JP2001074680A - 液体または気体に含まれるオゾンの濃度を間接的に測定する方法および装置 - Google Patents

液体または気体に含まれるオゾンの濃度を間接的に測定する方法および装置

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JP2001074680A
JP2001074680A JP25473999A JP25473999A JP2001074680A JP 2001074680 A JP2001074680 A JP 2001074680A JP 25473999 A JP25473999 A JP 25473999A JP 25473999 A JP25473999 A JP 25473999A JP 2001074680 A JP2001074680 A JP 2001074680A
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gas
ozone
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gas diffusion
concentration
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Akihisa Koganezawa
明央 小金澤
Kunihiro Mochizuki
邦浩 望月
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体ガスセンサーによる高濃度のオゾン濃
度の測定を可能とし、かつ、測定対象物のオゾン濃度の
経時的な測定が可能な、液体または気体に含まれるオゾ
ンの濃度を間接的に測定する方法および装置を提供す
る。 【解決手段】 壁体の一部のみを通気性膜体3で構成し
たガス拡散室5を設け、その内部に室内のオゾンガスに
感応する半導体ガスセンサー7を設け、測定対象となる
液体または気体を通気性膜体3の外面空間に安定的に存
在させるプロセスの実行中または実行前に、ガス拡散室
5内を規定の基準雰囲気にセットし、その後ガス拡散室
5を閉塞して前記プロセスを続行または開始し、前記測
定対象に含まれるオゾンガスを通気性膜体3を通してガ
ス拡散室5内に拡散させ、拡散させ始めてからの経過時
間と半導体ガスセンサー7の出力とに基づいて測定対象
のオゾン濃度に相関するデータを求めて出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、液体または気体
に含まれるオゾンの濃度を間接的に測定する方法および
装置に関し、特に、半導体ガスセンサーにより高濃度の
オゾン濃度の測定を可能とし、測定対象物のオゾン濃度
を経時的に測定できるようにする技術に関する。
【0002】
【従来の技術】オゾンはその高い殺菌洗浄力が古くから
着目され、従来から上下水道の殺菌、脱臭、脱色等の水
処理や半導体産業等の工業用などに利用されてきた。ま
たオゾン水で手洗いすると消毒液に比べて手荒れが少な
くコストも安くつくことから、最近では医療施設、福祉
施設などでオゾン水による殺菌消毒洗浄装置が広く利用
されるようになってきている。
【0003】ところで、オゾンは半減期が短く不安定な
物質であり、毒性もあるため、その利用に際しては有効
性および安全性が確保される濃度を保持しなくてはなら
ず、例えばオゾン水を手洗い殺菌消毒用に用いるには、
オゾン濃度を4ppm(4mg/L)前後に保つ必要が
ある。従って前述した殺菌消毒洗浄装置などの民生機器
には、オゾン水中のオゾン濃度を高精度に測定できる仕
組みの実装が望まれている。また、オゾンガスを用いて
閉鎖空間内の燻蒸を行う装置では10〜200g/m
(0.5〜9v/v%)前後の高濃度のオゾンガスを使
用することがあり、このような装置では、高濃度のオゾ
ン濃度を測定できる仕組みが必要になる。
【0004】ここでオゾン濃度を測定する方法として
は、従来から隔膜電極式、光音響式、紫外線吸収式、ヨ
ウ素定量式、半導体ガスセンサーによる方法などが知ら
れている。しかしながら、これらのうち隔膜電極式、光
音響式、紫外線吸収式、ヨウ素定量式は、測定手順が煩
雑で装置コストも高くつくため、一般に前述した民生機
器などへの実装は難しく、現時点で民生機器への実装が
最も現実的であるのは半導体ガスセンサーによる方法で
ある。
【0005】特開平10−62320号公報には、この
半導体ガスセンサーを用いてオゾン濃度を測定する装置
について開示されている。この装置は、本体ケースの下
方に設けられた通気性隔膜をオゾン水に接触させ、本体
ケース内を真空ポンプにより負圧化して通気性隔膜から
ケース内にオゾンガスを吸引し、そのオゾンガスの濃度
を直接半導体ガスセンサーで測定することで、オゾン水
の溶存オゾン濃度を計測し、これを表示するようになっ
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記半導体
ガスセンサーの測定許容範囲の上限は、通常はせいぜい
3ppm程度までに限られるため、前述した溶存オゾン
濃度測定装置のように半導体ガスセンサーの指示値をそ
のままオゾンガスの濃度として表示する構成では半導体
ガスセンサーの測定許容範囲を超えた濃度の測定は不可
能である。
【0007】また、半導体ガスセンサーに高濃度のオゾ
ンガスが接触すると半導体ガスセンサーが破損してしま
うおそれがあるが、この測定装置にはこのような半導体
ガスセンサーの特性に対する配慮は一切されていない。
【0008】さらに、前述した殺菌消毒洗浄装置のよう
な民生機器に実装されるオゾンの生成装置は、オゾンの
持つ脱臭・殺菌能力と安全性とのバランスを考慮して間
欠的にオゾンを発生させる仕組みになっている場合が多
く、このような民生機器に実装されるオゾン濃度の測定
装置には、連続してオゾン濃度の経時的な変化を測定で
きることが必要である。しかしながら一般に半導体ガス
センサーは長時間連続的にオゾンガスに晒されると測定
値誤差が大きくなる上、感応面が腐蝕してしまうおそれ
もあり、前述の溶存オゾン濃度測定装置のように半導体
ガスセンサーが常にオゾンガスに晒される構成では、オ
ゾン濃度の経時的な変化を測定することは困難である。
【0009】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであり、半導体ガスセンサーによる高濃度のオゾン
濃度の測定を可能とし、かつ、測定対象物のオゾン濃度
の経時的な測定が可能な、液体または気体に含まれるオ
ゾンの濃度を間接的に測定する方法および装置を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成する本発
明の方法の発明は、つぎの事項(1)〜(6)により特
定されることとする。 (1)液体または気体に含まれるオゾンの濃度を測定する
方法である。 (2)内外を隔てる壁体の一部のみを通気性膜体で構成し
たガス拡散室を設ける。 (3)前記ガス拡散室に、室内のオゾンガスに感応する半
導体ガスセンサーを付設するとともに、前記ガス拡散室
内を換気する手段を設ける。 (4)測定対象となる液体または気体を前記通気性膜体の
外面空間に安定的に存在させる対象アクセスプロセスの
実行中または実行前に、前記換気手段により前記ガス拡
散室内を規定の基準雰囲気にセットする初期化プロセス
を実行する。 (5)前記初期化プロセスの実行後、前記対象アクセスプ
ロセスを続行または開始し、前記測定対象に含まれるオ
ゾンガスを前記通気性膜体を通して前記ガス拡散室内に
拡散させる。 (6)前記ガス拡散室内にオゾンガスを拡散させ始めてか
らの経過時間と前記半導体ガスセンサーの出力とに基づ
いて前記測定対象のオゾン濃度に相関するデータを求め
て出力する。
【0011】ここで具体的には、例えば前記オゾンガス
拡散開始から一定時間経過後の前記半導体ガスセンサー
の出力値に基づいて前記測定対象のオゾン濃度を求める
といった構成が考えられる。
【0012】また、つぎの事項(31)〜(38)により特
定されるような構成も考えられる。 (31)液体または気体に含まれるオゾンの濃度を測定
する方法である。 (32)内外を隔てる壁体の一部のみを通気性膜体で構
成したガス拡散室を設ける。 (33)前記ガス拡散室を換気する手段を設ける。 (34)前記ガス拡散室に、このガス拡散室内に適宜な
開閉手段を介して連通する別室を設け、この別室に当該
別室内のオゾンガスに感応する半導体ガスセンサーを付
設する。 (35)測定対象の液体または気体を前記通気性膜体の
外面空間に安定的に存在させる対象アクセスプロセスの
実行中または実行前に、前記換気手段により前記ガス拡
散室内を規定の基準雰囲気にセットする初期化プロセス
を実行する。 (36)前記初期化プロセスを実行した後、前記開閉手
段を閉じた状態で前記対象アクセスプロセスを続行また
は開始し、前記測定対象に含まれるオゾンガスを前記通
気性膜体を通して前記ガス拡散室内に拡散させる。 (37)前記別室をあらかじめ換気して規定の基準雰囲
気にセットしておき、前記ガス拡散室内にオゾンガスを
拡散させ始めてから一定時間経過後、前記開閉手段を開
いて前記ガス拡散室内のオゾンガスを前記別室内に圧送
する。 (38)前記ガス拡散室内にオゾンガスを拡散させ始め
てからの経過時間と前記半導体ガスセンサーの出力とに
基づいて前記測定対象のオゾン濃度に相関するデータを
求めて出力する。
【0013】具体的には、例えば、前記オゾンガス拡散
開始から前記半導体ガスセンサーの出力値が所定値に達
するまでの時間に基づいて前記測定対象のオゾン濃度を
求めるといった構成が考えられる。
【0014】ここで、前記別室内の温度や圧力を検出
し、これらの検出値を前記測定対象のオゾン濃度に相関
するデータを出力する際の補正パラメータとして用いる
こととすれば、多様な条件下での測定に対応させること
ができ、また、測定精度の向上も図ることができる。
【0015】また、前記ガス拡散室内の温度や圧力を検
出し、これらの検出値を前記測定対象のオゾン濃度に相
関するデータを出力する際の補正パラメータとして用い
たり、前記測定対象の温度や圧力を検出し、その検出値
を前記測定対象のオゾン濃度に相関するデータを出力す
る際の補正パラメータとして用いるといった構成も考え
られる。
【0016】また、前記換気手段に換気に用いるガスの
精製手段を付随させ、この精製手段で精製されたガスを
ガス拡散室や別室に送気してガス拡散室や別室が基準雰
囲気にセットするようにしてもよい。
【0017】一方、前述の目的を達成するための本発明
の装置構成としては、オゾン濃度測定装置であって、内
外を隔てる壁体の一部のみを通気性膜体で構成したガス
拡散室と、このガス拡散室に付設されて室内のオゾンガ
スに感応する半導体ガスセンサーと、前記ガス拡散室に
付設されこのガス拡散室内を換気する手段と、前記ガス
拡散室の前記通気性膜体の外面空間に測定対象の液体ま
たは気体を安定的に存在させる対象アクセスプロセスの
実行中または実行前に、前記換気手段により前記ガス拡
散室内を規定の基準雰囲気にセットする初期化プロセス
を実行し、前記対象アクセスプロセスを続行または開始
し、前記測定対象に含まれているオゾンガスを前記通気
性膜体を通して前記ガス拡散室内に拡散させる測定プロ
セス制御手段と、前記ガス拡散室内にオゾンガスを拡散
させ始めてからの経過時間と前記半導体ガスセンサーの
出力変化に基づいて前記測定対象のオゾン濃度に相関す
るデータを求めて出力する手段とを備えることとする。
【0018】ここで、前記ガス拡散室の前記通気性膜体
を隔てた隣に前記測定対象の液体または気体が満たされ
る容器を前記ガス拡散室と一体的に構成するようにして
もよい。また前述したように前記換気手段には換気に用
いるガスの精製手段が付随する構成としてもよい。
【0019】
【作用】オゾンに対して不活性な気体(以下、基準ガス
と称する)を満たした容器にオゾンガスを混入させると
オゾンガスは徐々に容器全体に拡散していき、最終的に
はオゾンガスが容器全体に行き渡って平衡に達する。こ
の時、容器内の所定位置に半導体ガスセンサーを設置し
て半導体ガスセンサーの出力値を観察すると、オゾンガ
スを混入してからしばらくの間は半導体ガスセンサーの
出力値が増加していくが、次第に一定値に近づいてい
く。
【0020】ここでオゾンガスの拡散速度は濃度が高い
程速い。従ってオゾンガスを混入してからしばらくの間
における半導体ガスセンサーの出力値の時間変化は、混
入したオゾンガスの濃度が高い程大きくなる。すなわ
ち、半導体ガスセンサーの出力値の時間変化とオゾンガ
スの濃度との間には一定の相関があり、これを利用すれ
ば半導体ガスセンサーの出力値の時間変化から測定対象
のオゾンガスの濃度を測定することができる。
【0021】具体的には、例えば、予め様々な濃度のオ
ゾンガスを基準ガスに混入してからある一定時間Tが経
過した時の半導体ガスセンサーの出力値を測定して各濃
度ごとの出力値をデータとしてまとめておく(以下、こ
のデータを濃度比較データと称する)。そして、測定対
象であるオゾンガスを基準ガスに拡散させ始めてから一
定時間Tに達した時の半導体ガスセンサーの出力値を実
際に測定し、これを前記濃度比較データに照らし合わせ
れば、この測定対象のオゾンガスの濃度を求めることが
できる(以下、この方法を時間固定・濃度測定型と称す
る)。
【0022】また、例えば、予め様々な濃度のオゾンガ
スを基準ガスに混入した時の半導体ガスセンサーの出力
値がある一定値Dに達するまでの時間を計測して各濃度
ごとの計測値をデータとしてまとめておく(以下、この
データを時間比較データと称する)。そして、測定対象
であるオゾンガスを基準ガスに拡散させた時の半導体ガ
スセンサーの出力値がある一定値Dに達するまでの時間
を実際に計測し、これを前記時間比較データに照らし合
わせれば、この測定対象のオゾンガスの濃度を求めるこ
とができる(以下、この方法を濃度固定・時間計測型と
称する)。
【0023】また、このようにオゾンガスの拡散途中の
半導体ガスセンサーの出力値からオゾンガスの濃度を求
めることができるので、拡散が進行して半導体ガスセン
サーが高濃度のオゾンガスに晒される前に容器内に充満
したオゾンガスを排気してしまう等すれば、半導体ガス
センサーの測定許容範囲を超えた高濃度のオゾンガスの
濃度を測定することも可能である。
【0024】さらに、以上に説明した方法は測定対象物
が気体(例えばオゾンガスを含有する空気)の場合であ
るが、この方法はオゾン水のように測定対象物が液体で
ある場合にも適用できる。すなわち、例えばオゾン水を
通気性膜体を介して基準ガスに接触させると、通気性膜
体を介して基準ガス中に流出してくるオゾンガスの分子
数は、圧力・温度・通気性膜体の面積および膜圧がそれ
ぞれ一定で、かつ、通気性膜体への吸着量が無視できる
場合には、オゾンガスの分子が通気性膜体に衝突する頻
度、すなわち、通気性膜体に接触しているオゾン水の濃
度によって定まる。そこで予め様々な濃度のオゾン水を
基準ガスに接触させた時の半導体ガスセンサーの出力値
の時間変化を測定しておき、各濃度ごとの測定値と、測
定対象のオゾン水を基準ガスに接触させた時の半導体ガ
スセンサーの出力値の時間変化とを比較すれば、測定対
象のオゾン水の濃度を求めることができる(尚、この場
合にも前述した時間固定・濃度測定型や濃度固定・時間
計測型の方法を用いることができる)。
【0025】本発明のオゾン濃度の測定方法はこのよう
な測定原理に基づいている。
【0026】
【発明の実施の形態】===実施例1=== この実施例における測定装置の概略構成を図1に示す。
上部が開口する容器1にオゾンガスやオゾン水などの測
定対象物を満たしてあり、この測定対象物にその壁面の
一部に形成された通気性膜体3を介してガス拡散室5が
接触している。ガス拡散室5の室内には、室内のガスに
感応する半導体ガスセンサーが付設されている。
【0027】半導体ガスセンサー7は、アルミナ基盤上
に形成されたITO(Sn-doped In O)薄膜感応体を
感応部とするもので、この感応部がガス拡散室5内の気
体に接触するよう、壁面上もしくは所定の固定具によっ
てガス拡散室5内の所定位置に固定されている。通気性
膜体3は、耐オゾン性、ガス分子透過性、撥水性等の性
質を備えるPTFE(PolyTetraFluoroEthylene)などの
材料で構成されている。
【0028】ガス拡散室5の壁面の所定位置には、送気
口9および排気口11が形成され、このうち送気口9に
は後述する基準ガスの精製装置15が送気管13を介し
て接続し、さらに送気管13の途中には基準ガス精製装
置15からガス拡散室5へ基準ガスを送気するためのポ
ンプ21が設けられている。また送気口9および排気口
11にはそれぞれこれらを開閉することのできる送気弁
17および排気弁19が設けられている。
【0029】前述のとおりオゾンは不安定な物質である
ため、測定中は測定対象物のオゾン濃度が一定に保たれ
るように管理しておく必要があるが、この実施例ではオ
ゾン濃度の測定中は容器1中の測定対象物は所定の対象
アクセスプロセスにより絶えず一定のオゾン濃度に保た
れるようになっている。このような対象アクセスプロセ
スとしては平成5年特許願第282035号に記載の方
法などがある。
【0030】また前述の作用の所で説明した方法により
オゾン濃度を精密な測定を行うには、ガス拡散室5内を
できるだけ前述した濃度比較データや時間比較データを
作成した時と同じ環境に保つことが必要である。基準ガ
ス精製装置11はガス拡散室内を常に一定の基準雰囲気
に保つのに必要な基準ガスを精製する装置である。濃度
比較データや時間比較データおよび測定時において、基
準ガス精製装置11は空気に対して以下〜の処理を
施すことで必要量の基準ガスを精製している。
【0031】オゾン分解触媒(活性炭・二酸化マンガ
ン等)を用いて空気中に存在する可能性のあるオゾンを
分解する。 フィルターを通過させてゴミ、埃、粉塵等を除去す
る。 有機シリコン化合物雰囲気、ハロゲン含有ガス雰囲
気、活性炭・ゼオライト・ソーダライム等の吸着・中和
物質と接触させる。 パラジウム・白金等の燃焼触媒を通過させ、水素・メ
タン等の可燃性ガス、エーテル・トルエン・キシレン等
の揮発性有機物蒸気、異性体蒸気等を除去する。
【0032】以上に説明した半導体ガスセンサー7、送
気弁17、排気弁19、ポンプ21などは全てコンピュ
ータ23に接続され、また、このコンピュータ23には
前述した比較データがあらかじめ登録されている。コン
ピュータ23は所定のプログラムに従ってオゾン濃度を
自動測定する。以下ではこの自動測定の一連の流れにつ
いて順に説明する。
【0033】測定に際し、まずコンピュータ23は送気
弁17および排気弁19を開放し、ポンプ21を作動さ
せてガス拡散室5内に基準ガスを送気する(初期化プロ
セス)。尚、この時前述した対象アクセスプロセスは実
行中であってもよいし実行前であってもよい。コンピュ
ータ23はガス拡散室5内が完全に基準ガスで満たされ
たところで送気弁17および排気弁19を閉じてガス拡
散室5を閉塞し、またポンプ21を停止して基準ガスの
送気をやめる。ここで対象アクセスプロセスを中断もし
くは停止していた場合には、ガス拡散室5の閉塞と同時
に対象アクセスプロセスを続行または開始させておく。
【0034】ガス拡散室5が閉塞されるとすぐに通気性
膜体3を介してオゾンガスがガス拡散室5内へと拡散し
始める。コンピュータ23は、時間計測を開始してから
一定時間Tが経過したところで半導体ガスセンサー7の
出力値を取り込むとともに、半導体ガスセンサー7がこ
れ以上高濃度のオゾンガスに晒されることのないよう、
直ちに送気弁17および排気弁19を開いてポンプ21
を作動させ、ガス拡散室5内に基準ガスを送気してガス
拡散室5内を換気する。またコンピュータ23はこの出
力値と濃度比較データに照らし合わせてオゾン濃度を求
め(時間固定・濃度測定型の方法による)、その値をデ
ィスプレイに表示する。
【0035】このようにして1回の測定が完了する。こ
こでこの測定装置では、測定後の送気によりガス拡散室
5が換気されれば、直ちに2回目の測定を実施すること
ができる。従ってポンプ21を強力にしたりガス拡散室
5の容積を減らすなどしてガス拡散室内3へ基準ガスが
迅速に送気されるようにすれば、短い時間間隔で殆ど連
続的にオゾン濃度を測定し続けることができる。
【0036】また、以上に説明した実施例1の測定装置
は、ガス拡散室5が容器1とは別体に構成されている。
この構成の応用としては、例えばガス拡散室5や基準ガ
ス精製装置15、コンピュータ23などを一体化した測
定装置もしくは測定用のプローブなどが考えられる。
【0037】===実施例2=== 実施例2の測定装置の概略構成を図2に示す。この測定
装置は実施例1の場合とは異なり、容器1とガス拡散室
5とを一体に構成している。この構成では容器1が密閉
されることになるので測定対象物の圧力変動などの外乱
を低減することができ、実施例1の場合に比べ安定した
測定を行うことができる。
【0038】この構成の応用としては、例えば前述した
殺菌消毒洗浄装置などの民生機器にオゾン水濃度や、オ
ゾンガス濃度の測定装置を実装する場合などが考えられ
る。尚、この測定装置による測定手順は実施例1の場合
と同様であるのでここでは説明を省略する。
【0039】===実施例3=== 実施例3の測定装置の概略構成を図3に示す。この測定
装置は実施例2の測定装置を基本とし、さらにガス拡散
室5に連絡管29を介して連通する別室31を設け、半
導体ガスセンサー7をガス拡散室5ではなく別室31内
に設置するようにしている。連絡管29の途中にはガス
拡散室5内のガスを別室31内へ圧送する圧送ポンプ3
3および開閉弁35が設けられている。また別室31に
は換気口37が形成され、この換気口37には換気弁3
9が設けられている。圧送ポンプ33、開閉弁35およ
び換気弁39はそれぞれコンピュータ23に接続されて
いる。
【0040】この測定装置による測定手順について説明
する。測定に際し、まず、コンピュータ23は送気弁1
7、排気弁19、開閉弁35、換気弁39を開放し、ポ
ンプ21を作動させてガス拡散室内3に基準ガスを送気
する(初期化プロセス)。前述と同様、このとき対象ア
クセスプロセスは実行中であってもよいし実行前であっ
てもよい。コンピュータ23はガス拡散室5内が完全に
基準ガスで満たされたところで送気弁17、排気弁1
9、開閉弁35、換気弁39を閉じてガス拡散室5およ
び別室31を閉塞し、ポンプ21を停止して基準ガスの
送気をやめる。この時、対象アクセスプロセスを中断も
しくは停止していた場合には、ガス拡散室5を閉塞する
のと同時に対象アクセスプロセスを続行もしくは開始さ
せる。
【0041】ガス拡散室5が閉塞されると、通気性膜体
3を通ってオゾンガスがガス拡散室5内に拡散し始め
る。コンピュータ23は、一定時間Tが経過したところ
で半導体ガスセンサー7の出力値を取り込むとともに、
半導体ガスセンサー7がこれ以上高濃度のオゾンガスに
晒されることのないよう、直ちに送気弁17および排気
弁19を開くとともにポンプ21および圧送ポンプ32
を作動させて基準ガスを送気して別室31内を換気す
る。また、コンピュータ23は取り込んだ出力値を濃度
比較データに照らし合わせてオゾン濃度を求め(時間固
定・濃度測定型の方法による)、その値をディスプレイ
に表示する。
【0042】ところで、この実施例では半導体ガスセン
サー7を別室31内に付設することとしたので、例えば
半導体ガスセンサー7の出力値が急激に上昇したのを検
知して直ちに開閉弁35を閉じて高濃度のオゾンガスが
別室31へと流入するのを阻止するといった制御が可能
である。このようにすれば半導体ガスセンサー7が高濃
度のオゾンガスに晒される危険をより確実に回避するこ
とができる。
【0043】===その他の応用=== ところで、以上の実施例においては時間固定・濃度測定
型の方法によりオゾン濃度を測定しているが、実施例1
および2の場合には、濃度固定・時間計測型の方法を採
用することもできる。尚、この場合には固定する濃度を
半導体ガスセンサー7の測定許容範囲内の一定値Dに設
定しておき、時間計測後、直ちにガス拡散室5内を換気
するようにすれば、半導体ガスセンサー7が高濃度のオ
ゾンガスに晒されるのをより確実に防ぐことができる。
【0044】半導体ガスセンサー7に高濃度のオゾンガ
スが接触するのを防ぐため、例えば、半導体ガスセンサ
ー7の出力値が急激に上昇した場合などに自動的にポン
プ21を作動させ、ガス拡散室5内や別室31内に充満
したオゾンガスを排気するようにしてもよい。
【0045】前述の実施例ではポンプ21を送気管13
の途中に設ける構成としたが、基準ガス精製装置15に
送気を行い、基準ガス精製装置15から送気管13に基
準ガスを送り出す構成としてもよい。
【0046】送気口9や排気口11の径を十分に細く形
成することでガス拡散室5の閉塞性を確保するようにし
てもよい。このようにすれば送気弁17、排気弁19を
省略することができる。
【0047】前述したように基準ガスを空気から精製す
るのではなく、例えばオゾンガスに対して不活性なガス
(例えば、窒素ガスやアルゴンガス)をボンベからガス
拡散室5内に供給するようにしてもよい。このようにす
れば基準ガスの精製装置15が必要でなくなり、装置コ
ストの低減を図ることができる。
【0048】通気性膜体3の表面を覆うようにシャッタ
ーを設け、測定開始と同時にシャッターを開くようにし
てもよい。このようにすれば、初期化プロセスの終了時
と時間計測開始時を一致させる必要がなくなり、初期化
プロセスを開始した後、任意の時刻で測定を開始するこ
とができるので便利である。また測定時以外はシャッタ
ーを閉じておくことで半導体ガスセンサー7に高濃度の
オゾンガスが接触する危険が少なくなり安全性の向上を
図れる。
【0049】測定対象物やガス拡散室5内、別室31内
の圧力や温度を測定し、この測定値をコンピュータ23
でオゾン濃度を決定する際の補正パラメータとして用い
ることとすれば、多様な条件下での測定に対応させるこ
とができ、また、測定精度の向上も図ることができる。
【0050】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によるオ
ゾン濃度を測定する方法および装置には、オゾンガスの
濃度に応じた拡散速度の違いを利用してガス拡散室内に
オゾンガスを拡散させ始めてからの経過時間と半導体ガ
スセンサーの出力とに基づいて測定対象のオゾン濃度に
相関するデータを求めて出力することで測定対象のオゾ
ン濃度を間接的に測定する構成であるので、測定中に半
導体ガスセンサーが高濃度のオゾンガスに晒される危険
が少なく装置の高寿命化を図ることができる。またこの
構成によりオゾン水のように液体中のオゾン濃度を測定
したり、半導体ガスセンサーの測定許容範囲を超える高
濃度の測定対象物の測定するといったことも可能にな
る。
【0051】また本発明によれば経済的かつシンプルに
オゾン濃度の測定装置を構成することができるので、殺
菌消毒洗浄装置などの民生機器のみならずオゾン濃度の
精密な測定が必要とされる様々な分野へ応用が考えられ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例によるオゾン濃度の測定
装置の概略構成図である。
【図2】本発明の第2の実施例によるオゾン濃度の測定
装置の概略構成図である。
【図3】本発明の第3の実施例によるオゾン濃度の測定
装置の概略構成図である。
【符号の説明】
3 通気性膜体 5 ガス拡散室 7 半導体ガスセンサー

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 つぎの事項(1)〜(6)により特定さ
    れる発明。 (1)液体または気体に含まれるオゾンの濃度を測定す
    る方法である。 (2)内外を隔てる壁体の一部のみを通気性膜体で構成
    したガス拡散室を設ける。 (3)前記ガス拡散室に、室内のオゾンガスに感応する
    半導体ガスセンサーを付設するとともに、前記ガス拡散
    室内を換気する手段を設ける。 (4)測定対象となる液体または気体を前記通気性膜体
    の外面空間に安定的に存在させる対象アクセスプロセス
    の実行中または実行前に、前記換気手段により前記ガス
    拡散室内を規定の基準雰囲気にセットする初期化プロセ
    スを実行する。 (5)前記初期化プロセスの実行後、前記対象アクセス
    プロセスを続行または開始し、前記測定対象に含まれる
    オゾンガスを前記通気性膜体を通して前記ガス拡散室内
    に拡散させる。 (6)前記ガス拡散室内にオゾンガスを拡散させ始めて
    からの経過時間と前記半導体ガスセンサーの出力とに基
    づいて前記測定対象のオゾン濃度に相関するデータを求
    めて出力する。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の測定方法において、前
    記オゾンガス拡散開始から一定時間経過後の前記半導体
    ガスセンサーの出力値に基づいて前記測定対象のオゾン
    濃度を求めることを特徴とする。
  3. 【請求項3】 つぎの事項(31)〜(38)により特定さ
    れる発明 (31)液体または気体に含まれるオゾンの濃度を測定す
    る方法である。 (32)内外を隔てる壁体の一部のみを通気性膜体で構成
    したガス拡散室を設ける。 (33)前記ガス拡散室を換気する手段を設ける。 (34)前記ガス拡散室に、このガス拡散室内に適宜な開
    閉手段を介して連通する別室を設け、この別室に当該別
    室内のオゾンガスに感応する半導体ガスセンサーを付設
    する。 (35)測定対象の液体または気体を前記通気性膜体の外
    面空間に安定的に存在させる対象アクセスプロセスの実
    行中または実行前に、前記換気手段により前記ガス拡散
    室内を規定の基準雰囲気にセットする初期化プロセスを
    実行する。 (36)前記初期化プロセスを実行した後、前記開閉手段
    を閉じた状態で前記対象アクセスプロセスを続行または
    開始し、前記測定対象に含まれるオゾンガスを前記通気
    性膜体を通して前記ガス拡散室内に拡散させる。 (37)前記別室をあらかじめ換気して規定の基準雰囲気
    にセットしておき、前記ガス拡散室内にオゾンガスを拡
    散させ始めてから一定時間経過後、前記開閉手段を開い
    て前記ガス拡散室内のオゾンガスを前記別室内に圧送す
    る。 (38)前記ガス拡散室内にオゾンガスを拡散させ始めて
    からの経過時間と前記半導体ガスセンサーの出力とに基
    づいて前記測定対象のオゾン濃度に相関するデータを求
    めて出力する。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の測定方法において、前
    記別室内の温度を検出し、その検出値を前記測定対象の
    オゾン濃度の補正パラメータとして用いることを特徴と
    する。
  5. 【請求項5】 請求項3または4のいずれかに記載の測
    定方法において、前記別室内の圧力を検出し、その検出
    値を前記測定対象のオゾン濃度の補正パラメータとして
    用いることを特徴とする。
  6. 【請求項6】 請求項1または請求項3〜5のいずれか
    に記載の測定方法において、前記オゾンガス拡散開始か
    ら前記半導体ガスセンサーの出力値が所定値に達するま
    での時間に基づいて前記測定対象のオゾン濃度を求める
    ことを特徴とする。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の方法に
    おいて、前記換気手段には換気に用いるガスの精製手段
    が付随していることを特徴とする。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかに記載の測定方
    法において、前記ガス拡散室内の温度を検出し、その検
    出値を前記測定対象のオゾン濃度の補正パラメータとし
    て用いることを特徴とする。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれかに記載の測定方
    法において、前記ガス拡散室内の圧力を検出し、その検
    出値を前記測定対象のオゾン濃度の補正パラメータとし
    て用いることを特徴とする。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれかに記載の測定
    方法において、前記測定対象の温度を検出し、その検出
    値を前記測定対象のオゾン濃度の補正パラメータとして
    用いることを特徴とする。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10のいずれかに記載の測
    定方法において、前記測定対象の圧力を検出し、その検
    出値を前記測定対象のオゾン濃度の補正パラメータとし
    て用いることを特徴とする。
  12. 【請求項12】 内外を隔てる壁体の一部のみを通気性
    膜体で構成したガス拡散室と、このガス拡散室に付設さ
    れて室内のオゾンガスに感応する半導体ガスセンサー
    と、前記ガス拡散室に付設されこのガス拡散室内を換気
    する手段と、前記ガス拡散室の前記通気性膜体の外面空
    間に測定対象の液体または気体を安定的に存在させる対
    象アクセスプロセスの実行中または実行前に、前記換気
    手段により前記ガス拡散室内を規定の基準雰囲気にセッ
    トする初期化プロセスを実行し、前記対象アクセスプロ
    セスを続行または開始し、前記測定対象に含まれている
    オゾンガスを前記通気性膜体を通して前記ガス拡散室内
    に拡散させる測定プロセス制御手段と、前記ガス拡散室
    内にオゾンガスを拡散させ始めてからの経過時間と前記
    半導体ガスセンサーの出力変化に基づいて前記測定対象
    のオゾン濃度に相関するデータを求めて出力する手段と
    を備えたことを特徴とするオゾン濃度測定装置。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の方法において、前
    記換気手段には換気に用いるガスの精製手段が付随して
    いることを特徴とする。
  14. 【請求項14】 請求項12または13のいずれかに記
    載のオゾン濃度測定装置であって、前記ガス拡散室の前
    記通気性膜体を隔てた隣に前記測定対象の液体または気
    体が満たされる容器が前記ガス拡散室と一体的に構成さ
    れていることを特徴とする。
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