JP2001072320A - シート処理装置及びこれを備える画像形成装置 - Google Patents

シート処理装置及びこれを備える画像形成装置

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JP2001072320A
JP2001072320A JP25232299A JP25232299A JP2001072320A JP 2001072320 A JP2001072320 A JP 2001072320A JP 25232299 A JP25232299 A JP 25232299A JP 25232299 A JP25232299 A JP 25232299A JP 2001072320 A JP2001072320 A JP 2001072320A
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sheet
staple
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unit
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Kaoru Sato
馨 佐藤
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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 パンチ穴位置と、重ならない位置でシート束
にステイプル処理を可能にして、ステイプル時における
針の除去を無用にしたシート処理装置を実現する。 【解決手段】 ステイプル処理したのち、パンチ処理す
るためのシート束S0 を、ステイプルトレイ201上で
ステイプルユニット112によりステイプルする場合、
パンチ穴情報に基づいて、シート束へのステイプル位置
を、制御手段により制御するようにすることで、シート
束のパンチ穴位置と、ステイプル位置とが重ならないよ
うになって、ステイプル時に、ユーザがステイプル針を
予め除去する作業がなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート処理装置に
係り、詳細には、例えば、複数枚のシートを載置手段に
載置してステイプルを行い、そのシート束をパンチ穴情
報に基づいてパンチ処理するシート処理装置及びこれを
備える画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シート束をステイプル手段により
ステイプルするシート処理装置は、シート束のシートサ
イズや、ステイプル数によってステイプル位置が決定さ
れるか、あるいは、シート処理装置に接続される画像形
成装置、または画像形成制御装置からのステイプル位置
指定によって、シート束のステイプル位置が決定されて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ステイ
プルされたシート束を、ユーザがバインダーに綴じるた
めに、パンチ装置にセットするとき、ユーザはステイプ
ル針を取り除かなければならない。それは、シート束の
パンチ穴位置にステイプル針があった場合、そのままパ
ンチすると、パンチ装置の目詰まりなどを生じる恐れが
あるからである。
【0004】本発明は、パンチ処理すべきシート束をス
テイプル処理する場合、外部装置のパンチ穴情報を基に
して、ステイプル位置と、パンチ穴位置とが重ならない
ような位置に、ステイプル針を打つように制御したシー
ト処理装置及びこれを備える画像形成装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
搬送されるシートを複数枚載置する載置手段と、該載置
手段上のシート束の搬送方向に沿う一側端部に進退して
シート束をステイプルするステイプル手段と、該ステイ
プル手段によりステイプルされたシート束を搬送する搬
送手段と、該搬送手段により搬送されるシート束を積載
する積載手段と、を備えるシート処理装置において、前
記積載手段に積載されるシート束をパンチ処理する場
合、シート処理装置の外部から送られるパンチ穴情報を
受信する通信手段と、前記シート束をステイプルする位
置を設定するステイプル位置設定手段と、前記通信手段
により受信したパンチ穴情報を基に、前記ステイプル位
置設定手段の設定を制御する制御手段と、を備えること
を特徴とする。
【0006】請求項2に係る発明は、前記制御手段は、
前記パンチ穴情報のパンチ穴有無によって、前記ステイ
プル位置設定手段を制御することを特徴とする。
【0007】請求項3に係る発明は、前記制御手段は、
前記パンチ穴情報の穴の数によって、前記ステイプル位
置設定手段を制御することを特徴とする。
【0008】請求項4に係る発明は、前記制御手段は、
前記パンチ穴情報のパンチ穴位置によって前記ステイプ
ル位置設定手段を制御することを特徴とする。
【0009】請求項5に係る発明は、前記制御手段は、
前記パンチ穴情報に基づくシート搬送方向に沿う端部と
パンチ穴位置との間である位置情報によって、前記ステ
イプル位置設定手段を制御することを特徴とする。
【0010】[作用]以上構成に基づき、載置手段上に
載置されたシート束を、ステイプル手段によりステイプ
ル処理したのちパンチ処理する際、パンチ穴情報に基づ
いて、シート束へのステイプル位置が設定され、ステイ
プル手段によりステイプル処理される。これにより、ス
テイプル手段によりステイプル処理されたシート束を、
パンチ処理する際、パンチ穴位置と、ステイプル針とは
重ならないようになっていて、シート束をパンチ処理す
る際に、ステイプル針を予め除去するような作業をなく
すことができる。
【0011】また、シート搬送方向に沿う一側端部から
のステイプル針の位置が、パンチ穴と一側端部との間に
あることで、例えば、シート束をバインダ等に綴じてこ
れを参照する際、ステイプル針によるシートの破損等の
不具合を生じることがない。
【0012】
【発明の実施の形態】〈実施の形態1〉最初に、本発明
に係るシート処理装置が接続されている画像形成装置本
体の一例を、図7により説明する。
【0013】図7は、本発明に係るシート処理装置を備
えた画像形成装置本体(複写機本体)の一例を示してい
る。
【0014】画像形成装置本体(複写機本体)900に
は、原稿載置台としてのプラテンガラス906、光源9
07、レンズ系908、給紙部909、画像形成部90
2、原稿Dをプラテンガラス906に給送する自動原稿
給送装置950、複写機本体から排出される画像形成済
みの複数のシートをステイプル処理、パンチ処理するシ
ート処理装置等が備えられている。
【0015】給紙部909は、記録用のシートSを収納
して装置本体900に着脱自在なカセット910,91
1、及びペディスタル912に配置されたデッキ913
を有している。画像形成部(画像形成手段)902に
は、円筒状の感光ドラム914とその回りの現像器91
5、転写用帯電器916、分離帯電器917、クリーナ
918、一次帯電器919等がそれぞれ備えられてい
る。画像形成部902の下流側には、搬送装置920、
定着装置904、排出ローラ対905等が配設されてい
る。
【0016】この画像形成装置本体の動作を説明する。
【0017】装置本体900側に設けられている本体制
御装置320から給紙信号が出力されると、カセット9
10,911またはデッキ913からシートSが給送さ
れる。一方、プラテンガラス906に載置されている原
稿Dに、光源907から当てられて反射した光は、レン
ズ系908を介して感光ドラム914に照射される。感
光ドラム914は、あらかじめ一次帯電器919により
帯電されていて、光が照射されることによって静電潜像
が形成され、次いで現像器915により静電潜像を現像
してトナー像が形成される。
【0018】給紙部909から給送されたシートSは、
レジストローラ901で斜行が補正され、さらにタイミ
ングが合わされて画像形成部(画像形成手段)902へ
送られる。画像形成部902では、感光ドラム914の
トナー像が、送られてきたシートSに転写用帯電器91
6によって転写され、トナー像が転写されたシートS
は、分離帯電器917によって転写用帯電器916と逆
極性に帯電されて、感光ドラム914から分離される。
【0019】そして、分離されたシートSは、搬送装置
920により定着装置904に搬送されて、定着装置9
04によりシートSに転写画像が永久定着される。画像
が定着されたシートSは、排出ローラ対(排出手段)9
05により装置本体900から排出される。
【0020】このようにして、給紙部909から給送さ
れたシートSには、画像が形成されて装置本体900か
らシート処理装置102に排出される。
【0021】次に、本発明に係るシート処理装置を図に
沿って説明する。図1はシート処理装置の縦断正面図、
図2は平面図、図3はシート処理装置の制御に係るブロ
ック図を示している。
【0022】900はプリンタエンジン(画像形成装置
本体)であり、本発明を実施するステイプルスタッカ
(シート処理装置)102へ印字面(画像面)を上にし
たシートSを送り込む。103はプリンタエンジン10
1から送り込まれたシートSを検知する入り口センサ
(図3ではPS5)であり、入り口センサ103がシー
トSを検知した情報は、入り口センサ入力回路313を
介してROM、RAM内臓の、制御手段としてのワンチ
ップマイクロコンピュータ301(以下CPU301と
略す)に入力される。
【0023】CPU301は、この情報を受けて、シー
ト搬送モータ駆動回路311を介してシート搬送モータ
M5を駆動する。シート搬送モータM5が駆動される
と、入り口ローラ104、反転ローラ109、搬送ロー
ラ110、スリップローラ106、束搬送ローラ105
が同時に駆動される。
【0024】反転ローラ109は、最初はシートSを送
り出し方向に搬送するよう回転しているが、反転ソレノ
イド駆動回路312を介してCPU301から出力され
る信号によって反転ソレノイドSL1が動作すると、回
転方向が逆になり、シートSを反転搬送させる。108
はフェイスアップフラッパであり、フェイスアップフラ
ッパソレノイド駆動回路318を介してCPU301で
制御されるフェイスアップフラッパソレノイドSL3が
動作することによって、シートSをフェイスアップのま
ま搬送ローラ110に送り込む。搬送ローラ110によ
り搬送されるシートSは、ステイプルトレイ(載置手
段)201上に複数枚載置される。
【0025】束搬送ローラ105は、通常は搬送路面に
当接しており、束搬送ローラソレノイド駆動回路315
を介してCPU301で制御される束搬送ローラソレノ
イドSL2を駆動することによって、束搬送ローラ10
5を上げ、ローラを搬送路面に当接しないようにする。
また、束搬送ローラソレノイドSL2は、駆動されてい
るときにはシャツタ107を閉めておく機構となってい
る。
【0026】シート束S0 をステープルするためにシー
トSをステイプルトレイ201にスタックする場合は、
束搬送ローラソレノイドSL2を駆動し、束搬送ローラ
105を上げ、シャツタ107を閉じる。106はスリ
ップローラであり、搬送力が非常に弱いため、シャツタ
107にシートS先端があたるまではシートS搬送する
が、シート先端がシャツタ107あたった時点からシー
トS上でスリップし、シート先端を整えるとともにシー
トS位置を保持する。シートSがスタックされはじめる
と、ステイプルトレイシートセンサ113がシートSを
検知し、これをシートセンサ入力回路PS7を介してC
PU301に入力される。
【0027】シートSをシャツタ107の位置でスタッ
クするとき、幅方向の整列を行うために、整合板R20
2と整合板L203をシートSサイズに応じて移動す
る。整合板R202は、整合板Rモータ駆動回路309
を介して、また整合板L203は、整合板Lモータ駆動
回路307を介してCPU301によって制御される整
合板RモータM4、整合板LモータM3によって駆動さ
れる。
【0028】整合板の移動位置は、整合板Rホームポジ
ションセンサPS4、整合板Lホームポジションセンサ
PS3からの移動量を、ステープルスタッカ102を制
御するコントローラ302から通信ライン(通信手段)
330によって送られるシートサイズによってCPU3
01が決定し、制御される。
【0029】シートSが指定された枚数だけステイプル
トレイ201にスタックされると、コントローラ(本体
制御装置)302から通信ライン330を介してCPU
301へステイプル指定される。CPU301はステイ
プル指定を受けると、幅方向(シート搬送方向に交差す
る方向)にステイプルユニット(ステイプル手段)11
2を移動し、ステイプルモータM2を駆動してステープ
ルを行う。
【0030】ステイプルユニット112は、図2に示す
ように、シートSの搬送方向に沿う一側端部の近傍に退
避していて、ステイプル時には、シートSの一側端部上
に移動するようになっている。
【0031】ステイプルユニット112の移動は、ステ
ープラ移動モータ駆動回路303を介してCPU301
によって制御されるステープラ移動モータM1を駆動す
ることにより行われる。ステイプルユニット112の移
動量は、ステープラユニットホームポジションセンサP
S1からの移動距離を、CPU301によって制御する
ことで決定されている。
【0032】シート束S0 へのステイプルは、CPU3
01がステープルモータM1を駆動開始してから、所定
時間後にステイプルホームポジションセンサPS2にス
テイプルカム(図示略)が戻ってくることで、ステイプ
ルが正常に終了したことを確認できる。それぞれのホー
ムポジションセンサは、センサ入力回路304、306
を介してCPU301に入力される。
【0033】シート束S0 をステイプルする前に、シャ
ツタ107を開け、シート束S0 を所定距離だけ束搬送
し、搬送モータM5を停止してからステイプルを行え
ば、搬送方向でシート束S0 の任意の位置にステイプル
することが可能である。
【0034】排紙ローラR206は、排紙ローラRクラ
ッチ駆動回路316を介して、排紙ローラL207は、
排紙ローラLクラッチ駆動回路317を介してCPU3
01によって制御される排紙ローラRクラッチCL1、
排紙ローラLクラッチCL2によって駆動される。上記
排紙ローラR206、排紙ローラL207により、ステ
イプルされたシート束S0 を搬送する搬送手段が構成さ
れている。
【0035】これらのクラッチCL1、CL2の駆動を
制御することにより、ステイプルするシート束S0 を任
意の方向への斜行、及びシート束の搬送量の調整をさせ
ることができる。117は排紙トレイ(積載手段)11
6上に設置されるセンサPS8であり、センサ入力回路
322を介してCPU301にセンサ信号が入力され
る。このセンサは、排紙トレイ116上にシートSが存
在するか否かを検知する。
【0036】図4はステイプル位置を決定するための処
理プログラムのフローチャートである。コントローラ3
02から送られてくるシートサイズ情報、綴じ方情報、
パンチ穴情報を基に、シート束S0 のステイプル位置が
決定される。
【0037】シート束S0 のステイプル位置は、シート
束S0 の束搬送量と、ステイプルユニット112のシー
ト幅方向への移動量とによって、物理的位置が決まる。
【0038】図5は、これらの情報を基に作成されたス
テイプル位置決定のための、搬送量、ステープルユニッ
ト移動量の定数テーブル130であり、ステイプルユニ
ット112のステイプル動作は、この移動量情報を基
に、束搬送させるシート搬送モータM5、クラッチCL
1、CL2の制御、ステイプルユニット112を移動さ
せるステープラ移動モータM1の制御が行われる。
【0039】まず、S401でコントローラ302から
のシートサイズ情報を確認する。シートサイズがB5な
らば、S402でB5サイズデータテーブルの先頭アド
レスを、A4ならば、S403でA4サイズデータテー
ブルの先頭アドレスを、B4ならば、S404でB4サ
イズデータテーブルの先頭アドレスを、A3ならば、S
405でA3サイズデータテーブルの先頭アドレスを、
ゲットする。実施の形態の説明ではA4サイズの場合の
みであるが、B5,B4,A3においても同様の処理で
ある。
【0040】S406では1ケ所綴じか2ケ所綴じかを
判断し、1ケ所綴じならばS407でパンチ穴数に応じ
たステイプルユニット112の移動量をゲットする。S
408ではパンチ穴数に応じた1ケ所目のステイプル位
置までシートS束を移動させるための搬送量をゲットす
る。S409ではパンチ穴数に応じた2ケ所目のステー
プル位置までシートS束を移動させるための搬送量をゲ
ットする。当然ながら1ケ所綴じ指定であるので、S4
09でゲットした値は0である。
【0041】2ケ所綴じの場合は、S410でテーブル
の先頭アドレスを2ケ所綴じ位置に変更する。S41
1,S412,S413ではS407,S408,S4
09と同様に2ケ所綴じでのステープラユニット移動
量、1ケ所目のステイプル位置までシートS束を移動さ
せるための搬送量、2ケ所目のステープル位置までシー
トS束を移動させるための搬送量をゲットする。これら
ゲットされた情報はCPU301上のRAM上に記憶さ
れ、前述したステイプル処理時にそれぞれ参照される。
【0042】図5のテーブルに基づき例をあげると、A
4サイズ2ケ所綴じを、3穴のパンチ穴をさけてステイ
プルするには、ステイプルユニットの移動量はシートS
端から10mm、1ケ所目の綴じ位置までの束搬送量は
100mm、2ケ所目の綴じ位置まではさらに80mm
移動する。
【0043】上記のようにしてステイプルされたシート
束S0 は、図1に示すパンチ装置(パンチ手段)120
により、パンチされる。このパンチ装置120は、例え
ば、排紙ローラ206,207の下流側に配置される装
置か、又は、排紙トレイ116に積載されたシート束
を、ユーザによりパンチ処理する不特定の装置であって
もよい。
【0044】パンチ装置120によるシート束S0 のパ
ンチ時において、パンチ穴情報に基づいて、ステイプル
ユニット112がシート束S0 をパンチしているので、
パンチ穴位置と、ステイプル位置とは、重ならないよう
になっていて、パンチ装置120にステイプル針が目詰
まりする不具合は、防止されている。従って、シート束
0 をパンチする前に、ステイプル針をユーザが除去す
る作業を不要とすることができる。
【0045】〈実施の形態2〉実施の形態1では、シー
トサイズとパンチ穴数によってステイプル位置を決定し
たが、この方式だと不特定のパンチ装置に対応できな
い。そこで、例えばプリンタのオペレーションパネルか
ら、あるいはホストコンピュータのプリンタドライバか
らパンチ穴位置情報を設定する。コントローラ302
は、オペレーションパネルから、あるいはホストコンピ
ュータから通信でこの情報を取得し、本発明のシートS
処理装置に転送する。パンチ穴位置情報は、穴の径と穴
の中心のシート端からの位置情報から構成される。図6
は実施の形態2におけるステイプル位置決定処理のフロ
ーチャートである。
【0046】S601では、S401と同様、シートサ
イズを判断する。実施の形態1と同様に、シートサイズ
ごとによる処理は同様なので、実施の形態2でも、A4
サイズでの説明のみとする。
【0047】S602では、パンチ位置情報の穴径と、
穴の中心のシート端からの位置から、穴とシート端の間
に、ステイプル針を打つ位置を決定する。S603で
は、1ケ所綴じか2ケ所綴じかを判断し、1ケ所綴じで
あるならば、S604ではシート端から所定位置にステ
イプル針を打つように束搬送量を決定する。
【0048】1ケ所綴じの場合、この値はシートサイズ
によらず一定である。実施の形態では標準値5mmとし
ている。
【0049】2ケ所綴じの場合、S606で1ケ所目の
綴じ位置のための束搬送量を計算する。計算値は、(シ
ート長さ/3)+(ステイプル針長さ/2)である。S
607で2ケ所目の綴じ位置のための束搬送量を計算す
る。計算値は、(シート長さ/3)−(ステイプル針長
さ)である。この搬送量は、実施の形態1と同様、1ケ
所目のステイプル位置からの相対位置である。このよう
に、ステイプル位置を決定すれば、実施の形態1と同様
の効果が得られる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ステイプル処理したのち、パンチ処理するためのシート
束を、積載手段上でステイプル手段によりステイプルす
る場合、パンチ穴情報に基づいて、シート束へのステイ
プル位置を制御するようにしたので、パンチ穴位置と、
ステイプル位置とが重ならないようになっていて、ステ
イプル時に、ユーザがステイプル針を予め除去する作業
をなくすことができる。
【0051】また、シート束のステイプル針の位置が、
パンチ穴とシート側端部との間にあるため、ステイプル
及びパンチしたシート束を、例えば、バインダに綴じて
これを参照しようとする時、ステイプル針によりシート
が損傷するような不具合は、未然に防止されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシート処理装置の縦断正面図。
【図2】同じく、シート処理装置の平面図。
【図3】同じく、シート処理装置の制御に係るブロック
図。
【図4】同じく、シート処理装置の実施の形態1の動作
に係るフローチャート。
【図5】同じく、シート束のステイプル位置を決定する
ための定数テーブルを示す図。
【図6】同じく、本発明のシート処理装置の実施の形態
2に係る動作のフローチャート。
【図7】本発明に係るシート処理装置が接続可能な画像
形成装置本体の一例を示す縦断正面図。
【符号の説明】 S シート S0 シート束 112 ステイプルユニット(ステイプル手
段) 116 排紙トレイ(積載手段) 120 パンチ装置(パンチ手段) 201 ステイプルトレイ(載置手段) 206、207 排紙ローラ(搬送手段) 301 CPU(制御手段) 302 コントローラ(装置本体の制御装
置) 330 通信ライン(通信手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送されるシートを複数枚載置する載置
    手段と、 該載置手段上のシート束の搬送方向に沿う一側端部に進
    退してシート束をステイプルするステイプル手段と、 該ステイプル手段によりステイプルされたシート束を搬
    送する搬送手段と、 該搬送手段により搬送されるシート束を積載する積載手
    段と、 を備えるシート処理装置において、 前記積載手段に積載されるシート束をパンチ処理する場
    合、シート処理装置の外部から送られるパンチ穴情報を
    受信する通信手段と、 前記シート束をステイプルする位置を設定するステイプ
    ル位置設定手段と、 前記通信手段により受信したパンチ穴情報を基に、前記
    ステイプル位置設定手段の設定を制御する制御手段と、 を備えることを特徴とするシート処理装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記パンチ穴情報のパ
    ンチ穴有無によって、前記ステイプル位置設定手段を制
    御することを特徴とする請求項1記載のシート処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記パンチ穴情報の穴
    の数によって、前記ステイプル位置設定手段を制御する
    ことを特徴とする請求項1記載のシート処理装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記パンチ穴情報のパ
    ンチ穴位置によって前記ステイプル位置設定手段を制御
    することを特徴とする請求項1記載のシート処理装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記パンチ穴情報に基
    づくシート搬送方向に沿う端部とパンチ穴位置との間で
    ある位置情報によって、前記ステイプル位置設定手段を
    制御することを特徴とする請求項4記載のシート処理装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5いずれか記載のシート
    処理装置と、画像情報に基づいてシートに画像を形成す
    る画像形成手段と、該画像形成手段により画像形成され
    たシートを前記シート処理装置に排出する排出手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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