JP2001069067A - 路車間無線通信システム、アンテナ装置、及び無線通信装置 - Google Patents

路車間無線通信システム、アンテナ装置、及び無線通信装置

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JP2001069067A
JP2001069067A JP24312199A JP24312199A JP2001069067A JP 2001069067 A JP2001069067 A JP 2001069067A JP 24312199 A JP24312199 A JP 24312199A JP 24312199 A JP24312199 A JP 24312199A JP 2001069067 A JP2001069067 A JP 2001069067A
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wireless communication
vehicle
roadside
communication device
road
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Yasushi Murakami
康 村上
Ichiro Seto
一郎 瀬戸
Shuichi Obayashi
秀一 尾林
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 路車間無線通信システムにおいて、シャドウ
イングによる通信遮断、およびフェージングによる通信
品質劣化のない路車間無線通信システムを提供する。 【解決手段】 路車間無線通信システムにおいて、隣り
合う道路側無線通信装置が、各々の通信エリアの少なく
とも一部を共有し、隣り合う道路側無線通信装置が共有
する通信エリア内の車両側無線通信装置に対してのみ、
同一内容を送信することにより、シャドウイングによる
通信遮断を防ぎ、道路側無線通信装置の収容数を増やす
ことができる。また、このときに互いに隣り合う道路側
無線通信装置が直交する円偏波を用いて、共有通信エリ
ア内の車両側無線通信装置に対して、複局同時送信を行
うことにより、フェージングによる通信品質劣化を防ぐ
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路上を走行する
車両と道路側に設置された無線通信装置の間にて無線通
信を行う路車間無線通信システム、アンテナ装置、及び
無線通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】道路側に設置された道路側無線通信装置
と、道路上を走行する車両に搭載された車両側無線通信
装置との間にて、高周波信号を用いた無線通信を行う路
車間無線通信システムにおいては、見通しパスにおいて
車両が通過する場合にシャドウイング(遮蔽)が起こ
る。この場合、受信側の電力レベル低下を招く。
【0003】特にトラックなどの大型車両等によるシャ
ドウイングは深刻であり、10〜20dBの電力レベル
低下となり、解決すべき課題である。
【0004】この解決策としては、例えば図8に示すよ
うなエリア内の車両側無線通信装置107Aに対して、
複数の道路側無線通信装置101A、101Bから、同
一時間タイミング、同一偏波を用いて、同一の情報を送
信する複局同時送信が考えられている。
【0005】この方法では図8に示すように、車両側無
線通信装置107Aと道路側無線通信装置101Bの間
の通信パスが大型車両108によりシャドウイングを受
けても、道路側無線通信装置101Aとの間の通信路を
用いて通信を行うことが可能となるために、シャドウイ
ングによる通信遮断が発生しないことになる。
【0006】しかし、上記従来技術においては、通信す
べき車両側無線通信装置107Aがシャドウイングを受
けているときには他の通信路を用いて通信路を確保する
ことができるが、シャドウイングとなる障害物(大型車
両108等)が存在しない場合には、全く同じ信号が車
両の前後より到来するためにフェージングを起こし、安
定した通信路が確保できない場合がある。
【0007】加えて、シャドウイングは、通信すべき車
両側無線通信装置とシャドウイングの原因となるべき遮
蔽物との距離、高低差および車間距離などによって決ま
るため、ある程度以上車両側無線通信装置が道路側無線
通信装置に近づくと、ほとんどシャドウイングを受けな
い領域が存在する。この場合にも、先例のように複局同
時送信を行うと、フェージングを起こす可能性がある。
【0008】また、複局同時送信を行う場合、車両側無
線通信装置がゾーン内で、どちらのアンテナから信号を
受信しても受信電力のレベル変動が少なくなるように、
道路側無線通信装置のアンテナのビームは通信ゾーン全
体をコセカント2乗ビーム等の成形度の高い成形ビーム
を用いてカバーするアンテナを用いる必要がある。
【0009】このとき、成形度を高くするためにはビー
ムを形成するアンテナ素子数が増加するため、アンテナ
サイズが大きくなる、各アンテナ素子を給電する給電回
路が複雑になる、給電回路の損失が増大するという問題
があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このように従来技術で
ある複局同時送信は、シャドウイングが発生した場合に
は、通信路を確保する上で有効な手段であるが、シャド
ウイングが発生しない場合には逆にフェージングを起こ
すために、通信品質を劣化させてしまうという問題があ
った。
【0011】加えて、道路側無線通信装置に用いるアン
テナには通信ゾーン全体をカバーする成形度の高い成形
ビームを用いる必要があり、アンテナサイズが大きくな
る、給電回路が複雑になる、給電線路の損失が増大する
という問題があった。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の無線通信システ
ムは、隣り合う道路側無線通信装置の各々が提供する無
線通信エリアの少なくとも一部を重なり合うように構成
し、この無線通信エリア内の車両側無線通信装置に対し
て、隣り合う道路側無線通信装置各々が同一内容を送信
することを特徴とする。
【0013】さらに、道路側無線通信装置の各々が提供
する無線通信エリアが可変であることを特徴とする。
【0014】さらに、無線通信エリア範囲を、道路側の
ネットワークより与えられた制御信号により制御するこ
とを特徴とする。
【0015】さらに、道路側無線通信装置が送信する高
周波信号の偏波として円偏波を用い、隣り合う道路側無
線通信装置同士で、重なり合った無線通信エリア内の車
両側無線通信装置に対して、同一内容を送信することを
特徴とする。
【0016】さらに、道路側無線通信装置が送信する高
周波信号の偏波が、隣り合う道路側無線通信装置同士
で、直交していることを特徴とする。
【0017】また本発明のアンテナ装置は、複数の送受
信ビームを構成するアンテナを具備し、 複数の送受信
ビームは、隣り合う道路側無線通信装置の各々が提供す
る無線通信エリアの少なくとも一部を重なり合うよう構
成する送受信ビームと、自道路側無線通信装置が単独で
カバーする無線通信エリアを構成する送受信ビームとか
らなることを特徴とする。
【0018】また本発明の無線通信装置は、異なる方向
の道路側無線通信装置から到来する、直交する2つの偏
波を受信する受信手段と、この受信手段で受信した直交
する偏波に対応した2つの受信信号に、所定の複素信号
を掛けて合成する合成手段とを具備することを特徴とす
る。
【0019】これにより、シャドウイングによる通信遮
断を防ぐ路車間無線通信システムを提供する。また、互
いに隣り合う道路側無線通信装置が直交する円偏波を用
いて、共有通信エリア内の車両側無線通信装置に対し
て、同一内容、同一時間タイミングで送信することによ
り、シャドウイング及びフェージングによる通信遮断を
防ぐ路車間無線通信システムを提供する。
【0020】さらに、隣り合う道路側無線通信装置が、
同一内容を同一時間タイミングで送信する共通エリアを
可変とすることにより、道路状況により共通エリアとそ
れを行わないエリアを変更させて、複局同時送信を最低
限必要な領域に限定することが可能であり、1基地局の
収容数を増加させることのできる路車間無線通信システ
ムを提供する。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。本発明の第1の実施例の路
車間無線通信システムについて、説明する。図1は本発
明の第1の実施例の路車間無線通信システムを模式的に
示した図である。
【0022】図1中、道路12に沿って道路側無線通信
装置1A、1Bが設置されており、これら道路側無線通
信装置1A、1Bは信号及び制御信号が通るネットワー
ク11によって接続されている。
【0023】ここでは、簡易的に道路12上を走行する
車両は図面に沿って左側から右側に向かって走行するも
のと仮定する。
【0024】道路側無線通信装置1A、1Bに所望の放
射パターンで信号を放射する道路側無線通信用アンテナ
装置2A、2Bが接続されている。道路側無線通信用ア
ンテナ装置2A、2Bは、それぞれ放射パターン5Aと
5B、放射パターン6Aと6Bという2つのビームを持
つ。
【0025】そのうち放射パターン5Bは道路側無線通
信装置1A近傍のゾーン3Bを照らすビームであり、放
射パターン5Aは放射パターン5Bに隣接し、放射パタ
ーン5Bと放射パターン6Bの間の区間3Aを照らすビ
ームである。
【0026】一方、放射パターン6Bは道路側無線通信
装置2A近傍のゾーン4Bを照らすビームであり、放射
パターン6Aは放射パターン6B、放射パターン5Bに
隣接し、放射パターン5Aと全く同じエリアを照射する
ビームである。
【0027】ここで、道路側無線通信装置1A近傍のゾ
ーン3Bは、道路側無線通信装置1Aからこのゾーン内
を走行する車両側無線通信装置7Bが大型車両8の大き
さ、位置関係等に無関係にシャドウイングが起きないゾ
ーンである。
【0028】また、道路側無線通信装置1B近傍のゾー
ン4Bは道路側無線通信装置1Bからこのゾーン内を走
行する車両側無線通信装置7Bが常に見通しとなり、大
型車両8によるシャドウイングが発生しないゾーンであ
る。
【0029】この2つのゾーン3Bと4Bの大きさは、
道路に設置される道路側無線通信装置に接続されるアン
テナ2A、2Bの地面よりの高さ、想定される車間距
離、車両側無線通信装置7Aに接続されたアンテナの高
さ、設置位置、道路の混雑状況等によって決定される。
【0030】まず、車両側無線通信装置23Bを搭載し
た車両7Bがゾーン3Bを走行している場合を考える。
この場合、車両側無線通信装置23Bから道路側無線通
信装置1Aが常に見通せる状況にある。そのため、車両
側無線通信装置23Bは道路側無線通信装置1Aを介し
てサービスを提供するネットワークに接続することがで
きる。
【0031】このため、道路側無線通信装置1Bから道
路側無線通信装置1Aと同一の情報を同一時間タイミン
グで送信する必要はないため、ゾーン4Bに別の車両側
無線通信装置23Cを搭載した車両7Cが存在する場
合、道路側無線通信装置1Bは車両側無線通信装置23
Bと同一スロット内で異なる情報を車両側無線通信装置
23Cに提供することが可能となるため、収容できる道
路側無線通信装置数を増加させることが可能となる。
【0032】また、このとき道路側無線通信装置1Aに
接続されたアンテナ2Aからのビーム5Aに円偏波を用
いる。そのため、路車間通信で問題となる路面あるいは
車両7Bの車体での反射波は直接波に対して逆旋成分と
なり、車両側無線通信装置23Bに接続されたアンテナ
では受信されなくなるので、マルチパスによるフェージ
ングを抑圧することが可能となる。
【0033】次に、通信すべき車両側無線通信装置23
Aを搭載した車両7Aの前方に大型車両8が23Aと1
Bの通信パスを遮蔽するような位置関係でゾーン3A
(つまり4A)を走行している場合を考える。この場
合、道路側無線通信装置1Bからビーム6Aを用いて送
信された電波は大型車両8によりシャドウイングを受け
るため、車両側無線通信装置23Aは道路側無線通信装
置1Aからの信号を受信することができない。
【0034】しかしながら、道路側無線通信装置1Aと
1Bから同一内容をビーム5Aと6Aを用いて送信する
ことで、車両側無線通信装置23Aは大型車両8により
シャドウイングを受ける電波伝搬環境下においても、通
信が常に可能となる。
【0035】ここで、道路側無線通信装置1Aと1Bか
ら同一内容をビーム5Aと6Aを用いて送信するとき
に、同じ時間タイミングあるいは同一周波数で送信した
場合、1車両側無線通信装置につき、1チャネルですむ
ことより1道路側無線通信装置あたりの収容能力が向上
する。また、同一周波数で送信することにより、車両側
無線通信装置23Aが異なる周波数で同時に動作する必
要がないので、車両側無線通信装置23Aの構成が簡単
になるという利点がある。
【0036】更に車両側無線通信装置23Aに対してシ
ャドウイングの原因となる大型車両8がない場合を考察
する。この場合、車両側無線通信装置23Aが大型車両
8によってシャドウイングを受けている時と同じよう
に、道路側無線通信装置1Aと1Bからアンテナ2A、
2Bを介して同一内容を同一時間タイミングで、ビーム
5Aと6Aを用いて車両側無線通信装置23Aに提供さ
れる。
【0037】ここでビーム5Aと6Aの円偏波を例え
ば、ビーム5Aが右旋円偏波、ビーム6Aが左旋円偏波
と互いに直交させ、車両側無線通信装置23Aに対して
同一内容を提供する。
【0038】また、車両側無線通信装置23Aは直交す
る円偏波をそれぞれ受信する手段を有し、この受信した
信号を選択あるいは合成することで、送信された内容を
認識することが可能となる。こうすることにより、同一
周波数、同一時間タイミングで複局同時送信を行うこと
により発生するフェージングにより伝送品質が劣化する
ことを防ぐことができる。
【0039】また、このとき複局同時送信した道路側無
線通信装置で受信下車両側無線通信装置からの受信信号
を制御局9において最良のものを選択する選択ダイバー
シチあるいは複数の信号をS/N(信号対雑音比)が最
大となるように重み付けして合成する最大比合成を行う
ことにより、道路側無線通信装置からの信号の品質を改
善するとともに、シャドウイングによる通信遮断を防ぐ
ことが可能となる。
【0040】尚、ここでビーム5Aと6Aの円偏波を互
いに直交させ、車両側無線通信装置23Aが直交する2
つの円偏波をそれぞれ受信する手段を有するとした。し
かしながらこれに限らず、ビーム5Aと6Aの円偏波が
同旋円偏波であり、車両側無線通信装置23Aが空間的
に離れて設置された異なる2つ以上のアンテナをもち、
空間ダイバーシチを行うようにさせた車両側無線通信装
置であってもよい。
【0041】図2は本発明の第1の実施例にかかる路車
間無線通信システムの道路側無線通信装置の制御形態に
ついて模式的に示したものである。
【0042】路車間無線通信システムの制御形態は図2
に示すようにツリー構造となっている。路側ネットワー
ク10は道路上を走行している車両7A等に提供すべき
情報あるいは制御信号を司る、あるいは各車両あるいは
道路側無線通信装置からの情報をもとに道路の運行を制
御するネットワークである。
【0043】この路側ネットワーク10の下には、複数
の道路側無線通信装置1A等を集中的に制御する制御局
9が接続されている。この制御局9は、路側ネットワー
ク10と道路側無線通信装置の間に入り、路側ネットワ
ーク10からの情報を必要な道路側無線通信装置に供給
する、あるいは道路側無線通信装置からの信号を路側ネ
ットワーク10に伝達する役目をもつ。
【0044】加えてこの制御局は路側ネットワークから
の制御信号あるいは自分の下に接続されている道路側無
線通信装置からの信号を元に、自分の下に接続されてい
る道路側無線通信装置の制御を行い、スムーズな路車間
無線通信システムの運用を行う役目を負っている。
【0045】道路側に設置されたセンサーあるいは監視
カメラならびに車両側無線通信装置からの情報により、
各道路側無線通信装置の通信ゾーン内の車の種類、速
度、流量、台数等を知ることが可能となる。
【0046】よって、これらの情報より車両側無線通信
装置からみてシャドウイングの起きる可能性のあるゾー
ンとシャドウイングが起きないゾーンを求めることが可
能となる。
【0047】そのため、制御局9では車両側無線通信装
置23からの受信信号あるいは道路側に設置されたセン
サーまたは監視カメラ等から路側ネットワークを介して
得られる車両側無線通信装置7の位置情報をもとに、複
局同時送信を行うゾーンと行わないゾーンを決定し、こ
の決定事項に従って各道路側無線通信装置1に対して、
複局同時送信を行うゾーンと行わないゾーンを照射する
ビームを形成するように制御信号を発する。このことに
より、比較的車両の流量の少ない場合には複局同時送信
を行うゾーンを小さくし、車両の流量の多い混雑したあ
るいは渋滞の場合には複局同時送信を行うゾーンを大き
くし、シャドウイングによる通信遮断を回避することが
可能となる。
【0048】制御局9からの制御信号を受け取った道路
側無線通信装置1は、制御信号に基づいて所望のビーム
形成と偏波制御を行い、所定の時間タイミングで信号を
送信する。
【0049】次に本発明の第2の実施例の路車間無線通
信システムについて、説明する。
【0050】図3は本発明の第2の実施例の路車間無線
通信システムを模式的に示した図である。
【0051】この図3中、道路12に沿って道路側無線
通信装置101A、101B、101C、101Dが設
置されている。このうち101Aと101Bは道路12
の上から2車線をカバーするように設計され、ネットワ
ーク111Aで接続されている。
【0052】一方、101Cと101Dは道路12の下
から2車線をカバーするように設計され、ネットワーク
111Bで接続されている。ここでは、便宜上、道路1
2の図面の上から2車線上を走行する車両は図面に沿っ
て左側から右側に向かって走行、図面の下から2車線上
を走行する車両は図面に沿って右側から左側に向かって
走行するものと仮定する。
【0053】道路側無線通信装置101A、101Bに
所望の放射パターンで信号を放射する道路側無線通信用
アンテナ装置102A、102Bが接続されている。道
路側無線通信用アンテナ装置102A、102Bは、そ
れぞれ放射パターン105Aと105B、放射パターン
106Aと106Bという2つのビームを持つ。
【0054】そのうち放射パターン105Bは道路側無
線通信装置101A近傍のゾーン103Bを照らすビー
ムであり、放射パターン105Aは放射パターン105
Bに隣接し、放射パターン105Bと放射パターン10
6Bの間の区間103Aを照らすビームである。一方、
放射パターン106Bは道路側無線通信装置101B近
傍のゾーン104Bを照らすビームであり、放射パター
ン106Aは放射パターン106B、放射パターン10
5Bに隣接し、放射パターン105Aと全く同じエリア
を照射するビームである。
【0055】また、道路側無線通信装置101C、10
1Dに所望の放射パターンで信号を放射する道路側無線
通信用アンテナ装置102C、102Dが接続されてい
る。道路側無線通信用アンテナ装置102C、102D
は、それぞれ放射パターン105Cと105D、放射パ
ターン106Cと106Dという2つのビームを持つ。
【0056】そのうち放射パターン105Dは道路側無
線通信装置101C近傍のゾーン103Dを照らすビー
ムであり、放射パターン105Cは放射パターン105
Dに隣接し、放射パターン105Dと放射パターン10
6Dの間の区間103Cを照らすビームである。
【0057】一方、放射パターン106Dは道路側無線
通信装置101D近傍のゾーン104Dを照らすビーム
であり、放射パターン106Cは放射パターン106
D、放射パターン105Dに隣接し、放射パターン10
5Cと全く同じエリアを照射するビームである。
【0058】まず、通信すべき車両側無線通信装置12
3Aを搭載した車両107Aの前方に大型車両108A
が123Aと101Bの通信パスを遮蔽するような位置
関係でゾーン103Aを走行しているものとする。この
場合、道路側無線通信装置101Bからビーム106A
を用いて送信された電波は大型車両108Aによりシャ
ドウイングを受けるため、車両側無線通信装置123A
は道路側無線通信装置101Aからの信号を受信するこ
とができない。
【0059】しかしながら、道路側無線通信装置101
Aと101Bから同一内容をビーム105Aと106A
を用いて送信することで、車両側無線通信装置123A
は大型車両108Aによりシャドウイングを受ける電波
伝搬環境下においても、通信が常に可能となる。
【0060】同様に図2の下から2車線についても、通
信すべき車両側無線通信装置123Cを搭載した車両1
07Cの前方に大型車両108Cが123Cと101C
の通信路を遮蔽するような位置関係でゾーン103Cを
走行しているものとする。
【0061】この場合、図1に示す本発明の第1の実施
例等により道路側無線通信装置101Cと101Dから
同一内容をビーム105Cと106Cを用いて送信する
ことで、車両側無線通信装置123Dは大型車両108
Cによりシャドウイングを受ける電波伝搬環境下におい
ても、通信が常に可能となる。
【0062】本発明の第2の実施例の、本発明の第1の
実施例との違いは、第2の実施例では複局同時送信を行
うべきゾーン103Aと103Cの大きさが車両の進行
方向の違いにより異なっている点である。これは、図よ
り図面の左側から右側に車両が進行する車線の場合、比
較的車が混んでおり車間距離が短くなっている。
【0063】そのため、大型車両108Aによるシャド
ウイングが起こりうる領域が広くなるためにゾーン10
3Aを大きくしている。一方、図面の右側から左側に車
両が進行する下の2車線ではゾーン内の車の台数が少な
く、大型車両108Cによるシャドウイングが起こりう
るゾーンが狭くなるためゾーン103Cは103Aに比
較して狭くなっている。
【0064】このため、車両通行量の少ない下の2車線
の場合には、必要以上に復局同時送信を行う必要がない
ために、制御局9Aあるいは道路側無線通信装置101
C,101Dの制御が簡単になるという利点がある。
【0065】図2の説明においては、車線の上り下りに
よる車両通行量差によって、復局同時送信を行うゾーン
103A(または103C)の大きさを可変にした例を
示したが、これに限らず同一ゾーンで時間あるいは車両
通行量によって、ゾーンの大きさを可変してもよい。
【0066】また、車両通行量の情報は、図2の路側ネ
ットワーク10に接続された、図示せぬサーバなどから
得る構成としてもよい。
【0067】図4は本発明の第1の実施例あるいは第2
の実施例に係る道路側無線通信装置1の第1の構成例を
示したものである。道路側無線通信装置1に接続された
アンテナ2は複数の素子アンテナあるいはサブアレーア
ンテナ複数個からなるアレーアンテナ部13からなる。
【0068】一方道路側無線通信装置1は、アレーアン
テナ部13に接続され、所望の偏波を形成する偏波切り
替え回路22、アレーアンテナ部からの放射高周波信号
と車両側無線通信装置よりの信号を分離するサーキュレ
ータ24、各素子アンテナに供給する信号にある重み付
けを掛けてビームの形状あるいは方向を制御する送信用
ウェイト制御回路15、各ウェイト制御回路からの信号
を合成またはウェイト制御回路への信号分配を行う分配
回路21、ネットワーク11を介して制御局9から信号
を受信し所望のビーム形成あるいは偏波制御のための信
号を生成するビーム制御回路16、ビーム制御回路16
からのビーム形成制御信号に基づき各素子アンテナのウ
ェイトを算出し、送受信用ウェイト制御回路への制御信
号を生成するウェイト算出回路14、サーキュレータ2
4で分離された車両側無線通信装置よりの信号に所定の
ウェイトを掛け合わせる受信用ウェイト制御回路25、
各々ウェイトをかけあわされた信号を合成する合成回路
26から構成される。
【0069】ネットワーク11を介して送られてくる制
御局9から制御信号に基づきビーム制御回路16では送
信すべき偏波及びビーム形状を判断し、それぞれ偏波制
御回路22、ウェイト算出回路14への制御信号を生成
する。ウェイト算出回路14ではビーム制御回路16か
らの制御信号に基づき、各素子アンテナへのウェイトを
算出し、ウェイト制御回路15への制御信号を生成す
る。
【0070】ウェイト制御回路15ではウェイト算出回
路14からの制御信号に基づき、送信信号に与えるべき
ウェイトを形成し、分配器17で分配された信号に対し
てウェイトを掛け合わされてアレーアンテナ13から空
間に放射される。一方、受信信号は、サーキュレータ2
4で分離された車両側無線通信装置よりの信号に受信用
ウェイト制御回路25で所定のウェイトを掛け合わせた
後、合成器26で合成され、制御局9に伝送される。
【0071】このとき、各ウェイト制御回路15へのウ
ェイト制御信号は、予めウェイト算出回路が持っている
各ビームに対応するウェイトのテーブルの中から最良な
ものを選択してもよいし、予め持っているビームのうち
所望のビームに近いビーム数個から最良となるビームを
形成してもよいし、予めビームのテーブルを持たずビー
ム制御回路からの信号をもとに、最適なウェイトを算出
する回路であってもよい。
【0072】加えて、ウェイト制御回路15は、無線周
波数、中間周波数でアナログ的に所望のビームを形成す
るアナログ型のウェイト制御回路であってもよいし、制
御信号に基づき各素子アンテナへの信号に対しての複素
ウェイトをディジタル的に与えるディジタルウェイト制
御回路であってもよい。
【0073】さらに、車両側無線通信装置からの各素子
アンテナあるいはサブアレーアンテナでの受信信号を制
御局に伝送し、制御局において、所定のウェイトを与え
て合成後に復調してもよい。
【0074】図5は本発明の第1の実施例あるいは第2
の実施例に係る道路側無線通信装置1の第2の構成例を
示したものである。道路側無線通信装置1に接続された
アンテナ2は複数の素子アンテナあるいはサブアレーア
ンテナ複数個からなるアレーアンテナ部13からなる。
【0075】一方道路側無線通信装置1は、アレーアン
テナ部13に接続され、所望の偏波を形成する偏波切り
替え回路22、各素子アンテナからの信号に固定あるい
は半固定のウェイトを掛けてビームの形状を制御する固
定あるいは半固定の受信用ビーム形成回路18b、各素
子アンテナに供給する信号に固定あるいは半固定のウェ
イトを掛けてビームの形状を制御する固定あるいは半固
定の受信用ビーム形成回路18あ、固定あるいは半固定
のビーム形成回路18の出力としてのビームの切り替え
を行うスイッチ19a、19b、スイッチ19a、19
bに接続されて信号の変調/復調を行う送受信回路1
7、送受信回路17あるいはネットワーク11を介して
制御局9から信号を受信し所望のビーム形成あるいは偏
波制御のための信号を生成するビーム制御回路16から
構成される。
【0076】送受信回路17あるいはネットワーク11
を介して送られてくる制御局9から制御信号に基づきビ
ーム制御回路16では送信すべき偏波及びビーム形状を
判断し、それぞれ偏波制御回路22及びスイッチ19へ
の制御信号を生成する。
【0077】スイッチ19ではビーム制御回路16から
の制御信号に基づき、最適なビームを選択する。このと
き、ビーム形成回路18およびスイッチ19は、無線周
波数、中間周波数でアナログ的に所望のビームを切り替
える回路であってもよいし、制御信号に基づきビームを
形成、選択するディジタル回路であってもよい。
【0078】さらに、送受信回路17は必ずしも道路側
無線通信装置1内にある必要はなく、信号線11を介し
て制御局9に存在してもよい。図5に示す第2の道路側
無線通信装置と、図4に示す第1の道路側無線通信装置
との違いは、第1の道路側無線通信装置においては、ビ
ーム形状をある程度自由に設定できるように、各素子ア
ンテナあるいはサブアレーアンテナ毎に可変のウェイト
制御回路が挿入されている。
【0079】そのため制御回路あるいは制御方法を変え
ることによって単にビームを向けるだけでなく、干渉波
または遅延波に対してヌル(零点)を向けるアダプティ
ブ処理も可能となる。
【0080】一方、第2の道路側無線通信装置において
は、第1の道路側無線通信装置のような自由度はない
が、直線道路などある程度使われるビームが限られてい
るような場合においては、ビームを固定しても十分であ
る。また、第2の道路側無線通信装置の方が構成が簡単
である。
【0081】図6は本発明の第1の実施例あるいは第2
の実施例に係る車両側無線通信装置1の第1の構成例を
示したものである。車両側無線通信装置23に接続され
たアンテナ部はある円偏波を受信できるアンテナ113
Aと113Aとは直交する円偏波を受信できる113B
からなる。これらアンテナ113Aと113Bにはそれ
ぞれ直交する円偏波を受信できる受信器117A、11
7Bに接続されている。
【0082】受信器117Aと117Bに接続されたウ
ェイト制御回路115A、115Bにおいて受信器11
7A、117Bより出力される信号に適当なウェイトを
掛け合わせ、合成器21においてそれぞれの出力信号を
足し会わせることにより、所望の信号を得ることができ
る。
【0083】よって、車両側無線通信装置23が復局同
時送信を行うゾーンに存在し、かつ道路側無線通信装置
1より復局同時送信により信号を受信する場合に、隣り
合う道路側無線通信装置1がそれぞれ直交する円偏波で
信号を送信した場合に、大型車両8によるシャドウイン
グがある場合には当然、シャドウイングがない場合でも
社両側無線通信装置23内のウェイト制御回路115
A、115Bで与えられるウェイトを適当に選ぶことに
より、常に良好な感度で信号を受信することが可能とな
る。
【0084】図7は本発明の第1の実施例あるいは第2
の実施例に係る車両側無線通信装置23の第2の構成例
を示したものである。車両側無線通信装置23に接続さ
れたアンテナ部は一方の円偏波を受信できるアンテナ1
13Aと113Aとは直交する円偏波を受信できる11
3Bからなる。これらアンテナにはスイッチ19が接続
されており、スイッチの後段には受信器17が接続され
ている。
【0085】図6に示す第1の構成例との違いは、アン
テナ113A、113Bが受信器ではなくスイッチ19
が接続されている点である。そのため、第1の構成例と
は異なり、アンテナ113Aと113Bのどちらか受信
状態のよい方を選択することになる。
【0086】この構成によっても、車両側無線通信装置
23の第1の構成例と同様、復局同時送信された信号を
受信する際に、どちらかの信号がシャドウイングで感度
が劣化した場合には感度が落ちていない電波を選択する
し、例え両方の円偏波ともシャドウイングを受けない場
合においても、その時の受信状態によりどちらか感度の
よい方のアンテナを選択するので、車両側無線通信装置
23の第1の構成例と同等の特性を得ることが可能であ
る。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、路
車間で通信を行う場合に、シャドウイングが発生しない
領域については複局同時送信を行わないために、シャド
ウイングが発生しない領域内でフェージングによる通信
品質を改善でき、且つ複数の道路側無線通信装置から同
じ信号を送信する必要がなくなるので、道路側無線通信
装置の収容数を増やすことが可能となる。
【0088】また、シャドウイングが発生する領域で複
局同時送信を行う場合であっても、送信する円偏波を直
交させることによりフェージングによる通信品質劣化の
ない無線通信が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の路車間無線通信システ
ム構成図の一例を示す図
【図2】本発明の第1の実施例に路車間無線通信システ
ム構成図係るネットワークを示す図
【図3】本発明の第2の実施例の路車間無線通信システ
ム構成図の一例を示す図
【図4】本発明における道路側無線通信装置の第1の実
施例を示す図
【図5】本発明における道路側無線通信装置の第2の実
施例を示す図
【図6】本発明における車両側無線通信装置の第1の実
施例を示す図
【図7】本発明における車両側無線通信装置の第2の実
施例を示す図
【図8】従来の路車間無線通信システム構成図の一例を
示す図
【符号の説明】
1・・・道路側無線通信装置 2・・・道路側無線通信装置用アンテナ 3・・・道路側無線通信装置のカバレッジ 5・・・道路側無線通信装置用アンテナのビームパター
ン 7・・・車両 8・・・大型車両 9・・・制御局 10・・・路側ネットワーク 11・・・信号線あるいは制御線 14・・・ウェイト算出回路 15・・・送信用ウェイト制御回路 16・・・ビーム制御回路 17・・・送受信回路 18・・・ビーム形成回路 19・・・スイッチ 21・・・合成・分配回路 22・・・偏波切り替え回路 23・・・車両側無線通信装置 24・・・サーキュレータ 25・・・受信用ウェイト制御回路 26・・・合成器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 尾林 秀一 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 Fターム(参考) 5H180 AA01 BB04 CC12 FF13 5K067 AA01 AA25 BB21 BB43 EE02 EE10 EE56 EE57 EE59 KK01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 道路側に設置された道路側無線通信装置
    と道路上を走行する車両に搭載された車両側無線通信装
    置との間にて、高周波信号を用いた無線通信を行う路車
    間無線通信システムにおいて、 隣り合う前記道路側無線通信装置の各々が提供する無線
    通信エリアの少なくとも一部を重なり合うように構成
    し、この無線通信エリア内の前記車両側無線通信装置に
    対して、隣り合う前記道路側無線通信装置各々が同一内
    容を送信することを特徴とする路車間無線通信システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記道路側無線通信装置の各々が提供す
    る前記無線通信エリアが可変であることを特徴とする請
    求項1記載の路車間無線通信システム。
  3. 【請求項3】 前記無線通信エリア範囲を、道路側のネ
    ットワークより与えられた制御信号により制御すること
    を特徴とする請求項2記載の路車間無線通信システム。
  4. 【請求項4】 前記道路側無線通信装置が送信する高周
    波信号の偏波として円偏波を用い、隣り合う前記道路側
    無線通信装置同士で、重なり合った前記無線通信エリア
    内の前記車両側無線通信装置に対して、同一内容を送信
    することを特徴とする請求項1及至請求項3記載の路車
    間無線通信システム。
  5. 【請求項5】 前記道路側無線通信装置が送信する高周
    波信号の偏波が、隣り合う前記道路側無線通信装置同士
    で、直交していることを特徴とする請求項1及至請求項
    4記載の路車間無線通信システム。
  6. 【請求項6】 道路上を走行する車両に搭載された車両
    側無線通信装置との間で、高周波信号を用いた無線通信
    を行う道路側に設置された道路側無線通信装置のアンテ
    ナ装置において、 複数の送受信ビームを構成するアンテナを具備し、 前記複数の送受信ビームは、隣り合う前記道路側無線通
    信装置の各々が提供する無線通信エリアの少なくとも一
    部を重なり合うよう構成する送受信ビームと自道路側無
    線通信装置が単独でカバーする無線通信エリアを構成す
    る送受信ビームとからなることを特徴とするアンテナ装
    置。
  7. 【請求項7】 道路側に設置された道路側無線通信装置
    との間にて、高周波信号を用いた無線通信を行う、道路
    上を走行する車両に搭載された車両側の無線通信装置に
    おいて、 異なる方向の前記道路側無線通信装置から到来する、直
    交する2つの偏波を受信する受信手段と、 該受信手段で受信した前記直交する偏波に対応した2つ
    の受信信号に、所定の複素信号を掛けて合成する合成手
    段とを具備することを特徴とする無線通信装置。
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