JP2001076184A - 3次元表示方法および3次元表示装置 - Google Patents

3次元表示方法および3次元表示装置

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JP2001076184A JP25013199A JP25013199A JP2001076184A JP 2001076184 A JP2001076184 A JP 2001076184A JP 25013199 A JP25013199 A JP 25013199A JP 25013199 A JP25013199 A JP 25013199A JP 2001076184 A JP2001076184 A JP 2001076184A
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夏子 佐藤
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Yokogawa Medical Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 奥行き方向の異なる位置に多数の体内構造物
が存在するときでも見やすい画面を表示する。 【解決手段】 操作者が指定した体内構造物を抽出する
範囲に制限して3次元モデルから所定のCT値範囲のピ
クセル(画素)を抽出し、視点位置から見て最も手前に
ある体内構造物(例えば大腸D)の壁面およびその背後
にある別の体内構造物(例えば前記壁面の近傍を走行す
る血管B)を半透明にして重ねた如き内視鏡モードの3
次元イメージを作成し、表示する。 【効果】 必要な構造物のみを選択的に表示できるの
で、スッキリとした画面を表示できる。内視鏡モードの
3次元イメージを表示するのに有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、3次元表示方法お
よび3次元表示装置に関し、さらに詳しくは、奥行き方
向の異なる位置に多数の構造物が存在するときでも見や
すい画面を表示できる3次元表示方法および3次元表示
装置に関する。特に、X線CT(Computed Tomograph
y)装置などの医用画像診断装置において、内視鏡モー
ドの3次元イメージを表示するのに有用である。
【0002】
【従来の技術】図10は、従来のX線CT装置の一例を
示す構成図である。このX線CT装置500は、スキャ
ナ装置1と,画像処理装置52と,表示装置3と,入力
装置54とを具備して構成されている。前記画像処理装
置52は、3次元モデル作成部2aと,CT値範囲入力
部2bと,視点位置・視野中心線方向入力部2cと,内
視鏡モード3次元イメージ作成表示部52eとを含んで
いる。
【0003】スキャナ装置1は、患者Kを異なるスライ
ス(平板状の断層撮像領域)位置でスキャンし、複数の
スライスのスキャンデータを収集する。画像処理装置5
2の3次元モデル作成部2aは、前記複数のスライスの
スキャンデータを処理して、各スライスの2次元イメー
ジを作成し、それら2次元イメージから3次元モデルを
作成する。操作者は、内視鏡モードの3次元イメージを
作成したい体内構造物(例えば消化器管や血管など)の
CT値範囲を入力装置54から入力する。画像処理装置
52のCT値範囲入力部2bは、入力されたCT値範囲
を受け取り、内視鏡モード3次元イメージ作成表示部5
2eに渡す。
【0004】操作者は、前記体内構造物の内部空間に視
点位置(仮想の内視鏡のレンズ位置)を定め、その視点
位置を入力装置54から入力する。また、視野中心線方
向(仮想の内視鏡のレンズ光軸方向)を入力装置54か
ら入力する。画像処理装置52の視点位置・視野中心線
方向入力部2cは、入力された視点位置および視野中心
線方向を受け取り、内視鏡モード3次元イメージ作成表
示部52eに渡す。
【0005】画像処理装置52の内視鏡モード3次元イ
メージ作成表示部52eは、前記視点位置から前記視野
中心線方向に放射状に広がる視野内で前記CT値範囲の
ピクセル(画素)を3次元モデルから抽出し、前記視点
位置から見た体内構造物(例えば消化器管)の壁面およ
びその背後にある別の体内構造物(例えば血管)を半透
明にして重ねた如き3次元イメージを作成するボリュー
ムレンダリング(volume rendering)を行い、該3次元
イメージを表示装置3に表示する。
【0006】図11は、上記X線CT装置500を用い
て内視鏡モードの3次元イメージを表示する手順のフロ
ー図である。ステップV1では、患者Kを異なるスライ
ス位置でスキャンし、連続した複数の2次元イメージを
取得し、それら2次元イメージから3次元モデルを作成
する。
【0007】ステップV2では、操作者は、入力装置5
4を用い、上記複数の2次元イメージ中の適当な一つの
2次元イメージを選択する。ステップV3では、操作者
が、内視鏡モードの3次元イメージを作成したい体内構
造物(例えば大腸Dや血管B)のCT値範囲を上記選択
した2次元イメージから読み取って入力する。ステップ
V4では、操作者が、体内構造物の内部空間に視点位置
を定め、その視点位置を入力する。
【0008】ステップV56では、画像処理装置52の
内視鏡モード3次元イメージ作成表示部52eは、ボリ
ュームレンダリングを行い、前記視点位置から見た体内
構造物の壁面およびその背後にある別の体内構造物を半
透明にして重ねた如き3次元イメージを作成する。例え
ば、図12に示すように、大腸Dの内部空間(管腔内)
が表示上の「透明領域」Raとして透けて見え、大腸D
の壁面およびその壁面下を走行する血管B,B’が表示
上の「半透明領域」Rb’となる。この結果、例えば、
図13に示すような3次元イメージT’が作成される。
【0009】図11に戻り、ステップV57では、画像
処理装置52の内視鏡モード3次元イメージ作成表示部
52eは、前記3次元イメージT’を表示装置3に表示
する。ステップV8では、操作者が視点位置か視野中心
方向を変更したかチェックし、変更していないなら現在
の表示を維持し、変更したなら前記ステップV56に戻
って3次元イメージを更新する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のX線CT装
置500では、奥行き方向の異なる位置に多数の体内構
造物が存在するとき、種々の体内構造物が乱雑に重なり
合って表示されてしまい、画面が見にくくなる問題点が
ある。例えば、図13のように、大腸Dの壁面と,関心
のある血管Bと,関心のない血管B’とが重なり合って
表示されてしまうと、関心のある血管Bの走行状態を把
握し難くなる。そこで、本発明の目的は、奥行き方向の
異なる位置に多数の構造物が存在するときでも見やすい
画面を表示できる3次元表示方法および3次元表示装置
を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の観点では、本発明
は、奥行き方向の異なる位置にある複数の構造物を抽出
し、それらを半透明にして重ねて画面に表示する3次元
表示方法であって、前記抽出する範囲を操作者が指定で
きるようにしたことを特徴とする3次元表示方法を提供
する。上記第1の観点による3次元表示方法では、複数
の構造物を抽出する範囲を操作者が制限できるので、多
数の構造物が乱雑に重なりあって表示されて画面が見に
くくなることを軽減し、操作者が立体構造を明確に把握
できるようになる。すなわち、必要な(関心のある)構
造物を含み、不必要な(関心のない)構造物を含まない
ように抽出範囲を制限することで、必要な構造物のみを
半透明にして重ねて表示することができ、不必要な構造
物が表示される不都合を軽減することが出来る。
【0012】第2の観点では、本発明は、上記構成の3
次元表示方法において、前記抽出する範囲を、所定の奥
行き方向において最も手前にある構造物を基準として指
定できるようにしたことを特徴とする3次元表示方法を
提供する。上記第2の観点による3次元表示方法では、
構造物を抽出する範囲を、最も手前にある構造物を基準
として指定できるので、最も手前にある構造物とその背
後に近接して存在する別の構造物とを選択的に抽出する
ことが出来る。
【0013】第3の観点では、本発明は、上記構成の3
次元表示方法において、前記抽出する範囲を、視点位置
を基準として指定できるようにしたことを特徴とする3
次元表示方法を提供する。上記第3の観点による3次元
表示方法では、構造物を抽出する範囲を、視点位置を基
準として指定できるので、視点位置から所定の距離内に
存在する構造物を部分的に抽出することが出来る。
【0014】第4の観点では、本発明は、奥行き方向の
異なる位置にある複数の構造物を抽出する構造物抽出手
段と、前記抽出する範囲を操作者が指定する抽出範囲指
定手段と、前記抽出した構造物を半透明にして重ねて画
面に表示する表示手段とを具備したことを特徴とする3
次元表示装置を提供する。上記第4の観点による3次元
表示装置では、上記第1の観点による3次元表示方法を
好適に実施できる。したがって、多数の構造物が乱雑に
重なりあって画面が見にくくなることを軽減することが
出来る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図に示す実施の形態により
本発明をさらに詳細に説明する。なお、これにより本発
明が限定されるものではない。
【0016】−第1の実施形態− 図1は、本発明の第1の実施形態にかかるX線CT装置
100を示す構成図である。このX線CT装置100
は、スキャナ装置1と,画像処理装置2と,表示装置3
と,入力装置4とを具備して構成されている。前記画像
処理装置2は、3次元モデル作成部2aと,CT値範囲
入力部2bと,視点位置・視野中心線方向入力部2c
と,3次元モデル抽出範囲指定部2dと,内視鏡モード
3次元イメージ作成表示部5eとを含んでいる。
【0017】スキャナ装置1は、患者Kを異なるスライ
ス(平板状の断層撮像領域)位置でスキャンし、複数の
スライスのスキャンデータを収集する。画像処理装置2
の3次元モデル作成部2aは、前記複数のスライスのス
キャンデータを処理して、各スライスの2次元イメージ
を作成し、それら2次元イメージから3次元モデルを作
成する。操作者は、内視鏡モードの3次元イメージを作
成したい体内構造物(例えば消化器管や血管など)のC
T値範囲を入力装置4から入力する。画像処理装置2の
CT値範囲入力部2bは、入力されたCT値範囲を受け
取り、内視鏡モード3次元イメージ作成表示部2eに渡
す。
【0018】操作者は、前記体内構造物の内部空間に視
点位置(仮想の内視鏡のレンズ位置)を定め、その視点
位置を入力装置4から入力する。また、視野中心線方向
(仮想の内視鏡のレンズ光軸方向)を入力装置4から入
力する。画像処理装置2の視点位置・視野中心線方向入
力部2cは、入力された視点位置および視野中心線方向
を受け取り、内視鏡モード3次元イメージ作成表示部2
eに渡す。
【0019】操作者は、体内構造物を抽出する範囲を入
力装置4を用いて指定する。画像処理装置2の3次元モ
デル抽出範囲指定部2dは、体内構造物を抽出する範囲
を受け取り、内視鏡モード3次元イメージ作成表示部2
eに渡す。
【0020】画像処理装置2の内視鏡モード3次元イメ
ージ作成表示部2eは、前記体内構造物を抽出する範囲
に制限して、前記視点位置から前記視野中心線方向に放
射状に広がる視野内で前記CT値範囲のピクセル(画
素)を3次元モデルから抽出し、前記視点位置から見た
体内構造物(例えば消化器管)の壁面およびその背後に
ある別の体内構造物(例えば血管)を半透明にして重ね
た如き3次元イメージを作成するボリュームレンダリン
グを行い、該3次元イメージを表示装置3に表示する。
【0021】図2は、上記X線CT装置100を用いて
内視鏡モードの3次元イメージを表示する手順のフロー
図である。ステップV1では、患者Kを異なるスライス
位置でスキャンし、連続した複数の2次元イメージを取
得し、それら2次元イメージから3次元モデルを作成す
る。図3に、連続した複数の2次元イメージS1〜S7
を例示する。Dは、大腸である。Kは大腸Dの内部空間
である管腔である。Bは、操作者が関心を持っている動
脈などの血管である。B’は、操作者が関心を持ってい
ない血管である。
【0022】図2に戻り、ステップV2では、操作者
は、上記複数の2次元イメージ中の適当な一つの2次元
イメージを選択する。例えば2次元イメージS1〜S7
中のS5を選択する。ステップV3では、操作者が、内
視鏡モードの3次元イメージを作成したい体内構造物
(例えば大腸Dや血管B)のCT値範囲を上記選択した
2次元イメージから読み取って入力する。例えば、2次
元イメージS5において大腸DのピクセルのCT値範囲
が“300以上”であったなら、CT値範囲の下限値と
して“300”を入力する(必要なら、さらに上限値を
入力してもよい)。ステップV4では、操作者が、体内
構造物の内部空間に視点位置を定め、その視点位置を入
力する。例えば、図4に示すように、大腸Dの内部空間
である管腔K内の一点にカーソルUを合せてポインティ
ングする。また、視線中心線方向を入力する。例えば、
表示された2次元イメージの“奥方向”を入力する。
【0023】図2に戻り、ステップV5では、操作者
は、体内構造物を抽出する範囲を、所定の奥行き方向に
おいて最も手前にある体内構造物(本例では大腸Dの壁
面)を基準として入力装置4を用いて指定する。例え
ば、図5において、操作者が関心を持っている血管Bを
含み、操作者が関心を持っていない血管B’を含まない
範囲(本例では大腸Dの壁面からの深さ)を指定する。
ステップV6では、体内構造物を抽出する範囲に制限し
て3次元モデルから、前記視点位置から見た体内構造物
(例えば消化器管)の壁面およびその背後にある別の体
内構造物(例えば血管)を抽出し、それらを半透明にし
て重ねた如き3次元イメージを作成する。例えば、図5
に示すように、大腸Dの内部空間(管腔内)が表示上の
「透明領域」Raとして透けて見え、該「透明領域」R
aの外側で前記体内構造物を抽出する範囲に含まれる領
域(斜線領域で示す)すなわち大腸Dの壁面およびその
壁面近傍を走行する血管Bが表示上の「半透明領域」R
bとなる。この結果、例えば、図6に示すような3次元
イメージTが作成される。大腸Dの壁面に、操作者が関
心を持っている血管Bのみが半透明に重なっている(3
次元イメージTに、操作者が関心を持っていない血管
B’が含まれなくなる)。
【0024】図2に戻り、ステップV7では、画像処理
装置2の内視鏡モード3次元イメージ作成表示部2e
は、前記3次元イメージTを表示装置3に表示する。ス
テップV8では、操作者が視点位置か視野中心方向を変
更したかチェックし、変更していないなら現在の表示を
維持し、変更したなら前記ステップV6に戻って3次元
イメージを更新する。
【0025】以上のX線CT装置100によれば、体内
構造物を抽出する範囲を、所定の奥行き方向において最
も手前にある体内構造物を基準として指定するので、最
も手前にある体内構造物とその背後に近接して存在する
体内構造物を選択的に抽出することができ、関心のない
体内構造物が乱雑に重なりあって表示されることを防止
できる。
【0026】−第2の実施形態− 図7は、本発明の第2の実施形態にかかるX線CT装置
を用いて内視鏡モードの3次元イメージを表示する手順
のフロー図である。なお、X線CT装置の基本構成は、
図1のX線CT装置100と同様である。ステップV1
〜V4は、図2のステップV1〜V4と同じ処理であ
る。ステップV5aでは、操作者は、体内構造物を抽出
する範囲を、上記ステップV4で指定した視点位置を基
準として入力装置4を用いて指定する。例えば、図8に
おいて、視点位置から最大奥行位置Pまでの距離を指定
する。
【0027】図7に戻り、ステップV6aでは、体内構
造物を抽出する範囲に制限して3次元モデルから、前記
視点位置から見た体内構造物(例えば消化器管)の壁面
およびその背後にある別の体内構造物(例えば血管)を
抽出し、それらを半透明にして重ねた如き3次元イメー
ジを作成する。例えば、図8に示すように、部分的に抽
出された大腸Dαの内部空間(管腔内)が表示上の「透
明領域」R1として透けて見え、該「透明領域」R1の
外側で前記最大奥行位置Pまでの範囲に含まれる領域
(斜線領域で示す)が表示上の「半透明領域」R2とな
る。なお、体内構造物を抽出する範囲は、視線中心線方
向に直交する断面(点線Pで示す)で規定してもよい
し、前記距離を半径とする球面(一点鎖線Qで示す)で
規定してもよい。この結果、例えば、図9に示すような
3次元イメージTαが作成される。部分的に抽出された
大腸Dαの壁面に、部分的に抽出された血管Bαが半透
明に重なっている(3次元イメージTαに、体内構造物
を抽出する範囲外の区間の大腸Dや血管Bが含まれなく
なる)。
【0028】図7に戻り、ステップV7aでは、画像処
理装置2の内視鏡モード3次元イメージ作成表示部2e
は、前記3次元イメージTαを表示装置3に表示する。
ステップV8では、操作者が視点位置か視野中心方向を
変更したかチェックし、変更していないなら現在の表示
を維持し、変更したなら前記ステップV6aに戻って3
次元イメージを更新する。
【0029】以上のX線CT装置によれば、体内構造物
を抽出する範囲を、視点位置を基準として指定するの
で、視点位置から所定の距離内に存在する体内構造物を
部分的に抽出することができ、不必要な部分の体内構造
物が乱雑に重なりあって表示されることを防止できる。
【0030】−他の実施形態− (1)上記実施形態では、X線CT装置について説明し
たが、例えばMRI(magnetic resonance imaging)装
置などの他の画像診断装置に対しても、本発明を適用で
きる。 (2)上記実施形態では、大腸Dの内部空間から見た如
き内視鏡モードの3次元イメージを表示する場合につい
て説明したが、その他小腸、胃、食道、気管、尿道、ち
つ、子宮、卵管等内部が空洞となりうる組織体の内部空
間から見た如き内視鏡モードの3次元イメージを表示す
る場合にも、本発明を適用できる。 (3)内視鏡モード以外の3次元イメージを表示する場
合にも、本発明を適用できる。例えば、最も手前にある
臓器(胃や肝臓など)の背後を走行する多数の血管のう
ち関心のある血管のみを抽出して、半透明にして重ねて
表示することが出来る。 (4)MIP(Maximum Intensity Projection)処理や
レイサム(ray-summation)処理などの投影処理により
体内構造物を抽出する場合にも、本発明を適用できる。
【0031】
【発明の効果】本発明の3次元表示方法および3次元表
示装置によれば、視点位置から奥行き方向を見たとき
に、多数の構造物が重なり合ったり、入り組んだりして
存在する場合でも、構造物を抽出する範囲を操作者が制
限することで、必要な構造物のみを選択的に表示できる
ので、スッキリとした画面を表示することが出来る。特
に、ある視点から3次元組織を見たような3次元イメー
ジ(例えば内視鏡モードの3次元イメージ)を表示する
場合には、最も手前にある体内構造物(例えば臓器,気
管,消化器管)の背後に存在する別の体内構造物(例え
ば血管)の空間的状況を明確に認識でき、臨床上の有用
性が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態にかかるX線CT装置
を示す構成図である。
【図2】図1のX線CT装置を用いて内視鏡モードの3
次元イメージを表示する手順のフロー図である。
【図3】3次元イメージの基となる複数の2次元イメー
ジを示す模式図である。
【図4】2次元イメージ上で視点を入力する画面の説明
図である。
【図5】図2の手順により3次元イメージを作成する原
理を示す説明図である。
【図6】第1の実施形態のX線CT装置により得られた
3次元イメージを示す模式図である。
【図7】本発明の第2の実施形態にかかるX線CT装置
を用いて内視鏡モードの3次元イメージを表示する手順
のフロー図である。
【図8】図7の手順により3次元イメージを作成する原
理を示す説明図である。
【図9】第2の実施形態のX線CT装置により得られた
3次元イメージを示す模式図である。
【図10】従来のX線CT装置の一例を示す構成図であ
る。
【図11】従来のX線CT装置を用いて内視鏡モードの
3次元イメージを表示する手順のフロー図である。
【図12】図11の手順により3次元イメージを作成す
る手順を示す説明図である。
【図13】従来の手順により得られた3次元イメージを
示す模式図である。
【符号の説明】
100 X線CT装置 1 スキャナ装置 2 画像処理装置 2a 3次元モデル作成部 2b CT値範囲入力部 2c 視点位置・視野中心線方向入力部 2d 3次元モデル抽出範囲指定部 2e 内視鏡モード3次元イメージ作成表示部 3 表示装置 4 入力装置 B,B’,Bα 血管 D,Dα 大腸 K 管腔 Ra,R1 透明領域 Rb,R2 半透明領域 S1〜S7 2次元イメージ T,Tα 3次元イメージ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 奥行き方向の異なる位置にある複数の構
    造物を抽出し、それらを半透明にして重ねて画面に表示
    する3次元表示方法であって、前記抽出する範囲を操作
    者が指定できるようにしたことを特徴とする3次元表示
    方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の3次元表示方法におい
    て、前記抽出する範囲を、所定の奥行き方向において最
    も手前にある構造物を基準として指定できるようにした
    ことを特徴とする3次元表示方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の3次元表示方法におい
    て、前記抽出する範囲を、視点位置を基準として指定で
    きるようにしたことを特徴とする3次元表示方法。
  4. 【請求項4】 奥行き方向の異なる位置にある複数の構
    造物を抽出する構造物抽出手段と、前記抽出する範囲を
    操作者が指定する抽出範囲指定手段と、前記抽出した構
    造物を半透明にして重ねて画面に表示する表示手段とを
    具備したことを特徴とする3次元表示装置。
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