JP2001073255A - 放熱シート - Google Patents

放熱シート

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Abstract

(57)【要約】 【課題】放熱性が良好で、かつ柔軟性があり、設計自由
度が大きいばかりでなく、放熱シートが変形、劣化せ
ず、また絶縁性のある放熱シートを提供する。 【解決手段】 ピッチ系炭素繊維からなる放熱シート本
体の少なくとも一面に難燃性シリコーンポリマー膜を設
けたことを特徴とする。 【効果】伝熱性の良好なピッチ系炭素繊維をシート状と
し、この放熱シート本体1の表裏面あるいは少なくとも
一方に、耐熱性の大きな難燃性シリコーンポリマー膜2
を設けたため、放熱性が良好で、柔軟性があり、かつ変
形、劣化せず、絶縁性のある放熱シートとすることがで
きるという利点がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は放熱シート、特に柔軟性
があり、かつ放熱性の良好な柔軟な放熱シートに関す
る。
【0002】
【従来技術および問題点】たとえば、電子機器内で発生
する熱は、電子部品の誤作動を招くことから、良好に放
熱される必要がある。このような放熱手段として、放熱
シートを使用する方法が知られている。柔軟性のある放
熱シートとしては、シリコーンゲルに熱伝導フィラー、
たとえばアルミナ、マグネシア、窒化ほう素などを所定
量添加したものが知られている。このような放熱シート
は、柔軟性があり、粘着性も有していることから、半導
体装置を装着した回路基板など凹凸のある部分に被せて
放熱させることができるという、設計自由度が大きいと
いう利点がある反面、放熱性は優れているとはいえない
という欠点がある。
【0003】一方、放熱性の良好な平面シート状の放熱
シートとしては、アルミ板、ピッチ系炭素繊維を一方向
に引き揃えた炭素繊維強化プラスチック等が知られてい
る。これらの放熱シートは、熱伝導性が良好で、放熱性
は優れている反面、剛性があり、伝熱方向の設計自由度
が小さいという欠点がある。特にピッチ系炭素繊維を使
用した炭素繊維強化プラスチックの放熱シートは、放熱
性は大きいものの、基本的に繊維の引き揃え方向(一方
向)にのみ伝熱する性質があるため、設計自由度は大き
く制限されるという欠点があった。さらに、ピッチ系炭
素繊維を使用した炭素繊維強化プラスチックの放熱シー
トは、放熱中、放熱シート自体が100℃以上の熱を持
ち、かつマトリックスのエポキシ樹脂の軟化点が120
℃前後であることから、放熱シートが変形、劣化してし
まうという重大な欠陥を有していた。さらに、放熱シー
ト自体が導電性があるため、使用条件が限定されるとい
う欠点がある。
【0004】本発明は上述の問題点に鑑みなされたもの
であり、放熱性が良好で、かつ柔軟性があり、設計自由
度が大きいばかりでなく、放熱シートが変形、劣化せ
ず、また絶縁性のある放熱シートを提供することを目的
とする。
【0005】
【問題点を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明による放熱シートは、ピッチ系炭素繊維から
なる放熱シート本体の少なくとも一面に難燃性シリコー
ンポリマー膜を設けたことを特徴とする。
【0006】本発明によれば、伝熱性の良好なピッチ系
炭素繊維をシート状とし、この放熱シート本体の表裏面
あるいは少なくとも一方に、耐熱性の大きな難燃性シリ
コーンポリマー膜を設けたため、放熱性が良好で、柔軟
性があり、かつ変形、劣化せず、絶縁性のある放熱シー
トとすることができるという利点がある。
【0007】本発明をさらに詳しく説明すると、本発明
による放熱シートは、図1に示すように、ピッチ系炭素
繊維をシート状とした放熱シート本体1の少なくとも一
面に難燃性シリコーンポリマー膜2を設けたものであ
る。この具体例においては、表裏面に設けてあるがどち
らか一方でもよいのは明らかである。
【0008】前記ピッチ系炭素繊維は、平面内に炭素原
子が正六角形状に等間隔に配置されたグラファイトの単
結晶が繊維の軸方向に結合して伸長しており、一方太さ
方向には前記単結晶層が積層された構造になっている。
前記単結晶層間はファン・デル・ワールス力のみが働
き、一方各単結晶間には強力な共有結合で結合された構
造になっている。このため、炭素繊維は繊維の軸方向に
大きな伝熱性を有しており、一方太さ方向は、数十分の
一から数百分の一の伝熱性しか有していない性質がある
(強度についても同様である)(図2参照)。
【0009】本発明においては、上述のようなピッチ系
炭素繊維の特性に着目し、前記炭素繊維の撚糸を用い
て、放熱シート本体1を製造する。このような炭素繊維
は、繊維軸方向の熱伝導率が600〜1600W/m・
Kを有しているのが好ましい。600W/m・K未満で
あると、十分な放熱性が発揮できない恐れがあり、一方
1600W/m・Kを越えた炭素繊維を製造するのが困
難であるからである。炭素繊維の熱伝導率は、炭素繊維
を構成するグラファイト結晶の大きさのみに支配されて
いることが判明しており、炭素繊維は、その原料や製法
によらず、グラファイト結晶が大きい程、格子欠陥によ
る電気および熱のキャリアーの散乱が小さくなり、熱伝
導率が大きくなる。このような炭素繊維としては、たと
えば特開平07−331536号公報に記載されたピッ
チ系炭素繊維を用いることができる。
【0010】上述のピッチ系炭素繊維は太さが10μm
前後であり、このような炭素繊維を好ましくは1000
〜3000(1K〜3K)本、束ねて糸として使用す
る。1K未満であると強度が不足する恐れがあり、一方
3Kを越えると、放熱シートの柔軟性を損なう恐れがあ
る。
【0011】このような本発明による放熱シート本体の
厚さは100μm〜2mmであるのがよい。100μm
未満であると、強度が不足し、また放熱性が十分でない
恐れがあり、一方2mmを超えた場合、放熱性は向上せ
ず、取り扱いが不便になるという欠点を生じる。特に好
ましくは0.5〜1mmである。このような放熱シート
を積層して使用してもよいのは明らかである。
【0012】放熱シート本体1は、たとえば図3に示す
ように、4軸織物であることができる。すなわち、ピッ
チ系炭素繊維よりなる経糸3および緯糸4およびこれら
の糸に斜め方向に交わる2本の斜行糸5、6とを有し、
前記斜行糸3は相互に交差しており、前記経糸1及び緯
糸2および2本の斜行糸5、6は相互に織られている織
物である。図4に示すように、斜交糸5,6の交差角度
は、前記経糸3方向を0°としたときに、±30〜60
°の角度で交差しているのがよい。±30°未満または
±60°を超える場合は、4方向への伸びの規制が著し
く低下してしまうという問題を生じる恐れがある。特
に、45°(直行方向)であることが望ましい。
【0013】このような4軸織物を放熱シート本体とし
た放熱シートSは、たとえば、図5に示すように、放熱
シートSの中心部を刳り貫き、この穴部に熱源7を設置
するように配置する場合、熱7よりの熱は放熱シートS
の糸の方向(矢印で示す)、すなわち8方向に伝熱す
る。このため効率良く放熱可能となる。
【0014】また、図5に示すように、放射状にピッチ
系炭素繊維8を配置した放熱シート本体1に難燃性シリ
コーンゴム膜2を形成したものであることもできる。こ
の場合も、放熱シートSの中心に熱源を設けることによ
って、放射方向に熱を逃がすことが可能になり、極めて
効率良く放熱できるという利点を生じる。
【0015】このような放熱シート本体1に設ける難燃
性シリコーンポリマー膜2はシリコーンポリマーを難燃
化したものである。難燃性シリコーンポリマーとして
は、たとえばオルガノポリシロキサン(たとえばメチル
ポリシロキサン)に微粉末銅系材料を添加したもの、あ
るいはこの銅系材料ともに白金材料を添加したもの(特
公昭44−2591号)、オルガノポリシロキサンに金
属酸化物を添加したもの(特開昭48−96650
号)、特殊なオルガノポリシロキサン(RaSiO(4
−a)/2(式中、Rは置換または非置換の1価の炭化
水素基であり、aは1.95〜2.05の数である)で
示される)100重量部にシロキサン単位を20モル含
有させたオルガノポリシロキサンを配合した難燃性シリ
コーンゴム(特開昭49−356号)などを使用するこ
とができる。あるいは(A)RaSiO(4−a)/2
(式中、Rは置換または非置換の1価の炭化水素基であ
り、aは1.95〜2.05の数である)で示される、
1分子中に少なくともケイ素原子結合アルケニル基を有
するオルガノポリシロキサン100重量部、粉末シリカ
10〜100重量部、白金化合物と分子中にアルケニル
基とアルコール性水酸基を有する化合物の反応混合物
((A)成分100重量部に白金金属量として1〜10
00重量部)(特開平10−168317号)を使用す
ることができる。
【0016】上述のようにピッチ系炭素繊維は放熱を行
う場合に、高温(100℃以上)になる特性がある。こ
のため、前記ピッチ系炭素繊維からなる放熱シート本体
に難燃性のあるシリコーンポリマー膜を設けることによ
って、柔軟性を損なうことなく、前記放熱シート本体の
補強あるいは保形などのマトリックスとしての作用を行
い、かつ熱による劣化を生じにくいため、耐久性が良好
になるという利点がある。上記のような難燃性のレベル
はUL94においてVOであるのが好ましい。
【0017】このような難燃性シリコーンポリマーに
は、熱伝導性を良好にするために熱伝導フィラーを添加
することが可能である。熱伝導フィラーとしては窒化ほ
う素、窒化アルミ、マグネシア等の無機熱伝導フィラー
を例としてあげることができ、これらの一種以上を良好
に添加可能である。熱伝導フィラーの添加量は、好まし
くは難燃性シリコーンポリマー100重量部に対して、
200〜400重量部である。200重量部未満である
と、熱伝導性が劣り、炭素繊維の熱を充分放出できない
恐れがあり、一方、400重量部を超えると、難燃性シ
リコーンポリマー膜の形成が困難となる。このように難
燃性シリコーンポリマー膜の放熱性を良好にすることに
より、ピッチ系炭素繊維の温度上昇を防ぐことが可能に
なり、放熱効率を上昇させることができる。
【0018】この難燃性シリコーンポリマー膜2の厚さ
は、好ましくは100〜500μmである。100μm
未満であると、シート製造の困難さおよび充分絶縁性を
発揮できない恐れがあり、一方、500μmを越える
と、柔軟性が損なわれる恐れがある。
【0019】上記難燃性シリコーンポリマー膜2は、た
とえばオープンロール、カレンダーロール、ローラヘッ
ド等の手段で形成することができ、このように形成され
た難燃性シリコーンポリマー膜2をプレスによって放熱
シート本体1に設けることができる。
【0020】本発明による放熱シートは、放熱部7が障
害物9で遮られている場合、柔軟であるので、図に示す
ように放熱シートSを折り曲げたり、湾曲させて、熱源
7より熱を放熱部10に導くことが可能になる。このた
め、放熱シートSを使用する機器の設計自由度を著しく
大きくすることができる。
【0021】以下本発明による実施例を説明する。
【0022】
【実施例1】11μmのピッチ系炭素繊維(K13D2
U;商標名;三菱化学株式会社)を1Kとした糸を使用
して4軸織物を作製した。この炭素繊維の熱伝導率は8
00W/m・Kであった。また、この放熱シート本体の
厚さは0.35mmであった。
【0023】このような放熱シート本体の片面に厚さ3
00μmの難燃性シリコーンポリマー膜(信越化学株式
会社製;KE56;商標名;難燃性=UL94において
VO)を片面に形成した。この難燃性シリコーンポリマ
ー膜には難燃性シリコーンポリマー100重量部に対し
400重量部の窒化ほう素が添加されていた。
【0024】このような放熱シートを打ち抜いて、50
×200mmの試料とした後、室温25℃の雰囲気中で
前記放熱シートの一方の短端部に接触してアルミブロッ
クをおき、このアルミブロックをヒータによって130
℃に加熱した。その後、ヒータを止めてアルミブロック
を自然冷却させ、25℃に冷却されるまでの時間を測定
した。本発明による放熱シートを接触させた場合、他方
の端部より放熱され、25℃に冷却されるまでに約11
分かかった。放熱シートを設けない場合、約40分であ
った。またアルミニウム板の放熱シートを使用したと
き、約27分であった。
【0025】また図4に示すように、放熱シート(15
0×200mm)の中心に穴部を設けてアルミブロック
を前記穴部に接触するように配置したときには約8分で
室温まで冷却することができた。
【0026】この実施例による放熱シートによればアル
ミニウムの放熱シートよりも著しく良好な放熱性を示す
ことが明らかになった。
【0027】また剛軟度を一般織物試験法であるJIS
L1096 A法(45°カンチレバー法)で測定した
結果、最大20mmであり、十分な柔軟性を有している
ことがわかった。
【0028】
【実施例2】11μmのピッチ系炭素繊維(K13D2
U;商標名;三菱化学株式会社)を1Kとした糸を使用
して放射状に前記炭素繊維を敷設し放熱シート本体を製
造した。この炭素繊維の熱伝導率は800W/m・Kで
あった。また、この放熱シート本体の厚さは0.35m
mであった。
【0029】このような放熱シート本体に厚さ200μ
mの難燃性シリコーンポリマー膜(信越化学株式会社
製;KE56;商標名;難燃性=UL94においてV
O)を片面に形成した。この難燃性シリコーンポリマー
膜には難燃性シリコーンポリマー100重量部に対し4
00重量部の窒化ほう素が添加されていた。
【0030】このような放熱シートを打ち抜いて、15
0×200mmの切片とした後、炭素繊維が放射状に敷
設された中心部を打ち抜き(図6参照)、その中心部に
接触してアルミブロックをおき、このアルミブロックを
ヒータによって130℃に加熱した。その後、ヒータを
止めてアルミブロックを自然冷却させ、室温雰囲気(2
5℃)で温度を測定した。本発明による放熱シートを接
触させた場合、他方の端部より放熱するため、25℃に
冷却されるまでに約7分かかった。
【0031】この実施例による放熱シートによればアル
ミニウムの放熱シートよりも著しく良好な放熱性を示す
ことが明らかになった。
【0032】また剛軟度を一般織物試験法であるJIS
L1096 A法(45°カンチレバー法)で測定した
結果、最大20mmであり、十分な柔軟性を有している
ことがわかった。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明による放熱シ
ートによれば、伝熱性の良好なピッチ系炭素繊維をシー
ト状とし、この放熱シート本体の表裏面あるいは少なく
とも一方に、耐熱性の大きな難燃性シリコーンポリマー
膜を設けたため、放熱性が良好で、柔軟性があり、かつ
変形、劣化せず、絶縁性のある放熱シートとすることが
できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による放熱シートの斜視図。
【図2】炭素繊維の構造を示す説明図。
【図3】放熱シート本体の一例の平面図。
【図4】前記放熱シート本体の斜交糸の状態を示す説明
図。
【図5】本発明による放熱シートの使用状態の一例を示
す説明図。
【図6】放熱シート本体の他の例を示す模式的平面図。
【図7】本発明による放熱シートの使用状態の一例を示
す説明図。
【符号の説明】
1 放熱シート本体 2 難燃性シリコーンポリマー膜 3 経糸 4 緯糸 5 斜交糸 6 斜交糸 7 熱源 8 炭素繊維 9 障害物 10 放熱部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05K 7/20 H05K 7/20 A Fターム(参考) 4F072 AA04 AA08 AB10 AB15 AB22 AB27 AB28 AD47 AK05 AL01 4F100 AD11A AK52B AK52C AR00A BA03 BA06 BA13 DG01A DG12A GB90 JA20A JA20B JA20C JG04 JJ01A JJ07B JJ07C JJ10 JJ10A JK07 JK13 JM02B JM02C YY00A YY00B YY00C 4L048 AA05 AA34 AA44 AC00 BA16 CA00 CA12 DA24 5E322 AA11 AB11 FA05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピッチ系炭素繊維からなる放熱シート本
    体の少なくとも一面に難燃性シリコーンポリマー膜を設
    けたことを特徴とする放熱シート。
  2. 【請求項2】 前記放熱シート本体は相互に直行する経
    糸、緯糸、これらの糸に斜め方向に交わる2本の斜行糸
    とを有し、前記斜行糸は相互に交差しており、前記経糸
    及び緯糸および2本の斜行糸は相互に織られている4軸
    織物であることを特徴とする請求項1記載の放熱シー
    ト。
  3. 【請求項3】 前記放熱シート本体は所定の中心から放
    射状にピッチ系炭素繊維を敷設したものであることを特
    徴とする請求項1記載の放熱シート。
  4. 【請求項4】 前記ピッチ系炭素繊維は、繊維軸方向の
    熱伝導率が600〜1600W/m・Kであることを特
    徴とする請求項1から3記載のいずれかの放熱シート。
  5. 【請求項5】 前記放熱シート本体の厚さは100μm
    〜2mmであり、前記難燃性シリコーンポリマー膜の厚
    さは100〜500μmであることを特徴とする請求項
    1から4記載のいずれかの放熱シート。
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