JP2001075051A - 不連続多波長光発生装置とこれを用いた偏波分散測定方法 - Google Patents

不連続多波長光発生装置とこれを用いた偏波分散測定方法

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JP2001075051A
JP2001075051A JP25074299A JP25074299A JP2001075051A JP 2001075051 A JP2001075051 A JP 2001075051A JP 25074299 A JP25074299 A JP 25074299A JP 25074299 A JP25074299 A JP 25074299A JP 2001075051 A JP2001075051 A JP 2001075051A
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wavelength light
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Yoshihiro Otsuka
塚 喜 弘 大
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    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/26Optical coupling means
    • G02B6/28Optical coupling means having data bus means, i.e. plural waveguides interconnected and providing an inherently bidirectional system by mixing and splitting signals
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    • G02B6/29346Optical coupling means having data bus means, i.e. plural waveguides interconnected and providing an inherently bidirectional system by mixing and splitting signals with wavelength selective means operating by wave or beam interference
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Abstract

(57)【要約】 【課題】特殊な光源やフィルタを使用することなく、広
帯域連続スペクトル光から所望の波長間隔を有する不連
続多波長光を出力できる極めて簡単な構造で低コストの
不連続多波長光発生装置を提供する。 【解決手段】光線軸(z)に対して直交する二つの偏光
軸(x,y)を有する定偏波光ファイバや一軸単結晶体
などの複屈折素子(F1 )の光入射端及び光出射端に、
偏光方向を前記偏光軸(x,y)に対して略45°傾斜
した直線偏光子(P0 ,P1 )を配設し、任意の波長域
を有する広帯域連続スペクトル光源(2)から光線軸
(z)に沿って入射した光を、波長の異なる多数の光に
して出射するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、任意の波長域を有
する広帯域連続スペクトル光から波長が異なる多数の光
を出射する不連続多波長光発生装置に関するもので、特
に、高密度波長分割多重伝送の光通信用光源に用いて好
適なものである。
【0002】
【従来の技術】光ファイバを信号伝送路とする光通信に
おいては、莫大な情報量を効率よく伝送する目的で、従
来より、時分割多重伝送や周波数分割多重伝送が行われ
ているが、最近では、インターネットの普及に伴い、さ
らに大容量の情報を伝送するために波長分割多重伝送が
注目されている。
【0003】この波長分割多重伝送は、波長の異なる複
数の光信号を一本の光ファイバを介して多重伝送する伝
送形態であり、送信側では、波長の異なる光源からの光
信号を光合波器により一本の光ファイバに結合し、受信
側では光ファイバからの光信号を光分波器により各波長
ごとに分波し、これを受光素子により電気信号に変換す
る。
【0004】こうすることにより、一本の光ファイバを
用いて互いに独立な複数の信号を伝送することができ、
異なった波長の光を用いて、双方向通信はもとより、ア
ナログ信号やディジタル信号のような異種信号を同時に
伝送したり、高速大容量の信号を伝送する場合に低速小
容量のチャンネルに分割して伝送できるという利点があ
る。
【0005】ところで、このような波長分割多重伝送を
行う際に、所定の波長の光を出力させる光源装置とし
て、従来は、主にレーザー光源の波長をコントロールし
たり、発光ダイオードなどから照射される光を薄膜干渉
フィルタ等に透過させて所望の波長の光を選択的に出力
させたりしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
は、いずれも一つの光源装置で一つの波長の光しか出力
することができないため、波長の異なる光を多数重ねよ
うとすると、チャンネル数と同数の光源が必要となり、
コストが嵩むという問題があった。
【0007】波長分割多重伝送を行う場合、各伝送光の
波長間隔を1nm以下(周波数間隔で60〜125GH
z程度)に設定して、高密度化を図ることが望ましい
が、例えば、レーザー光源をチャンネル数と同数だけ用
いたとしても、これらのレーザー光の波長を精度良くコ
ントロールし、且つ、隣接する光の波長間隔を1nm以
下に安定的に制御することが極めて困難であった。
【0008】また、高密度波長多重伝送用の薄膜干渉フ
ィルタは、50〜100層もの多層構造をしているため
各層の膜厚をコントロールして、隣接する光の波長間隔
が1nm以下の不連続多波長光を出力できる精度で設計
・製造することは、極めて困難である。
【0009】さらに、波長多重伝送では隣接する波長の
光同士がクロストークしないように、各波長の光を合分
波した状態で、その多波長のスペクトルが重ならないこ
とが重要である。
【0010】そこで本発明は、第一に、特殊な光源やフ
ィルタを使用することなく、広帯域連続スペクトル光か
ら所望の波長間隔を有する不連続多波長光を出力できる
極めて簡単な構造で低コストの不連続多波長光発生装置
を提供し、第二に、これに用いる複屈折素子の偏波分散
を容易に測定できるようにすることを技術的課題として
いる。
【0011】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するた
め、本発明は、任意の波長域を有する広帯域連続スペク
トル光源から入射された光を、波長の異なる多数の不連
続多波長光にして出射する不連続多波長光発生装置であ
って、光線軸に対して直交する二つの偏光軸を有する定
偏波光ファイバや一軸単結晶体などの複屈折素子の光入
射端及び光出射端に、偏光方向を前記偏光軸に対して略
45°傾斜した直線偏光子が配設されたことを特徴とす
る。
【0012】この発明によれば、任意の波長域を有する
広帯域連続スペクトル光が入射側の直線偏光子を通過す
ると45°方向の直線偏光となって複屈折素子に入射さ
れて、その光線軸に沿って伝搬するx偏光及びy偏光と
なり、このとき両偏光成分の光強度は等しくなる。
【0013】複屈折素子の屈折率は二つの偏光軸におい
て異なるので、x偏光とy偏光で速度差を生じ、その出
射端では位相差を生ずる。したがって、これらの光が出
射側の直線偏光子を通過すると、x偏光及びy偏光の4
5°成分が合波され、且つ、同一スペクトル成分同士が
干渉するので、この出射光をスペクトラムアナライザ等
で波長走査をすれば、スペクトル領域で不連続多波長の
櫛形スペクトルが観測できる。
【0014】ここで、観測された不連続多波長光の隣接
スペクトルの周波数間隔をνP とし、既知の複屈折素子
の長さをL0 とすると、複屈折素子の偏波分散PMD
は、 PMD=2π/(L0 ×νP ) で正確に求められる。このようにして求められた偏波分
散PMDに基づいて、所定の周波数間隔νPの不連続多
波長光を出射させるには、同一材料の複屈折素子を用い
て、その長さLを、 L=2π/(PMD×νP ) に設定すればよい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて具体的に説明する。図1は本発明に係る不連
続多波長光発生装置を示す説明図、図2はその出射光の
出力スペクトルを入力広帯域連続スペクトルで除したス
ペクトルフィルタ特性を示すグラフ、図3は他の実施の
形態を示す説明図である。
【0016】図1に示す不連続多波長光発生装置1は、
広帯域連続スペクトル光源2から任意の波長域を有する
光を入射したときに、その光出射端から、波長の異なる
不連続多波長光を出射するもので、光線軸zに対して直
交する二つの偏光軸x,yを有する複屈折素子F1 ,F
2 と、夫々の複屈折素子F1 ,F2 の入射端及び出射端
に配設された直線偏光子P0 〜P2 からなる。
【0017】直線偏光子P0 〜P2 は、その偏光軸A
が、前記偏光軸x,yに対して45°をなすように配置
されている。これにより、各複屈折素子F1 ,F2 の入
射端に配設された直線偏光子P0 ,P1 を通過して光線
軸zに沿って複屈折素子F1 ,F2 に入射されたx偏光
及びy偏光の光強度が等しくなる。また、各複屈折素子
1 ,F2 から出射したx偏光及びy偏光は、その出射
端に配設された直線偏光子P1 ,P2 を通過することに
より夫々の45°成分同士が合波して、その同一スペク
トル成分同士が干渉する。
【0018】なお、広帯域連続スペクトル光源2として
は、十分な周波数広がりを持つ光を出力できるものが用
いられ、例えば、SLDと称する高輝度発光ダイオード
などが使用される。
【0019】複屈折素子F1 ,F2 は、応力誘起複屈折
単一モード光ファイバなどの定偏波光ファイバや、ルチ
ル,石英などの一軸単結晶体が用いられる。各複屈折素
子F1 ,F2 の長さLは等しく形成され、出射しようと
する不連続多波長光の隣接スペクトルの周波数間隔νP
に対して、 L=2π/(νP ・PMD)・・・・・・・・・・・・・・・(1) L :複屈折素子の長さ〔m〕 νP :周波数間隔〔Hz〕 PMD:偏波分散 の関係にあるか、または、概略 L=c/(νP ・Δn)・・・・・・・・・・・・・・・・・(2) L :複屈折素子の長さ〔m〕 c :真空中の光の速さ(3×108 〔m/s〕) νP :周波数間隔〔Hz〕 Δn:複屈折(偏光軸xの屈折率Nxと偏光軸yの屈折
率Nyの差) の関係にある。
【0020】以上が本発明の一例構成であって、次にそ
の作用を説明する。まず、出射しようとする不連続多波
長光の隣接スペクトルの周波数間隔νP に応じて複屈折
素子F1 ,F2 の長さLを決定する。この場合に、偏波
分散PMDが既知であれば式(1)により、複屈折Δn
が既知であれば式(2)により、複屈折素子F1 ,F2
の長さLを求める。偏波分散PMD及び複屈折Δnがど
ちらも不明である場合には、長さL0 の複屈折素子
1 ,F2 を用いた不連続多波長光発生装置1で、その
複屈折素子F1,F2 の偏波分散PMDを算出する。
【0021】式(1)を変形すると、偏波分散PMD
は、 PMD=2π/(νP ・L0 )・・・・・・・・(3) で表されるので、不連続多波長光発生装置1から出射さ
れた干渉光の隣接スペクトルの周波数間隔νP に基づい
て算出できる。
【0022】例えば、複屈折素子F1 ,F2 として長さ
0 =2.1cmのルチル(TiO2 )を用いたとき
に、観測された干渉光の隣接スペクトルの周波数間隔ν
P =60GHzだとすると、式(3)より、偏波分散P
MDは、 PMD=2π/(60×109 ×2.1×10-2) =5×10-9〔s/m〕 となる。
【0023】したがって、周波数間隔νP =125GH
z(波長間隔で1nm程度)の不連続多波長光を出射さ
せようとすると、複屈折素子F1 ,F2 の長さLは式
(1)より、 L=2π/(νP ・PMD) =2π/(125×109 ×5×10-9) ≒1×10-2 =1〔cm〕 となる。
【0024】また、光の波長λ=1.3〔μm〕付近で
ルチル(TiO2 )の複屈折Δn=0.26であるから、前
述と同様に周波数間隔νP =125GHzの不連続多波
長光を出射させようとすると、複屈折素子F1 ,F2
長さLは式(2)より、 L=c/(Δn×νP ) =3×108 /(0.26 ×125×109 )=0.009
〔m〕≒1〔cm〕 となり、略同様の結果が得られる。
【0025】また、複屈折素子F1 ,F2 として複屈折
Δn=10-3の定偏波光ファイバを用い、周波数間隔ν
P =125GHzの光を出射させようとすると、各複屈
折素子F1 ,F2 の長さLは、 L=c/(νP ×Δn) =3×108 /(0.001×125×109) =2.4
〔m〕 となる。
【0026】このように設計された不連続多波長光発生
装置1に光源2から広帯域連続スペクトル光を照射させ
ると、各周波数成分の光が直線偏光子P0 を通過し、複
屈折素子F1 の各偏光軸x,yに対して45°方向の直
線偏光となって複屈折素子F1 に入射されて、その光線
軸zに沿って伝搬するx偏光及びy偏光となり、このと
き両偏光成分の光強度は等しくなる。
【0027】複屈折素子F1 は、その偏光軸x,yの屈
折率Nx,Nyが夫々異なり、例えばNx<Nyの場合
に、入射光の特定スペクトル成分に注目すると、偏光軸
xに沿って進行する光の速度の方が速く、偏光軸yに沿
って進行する光の速度の方が遅くなるので、複屈折素子
1 から出射された二つの光に位相差を生ずる。
【0028】即ち、この複屈折素子F1 の偏光軸x,y
に対して同じスペクトル帯域を持つ光が入射されると、
複屈折素子F1 の出射端から位相差を生じた多数のスペ
クトル成分を持った光が出射される。
【0029】そして、これらの多数の光が直線偏光子P
1 を通過すると、その45°方向の偏光成分同士が合波
されて、その同一スペクトル成分同士が互いに干渉し合
い、所定の不連続多波長光となって出射される。この出
射光の出力スペクトルを入力広帯域連続スペクトルで除
したスペクトルフィルタ特性を観察したところ、図2の
太線S1 で示すような櫛型スペクトルとなった。これ
は、所定の周波数間隔 (波長間隔) の不連続多波長光が
出射されていることを示している。
【0030】次いで、直線偏光子P1 を通過して出射さ
れた不連続多波長光を、さらに、複屈折素子F2 に入射
させて、その出射端に配設された直線偏光子P2を通過
させ、この出射光の出力スペクトルを入力広帯域連続ス
ペクトルで除したスペクトルフィルタ特性を観察したと
ころ、図2の細線S2 に示すように、複屈折素子F1
出射光と同一の周波数間隔(波長間隔)を有する櫛形ス
ペクトルとなり、その波形は、さらに先鋭化すると共
に、零レベル近傍でスペクトル分離が拡大していた。
【0031】これにより、不連続多波長光の周波数間隔
(波長間隔)は最初の複屈折素子F1 を通過した時点で
定まることが判る。また、それ以後は複屈折素子を通過
する度に波形が先鋭化し、先鋭化すればする程、零レベ
ル近傍でスペクトル分離が拡大するので、合分波の際の
クロストークを減少させることができるというメリット
がある。
【0032】このようにして得られた光は、波長の異な
る光が所定の周波数間隔(波長間隔)で多数含まれた不
連続多波長光となっているので、これを増幅し、且つ、
波形を平坦化した後、アレイ導波路型回折格子等を用い
て各波長の光に分波し、夫々の光を外部変調器で変調し
て信号光とし、これを再び合波して送信すれば、高密度
波長多重伝送を行うことができる。
【0033】このとき、不連続多波長光はクロストーク
を持たない櫛形スペクトルになっているので、回折格子
はその精度がそれ程高くないラフなものであっても、波
長の隣接する光同士がクロストークを起こさない程度に
夫々の光を容易に分波することが可能となる。
【0034】なお、上述の説明では、複屈折素子F1
2 を二つ使用した場合について説明したが、本発明は
これに限らず、一つでも三つ以上でもよい。また、図3
に示すように一つの複屈折素子F1 を用い、その出射端
側に設けた直線偏光子P1 を透過した光を反射させて再
び前記複屈折素子F1 内に入射させる反射鏡3を配し、
直線偏光子P0 側から出射させるようにすると、二つの
複屈折素子F1 ,F2 を直列に配列した場合と同じ結果
となる。
【0035】この場合、光が一つの複屈折素子F1 を往
復することにより、複屈折素子F1 を2回通過すること
になるので、その出射光の出力スペクトルは、図1に示
す二つの複屈折素子F1 ,F2 を通過したのと同様に、
図2の細線S2 で示した波形と同様になる。このよう
に、反射鏡3を使用すれば、一端側から入射した光を他
端側から出射させるように二つの複屈折素子F1 ,F2
を配列する場合に比して、複屈折素子の数が半分で済
み、全長も短縮させることができるというメリットがあ
る。
【0036】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、特
殊なレーザー光源やフィルタを使用することなく、極め
て簡単な構造の低コストな装置で、所望のスペクトル間
隔を有する先鋭に尖った波形の不連続多波長光を出射す
ることができるという大変優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る不連続多波長光発生装置を示す説
明図。
【図2】その出射光の出力スペクトルを入力広帯域連続
スペクトルで除したスペクトルフィルタ特性を示すグラ
フ。
【図3】他の実施の形態を示す説明図。
【符号の説明】
1・・・・・・不連続多波長光発生装置 2・・・・・・広帯域連続スペクトル光源 3・・・・・・反射鏡 F1 ,F2 ・・複屈折素子 z・・・・・・光線軸 x,y・・・・偏光軸 P0 〜P2 ・・直線偏光子

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】任意の波長域を有する広帯域連続スペクト
    ル光源(2)から入射された光を、波長の異なる多数の
    光にして出射する不連続多波長光発生装置であって、 光線軸(z)に対して直交する二つの偏光軸(x,y)
    を有する定偏波光ファイバや一軸単結晶体などの複屈折
    素子(F1 )の光入射端及び光出射端に、偏光方向を前
    記偏光軸(x,y)に対して略45°傾斜した直線偏光
    子(P0 ,P 1 )が配設されたことを特徴とする不連続
    多波長光発生装置。
  2. 【請求項2】前記複屈折素子(F1 )の長さLを、出射
    しようとする不連続多波長光の隣接スペクトルの周波数
    間隔νP に対して、 L=2π/(νP ・PMD) L :複屈折素子の長さ〔m〕 νP :隣接スペクトルの周波数間隔〔Hz〕 PMD:偏波分散〔s/m〕 に設定した請求項1記載の不連続多波長光発生装置。
  3. 【請求項3】前記複屈折素子(F1 )の長さLを、出射
    しようとする不連続多波長光の隣接スペクトルの周波数
    間隔νP に対して、 L=c/(νP ・Δn) L :複屈折素子の長さ〔m〕 c :真空中の光の速さ(3×108 〔m/s〕) νP :隣接スペクトルの周波数間隔〔Hz〕 Δn:複屈折(偏光軸xの屈折率Nxと偏光軸yの屈折
    率Nyの差) に設定した請求項1記載の不連続多波長光発生装置。
  4. 【請求項4】前記複屈折素子(F1 ,F2 )が光線軸
    (z)に沿って複数配設され、各複屈折素子(F1 ,F
    2 )の光入射端及び光出射端に直線偏光子(P 0
    2 )が夫々配設されて成る請求項1、2又は3記載の
    不連続多波長光発生装置。
  5. 【請求項5】前記複屈折素子(F1 )の光出射端側に配
    された直線偏光子(P1 )を透過した光を反射させて再
    び前記複屈折素子(F1 )内に入射させる反射鏡(3)
    が配されてなる請求項1、2又は3記載の不連続多波長
    光発生装置。
  6. 【請求項6】光線軸(z)に対して直交する二つの偏光
    軸(x,y)を有する定偏波光ファイバや一軸単結晶体
    などの複屈折素子(F1 )の偏波分散(PMD)が、 PMD=2π/(L0 ・νP ) PMD:偏波分散〔s/m〕 νP :周波数間隔〔Hz〕 L0 :既知の複屈折素子の長さ〔m〕 で表されるときに、前記複屈折素子(F1 )の光入射端
    及び光出射端に、偏光方向が前記偏光軸(x,y)に対
    して略45°傾斜した直線偏光子(P0 ,P1 )が配設
    されて成る不連続多波長光発生装置(1)に任意の波長
    域を有する広帯域連続スペクトル光を入射させ、当該不
    連続多波長光発生装置(1)から偏波干渉により出射さ
    れた多波長光の隣接スペクトルの周波数間隔(νP )に
    基づいてその複屈折素子(F1 ,F2 )の偏波分散(P
    MD)を求めることを特徴とする偏波分散測定方法。
  7. 【請求項7】前記複屈折素子(F1 ,F2 )が光線軸
    (z)に沿って複数配設され、各複屈折素子(F1 ,F
    2 )の光入射端及び光出射端に前記直線偏光子(P0
    2 )が夫々配設されて成る不連続多波長光発生装置
    (1)から偏波干渉により出射された多波長光の隣接ス
    ペクトルの周波数間隔(νP )に基づいてその複屈折素
    子(F1 ,F2 )の偏波分散(PMD)を求める請求項
    6記載の偏波分散測定方法。
  8. 【請求項8】前記複屈折素子(F1 )の光出射端側に配
    された直線偏光子(P1 )を透過した光を反射させて再
    び前記複屈折素子(F1 )内に入射させる反射鏡(3)
    が配されてなる不連続多波長光発生装置(1)から偏波
    干渉により出射された多波長光の隣接スペクトルの周波
    数間隔(νP )に基づいてその複屈折素子(F1 )の偏
    波分散(PMD)を求める請求項6記載の偏波分散測定
    方法。
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