JP2001075019A - 内視鏡装置 - Google Patents

内視鏡装置

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JP2001075019A
JP2001075019A JP24758899A JP24758899A JP2001075019A JP 2001075019 A JP2001075019 A JP 2001075019A JP 24758899 A JP24758899 A JP 24758899A JP 24758899 A JP24758899 A JP 24758899A JP 2001075019 A JP2001075019 A JP 2001075019A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】測定を希望する切断面の指定を容易に行え、か
つその指定した切断面における観察対象の断面形状の把
握を簡便に行える内視鏡装置を提供すること。 【解決手段】内視鏡2の先端部には一対の対物レンズ系
41,42と、光学像を画像信号に光電変換する撮像素
子43とから構成される撮像部40が配置されている。
対物レンズ系41,42は、複数の視点で撮像できるよ
うに構成したものであり、撮像素子43にはレンズ系4
1,42を通過したそれぞれの光学像が結像する。計測
装置3には光電変換された画像信号をモニタ30に表示
するためのビデオ信号に変換するCCU31と、生成さ
れたビデオ信号をデジタル画像信号に変換するビデオキ
ャプチャ回路32と、変換されたデジタル画像信号を基
に計測のための演算を行う演算処理部であるホストコン
ピュータ33と、計測装置3を操作するコンソール34
とで主に構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の視点から得
られる画像信号を基に、所望する切断位置における断面
形状の客観的な判断を可能にする内視鏡装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、医療分野及び工業分野において、
内視鏡が広く用いられるようになった。通常の内視鏡に
よる観察像では、一般に対象物は平面的なものとなり、
凹凸等を認識しにくい。
【0003】このため、特公平8−12332号公報に
は複数の視点からの画像を得て3次元計測を行う計測内
視鏡装置が示されている。また、特許公報第27787
39号には、基準平面と計測点を指定することで基準平
面から計測点までの距離を表示し、対象物の凹凸の高さ
又は深さを客観的に認識できる計測用内視鏡装置が示さ
れている。
【0004】これまでの計測用内視鏡装置では基準画像
上で指定した点の3次元座標や2点間の距離或いは設定
した平面からの深さ等の計測を行うことができた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、観察対
象における3次元形状を知るために、多数の点を指定
し、その各点から得られる3次元座標を元に形状を推測
していたため、観察対象の3次元形状を直感的に把握す
ることが難しいという問題があった。
【0006】また、画像情報から撮像範囲全体の3次元
情報を得て3次元モデルを作成する方法もあるが、3次
元モデルを作成するためにはコンピュータによる演算処
理に多大な時間がかかり、実用的ではないという問題が
あった。
【0007】したがって、例えばパイプ内部の腐食部の
深さ測定を行う際、最も深い場所を特定するまでに多く
の検査時間を要していた。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、測定を希望する切断面の指定を容易に行え、かつ
その指定した切断面における観察対象の断面形状の把握
を簡便に行える内視鏡装置を提供することを目的にして
いる。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の内視鏡装置は、
観察対象を複数の視点から撮像する撮像部と、この撮像
部によって得られる各視点の画像信号を画像処理してス
テレオ計測を行うための演算処理部とを有する内視鏡装
置であって、前記演算処理部は、前記複数の視点におけ
る画像の1つを基準画像とし、残りの画像を参照画像と
して、前記基準画像と前記参照画像それぞれの光学的歪
みを補正した、補正基準画像と補正参照画像とを生成す
る補正画像生成手段と、前記基準画像と前記参照画像と
前記補正基準画像と前記補正参照画像のうち、少なくと
も前記基準画像或いは前記補正基準画像を画面上に表示
させる画像表示手段と、前記画面に表示された画像上
で、前記観察対象の断面情報を得るための切断位置を特
定する切断基準線を指定する切断基準線指定手段と、こ
の切断基準線上の点に対応する補正基準画像上の点を注
目点とし、この注目点に対応する前記補正参照画像上の
対応点を探索する対応点探索手段と、前記補正基準画像
上における注目点の位置と、前記対応点探索手段で求め
た前記補正参照画像上の対応点の位置とから、三角測量
の原理で前記切断基準線上の各注目点に写像される空間
上の点の3次元座標である、前記切断位置における前記
観察対象の断面情報を得る断面情報演算手段と、この断
面情報演算手段で得られた値を基に断面情報を出力する
断面情報出力手段とを具備している。
【0010】この構成によれば、表示されている基準画
像に所望する切断面を指定することによって、観察者の
所望する切断面の断面情報が得られる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1ないし図15は本発明の一実
施形態に係り、図1は計測を行える内視鏡装置の概略構
成を示す説明図、図2は内視鏡挿入部先端部に儲けた撮
像部と演算処理部を備えた計測装置とを説明する図、図
3は内視鏡で観察対象部位を観察している状態を示す
図、図4はステレオ計測を説明するフローチャート、図
5は画像表示手段によってモニタの画面上に表示される
内視鏡画像及び切断基準線の1例を示す図、図6は切断
面及び断面外形線を説明する図、図7は他の基準線の1
例を説明する図、図8は断面情報を示す断面外形線の1
例を示す図、図9は基準画像に対して表示した断面外形
線の表示例を説明する図、図10は断面情報を示す際の
カメラ座標系を説明する図、図11は断面情報を示す断
面外形線の他の例を示す図、図12は断面情報を示す断
面外形線の別の例を示す図、図13は断面情報を示す断
面外形線のまた他の例を示す図、図14は対応点探索の
アルゴリズムを説明するフローチャート、図15は対応
点探索後に示されるモニタ画面を説明する図である。
【0012】図1に示すように本実施形態の計測を行う
ための内視鏡装置1は、観察対象部位の観察像を後述す
る撮像素子上に結像させる撮像部を内視鏡に備えた電子
内視鏡2(以下内視鏡と記載する)と、この内視鏡2に
よって得られた観察像の画像信号に画像処理を施し、こ
の画像処理した画像データを基に各種計測を行うための
演算処理部を有する計測装置3とで主に構成されてい
る。
【0013】なお、前記計測装置3には観察対象に照明
光を供給するための光源装置(不図示)が内蔵されてお
り、観察対象部位の内視鏡画像はモニタ30の画面上に
表示されるようになっている。
【0014】前記内視鏡2は、細長な挿入部20を有
し、この挿入部20の基端部には把持部を兼ねる操作部
21が配設されている。そして、この操作部21の側部
からは前記計測装置3に着脱自在なコネクタ22を基端
部に配設したユニバーサルコード23が延出している。
【0015】前記挿入部20は、先端側から順に後述す
る撮像光学系を内蔵した先端部24と、複数の湾曲駒を
回動自在に連接して湾曲自在に形成された湾曲部25
と、細長な柔軟部材で形成した可撓管部26とで構成さ
れている。なお、符号27は前記湾曲部25を湾曲操作
する操作ノブ27である。
【0016】図2に示すように前記先端部24には一対
の対物レンズ系41,42と、この対物レンズ系41,
42を通して撮像面に結像した光学像を画像信号に光電
変換する撮像素子43とから構成される撮像部40が配
置されている。
【0017】前記対物レンズ系41,42は、観察対象
部位を複数の視点で撮像できるように構成したものであ
り、撮像素子43の撮像面上には前記対物レンズ系4
1,42を通過したそれぞれの光学像が結像する。つま
り、本実施形態の内視鏡2はいわゆる視差を有するステ
レオ画像を得る立体視内視鏡である。
【0018】図1及び図2に示すように計測装置3は、
前記撮像素子43で光電変換された画像信号を前記モニ
タ30に表示するためのビデオ信号に変換するカメラコ
ントロールユニット(以下CCUと略記する)31と、
このCCU31で生成されたビデオ信号をデジタル画像
信号に変換するビデオキャプチャ回路32と、このビデ
オキャプチャ回路32で変換されたデジタル画像信号を
基に計測のための演算を行う演算処理部であるホストコ
ンピュータ33と、このホストコンピュータ33を介し
て計測装置3を操作するコンソール34とで主に構成さ
れている。
【0019】図3に示すように計測装置3の光源装置で
発生された照明光は、前記コネクタ22、前記ユニバー
サルケーブル23、挿入部20内を挿通するライトガイ
ドファイバ(不図示)を伝送されて照明窓44から観察
対象部位4に向かって出射される。このことにより、前
記計測装置3のモニタ30に観察対象部位4の内視鏡画
像が表示される。
【0020】なお、本実施形態においては前記コンソー
ル34を計測装置本体35に対して別体とし、前記モニ
タ30を計測装置本体35に対して一体としているが、
用途によってそれぞれ計測装置本体35に対して一体又
は別体で構成される。
【0021】図4ないし図24を参照して、上述のよう
に構成した内視鏡装置1を用いてステレオ計測を行う際
の動作及び作用を説明する。例えば内視鏡2の挿入部2
0をパイプ管内に挿入し腐食部や傷の観察を開始する。
【0022】すると、まず図4のフローチャートのステ
ップS101に示すように照明光によって照らされた観
察対象部位4の観察像が前記対物レンズ系41,42を
通して撮像素子43の撮像面にそれぞれ結像する。この
撮像素子43に結像して光電変換されたそれぞれの観察
像の画像信号は、前記挿入部20、操作部21、ユニバ
ーサルケーブル23内を挿通する図示しない信号線及び
コネクタ22を介して計測装置3のCCU31に伝送さ
れる。
【0023】そして、CCU31に伝送された画像信号
は、このCCU31でビデオ信号に生成された後、ビデ
オキャプチャ回路32に伝送されてデジタル画像信号に
変換され、ステップS102に示すようにこのデジタル
映像信号をホストコンピュータ33に転送する一方、ス
テップS103に示すようにモニタ30にビデオ信号を
伝送して内視鏡観察画像をモニタ30の画面上に表示さ
せる。
【0024】モニタ観察中に腐食部などを発見した場合
には腐食部の計測を行う。このとき、まず観察者は前記
コンソール34を操作してステレオ計測モードに切り換
える。すると、ホストコンピュータ33内の画像表示手
段によってモニタ30の画面上には図5に示すように前
記対物レンズ系41,42でそれぞれとらえた観察像の
内視鏡画像のうち例えば、一方の対物レンズ系41でと
らえた画像を基準画像とし、他方の対物レンズ系42で
とらえた画像を参照画像として、それぞれの計測用補正
画像である補正基準画像50と補正参照画像51が、モ
ニタ30上に分割して表示される。
【0025】なお、前記画像50,51は、ステップS
104に示すように補正画像生成手段によって、前記ホ
ストコンピュータ33に取り込まれたデジタル画像信号
を予め得られている前記撮像部40の歪補正係数等を元
に歪補正を施した計測用補正画像として生成されてい
る。そして、この計測用補正画像である補正基準画像5
0及び補正参照画像51で以下に述べる対応点探索等の
ステレオ計測が行われる。
【0026】計測を行うためまず、ステップS105に
示すように図5に示す基準画像50上に計測のための断
面情報を得たい部分の切断位置を特定するための切断基
準線を得るための2点A,Bを切断基準線指定手段を介
して指定する。この作業は、観察者が前記コンソール3
4等を用いて、画面上に表示される矢印やカーソル等の
ポインターを移動操作して行う。
【0027】そして、観察者が点A,Bを指定すること
により、この点Aと点Bとを結ぶ点線に示す直線が切断
基準線(以下基準線と略記する)53、或いは点A,B
間を結ぶ実線で示す線分が切断基準線分(以下基準線分
と略記する)54になる。この切断基準線53によって
決まる切断面を図6を用いて説明する。観察対照4の像
は本来、倒立像として光学中心を挟んだ観察対象の反対
側に結ぶが、図中では理解しやすいように補正基準画像
50を正立像で観察対象4と光学中心Lとの間に置いて
いる。
【0028】なお、上述のように指定した基準線53と
は別に、図7に示すように点Aと点Bとの間にある点
(本図においては中点)においてある角度(本図におい
ては直交する直線)で交わる一点鎖線に示す直線をもう
ひとつの基準線である補助線55として設定するように
してもよい。
【0029】観察者の意図する切断面56は、図中の前
記補正基準画像50に対して直交する二点鎖線に示す平
面となる。この切断面56は、基準線53と基準画像を
撮像する光学系の光学中心Lとを含む平面として定義さ
れる。
【0030】そして、図中に示す点A1 、B1 が、前記
補正基準画像50上の点A、Bの観察対象部位4の表面
上への写像点になる。つまり、本実施形態における表示
対象である断面外形線57は、観察対象部位4を視線方
向から見たときの表面と、切断面56との共有線として
定義される。
【0031】したがって、補正基準画像50には基準画
像用光学系の光軸が点として投影され、その点が補正基
準画像50の画像中心Oである。なお、符号58は光軸
であり、図6中で画像中心Oと光学中心Lとを結ぶ破線
として表している。
【0032】ステップS106に示すように、前記切断
面56に対する断面情報を得るため計測用補正画像であ
る補正基準画像50上の基準線53(或いは基準線分5
4)上のすべての画素を注目点として設定することによ
り、ステップS107では対応点探索手段によって前記
注目点に対応する補正参照画像51上での画素である対
応点の探索を行い、後述する対応点群59を描出する。
この対応点探索のアルゴリズムについては後述する図1
4のフローチャート及び図15で説明する。
【0033】前記ステップS107の対応点探索におい
て対応点が見つかったならステップS108に移行し
て、前記注目点の補正基準画像50上での位置と、前記
対応点の補正参照画像51上での位置の差、つまり各注
目点毎の視差を求め、ステップS109に移行して、得
られた視差と、事前に得られている各光学系の光学中心
間の距離である基線長や各光学系の焦点距離、各光学系
の光軸の計測用補正画像への写像点の座標等の光学デー
タを基に、断面情報演算手段によって注目点の写像され
ている空間上の点の3次元座標を計算する。
【0034】このステップS109で前記基準線53上
のすべての画素に対応する点の3次元座標を求めたな
ら、ステップS110に移行して各点の3次元座標を基
に切断面56の断面情報を以下に示す4通りの中から観
察者の所望するように構成し、ステップS111に移行
し、断面情報出力手段によって観察対象の切断面の形状
を容易に把握できる断面情報を断面形状外形線図として
モニタ30の画面上に表示させる。なお、前記断面形状
外形線図をモニタ30の画面上への表示方法としては、
断面形状外形線図だけを画面内の補正参照画像51の代
わりに表示させたり、或いは画面上にさらに別ウィンド
ウを表示させてこのウィンドウに表示させる場合等又
は、補正基準画像50に重ね合わせて表示する方法等が
ある。
【0035】ここで、前記断面情報及び対応点探索のア
ルゴリズムについて説明する。まず、断面情報について
説明する。この断面情報については以下の4通りの表示
方法がある。 (1)切断面上での断面情報を直接に表示:断面情報を
図8に示す断面形状外形線57aとして表示するもので
あり、図中縦軸は基準線分54或いは基準線53の切断
面56への正射影、横軸は光軸58の切断面56への正
射影であり、この場合に断面形状外形線図が直線的に得
られる。
【0036】この断面形状外形線57aを、計測中にモ
ニタ30の画面上に表示させるためには、モニタ上に別
ウィンドウを開いてそのウィンドウに前記断面形状外形
線57aを表示させる場合と、図9に示すようにモニタ
30に表示されている基準画像50に対して断面形状外
形線57a重ね合わせて表示させる場合とがある。な
お、重ね合わせて表示させる場合には、凹凸を知る手が
かりとして、視線方向を示すマークとなる矢印C等を表
示させる。
【0037】(2)断面情報を空間上の平面へ投影して
表示:図10に示すように前記基準画像50を撮像する
光学系の前記光学中心Lを原点とし、前記観察対象表面
52に向かって水平方向右向きをx軸、垂直方向上向き
をy軸、奥行き方向をz軸に取ったカメラ座標系を形成
し、図11(a)に示す(x−z)平面又は図11
(b)に示す(y−z)平面に投影して断面形状外形線
57b,57cを表示する。この表示においては、通常
の図面で用いられているものと同じ投影方法を選択でき
るので、図面における投影方法に慣れ親しんだ観察者に
とっては形状把握を容易に行えるという利点がある。な
お、用途によって任意の座標軸、任意の投影面を設定す
るようにしてもよい。
【0038】(3)断面情報を擬似3次元にて表示:図
12に示すように実空間内に内視鏡2からの視点とは別
の視点を新たに設定し、その設定した別視点から見た断
面形状外形線57dを表示する。図中に示す円筒形状図
は内視鏡2の空間上配置位置を参考として示すものであ
る。また、視点の位置を3次元的に示す画像を別画面で
同時に表示させることもできる。この表示方法では、視
点を順次移動させて見え方の変化を追うことで、観察対
象の3次元形状を直感的に把握できる。
【0039】(4)実空間上の基準線からの奥行き情報
を抽出しての表示 図6、図13に示すように基準線分54或いは基準線5
4上の点Dを、観察対象4の表面上に写像した点D1
と、点A、Bの実空間への写像点である点A1 、B1 を
結んだ直線A1 B1 上に写像した点D2 との距離を、補
正基準画像50上で基準線分54に対して垂直方向に表
す。点Dを基準線分54或いは基準線53上のすべての
点とすることで、断面形状外形線57eを表示する。な
お、この表示方法においても前記(1)での説明と同
様、凹凸を知る手掛かりとして、視線の方向を示す矢印
Cを表示する。なお、手掛かりとして断面外形線57e
に線分D1 D2 の長さに応じた色をつけるようにも設定
してもよい。
【0040】この表示方法では、奥行き差が非常に大き
い画像においても結果をコンパクトに表示することがで
きる。
【0041】次に、前記対応点探索のアルゴリズムを説
明する。対応点の探索は、すべて計測用補正画像上で行
う。対応点の探索は、テンプレートマッチング或いはウ
ィンドウマッチングとして知られ、注目点の周囲にある
点の情報を助けに対応点を探索するアルゴリズムを用い
る。
【0042】補正基準画像50に対して点として投影さ
れる空間上の直線は、補正参照画像51上では直線とし
て投影される。この直線をエピポーララインと呼ぶ。補
正基準画像50上の注目点に対する補正参照画像51上
の対応点は、理論上前記エピポーライン上にしか存在し
ない。したがって、対応点の探索は、誤差を見込んでエ
ピポーララインとその上下数ピクセルの範囲で行えば良
い。よって、探索の手順は図14に示すフローチャート
のようになる。
【0043】まず、ステップS107で示した対応点の
探索が開始されると、ステップS201に示すように注
目点の周囲に領域P1 を設定する。そして、ステップS
202に移行して注目点に対応するエピポーララインを
計算し、ステップS203でこのエピポーララインの上
下数ピクセルの範囲内の点を対応点の候補点として抽出
する。
【0044】次に、ステップS204に移行して前記候
補点の周りに前記注目点に設定した領域P1 と同じ大き
さの領域P2 を設定し、ステップS205に示すように
注目点の領域P1 と各対応点の候補点の周りの領域P2
との濃度値の正規化相互相関或いは、差の自乗和等を計
算して対応度を求め、ステップS206,S207に示
すようにすべての候補点の対応度を計算し、その結果を
すべての候補点について保存する。すべての候補点につ
いての対応度の保存が済んだなら、ステップS208,
S209に示すように最も高い対応度である候補点を注
目点に対する対応点として座標を保存する。そして、ス
テップS210に示すようにすべての注目点に対する対
応点を求めたなら対応点探索を終了してステップS10
8に移行する。
【0045】この対応点探索を行うことによって、図1
4に示すように補正基準画像50の基準線分54の各注
目点に対応する各対応点を描出し、すべての対応点探索
を行うことによって対応点の集合である対応点群59が
補正参照画像51上に表示される。
【0046】このように、観察中、ステレオ計測モード
に変換して、モニタ画面上に表示されている基準画像上
に2点を指定することによって、容易に観察者が観察を
行いたいと思う部分が位置するように切断基準線を形成
することができる。
【0047】また、観察者によって指定された切断基準
線の断面情報が、観察者の所望する断面形状外形線図と
してモニタ画面上に表示させることによって、容易に断
面形状の把握を行える。
【0048】これらのことによって、観察中に腐食部な
どを発見した場合、手際良く、観察部の指定を行えると
とともに、指定した観察部の断面形状の把握を直感的に
行って短時間での観察を可能にする。
【0049】なお、対応点の探索範囲を切断基準線上で
はなく切断基準線分上に限定することによって更に結果
を得るまでの時間の短縮を行える。
【0050】また、本実施形態においては対応点探索を
基準線53又は基準線分54上のすべての注目点に対し
て行っているが、基準画像50と参照画像51との対応
付けには本質的にあいまいさがある。このため、例えば
周囲に濃度差のない点や、基準画像では見えていて参照
画像では見えていない、或いはその逆の領域であるオク
ルージョン領域内の点、或いはオクルージョン領域に隣
接する点においては正確な対応付けが困難になる。
【0051】そして、この結果、誤った点を対応点とし
てしまうおそれがあり、誤った点を対応点とすることに
よって、表示される対応点群59の位置情報にノイズが
載ることになり、場合によっては観察対象の形状の判断
を誤らせることになる。
【0052】そこで、以下に示す複数の工夫によって、
対応を誤りやすい点の排除、或いは対応精度を上げて、
得られる断面情報精度を上げられる。以下、複数画像間
での対応付けのあいまいさを減らす工夫を説明する。
【0053】(1)基準線上での順序を利用して断面情
報の精度を上げる方法を図16及び図17のフローチャ
ートを参照して説明する。図16及び図17のフローチ
ャートに示すようにステップS301に示すように基準
線53上に並んでいる全注目点の並び順序を求める。こ
の順序は、基準画像を撮像する光学系の光学中心と、参
照画像を撮像する光学系の光学中心とを結ぶ直線である
基線と直行し、撮像面と平行な軸へ射影した場合にも本
来変化しない。そして、これは基準画像50の画像中心
Oに対応するエピポーラライン61に直行する参照画像
51上の軸62へ射影した場合と同値である。
【0054】よって、ステップS302に示すように全
注目点に対応する全対応点の前記軸62への射影点を求
める一方、ステップS303に移行してその軸62上に
おける射影点の並び順序を求める。
【0055】そして、ステップS304,S305,S
306に示すように注目点の並び順序と対応点の射影点
の並び順序とが矛盾するか否かを確認して、並び順序が
矛盾する点については対応付けに失敗した点として注目
点から除外する一方、並び順序の一致する点については
対応点に対する注目点として採用する。つまり、例え
ば、基準線上でa、b、c、d、eの順で並んでいた注
目点について、その対応点の射影点が軸62上でa、
b、d、c、eの順で並んだ場合には、点d,cに相当
する注目点を、並び順に矛盾が生じていることから排除
する。
【0056】なお、この処理は、前記図4に示したフロ
ーチャートのステップS107とステップS108との
間で行い、ステップS109以降の処理は採用された点
についてのみ計算を行う。
【0057】(2)周囲の点の奥行き情報を利用して断
面情報の精度を上げる方法を図18のフローチャートを
参照して説明する。まず、前記ステップS106に示し
た注目点抽出の範囲を注目点に隣接する画素にまで広げ
る。つまり、図18のステップS401に示すように基
準線53上の注目点とその周りの8点の合計9点につい
て対応付けを行う。
【0058】そして、ステップS402,403に示す
ように9点の奥行き値の中で、中央の値である3つの値
(最大3値と最小3値とを除いた値)の平均を注目点の
奥行き値として処理する。この処理が一種のローパスフ
ィルタとなる。この処理は、前記図4に示したフローチ
ャートのステップS107とステップS108との間で
行う。
【0059】(3)逆対応点の利用によって断面情報の
精度を上げる方法を図19のフローチャートを参照して
説明する。前記ステップS106において、補正基準画
像50のある注目点の対応点を補正参照画像51でとっ
た後、図19のステップS501に示すように、その対
応を取った点ついて前記図14で示したフローチャート
にしたがって、逆に補正参照画像51から補正基準画像
50への逆対応点をとっていく。
【0060】そして、ステップS502,S503,S
504,S505に示すように逆対応点が元の注目点に
対して対応するか否かを確認して、対応する点がなかっ
た点を対応付けに失敗した点として注目点から除き、一
致する点を注目点として採用する処理を行う。この処理
は、前記図4に示したステップS107とステップS1
08との間で行い、ステップS109以降の処理は採用
した点についてのみ計算を行う。
【0061】(4)エピポーララインからのずれの大き
さを利用して断面情報の精度を上げる方法を図20のフ
ローチャートを参照して説明する。対応付けの結果で決
まる補正参照画像51上の対応点のエピポーララインか
らのずれは、一定の傾向をもつはずである。このことを
利用して、図20のステップS601に示すように全て
の対応点についてのずれ量を求める。そして、ステップ
S602に示すように求めたずれ量を統計処理し、ステ
ップS603に示すようにこの処理結果からずれの傾向
を求めるとともにずれ量を許容する閾値を決める。
【0062】この後、ステップS604,S605,S
606,S607に示すようにずれ量の閾値から外れた
ものについては対応付けに失敗した点として注目点から
除外し、ずれ量の閾値以下の点を注目点として採用する
処理を行う。この処理は、前記図4に示したステップS
107とステップS108との間で行い、ステップS1
09以降の処理は採用した点についてのみ計算を行う。
【0063】(5)微分値を利用して断面情報の精度を
上げる方法を図21のフローチャートを参照して説明す
る。対応付けは、注目点の周囲に濃度変化があるところ
では取り易く、濃度変化のないところでは取り難い。し
たがって、濃度変化のあるところだけを注目点に選ぶこ
とによって、対応付けのあいまいさを少なくできる。
【0064】このため、図21のステップS701に示
すように注目点で微分フィルタをかけて濃度変化の値を
求める。
【0065】そして、ステップS702,S703,S
704,S705に示すように濃度変化の値が閾値以上
である否かを判断して濃度変化の有無を検出し、閾値以
下のとき注目点から除外し、閾値以上のとき注目点とし
て採用する。即ち、濃度変化があると判断した画素につ
いてのみ対応点の探索を行う。この処理は、前記図4に
示したステップS107とステップS108との間で行
い、ステップ109以降の処理は採用した点についての
み計算を行う。
【0066】(6)注目点の周りに設定する領域の形状
を調節して断面情報の精度を上げる方法を説明する。注
目点がオクルージョン領域に隣接している場合には、注
目点の周りに設定する探索用の領域内にオクルージョン
領域が入ってしまうことにより対応付けがあいまいにな
る。そこで、注目点が探索領域の縁部に位置するように
した小さな領域を併用して探索を行い、一番高い対応度
を出した領域による結果をその候補点の対応度とする。
小さな領域の例としては図22の点線に示す境界線の右
側に示すような領域であり、図中黒丸印が注目点を示
す。そして、境界線の左側に示す領域は通常設定される
領域である。
【0067】上述した6つの方法を、単独或いは任意の
2つ以上を組み合わせて断面情報を得ることによって、
得られる断面情報の精度が高精度になる。
【0068】また、上述したように2点を指定して断面
情報を得る代わりに、図23及び図24に示すように補
正基準画面50A上の1点だけを単独の基準点71とし
て指定することにより、その基準点71を通る直線を基
準線として断面情報を得るようにしてもよい。
【0069】なお、前記基準線としては以下のものが設
定可能である。
【0070】(1)指定された基準点71を通り、モニ
タ30の画面水平方向に対して平行な図23に示す直線
72。
【0071】(2)指定された基準点71を通り、モニ
タ30の画面垂直方向に対して平行な図23に示す直線
73。
【0072】(3)指定された基準点71を通り、モニ
タ30の画面水平方向及び画面垂直方向に対して平行な
図23に示す直線72,73。
【0073】(4)指定された基準点71を通り、前記
2直線72,73に対してそれぞれ任意の角度で交わる
図24に示す直線74。
【0074】このように、1点を指定することによって
基準線が決まることにより、より操作を簡便にすること
ができ、断面形状を知りたい場所を直接的に指定するこ
とできる。
【0075】なお、本実施形態においては2つの画像を
用いた例を示したが、画像は3つ以上であっても同様に
断面表示を行える。
【0076】また、第2実施形態として、ステレオ計測
モードに切り替えたときに表示される画像を、前記補正
基準画像50及び前記補正参照画像51代わりに補正前
の基準画像と参照画像として、基準線の指定を基準画像
上で行うようにしてもよい。これにより、計測用補正画
像生成の処理を簡略化できるため、ステレオ計測モード
に切り替える際にかかる時間を大幅に短縮することがで
きる。なお、その他の作用・効果は前記第1実施形態と
同様である。
【0077】尚、本発明は、以上述べた実施形態のみに
限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々変形実施可能である。
【0078】[付記]以上詳述したような本発明の上記
実施形態によれば、以下の如き構成を得ることができ
る。
【0079】(1)観察対象を複数の視点から撮像する
撮像部と、この撮像部によって得られる各視点の画像信
号を画像処理してステレオ計測を行うための演算処理部
とを有する内視鏡装置において、前記演算処理部は、前
記複数の視点における画像の1つを基準画像とし、残り
の画像を参照画像として、前記基準画像と前記参照画像
それぞれの光学的歪みを補正した、補正基準画像と補正
参照画像とを生成する補正画像生成手段と、前記基準画
像と前記参照画像と前記補正基準画像と前記補正参照画
像のうち、少なくとも前記基準画像或いは前記補正基準
画像を画面上に表示させる画像表示手段と、前記画面に
表示された画像上で、前記観察対象の断面情報を得るた
めの切断位置を特定する切断基準線を指定する切断基準
線指定手段と、この切断基準線上の点に対応する補正基
準画像上の点を注目点とし、この注目点に対応する前記
補正参照画像上の対応点を探索する対応点探索手段と、
前記補正基準画像上における注目点の位置と、前記対応
点探索手段で求めた前記補正参照画像上の対応点の位置
とから、三角測量の原理で前記切断基準線上の各注目点
に写像される空間上の点の3次元座標である、前記切断
位置における前記観察対象の断面情報を得る断面情報演
算手段と、この断面情報演算手段で得られた値を基に断
面情報を出力する断面情報出力手段と、を具備する内視
鏡装置。
【0080】(2)表示する画像を少なくとも前記基準
画像として、その基準画像上で前記切断基準線を指定す
る付記1記載の内視鏡装置。
【0081】(3)表示する画像を少なくとも前記補正
基準画像として、その補正基準画像上で前記切断基準線
を指定する付記1記載の内視鏡装置。
【0082】(4)切断基準線の指定を基準画像に重ね
て表示されるポインターによって行う付記1記載の内視
鏡装置。
【0083】(5)前記ポインターによって、少なくと
も1点を指定することによって、切断基準線の指定が行
われる付記4記載の内視鏡装置。
【0084】(6)断面情報出力手段によって出力され
る断面情報は、断面形状外形線図である付記1記載の内
視鏡装置。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、測
定を希望する切断面の指定を容易に行え、かつその指定
した切断面における観察対象の断面形状の把握を簡便に
行える内視鏡装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1ないし図15は本発明の一実施形態に係
り、図1は計測を行える内視鏡装置の概略構成を示す説
明図
【図2】内視鏡挿入部先端部に儲けた撮像部と演算処理
部を備えた計測装置とを説明する図
【図3】内視鏡で観察対象部位を観察している状態を示
す図
【図4】ステレオ計測を説明するフローチャート
【図5】基準画像表示手段によってモニタの画面上に表
示される内視鏡画像及び切断基準線の1例を示す図
【図6】切断面及び断面外形線を説明する図
【図7】他の基準線の1例を説明する図
【図8】断面情報を示す断面外形線の1例を示す図
【図9】基準画像に対して表示した断面外形線の表示例
を説明する図
【図10】断面情報を示す際のカメラ座標系を説明する
【図11】断面情報を示す断面外形線の他の例を示す図
【図12】断面情報を示す断面外形線の別の例を示す図
【図13】断面情報を示す断面外形線のまた他の例を示
す図
【図14】対応点探索のアルゴリズムを説明するフロー
チャート
【図15】対応点探索後に示されるモニタ画面を説明す
る図
【図16】図16ないし図22は複数画像間での対応付
けのあいまいさを減らす工夫を説明する図であり、図1
6はモニタ画面上に表示される画像を説明する図
【図17】基準線上での順序を利用して断面情報の精度
を上げる方法を説明するフローチャート
【図18】周囲の点の奥行き情報を利用して断面情報の
精度を上げる方法を説明するフローチャート
【図19】逆対応点の利用によって断面情報の精度を上
げる方法を説明するフローチャート
【図20】エピポーララインからのずれの大きさを利用
して断面情報の精度を上げる方法説明するフローチャー
【図21】微分値を利用して断面情報の精度を上げる方
法を説明するフローチャート
【図22】注目点の周りに設定する小さな領域の形状を
示す図
【図23】1点を指定して得られる基準線の1例を説明
する図
【図24】1点を指定して得られる基準線の他の例を説
明する図
【符号の説明】
2…電子内視鏡 3…計測装置 31…CCU 32…ビデオキャプチャ回路 33…ホストコンピュータ 40…撮像部 41,42…対物レンズ系 43…撮像素子
【手続補正書】
【提出日】平成12年10月18日(2000.10.
18)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】したがって、補正基準画像50には基準画
像用光学系の光軸が点として投影され、その点が補正基
準画像50の画像中心Oである。なお、符号58は光軸
であり、図6中で画像中心Oと光学中心Lとを結ぶ一点
鎖線として表している。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】(4)実空間上の基準線からの奥行き情報
を抽出しての表示 図、図13に示すように基準線分54或いは基準線5
4上の点Dを、観察対象4の表面上に写像した点D1
と、点A、Bの実空間への写像点である点A1 、B1 を
結んだ直線A1 B1 上に写像した点D2 との距離を、補
正基準画像50上で基準線分54に対して垂直方向に表
す。点Dを基準線分54或いは基準線53上のすべての
点とすることで、断面形状外形線57eを表示する。な
お、この表示方法においても前記(1)での説明と同
様、凹凸を知る手掛かりとして、視線の方向を示す矢印
Cを表示する。なお、手掛かりとして断面外形線57e
に線分D1 D2 の長さに応じた色をつけるようにも設定
してもよい。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0056
【補正方法】変更
【補正内容】
【0056】なお、この処理は、前記図4に示したフロ
ーチャートのステップS10とステップS10との
間で行い、ステップS10以降の処理は採用された点
についてのみ計算を行う。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0058
【補正方法】変更
【補正内容】
【0058】そして、ステップS402,403に示す
ように9点の奥行き値の中で、中央の値である3つの値
(最大3値と最小3値とを除いた値)の平均を注目点の
奥行き値として処理する。この処理が一種のローパスフ
ィルタとなる。この処理は、前記図4に示したフローチ
ャートのステップS10とステップS110との間で
行う。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0059
【補正方法】変更
【補正内容】
【0059】(3)逆対応点の利用によって断面情報の
精度を上げる方法を図19のフローチャートを参照して
説明する。前記ステップS10において、補正基準画
像50のある注目点の対応点を補正参照画像51でとっ
た後、図19のステップS501に示すように、その対
応を取った点ついて前記図14で示したフローチャート
にしたがって、逆に補正参照画像51から補正基準画像
50への逆対応点をとっていく。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0060
【補正方法】変更
【補正内容】
【0060】そして、ステップS502,S503,S
504,S505に示すように逆対応点が元の注目点に
対して対応するか否かを確認して、対応する点がなかっ
た点を対応付けに失敗した点として注目点から除き、一
致する点を注目点として採用する処理を行う。この処理
は、前記図4に示したステップS107とステップS1
08との間で行い、ステップS10以降の処理は採用
した点についてのみ計算を行う。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0062
【補正方法】変更
【補正内容】
【0062】この後、ステップS604,S605,S
606,S607に示すようにずれ量の閾値から外れた
ものについては対応付けに失敗した点として注目点から
除外し、ずれ量の閾値以下の点を注目点として採用する
処理を行う。この処理は、前記図4に示したステップS
107とステップS108との間で行い、ステップS1
以降の処理は採用した点についてのみ計算を行う。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0065
【補正方法】変更
【補正内容】
【0065】そして、ステップS702,S703,S
704,S705に示すように濃度変化の値が閾値以上
である否かを判断して濃度変化の有無を検出し、閾値以
下のとき注目点から除外し、閾値以上のとき注目点とし
て採用する。即ち、濃度変化があると判断した画素につ
いてのみ対応点の探索を行う。この処理は、前記図4に
示したステップS10とステップS10との間で行
い、ステップ10以降の処理は採用した点についての
み計算を行う。
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図19
【補正方法】変更
【補正内容】
【図19】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 観察対象を複数の視点から撮像する撮像
    部と、この撮像部によって得られる各視点の画像信号を
    画像処理してステレオ計測を行うための演算処理部とを
    有する内視鏡装置において、 前記演算処理部は、 前記複数の視点における画像の1つを基準画像とし、残
    りの画像を参照画像として、前記基準画像と前記参照画
    像それぞれの光学的歪みを補正した、補正基準画像と補
    正参照画像とを生成する補正画像生成手段と、 前記基準画像と前記参照画像と前記補正基準画像と前記
    補正参照画像のうち、少なくとも前記基準画像或いは前
    記補正基準画像を画面上に表示させる画像表示手段と、 前記画面に表示された画像上で、前記観察対象の断面情
    報を得るための切断位置を特定する切断基準線を指定す
    る切断基準線指定手段と、 この切断基準線上の点に対応する補正基準画像上の点を
    注目点とし、この注目点に対応する前記補正参照画像上
    の対応点を探索する対応点探索手段と、 前記補正基準画像上における注目点の位置と、前記対応
    点探索手段で求めた前記補正参照画像上の対応点の位置
    とから、三角測量の原理で前記切断基準線上の各注目点
    に写像される空間上の点の3次元座標である、前記切断
    位置における前記観察対象の断面情報を得る断面情報演
    算手段と、 この断面情報演算手段で得られた値を基に断面情報を出
    力する断面情報出力手段と、 を具備することを特徴とする内視鏡装置。
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