号を出力する複数の位相比較器を含む
第2の位相比較器のグループと、前記第1と第2の位相
比較器のグループの出力信号の各々と前記周波数計測器
の出力信号とを加算した結果の出力信号から高周波成分
を除去して低周波成分のみの信号を通過させるローパス
フィルタと、前記ローパスフィルタの出力信号に応じて
発振周波数を制御し、前記クロック信号の所定倍の周波
数を持つクロック信号を再生出力する電圧制御発振器
と、前記電圧制御発振器の出力信号を分周して前記クロ
ック信号を出力する分周器と、前記分周器が出力する前
記クロック信号を前記前記第1と第2の位相比較器にフ
ィードバックする手段と、前記電圧制御発振器が出力す
る前記クロック信号の所定倍の周波数を持つクロック信
号を前記周波数計測器にフィードバックする手段とを有
することを特徴とするフェーズ・ロックド・ループが提
供される。
【0022】すなわち、本発明では光ディスク装置等か
ら出力される2値化信号の立ち上がり/立ち下がりエッ
ジそれぞれで、位相誤差信号を検出し、該検出した位相
誤差信号を別々な端子からパルス幅を広げた形で出力
し、これら出力を抵抗結合によりアナログ的に合成する
ことにより正確な形状のクロックを再生して出力する構
成としている。別々な端子からの出力なので、パルス幅
を広げても連続したエッジに対応する位相誤差信号が重
なり合うことなく、出力することができる。
【0023】また、さらにパルス幅を広げる場合には、
上記2値化信号の連続した同じ向きのエッジに対する位
相誤差信号を複数の位相比較器を用いて順次かつ連続に
出力するようにしている。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。 (第1の実施の形態)図1は、本発明の第1の実施の形
態に係るPLLの全体構成を示すブロック図である。
【0025】本実施の形態に係るPLLは、CD−RO
MやDVD−ROM等の光ディスク装置から出力される
2値化信号(RF)とフィードバックされたクロック
(PLCK)とを入力して第1の位相誤差信号を出力す
る第1の位相比較器1と、上記2値化信号(RF)と上
記のクロック信号(PLCK)とを入力して第2の位相
誤差信号を出力する第2の位相比較器2と、上記2値化
信号(RF)と上記クロック信号(PLCK)のN倍の
周波数を持つ信号とを入力して周波数誤差信号を出力す
る周波数計測器3と、上記の位相比較器1,2及び周波
数計測器3の各出力を加算した結果の信号から高周波成
分を除去するローパスフィルタ4と、上記ローパスフィ
ルタ4の出力に応じて発振周波数を制御し、クロック信
号(PLCK)のN倍の周波数を持つクロック信号を再
生出力する電圧制御発振器5と、電圧制御発振器5から
出力されるクロック信号の周波数を1/Nに分周してク
ロック信号(PLCK)として出力する分周器6とを含
む。
【0026】上記の説明において、分周器6による分周
数Nは、1以上の任意の整数である。以下、本実施の形
態に係るPLLの動作を説明する。
【0027】第1の位相比較器1は、CD−ROMやD
VD−ROM等の光ディスク装置から出力される2値化
信号(RF)の位相と、後段の分周器6からフィードバ
ックされたクロック信号(PLCK)の位相とを比較
し、その位相差を第1の位相誤差信号として出力する。
第2の位相比較器2は、上記2値化信号(RF)の位相
と、後段の分周器6からフィードバックされたクロック
信号(PLCK)の位相とを比較し、その位相差を第2
の位相誤差信号として出力する。
【0028】前記第1の位相比較器1と第2の位相比較
器2が出力する位相誤差信号は、中点電位を中心にして
上向きのパルスと下向きのパルスの組で構成されている
ことが好ましい。
【0029】周波数計測器3は、上記2値化信号(R
F)の周波数と、後段の電圧制御発振器5からフィード
バックされた再生クロック信号(PLCK)のN倍の周
波数を持つクロック信号の周波数とを比較し、その周波
数差を周波数誤差信号として出力する。より具体的に
は、周波数計測器3は、2値化信号(RF)に含まれる
最長パターンから周波数誤差信号を電圧制御発振器5に
送出する。すなわち、電圧制御発振器5の元出力である
クロック信号(PLCK)で2値化信号(RF)のエッ
ジ間隔を計測して、その一定区間の最大値が基準値より
大きければクロック信号(PLCK)が上記2値化信号
(RF)より高いのでLを出力し、逆に基準値より小さ
ければHを出力する。これを繰り返すことによりクロッ
ク信号(PLCK)の周波数は2値化信号(RF)の周
波数に近づいていく。上記計測した最大値と基準値が一
致すれば周波数計測器(FD)は出力しないので、位相
比較器1,2の働きにより、最終的には2値化信号(R
F)とクロック信号(PLCK)の周波数とは位相が一
致する。ここで上記の周波数比較の基準値は、光ディス
ク装置がCD−ROMであれば11(×N)であり、D
VD−ROMであれば14(×N)である。
【0030】図1では、周波数計測の精度を上げるため
に周波数計測器3ではクロック信号(PLCK)の整数
(N)倍の周波数を用いている。また、2値化信号(R
F)のエッジ間隔を計測する単位としては、少なくとも
1つの最長パターンが含まれる長さ(エッジ数)を単位
とする。例えば、光ディスク装置がCD−ROMの場
合、同期用の最長パターンの間隔は588ビットであ
り、平均のパターン長は約4.5T(Tは周期)なの
で、150(>588/4.5)のエッジが到来すれ
ば、必ず最長パターンが含まれる。DVD−ROMでは
同様に400(>1488/4.5)のエッジが到来す
れば、必ず最長パターンが含まれる。
【0031】この他に、システム上、2値化信号(R
F)の周波数が最も低くなった時の同期信号間隔を外部
クロックで計算して測定間隔とする方法もある。次に、
上記の3種類の誤差信号出力の各々は、出力時点でそれ
ぞれ加算されて、後段のローパスフィルタ4に入力され
る。
【0032】ローパスフィルタ4は、上記加算された結
果として得られる合成された誤差信号成分から高周波成
分を除去し、低周波成分のみを残して後段の電圧制御発
振器5に伝達する。
【0033】電圧制御発振器5は、上記のローパスフィ
ルタ4の出力に応じて自己の発振周波数を制御し、上記
のクロック信号(PLCK)のN倍の周波数を持つクロ
ック信号を再生出力する。
【0034】分周器6は、上記の再生されたクロック信
号(PLCK)のN倍の周波数を持つクロック信号の周
波数を、1/Nの周波数に分周して、上記のクロック信
号(PLCK)として出力する。
【0035】図2は、本発明の第1の実施の形態に係る
PLLにおいて、図1のローパスフィルタ4の入力信号
を生成する部分までの回路の構成を示す回路図である。
図2では、2値化信号(RF)とクロック信号(PLC
K)等を供給する信号線はすべて図示を省略している。
【0036】第1の位相比較器1の出力端子から出力さ
れる信号成分は、抵抗(R1)を流れる電流による抵抗
(R1)での電圧降下分として取り出され、抵抗(R
3)を介して接続されたローパスフィルタ(LPF)向
けの入力端子(TLPF)へと供給される。
【0037】第2の位相比較器2の出力端子から出力さ
れる信号成分も、抵抗(R2)を流れる電流による抵抗
(R2)での電圧降下分として取り出され、抵抗(R
4)を介して接続されたローパスフィルタ4向けの入力
端子(TLPF)へと供給される。
【0038】周波数計測器3の出力端子から出力される
信号成分は、そのまま、抵抗(R5)を介して接続され
たローパスフィルタ4向けの入力端子(TLPF)へと
供給される。
【0039】これらの信号成分は論理回路で生成された
ものであるが、出力後はアナログ信号として扱われ、T
LPFでアナログ的に加算される。図3は、本発明の第
1の実施の形態に係るPLLに含まれる位相比較器の一
例としての回路構成を示す回路図である。
【0040】図3に示す位相比較器では、2値化信号
(RF)の立ち上がりエッジ(ポジティブ・エッジ)で
のみ位相誤差信号を検出する構成となっている。本実施
の形態では、図3に示す外部回路からの信号は、すべて
論理値の“1”となっている。
【0041】図3に示す位相比較器の出力(PDO)
は、ゲート出力Eが論理値の“1”である時に中点電位
(+2.5V)となり、信号Eが論理値の“0”であ
り、かつゲート出力Inが論理値の“1”である時に、
上向きのパルスの電位(+5V)となり、ゲート出力E
が論理値の“0” であり、かつゲート出力Inが論理
値の“0”である時に、下向きのパルスの電位(0V)
となる。
【0042】図3に示す位相比較器の回路と同様の回路
で、2値化信号(RF)の立ち下がりエッジ(ネガティ
ブ・エッジ)でのみ位相誤差信号を検出する回路を構成
し、該構成した2つの位相比較器を、上記の位相比較器
1,2として使用する。
【0043】図4は、本発明の第1の実施の形態に係る
PLLに含まれる図3に示す位相比較器のタイミング・
チャートを示す。図8に示すタイミング・チャートと同
様に、2値化信号(RF)とクロック信号(PLCK)
との位相関係によって、図4(a),(b),(c)の
場合分けが生じる。
【0044】以下、図4を参照しつつ、図3に示す位相
比較器の動作を説明する。まず、図4(b)に示す2値
化信号(RF)とクロック信号(PLCK)との位相差
がない場合について、図3に示す位相比較器の動作を説
明する。
【0045】クリア信号が出された時点では、各Dフリ
ップフロップ(DFF1,2,3)は、すべてOFF出
力すなわち論理値“0”の出力となっている。この時、
ゲート出力Eは、NOTゲート(NOT1)の作用によ
り、論理値の“1”となっているので、上記のとおり、
位相比較器の出力(PDO)は、中点電位(+2.5
V)を出力している。
【0046】上記の状態下で、2値化信号(RF)が立
ち下がりエッジを示している場合は、NANDゲート
(NAND1)は、論理値の“1”を出力している。や
がて、2値化信号(RF)の立ち上がりエッジが出現す
ると、NANDゲート(NAND1)の出力は、論理値
の“0”に転換する。Dフリップフロップ(DFF1)
のプリセット端子(PRN)は、小丸印しが付されてい
るタイプであるため、上記のNANDゲート(NAND
1)の論理値の“1”から論理値の“0”への転換によ
りDフリップフロップ(DFF1)はプリセット動作を
開始し、その結果、Dフリップフロップ(DFF1)の
出力は、ON出力すなわち論理値の“1”の出力に転じ
る。この時、Dフリップフロップ(DFF2,3)の出
力については変化が無く、論理値の“0”出力のままで
あるので、上記のとおり、位相比較器の出力(PDO)
は、下向きのパルスの電位(0V)に転じる。
【0047】一方、NANDゲート(NAND3)に注
目すると、Dフリップフロップ(DFF1)が論理値
“0”を出力していた時には論理値“1”を出力してい
たが、上記のタイミング、すなわち、2値信号(RF)
の立ち上がりエッジが出現したタイミングで、上記のと
おりDフリップフロップ(DFF1)が論理値“1”に
転じるので、2値信号(RF)の立ち上がりエッジの出
現と同時のクロック信号(PLCK)の立ち上がりエッ
ジの出現により、NANDゲート(NAND2)は論理
値“0”の出力に転じ、上記と同様のプリセット端子の
仕組みにより、NANDゲート(NAND3)は、ON
出力すなわち論理値“1”を出力するようにプリセット
される。
【0048】NANDゲート(NAND3)の出力が論
理値“1”に転じた時点では、ANDゲート(AND
1)は論理値“0”の出力が確定するので、クロック信
号(PLCK)の次の立ち上がりエッジの到来を待っ
て、Dフリップフロップ(DFF1)は、再び論理値
“0”の出力に戻る。その結果、ゲート出力Eは、NO
Tゲート(NOT1)の作用により、再び論理値の
“1”となって位相比較器の出力(PDO)は、再び中
点電位(+2.5V)の出力に戻る。
【0049】他方、上記の、NANDゲート(NAND
3)の出力が論理値“1”に転じた時点では、ANDゲ
ート(AND3)は論理値“1”の出力が確定するの
で、Dフリップフロップ(DFF1)が、論理値“0”
の出力に戻った上記のタイミングで、Dフリップフロッ
プ(DFF2)は、論理値“1”を出力するようにな
る。これにより、ANDゲート(AND2,4)は論理
値“1”の出力が確定するので、クロック信号(PLC
K)の次の立ち上がりエッジの到来を待って、Dフリッ
プフロップ(DFF1)は、再び論理値“1”の出力に
転じ、Dフリップフロップ(DFF2)も変わらず論理
値“1”の出力を継続する。これにより、ゲート出力E
は、NOTゲート(NOT1)の作用により、再び論理
値の“0”に転じ、ゲート出力Inは論理値の“1”に
転じるので、位相比較器の出力(PDO)は、今度は上
向きのパルスの電位(+5V)に転じる。
【0050】Dフリップフロップ(DFF1)の出力が
論理値“1”に戻ったことにより、ANDゲート(AN
D2,4)は、論理値“0”の出力に戻るので、Dフリ
ップフロップ(DFF1)の出力は、クロック信号(P
LCK)の次の立ち上がりエッジの到来を待って、再び
論理値“0”の出力に転じ、ゲート出力Eが論理値の
“1”に転じるので、位相比較器の出力(PDO)は、
三度、中点電位(+2.5v)を回復する。また、Dフ
リップフロップ(DFF2)の出力も、再び論理値
“0”の出力に転じる。
【0051】上記のDフリップフロップ(DFF1,D
FF2)が上記のとおり、共に論理値“0”の出力に転
じると、2値化信号(RF)の立ち下がりエッジの到来
により、ORゲート(OR3)が論理値“0”に転じる
ので、クロック信号(PLCK)の次の立ち上がりエッ
ジの到来を待って、Dフリップフロップ(DFF3)
は、再び論理値“0”の出力に転じる。
【0052】次に、図4(b)に示す2値化信号(R
F)よりもクロック信号(PLCK)の方が位相が進ん
でいる場合について、図3に示す位相比較器の動作を説
明する。
【0053】この場合は、位相比較器の出力(PDO)
の下向きのパルスの発生は、2値化信号(RF)の立ち
上がりエッジの到来と同時であるが、そのパルスの持続
時間は短縮される。次に、図4(b)に示す2値化信号
(RF)よりもクロック信号(PLCK)の方が位相が
遅れている場合について、図3に示す位相比較器の動作
を説明する。
【0054】この場合も、位相比較器の出力(PDO)
の下向きのパルスの発生は、2値化信号(RF)の立ち
上がりエッジの到来と同時であるが、そのパルスの持続
時間は延長される。
【0055】上記のいずれの場合にも、本実施の形態に
係る位相比較器は、正しい位相誤差信号を出力すること
が可能となる。さらに、図8に示すタイミング・チャー
トでは、出力信号(PDO)は上下にパルスを出力し、
図4(a),(b),(c)に示すいずれの場合にも、
上下のパルス間の時間が長く取れるので、それぞれのパ
ルスのなまりが位相偏差に与える影響が軽減できる。ま
た連続する位相誤差出力の間隔が長いので、上下のパル
スの間隔を長くして、上向きのパルスがなまった時の裾
が下向きのパルスによって削られることにより位相偏差
が生じるという現象を回避することができることを示し
ている。
【0056】(第2の実施の形態)図5は、本発明の第
2の実施の形態に係るPLLの全体構成を示すブロック
図である。
【0057】本実施の形態は、第1の実施の形態に係る
PLLの回路構成と比べて、回路に含まれる位相比較器
の個数と機能が異なるだけであり、他の回路要素はすべ
て第1の実施の形態に係るPLLの回路構成と同じであ
る。それ故、以下では、位相比較器51乃至5iの機能
のみを説明する。
【0058】上記の第1の実施の形態に係るPLLの考
え方を拡張すると、さらに基準となるパルス幅を広げる
べき場合には、連続した同じ向きの2値化信号(RF)
のエッジにおいて検出される位相誤差信号を、交互に別
な2端子から出力するようにすればよい。上記の連続し
た同じ向きの2値化信号(RF)のエッジとしては、立
ち上がりエッジと立ち下がりエッジの2つの区別がある
から、この場合は、つまり合計4個の位相比較器を用い
て位相誤差信号を出力することになる。
【0059】上記の考え方を拡張し、連続した同じ向き
の2値化信号(RF)のエッジに対する位相誤差信号を
2の(n−1)乗個の位相比較器の出力を使って位相誤
差信号を出力することができる。上記の連続した同じ向
きの2値化信号(RF)のエッジとしては、立ち上がり
エッジと立ち下がりエッジの2つの区別があるから、こ
の場合は、つまり合計2のn乗個の位相比較器を用いて
位相誤差信号を出力することになる。
【0060】一般には、連続した同じ向きの2値化信号
(RF)のエッジに対する位相誤差信号を任意の複数の
位相比較器を用いて順次かつ連続に出力することができ
る。図5に示す位相比較器51乃至5iで説明すると、
位相比較器51乃至5iは、上記2値化信号の立ち上が
りエッジの出現タイミングに限定して順次かつ連続に位
相誤差信号を出力する第1の位相比較器のグループと、
上記2値化信号の立ち下がりエッジの出現タイミングに
限定して順次かつ連続に位相誤差信号を出力する第2の
位相比較器のグループとの都合2つのグループに分けら
れる。
【0061】上記グループ化の一つの実施例として、上
記の符号iの数が奇数の位相比較器を、2値化信号(R
F)の立ち上がりエッジでのみ位相誤差信号を検出する
回路の一つとし、上記の符号iの数が偶数の位相比較器
を、2値化信号(RF)の立ち下がりエッジでのみ位相
誤差信号を検出する回路の一つとしてもよい。
【0062】また、上記の符号iの数が奇数の位相比較
器の各々は、順次かつ連続して、それぞれ別個の端子か
ら位相誤差信号を出力するものとし、上記の符号iの数
が偶数の位相比較器の各々も、順次かつ連続して、それ
ぞれ別個の端子から位相誤差信号を出力するものとす
る。
【0063】
【発明の効果】以上に説明したとおり、本発明に係るP
LLでは、ディスクの回転が高速化して、チャンネル・
クロック周波数が上がった時でも、位相誤差信号のパル
ス幅を広く取ることができるので、パルス波形の歪みが
データの読み取り性能に与える悪影響を抑制することが
できる。
【0064】また、上下にパルスを出力する型の位相比
較器を使用すれば、上下のパルス間の時間が長く取れ、
上向きのパルスがなまった時の裾が下向きのパルスによ
って削られて位相偏差が生じるという現象を回避するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るPLLの全体
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るPLLにおい
て、ローパスフィルタの入力信号を生成する部分までの
回路の構成を示す回路図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係るPLLに含ま
れる位相比較器の一例としての回路構成を示す回路図で
ある。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係るPLLに含ま
れる図3に示す位相比較器のタイミング・チャートを示
す。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係るPLLの全体
構成を示すブロック図である。
【図6】従来のクロック再生成PLLの構成を示すブロ
ック図である。
【図7】従来のクロック再生成PLLに含まれる位相比
較器の一構成例を示す回路図である。
【図8】従来のクロック再生成PLLに含まれる位相比
較器のタイミング・チャートを示す。
【符号の説明】
1,2,51〜5i,611……位相比較器、3,5
3,612……周波数計測器、4,613……ローパス
フィルタ、5,614……電圧制御発振器、6,615
……分周器、DFF1〜3……Dフリップフロップ、
E,E1,E2,In……ゲート出力、NAND1,2
……NANDゲート、OR1〜5……ORゲート、NO
T1〜5……NOTゲート、PDOUT,PDO……出
力信号、PLCK……クロック信号、R1〜R5……抵
抗、RF……2値化信号、TLPF……LPFへの端子

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部回路からの2値化信号とフィードバ
    ックされたクロック信号との位相差を位相誤差信号とし
    て出力する位相比較器と、前記2値化信号と前記クロッ
    ク信号の所定倍の周波数を持つ信号との周波数差を周波
    数誤差信号として出力する周波数計測器とを備えたフェ
    ーズ・ロックド・ループにおいて、 前記2値化信号の立ち上がりエッジの出現タイミングに
    限定して前記位相誤差信号を出力する第1の位相比較器
    と、 前記2値化信号の立ち下がりエッジの出現タイミングに
    限定して前記位相誤差信号を出力する第2の位相比較器
    と、 前記第1と第2の位相比較器の出力信号と前記周波数計
    測器の出力信号とを加算した結果の出力信号から高周波
    成分を除去して低周波成分のみの信号を通過させるロー
    パスフィルタと、 前記ローパスフィルタの出力信号に応じて発振周波数を
    制御し、前記クロック信号の所定倍の周波数を持つクロ
    ック信号を再生出力する電圧制御発振器と、 前記電圧制御発振器の出力信号を分周して前記クロック
    信号を出力する分周器と、 前記分周器が出力する前記クロック信号を前記第1と第
    2の位相比較器にフィードバックする手段と、 前記電圧制御発振器が出力する前記クロック信号の所定
    倍の周波数を持つクロック信号を前記周波数計測器にフ
    ィードバックする手段と、を有することを特徴とするフ
    ェーズ・ロックド・ループ。
  2. 【請求項2】 前記第1と第2の位相比較器が出力する
    位相誤差信号は、中点電位を中心にして上向きのパルス
    と下向きのパルスの組で構成されていることを特徴とす
    る請求項1記載のフェーズ・ロックド・ループ。
  3. 【請求項3】 前記第1と第2の位相比較器の出力と前
    記周波数計測器の出力との加算手段を、前記第1と第2
    の位相比較器の出力端子と前記周波数計測器の出力端子
    とをすべて同一配線上に直接接続する手段により実施す
    ることを特徴とする請求項1記載のフェーズ・ロックド
    ・ループ。
  4. 【請求項4】 外部回路からの2値化信号とフィードバ
    ックされたクロック信号との位相差を位相誤差信号とし
    て出力する位相比較器と、前記2値化信号と前記クロッ
    ク信号の所定倍の周波数を持つ信号とを入力して周波数
    誤差信号を出力する周波数計測器とを備えたフェーズ・
    ロックド・ループにおいて、 前記2値化信号の立ち上がりエッジの出現タイミングに
    限定して順次かつ連続に前記位相誤差信号を出力する複
    数の位相比較器を含む第1の位相比較器のグループと、 前記2値化信号の立ち下がりエッジの出現タイミングに
    限定して順次かつ連続に前記位相誤差信号を出力する複
    数の位相比較器を含む第2の位相比較器のグループと、 前記第1と第2の位相比較器のグループの出力信号の各
    々と前記周波数計測器の出力信号とを加算した結果の出
    力信号から高周波成分を除去して低周波成分のみの信号
    を通過させるローパスフィルタと、 前記ローパスフィルタの出力信号に応じて発振周波数を
    制御し、前記クロック信号の所定倍の周波数を持つクロ
    ック信号を再生出力する電圧制御発振器と、 前記電圧制御発振器の出力信号を分周して前記クロック
    信号を出力する分周器と、 前記分周器が出力する前記クロック信号を前記第1と第
    2の位相比較器にフィードバックする手段と、 前記電圧制御発振器が出力する前記クロック信号の所定
    倍の周波数を持つクロック信号を前記周波数計測器にフ
    ィードバックする手段と、を有することを特徴とするフ
    ェーズ・ロックド・ループ。
  5. 【請求項5】 前記第1と第2の位相比較器のグループ
    に属する位相比較器の各々が出力する位相誤差信号は、
    中点電位を中心にして上向きのパルスと下向きのパルス
    の組で構成されていることを特徴とする請求項4記載の
    フェーズ・ロックド・ループ。
  6. 【請求項6】 前記第1と第2の位相比較器のグループ
    に属する位相比較器の各々の出力と前記周波数計測器の
    出力との加算手段を、前記第1と第2の位相比較器のグ
    ループに属する位相比較器の各々の出力端子と前記周波
    数計測器の出力端子とをすべて同一配線上に直接接続す
    る手段により実施することを特徴とする請求項4記載の
    フェーズ・ロックド・ループ。
  7. 【請求項7】 請求項1又は4記載のフェーズ・ロック
    ド・ループを具備することを特徴とする光ディスク装
    置。
JP25176899A 1999-09-06 1999-09-06 フェーズ・ロックド・ループ及び光ディスク装置 Pending JP2001076439A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25176899A JP2001076439A (ja) 1999-09-06 1999-09-06 フェーズ・ロックド・ループ及び光ディスク装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25176899A JP2001076439A (ja) 1999-09-06 1999-09-06 フェーズ・ロックド・ループ及び光ディスク装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001076439A true JP2001076439A (ja) 2001-03-23

Family

ID=17227639

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25176899A Pending JP2001076439A (ja) 1999-09-06 1999-09-06 フェーズ・ロックド・ループ及び光ディスク装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001076439A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9052367B2 (en) 2009-11-06 2015-06-09 Kabushiki Kaisha Toshiba MRI RF coil control signals modulated onto the RF coil clock signal

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9052367B2 (en) 2009-11-06 2015-06-09 Kabushiki Kaisha Toshiba MRI RF coil control signals modulated onto the RF coil clock signal

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TW421921B (en) PLL circuit
KR100190032B1 (ko) Efm 데이타 복원용 클럭 발생방법 및 그 방법을 수행하는 위상동기 루프
US7469367B2 (en) Phase error determination method and digital phase-locked loop system
US6498537B1 (en) Phase comparison circuit having a controlled delay of an input signal
US20030112913A1 (en) Generating a lock signal indicating whether an output clock signal generated by a PLL is in lock with an input reference signal
KR100654736B1 (ko) 기록정보 재생장치
JP3972868B2 (ja) デジタルpll装置
KR100205354B1 (ko) 데이터 분리 회로
US6580775B1 (en) Method of detecting frequency of digital phase locked loop
US6674330B2 (en) Recording clock generation circuit
US5293275A (en) Data recovery system for information recording media
US7109806B2 (en) Device and method for detecting phase difference and PLL using the same
JP2001076439A (ja) フェーズ・ロックド・ループ及び光ディスク装置
US20040070432A1 (en) High speed digital phase/frequency comparator for phase locked loops
JP2001135038A (ja) Pll回路及びデータ読み取り装置
JPH05174314A (ja) 2値データ記録システム
US6944252B2 (en) Phase comparator circuit
JPH11191270A (ja) Pll回路
US5889418A (en) Frequency detector of phase locked loop
JP4000472B2 (ja) 位相比較器
JP2004253057A (ja) クロック生成装置
JPH0877715A (ja) ディジタル記録再生装置の復調装置
JP2001195842A (ja) Pll発振回路
JP2001053600A (ja) Pll回路
JPH07141781A (ja) データ再生用pll回路の制御装置