JP2001071147A - プラズマトーチ装置 - Google Patents

プラズマトーチ装置

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JP2001071147A
JP2001071147A JP25445399A JP25445399A JP2001071147A JP 2001071147 A JP2001071147 A JP 2001071147A JP 25445399 A JP25445399 A JP 25445399A JP 25445399 A JP25445399 A JP 25445399A JP 2001071147 A JP2001071147 A JP 2001071147A
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JP
Japan
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water
nozzle
cutting
plasma
gas
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Pending
Application number
JP25445399A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Koshimizu
洋 古清水
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Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 酸素(エアー)プラズマトーチ装置と水プラ
ズマトーチ装置の簡易な共存を可能にしたプラズマトー
チ装置を提供することにある。 【解決手段】 内部に電極5を有すると共に切断ガスを
噴射せしめる切断ガス用ノズル7とこの切断ガス用ノズ
ル7の外周にシールドガスを噴射せしめるシールドガス
用ノズル9とからなるトーチ本体3と、このトーチ本体
3の外部に隣接して設けられた水用ノズル11とで構成
されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ワークに切断加
工を行うプラズマトーチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ワークに切断加工を行うプラズマ
トーチ装置としては、例えば図2および図3に示されて
いるものが知られている。図2に示されているプラズマ
トーチ装置101は、トーチ本体103を備えており、
このトーチ本体103内の軸心部には電極105が設け
られていると共に、この電極105の外周には中空形状
の切断ガス用ノズル107が備えられている。さらに、
この切断ガス用ノズル107の外周には中空形状のシー
ルドガス用ノズル109が設けられている。
【0003】上記構成により、電極105からワークW
に向けてアークが照射されると共に、切断ガス用ノズル
107、シールドガス用ノズル109からそれぞれ切断
ガス、シールドガスがそれぞれワークWに向けて噴射さ
れることにより、ワークWにプラズマ切断加工が行われ
ることになる。
【0004】図3に示されているプラズマトーチ装置1
11は、図2と同様に、トーチ本体113を備えてお
り、このトーチ本体113内の軸心部には電極115が
設けられていると共に、この電極115の外周には中空
形状の切断ガス用ノズル117が備えられている。さら
に、この切断ガス用ノズル117の外周には中空形状の
シールドガス用ノズル119が設けられている。
【0005】上記構成により、電極115からワークW
に向けてアークが照射されると共に、切断ガス用ノズル
117、シールドガス用ノズル119からそれぞれ切断
ガス、水がそれぞれワークWに向けて噴射されることに
より、ワークWにプラズマ切断加工が行われることにな
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、プラズマ加
工においては切断材であるワークWの材質および板厚に
より適切な切断ガスおよびシールドガスが異なってお
り、通常一本のトーチでは共存することが出来ない。そ
こで、図2に示したプラズマトーチ装置101において
は、材質がSS材の場合切断ガス、シールドガスとして
それぞれ酸素、エアーが用いられる。また、材質がステ
ンレス鋼の場合切断ガス、シールドガスとしてそれぞれ
エアー、エアーが用いられたり、あるいはアルゴン・水
素、窒素が用いられている。図3に示したプラズマトー
チ装置111においては、ステンレス鋼の切断品質は良
いが構造上専用のシステムとなる。
【0007】現在一般的に使われているプラズマトーチ
装置は、図2に示したプラズマトーチ装置101の構造
のものであり、切断ガスとして酸素(又はエアー)、シ
ールドガスとしてエアーを使用している。ところが、ス
テンレス鋼を切断するときに、エアーにて切断を行うと
ステンレス鋼中のクロムが燃焼を阻害し、黒く焼けこげ
てしまう。このため、グラインダー仕上げ又は酸洗等の
後処理を必要としていた。
【0008】上記問題をほぼ解決するものとして (A)、図2に示したプラズマトーチ装置101におい
て切断ガスをアルゴン、水素、シールドガスを窒素とし
て切断する。
【0009】(B)、図3に示したプラズマトーチ装置
111における、いわゆる水プラズマ(切断ガスに窒素
を用いて水を添加する)で切断する。
【0010】ところが、上記(A)、(B)両方共、安
全上又は構造の複雑さのため、1本のトーチにて通常の
酸素(エアー)プラズマとの共存はできないという問題
があった。
【0011】この発明の目的は、酸素(エアー)プラズ
マトーチ装置と水プラズマトーチ装置の簡易な共存を可
能にしたプラズマトーチ装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明のプラズマトーチ装置は、内
部に電極を有すると共に切断ガスを噴射せしめる切断ガ
ス用ノズルとこの切断ガス用ノズルの外周にシールドガ
スを噴射せしめるシールドガス用ノズルとからなるトー
チ本体と、このトーチ本体の外部に隣接して設けられた
水用ノズルとで構成されていることを特徴とするもので
ある。
【0013】したがって、電極からアークがワークへ向
けて照射されると共に、切断ガス用ノズル、シールドガ
ス用ノズルからそれぞれ切断ガス、シールドガスがワー
クへ向けて噴射されてワークに通常のプラズマ切断加工
が行われる。さらに、トーチ本体の外部に隣接して設け
られた水用ノズルから水がワークへ向けて噴射されるこ
とにより、ワークに水プラズマ切断加工が行われる。
【0014】而して、ワークに通常のプラズマ切断加工
と水プラズマ切断加工との共存が可能になる。また、酸
素ガスの回路に異種のガスを流さずにすむため安全であ
る。しかも、トーチ本体に改造が不要のため、後付けが
可能である。
【0015】請求項2によるこの発明のプラズマ装置
は、請求項1のプラズマトーチ装置において、前記水用
ノズルにはホースの一端が接続されると共に、ホースの
他端には水源が接続され、ホースの途中には水用ノズル
側から流量制御弁、電磁弁およびフイルタレギュレータ
がそれぞれ直列に設けられていることを特徴とするもの
である。
【0016】したがって、水用ノズルにはホースを介し
て水源が接続され、しかも、前記ホースの途中には水用
ノズル側から流量制御弁、電磁弁およびフイルタレギュ
レータがそれぞれ直列に設けられているから、水源より
水がホースに流れ流量制御弁で水の流量が制御されると
共に、電磁弁の開により水が水用ノズルからワークに向
けてより一層均一に噴射される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。
【0018】図1を参照するに、プラズマトーチ装置1
は、トーチ本体3を備えており、このトーチ本体3内の
軸心部には電極5が設けられていると共に、この電極5
の外周には中空形状の切断ガス用ノズル7が備えられて
いる。さらに、この切断ガス用ノズル7の外周には中空
形状のシールドガス用ノズル9が設けられている。
【0019】前記トーチ本体3の外部には隣接して水用
ノズル11が設けられている。この水用ノズル11には
ホース13の一端が接続されると共に、ホース13の他
端には水源15が接続されている。前記ホース13の途
中には水用ノズル11側から流量制御弁17、電磁弁1
9およびフイルタレギュレータ21がそれぞれ直列に設
けられている。
【0020】上記構成により、電極5からプラズマアー
クをワークWへ向けて照射せしめるとと共に、切断ガス
用ノズル7、シールドガス用ノズル7からそれぞれ切断
ガス、シールドガスをワークWへ向けて噴射せしめてワ
ークWに通常のプラズマ切断加工を行うことができる。
さらに、トーチ本体3の外部に隣接して設けられた水用
ノズル11から水をワークWへ向けて噴射せしめること
により、ワークWに水プラズマ切断加工を行うことがで
きる。
【0021】而して、ワークWに通常のプラズマ切断加
工と水プラズマ切断加工との共存を可能にすることがで
きる。また、酸素ガスの回路に異種のガスを流さずにす
むため安全である。しかも、トーチ本体3に改造が不要
のため、後付けを可能にすることができる。
【0022】水用ノズル11にはホース13を介して水
源15が接続され、しかも、前記ホース13の途中には
水用ノズル11側から流量制御弁17、電磁弁19およ
びフイルタレギュレータ21がそれぞれ直列に設けられ
ているから、水源15より水がホース13に流れ流量制
御弁17で水の流量が制御されると共に、電磁弁19の
開により水が水用ノズル11からワークWに向けてより
一層均一に噴射せしめることができる。
【0023】なお、この発明は、前述した発明の実施の
形態に限定されることなく、適宜な変更を行うことによ
り、その他の態様で実施し得るものである。
【0024】
【発明の効果】以上のごとき発明の実施の形態の説明よ
り理解されるように、請求項1の発明によれば、電極か
らアークをワークへ向けて照射せしめると共に、切断ガ
ス用ノズル、シールドガス用ノズルからそれぞれ切断ガ
ス、シールドガスをワークへ向けて噴射せしめてワーク
に通常のプラズマ切断加工を行うことができる。さら
に、トーチ本体の外部に隣接して設けられた水用ノズル
から水をワークへ向けて噴射せしめることにより、ワー
クに水プラズマ切断加工を行うことができる。
【0025】而して、ワークに通常のプラズマ切断加工
と水プラズマ切断加工との共存を可能にすることができ
る。また、酸素ガスの回路に異種のガスを流さずにすむ
ため安全である。しかも、トーチ本体に改造が不要のた
め、後付けを可能にすることができる。
【0026】請求項2の発明によれば、水用ノズルには
ホースを介して水源が接続され、しかも、前記ホースの
途中には水用ノズル側から流量制御弁、電磁弁およびフ
イルタレギュレータがそれぞれ直列に設けられているか
ら、水源より水がホースに流れ流量制御弁で水の流量が
制御されると共に、電磁弁の開により水を水用ノズルか
らワークに向けてより一層均一に噴射せしめることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のプラズマトーチ装置を説明する説明
図である。
【図2】従来のプラズマトーチ装置を説明する説明図で
ある。
【図3】従来のプラズマトーチ装置を説明する説明図で
ある。
【符号の説明】
1 プラズマトーチ装置 3 トーチ本体 5 電極 7 切断ガス用ノズル 9 シールドガス用ノズル 11 水用ノズル 13 ホース 15 水源 17 流量制御弁 19 電磁弁 21 フィルタレギュレータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に電極を有すると共に切断ガスを噴
    射せしめる切断ガス用ノズルとこの切断ガス用ノズルの
    外周にシールドガスを噴射せしめるシールドガス用ノズ
    ルとからなるトーチ本体と、このトーチ本体の外部に隣
    接して設けられた水用ノズルとで構成されていることを
    特徴とするプラズマトーチ装置。
  2. 【請求項2】 前記水用ノズルにはホースの一端が接続
    されると共に、ホースの他端には水源が接続され、ホー
    スの途中には水用ノズル側から流量制御弁、電磁弁およ
    びフイルタレギュレータがそれぞれ直列に設けられてい
    ることを特徴とする請求項1記載のプラズマトーチ装
    置。
JP25445399A 1999-09-08 1999-09-08 プラズマトーチ装置 Pending JP2001071147A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019124365A1 (ja) 2017-12-18 2019-06-27 小池酸素工業株式会社 プラズマ切断トーチに沿わせて水流を供給する装置
CN116551109A (zh) * 2023-03-13 2023-08-08 广东华泰钢构有限公司 基于opc协议三维平展钢板零件等离子火焰切割方法及应用

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WO2019124365A1 (ja) 2017-12-18 2019-06-27 小池酸素工業株式会社 プラズマ切断トーチに沿わせて水流を供給する装置
CN116551109A (zh) * 2023-03-13 2023-08-08 广东华泰钢构有限公司 基于opc协议三维平展钢板零件等离子火焰切割方法及应用
CN116551109B (zh) * 2023-03-13 2023-11-07 广东华泰钢构有限公司 基于opc协议三维平展钢板零件等离子火焰切割方法及应用

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