JP2001071826A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JP2001071826A
JP2001071826A JP24982899A JP24982899A JP2001071826A JP 2001071826 A JP2001071826 A JP 2001071826A JP 24982899 A JP24982899 A JP 24982899A JP 24982899 A JP24982899 A JP 24982899A JP 2001071826 A JP2001071826 A JP 2001071826A
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Naoki Sato
直樹 佐藤
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作性の低下を抑制することが可能な表示装
置を提供する。 【解決手段】 表示装置1は筐体と筐体内に出し入れ自
在な表示ユニット3と支持部9と保持機構6とを備えて
いる。支持部9は表示ユニット3を筐体内に収容する収
容位置と情報を視認させる視認位置とに亘って移動自在
に支持する。保持機構6は表示ユニット3を収容位置か
ら移動させて位置する初期状態から矢印Yに沿って所定
量変位した状態に保持する。保持機構6は支持部6の表
示ユニット3を筐体内に収容する動作に連動して表示ユ
ニット3の保持を解除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の移動体
に装着されるとともに、筐体に対し出し入れ自在な表示
部を有する表示装置に関する。
【0001】
【従来の技術】従来から、車両などの移動体には、テレ
ビ装置や、ナビゲーション装置(以下カーナビと呼ぶ)
などの、液晶表示パネルなどを備えた表示ユニットが取
付られることがある。前述したナビゲーション装置の表
示ユニットは、車両の現在位置などを表示する。前記表
示ユニットは、より明瞭に情報を表示するために、より
大型化が望まれている。しかしながら、表示ユニットを
大型化すると、この表示ユニットの設置位置を確保する
ことが困難となる傾向となっていた。
【0002】この種の問題を解決するために、前述した
表示ユニットをインストロメントパネルまたはコンソー
ルボックスなどに出し入れ可能とする表示装置が用いら
れるようになっている。
【0003】インストロメントパネルまたはコンソール
ボックスなどに出し入れ可能な表示ユニットを備えた表
示装置として、本出願人は、特開平8−332903号
公報に記載した車載用表示装置を提案している。この種
の表示装置は、使用時のみ、前述したインストロメント
パネルまたはコンソールボックスから表示ユニットを突
出させた視認位置に保持し、非使用時には前述した表示
ユニットをインストロメントパネルまたはコンソールボ
ックス内に収容する。
【0004】前記特開平8−332903号公報に示さ
れた車載用表示装置は、インストロメントパネルまたは
コンソールボックスに取付られる筐体と、この筐体内に
収容される表示ユニットと、移送機構と、回動支持機構
と、回動機構などを備えている。
【0005】筐体は、前面にスイッチなどを備えた箱状
に形成されており、前記インストロメントパネルまたは
コンソールボックスに取付られた際に運転者に相対する
開口部を備えている。表示ユニットは、開口部を介して
筐体内に出し入れされる。表示ユニットは、各種の情報
を表示する表示パネルを備えている。表示ユニットは、
表示パネルが下方に相対した状態で筐体内に収容され
る。
【0006】移送機構は、前記表示ユニットを、回動支
持機構及び回動機構ごと、筐体の奥行き方向に沿って移
送する。移送機構は、前記表示ユニットを、回動支持機
構及び回動機構ごと、筐体内に出し入れする。移送機構
は、筐体がインストロメントパネルに取り付けられる
と、表示ユニットを運転者からみて奥側から手前側に向
かってまたはこの逆向きに移送する。
【0007】回動支持機構は、表示ユニットの一端部を
回動自在に支持する。回動支持機構は、移送機構が表示
ユニットを筐体内から排出すると、前記表示ユニットの
一端部を中心として表示パネルが乗員室の正面に相対す
るよう回動する。回動支持機構は、筐体がインストロメ
ントパネルに取り付けられると、表示ユニットの下端部
を中心として、表示ユニットを回動自在に支持する。
【0008】回動機構は、表示ユニットを運転者また
は、助手席に着座中の乗員に向かって揺動自在に支持す
る。運転者または乗員は、手などによって表示パネルが
相対するよう、表示ユニットを揺動させる。回動機構
は、筐体がインストロメントパネルに取り付けられる
と、表示ユニットの幅方向に沿った中央部または端部を
中心として、表示ユニットを揺動自在に支持する。
【0009】前述した前記特開平8−332903号公
報に示された車載用表示装置は、表示ユニットが筐体内
に収容された状態で、前記スイッチを操作すると、前記
移送機構が、前記表示ユニットを回動支持機構及び回動
機構ごと、筐体外へ排出する。そして、回動支持機構
は、表示パネルが乗員室の正面に相対するよう表示ユニ
ットの一端部を回動して、この表示ユニットを初期状態
に位置させる。そして、運転者などが手などによって表
示ユニットを前記初期状態から回動機構の揺動中心回り
に揺動させて、表示パネルが相対する方向を微調整す
る。
【0010】また、表示ユニットを筐体内に収容する際
には、前記初期状態に向かって、手などによって表示ユ
ニットを回動機構の揺動中心回りに揺動させる。そし
て、スイッチを操作して、回動支持機構が駆動して、表
示パネルが下方に相対するよう表示ユニットの一端部を
中心として回動させるとともに、移送機構が表示パネル
が下方に相対した状態の表示ユニットを筐体内に収容す
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】前述した公報に記載さ
れた表示装置は、表示ユニットを筐体内に収容する際
に、表示パネルが運転者に相対した状態に回動機構によ
って揺動された状態から、運転者などが手などによっ
て、表示ユニットが前述した初期状態に位置するように
回動機構の揺動中心を中心として揺動する必要があっ
た。
【0012】このように、前述した公報に記載された表
示装置は、表示ユニットを筐体内に収容する際に、運転
者が手などによって表示ユニットの位置を調整する必要
があった。このため、操作性が低下する傾向となってい
た。
【0013】したがって、本発明の目的は、操作性の低
下を抑制することが可能な表示装置を提供することにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し目的を
達成するために、請求項1に記載の本発明の表示装置
は、筐体と、この筐体内に出し入れ自在に設けられた表
示部と、を備えた表示装置において、前記表示部を、前
記筐体内に収容する収容位置と、前記表示部に表示した
情報を視認させる視認位置と、に亘って移動自在に支持
する支持手段と、前記視認位置において、前記表示部を
前記収容位置から移動されて位置する初期状態から所定
方向に向かって変位可能に支持するとともに、前記表示
部を前記初期状態から所定方向に向かって所定量変位さ
せた状態に保持する保持手段と、を備え、前記保持手段
は、前記支持手段が前記表示部を前記視認位置から収容
位置に向かって移動させる動作に連動して、前記表示部
の保持を解除して、前記表示部を所定方向に向かって所
定量変位させた状態から前記初期状態に復帰させること
を特徴としている。
【0015】請求項2に記載の本発明の表示装置は、請
求項1記載の表示装置において、前記支持手段は、前記
表示部を前記筐体内において、この筐体の奥行き方向に
沿って移動自在に支持する第1移動シャーシと、前記表
示部を支持するとともに第1移動シャーシに回動自在に
支持された第2移動シャーシと、を備えたことを特徴と
している。
【0016】請求項3に記載の本発明の表示装置は、請
求項2記載の表示装置において、前記保持手段は、前記
第2移動シャーシに対し前記表示部を前記初期状態から
所定方向に向かって変位可能に支持するとともに、前記
初期状態から所定方向に向かって所定量変位させた状態
に前記表示部を保持することを特徴としている。
【0017】請求項4に記載の本発明の表示装置は、請
求項2または請求項3記載の表示装置において、前記第
1移動シャーシが前記表示部に向かって突出した突出片
を備え、前記表示部の幅方向に沿った一端部が、前記第
2移動シャーシによって揺動自在に支持されているとと
もに、前記保持手段は、前記第2移動シャーシに回動自
在に設けられかつ前記表示部を前記所定量変位した状態
に保持可能なロック溝を備えたロック体と、一端部が前
記表示部に対し回動自在に取付られているとともに、他
端部が前記ロック体に対し回動自在でかつ前記幅方向に
沿って移動自在に設けられたアーム体と、前記表示部が
前記所定量変位した状態に保持されるよう前記ロック体
を付勢する第1付勢手段と、前記表示部が前記初期状態
に変位するよう前記アーム体を付勢する第2付勢手段
と、を備え、前記所定方向に向かって所定量変位させた
状態に前記表示部が保持させる際には、前記アーム体が
前記ロック溝によって位置決めされるとともに、前記表
示部が前記視認位置から前記収容位置に向かって移動さ
れる動作に連動して、前記突出片とロック体とが当接
し、第1付勢手段の付勢力に抗して前記ロック体が、前
記アーム体がロック溝に位置決めされた状態が解除され
る方向に回動されるとともに、前記第2付勢手段の付勢
力によって前記アーム体の他端部が前記幅方向に沿って
移動されて、前記表示部の保持を解除して、前記表示部
が前記所定方向に向かって所定量変位させた状態から初
期状態に復帰されることを特徴としている。
【0018】請求項1に記載した本発明の表示装置によ
れば、支持手段が表示部を視認位置から収容位置に向か
って移動する動作に連動して、表示部を所定量変位した
状態に保持した保持手段の保持を解除する。このため、
表示部を筐体内に収容する際に、手などを用いてこの表
示部を調整する必要が生じない。
【0019】請求項2に記載した本発明の表示装置によ
れば、表示部を支持する支持手段が、表示部を筐体の奥
行き方向に沿って移動する第1移動シャーシと、この第
1移動シャーシに回動自在に支持されかつ表示部を支持
する第2移動シャーシとを、備えている。
【0020】このため、表示部を筐体内に収容する際
に、手などを用いてこの表示部を調整する必要が生じな
いことにくわえ、表示部を筐体の内外に収容及び排出す
ることを確実に行えることができる。
【0021】請求項3に記載した本発明の表示装置によ
れば、保持手段が、表示部を第2移動シャーシに対して
所定方向に向かって変位可能に支持するとともに、表示
部を所定量変位させた状態に保持する。このため、表示
部を筐体内に収容する際に、手などを用いてこの表示部
を調整する必要が生じないことにくわえ、表示部を筐体
の内外に収容及び排出することを確実に行えるととも
に、表示部を運転者などに向かって確実に相対向させる
ことができる。
【0022】請求項4に記載した本発明の表示装置によ
れば、表示部が視認位置から収容位置に向かって移動す
る動作に連動して、第1移動シャーシの突出片に保持手
段のロック体が当接する。そして、表示部とロック体と
に亘って設けられたアーム体の位置決めを解除する方向
に、ロック体が第1付勢手段の付勢力に抗して回動され
る。
【0023】その後、前記アーム体の他端部が、第2付
勢手段の付勢力によって、幅方向に沿って移動されて、
保持手段の表示部の保持が解除される。表示部が所定方
向に向かって所定量変位した状態から初期状態に復帰す
る。このため、表示部を筐体内に収容する際に、手など
を用いて表示部を調整する必要がより一層生じない
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図1ないし
図12を参照して説明する。図1などに示す表示装置1
は、移動体としての車両のインストロメントパネルDな
どに装着されるテレビ装置やカーナビを構成する。
【0025】表示装置1は、図1ないし図12に示すよ
うに、筐体2と、筐体2内に出し入れ自在に設けられた
表示部としての表示ユニット3と、支持手段としての支
持部9と、保持手段としての保持機構6などを備えてい
る。筐体2は、図1ないし図4に示すように、インスト
ロメントパネルDなどに装着される箱状に形成されてい
る。筐体2は、インストロメントパネルDに装着された
際に、車両の乗員室側に相対向する開口部2aと、図示
しない操作スイッチとを備えている。
【0026】表示ユニット3は、液晶表示パネルなどか
らなる文字や画像などの情報を運転者などに向かって表
示して視認させるための表示パネル3aと、この表示パ
ネル3aを収容する筐体部材3bなどを備えている。表
示ユニット3は、前記筐体2内に、表示パネル3aが下
方に向かって相対した状態で収容される。
【0027】支持部9は、サブシャーシ群10と、移送
機構4と、回動支持手段としての回動支持機構5と、を
備えている。サブシャーシ群10は、図5及び図7に示
すように、表示ユニット3の筐体部材3bの外側に取り
付けられている。
【0028】サブシャーシ群10は、図6、図8、図9
及び図10に示すように、第1移動シャーシ11と、第
2移動シャーシ12と、を備えている。第1移動シャー
シ11は、前記筐体部材3aの底壁に相対するシャーシ
底壁11aと、前記筐体部材3aの底壁に連なる側壁に
相対するシャーシ側壁11bと、を備えている。
【0029】第1移動シャーシ11は、筐体部材3aを
外周から覆った状態に配されている。第1移動シャーシ
11は、前記表示ユニット3が筐体2内に収容された際
に、この表示ユニット3の奥側に位置する端部3c(図
5及び図7などに示す)と、前記筐体2の運転者から最
も離れた奥壁2b(図5及び図7などに示す)とに亘っ
て、配されている。
【0030】第1移動シャーシ11は、移送機構4によ
って、筐体2内に収容された状態と、開口部2aを介し
て筐体2外へ排出された状態とに亘って筐体2の奥行き
方向に沿って移動自在に支持されている。また、第1移
動シャーシ11は、図9ないし図12に示すように、前
記表示ユニット3及び第2移動シャーシ12に向かって
突出した突出片13を備えている。
【0031】第2移動シャーシ12は、第1移動シャー
シ11と、前記表示ユニット3の前述した端部3cとの
間に配されている。第2移動シャーシ12は、前記表示
ユニット3の一端部3c(図4に示す表示パネル3aが
運転者側に相対向した状態では、図中の下端に位置し、
図3に示す表示パネル3aが下方に相対向した状態で
は、筐体部材3の奥側に位置する端部である。)に取り
付けられた枢軸14によって、第1移動シャーシ11に
対し回動自在に支持されている。枢軸14は、前記第2
移動シャーシ12と連動して回動するとともに、第1移
動シャーシ11とは独立して回動する。
【0032】移送機構4は、前記第1移動シャーシ11
を筐体2の奥行き方向に沿って移動自在とする。移送機
構4は、第1移動シャーシ11を移動することによっ
て、表示ユニット3を前記筐体2内に収容した状態とこ
の筐体2の外へ排出した状態とに亘って移送する。
【0033】移送機構4は、図5及び図7に示すよう
に、移送用駆動モータ21と、スライド機構部22とを
備えている。移送用駆動モータ21は、第1移動シャー
シ11に取り付けられている。移送用駆動モータ21の
出力軸には、ウォームギヤ23が取付られている。
【0034】スライド機構部22は、互いに噛み合った
複数の歯車24と、これらの歯車24のうち一つと互い
に噛み合った移送用歯車25と、この移送用歯車25と
並設された従動歯車26と、移送用歯車25と従動歯車
26とを互いに連結する連結シャフト27と、一対のラ
ック28などを備えている。
【0035】前記歯車24のうち他の一つの歯車24
は、前記ウォームギヤ23と互いに噛み合っている。移
送用歯車25と従動歯車26とは、表示装置1の幅方向
に沿って互いに間隔を存して配されている。連結シャフ
ト27は、第1移動シャーシ11に回転自在に支持され
ている。
【0036】一対のラック28は、表示装置1の幅方向
に沿って互いに間隔を存して配されている。それぞれの
ラック28は、筐体2に固定されている。それぞれのラ
ック28は、筐体2の奥行き方向に沿って配されてい
る。一方のラック28は、移送用歯車25と互いに噛み
合い、他方のラック28は、従動歯車26と互いに噛み
合っている。
【0037】前述した構成によって、移送機構4は、前
記移送用駆動モータ21を、例えば、正転駆動すること
によって、第1移動シャーシ11を表示ユニット3ご
と、筐体2の奥行き方向に沿って、筐体2内に収容した
状態から筐体2の外側へ向かって移送する。移送機構4
は、例えば、前記移送用駆動モータ21を逆転駆動する
ことによって、第1移動シャーシ11を表示ユニット3
ごと、筐体2外に排出された状態から筐体2内に向かっ
て移送する。
【0038】回動支持機構5は、回動用駆動モータ31
と、回動機構部32と、を備えている。回動用駆動モー
タ31は、第1移動シャーシ11に取り付けられてい
る。回動用駆動モータ31の出力軸には、ウォームギヤ
33が取り付けられている。
【0039】回動機構部32は、互いに噛み合った複数
の歯車34と、前記枢軸14に取り付けられた駆動歯車
35と、を備えている。駆動歯車35は、枢軸14と同
軸でかつこの枢軸14に固定されている。駆動歯車35
は、枢軸14と共に回転する。前記複数の歯車34のう
ち一つの歯車34は、前記ウォームギヤ33と互いに噛
み合っているとともに、他の一つの歯車34は、前記駆
動歯車35と互いに噛み合っている。
【0040】前述した構成によって、回動支持機構5
は、前記回動用駆動モータ31を、例えば、正転駆動す
ることによって、移送機構4によって筐体2外へ排出さ
れた表示ユニット3を、表示パネル3aが下方に相対向
した状態から乗員室の正面に向かって即ち運転者に相対
向するよう、第2移動シャーシ12ごと、筐体部材3b
の端部3cを中心として回動する。回動支持機構5は、
前記回動用駆動モータ31を、例えば逆転駆動すること
によって、表示パネル3aが運転者に相対向した状態か
ら下方に相対向するよう、第2移動シャーシ12ごと、
表示ユニット3を前記筐体部材3bの端部3cを中心と
して回動する。
【0041】前述した構成によって、支持部9は、表示
ユニット3を筐体2内に収容した収容位置と、表示パネ
ル3aに表示した情報を視認させる視認位置とに亘って
移動自在に支持する。このように構成された表示装置1
に適用可能であって、表示ユニット3を揺動自在に支持
する構造例(本明細書に記載した保持機構6に相当す
る)について、以下に詳述する。
【0042】保持機構6は、図9に示すように、第2移
動シャーシ12と、表示ユニット3との間に配されてい
る。保持機構6は、移送機構4及び回動支持機構5によ
って、筐体2の外へ排出された表示ユニット3を、この
表示ユニット3の幅方向に沿った一端部3dを中心とし
て揺動自在に支持している。
【0043】図示例において、保持機構6は、表示ユニ
ット3を、図4中の右端でかつ運転者側に位置する端部
3dを中心として、図4及び図12中の矢印Yに沿って
揺動自在に支持している。このため、表示ユニット3
は、表示パネル3aが、乗員室の正面に相対向した状態
から運転者側に相対する方向に揺動する。なお、表示ユ
ニット3aが揺動する前記矢印Yに沿った方向は、本明
細書に記した所定方向をなしている。また、前記一端部
3dは、本明細書に記した揺動中心をなしている。
【0044】前記保持機構6は、図9などに示すよう
に、ロック体41と、案内部材42と、アーム体43
と、リンク機構44と、第1付勢手段としてのばね45
と、第2付勢手段としてのばね46などを備えている。
【0045】ロック体41は、帯板状に形成されてい
る。ロック体41は、表示ユニット3の幅方向に沿って
配されている。ロック体41は、表示ユニット3の運転
者側即ちこの表示ユニット3の揺動中心3dの近傍に位
置する一端部41aを中心として、第2移動シャーシ1
2に回動自在に取り付けられている。
【0046】ロック体41の他端部41bには、前記第
1の付勢手段としてのばね45が取り付けられている。
このばね45は、前記一端部41aを中心として、ロッ
ク体41の他端部41bを前記第1移動シャーシ11に
向かって付勢している。
【0047】ロック体41の長手方向に沿った中央部よ
り、前記他端部41bよりの部分には、ロック溝47が
形成されている。ロック溝47は、ロック体41を貫通
して形成されている。ロック溝47は、ロック体41の
長手方向に沿って延在したスライド溝部47aと、この
スライド溝部47aを形成する周面からそれぞれ表示ユ
ニット3側に向かって凹に形成された複数のロック溝部
47bと、を備えている。
【0048】スライド溝部47aは、ロック体41の長
手方向に沿って延在した長孔状に形成されている。ロッ
ク溝部47bは、それぞれ、前記スライド溝部47aを
形成する周面のうち表示ユニット3側に位置する周面か
ら前記表示ユニット側に向かって凹に形成されている。
【0049】ロック溝部47bは、ロック体41の長手
方向に沿って互いに並設されている。ロック溝部47b
には、それぞれ、後述する軸体50が係止する。ロック
溝部47bは、ばね45の付勢力に抗して、ロック溝4
7内を軸体50が一端部41aから他端部41bに向か
って変位することを許容する。ロック溝部47bは、係
止した軸体50が、ロック溝47内を他端部41bから
一端部41aに向かって変位することを規制する。ロッ
ク溝部47bは、軸体50が係止すると、表示ユニット
3を所定方向に所定量変位した状態に保持する。
【0050】また、ロック体41の他端部41bには、
図10などに示すように、このロック体41から下方に
向かって延在したロック解除片48が一体に形成されて
いる。ロック解除片48は、表示パネル3aが乗員室に
相対向した状態では、前記突出片13と当接することが
ない。
【0051】ロック解除片48は、前記表示パネル3a
が乗員室に相対向した状態から下方に相対向する状態に
向かって、枢軸14を中心として表示ユニット3が回動
する際に突出片13と当接する。ロック解除片48と当
接片13とが互いに当接すると、図12中の矢印Kに沿
って、他端部41bが第1移動シャーシ11から離れる
方向に変位するよう、ロック体41が一端部41aを中
心として回動する。
【0052】案内部材42は、第2移動シャーシ12に
固定されている。案内部材42は、表示ユニット3の幅
方向に沿って延在したスライド溝49を備えている。こ
のスライド溝49は、表示ユニット3の幅方向に沿って
延在した長孔状に形成されている。
【0053】案内部材42は、前記突出片13とロック
解除片48とが互いに当接してロック体41の他端部4
1bが第1移動シャーシ11から離れる方向に変位され
ると、前記スライド溝49が前記ロック体41のスライ
ド溝部47aと互いに対向合致する位置に配されてい
る。
【0054】案内部材42は、前記突出片13とロック
解除片48とが互いに当接していない状態では、スライ
ド溝49がロック溝部47b及びスライド溝部47aの
表示ユニット3側に位置する一部分と、互いに対向合致
する位置に配されている。
【0055】アーム体43は、帯板状に形成されてい
る。アーム体43は、一端部43aが表示ユニット3の
筐体部材3aの幅方向に沿って運転者から離れた側に位
置する端部3eに回動自在に取り付けられている。アー
ム体43は、他端部43bに、前記ロック溝47及びス
ライド溝49内を通りかつ前記ロック体41に対し回動
自在に設けられた軸体50を取り付けている。
【0056】前記軸体50は、前記案内部材42のスラ
イド溝49と前記ロック溝47のスライド溝部47aと
が対向合致した状態では、前記スライド溝49及びスラ
イド溝部47a内を、表示ユニット3の幅方向に沿って
移動自在となる。
【0057】また、軸体50は、前記スライド溝49
と、スライド溝部47aの一部分とロック溝部47bと
が互いに対向合致した状態では、前記スライド溝49の
内周面とロック溝部47bの内周面とによって挟み込ま
れて、前記幅方向に沿って移動することが規制される。
軸体50が、前記スライド溝49の内周面とロック溝部
47bの内周面とによって挟み込まれると、ロック溝部
47bに係止する。
【0058】前述した構成によって、アーム体43の他
端部43bは、ロック体41に対し回動自在でかつ表示
ユニット3の幅方向に沿って移動自在に設けられてい
る。
【0059】リンク機構44は、前記アーム体43と平
行に配されている。リンク機構44は、前記表示ユニッ
ト3とロック体41とを互いに連結している。
【0060】第1の付勢手段としてのばね45は、ロッ
ク体41に取り付けられている。ばね45は、ロック体
41を、他端部41bが第1移動シャーシ11に近づく
方向に付勢している。ばね45は、軸体50がロック溝
部47bに係止した状態を維持するようロック体41を
付勢する。すなわち、ばね45は、表示ユニット3が所
定量変位した状態に保持されるよう、ロック体41を付
勢する。
【0061】第2の付勢手段としてのばね46は、アー
ム体43に取り付けられている。ばね46は、アーム体
43を、他端部43bが、表示ユニット3の揺動中心3
dに向かって変位するよう付勢している。すなわち、ば
ね46は、表示ユニット3が後述する初期状態に変位す
るようアーム体43を付勢する。
【0062】前述したアーム体43の他端部43bに取
付られた軸体50が、スライド溝49内において、前記
表示ユニット3の端部3d寄りに位置すると、前記表示
パネル3aが乗員室の正面に向かって相対する初期状態
に位置する。
【0063】アーム体43に取り付けられた軸体50
が、表示ユニット3の幅方向に沿って並設された複数の
ロック溝部47bのうち任意のロック溝部47bに係止
すると、前記初期状態から表示パネル3aが運転者に相
対するよう、変位する。このように、軸体50が係止す
るロック溝部47bを任意に選択することによって、表
示ユニット3の揺動方向を微調整できる。
【0064】このように、保持機構6は、前述した一端
部3dを中心として、表示ユニット3を揺動させるとと
もに、揺動させて変位した状態に表示ユニット3を保持
する機能を有している。即ち、保持機構6は、所定方向
に向かって所定量変位した状態に表示ユニット3を保持
する。
【0065】前述した構成によれば、表示ユニット3が
前記筐体2内に収容された収容位置に位置する状態で、
前記操作スイッチが操作されると、まず移送用駆動モー
タ21が正転駆動して、移動シャーシ11,12ととも
に、表示ユニット3が、筐体2内から排出される。表示
ユニット3が筐体2内から完全に排出されると、移送用
駆動モータ21が停止する。このとき、表示ユニット3
は、表示パネル3aが下方に向かって相対向した状態と
なる。
【0066】そして、前記回動用駆動モータ31が正転
駆動して、第2移動シャーシ12及び表示ユニット3
が、第1移動シャーシ11に対して回動する。表示パネ
ル3aが乗員室の正面即ち運転者に向かって相対向した
初期状態に位置して、表示パネル3aに表示する情報を
運転者などに視認させる視認位置に位置する。前記初期
状態は、表示ユニット3が収容位置から駆動モータ2
1,31の駆動力によって移動されて位置する状態であ
る。
【0067】その後、運転者が、手などを用いて、前記
表示ユニット3を、前記ばね45,46の付勢力に抗し
て、表示パネル3aが運転者に相対向するよう、一端部
3dを中心として矢印Yに沿って揺動する。
【0068】そして、表示パネル3aが運転者に相対向
した所望の位置に変位した即ち前記初期状態から所定方
向に向かって所定量変位した状態で、表示ユニット3か
ら手を放すと、前記軸体50がスライド溝49の内周面
とロック溝部47bの内周面とによって挟み込まれる。
軸体50がロック溝部47bに係止する。このとき、ア
ーム体43は、ロック溝47に位置決めされる。表示ユ
ニット3は、一端部3dを中心として揺動して、表示パ
ネル3aが運転者に相対向するよう、前述した所定方向
に向かって所定量変位した状態で位置決めされる。
【0069】前述したように、表示パネル3aが運転者
に相対向するよう、前述した所定方向に向かって所定量
変位した状態で位置決めされて状態から、前述した操作
スイッチを操作すると、まず、前記回動用駆動モータ3
1が、例えば逆転駆動する。前述したように軸体50が
ロック溝部47bに係止したまま、第2移動シャーシ1
2及び表示ユニット3を、表示パネル3aが下方に相対
向する方向に向かって回動する。
【0070】すると、図11に示すように、突出片13
とロック解除片48とが互いに近づく。突出片17とロ
ック解除片48とが互いに当接すると、ロック体41が
ばね45の付勢力に抗して、前記他端部41bが第1移
動シャーシ11から離れる図12中の矢印Kに沿って揺
動する。そして、案内部材42のスライド溝49とロッ
ク体41のスライド溝部47aとが互いに対向合致し
て、軸体50のロック溝部47aへの係止が解除され
る。
【0071】前記ばね46の付勢力によって、前記軸体
50が図12中の矢印Sに沿ってスライド溝部47a内
を前記ロック体41の一端部41aに向かって、表示ユ
ニット3の幅方向に沿ってスライド移動する。すると、
表示ユニット3は、他端部3eが図12中の矢印Bに沿
って変位して前記一端部3d回りの変位が筐体2内から
排出された状態と同じ初期状態に位置するとともに、表
示パネル3aが下方に相対向した状態に変位する。
【0072】表示パネル3aが下方に相対向しかつ前述
した初期状態に前記表示ユニット3が変位すると、前記
回動用駆動モータ31が停止するとともに、移送用駆動
モータ21が、例えば、逆転駆動する。表示ユニット3
が筐体2内に向かって移送されていき、筐体2内に収容
される。このように、保持機構6は、支持部9が表示ユ
ニット3を前記視認位置から収容位置に向かって移動さ
せる動作に連動して、表示ユニット3の保持を解除す
る。そして、保持機構6は、表示ユニット3を所定方向
に向かって所定量変位した状態から初期状態に復帰させ
る。
【0073】本実施形態の表示装置1によれば、回動支
持機構5が、表示パネル3aが下方に相対向させる方向
に第2移動シャーシ12及び表示ユニット3を回動させ
る動作に連動して、突出片13とロック解除片48とが
互いに当接し、軸体50のロック溝部47bへの係止を
解除する。すると、表示ユニット3は、前記初期状態に
復帰する。
【0074】このように、回動支持機構5の回動用駆動
モータ31の駆動動作に連動して、表示ユニット3が前
述した初期状態に位置する。このため、表示ユニット3
を筐体2内に収容する際に、手などを用いてこの表示ユ
ニット3の位置を調整する必要が生じない。したがっ
て、操作性の低下を抑制できる。
【0075】また、サブシャーシ群10が、表示ユニッ
ト3を筐体2の奥行き方向に沿って移動自在に支持する
第1移動シャーシ11と、この第1移動シャーシ11に
回動自在に支持されかつ表示ユニット3を一端部3dを
中心として揺動自在に支持する第2移動シャーシ12
と、を備えているので、表示ユニット3を筐体2の内外
に収容及び排出することを確実に行えるとともに、表示
パネル3aを運転者に確実に相対向させることができ
る。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の本
発明によれば、支持手段が表示部を視認位置から収容位
置に向かって移動する動作に連動して、表示部を所定量
変位した状態に保持した保持手段の保持を解除する。こ
のため、表示部を筐体内に収容する際に、手などを用い
てこの表示部を調整する必要が生じない。したがって、
操作性の低下を抑制することが可能となる。
【0077】請求項2に記載した本発明の表示装置によ
れば、表示部を支持する支持手段が、表示部を筐体の奥
行き方向に沿って移動する第1移動シャーシと、この第
1移動シャーシに回動自在に支持されかつ表示部を支持
する第2移動シャーシとを、備えている。
【0078】このため、表示部を筐体内に収容する際
に、手などを用いてこの表示部を調整する必要が生じず
に操作性の低下を抑制できることにくわえ、表示部を筐
体の内外に収容及び排出することを確実に行える。
【0079】請求項3に記載した本発明の表示装置によ
れば、保持手段が、表示部を第2移動シャーシに対して
所定方向に向かって変位可能に支持するとともに、表示
部を所定量変位させた状態に保持する。このため、表示
部を筐体内に収容する際に、手などを用いてこの表示部
の位置を調整する必要が生じずに操作性の低下を抑制で
きることにくわえ、表示部を筐体の内外に収容及び排出
することを確実に行えるとともに、表示部を運転者など
に向かってより確実に相対向させることができる。
【0080】請求項4に記載した本発明の表示装置によ
れば、表示部が視認位置から収容位置に向かって移動さ
れる動作に連動して、第1移動シャーシの突出片に、保
持手段のロック体が当接する。そして、ロック体が、第
1付勢手段の付勢力に抗して、表示部とロック体とに亘
って設けられたアーム体の位置決めを解除する方向に回
動する。
【0081】その後、前記アーム体の他端部が、第2付
勢手段の付勢力によって、幅方向に沿って移動されて、
保持手段の表示部の保持が解除される。表示部が所定方
向に向かって所定量変位した状態から初期状態に復帰す
る。
【0082】このため、表示部を筐体内に収容する際
に、手などを用いてこの表示部の位置を調整する必要が
より一層確実に生じない。したがって、操作性の低下を
より一層確実に抑制することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる表示装置の取付状
態の一例を示す斜視図である。
【図2】同実施形態の表示装置において表示ユニットが
筐体内に収容された状態を示す斜視図である。
【図3】同実施形態の表示装置の筐体内から表示ユニッ
トが押し出された状態を示す斜視図である。
【図4】同実施形態の表示装置の表示ユニットが見やす
い角度まで回動された状態を示す斜視図である。
【図5】同実施形態の表示装置を示す平面図である。
【図6】図5に示された表示装置の左側面図である。
【図7】同実施形態の表示装置の筐体内から表示ユニッ
トが押し出された状態を示す平面図である。
【図8】図7に示された表示ユニットが回動を開始する
状態を示す左側面図である。
【図9】同実施形態の表示装置において、表示ユニット
が一端部を中心として揺動されて位置決めされた状態を
示す底面図である。
【図10】図9中の矢印X方向から見た右側面図であ
る。
【図11】図9に示された状態から表示パネルが下方に
向かって相対向するよう回動させる状態を示す側面図で
ある。
【図12】図9に示された表示装置の要部を拡大して示
す底面図である。
【符号の説明】
1 表示装置 2 筐体 3 表示ユニット(表示部) 3d 幅方向に沿った表示ユニットの一端部 6 保持機構(保持手段) 9 支持部(支持手段) 11 第1移動シャーシ 12 第2移動シャーシ 13 突出片 41 ロック体 43 アーム体 43a 一端部 43b 他端部 45 ばね(第1付勢手段) 46 ばね(第2付勢手段) 47 ロック溝 Y 所定方向

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体と、この筐体内に出し入れ自在に設
    けられた表示部と、を備えた表示装置において、 前記表示部を、前記筐体内に収容する収容位置と、前記
    表示部に表示した情報を視認させる視認位置と、に亘っ
    て移動自在に支持する支持手段と、 前記視認位置において、前記表示部を前記収容位置から
    移動されて位置する初期状態から所定方向に向かって変
    位可能に支持するとともに、前記表示部を前記初期状態
    から所定方向に向かって所定量変位させた状態に保持す
    る保持手段と、を備え、 前記保持手段は、前記支持手段が前記表示部を前記視認
    位置から収容位置に向かって移動させる動作に連動し
    て、前記表示部の保持を解除して、前記表示部を所定方
    向に向かって所定量変位させた状態から前記初期状態に
    復帰させることを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 前記支持手段は、 前記表示部を前記筐体内において、この筐体の奥行き方
    向に沿って移動自在に支持する第1移動シャーシと、 前記表示部を支持するとともに第1移動シャーシに回動
    自在に支持された第2移動シャーシと、を備えたことを
    特徴とする請求項1記載の表示装置。
  3. 【請求項3】 前記保持手段は、前記第2移動シャーシ
    に対し前記表示部を前記初期状態から所定方向に向かっ
    て変位可能に支持するとともに、前記初期状態から所定
    方向に向かって所定量変位させた状態に前記表示部を保
    持することを特徴とする請求項2記載の表示装置。
  4. 【請求項4】 前記第1移動シャーシが前記表示部に向
    かって突出した突出片を備え、 前記表示部の幅方向に沿った一端部が、前記第2移動シ
    ャーシによって揺動自在に支持されているとともに、 前記保持手段は、 前記第2移動シャーシに回動自在に設けられかつ前記表
    示部を前記所定量変位した状態に保持可能なロック溝を
    備えたロック体と、 一端部が前記表示部に対し回動自在に取付られていると
    ともに、他端部が前記ロック体に対し回動自在でかつ前
    記幅方向に沿って移動自在に設けられたアーム体と、 前記表示部が前記所定量変位した状態に保持されるよう
    前記ロック体を付勢する第1付勢手段と、 前記表示部が前記初期状態に変位するよう前記アーム体
    を付勢する第2付勢手段と、を備え、 前記所定方向に向かって所定量変位させた状態に前記表
    示部が保持させる際には、前記アーム体が前記ロック溝
    によって位置決めされるとともに、 前記表示部が前記視認位置から前記収容位置に向かって
    移動される動作に連動して、前記突出片とロック体とが
    当接し、第1付勢手段の付勢力に抗して前記ロック体
    が、前記アーム体がロック溝に位置決めされた状態が解
    除される方向に回動されるとともに、 前記第2付勢手段の付勢力によって前記アーム体の他端
    部が前記幅方向に沿って移動されて、前記表示部の保持
    を解除して、前記表示部が前記所定方向に向かって所定
    量変位させた状態から初期状態に復帰されることを特徴
    とする請求項2または請求項3記載の表示装置。
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