JP2002232335A - ダイバーシティ衛星放送受信方式および装置 - Google Patents

ダイバーシティ衛星放送受信方式および装置

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JP2002232335A
JP2002232335A JP2001030636A JP2001030636A JP2002232335A JP 2002232335 A JP2002232335 A JP 2002232335A JP 2001030636 A JP2001030636 A JP 2001030636A JP 2001030636 A JP2001030636 A JP 2001030636A JP 2002232335 A JP2002232335 A JP 2002232335A
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satellites
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array antenna
radio waves
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Toru Iwasaki
徹 岩崎
Hajime Matsumura
肇 松村
Naohiro Hara
直弘 原
Hisao Nakakita
久雄 中北
Takao Murata
孝雄 村田
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Japan Broadcasting Corp
Original Assignee
Nippon Hoso Kyokai NHK
Japan Broadcasting Corp
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
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    • H04B7/14Relay systems
    • H04B7/15Active relay systems
    • H04B7/185Space-based or airborne stations; Stations for satellite systems
    • H04B7/1853Satellite systems for providing telephony service to a mobile station, i.e. mobile satellite service
    • H04B7/18532Arrangements for managing transmission, i.e. for transporting data or a signalling message
    • H04B7/18534Arrangements for managing transmission, i.e. for transporting data or a signalling message for enhancing link reliablility, e.g. satellites diversity

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の衛星放送受信における降雨減衰の補償
方式では、降雨減衰を補償するビーム形成の自由度が小
さくなり、場合によっては、強い雨の地域だけでなく同
時に晴れの地域までも送信 e.i.r.p. を増大させてしま
ったり、地上および衛星のシステム規模を増大させると
ともに、衛星搭載機器も増加し、コストがかかり過ぎる
という欠点があった。 【解決手段】 所望の放射パターンが形成可能なフェー
ズドアレーアンテナ5を具えて、別軌道上にあり同一サ
ービスエリアを有する複数の衛星1,2,3,4のう
ち、降雨減衰が最も少なくなる方向に位置する衛星4か
らの電波を受信するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、強い降雨減衰、ま
たは、移動体受信に際してビル陰による放送遮断を限り
なく少なくしたダイバーシティ衛星放送受信方式および
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】衛星放送において、降雨減衰を補償する
ための提案としては、従来、以下のようなものがあつ
た。この第1の例として、降雨による電波の減衰をマル
チホーンおよび反射鏡からなる衛星搭載用アンテナと出
力可変の衛星搭載用増幅器とで補償する21GHz帯放送
衛星システムの提案がある( K.Shougen et al. “ A S
tudy on Variable EIRP System for 21GHz Global Broa
dcasting Satellite”, Proc. of 17 th ISTS ,Kagoshi
ma, pp.1587-1594 (1992-5) 、および T.Uehara et al.
“ VariableOut-put Power 21GHz Direct Broadcasting
Satellite Systems ”,IAF-93-M.5.341, 44th IAF, O
ct.16-22,1993,Graz,Austria.参照)。
【0003】この提案は、図4(a)に示すように、例
えば、サービスエリアとする日本を各マルチホーンに対
応する6つのビームでカバーし、各ビームの送信 e.i.
r.p.( effective isotropically radiated power :実
効放射電力)を、それぞれのホーンに接続されている可
変出力増幅器によって変化させることのできるアンテナ
中継器の構成とすることにより、豪雨によって電波の減
衰が大きな地域に対応するビームのみについて、送信
e.i.r.p. を増大させて放送する放送衛星システムであ
る。このシステムによれば、強い雨の地域に対応するビ
ームの送信 e.i.r.p. のみを増大すればよいので効率よ
く降雨および大気吸収による減衰を補償することができ
る。図4(b)に、このマルチホーンアンテナを用いた
可変 e.i.r.p. パターンを示している。
【0004】また、従来技術の第2の例として、衛星搭
載用の送信アンテナにフェーズドアレーアンテナを用
い、サービスエリア内の降雨減衰に応じてリアルタイム
に衛星の送信 e.i.r.p. パターンを変えることにより降
雨による電波の減衰を補償する放送衛星システムの提案
がある (田中ほか、「次世代高度放送衛星システムの基
礎検討」、電子情報通信学会技報、AP2000-56, pp85-91
( 2000-07)参照)。この提案は、地上サービスエリア
内における降雨強度データ、降雨予報データ、および衛
星電波の降雨減衰データに基づき、フェーズドアレーア
ンテナの各放射素子の励振位相、振幅を制御することに
より、降雨減衰の大きな地域に対してのみ衛星の送信
e.i.r.p. を上昇させ、サービスエリアの時々刻々変わ
る降雨減衰分布状況に対応した送信 e.i.r.p. パターン
をリアルタイムに形成する放送衛星システムである。
【0005】このシステムによれば、サービスエリア内
の降雨地域の形状や降雨減衰量に応じてリアルタイムに
衛星の送信 e.i.r.p. パターンを変えることで、上述し
た第1の例に比べて、より効率的に衛星送信電力を使用
することができる。図5は、この方式により、各降雨地
域に対応した衛星の送信 e.i.r.p. パターンが形成され
ることを示している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術の第1の例においては、図4(a)に示すよ
うに、各ビームが照射する地域とビームの大きさが固定
される。このため、降雨減衰を補償するビーム形成の自
由度が小さくなり、場合によっては、強い雨の地域だけ
でなく同時に晴れの地域までも送信 e.i.r.p. を増大さ
せてしまうなどの問題点を有している。
【0007】また、従来技術の第2の例においては、フ
ェーズドアレーアンテナの各放射素子の励振位相、振幅
を制御することにより、降雨減衰の大きな地域に対して
は衛星の送信 e.i.r.p. を十分に上昇させ、かつ降雨減
衰の小さい地域に対しては送信 e.i.r.p. の上昇を小さ
くするなど、サービスエリアの時々刻々変わる降雨減衰
の分布状況に対応した衛星の送信 e.i.r.p. パターンを
リアルタイムに形成することができる。従って、上述の
第1の例よりもより効率的な降雨減衰および大気吸収に
よる減衰の補償をすることができる。
【0008】しかし、この第2の例においては、地上側
に気象庁等の降雨強度データ、降雨予想データあるいは
実測した降雨減衰データなど種々のデータを収集する装
置や降雨減衰分布に対応した所要の衛星の送信 e.i.r.
p. パターンを計算する装置が、また、衛星側に e.i.r.
p. パターン形成データに基づいてフェーズドアレーア
ンテナの各アレー放射素子が具備する移相器、減衰器を
制御するための制御装置がそれぞれ必要となり、従っ
て、地上および衛星のシステム規模を増大させるととも
に、衛星搭載機器も増加し、コストがかかり過ぎるとい
う欠点がある。
【0009】本発明の目的は、従来技術の第1の例が有
する、降雨減衰を補償するビーム形成の自由度が小さく
なり、場合によっては、強い雨の地域だけでなく同時に
晴れの地域までも送信 e.i.r.p. を増大させてしまうな
どの問題点を排除し、また、従来技術の第2の例におけ
るように、地上および衛星のシステム規模を増大させる
とともに、衛星搭載機器も増加し、コストがかかり過ぎ
るということもないダイバーシティ衛星放送受信方式お
よび装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によるダイバーシティ衛星放送受信方式は、
所望の放射パターンが形成可能なフェーズドアレーアン
テナを具えて、別軌道上にあり同一サービスエリアを有
する複数の衛星のうち、降雨減衰が最も少なくなる方向
またはビル陰とならない方向に位置する衛星からの電波
を受信するようにしたことを特徴とするものである。
【0011】また、本発明によるダイバーシティ衛星放
送受信方式は、所望の放射パターンが形成可能なフェー
ズドアレーアンテナと該アンテナにより受信された複数
の受信信号を同相合成するビーム合成回路とを具えて、
別軌道上にあり同一サービスエリアを有する複数の衛星
からの電波を受信して合成するようにしたことを特徴と
するものである。
【0012】また、本発明によるダイバーシティ衛星放
送受信装置は、フェーズドアレーアンテナと、該フェー
ズドアレーアンテナが別軌道上にあり同一サービスエリ
アを有する複数の衛星のうち降雨減衰が最も少なくなる
方向またはビル陰とならない方向に位置する衛星からの
電波を受信する放射パターンを形成するように制御を行
うパターン形成装置とを具えてなることを特徴とするも
のである。
【0013】また、本発明によるダイバーシティ衛星放
送受信装置は、フェーズドアレーアンテナと、該フェー
ズドアレーアンテナが別軌道上にあり同一サービスエリ
アを有する複数の衛星からの電波を同時受信する放射パ
ターンを形成するように制御を行うパターン形成装置
と、該パターン形成装置によって制御され、前記フェー
ズドアレーアンテナが受信した前記複数の衛星からの電
波を同相合成するビーム合成回路とを具えてなることを
特徴とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照し、発明の
実施の形態に基づいて本発明を詳細に説明する。まず、
本発明の基本的な考え方について説明する。従来技術の
第1の例および第2の例では、いずれも1つの衛星を用
いて降雨減衰を補償するために放射ビーム電力を増力し
たり、降雨域に対応して放射パターンを変化させること
により降雨減衰を補償するようにしていた。これに対
し、本発明では、送信側の衛星に、別軌道上にあり同一
サービスエリアを有する複数の衛星を使用することを考
え、受信側のアンテナとしては所望のビームを形成可能
なフェーズドアレーアンテナを1つ用いて、降雨減衰の
状況に応じて、受信側のフェーズドアレーアンテナによ
りビーム形成を行い、降雨減衰が最も少なくなる方向ま
たはビル陰とならない方向に位置する衛星からの電波を
受信するか、あるいは複数の衛星からの電波を受信して
合成するようにする。
【0015】使用する衛星の位置(地上から見た角度)
に関しては、仰角の見通しの点などから、例えば、現在
日本で使用されている軌道位置、すなわち東経110度
から162度付近までを使うことができる。また、過去
の降雨データの解析から、日本国内では、12GHz での
降雨減衰量が30dB程度になると推定される10分間の
雨量20mm以上となる降雨は、50 Km 以上離れた複数
の地点で同時に発生することは極めて少ないことが分か
っていることから、本発明による方式は極めて有効であ
る。
【0016】図1は、本発明によるダイバーシティ衛星
放送受信方式の第1の実施形態を示している。図1にお
いて、1から4まではそれぞれ別軌道上にあり同一サー
ビスエリアを有する放送衛星、5は複数衛星対応フェー
ズドアレーアンテナ、6はパターン形成装置、および7
はテレビ受信機である。
【0017】動作につき説明する。いま、放送衛星2か
らの電波を破線で示す伝搬路を経由して受信していると
き、強い雨が降って受信電波が減衰したものとする。受
信側では、この状態において、複数衛星対応フェーズド
アレーアンテナ5の放射パターンをパターン形成装置6
により制御することにより、放送衛星2以外の各放送衛
星(すなわち、放送衛星1,3,4)からの電波を順次
切り替えて受信し、受信した電波の中から最も受信レベ
ルの高い放送衛星、例えば、放送衛星4からの電波を選
択受信するようにする。これにより、大部分が晴天地域
である実線で示す伝搬路を経由して電波が到来すること
になり、降雨減衰が最も少なくなる。
【0018】本実施形態(第1の実施形態)によれば、
サービスエリア内の時々刻々変わる降雨減衰分布状況に
対応してリアルタイムに効率よく補償を行うことができ
る。なお、本発明において使用する複数衛星対応フェー
ズドアレーアンテナとしては、例えば、文献、M.Fujita
et al. “ Experimental Results on Multi-beam Rece
iving Antenna for Satellite Broadcasting”,2000 I
EEE International Conference on Phased Array Syste
ms& Technology ,pp117-120, May 2000 中に記載され
ているアンテナを使用することができる。
【0019】この文献( M.Fujita et al.の文献)に記
載のアンテナは、マルチビームアンテナとして複数の放
送衛星から到来する電波を同時に受信する(マルチビー
ム機能)こともできる。また、本実施形態(第1の実施
形態)においては、地上放送波やインターネットなどに
より得られた気象データを利用することにより最も電波
の減衰の少ない経路を選ぶようにすることもできる。
【0020】図2は、本発明によるダイバーシティ衛星
放送受信方式の第2の実施形態を示している。図2にお
いて、受信側の構成は、符号8で示すビーム合成回路が
複数衛星対応フェーズドアレーアンテナ5とテレビ受信
機7の間に配置されている点を除いて図1の場合と変わ
らない。しかし、降雨地域とそうでない地域の関係は、
図1とは異なっていることに留意されたい。
【0021】動作につき説明する。本実施形態(第2の
実施形態)は、広範囲に雨が降り、第1の実施形態にお
けるように、受信すべき放送衛星の単なる切り替えでは
電波の減衰が補償されないときに、特に適している。こ
の第2の実施形態のように構成して、複数の放送衛星か
らの電波を同時に受信できるような放射パターンを形成
することにより、1つの衛星からの電波を受信するだけ
では補償しきれなかった電波の減衰を補償することがで
きる。本実施形態では、複数衛星対応フェーズドアレー
アンテナ5のマルチビーム機能を使用して、放送衛星
1、2、3、4毎に個別の分離したビームを形成し、さ
らに、各放送衛星からの受信電波を合成するに際して、
衛星方向の違いによる到来電波相互間の位相差を打ち消
して同相合成する。図2中のビーム合成回路8はこのた
めのものである。
【0022】図3は、本発明によるダイバーシティ衛星
放送受信方式の第3の実施形態を示している。本実施形
態(第3の実施形態)は、本発明によるダイバーシティ
衛星放送受信方式を移動体受信に適するように構成した
ものである。図3において、符号9は移動体を示し、こ
の場合自動車である。なお、図3中、移動体以外の構成
要素は図1に示したものと変わらない。
【0023】動作につき説明する。第3の実施形態にお
いては、例えば、移動体9の屋上に複数衛星対応フェー
ズドアレーアンテナ5を配置し、それぞれ別軌道上にあ
り同一サービスエリアを有する複数の放送衛星1、2、
3、4からの電波を受信する。また、本実施形態におい
ても、所望のパターンを形成するためのパターン形成装
置6を具え、このパターン形成装置6の制御のもとに、
複数衛星対応フェーズドアレーアンテナ5の放射パター
ンを上記複数の放送衛星1、2、3、4のうちから所望
の衛星を選択して受信し得るようにする。
【0024】図3において、いま、放送衛星2からの電
波を移動しながら受信しているとき、周囲にあるビルに
より電波が遮断(破線で示す伝搬路が遮断)されたとす
る。このとき、パターン形成装置6により制御して放送
衛星2以外の放送衛星の方向にビームを順次切り替えて
それら放送衛星からの電波を受信し、最も受信レベルの
高い放送衛星(例えば、放送衛星4)を選択することに
より、実線で示す電波が遮断されない伝搬路を選んで受
信することが可能になる。これにより、移動体が移動
し、受信レベルが時々刻々変化する周囲の状況に応じて
リアルタイムに効率よく受信場所率の改善を行うことが
できる。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、受信側のアンテナにフ
ェーズドアレーアンテナを用いて受信パターン形成によ
り衛星からの電波を切り替えることにより時々刻々変化
する降雨減衰の状況に対応してリアルタイムに補償を行
うことができる。
【0026】また、本発明によれば、別軌道上にあり同
一サービスエリアを有する複数の衛星を用い、受信アン
テナにフェーズドアレーアンテナを使用することによ
り、非常に簡単で、低コストかつ効率的に降雨減衰によ
る放送遮断を避けることの可能な衛星放送受信システム
を構成することができる。
【0027】また、本発明によれば、広範囲に強い雨が
降り、単純な衛星の切り替えでは補償が困難な場合で
も、マルチビームにより複数の衛星を同時受信して同相
合成することにより、受信側に複数のアンテナを使うこ
となく、1つのアンテナのみで降雨減衰を補償すること
ができる。
【0028】また、本発明によれば、移動体において衛
星放送を受信する場合、時々刻々変化する周囲の建物等
で起こる電波の遮断をフェーズドアレーアンテナのビー
ムの切り替え機能を用いることで回避することができ
る。なお、衛星放送の移動体受信において、衛星からの
電波がビル陰等で完全に遮断された場合には、降雨減衰
の補償の場合のように降雨データにより衛星側の送信電
力の増力によって補償することは不可能であり、本発明
で用いられているフェーズドアレーアンテナのビームの
切り替え技術が有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるダイバーシティ衛星放送受信方
式の第1の実施形態を示している。
【図2】 本発明によるダイバーシティ衛星放送受信方
式の第2の実施形態を示している。
【図3】 本発明によるダイバーシティ衛星放送受信方
式の第3の実施形態を示している。
【図4】 従来の衛星放送受信における降雨減衰の補償
方式として、日本を各マルチホーンに対応する6つのビ
ームでカバーし、降雨が大きな地域に対応するビームの
みについて、送信 e.i.r.p. を増大させて放送する放送
衛星システムを示している。
【図5】 従来の衛星放送受信における降雨減衰の補償
方式として、衛星搭載用の送信アンテナにフェーズドア
レーアンテナを用い、サービスエリア内の降雨減衰に応
じてリアルタイムに衛星の送信 e.i.r.p. パターンを変
えて放送する放送衛星システムを示している。
【符号の説明】
1,2,3,4 別軌道上にあり同一サービスエリアを
有する放送衛星 5 複数衛星対応フェーズドアレーアンテナ 6 パターン形成装置 7 テレビ受信機 8 ビーム合成回路 9 移動体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原 直弘 東京都世田谷区砧1丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 (72)発明者 中北 久雄 東京都世田谷区砧1丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 (72)発明者 村田 孝雄 東京都世田谷区砧1丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 Fターム(参考) 5K059 CC04 DD02 DD16 DD27 5K072 AA03 BB14 BB22 DD02 DD11 EE33 GG02 GG05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所望の放射パターンが形成可能なフェー
    ズドアレーアンテナを具えて、別軌道上にあり同一サー
    ビスエリアを有する複数の衛星のうち、降雨減衰が最も
    少なくなる方向またはビル陰とならない方向に位置する
    衛星からの電波を受信するようにしたことを特徴とする
    ダイバーシティ衛星放送受信方式。
  2. 【請求項2】 所望の放射パターンが形成可能なフェー
    ズドアレーアンテナと該アンテナにより受信された複数
    の受信信号を同相合成するビーム合成回路とを具えて、
    別軌道上にあり同一サービスエリアを有する複数の衛星
    からの電波を受信して合成するようにしたことを特徴と
    するダイバーシティ衛星放送受信方式。
  3. 【請求項3】 フェーズドアレーアンテナと、該フェー
    ズドアレーアンテナが別軌道上にあり同一サービスエリ
    アを有する複数の衛星のうち降雨減衰が最も少なくなる
    方向またはビル陰とならない方向に位置する衛星からの
    電波を受信する放射パターンを形成するように制御を行
    うパターン形成装置とを具えてなることを特徴とするダ
    イバーシティ衛星放送受信装置。
  4. 【請求項4】 フェーズドアレーアンテナと、該フェー
    ズドアレーアンテナが別軌道上にあり同一サービスエリ
    アを有する複数の衛星からの電波を同時受信する放射パ
    ターンを形成するように制御を行うパターン形成装置
    と、該パターン形成装置によって制御され、前記フェー
    ズドアレーアンテナが受信した前記複数の衛星からの電
    波を同相合成するビーム合成回路とを具えてなることを
    特徴とするダイバーシティ衛星放送受信装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005321235A (ja) * 2004-05-06 2005-11-17 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 電波減衰算出装置、減衰最大値解析装置、降雨影響度解析装置及び電波減衰算出プログラム
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