JP2001075989A - 情報提示装置および方法、ならびに情報提示プログラムを記録したコンピュータで読取可能な記録媒体 - Google Patents

情報提示装置および方法、ならびに情報提示プログラムを記録したコンピュータで読取可能な記録媒体

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JP2001075989A
JP2001075989A JP25168699A JP25168699A JP2001075989A JP 2001075989 A JP2001075989 A JP 2001075989A JP 25168699 A JP25168699 A JP 25168699A JP 25168699 A JP25168699 A JP 25168699A JP 2001075989 A JP2001075989 A JP 2001075989A
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Mitsuru Mizuguchi
充 水口
Azusa Umemoto
あずさ 梅本
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Sharp Corp
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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    • G06F40/103Formatting, i.e. changing of presentation of documents
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内容把握が容易となるように文章データを提
示できる情報提示装置、および方法ならびに情報提示プ
ログラムを記録した記録媒体を提供する。 【解決手段】 文章解析部202は、文章記憶部201
から所望される文章データ208を読出して解析して、
文章データ208の特性情報CDIを得て、文章特性記
憶部203に格納する。表示属性設定部205は、文章
特性記憶部203中の特性情報CDIに基づいて特性・
表示属性対応テーブル群204を検索して、該文章デー
タ208対応する表示属性を設定する。表示生成部20
6は、設定された表示属性に従い該文章データ208の
表示態様を決定し、決定された態様で文章データが表示
部207に表示される。したがって、文章データ208
の表示態様を一瞥するだけで、文章データ208の内容
を読まなくても、その内容が示唆する特性を速やかに類
推できて、その内容を容易に把握できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は文章情報をユーザ
に提示する情報提示装置および方法、ならびに情報提示
プログラムを記録したコンピュータで読取可能な記録媒
体に関し、特に文章情報が有する特性に応じて文章情報
の提示の仕方を変えることにより文章情報の内容を確認
しやすくして提示する情報提示装置および方法、ならび
に情報提示プログラムを記録したコンピュータで読取可
能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】情報のデジタル化に伴い、ニュースなど
のさまざまな文章データが得られるようになっている。
これらの文章データはコンピュータのディスプレイや電
光掲示板などに表示されるので、ユーザは文章データの
内容を読むことができる。また、音声化された文章デー
タの内容を携帯型の電話などで聞くこともできる。しか
し、文章データが表示される場合には、ユーザは文章を
読まないとその内容を確認できないし、また文章データ
が音声で提示される場合は、ユーザが注意深く文章デー
タの内容を聞かないとその内容を確認できない。そのた
め大量の文章データがある場合には、文章データのどの
部分が必要とされる情報であるかを簡単に判断すること
は困難であった。
【0003】このような課題を解消するために、特開平
9−190438号公報に示される情報処理装置が提案
された。この情報処理装置では、文章データは複数の単
語に分割され、各単語には付加情報が付与されて、単語
ごとに付加情報に応じた文字の色やサイズなどの表示属
性が変更されて、文章データが表示される。これによっ
て、表示される文章データの内容を容易に把握できると
いう特徴を有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の特開平9−19
0438号公報に示される情報処理装置では、表示属性
が変更される対象は単語単位であるため表示全体が散漫
になる傾向がある。そのため、各単語を確認する必要が
生じて、文章全体の内容は依然として把握しにくかっ
た。また、文章の表示属性が部分的(単語ごとに)変更
されるため、文章の可読性は低くなった。また、電光掲
示板のように文章データをスクロール表示させたり文章
データの一部分を切換えながら表示させる場合には、該
公報による手法は効果がなかった。また、HTML(Hy
per Text Mark-up Languageの略)などにおけるハイパ
ーリンクが文章データ中にあっても、リンクの表示属性
はリンクを示す単語自体で決定されるので、リンク先の
文章データの内容は表示属性に反映されなかった。
【0005】それゆえにこの発明の目的は、文章データ
の内容把握が容易となるようにして文章データを提示す
る情報提示装置および方法、ならびに情報提示プログラ
ムを記録したコンピュータで読取可能な記憶媒体を提供
することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の1つの局面に
係る情報提示装置は、1つ以上の文章データを含む情報
を記憶する記憶手段と、情報を外部に出力するために、
表示部を有する出力手段と、記憶手段中の所定文章デー
タで示される内容に対応した特性を示す特性情報を含む
所定情報に基づいて、所定文章データを出力するための
1種類以上の属性を決定する属性決定手段と、決定され
た属性に従って、所定文章データを表示部に表示させる
ための表示制御手段とを備えて構成される。
【0007】この発明のもう一つの局面に係る情報提示
方法は、所定の文章データで示される内容に対応した特
性を示す特性情報を含む所定情報に基づいて、所定文章
データを出力するための1種類以上の属性を決定する属
性決定ステップと、決定された属性に従って、所定文章
データを表示するための表示ステップとを備えて構成さ
れる。
【0008】この発明のもう一つの局面に係る情報提示
プログラムを記録したコンピュータで読取可能な記録媒
体において、情報提示プログラムは、情報提示方法をコ
ンピュータで実行するためのものである。詳細には、情
報提示方法は、所定の文章データで示される内容に対応
した特性を示す特性情報を含む所定情報に基づいて、所
定文章データを出力するための1種類以上の属性を決定
する属性決定ステップと、決定された前記属性に従っ
て、所定文章データを表示するための表示ステップとを
備えて構成される。
【0009】上述した、情報提示装置、方法およびプロ
グラムのそれぞれによれば、所定文章データの出力のた
めの属性は、該文章データの特性に応じて決定されて、
決定された属性に従って該文章データは表示されるの
で、表示された文章をながめるだけで該文章データの内
容を把握することができる。
【0010】上述の情報提示装置においては、1つ以上
の文章データがリンクにより関連付けられる場合に、記
憶手段にはリンクを示す1つ以上のリンク文字列がさら
に記憶されて、属性決定手段は、記憶手段中の所定リン
ク文字列のリンク先の所定文章データの所定情報に基づ
いて、所定リンク文字列の1種類以上の属性を決定する
リンク属性決定手段を有し、表示制御手段は、決定され
た属性に従って、所定リンク文字列を表示部に表示させ
るためのリンク表示制御手段を有する。
【0011】したがって、ハイパーリンクなどのリンク
を示すリンク文字列は、リンク先の文章データの特性に
応じて決定された属性に従って表示されるので、リンク
をたどる前にリンク先の文章データの内容を、リンク文
字列の表示態様から把握することができる。
【0012】上述の情報提示装置は、好ましくは、所定
文章データを解析して、特性を抽出する特性抽出手段を
さらに有する。したがって、所定文章データの特性は文
章データを解析することによって得られるので、文章デ
ータ毎に予め特性が設定されていなくても、所定文章デ
ータの内容に応じた属性を決定することが容易に可能と
なる。
【0013】上述の情報提示装置は、好ましくは、所定
情報には、特性に対応するユーザの興味を示す興味情報
がさらに含まれる。したがって、所定文章データの特性
に対するユーザの興味の程度に応じて、属性が決定され
るので、ユーザの興味がある文章データを効率的に探し
て表示させることが可能となる。
【0014】上述の情報提示装置は、好ましくは、興味
情報は、所定文章データが、表示されて参照された履歴
を示す情報に基づいて決定される。したがって、ユーザ
の興味は、ユーザの文章データの参照履歴に基づいて抽
出されるから、どのような文章の特性に興味があるか
を、ユーザは予め設定しなくてもよい。
【0015】上述の情報提示装置において、好ましく
は、属性決定手段は、1種類以上の特性のそれぞれと、
1種類以上の属性のそれぞれとが対応付けられたテーブ
ルと、所定文章データに対応の属性をテーブルから検索
する検索手段とを有する。したがって、属性は、文章デ
ータの特性と属性とを対応付けるテーブルが検索されて
決定されるので、テーブルの内容がリアルタイムに更新
されていくことにより、同じ特性を持つ文章データが連
続して表示されても、それぞれ異なる属性で表示でき
て、文章データの区別が容易となる。
【0016】上述の情報提示装置は、好ましくは、属性
決定手段は、所定文章データの特性に基づいて、属性を
計算して決定する。したがって、計算により、文章デー
タの作成時間などの連続量で表わされる特性を、表示さ
れる文字の大きさなどの連続量で表わされる属性に対応
付けることができる。
【0017】上述の情報提示装置は、好ましくは、1種
類以上の属性には、表示される文字のフォントが含まれ
る。したがって、文章データの特性は文字のフォントで
表現されるので、直感的に所定文章データの内容を把握
することが可能となる。
【0018】上述の情報提示装置は、好ましくは、1種
類以上の属性には、情報の表示色が含まれる。したがっ
て、所定文章データの特性は表示色で明示されるから、
所定文章データが、文字が読めないくらい小さく表示さ
れたとしても、表示される文章データの内容を、その表
示色から容易に把握することができる。
【0019】上述の情報提示装置は、好ましくは、表示
部にて情報が、移動しながら表示される場合に、1種類
以上の属性には、この移動のパターンが含まれる。した
がって、所定文章データの特性を移動パターンで表現す
ることができる。それゆえにから、たとえば表示におけ
る移動開始位置を特性ごとに異なるようにすれば、所望
する特性の文章データに注目するには、特定の移動開始
位置を注視すればよく、ユーザは、容易に所望する文章
データを選択して確認することが可能となる。
【0020】上述した情報提示装置は、好ましくは、1
種類以上の属性は、出力手段にて実現が可能な出力の態
様により決定される。したがって、表示部を含む出力部
がネットワークに接続されているような不特定のもので
あっても、出力部の性能に合せた属性を利用することが
できる。
【0021】上述の情報提示装置は、好ましくは、出力
手段は、音声を出力するための音声出力部をさらに有
し、所定文章データの特性に対応した所定音声を、所定
文章データの表示に同期して、音声出力部から出力させ
るための音声制御手段をさらに備える。したがって、所
定文章データの特性に対応する音声が、該文章データの
表示に同期して出力されるから、電光掲示板などが表示
部として採用されたとしても、文章データが表示される
のを見逃すことは防止される。
【0022】上述の情報提示装置は、好ましくは、所定
文章データは、所定音声と同期させて、音声出力部から
音声にして出力される。したがって、所定文章データは
音声で出力されるので、音声を聞くだけで文章データの
内容を知ることができる。
【0023】上述の情報提示装置は、好ましくは、1つ
以上のリンク文字列から所定リンク文字列を選択するた
めの選択手段をさらに有し、、所定リンク文字列が選択
されたことに応答して、所定文章データの特性に対応し
た所定音声を、音声出力部から出力させる音声制御手段
とをさらに備える。したがって、リンク文字列が選択さ
れたときには、リンク先の所定文章データの特性に応じ
た音声が出力されるから、リンク先の文章データの内容
を音声で確認することができる。
【0024】上述の情報提示装置は、好ましくは、音声
制御手段は、音声出力部から出力される音声を、所定文
章データの特性に基づいて定位させる定位手段を有す
る。したがって、所定文章データの特性に応じて音声が
定位する位置は変更されるから、出力される文章データ
の内容を、音声の聞こえる方向に基づいて連想すること
が容易に可能となる。
【0025】上述の情報提示装置は、好ましくは、所定
文章データに関連する各種の情報を、所定文章データの
表示に同期して、出力手段を介して出力させる。したが
って、所定文章データに関連する各種の情報が、たとえ
ば画像、映像および音声などの多様な情報が、所定文章
データと関連させて表示あるいは音声出力されて、より
明確に、所定文章データの内容を把握することができ
る。
【0026】上述の記憶手段において、リンク文字列
は、文章データとは別にして記憶されてもよく、また、
文章データ中にリンク文字列が含まれてもよい。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、この発明の各実施の形態に
ついて図面を参照し詳細に説明する。
【0028】(第1の実施の形態)以下、この発明の第
1の実施の形態について説明する。
【0029】図1は、この発明の第1および第2の実施
の形態に係る情報提示装置のブロック構成図である。図
1おいて情報提示装置は一般的なコンピュータの構成を
有する。図において情報提示装置はCPU(中央処理装
置の略)101、各種プログラムおよび各種データが格
納されるROM(リードオンリメモリの略)102、後
述する辞書データ214および補助辞書データ218を
含む各種データが格納されるRAM(ランダムアクセス
メモリ)103、外部記憶媒体112がセットされて、
記憶媒体112をアクセスするための外部記憶媒体ドラ
イバ104、外部にデータを表示するための表示装置1
06およびこれをコントロールするための表示コントロ
ーラ105、外部に音声を出力するための音声出力装置
108およびこれをコントロールするための音声コント
ローラ107、インターネットを含む通信ネットワーク
111を該装置と接続するための通信コントローラ10
9、および外部操作されて外部からのデータを入力する
ための入力装置110を含む。
【0030】CPU101は該装置全体の動作を制御お
よび管理する。表示コントローラ105はCPU101
がROM102、RAM103、外部記憶媒体112に
記憶されているデータを処理することによって生成され
た表示内容を管理して、表示装置106に表示する。表
示装置106は、CRT(陰極線管の略)や液晶ディス
プレイやLED(発光ダイオードの略)ディスプレイな
どからなる。音声コントローラ107は、CPU1がR
OM102、RAM103、外部記憶媒体112に予め
記憶されているデータを処理することによって生成され
た音声データを管理し、音声出力装置108を用いて再
生する。音声出力装置108は、スピーカやヘッドホン
からなる。通信コントローラ109はモデムやTCP/
IP(Transmission Control Protocol/Internet Proto
colの略)コントローラなどであり、インターネットな
どを含む通信ネットワーク111を介してデータの入出
力を行なう。入力装置110はキーボードやマウスなど
からなる。
【0031】図2は、図1の情報提示装置における機能
構成ブロック図である。図2において、情報提示装置
は、文章記憶部201、文章解析部202(210)、
文章特性記憶部203、特性・表示属性対応テーブル群
204、表示属性設定部205、ならびに表示装置10
6に対応する表示生成部206および表示部207を含
む。
【0032】文章記憶部201には、複数の文章データ
208(209)が記憶されるとともに、後述するよう
に文章データ209のそれぞれについてハイパーリンク
によるリンク文字列503が記憶される。文章記憶部2
01に記憶される文章データはROM102、RAM1
03および外部記憶媒体104に固定的に記憶されるデ
ータであってもよいし通信コントローラ109を介して
外部の通信ネットワーク111から受信されるようなデ
ータであってもよい。文章記憶部201に記憶される文
章データ208(209)は、通常のテキストデータの
他に、SGML(Standard Generalized Markup Langua
geの略)やXML(eXtensible Markup Language
の略)などのマークアップ言語によって特性情報が付与
されたデータであってもよい。
【0033】なお、リンク文字列503は文章データ2
09と個別に記憶されなくてもよい。たとえば、文章デ
ータ209中のどの部分の文字列がリンク文字列503
であるかを特定するような情報を記憶するようにしても
よい。たとえば、HTML文書(WWWページ)のよう
に、文書中の特定の文字列に、別の文書にリンクするた
めの情報を持たせるようにしてもよい。
【0034】文章解析部202(210)は、文章記憶
部201に記憶される文章データ208(209)を解
析して、文章データ208(209)の特性を計算す
る。文章データ208(209)SGMLやHTMLや
XMLなどのマークアップ言語によって特性情報が付与
されたデータであれば、これを利用して解析すればよ
い。
【0035】図3には文章データ208の一例が示され
る。文章データ208中の各部分データは、その内容を
示すために各種のタグが付与される。たとえば、図3に
示されるように文章データ208のタイトルを示す部分
には、対応の部分データはタイトルであることを示す<
title>タグ301と</title>タグ302が付与され
て、該文章データ208の示す内容が該当する分類を示
す部分には、対応の部分データは分類であることを示す
<category>タグ303と</category>タグ304が
付与されて、該文章データ208が配信された時間を示
す部分には、対応の部分データは配信時間であることを
示す<date>タグ305と</date>タグ306が付与
されて、文章データ208の本文部分には、対応の部分
データは本文であることを示す<body>タグ307と<
/body>タグ308が付与されて、該文章データ208
の重要度の程度を示す部分には、対応の部分データは重
要度の程度であることを示す<imp>タグ309と</im
p>タグ310が付与されて、および該文章データ20
8が参照された履歴を示す部分には、対応の部分データ
は参照履歴であることを示す</ref>タグ311と<re
f>タグ312が付与されて、それぞれ特定されながら
記述されている。
【0036】従って、文章解析部202では、図3の文
章データ208は、付与されたタグで示されるデータに
基づいて解析されて、特性情報が取得される。つまり、
文章データ208は、たとえば、「社会」という分類に
属し、「1999年5月21日8時46分」に配信され
たことが、該文章データの特性情報として、特定され
る。文章解析部202では、文章データ208中に付与
されたこれらのタグで示される内容を抽出することによ
って文章データ208の特性情報を得て、<title>タ
グ301や<body>タグ307で示される内容を取出す
ことによって表示されるテキストデータを得て、それぞ
れ文章特性記憶部203に特性情報CDIとして記憶さ
れる。
【0037】特性・表示属性対応テーブル群204は、
文章データ208から得られた1つ以上の特性情報CD
Iのそれぞれについて、表示部207における表示態様
を特定するための表示属性データATIとの対応関係が
格納された特性・表示属性対応テーブルTBi(i=
1、2、3、…)を含む。図4(A)〜(D)には特性
・表示属性対応テーブルTB1〜TB4の一例が示され
る。図4(A)〜(D)では、文章データ208中のタ
グ303〜306、タグ309〜310にて指示される
分類、重要度、配信の日時および参照履歴を示す特性デ
ータCD1〜CD4のそれぞれに対応して、表示におけ
るフォント、字体の装飾、色、影の有無を示す表示属性
データATiが割当てられている。
【0038】たとえば、文章データ208の解析により
得られた特性情報CDIが、文章データ208に関して
分類が“社会”であり、重要度が“高い”を示し、配信
された日時が“1時間以内”に配信されたことを示し、
参照履歴が“未参照”を示す場合には、表示属性設定部
205により特性情報CDiに基づいて、特性・表示属
性対応テーブルTB1〜TB4が検索されて、対応する
表示属性データATiが読み出されて、設定される。
【0039】表示生成部206は、設定された表示属性
データATiを参照して、文章データ208が、ゴシッ
ク体の太字で、赤色で影が付けられて表示部207に表
示されるように制御する。
【0040】なお、特性・表示属性対応テーブル群20
4に含まれる各テーブルTBiの内容は固定である必要
はなく、システムの状態により変更してもよい。たとえ
ば、表示部207において表示可能な表示属性に基づい
て、特性・表示属性対応テーブル群204の内容を設定
すれば、表示装置106が白黒表示のディスプレイであ
る場合には、色の情報を表示属性データAT3として使
用しないように、柔軟に対応することができる。
【0041】また、分類を示す特性データCD1のそれ
ぞれについて、異なるフォントを示す表示属性データA
T1が複数個設定された特性・表示属性対応テーブルT
B1を準備してもよい。この場合には、表示属性設定部
205により、文章データ208ごとに順番に表示フォ
ントの種類が切換設定されるようにすれば、同じ分類に
属する複数の文章データ208が連続して表示される場
合であっても、それぞれの文章データ208の表示時の
文字のフォントにより、次の文章データ208に切換え
表示されたことを報知できる。
【0042】表示生成部206は文章記憶部201に記
憶される文章データ208を、表示属性設定部205に
より設定された1つ以上の表示属性ATiを用いて、表
示部207にて表示される内容に生成する。表示生成部
206で生成された表示内容は、表示部207に与えら
れて、ここで表示される。
【0043】図5には、図1の情報提示装置の第1の実
施の形態に係る概略処理フローチャートが示される。図
5において、まずCPU101により文章記憶部201
に記憶される複数の文章データ208の中から、次に表
示すべき文章データ208が選択的に読出される(ステ
ップS401)。この場合、読出される文章データ20
8は、複数の文章データ208の文章記憶部201に記
録された順番、文章データ208のタイトルの50音順
番、文章データ208の重要度の順番などの情報に基づ
いて、選択されるようにしてもよい。また、これらの順
番の情報を複数種類組合わせた順番に基づいて選択する
ようにしてもよい。また、文章データ208の検索結果
や参照履歴など、システムの状態に応じた情報に基づい
て選択するようにしてもよい。また、ランダムに選択し
てもよい。また、文章データ208が通信ネットワーク
111から受信される場合には、受信した順番に基づい
て選択されるようにしてもよい。
【0044】次に、読出された文章データ208の特性
情報CDIが解析により特定される(ステップS40
2)。特性の解析方法については前述したとおりであ
る。次に、表示属性設定部205により、特定された特
性情報CDIに基づいて特性・表示属性対応テーブル群
204が検索されて、表示属性データATiが設定され
る(ステップS403)。次に、表示生成部206およ
び表示部207により、ステップS401で選択された
文章データ208は、ステップS403で設定された表
示属性データATiで示される表示態様に従って表示さ
れる。
【0045】図6(A)〜(F)には、この発明の第1
の実施の形態において電光掲示板に文章データをスクロ
ールさせながら表示する例が示される。表示装置106
および表示部207が電光掲示板に対応するものであ
り、この電光掲示板に、図6(A)のような文章データ
208が表示されると想定する。文章データ208の特
性情報CDIは、分類が“社会”であり、重要度が“高
い”であり、“1時間以内”に配信されたことを示し、
参照履歴が“未参照”を示しているものとする。このよ
うな特性情報CDIに基づいて特性・表示属性対応テー
ブル群204を検索することによって、文章データ20
8はゴシック体の文字で、赤色で影が付されて電光掲示
板にスクロール表示されることになる。つまり図6
(B)のように表示開始されて、文章データ208で示
される各文字列は、自動的に電光掲示板の右から左方向
にスクロール表示されていく。なお、この例では、文章
データ208の先頭データが表示されていることを示す
ために、先頭データに対しては、白抜きの丸(〇)が付
されて表示される。
【0046】以降、スクロール表示が継続して行なわれ
て図6(C)のように表示されたときも、文章データ2
08全体が同じ表示属性ATiに従って表示されるの
で、ユーザは電光掲示板における文章データ208の表
示の態様を一瞥するだけで、表示されている文章データ
208の特性を知ることができる。それゆえに、文章デ
ータ208の一部分しか見ていなくても、文章データ2
08で示される内容を理解することが容易になる。
【0047】スクロール表示がさらに続き図6(D)の
ように、一度は見逃してもよいように、同じ文章データ
208が二度表示される。このとき二度目の表示内容
は、既に一度表示されているので、文章データ208の
タグ311と312で示される参照履歴は“有り”と設
定される。したがって、二度目に表示される文章データ
208は、図4(D)の特性・表示属性対応テーブルT
B4の内容に基づいて影なしで表示されることになる。
【0048】このように、表示態様が設定されながら文
章データ208が表示されることで、同じ文章データ2
08が二度繰返してスクロール表示される際には、ユー
ザは見ている文章データ208は二度目に表示されてい
るものであるか否かを、その表示の態様で速やかに知る
ことができる。したがって、一度目の表示途中から文章
データ208を見ていた場合は、しばらく待機すれば再
度、文章データ208が表示されるであろうことを容易
に判断できる。
【0049】さらに、図6(E)のような別の文章デー
タ208が連続して表示されるとする。この場合には、
文章データ208に関して得られた特性情報CDIが、
分類は“スポーツ”で、重要度は“通常”であり、かつ
“今日”に配信されたことを示し、さらに参照履歴は
“参照済”であることを示している場合には、図4
(A)〜(D)の特性・表示属性対応テープTB1〜T
B4が検索されることにより対応する表示属性データA
Tiが特定される。したがって、図6(E)の文章デー
タ208は、図6(F)のように、文字フォントについ
ては勘亭流であって、文字の装飾なしで、青色で、そし
て影なしで表示されることになる。ユーザは表示されて
いる文章データ208の表示の態様を確認するだけで、
別の異なる文章データ208に切換表示されたことを容
易に認識できる。
【0050】また、ここで、表示装置106として、ス
クロールの速度をユーザにより調整される電光掲示板を
想定する。この場合、第1の実施の形態によれば、文字
を読まなくても提示される文章データ208の特性を把
握することが可能となるので、ユーザは、文章データ2
08を順次高速にスクロールさせていき、興味を持った
文章データ208が表示されていることを、その表示態
様(表示の属性データAT3で示される表示態様)で確
認したら、スクロール速度が遅くなるように調整して、
文章データ208の内容をゆっくりと読んで把握するこ
とができる(第2の実施の形態)以下、この発明の第2
の実施の形態について、表示装置106として文章デー
タの文字をスクロールさせながら表示する電光掲示板が
採用される場合について説明する。ここでは、文章記憶
部201の各文章データは、ハイパーリンクにより結合
されると想定しており、リンク先の文章データを参照す
るハイパーリンクのリンク文字列がスクロール表示され
る。
【0051】図7(A)と(B)では、この発明の第2
の実施の形態による文章データ209が示される。文章
データ209は、ハイパーリンクを利用して作成された
文章データであって、図7(A)には、ハイパーリンク
を示すリンク文字列503が示される。つまり図7
(A)では、タグ<a href=“fire:/data/news/99
0521_1.xml”>というタグによって、該タグ
に続くリンク文字列503は、/data/news/99052
1_1.xmlで示されるファイルにリンクされている
ことが示される。一方/data/news/990521_1.
xmlで示されるファイルの内容は、図7(B)に示さ
れるようなリンク先の文章データ209で示される。
【0052】図7(B)の、リンク先の文章データ20
9は、図3で示されたようなタグ301〜312で示さ
れる特性情報は付与されていないので、文章解析部21
0によりタグの情報を用いることなく解析されて、特性
情報CDIが特定される。具体的には、たとえば、文章
データ209は、文章解析部210により形態素解析さ
れて、複数の単語に分解されて、各単語ごとに重要度と
分類とに関する情報が設定され、これら情報が統合され
ることで、文章データ209の特性情報が計算される。
この方法以外にも、たとえば特開平6−195388号
公報に開示されている方法を用いてもよい。
【0053】図8には、図7(B)の文章データ209
が形態素解析された結果が表形式にて示される。文章デ
ータ209を形態素解析すると、図8で示されるような
複数の単語211と、複数単語211のそれぞれについ
てその品詞を示す品詞データ212と、重みを示す重み
データ213とが得られる。ここでは、文章データ20
9の特性に影響しない助詞などの品詞データ212を有
した単語211は、形態素解析の結果からは取除かれて
いる。図8で示されるように、それぞれの単語211に
対する重みデータ213で示される重みは、文章データ
209中に該単語211が出現する頻度が高いほど大き
く、逆に他の文章データ209中に出現する頻度が高い
ほど小さくなるように設定される。
【0054】次に、図1のRAM103に予め登録され
た辞書データ214を用いて各単語211の特性が決定
される。図9には、図1の辞書データ214の内容例が
示される。図において、辞書データ214は、複数の見
出し語215と、各見出し語215に対して「文化」、
「芸術」、「趣味」などの特性を示す特性項目216i
(i=1〜n)に対応の関連度217j(j=1、2、
3、…)とが設定されている。文章解析部210は、図
8の各単語211に基づいて図9の辞書データ214を
検索して、対応する見出し語215を特定して、特性さ
れた各見出し語215に対応する複数の関連度217j
の値に、対応する単語211の重みデータ213を乗じ
て、この乗算結果値を特性項目216iごとに足し合せ
る。結果として、文章データ209全体として、どの特
性項目216iの値が高いかに応じて、文章データ20
9の特性情報CDIを求めることができる。
【0055】図10には、図1の補助辞書データ218
の内容例が示される。複数の時事キーワードが見出し語
219として登録された補助辞書データ218は、内容
が随時更新されるので、辞書データ214にこれを併用
し、かつ補助辞書データ218が優先的に参照(検索)
されることで、ニュースなどの文章データ209の特性
情報CDIを正確に計算できる。
【0056】図10の補助辞書データ218において
は、見出し語219の「トキ」には、図9の辞書データ
214とは異なる値の関連度220jが設定されてい
る。また、見出し語219においては「ヤンヤン」のよ
うに未定義語や、「小渕」「コソボ」といった固有名詞
についても、関連度220jが設定されている。ニュー
スの文章データ209に対して補助辞書データ218が
優先して参照される場合は、見出し語219は、ニュー
ス性を失ったら補助辞書データ218から削除すればよ
いし、別の分野(特性項目216i)で注目されるよう
になったら、対応する関連度220jの値を変更すれば
よい。以上のようにして、文章データ解析部210によ
り文章データ209を解析して、その特性情報CDIを
計算により求めることができる。
【0057】図11〜図16を参照して、第2の実施の
形態による文章データ209の表示例を説明する。図1
1には、第2の実施の形態における表示領域501と文
章データ209の特性との対応関係が説明される。図1
1において、図1の表示装置106の矩形状の表示領域
501の周辺の領域は、文章データ209の特性項目2
16iのそれぞれに対応する複数の特性領域502iに
分割される。図7(A)のリンク文字列503は、リン
ク先の文章データ209を解析して求められた特性情報
CDIに対応した特性領域502iから、表示領域50
1内の方向に移動しながら現われるように表示される。
【0058】図12〜図16は、図11におけるリンク
文字列503の表示例を説明する図である。たとえば、
図7の「トキのひな、誕生秒読み」というリンク文字列
503のリンク先の文章データ209の特性情報CDI
が“社会”を示している場合に、リンク文字列503
は、図11の特性情報CDIに一致する特性項目216
i(“社会”)に対応する特性領域502iから表示領
域501内へ入ってくるように移動しながら表示され
(図12参照)、そのまま表示領域501中を移動し
(図13参照)、その後、表示領域501中で矢印A方
向に移動方向を変えて(図14参照)、入ってきた位置
に対応の特性領域502iから再び表示領域501外へ
出て行くように移動表示される(図15参照)。
【0059】このようにして、文章解析部210の解析
結果により得られた特性情報CDIと表示領域501に
おける表示開始位置とを対応付けることができる。それ
ゆえに、リンク文字列503が表示領域501内に現わ
れたときに、ユーザはその表示開始位置に基づいて、リ
ンク先の文章データ209の内容を知ることができ、興
味のある内容を持つリンク文字列503を参照すること
が容易となる。
【0060】さらに、図16のように表示領域501に
おいて移動中のリンク文字列503を、ユーザが入力装
置110のマウスカーソル514で指示すると、リンク
先の文章データ209を表示するウィンドウ505が提
示される。
【0061】別の表示例としては、次のようなものがあ
る。つまり、文章データ解析部210において、文章デ
ータ209の第1位の特性情報CDIと第2位の特性情
報CDIとを上述の解析により計算して求める。そし
て、リンク文字列503を、第1位の特性情報CDIに
対応する特性領域502iから表示領域501内に入
り、表示領域501内で表示されて、表示領域501内
から第2位の特性情報CDIに対応する特性領域502
iへ出て行くように、移動表示させる。このような、表
示領域501におけるリンク文字列503の移動パター
ンから、ユーザは文章データ209の示す内容を、より
詳しく知ることができる。
【0062】また、リンク文字列503に関して重要度
の情報を有して、重要度の高いリンク文字列503は表
示領域501中で1巡回させるなど、特性情報CDIと
は異なる他の特性に応じた移動パターンを生成して、移
動表示させるようにしてもよい。
【0063】また、リンク文字列503の移動パターン
は、2次元的なものに特定されず、3次元的に移動させ
るように計算されたものであってもよい。同時に、複数
のリンク文字列503を移動させながら表示させてもよ
い。
【0064】図17は、この発明の第2の実施の形態に
よるリンク文字列を表示する処理の概略フローチャート
である。図17を参照して、リンク文字列503を表示
する処理について説明する。まず、CPU101により
文章記憶部201に記憶される複数個のリンク文字列5
03の中から、次に表示されるべきリンク文字列503
が選択されて読出される(ステップS601)。どのリ
ンク文字列503を選択するかの手順は、前述した図5
におけるステップS401と同様である。
【0065】次に、選択されて読出されたリンク文字列
503のリンク先の文章データ209を参照して、上述
した文章データ解析部210の解析処理により、その特
性情報CDIが求められる(ステップS602)。次
に、求められた特性情報CDIから、リンク文字列50
3の表示領域501における移動パターンが生成される
(ステップS603)。
【0066】次に、リンク文字列503の表示領域50
1における表示開始時刻からの経過時間に基づいて、表
示位置が計算される(ステップS304)。たとえば、
リンク文字列503が移動パターンしたがって等速で移
動する場合、移動パターンの全長を変数L、リンク文字
列503の全表示時間を変数T、表示開始時刻からの経
過時間を変数tにそれぞれ設定すると、移動パターンの
始点からL*t/Tの長さで示される位置が、リンク文
字列503の先頭の表示位置として算出される。次に、
算出された表示位置に基づいてリンク文字列503が表
示される(ステップS605)。次に、リンク文字列5
03の表示は終了したか否かが判定される(ステップS
608)。表示終了していないときは、ステップS60
4に戻り処理が継続される。終了した場合は、処理は終
了する。
【0067】以上の処理が、文章記憶部201中のリン
ク文字列503のそれぞれに対して順次繰返されること
で、電光掲示板としての機能が実現される。
【0068】また、以上の処理を複数のリンク文字列5
03に対して並行して行なうようにすれば、同時に複数
のリンク文字列503を表示領域501に表示すること
ができる。
【0069】(第3の実施の形態)さらに、第3の実施
の形態について説明する。
【0070】図18は、この発明の第3の実施の形態に
よる情報提示装置の構成を示すブロック図である。図1
8において、情報提示装置は文章記憶部201、文章解
析部202、文章特性記憶部203、特性・表示属性対
応テーブル群204、表示属性設定部205、表示生成
部206、表示部207、関連データ記憶部708、デ
ータ対応記憶部709、入力装置110に対応の入力部
710、参照履歴記憶部711、ユーザ興味データ抽出
部712およびユーザ興味データ記憶部713を含む。
【0071】文章記憶部201、文章解析部202、文
章特性記憶部203、特性・表示属性対応テーブル群2
04、表示属性設定部205、表示生成部206および
表示部207のそれぞれは、図2で説明されたものと同
じ機能を有するので、ここでは説明が省略される。
【0072】関連データ記憶部708には、文章データ
208(209)に関連する文字、画像、映像、音声な
どの各種データが関連データ714として記憶される。
【0073】データ対応記憶部709には、文章記憶部
201に記憶される複数の文章データ208(209)
のそれぞれと、関連データ記憶部708に記憶された複
数の関連データ714のそれぞれとの対応関係を示す対
応関係データ715が記憶される。たとえば、“foo.tx
t”という名前の文章データ208(209)に対応し
て、“bar.dat”という名前の関連データ714が対応
付けされているというように、1つの文章データ208
(209)に対応して1つ以上の関連データ714の対
応付けを示す対応関係データ715が記憶される。ま
た、文章データ208において、SGML、HTML、
XMLなどのマークアップ言語を用いて関連データ71
4との対応付けが記述されている場合には、文章データ
208を文章解析部202により解析することによって
対応関係データ715を抽出して、データ対応記憶部7
09に記憶するようにしてもよい。
【0074】また文章データ208(209)内に出現
するキーワードなどで関連データ714を検索すること
によって、明示的に示されてなくても、対応関係データ
715を自動的に作成して、データ対応記憶部709に
記憶することもできる。
【0075】表示部207に表示されている内容を指し
示して選択するために、ユーザにより外部操作される入
力部710が設けられる。入力部710により表示部2
07の表示領域501における指示された座標位置と表
示生成部206で生成された表示内容とから、指示され
た位置に対応の文章データ208が決定される。文章デ
ータ208が、指示されて参照されたかを示す参照履歴
情報722は、参照履歴記憶部711に記憶される。こ
のとき、参照履歴記憶部711には、該文章データ20
8の特性情報も併せて記憶されてもよい。
【0076】ユーザ興味データ抽出部712は、参照履
歴記憶部711に記憶される内容に基づいて、ユーザが
どのような特性情報を有した文章データ208(20
9)に対して興味があるのかを計算して抽出する。たと
えば、特定の特性を有した文章データ208が参照され
ている回数が多いときには、ユーザはその特性に興味が
あると判断される。また、参照されている時刻も利用さ
れるようにすると、さらによい。たとえばユーザは朝に
は経済、晩にはスポーツの特性を持つ文章データ208
(209)に興味があることが参照履歴記憶部711に
記憶されている場合には、特定の条件を利用してユーザ
の興味データを抽出することができる。この興味データ
の抽出の方法については、一般的な統計処理やデータマ
イニングとして知られる技術を利用すればよく、詳細説
明は省略される。
【0077】ユーザ興味データ記憶部713には、ユー
ザ興味データ抽出部712で計算により抽出されたユー
ザの興味に関する情報が記憶される。また、ユーザが興
味を持っている文章データ208の特性は何であるか
を、ユーザが入力部710を操作して明示的にユーザ興
味データ記憶部713に書込んで設定するようにしても
よい。ユーザ興味データ記憶部713で記憶される情報
は、表示属性設定部205で、文章データ208の表示
属性を特定する際に参照される。
【0078】図19〜図23は、この発明の第3の実施
の形態による文章データの表示例を説明する図である。
図19〜図23を参照して、第3の実施の形態による情
報提示装置におけるテレビ番組などのプログラム情報の
提示態様を説明する。
【0079】図19には表示部207の表示領域におけ
るプログラム情報の表示例が示される。ここでは、プロ
グラム情報が表形式にして示される。つまり、複数の放
送局名716のそれぞれについて、各時間帯717にお
いて放送されるテレビ番組を示す番組データ718iが
示される。番組データ718iには、図3の文章データ
208と同様にして、対応する番組の内容を記述した文
章データ208についての特性情報CDIが、文章特性
記憶部203に予め記憶されているものとする。あるい
は、番組の内容を記述する文章データ208から、特性
情報CDIが文章解析により計算されて、文章特性記憶
部203に設定されるようにしてもよい。各番組データ
718iは、このようにして設定された特性に基づいて
背景色が割当てられて、表示される。図20は、この発
明の第3の実施の形態による番組データの特性を示す特
性データ719のそれぞれと、割当てられる背景色を特
定する背景色データ720との関係を表形式にして示す
図である。このデータはROM102などに予め固有に
記憶される。
【0080】図21には、図19の表示例が放送時間帯
717方向に縮小されて、より多くの番組データ718
iが一覧表示される例が示される。図21では、番組デ
ータ718iのそれぞれは、表示領域に合せて内容が省
略されたり文字が縮小されて表示される。そのためユー
ザは、番組データ718iの内容を読んで、番組の内容
を把握するのは困難である。しかしながら、番組データ
71iの背景色により番組の特性を容易に知ることがで
きる。なお、背景色の代わりに、番組データ718iの
表示フォントを特性に応じて変更させてもよい。その場
合でも、文字の表示フォントで示される雰囲気から、対
応する番組の内容の判別が容易に可能となる。
【0081】図22には、図18の参照履歴記憶部71
1における参照履歴情報と現在の時刻の情報とに基づく
番組データの表示例が示される。図22では、図19の
表示の状態に対し、ユーザが「ドラマ」の特性を持つ番
組データ718iをよく参照しているということを示す
参照履歴記憶部711中の参照履歴情報722と、現在
の時間帯が19時に該当するとのことから、番組データ
718iのそれぞれについて文字の表示色が変更されて
いる。「ドラマ」の特性を持たない番組データ718i
は文字の表示色が薄くなり、「ドラマ」の特性を持つ番
組データ718i(図22中の矢印C1〜C4で示され
る番組データ718i)のうち、たとえば現在放送中の
矢印C3で示される番組データ718i(番組名“怒り
んぼう将軍”)は、特に目立つ色で文字が表示される。
このようにして、番組データ718iを、ユーザの嗜好
や時間等の状況に合わせた表示の態様とすることができ
る。
【0082】図23には図19の任意の番組データ71
8iについて詳細情報が表示された状態が示される。入
力部710のマウスカーソルなどで表示部207に表示
された、たとえば図19中の任意番組データ718iに
ついて選択すると、選択された番組データ718iにつ
いて番組詳細情報721を提示するためのウィンドウを
表示させることができる。番組詳細情報721には、選
択された番組データ718iに対応する番組の内容を詳
しく説明する文章データ208の他に、該文章データ2
08に対応付けられている番組の画像や映像、ならびに
音声等のデータが併せて表示(再生)される。ここで
は、矢印Dで示される番組データ718iが、入力部7
10のマウスカーソルなどで選択されたことに応じてウ
ィンドウが開かれて、その中に番組詳細情報721が表
示されている。
【0083】図24は、この発明の第3の実施の形態に
おける番組データの表示処理の概略フローチャートであ
る。図24において、CPU101は、まず文章特性記
憶部203に記憶される番組内容の特性情報CDIを参
照する(ステップS801)。あるいは、番組の内容を
記述する文章記憶部201中の対応の文章データ208
から、文章解析部202により解析されて算出された特
性情報CDIを用いてもよい。次に、特性・表示属性対
応テーブル群204中の図20の背景色テーブルを参照
して、ステップS801で参照された特性情報CDIに
対応する背景色データ720が特定されて、背景色が設
定される(ステップS802)。
【0084】次にユーザ興味データ記憶部713に予め
記憶されるユーザの興味を示す情報が参照される(ステ
ップS803)。ユーザの興味情報は、ユーザがどのよ
うな分野の番組に興味があるかに関する、ユーザの参照
履歴から抽出されたデータであったり、ユーザが入力部
710を介して明示的に設定した情報である。
【0085】次に、現在の時刻が参照される(ステップ
S804)。ここでは、システム内の時計(図示せず)
が参照されてもよいし、通信ネットワーク111を介し
て得られる時刻情報が参照されてもよい。
【0086】次に、ステップS801で得られた番組内
容の特性情報CDIとステップS803で得られたユー
ザの興味情報、ステップS804で得られた現在の時刻
の情報とが比較照合されて、表示属性設定部205によ
り番組データの表示属性、たとえば表示文字色が設定さ
れる(ステップS805)。
【0087】図25は、この発明の第3の実施の形態に
よる番組データの詳細な情報を参照する処理の概略フロ
ーチャートである。ここでは、表示部207に図19の
内容が表示されていたと想定する。図25において、ま
ず入力部710において、ユーザによりマウスボタンが
クリックされたかどうかが判別される(ステップS90
1)。マウスボタンがクリックされていなければ、表示
部207に示されるいずれの番組データ718iも選択
されていないので、処理は終了する。
【0088】一方、マウスボタンがクリックされていた
ら、CPU101は表示生成部206に問合せて、いず
れの番組データ718iがマウスカーソルにより指示さ
れているかを判断して、指示された番組データ718i
が選択される(ステップS902)。次に、ステップS
902で選択された番組データ718iの関連データ7
14が、データ対応記憶部709に記憶されている対応
関係データ715に基づいて、関連データ記憶部708
から読出される(ステップS903)。
【0089】次に、読出された関連データ714が表示
部207に表示されたり、音声出力装置108から音声
として再生される(ステップS904)。次に、選択さ
れた番組データ718iについての参照履歴記憶部71
8における参照履歴情報722が更新される(ステップ
S905)。次に、ユーザ興味データ抽出部712によ
り、参照履歴記憶部711に記憶されるユーザの参照履
歴情報722に基づいて、ユーザがどのような特性の番
組データ718iに対して興味があるかを計算して、ユ
ーザ興味データ記憶部713の内容を更新する(ステッ
プS906)。
【0090】なお、ユーザの興味情報は、特性情報とは
個別に管理されるから、興味情報を柔軟に管理できる。
たとえば、興味情報を、複数の異なるアプリケーション
で共有して利用することも、また、他のアプリケーショ
ンにより変更することも、容易に可能となる。
【0091】(第4の実施の形態)次に、この発明の第
4の実施の形態について説明する。
【0092】図26には、この発明の第4の実施の形態
による情報提示装置のブロック構成が示される。図26
において情報提示装置は、文章記憶部201、文章解析
部202、文章特性記憶部203、特性・付随音対応テ
ーブル群1004、特性・定位対応テーブル1005、
付随音設定部1006、音源定位部1007、音声合成
部1008、音声生成部1009および音声再生部10
10を含む。
【0093】文章記憶部201、文章解析部202およ
び文章特性記憶部203は、それぞれ図2で説明された
ものと同様であり、ここでは説明を省略する。
【0094】特性・付随音対応テーブル群1004に
は、文章データ208(209)から得られた特性情報
CDIと、これに付随する音に関する情報との対応を記
憶する複数のテーブルが格納される。図27(A)〜
(C)には、特性・付随音対応テーブル群1004中の
複数の特性・付随音対応テーブルTB5〜TB7が示さ
れる。
【0095】ここで、付随音とは、対応する特性情報C
DIに関連して音声再生部1010から出力される、任
意にパターン化された音声の情報を示す。具体的には、
たとえば、文章データ208の特性情報CDIとして、
図3で示されたように、各タグで示される文章データ2
08(209)に関する分類、重要度、配信された日時
などを示す特性データCD1〜CD3のそれぞれに対応
して、付随音に関する情報、すなわちメロディ、音色、
音の再生速度を示す属性データAT5〜AT7が設定さ
れている。
【0096】いま、たとえば、文章解析部208(20
9)により、文章データ208(209)について、分
類が“社会”であり、重要度が“高い”であり、配信さ
れた日時が“1時間以内”であることを示すような特性
情報CDIが得られた場合には、付随音設定部1006
により、特性情報CDIに基づいて図27(A)〜
(C)のテーブルが検索されるので、文章データ208
(209)に対応する付随音は、「ド・ミ・ソ・ミ・
ド」というメロディを、ギターの音色で、90bpmの
速度で鳴らされるような音であると設定される。
【0097】なお、付随音は、この例のような単純な音
以外でも、一般的な音楽や肉声をサンプリングした音で
あってもよい。また、特性・付随音対応テーブルTB5
〜7の内容は、固定である必要はなく、システムの状態
によって変更してもよい。すなわち、音声生成部100
9および音声再生部1010の特性に基づいて変更して
もよいことは、前述の特性・表示属性対応テーブルTB
1〜TB4と同様である。
【0098】特性・定位対応テーブル1005は、文章
データ208(209)の特性情報CDIと音を定位さ
せる位置の情報との対応関係を記憶するテーブルであ
る。音声を定位させるとは、音声の鳴っている位置、方
向を、音声の波長、振幅などの情報を変化させて決定す
ることである。これにより、ユーザは、音声を上、下、
右、左など、各種の方向、位置から聞くことができる。
音源定位部1007は、た文章データ208(209)
の特性情報CDIで示される特性データ、たとえば、
‘参照履歴’(特性データCD4)の情報に基づいて、
特性・定位対応テーブル1005を検索して、次のよう
に付随音の定位を設定する。たとえば、参照履歴の情報
が、参照履歴はない、と示す場合には、付随音は中央
に、同様に1回参照されたことを示す場合には、右に、
同様に2回以上参照されたことを示す場合には、左に、
というように、付随音を定位させる。
【0099】音声合成部1008は、文章記憶部201
に記憶される各文章データ208(209)を音声デー
タに合成する。音声データへの合成は、一般的な技術が
採用されればよい。
【0100】音声生成部1009は、付随音設定部10
06および音声合成部1008で設定または合成された
音を、音源定位部1007で設定された位置で定位させ
るように振幅、波長などを変更して生成する。音声生成
部1009で生成された音は音声再生部1010で再生
される。
【0101】図28には、この発明の第4の実施の形態
の情報提示装置における処理の概略フローチャートが示
される。図28を参照して、まず、CPU101により
文章記憶部201に記憶される複数の文章データ208
(209)の中から、次に提示される文章データ208
(209)が選び出される(ステップS1101)。ど
の文章データ208(209)が選択されるかは、前述
した手順と同様に決定される。
【0102】次に、選択された文章データ208(20
9)の特性情報CDIが文章解析部202により計算さ
れて、文章特性記憶部203に格納される(ステップS
1102)。特性情報CDIの計算方法については前述
したとおりである。
【0103】次に、付随音設定部1006により、文章
特性記憶部203中の特性情報CDIに基づいて特性・
付随音対応テーブル群1004が検索されて、該文章デ
ータ208(209)に対応の付随音が設定される(ス
テップ1103)。次に、音源定位部1007により、
文章特性記憶部203中の特性情報CDIに基づいて特
性・定位対応テーブル1005が検索されて、付随音の
定位する位置が設定される(ステップS1104)。
【0104】次に、該文章データ208(209)は、
音声合成部1008により音声データに変換される(ス
テップS1105)。次に、ステップS1103で設定
された付随音は、ステップS1104で設定された定位
位置で、音声生成部1009および音声再生部1010
により再生される(ステップS1106)。次に、音声
化された文章データ208(209)は、ステップS1
104で設定され定位位置で、音声生成部1009およ
び音声再生部1010により再生される(ステップS1
107)。
【0105】また、図26は情報提示装置を利用して、
図3に示された文章データ208を提示することもでき
る。この文章データ208から、分類が“社会”で、重
要度が“高い”で、日時が“1時間以内”に配信された
ことを示し、参照履歴は“未参照”であることを示すよ
うな特性情報CDIが得られたとする。この特性情報C
DIに基づいて図27(A)〜(C)の特性・付随音対
応テーブルTB5〜TB7および特性・定位対応テーブ
ル1005が検索されるので、該文章データ208の付
随音は「ド・ミ・ソ・ミ・ド」というメロディAT5
を、ギターの音色AT6で、90bpmの再生速度AT
7で鳴らす音であり、中央に定位される音であると設定
される。この付随音を、設定された内容にしたがって再
生した後、音声化された<title>タグ301と</titl
e>タグ302で挟まれた該文章データ208のタイト
ル、および<body>タグ307と</body>タグ308
で挟まれた文章データ208の内容が再生される。
【0106】このように、文章データ208の内容が提
示(音声出力)される前に、文章データ208の付随音
が再生されることによって、ユーザは文章データ208
の内容を聞く前に、その内容を推測することが可能とな
る。また、この例では、文章データ208を音声合成し
て音により提示したが、表示により提示させてもよい。
【0107】(第5の実施の形態)次に、第5の実施の
形態について説明する。第5の実施の形態では情報提示
プログラムを記録したコンピュータで読取可能な記録媒
体が説明される。
【0108】上述した情報提示装置は、情報提示処理を
機能させるためのプログラムで実現される。このプログ
ラムは、コンピュータで読取可能な記録媒体に格納され
る。本実施の形態では、この記録媒体として、図1に示
されている装置で処理が行なわれるために必要なROM
102、または外部記憶媒体112であってもよい。い
ずれの媒体においても、格納されているプログラムは、
CPU101によりアクセスされて実行される構成であ
ってもよい。また、該プログラムはこれらの媒体から読
出されて、図1の装置の所定のプログラム記憶エリア、
たとえばCPU101の所定記憶エリアに一旦ロードさ
れて、その後、CPU101により該所定記憶エリアか
ら読出されて実行される方式であってもよい。このロー
ド用のプログラムは、予め、図1の装置に格納されてい
るものとする。
【0109】ここで、プログラム記録媒体は、図1の装
置と分離可能に構成される記録媒体であってもよい。つ
まり、固定的にプログラムを担持する媒体であってもよ
く、また流動的にプログラムを担持するような媒体であ
ってもよい。固定的にプログラムを担持する媒体として
は、磁気テープやカセットテープなどのテープ系の媒
体、フロッピー(登録商標)ディスクやハードディスク
などの磁気ディスクや、CD−ROM/MO/MD/D
VDなどの光ディスクなどのディスク系の媒体、ICカ
ード(メモリカードを含む)/光カードなどのカード系
の媒体、あるいはマスクROM、EPROM、EEPR
OM、フラッシュROMなどによる半導体メモリが含ま
れる。
【0110】また、流動的にプログラムを担持するよう
な媒体としては、通信ネットワーク111からプログラ
ムがダウンロードされるような装置内のメモリが含まれ
る。なお、通信ネットワーク111からプログラムが装
置内のメモリにダウンロードされる場合には、そのダウ
ンロード用プログラムは、予め装置内部のメモリに格納
されるか、あるいは別の記録媒体から予め該メモリにイ
ンストールされるようにしてもよい。なお、記録媒体に
格納されている内容としてはプログラムに限定されず、
データであってもよい。
【0111】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0112】
【発明の効果】この発明に係る情報提示装置、方法およ
びプログラムのそれぞれによれば、所定文章データの出
力時の属性は、該文章データの特性に応じて決定される
から、表示される所定文章データをながめるだけで、表
示されている所定文章データの内容を容易に把握でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1および第2の実施の形態に係
る情報提示装置のブロック構成図である。
【図2】 図1の情報提示装置における機能構成ブロッ
ク図である。
【図3】 文章データ208の一例を示す図である。
【図4】 (A)〜(D)は、特性・表示属性対応テー
ブルの一例を説明する図である。
【図5】 図1の情報提示装置の第1の実施の形態に係
る概略処理フローチャートである。
【図6】 (A)〜(F)は、この発明の第1の実施の
形態による電光掲示板に文章データをスクロールさせな
がら表示する例を説明する図である。
【図7】 (A)と(B)は、この発明の第2の実施の
形態による文章データ209を説明する図である。
【図8】 図7(B)の文章データが形態素解析された
結果を表形式にして示す図である。
【図9】 図1の辞書データ214の内容例を示す図で
ある。
【図10】 図1の補助辞書データ218の内容例を示
す図である。
【図11】 この発明の第2の実施の形態における表示
領域と文章データの特性との対応関係を説明する図であ
る。
【図12】 図11におけるリンク文字列の表示例を説
明する図である。
【図13】 図11におけるリンク文字列の表示例を説
明する図である。
【図14】 図11におけるリンク文字列の表示例を説
明する図である。
【図15】 図11におけるリンク文字列の表示例を説
明する図である。
【図16】 図11におけるリンク文字列と文章データ
の表示例を説明する図である。
【図17】 この発明の第2の実施の形態によるリンク
文字列を表示する処理の概略フローチャートである。
【図18】 この発明の第3の実施の形態による情報提
示装置の構成を示すブロック図である。
【図19】 図18の表示部におけるプログラム情報表
示の例を示す図である。
【図20】 この発明の第3の実施の形態による番組デ
ータの特性と背景色との関係を表形式にして示す図であ
る。
【図21】 図19の表示例が放送時間方向に縮小され
て、より多くの番組データが一覧表示されている例を示
す図である。
【図22】 図18の参照履歴記憶部の参照履歴情報と
現在の時刻の情報とに基づく番組データの表示例を示す
図である。
【図23】 図19の任意の番組データについての詳細
情報が表示された状態を示す図である。
【図24】 この発明の第3の実施の形態における番組
データの表示処理の概略フローチャートである。
【図25】 この発明の第3の実施の形態における番組
データの詳細な情報を参照する処理の概略フローチャー
トである。
【図26】 この発明の第4の実施の形態による情報提
示装置の構成を示すブロック図である。
【図27】 (A)〜(C)は、複数の特性・付属音対
応テーブルを示す図である。
【図28】 この発明の第4の実施の形態の情報提示装
置における処理の概略フローチャートである。
【符号の説明】
101 CPU、102 ROM、103 RAM、1
04 外部記憶媒体ドライバ、106 表示装置、10
8 音声出力装置、109 通信コントローラ、110
入力装置、111 通信ネットワーク、112 外部
記憶媒体、201 文章記憶部、202 文章解析部、
203 文章特性記憶部、204 特性・表示属性対応
テーブル群、205 表示属性設定部、206 表示生
成部、207 表示部、208,209 文章データ、
501 表示領域、502i 特性領域、503 リン
ク文字列、704 特性・表示属性対応テーブル群、7
08 関連データ記憶部、709 データ対応記憶部、
710 入力部、711参照履歴記憶部、712 ユー
ザ興味データ抽出部、713 ユーザ興味データ記憶
部、1004 特性・付随音対応テーブル、1005
特性・定位対応テーブル、1006 付随音設定部、1
007 音源定位部、1008 音声合成部、1009
音声生成部、1010 音声再生部、CDI 特性情
報。なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示
す。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 15/403 360Z Fターム(参考) 5B075 ND03 NK46 PP02 PP03 PP13 PQ02 PQ04 PQ22 PR03 5E501 AC33 AC34 BA03 DA11 DA17 FA13 FA32 FB26 FB28 FB34 FB45

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つ以上の文章データを含む情報を記憶
    する記憶手段と、 情報を外部に出力するために、表示部を有する出力手段
    と、 前記記憶手段中の所定の前記文章データで示される内容
    に対応した特性を示す特性情報を含む所定情報に基づい
    て、前記所定文章データを出力するための1種類以上の
    属性を決定する属性決定手段と、 前記属性決定手段により決定された前記属性に従って、
    前記所定文章データを前記表示部に表示させるための表
    示制御手段とを備えた、情報提示装置。
  2. 【請求項2】 前記1つ以上の文章データがリンクによ
    り関連付けられる場合に、 前記記憶手段には、前記リンクを示す1つ以上のリンク
    文字列がさらに記憶されて、 前記属性決定手段は、前記記憶手段中の所定の前記リン
    ク文字列のリンク先の所定の前記文章データの前記所定
    情報に基づいて、前記所定リンク文字列の1種類以上の
    前記属性を決定するリンク属性決定手段を有し、 前記表示制御手段は、 前記リンク属性決定手段により決定された前記属性に従
    って、前記所定リンク文字列を前記表示部に表示させる
    ためのリンク表示制御手段を有する、請求項1に記載の
    情報提示装置。
  3. 【請求項3】 前記所定文章データを解析して、前記特
    性を抽出する特性抽出手段をさらに有する、請求項1ま
    たは2に記載の情報提示装置。
  4. 【請求項4】 前記所定情報には、さらに前記特性に対
    応するユーザの興味を示す興味情報が含まれる、請求項
    1ないし3のいずれかに記載の情報提示装置。
  5. 【請求項5】 前記興味情報は、前記所定文章データ
    が、前記表示部に表示されて参照された履歴を示す履歴
    情報に基づいて決定される、請求項4に記載の情報提示
    装置。
  6. 【請求項6】 前記属性決定手段は、1種類以上の前記
    特性のそれぞれと、1種類以上の前記属性のそれぞれと
    が対応付けられたテーブルと、 前記所定文章データに対応の前記属性を前記テーブルか
    ら検索する検索手段とを有する、請求項1ないし5のい
    ずれかに記載の情報提示装置。
  7. 【請求項7】 前記属性決定手段は、 前記所定文章データの前記特性に基づいて、前記属性を
    計算して決定する、請求項1ないし6のいずれかに記載
    の情報提示装置。
  8. 【請求項8】 前記1種類以上の属性には、前記表示部
    に表示される文字のフォントが含まれる、請求項1ない
    し7のいずれかに記載の情報提示装置。
  9. 【請求項9】 前記1種類以上の属性には、前記表示部
    における情報の表示色が含まれる、請求項1ないし8の
    いずれかに記載の情報提示装置。
  10. 【請求項10】 前記表示部にて前記情報が、移動しな
    がら表示される場合に、前記1種類以上の属性には、移
    動のパターンが含まれる、請求項1ないし9のいずれか
    に記載の情報提示装置。
  11. 【請求項11】 前記1種類以上の属性は、前記出力手
    段にて実現が可能な出力の態様により決定される、請求
    項1ないし10のいずれかに記載の情報提示装置。
  12. 【請求項12】 前記出力手段は、音声を出力するため
    の音声出力部をさらに有し、 前記所定文章データの前記特性に対応した所定音声を、
    前記表示部における前記所定文章データの表示に同期し
    て、前記音声出力部から出力させるための音声制御手段
    をさらに備える、請求項1ないし11のいずれかに記載
    の情報提示装置。
  13. 【請求項13】 前記所定文章データは、前記所定音声
    と同期させて、前記音声出力部から音声にして出力され
    る、請求項12に記載の情報提示装置。
  14. 【請求項14】 前記1つ以上のリンク文字列から前記
    所定リンク文字列を選択するための選択手段をさらに有
    し、 前記選択手段により前記所定リンク文字列が選択された
    ことに応答して、前記所定文章データの前記特性に対応
    した所定音声を、前記音声出力部から出力させる音声制
    御手段とをさらに備える、請求項2ないし11のいずれ
    かに記載の情報提示装置。
  15. 【請求項15】 前記音声制御手段は、 前記音声出力部から出力される前記音声を、前記所定文
    章データの特性に基づいて定位させる定位手段を有す
    る、請求項12ないし14のいずれかに記載の情報提示
    装置。
  16. 【請求項16】 前記所定文章データに関連する各種の
    情報を、前記所定文章データの表示に同期して、前記出
    力手段を介して出力させる、請求項1ないし15のいず
    れかに記載の情報提示装置。
  17. 【請求項17】 所定の文章データで示される内容に対
    応した特性を示す特性情報を含む所定情報に基づいて、
    前記所定文章データを出力するための1種類以上の属性
    を決定する属性決定ステップと、 前記属性決定ステップにより決定された前記属性に従っ
    て、前記所定文章データを表示するための表示ステップ
    とを備えた、情報提示方法。
  18. 【請求項18】 情報提示方法をコンピュータに実行さ
    せるための情報提示プログラムを記録したコンピュータ
    で読取可能な記録媒体であって、 前記情報提示方法は、 所定の文章データで示される内容に対応した特性を示す
    特性情報を含む所定情報に基づいて、前記所定文章デー
    タを出力するための1種類以上の属性を決定する属性決
    定ステップと、 前記属性決定ステップにより決定された前記属性に従っ
    て、前記所定文章データを表示するための表示ステップ
    とを備えた、情報提示提示プログラムを記録したコンピ
    ュータで読取可能な記録媒体。
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