JP2001071997A - ティルトローターダウンストップ組立体の予荷重を感知する方法及び装置 - Google Patents

ティルトローターダウンストップ組立体の予荷重を感知する方法及び装置

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Carlos Alexander Fenny
アレキサンダー フェニー カルロス
Paul Eugene Darden
ユージーン ダルデン ポール
Kenneth Eugene Builta
ユージーン ビルタ ケネス
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ティルトローター組立体と翼との間の予荷重
が直接に測定され制御されるようになっているティルト
ローターダウンストップ組立体を提供すること。 【解決手段】 ティルトローター航空機11は、翼15に対
してティルトローター組立体17を枢動し且ダウンストッ
プ組立体111に歪みを生じティルトローター組立体と翼
との間に予荷重を与える力を生成するアクチュエータ14
1と、前記歪みを感知するセンサーモジュール161と、セ
ンサーモジュールからの信号を解読するマイクロプロセ
ッサとを含む。プロセッサによってアクチュエータは、
力が或る選択された予荷重よりも小さい(大きい)場合
にその力を増大(低減)するよう作動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、概ね、ティルトロ
ーター航空機に於いて、ヘリコプターモードから飛行機
モードへの又はその逆の転換をするために用いられる転
換組立体に係る。より詳細には、本発明は、ティルトロ
ーター航空機が飛行機モードにある場合のティルトロー
ター組立体と翼との間の予荷重を感知するための方法及
び装置に係る。
【0002】
【従来の技術】ティルトローター航空機は、伝統的なヘ
リコプターと伝統的なプロペラ駆動航空機との複合航空
機である。典型的なティルトローター航空機は、ロータ
ーを駆動するエンジンとトランスミッションを収容する
転換可能なティルトローター組立体を末端に有する固定
された翼を有している。ティルトローター航空機は、ヘ
リコプターモード、即ち、ティルトローター航空機がヘ
リコプターのように離陸、ホバリング及び着陸すること
のできるモードから、飛行機モード、即ち、ティルトロ
ーター航空機が固定翼航空機のように前方に飛行するこ
とのできるモードへ転換可能である。
【0003】予想されるように、ティルトローター航空
機の設計に於いては、ヘリコプター又はプロペラ駆動航
空機を設計する際に考慮しなければらない通常の問題と
は別に、ヘリコプター又はプロペラ駆動航空機のいずれ
にも関連しない独特の問題が存在する。特に、ティルト
ローター航空機の翼は、ヘリコプターモードと飛行機モ
ードの双方に於いて機能するよう設計されていなければ
ならないので、ヘリコプター又はプロペラ駆動航空機だ
けに用いられる伝統的な設計の規準では不十分である。
例えば、ティルトローター航空機の翼は、しばしば、燃
料タンク、一方のエンジンから他方のエンジンへの相互
接続駆動シャフト、一方の転換アクチュエータから他方
のアクチュエータへ相互接続駆動シャフト、リダンダン
ト(冗長的)駆動シャフト、及び、ティルトローター組
立体と転換アクチュエータが枢動するスピンドルを収容
し支持する。これらの理由により、翼内の空間は、非常
に制限され、これにより、割込装置、測定装置、感知装
置又は追加的な支持構造のための余地は、ほとんど又は
全く残っていない。それにもかかわらず、ティルトロー
ター航空機の翼は、ヘリコプター又は固定翼航空機のい
ずれにも存在しない静的又は動的な或る荷重を担持しな
ければならない。
【0004】典型的なティルトローター航空機に於い
て、一方のエンジンから他方のエンジンへの相互接続駆
動シャフトは、ティルトローター組立体の枢動の中心と
なる主スピンドルと同様に、翼の後縁の近くに配置され
る。ティルトローター組立体を動作するために液圧式転
換アクチュエータが、翼の先端に枢動するよう担持さ
れ、或る場合には、翼の前縁に沿って延在するシャフト
により相互に接続される。この構成は、ティルトロータ
ー航空機がヘリコプターモードにて作動している場合に
は問題を生じないが、ティルトローター航空機が飛行機
モードに転換された場合には、長手方向のピッチ荷重及
び横方向のヨー荷重の如き或る振動荷重がローターによ
って生成される。これらの独特の飛行機モードの荷重の
ために、最小の構造的剛性がティルトローター組立体と
翼との間に維持されない場合、航空機は、不安定とな
る。その最小の構造的剛性は、飛行機モードの航空機の
速度及び関連する荷重因子に基づいている。転換アクチ
ュエータの内部予荷重は、ティルトローター組立体の有
効ピッチ剛性を増大するが、ティルトローター組立体の
ヨー剛性に於いては、ほとんど又は全く効果を有してい
ない。ヨー剛性を改善するために、連動するヨー抑制構
成を有するダウンストップ組立体が用いられる。しかし
ながら、連動ヨー抑制構成は、ティルトローター組立体
が静的及び動的荷重の要件を満足するのに十分な予荷重
を生成するように翼に対して押し付けられている場合に
安全で有効なだけである。
【0005】ティルトローター航空機が飛行機モードに
なっている場合にティルトローター組立体及び翼の間の
或る選択された予荷重を測定し維持するためのいつくか
の試みが為されているが、この問題を適切に解決したも
のは存在しない。例えば、あるティルトローター航空機
に於いて、ティルトローター組立体と翼との間の予荷重
が、或る複雑な閉ループアルゴリズムを用いて測定され
ており、そこでは、転換アクチュエータのモーターの圧
力をティルトローター組立体と翼との間の予荷重を決定
するのに用いている。これらの適用に於いては、ティル
トローター組立体と翼との間の予荷重は設定はできる
が、精度が限られている。その他のティルトローター組
立体に於いては、或る開ループシステムが採用されてお
り、そこに於いては、転換アクチュエータが失速するま
で、その転換アクチュエータが単に、ティルトローター
組立体を翼に接触するよう押し付けるだけである。係る
システムは、予荷重を高くできるようにするために追加
の支持構造を必要とし、重量及び費用を増大するので、
或る適用に於いて望ましいものでない。更に、これらの
従来の技術のシステムは、ティルトローター航空機が急
上昇する場合又は急降下する場合に生成される動的荷重
を適切に補償しない。
【0006】ティルトローター航空機の設計に於いて多
大な発展が成されているが、ティルトローターダウンス
トップ組立体と翼との間の予荷重を感知し測定する問題
は、適切に解決されていない。
【0007】
【発明の概要】ティルトローターダウンストップ組立体
を有するティルトローター航空機であって、ティルトロ
ーター組立体と翼との間の予荷重が直接に測定され制御
されるようになっている航空機の必要性が存在してい
る。
【0008】本発明の目的は、ティルトローター組立体
と翼との間の予荷重が直接に測定され制御されるように
なっているティルトローターダウンストップ組立体を提
供することである。
【0009】本発明のもう一つの目的は、複数の歪みゲ
ージから構成されるセンサモジュールを用いることによ
ってティルトローター組立体と翼との間の予荷重が直接
に測定されるようになっているティルトローターダウン
ストップ組立体を提供することである。
【0010】本発明の目的は、飛行中に静的及び動的荷
重の双方を測定することによってティルトローター組立
体と翼との間の予荷重が感知され制御されるようになっ
ているティルトローターダウンストップ組立体を提供す
ることである。
【0011】上記の目的は、ティルトローター組立体へ
連結されたストライカ組立体と翼へ連結されたクレード
ル組立体とを有するティルトローターダウンストップ組
立体を用いることによって達成される。歪みゲージの配
列から成る複数のセンサモジュールがクレードル組立体
へ連結され、クレードル組立体の予荷重により誘起され
る歪みを測定することによってティルトローター組立体
と翼との間の予荷重を直接に感知する。
【0012】本発明は、従来の技術より有利な点を多く
有している。本発明は、転換アクチュエータの大きさ及
び容量がこの用途により良く適合するものであるので、
費用に於いて効率的である。構造上の重量は、転換アク
チュエータが不必要に高い予荷重を発生できないように
することで抑えられる。更に、センサモジュールは、航
空機上の荷重を直接感知する独特で効率的な方法を提供
する。
【0013】本発明の上記及びその他の目的、特徴及び
利点は、添付の図面を参照しながら以下の説明により明
らかになるであろう。
【0014】
【発明の実施の形態】図1A及び図1Bを参照すると、
典型的なティルトローター航空機11が示されている。
ティルトローター航空機11は、機体13と、機体13
へ接続された翼15a及び15bを有している。慣用的
なものと同様に、翼15a及び15bは、各々、ティル
トローター組立体17a及び17bを末端に有する。抗
力を低減するためにフェアリング18a及び18bがテ
ィルトローター組立体17a及び17bと翼15a及び
15bとの間に配置されている。ティルトローター組立
体17a及び17bの各々は、概ね、エンジンと、プロ
ップ−ローター19a及び19bを駆動するためのトラ
ンスミッション及びギアボックス(図5参照)と、図1
Aに示されている如き飛行機モードと図1Bに示されて
いる如きヘリコプターモードとの間にてティルトロータ
ー組立体17a及び17bを動作するための転換アクチ
ュエータ(図8A及び8B参照)とを含んでいる。飛行
機モードに於いて、ティルトローター航空機11は、慣
用の固定翼プロペラ駆動航空機の如く飛行することがで
き、操作することができる。ヘリコプターモードに於い
て、ティルトローター航空機11は、慣用の回転翼航空
機若しくはヘリコプターのように離陸、ホバリング、着
陸をすることができ、操作することができる。
【0015】図2A及び図2Bを参照すると、本発明に
よる高さの低い調整可能なティルトローターダウンスト
ップ組立体の好ましい実施態様が示されている。ストラ
イカ組立体31は、角度をつけられた調整可能なストラ
イカアーム35が枢動し且つ摺動するように該ストライ
カアーム35を受容するよう構成されたベース部材33
を含む。ベース部材33は、好ましくは、アルミニウム
で構成されるが、任意のその他の十分に固い材料で構成
されてもよい。ベース部材33は、複数の装着開口部3
6を含む。ストライカアーム35は、ポスト部分37と
脚部分39とを有する概ねL字形状に構成されている。
ストライカアーム35は、好ましくは、チタニウムで製
造されるが、ストライカアーム35の幾何学的寸法を変
更することによって機械的性質、特に曲げ剛性が調節さ
れ若しくは「調整」することのできるその他の材料で作
られてもよい。このストライカアーム35の調整に関す
る特徴は、以下に於いて更に詳しく議論される。
【0016】ストライカアーム35のポスト部分37と
脚部分39は、概ね円筒状のコーナー部分41にて交差
する。コーナー部分41は、軸線45に沿ってコーナー
部分41を横切るよう通る円筒状チャンネル43を含
む。ブッシュ47がチャンネル43の各々の端に於いて
チャンネル43の内部へ接続されている。ブッシュ47
は、好ましくは、テフロン(登録商標)ライニングを有
するブッシュの如き摩擦防止ブッシュである。ブッシュ
47は、好ましくはチャンネル43へプレスばめされる
が、その他のよく知られた手段によりチャンネルへ接続
されてよい。脚部分39は,脚部分39の長さ方向にわ
たって概ね一定の横方向幅wを有する。ポスト部分37
は,好ましくは、コーナー部分41から先端部分49へ
内方にテーパーが付けられている。先端部分49は、好
ましくは、僅かに拡大された丸まった輪郭を有する。か
くして、先端部分49は、軸線51に沿って概ね円筒状
である。脚部分39は、コーナー部分41から延在し、
上側フォーク53aと概ね平行な下側フォーク53bと
を有する分岐された端53を有する。ストライカアーム
35は、図3に関連して以下に更に詳細に説明される。
【0017】ベース部材33は,複数のタブ55a及び
55bを含んでいる。タブ55a及び55bは、概ね平
行であり、ベース部材33から垂直方向に外方へ延在す
る。タブ55a及び55bは、各々そこを通過する開口
部57a及び57bを含む。開口部57a及び57b
は,軸線59に沿って整合されている。開口部57a及
び57bには、各々、ブッシュ61a及び61bが並べ
られている。ブッシュ61a及び61bは、構造に於い
てブッシュ47と同様である。ブッシュ61a及び61
bは、好ましくは、テフロンライニングを有するブッシ
ュの如き摩擦防止ブッシュである。ブッシュ61a及び
61bは、好ましくは、開口部57a及び57bへプレ
スばめされるが、その他のよく知られた手段によりタブ
55a及び55bへ接続されてよい。
【0018】ブッシュ61a及び61bは,スリッププ
ッシュ63を受容する。スリップブッシュ63は,テフ
ロン被覆を有する摩擦防止ブッシュである。スリップブ
ッシュ63は、好ましくは保持ワッシャー65a及び6
5bによりタブ55a及び55bの間にて適所に保持さ
れる。枢軸ピン67が軸線59に沿って保持ワッシャー
65b、開口部57b、ブッシュ61b、チャンネル4
3、ブッシュ47、ブッシュ61a、開口部57a、及
び保持ワッシャー65aを通過し、取り外し可能に固定
ピン71を有する留具69により受容される。この態様
に於いて、摩擦防止枢動ジョイントA(図2B参照)が
形成され、その周りにてポスト部分37及び脚部分39
が枢動する。
【0019】図2A及び図2Bを続けて参照すると、ベ
ース部材33は、第二の複数のタブ73a及び73bを
含む。タブ73a及び73bは、概ね平行であり、ベー
ス部材33から垂直方向に外方へ延在する。タブ73a
及び73bは、各々それを通過する開口部75a及び7
5bを含む。開口部75a及び75bは、軸線77に沿
って整合されている。開口部75a及び75bには、各
々、ブッシュ79a及び79bが並べられている。ブッ
シュ79a及び79bは、構造に於いてブッシュ47a
と同様である。ブッシュ79a及び79bは、テフロン
ライニングを有するブッシュの如き摩擦止めブッシュで
ある。ブッシュ79a及び79bは、好ましくは、開口
部75a及び75bにプレスばめされるが、その他の公
知の手段によりタブ73a及び73bへ接続されてよ
い。
【0020】リテーナーピン81は、ブッシュ79a及
び79bを通して受容される。リテーナーピン81は,
その両側に於いて、軸方向に配置された一対の平坦な窪
んだ部分83a及び83bを有する。好ましくは、リテ
ーナーピン81は少なくとも窪んだ部分83a及び83
bに於いて、テフロンの如き摩擦防止材料により被覆さ
れる。リテーナーピン81は,軸線77周りにタブ73
a及び73b内にて自由に回転する。平坦な窪んだ部分
83a及び83bは、フォーク53a及び53bを摺動
するように受容するよう構成され、これにより、摺動及
び枢動ジョイントB(図2B参照)を形成する。フォー
ク53a及び53bは、リテーナピン81に対し摺動で
きるようになっているので、窪んだ部分83a及び83
bによって、ストライカアーム35の脚部分39は軸線
59の周りにて枢動できるようになっている。しかしな
がら、脚部分39は、フォーク53a及び53bがタブ
73a及び73bに対して平行移動しリテーナーピン8
1からフォーク53a及び53bが外れてしまうという
ことを防ぐよう十分な剛性を有する。言い換えれば、リ
テーナーピン81に対するフォーク53a及び53bの
摺動接続によって、ストライカアーム35が軸線59及
び枢動ピン67、即ちジョイントA周りに枢動できるよ
うになっている。
【0021】図2Bに示されている如く、ストライカア
ーム35は、ベース部材33に於けるスロット90に沿
ってジョイントAからジョイントBへ通過する。スロッ
ト90は、ストライカアーム35の脚部分39が概ね水
平方向位置について維持され、制限されることなく鉛直
面内にて撓む若しくは曲がることを可能にする。スロッ
ト90は、以下に更に詳細に説明されるように,脚部分
39の鉛直方向の種々の厚みに適合するよう構成され
る。更に、スロット90は、ストライカ組立体31が全
体として鉛直方向の高さが低く若しくはそのような輪郭
を維持することを可能にする。ここで、「鉛直」及び
「水平」と言う語が用いられているが、これらの語は、
説明を容易にするためのみに用いられ、本発明の機能す
る方向として限定するものと意図されていないというこ
とは理解されるべきである。
【0022】このような態様で構成され組立てられたス
トライカ組立体31により、飛行機モードに於いてティ
ルトローター組立体17a及び17bによって生成され
た図2Bに於ける矢印により指示されている横方向の荷
重及び鉛直方向の荷重で表されるヨー荷重及びピッチ荷
重の如き振動荷重は、ポスト部分37の先端部分49か
ら脚部分39及びフォーク53a及び53bへ移され
る。理解されるべきことであるが、図2Bに於いて示さ
れている横方向の荷重及び鉛直方向の荷重は,ティルト
ローター航空機11が急降下若しくは急上昇するなどの
飛行中に於いて生成される動的荷重を含む。ポスト部分
37は短く、本発明の高さが低いという特徴を提供し、
ポスト部分37は、鉛直方向及び横方向の荷重を吸収又
は隔離するのに十分なだけ曲がらない。かくして鉛直及
び横方向荷重は、ポスト部分37により脚部分39へ移
される。脚部分39が湾曲すると、ティルトローター組
立体17a及び17bにより生成された鉛直方向及び横
方向荷重が隔離され且つ吸収され、これにより鉛直及び
横方向荷重が翼15a及び15bへ伝わることを防ぐ。
かくして、翼15a及び15bは、振動荷重を吸収若し
くは減衰するための追加的な支持構造を必要としない。
このことは、重量及び費用に於いて非常に大きな節約と
なる。
【0023】ここで図3を参照して、ストライカアーム
35の前面が示されている。図示されているように、ポ
スト部材37及び脚部材39は、軸線45周りに角度α
をなしている。角度αは,好ましくは、翼15a及び1
5bとティルトローター組立体17a及び17bとの間
に各々存在する作動角度に依り、好ましくは約115度
である。ポスト部分37は,先端部分49の最下点から
軸線45まで測って鉛直方向高さhを有し、フォーク5
3a及び53bの端から軸線45まで測定してある長さ
lを有する。本発明の高さが低いという特徴により、高
さhは、好ましくは、長さlよりも大きさに於いて小さ
い。気付かれるべきことであるが、コーナー部分41が
同心となっている軸線45と先端部分49が同心となっ
ている軸線51とは平行ではない。これは、翼15a及
び15bとティルトローター組立体17a及び17bと
の間の作動角度による。理解されるべきことであるが、
或るティルトローター航空機について、軸線45及び5
1は、ストライカアーム35の機能に大幅な影響を与え
ることなく平行となっていてよい。
【0024】脚部分39は、下方表面91から上方表面
93まで測って或る選択された鉛直方向高さ若しくは厚
みtを有する。好ましくは、脚部分39の厚さtは、コ
ーナー部分41からフォーク53a及び53bへ内方に
向かってテーパーが付けられ、脚部分39は、或る選択
された鉛直方向断面若しくは厚みプロファイル有する。
厚みtは、直線的にテーパーを付けられるよう示されて
いるが、厚みtは、非直線的に変動してもよく、例えば
楕円的に、これにより非直線的な厚みプロファイルを生
成してよいことは、理解されるべきことである。
【0025】好ましくは、ストライカアーム35は、固
い材料で構成され、脚部分39の鉛直面内に於ける曲げ
剛性は、厚みt、厚みプロファイル、長さlに従って選
択的に変更される。好ましくは、脚部分39の幅wは、
脚部分39の鉛直曲げ剛性に於いて大きな影響を有して
いない。例えば、ストライカアーム35は、チタニウム
で製造され、約7.0インチ(18cm)の長さlと、
約2.5インチ(6.4cm)の高さhと、コーナー部
分41の近傍にて約0.66インチ(1.68cm)か
らフォーク53a及び53bの近傍にて約0.38イン
チ(0.97cm)まで変化する厚みtを有している場
合、脚部分39は、約50000psi(3.4×10
8N/m2)から約150000psi(10.2×10
8N/m2)の鉛直曲げ剛性を有する。
【0026】脚部分39の幅wは、脚部分39の鉛直方
向曲げ剛性に大きな影響を有していないので,脚部分3
9の鉛直方向曲げ剛性は、脚部分39の長さl及び厚み
tを変更することにより選択的に決定することができ
る。言い換えれば、ストライカアーム35は、脚部分3
9の厚みのプロファイルを変更することによって或る選
択された鉛直方向曲げ剛性に調整することができる。明
らかになることであるが、脚部分39の鉛直方向の曲げ
剛性は、厚みtが増大するとともに増大する。かくし
て、同様の材料について、脚部分39の鉛直方向曲げ剛
性は、ある可変の厚みtを有する厚みプロファイルにつ
いてのものよりも、或る可変の厚みt1を有する厚みプ
ロファイルについてのものの方が大きく、又、脚部分3
9の鉛直方向曲げ剛性は、或る可変の厚みtを有する厚
みのプロファイルについてのものよりも或る可変の厚み
2を有する厚みのプロファイルについてのほうが小さ
いこととなる。
【0027】図4を参照して、図2Bの組立てられたス
トライカ組立体31が、プロップ−ローターギア組立体
101へ接続されるよう示されている。プロップ−ロー
ターギア組立体101は、ティルトローター組立体17
a及び17bの各々に於いて配置される(図1A及び1
B参照)。プロップ−ローターギア組立体101は、ロ
ーターハブ19a及び19bを駆動する。プロップ−ロ
ーターギア組立体101は、好ましくは、ラグ103を
接続部分104上に配置されるよう含むことによりスト
ライカ組立体31へ接続されるよう構成されている。ラ
グ103は、ベース部材33の装着手段36に整合さ
れ、それに取り外し可能に受容される。シア(剪断)ボ
ス105がベース部材33へ接続され、ストライカ組立
体31とプロップ−ローターギア組立体101との間に
作用する剪断力に対して追加的な支持を提供する。スク
リム107、好ましくはエポキシスクリムがベース部材
33へ接合され、摩滅保護を提供する。好ましくは金属
性材料から構成される固いシム109がベース部材33
のスクリム107とプロップ−ローターギア組立体10
1の結合部分104との間に配置され、調節可能性を提
供する。
【0028】図5を参照すると、本発明による高さの低
い調整可能なダウンストップ組立体のグレードル組立体
111の展開図が示されている。クレードル組立体11
1は、取り付け部分113及びヨー抑制部分若しくはV
ブロック115とを含む。取り付け部分113は、好ま
しくはアルミニウムの如き固い金属性材料から構成され
る。Vブロック115は,取り付け部分113のトラフ
部分117内に担持される。Vブロック115は、留
具、好ましくはボルト119によって取り付け部分11
3へ調節可能に接続される。トラフ部分117は、好ま
しくは、少なくとも一つのシム121に並べられる。シ
ム121は、好ましくはアルミニウム板状シムであり、
Vブロック115の位置の鉛直及び横方向の調節を可能
にする。スペーサ板123がVブロック115の位置の
調節の前後を考慮してトラフ部分117の前方内面12
5上に配置される。スペーサ板123は、ティルトロー
ター組立体17a及び17bが前方向にV-ブロック1
15に対して力を与えるので前方内側面125に於いて
のみ必要である。スペーサ板123は好ましくは、エポ
キシ被覆を含む。スペーサ板123は、ボルト若しくは
リベットの如き慣用の固定手段127によってトラフ部
分117へ接続される。
【0029】V-ブロック115は、アルミニウムの如
き固い金属性材料で構成される。V-ブロック115
は、先端部分49が各々のティルトローター組立体17
a及び17bと共に下方に回転するとポスト部分37の
先端部分49を取り外し可能に受容するよう構成された
丸められたV字形状のストライカインターフェイス部分
129を有する。ストライカインターフェイス部分12
9は、概ね長手方向のトラフ130cを形成するよう収
斂する傾斜された表面130a及び130bを含む。ト
ラフ130cは、図2Bに於いて示されている横方向荷
重若しくはヨー荷重に対し概ね横切る方向にある。スト
ライカインターフェイス部分129が先端部分49から
振動荷重を受けやすくなっているので、ストライカイン
ターフェイス部分129は、疲労損傷に抗するよう非常
に固い表面を有していることが望ましい。かくして,好
ましくは、V-ブロック115は、固い金属性材料で構
成され、少なくともストライカインターフェイス部分1
29は、炭化タングステンの如き非常に固い材料で被覆
される。V-ブロック115が取り付け部分に対して移
動しないことを確実にするために、好ましくは、V-ブ
ロック115は、エポキシ等の接着材料により、シム1
21に接触する全ての表面に於いて被覆される。取り付
け部分113は,装着開口131を含む。
【0030】好ましくは、先端部分49は、ティルトロ
ーター航空機11が飛行機モードにある場合に、動的荷
重の存在している場合に於いても、ある選択された予荷
重にてヨーを制限するV-ブロック115に押し付けら
れる。この態様に於いて、選択された予荷重は、クレー
ドル組立体111から翼15aへ移される。選択された
荷重が維持されている限り、ティルトローター航空機1
1は、飛行機モードに於いて安定に維持されている。選
択された予荷重が維持されなくなると、ティルトロータ
ー航空機は、振動荷重により不安定となる。本発明は、
動的な飛行荷重の存在下に於いてもティルトローター組
立体17a及び17b及び翼15a及び15bとの間に
於ける選択された予荷重を感知し、制御し、維持する手
段を提供する。
【0031】ここで図6を参照すると、クレードル組立
体111が翼15bへ接続されていることが示されてい
る。クレードル組立体111の取り付け部分113は、
少なくとも一つの翼ケタ及び少なくとも一つの翼リブへ
接続されるよう構成されている。クレードル組立体11
1は、翼15bの内部へ侵入しない。好ましくは、取り
付け部分113は、前方翼ケタ135と外側翼リブ13
7へ、装着開口131を介してボルト若しくはリベット
の如き慣用の固定手段133により接続される。示され
ているように、トラフ部分117が外側翼リブ137を
越えて片持ち支持される態様にて外側へ延在し,本発明
の高さの低い構成が維持されることを確実にし、且つ以
下により詳細に説明される如き選択された予荷重により
誘起される歪みについて考慮したものとなっている。取
り付け部分113は、クレードル組立体11の翼15a
及び15bへの取付が、転換アクチュエータスピンドル
143(図7参照)の通る開口139の如き翼15bの
その他の構成要素の邪魔にならないようになされるよう
構成されている。
【0032】作動に於いて、ティルトローター組立体1
7a及び17bは、ヘリコプターモード(図1B参照)
から飛行機モード(図1A参照)へ下方に回転される。
ストライカ組立体31が、接続部分104を介してプロ
ップ−ローターギア組立体101へ接続されているの
で、ティルトローター組立体17a及び17bが飛行機
モードに達すると、ストライカアーム35のポスト部分
37の先端部分49がV-ブロック115に接触させら
れる。望ましくは、ティルトローター組立体17a及び
17bが転換アクチュエータ141(図7参照)からの
選択された下方への予荷重を受容し、先端部分49がV
-ブロック115に接触した状態のままとなる。選択さ
れた予荷重が維持されている限り、先端部分49はV-
ブロック115に対して移動することなく、ヨー荷重若
しくは横方向荷重が効果的に制限される。本発明の好ま
しい実施態様に於いて、V-ブロック115は、先端部
分49に係留又は錠止されない。係留又は錠止機構が、
ある状況若しくは据え付けに於いて望ましい場合がある
ことは、理解されるべきである。示されているように、
クレードル組立体111は、前方翼ケタ135及び外側
翼リブ137の周りを取り巻く。これにより、クレード
ル組立体111はその高さを低いままに維持することが
できる。
【0033】ここで図7を参照して、図2A-図6の構
成要素が組立てられた態様にて示されている。慣用の液
圧式転換アクチュエータ141が飛行機モードとヘリコ
プターモードとの間に於けるティルトローター組立体1
7a及び17bの転換のために用いられる。転換アクチ
ュエータ141は、パイロン145上に力をかけること
によりティルトローター組立体17a及び17bを動作
する際にスピンドル143の周りにて枢動する。ティル
トローター組立体17a及び17bは、翼15a及び1
5bの後方部分149を通るスピンドル147周りに枢
動する。明らかなことであるが、クレードル組立体11
1は、プロップ−ローターギア組立体101の接続部分
104に接続することができ、ストライカ組立体31
は、本発明の機能性、調節可能性、高さが低いという構
成に影響を与えることなく翼15a及び15bへ接続す
ることができる。
【0034】ここで図8A及び図8Bを参照して、転換
アクチュエータ141が飛行機モード(図8A)及びヘ
リコプターモード(図8B)の状態で示されている。転
換アクチュエータ141は、好ましくは、ボールスクリ
ュー形式のアクチュエータであり、引き戻し可能なシリ
ンダー151と、パイロン145へ接続するための接続
ラグ155を担持する伸長可能なシャフト153とを有
する。転換アクチュエータ141は、翼15aに対して
ティルトローター組立体17aを押し付け、ティルトロ
ーター組立体17aと翼15aとの間に選択された予荷
重を与える。用途に応じて力及び予荷重の量は変動す
る。ティルトローター航空機11については、力及び選
択された予荷重の好ましい値は、好ましい公差と共に、
費用、重量及び複雑さの如き幾つかの因子に依存してい
る。言うまでもなく、転換アクチュエータ141により
達成される公差は、予荷重を与える従来の技術の方法に
比べて著しく改善されている。これは、追加的な支持構
造及びそれによる追加的な費用及び重量を必要とするほ
ど、予荷重が不必要に高くなることが禁止されるためで
ある。
【0035】図9を参照して、ストライカ組立体31と
クレードル組立体111が一緒に押し付けられている、
即ち飛行機モードの状態にて示されている。転換アクチ
ュエータ141は、クレードル組立体111に下向きの
予荷重を与える。このダウンストップ荷重により、クレ
ードル組立体111の片持ち支持されたトラフ部分11
7が概ね下方に撓まされ、その結果、クレードル組立体
111に於いて曲げモーメント及び剪断力を生ずる。そ
の結果、ダウンストップ荷重に比例する曲げ及び剪断に
より誘起される歪みがクレードル組立体111に誘起さ
れる。これらの歪み、好ましくは剪断による歪みが、ク
レードル組立体111へ結合された複数の、好ましくは
3つのセンサーモジュール161により直接感知され
る。センサーモジュール161は、概ね平行な態様に並
べられ、冗長的なダウンストップ荷重の読みを提供す
る。センサーモジュール161の各々は、指示及び位置
決めブラケット163に据え付けられ接続されたままと
なる。指示及び位置決めブラケット163は、センサー
モジュール161が適切に据え付けられ整合されること
を確実にする。各々のセンサーモジュール161は、別
の慣用の飛行制御コンピューター(図示せず)へ電気的
に接続されている。
【0036】図10Aを参照すると、センサーモジュー
ル161が模式的に示されている。各々のセンサーモジ
ュール161は、複数の、好ましくは4つの歪みゲー
ジ、SG1、SG2、SG3、SG4と、好ましくは同
一のエンクロージャ内に据え付けられた関連する歪みゲ
ージ信号コンディショニング回路170とを含む。示さ
れているように、4つの歪みゲージSG1、SG2、S
G3及びSG4は、ブリッジ回路に接続されている。必
要であれば、慣用の抵抗(図10B参照)がブリッジを
完成させオフセット及び感度を調節するために必要とさ
れるであろう。歪みゲージSG1、SG2、SG3及び
SG4は、クレードル組立体111内に於けるダウンス
トップ荷重による歪み、好ましくは剪断歪みに応答する
よう物理的に配置構成され電気的に接続される。物理的
及び電気的配置構成は、ダウンストップ荷重による歪み
を除くクレードル組立体111内に於ける全ての歪みを
相殺するよう設計されている。
【0037】図10Bを参照すると、本発明によるサン
プル歪みゲージ信号コンディショニング電気回路200
が示されている。各々のセンサーモジュール161内の
歪みゲージブリッジは、飛行制御コンピューターへ接続
された歪みゲージ信号コンディショニング回路200へ
電気的に接続される。歪みゲージ信号コンディショニン
グ回路200は、電気入力信号、好ましくは差動DC電
圧をセンサーモジュール161内の関連する歪みゲージ
ブリッジから受容する。入力信号は歪みゲージ信号コン
ディショニング回路200により調整され、処理され及
び増幅される。電気出力信号、好ましくはDC電圧が、
関連する飛行制御コンピューターへ送られる。
【0038】作動に於いて、トラフ部分117が撓む
と、ダウンストップ荷重による歪みがセンサーモジュー
ル161により直接感知される。予荷重による歪みによ
りセンサーモジュール161の各々は、ダウンストップ
予荷重に比例した信号を生成する。センサーモジュール
161からの信号は、関連する飛行制御コンピューター
へ送られ、そこに於いて処理され比較される。複数の予
荷重測定から単一の予荷重値、好ましくは平均が得られ
る。この平均の予荷重の測定値がその後、処理され、予
め定められた許容範囲内に対して比較される。予め定め
られた許容範囲は、航空機の構造の如何なる部分の過荷
重をも避けつつ航空機の安定性を維持するためにティル
トローター組立体17aと翼15aとの間に適切な予荷
重が存在するよう選択される。この態様に於いてセンサ
ーモジュール161と歪みゲージは、ティルトローター
航空機11内にて変動する組み合わされた静的及び動的
荷重を直接測定するために用いられる。
【0039】センサーモジュール161が誤差信号を送
る場合には、飛行制御コンピューターはその信号を無視
するようプログラムされている。例えば、センサーモジ
ュール161が、ティルトローター航空機11がヘリコ
プターモードにある際にクレードル組立体111内に於
いて大きな歪みを示す場合には、センサーモジュール1
61からの信号は無視され考慮されないこととなる。セ
ンサーモジュール161からの信号が、ストライカ組立
体31とクレードル組立体111との間の荷重が航空機
の安定性を維持するのに必要な予め定められた値を下回
ることを示す場合には、飛行制御コンピューターはパイ
ロットへ警告信号を送信し、クレードル組立体111上
にストライカ組立体31により与えられる力を増大する
よう転換アクチュエータ141へ適切な信号を送る。同
様に、センサーモジュール161からの信号が、ストラ
イカ組立体31及びクレードル組立体111との間の予
荷重が航空機の安定性を維持するのに予め定められた値
を上回る場合には、飛行制御コンピューターは、パイロ
ットへ警告信号を送信し、且つクレードル組立体111
上にストライカ組立体31により与えられる力を低減す
るよう転換アクチュエータ141へ適切な信号を送る。
かくして本発明は、飛行制御コンピューターへ接続され
た複数のリタンダントセンサーモジュール161を用い
ることによりティルトローター組立体17a及び翼15
aの間の予荷重を感知し、維持し、制御するための閉ル
ープ制御システムを提供する。
【0040】以上から本発明が非常に大きな利点を提供
すると言うことが明らかであるべきである。短い概ね鉛
直のポスト部分と、厚みを変更することによって選択的
に調整可能な長い概ね水平の脚部分とを有するL字形状
のストライカ組立体を提供することにより、本発明は,
低い高さを維持しながら翼に侵入することなく振動荷重
を吸収若しくは減衰することができる。ダウンストップ
組立体の予荷重による歪みを直接に測定する歪みゲージ
を使用することにより、飛行機モードに於けるティルト
ローター組立体及び翼との間の予荷重を感知し、維持
し、制御する手段が提供され、これにより、航空機の安
定性が維持されることを確実にする。
【0041】本発明はティルトローター組立体と翼との
間の予荷重を感知することに参照して説明されている
が、本発明が互いに対して移動可能な2つの大きな構成
要素の間の選択された予荷重を感知し、維持し及び制御
する任意の用途に於いて用いられると言うことは理解さ
れるべきである。その他の用途の例には、引き戻し可能
な翼部材を有する航空機、レーダー組立体の如きその他
の引き戻し可能な構成要素を有する航空機、同様の引き
こみ可能な構成要素を有する船舶、巨大望遠鏡等が含ま
れる。本発明は幾つかの限定された形態について示され
ているが、これらの形体は限定を意味するものではなく
本発明の概念から逸脱することなく種々の変更及び修正
が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1A】飛行機モードのティルトローター航空機の斜
視図。
【図1B】ヘリコプターモードのティルトローター航空
機の斜視図。
【図2A】本発明によるティルトローターダウンストッ
プ組立体のストライカ組立体の展開斜視図。
【図2B】図2Aのストライカ組立体の組み立てられた
斜視図。
【図3】図2A及び図2Bのストライカ組立体のストラ
イカアームの前面図。
【図4】プロップ−ローターギア組立体へ図2A及び図
2Bのストライカ組立体を取り付けることを例示する展
開斜視図。
【図5】本発明によるティルトローターダウンストップ
組立体のクレードル組立体の展開斜視図。
【図6】外側翼リブと前方翼けたとに図5のクレードル
組立体を取り付けることを例示する斜視図。
【図7】図2A及び図2Bのストライカ組立体と図5及
び図6のクレードル組立体とを含む本発明による組み立
てられたティルトローターダウンストップ組立体の斜視
図。
【図8A】飛行機モードの転換アクチュエータを含む図
6のティルトローター翼先端の端面図。
【図8B】ヘリコプターモードの転換アクチュエータを
含む図6のティルトローター翼先端の端面図。
【図9】センサモジュールを含む本発明のティルトロー
ターダウンストップ組立体の斜視図。
【図10A】図9のセンサモジュールの模式図。
【図10B】本発明によるサンプル歪みゲージ信号コン
ディショニング回路を示す模式図。
【符号の説明】
11…ティルトローター航空機 13…機体 15a、15b…翼 17a、17b…ティルトローター組立体 18a、18b…フェアリング 19a、19b…プロップ−ローター 31…ストライカ組立体 35…ストライカアーム 33…ベース部材 36…装着手段 37…ポスト部分 39…脚部分 41…コーナー部分 49…先端部分 53a、53b…フォーク 67…枢軸ピン 81…リテーナーピン 83a、83b…平坦な窪んだ部分 90…スロット 101…プロップ−ローターギア組立体 103…ラグ 104…接続部分 111…クレードル組立体 113…取り付け部分 115…Vブロック 117…トラフ部分 123…スペーサ板 129…ストライカインターフェイス部分 135…前方翼ケタ 137…外側翼リブ 141…転換アクチュエータ 143…転換アクチュエータスピンドル 161…センサーモジュール 170…歪みゲージ信号コンディショニング回路 200…サンプル歪みゲージ信号コンディショニング回
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ポール ユージーン ダルデン アメリカ合衆国 76016 テキサス州 ダ ルワーシントン ガーデンズ オーク ト レイル コート 2807 (72)発明者 ケネス ユージーン ビルタ アメリカ合衆国 76040 テキサス州 ユ ーレス ウッドリッジ サークル 1500

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに移動可能な部材の間に於いて選択さ
    れた予荷重を維持するための装置であって、 前記部材の少なくとも一方が歪みを生じるよう前記部材
    間に前記選択された予荷重を達成する力を生成するため
    の少なくとも一つのアクチュエータと、 前記部材の少なくとも一方に結合されそこに於ける前記
    歪みを感知し対応する信号を発生する少なくとも一つの
    センサーモジュールと、 前記少なくとも一つの歪みゲージへ接続され前記信号を
    解読する少なくとも一つのマイクロプロセッサーとを含
    み、 前記マイクロプロセッサーが前記信号を処理し、制御信
    号を前記少なくとも一つのアクチュエータへ送信し、前
    記少なくとも一つのアクチュエータが、前記力が前記選
    択された予荷重よりも小さい場合に前記力を増大し、前
    記力が前記選択された予荷重よりも大きい場合には前記
    力を低減するようになっている装置。
  2. 【請求項2】請求項1による装置であって、前記少なく
    とも一つのセンサーモジュールが平行に配置構成される
    よう並べられた複数のセンサーモジュールであり、その
    センサーモジュールの各々が複数の歪みゲージを含んで
    いる装置。
  3. 【請求項3】請求項1による装置であって、前記互いに
    移動可能な部材が、 航空機の機体と、 翼部材とを含んでいる装置。
  4. 【請求項4】請求項1による装置であって、前記互いに
    移動可能な部材が航空機の機体と、 レーダー組立体とを含んでいる装置。
  5. 【請求項5】請求項1による装置であって、前記互いに
    移動可能な部材が船舶と、 センサ組立体とを含んでいる装置。
  6. 【請求項6】請求項1による装置であって、前記互いに
    移動可能な部材がティルトローター航空機の機体と、 ティルトローター組立体とを含んでいる装置。
  7. 【請求項7】改良されたティルトローター航空機であっ
    て、 機体と、 前記機体に接続された少なくとも一つの翼部材と、 前記少なくとも一つの翼部材へ枢動するよう接続された
    ティルトローター組立体と、 前記ティルトローター組立体と前記少なくとも一つの翼
    部材との間に配置されたダウンストップ組立体と、 前記少なくとも一つの翼部材に対して前記ティルトロー
    ター組立体を枢動するため及び前記ダウンストップ組立
    体が歪みを生じ前記ティルトローター組立体と前記少な
    くとも一つの翼部材との間に選択された予荷重が誘起さ
    れるよう前記ティルトローター組立体と前記少なくとも
    一つの翼部材との間に力を生成するための少なくとも一
    つのアクチュエータと、 前記ダウンストップ組立体へ接続されそこに於ける歪み
    を感知し対応する信号を発生する少なくとも一つのセン
    サーモジュールと、 前記少なくとも一つのセンサーモジュールへ接続され前
    記信号を解読する少なくとも一つのマイクロプロセッサ
    ーと、 を含み、 前記マイクロプロセッサーが前記信号を処理し、制御信
    号を前記少なくとも一つのアクチュエータへ送信し、前
    記少なくとも一つのアクチュエータが、前記力が前記選
    択された予荷重よりも小さい場合に前記力を増大し、前
    記力が前記選択された予荷重よりも大きい場合には前記
    力を低減するようになっているティルトローター航空
    機。
  8. 【請求項8】請求項7による装置であって、前記力が、
    飛行中に於いて生成される動的荷重により増大及び低減
    される装置。
  9. 【請求項9】請求項7による装置であって、前記少なく
    とも一つのセンサーモジュールが平行に配置構成される
    よう並べられた複数の冗長的なセンサーモジュールであ
    り、そのセンサーモジュールの各々が複数の歪みゲージ
    を含んでいる装置。
  10. 【請求項10】請求項7による装置であって、前記ダウ
    ンストップ組立体が、 前記ティルトローター組立体に接続された第一の部分
    と、 前記少なくとも一つの翼部材へ接続され前記第一の部分
    を取り外し可能に受容するよう構成された第二の部分と
    を含んでいる装置。
  11. 【請求項11】請求項10による装置であって、前記少
    なくとも一つのセンサーモジュールが前記第二の部分へ
    接続されている装置。
  12. 【請求項12】請求項10による装置であって、前記第
    二の部分が、 前記少なくとも一つのセンサーモジュールを受容するよ
    う構成された片持ち支持された部分と、 前記片持支持された部分により担持され、前記第一の部
    分を取り外し可能に受容するよう構成されたV字形状の
    ブロックと、 を含み、前記片持ち支持された部分が前記力により歪む
    ようになっている装置。
  13. 【請求項13】請求項7による装置であって、前記ダウ
    ンストップ組立体が前記ティルトローター組立体により
    発生された振動荷重を隔離及び吸収する装置。
  14. 【請求項14】請求項13による装置であって、前記振
    動荷重がピッチ荷重及びヨー荷重である装置。
  15. 【請求項15】請求項7による装置であって、前記ピッ
    チ荷重が前記第一の部分により隔離され及び吸収され、
    前記ヨー荷重が前記V字形状ブロックにより隔離され吸
    収される装置。
  16. 【請求項16】機体と、前記機体へ接続された少なくと
    も一つの翼部材と、前記少なくとも一つの翼部材へ枢動
    するよう接続されたティルトローター組立体とを有する
    ティルトローター航空機に於いて、前記ティルトロータ
    ー組立体と前記少なくとも一つの翼部材との間の選択さ
    れた予荷重を維持する方法であって、 前記少なくとも一つの翼部材に対し前記ティルトロータ
    ー組立体を枢動するための少なくとも一つのアクチュエ
    ータを提供する過程と、 前記ティルトローター組立体と前記少なくとも一つの翼
    部材との間にダウンストップ組立体を配置する過程と、 前記ダウンストップ組立体へ少なくとも一つのセンサー
    モジュールを接続する過程と、 前記少なくとも一つのセンサーモジュールへ少なくとも
    一つのマイクロプロセッサーを電気的に接続する過程
    と、 前記ティルトローター組立体を前記少なくとも一つの翼
    部材に対し前記アクチュエータによって枢動する過程
    と、 前記ティルトローター組立体と前記少なくとも一つの翼
    部材との間に力を生成する過程と、 前記ダウンストップ組立体を前記力により歪ませる過程
    と、 前記ダウンストップ組立体に於ける歪みを前記少なくと
    も一つのセンサーモジュールにより感知し、対応する信
    号を発生する過程と、 前記信号を前記マイクロプロセッサーにより解読する過
    程と、 前記信号に応答して前記マイクロプロセッサーから前記
    少なくとも一つのアクチュエータへ制御信号を送信する
    過程と、 前記力が前記選択された予荷重よりも小さい場合には前
    記アクチュエータによる前記力を増大する過程と、 前記力が前記選択された予荷重よりも大きい場合には前
    記アクチュエータによる前記力を低減する過程とを含む
    方法。
  17. 【請求項17】請求項16による方法であって、前記力
    が、飛行中に於いて生成される動的荷重により増大及び
    低減される方法。
  18. 【請求項18】請求項16による方法であって、前記ダ
    ウンストップ組立体へ前記少なくとも一つのセンサーモ
    ジュールを接続する過程が、複数の冗長的なセンサーモ
    ジュールを平行に配置構成されるように前記ダウンスト
    ップ組立体へ接続することにより達成され、前記センサ
    ーモジュールの各々が複数の歪みゲージを含んでいる方
    法。
  19. 【請求項19】請求項16による方法であって、前記ダ
    ウンストップ組立体を前記ティルトローター組立体と前
    記少なくとも一つの翼部材との間に配置する過程が、第
    一の部分を前記ティルトローター組立体に配置し、第二
    の部分を前記少なくとも一つの翼部材へ配置することに
    より達成される方法。
JP2000236443A 1999-08-06 2000-08-04 ティルトローターダウンストップ組立体の予荷重を感知する方法及び装置 Pending JP2001071997A (ja)

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