JP2001067400A - 携帯通信装置、及び携帯通信システム - Google Patents

携帯通信装置、及び携帯通信システム

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JP2001067400A
JP2001067400A JP23852099A JP23852099A JP2001067400A JP 2001067400 A JP2001067400 A JP 2001067400A JP 23852099 A JP23852099 A JP 23852099A JP 23852099 A JP23852099 A JP 23852099A JP 2001067400 A JP2001067400 A JP 2001067400A
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Yuichi Konno
有一 今野
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NTT Data Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同一の時間空間内に存在する人々を対象とし
た、嗜好情報によるマッチング(取り組み)が可能な通
信装置及び通信システムを提供する。 【解決手段】 携帯可能な通信装置(携帯機3)におい
て、携帯者の前処理後符号化個人情報を記憶する符号化
個人情報記憶部17と、一定空間内で符号化個人情報記
憶部17に記憶されている前処理後符号化個人情報を他
の通信装置に送信すると共に、他の通信装置から前処理
後符号化個人情報を受信することで、前処理後符号化個
人情報を交換する信号送信部21及び信号受信部23
と、記憶している前処理後符号化個人情報と他の通信装
置から得た前処理後符号化個人情報の類似性を判断する
ための符号化個人情報マッチング演算部25と、前処理
後符号化個人情報の類似性の比較結果を、利用者に音楽
で通知するスピーカ33とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯可能な通信装置
及びその通信装置を使用した通信システムに関し、特に
嗜好情報によるマッチング(取り組み)が可能な通信装
置及び通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】繁華街や市街地等、互いに面識もなく無
関係な人同士が空間的に狭い範囲に多数集まる地域・場
所において、同様の趣味・嗜好を持っている人が付近に
いることを互いに通知可能であれば、潜在的に存在する
良好な人間関係を顕在化させ、それら非通知者間の新し
い人間関係を成立させ、非通知者間でのより多くの情報
交換を促進することが可能となる。即ち、同一の時間空
間内に存在する人々を対象とした、嗜好情報によるマッ
チング(取り組み)が可能となる。
【0003】従来システムにおいて、潜在的に存在する
良好な人間関係を顕在化させる技術としては、伝言ダイ
ヤルに代表される電話を利用した電話型システム、若し
くは結婚相談所等で使用されている比較的大型のコンピ
ュータシステムを用いたマッチング(取り組み)システ
ムがある。
【0004】伝言ダイヤルに代表される電話型システム
では、音声情報を一時的に蓄積し、一定の手順で交換す
ることによって、面識のない人間同士の情報交換を促進
することが可能である。電話型システムでは基本的に音
声情報のみを扱い、個人情報を音声情報として蓄積す
る。電話型システム自体は携帯可能ではないが、携帯電
話を併用することにより、携帯可能且つ情報を交換する
ことが可能である。
【0005】比較的大型のコンピュータシステムを用い
たマッチング(取り組み)システムでは、膨大な量の個
人情報をコンピュータシステム中に蓄積し、特定の時点
で個人情報中の趣味・嗜好等の情報の一致度を演算処理
することによって、潜在的に良好な人間関係の抽出を行
う。
【0006】また、従来システムにおいて、常時通信可
能且つ携帯可能な通信のための技術としては、携帯電
話、ポケットベル、トランシーバ(無線機)等に使用さ
れている技術がある。これらの通信機器は、無線局若し
くは通信相手から発信された電波を常に受信しているた
め受信は常時可能だが、発信は携帯者が発信開始を明示
的に行うことにより可能になる。
【0007】更に、従来システムにおいて、一定の空間
内に存在する多数の人の中から、特定の組み合わせの人
だけを互いに認識させる技術としては、トリオホン(三
者間通話機能)の技術がある。これを使用し、両者に携
帯電話を携帯させ、且つ、両者の携帯電話に同時に電話
を掛けることによって上記の認識が可能である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来技術において、携
帯可能、且つマッチング(取り組み)処理が可能なシス
テムを実現する際には、以下のような問題点が存在す
る。
【0009】伝言ダイヤルに代表される電話型システム
では、基本的に音声情報のみを扱い、個人情報を音声情
報として蓄積するため、多数の利用者間で同一の趣味・
嗜好が存在するかどうかを調べることができない。現時
点では音声情報を意味情報に変換して、その意味情報を
マッチング(取り組み)させる技術は実用化されていな
い。また情報の蓄積はデータセンタで行われており、シ
ステムの携行は不可能である。
【0010】比較的大型のコンピュータシステムで用い
られているマッチング(取り組み)方式では、膨大な量
の個人情報を蓄積し演算する必要性から、携行可能な大
きさのシステムを製造することは不可能であり、システ
ムの携行は不可能である。
【0011】また、従来技術において、一定の空間内に
複数の通信機器が存在する場合に、それらの間で自動的
且つ即時的にマッチング(取り組み)処理のための通信
を実現する際には、以下のような問題点が存在する。
【0012】携帯電話、ポケットベル、トランシーバ
(無線機)等の通信機器は、自動的に発信するための仕
組みを備えておらず、マッチング(取り組み)処理に必
要な信号の発信を行うことができない。
【0013】更に、従来技術において、一定の空間内に
存在する多数の人の中から、特定の組み合わせの人だけ
を互いに認識させるシステムを実現する際には、以下の
ような問題点が存在する。
【0014】トリオホン(三者間通話機能)の技術を使
用する場合は、組み合わせ対象となった人が夫々携行す
る携帯機以外の仲介システムの存在が必須であり、設備
費用が高くなり、且つ、夫々の携帯機が仲介システムと
通信する必要が発生するため、地下街や建造物の中等通
信が困難な空間内にある携帯機に対しては通知すること
が困難である。また組み合わせ対象となった人同士が通
話可能になっても、夫々互いが何処に存在するかは、通
話によって確認しなければならない。
【0015】本発明は、同一の時間空間内に存在する人
々を対象とした、嗜好情報によるマッチング(取り組
み)が可能な携帯通信装置及び携帯通信システムを提供
することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の側面に従
う携帯通信装置は、携帯者と他人とのマッチングを行う
ための携帯者の個人情報(例えば、趣味、嗜好、他人へ
の要求、自己紹介事項等)を記憶する記憶手段と、記憶
手段に記憶されている個人情報を所定距離範囲内に存在
する他の携帯通信装置に送信すると共に、他の携帯通信
装置から発せられた他人の個人情報を受信することで個
人情報を交換する通信手段と、記憶している個人情報と
他の通信装置から得た他人の個人情報との調和性を評価
するマッチング手段と、その調和性の評価結果を携帯者
に通知する通知手段とを備える。
【0017】この携帯通信装置を携帯する者同士が所定
の距離範囲内に近づくと、夫々の携帯通信装置が自動的
に各々の個人情報を交換してマッチング処理を行い、そ
の結果を携帯者に知らせるので、夫々の携帯者はマッチ
した相手が近くに居ることを認識でき、相手の発見や識
別が容易になる。
【0018】本発明の第1の側面に係る好適な実施形態
では、通信手段の送信部は間欠的に個人情報を送信し、
受信部は、他の携帯通信装置から発せられた他人の個人
情報を何時でも受信できるよう、継続的に稼動し、それ
により、他の携帯通信装置との間で個人情報を自動的且
つ即時的に相互交換することができる。また、通知手段
は、複数の異なる音情報を有し、調和性の評価結果に応
じた音情報を選択して通知する。複数の異なる音情報と
は、例えばテンポの異なる複数の音情報であり、通知手
段は、マッチング手段による調和性の評価結果が高いほ
ど、テンポの早い音情報を選択する。
【0019】本発明の第2の側面に従う携帯通信システ
ムは、携帯可能な通信装置と、その通信装置とは別体構
成の情報処理装置とを備え、通信装置は、携帯者と他人
とのマッチングを行うための携帯者の個人情報を記憶す
る記憶手段と、記憶手段に記憶されている個人情報を所
定距離範囲内に存在する他の携帯通信装置に送信すると
共に、他の携帯通信装置から発せられた他人の個人情報
を受信することで個人情報を交換する通信手段と、記憶
している個人情報と他の通信装置から得た他人の個人情
報との調和性を評価するマッチング手段と、調和性の評
価結果を前記携帯者に通知する通知手段とを有し、情報
処理装置は、個人情報を入力するための入力手段と、入
力された個人情報をマッチング手段での評価により適し
且つデータサイズのより小さい符号情報に変換する前処
理手段と、前処理後の符号情報を携帯通信措置に出力す
る出力手段とを有する。
【0020】好適な実施形態では、前処理手段は、前処
理として、入力手段を通じて入力した個人情報に基づき
ハフマン符号表を生成すると共にそのハフマン符号表に
より個人情報をハフマン符号化する。
【0021】本発明の第3の側面に従う携帯通信装置を
用いたマッチング方法は、携帯通信装置に予め記憶され
ている、携帯者と他人とのマッチングを行うための携帯
者の個人情報を、所定距離範囲内に存在する他の携帯通
信装置に送信し、且つ、他の携帯通信装置から発せられ
た他人の個人情報を受信することで、他の携帯通信装置
と個人情報を交換するステップと、記憶している個人情
報と他の通信装置から得た他人の個人情報との調和性を
評価するステップと、調和性の評価結果を携帯者に通知
するステップとを備える。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に従って説明する。
【0023】図1は本発明の一実施形態に係る通信シス
テムの機能ブロック図である。
【0024】このシステムは、非携帯部1と携帯機部
(以下、携帯機と称する)3とから構成されている。非
携帯部1は、質問事項記憶部5、回答情報入力部7、回
答情報符号化部9、符号化回答情報前処理部11、符号
化個人情報出力部13を備えている。この非携帯部1
は、ワークステーション(又はパーソナルコンピュー
タ)及びその周辺機器を使用して構成しており、マッチ
ング演算を行うための演算能力は十分である。
【0025】また、携帯機3は、符号化個人情報入力部
15、符号化個人情報記憶部17、時計19、信号送信
部21、信号受信部23、符号化個人情報マッチング演
算部25、音楽選択部27、音楽記憶部29、音楽演奏
部31、スピーカ33、画面制御部35、画面37、電
池39を備えている。
【0026】本実施形態では、携行可能且つマッチング
処理が可能なシステムを実現するために、以下のような
工夫を行っている。
【0027】マッチング処理に必要な個人の趣味・嗜好
情報を質問形式で収集するための質問事項を記憶する質
問事項記憶部5、質問内容を利用者に通知し質問に対す
る回答を得る回答情報入力部7、回答として得た情報を
符号化する回答情報符号化部9、符号化した回答情報を
一部前処理としてマッチング演算を行う符号化回答情報
前処理部11、前処理によって生成された符号化個人情
報を携帯機3に送信するための符号化個人情報出力部1
3を、上述したように携帯機3とは別に非携帯部1に設
ける。ここで、回答情報符号化部9が回答情報入力部7
から入力する回答情報(1次情報)とは、利用者からの
単なる回答(つまり、通常の言葉で表現されたもの)で
ある。一方、回答情報符号化部9から符号化回答情報前
処理部11に出力される符号化回答情報(2次情報)と
は、上記通常の言葉で表現された回答情報を単に数値化
(符号化)したもので、個々の回答情報と、それを数値
化した回答情報とは対応付けられている。
【0028】また、符号化個人情報出力部13から送信
された符号化個人情報を携帯機3内に入力するための符
号化個人情報入力部15、符号化個人情報入力部15か
ら入力した前処理後符号化個人情報を記憶し、新たな個
人情報が入力されるまでその内容を保持する符号化個人
情報記憶部17を、上述したように携帯機3内に設け
る。更に、符号化個人情報記憶部17に記憶された自己
の前処理後符号化個人情報を超音波、微弱な電波、赤外
線等の通信用信号に変換し、他の携帯機へ発信する信号
送信部21、他の携帯機から発信された超音波、電波、
赤外線等の通信用信号を受信し、これを符号化個人情報
に変換する信号受信部23、他の携帯機から受信した他
人の符号化個人情報と、符号化個人情報記憶部17に記
憶されている自己の符号化個人情報とのマッチング演算
を行う符号化個人情報マッチング演算部25を、携帯機
3内に設ける。
【0029】システムの利用に先立って、利用者は回答
情報入力部7より個人の趣味・嗜好情報を個人情報とし
て入力するが、その際、回答情報入力部7は質問事項記
憶部5に記憶されている質問をマンマシンインタフェー
ス画面に表示し、利用者はそれに回答することによっ
て、個人の趣味・嗜好情報を入力する。回答情報入力部
7で入力された個人の趣味・嗜好情報(つまり、通常の
言葉による回答情報)は、回答情報符号化部9において
符号化した後(つまり、符号化回答情報を生成した
後)、符号化回答情報前処理部11においてその符号化
回答情報に対して一部マッチング演算を前処理として行
う。
【0030】符号化回答情報前処理部11で行われる演
算処理は、従来技術で行われているマッチング演算の一
部を前倒しして実行するものであるが、符号化回答情報
前処理部11は携帯機3の外部にあるため、携帯不可能
な大きさのコンピュータシステムを利用することが可能
であり、膨大な情報を高速に処理することが可能であ
る。また、前処理によって生成された符号化個人情報
は、前処理前と比較して情報量を小さくすることが可能
であり、最終的に行うマッチング演算に適した構造にす
ることが可能である。同時に、後に複数の携帯機間での
信号送受信を簡略化するために、ハッシュ構造や二分岐
構造等に変換しておくことも可能である。
【0031】符号化回答情報前処理部11で前処理によ
り生成した前処理後符号化個人情報は、符号化個人情報
出力部13から微弱な電波信号として出力され、符号化
個人情報入力部15を通じて携帯機3に入力され、元の
前処理後符号化個人情報に変換され、符号化個人情報記
憶部17に記憶される。上述した前処理によって符号化
個人情報の情報量を小さくすることが可能なため、携帯
機3内の符号化個人情報記憶部17の記憶容量は少なく
て良い。
【0032】或る利用者の携帯機が受信待ちの状態の際
に、別の携帯機から他人の前処理後符号化個人情報が信
号受信部23で受信された場合は、受信された他人の前
処理後符号化個人情報が符号化個人情報マッチング演算
部25に送られ、同時に、自分の前処理後符号化個人情
報が符号化個人情報記憶部17から符号化個人情報マッ
チング演算部25に送られる。
【0033】続いて、符号化個人情報マッチング演算部
25において、自分と他人の両方の前処理後符号化個人
情報を比較演算し、一致度が低ければ演算結果は破棄す
るが、一致度が高ければマッチングが成立する。この
際、前処理後の符号化個人情報同士の演算は少ない演算
処理で行うことができるため、符号化個人情報マッチン
グ演算部25の演算能力が低くても、高速な演算処理が
可能になる。
【0034】以上の仕組みにより、大きさ、重量、消費
電力、演算能力等に制約の多い携帯機3においても、膨
大な嗜好情報の組み合わせの中から特定の組み合わせを
高速に検索するために、少ない通信量且つ少ない演算処
理で検索することが可能になる。
【0035】また、本実施形態では、空間的に一定の範
囲内に複数機器が存在する場合は、それらの間で自動的
且つ即時的にマッチング処理のための通信を開始可能な
システムを実現するために、以下のような工夫を行って
いる。
【0036】一定の時間間隔(例えば3秒間隔)で信号
送信部21に対してトリガを発生する時計19を携帯機
3内に設ける。通常利用時に、携帯機3は、時計19が
一定の時間間隔で信号送信部21に対してトリガを発生
し、トリガを受けた信号送信部21は符号化個人情報記
憶部17に記憶された前処理後符号化個人情報を信号送
信部21を通して携帯機3外に発信する。また携帯機3
は、通常利用時は信号受信部23が常に稼動しており、
別の携帯機3からの信号を常に受信可能な状態になって
いる。
【0037】従って、通常利用時に携帯機3は、一定間
隔で別の携帯機3に対して通信を試みていると同時に、
別の携帯機3からの信号を受信可能な状態にあり、空間
的に通信可能な範囲に複数の携帯機3が存在した場合は
即時的に通信を開始することが可能である。
【0038】以上の仕組みにより、空間的に一定の範囲
内に複数機器が存在する場合はそれらの間で自動的且つ
即時的にマッチング処理のための通信を開始することが
可能になる。
【0039】また、本実施形態では、組み合わせが成立
した際に正しい組み合わせ相手の発見及び識別が可能な
システムを実現するために、以下のような工夫を行って
いる。
【0040】多数の短い旋律を記憶した音楽記憶部2
9、符号化個人情報マッチング演算部25からマッチン
グ演算結果の値を受け、マッチング演算結果の値と音楽
記憶部29が記憶している旋律数との剰余を求め、その
剰余値に対応する旋律を選択し、選択した旋律を読み出
すよう音楽記憶部29に指示する音楽選択部27、音楽
記憶部29から読み出された旋律を演奏しスピーカ33
から音楽を出力する音楽演奏部31、符号化個人情報マ
ッチング演算部25からマッチング演算結果を受け取
り、マッチング演算の一致度等を示す文字情報を作成し
て画面37に表示する画面制御部35を、携帯機3内に
設ける。
【0041】一定の空間内に存在する複数の携帯機3同
士でマッチングが成立した際には、マッチングの成立を
判断した符号化個人情報マッチング演算部25が、マッ
チング演算の結果を音楽選択部27及び画面制御部35
に送る。続いて音楽選択部27は、マッチング演算結果
を引数として一定の規則に従って音楽記憶部29に存在
する複数の旋律の中から特定の旋律を選択する。続いて
選択した旋律を音楽記憶部29から音楽演奏部31に送
り、音楽演奏部31がスピーカ33を通じて音楽を出力
する。この際、どの携帯機3でも、マッチング演算の結
果及び旋律の選択手順は全く同一となるようにする。
【0042】従って、マッチングが成立した携帯機3同
士では、夫々独立にマッチング成立後の処理が行われる
が、選択される旋律は同一であることから、マッチング
の成立は音楽によって携帯者に通知すると同時に、マッ
チングが成立した相手の存在を同一音楽の出力を探すこ
とによって可能となる。
【0043】以上の仕組みにより、組み合わせが成立し
た際に、正しい組み合わせ相手の発見及び識別が可能に
なる。
【0044】図2は図1に示す通信システムにおける具
体的動作例を示す機能ブロック図である。
【0045】前記質問事項記憶部5は、「好きな音楽の
ジャンル」「好きな食べ物」「好きな色」等、個人の趣
味・嗜好を探るための様々な質問とその回答の選択肢が
記憶されている。
【0046】回答情報入力部7は、タッチパネル型ディ
スプレイ装置で構成され、タッチパネルディスプレイに
質問及び回答を逐次表示し、タッチパネルディスプレイ
上の回答の選択肢の表示を触ることによって回答する。
【0047】回答情報符号化部9では、例えば「好きな
色」という質問に対して「白」という回答をした場合、
システム内部表現的には「7」という数値情報となる。
全ての回答情報を符号化することにより、これら個別の
質問に対応する数値が質問数だけ得られる。
【0048】符号化回答情報前処理部11において、例
えば全ての回答を得た段階で前処理としてマッチング処
理を行った符号は、16進数表記で「0e 92 53
88 2f 35...33 12 02」となる。
【0049】音楽記憶部29は、「ハレルヤ」や「ジン
グルベル」等20曲の短い旋律を記憶している。
【0050】この例では、好きな色や食べ物等幾つかの
趣味・嗜好に関して共通した人同士の携帯機3が接近す
ると、夫々の携帯機3の符号化個人情報マッチング演算
部25で、趣味・嗜好の一致程度や一致事項に応じたマ
ッチング演算結果、例えば「9e33」が出力され、こ
のマッチング演算結果から旋律番号として例えば「5」
番が選択され、そして、この「5」番に該当する旋律、
例えば「ハレルヤ」の音楽が双方の携帯機3から流れる
ことになる。また、双方の携帯機3の画面37には、一
致度や一致事項を示す文字情報、例えば「一致度:83
%」が表示される。
【0051】図3は、個人嗜好情報登録処理の流れを示
す図である。
【0052】質問事項記憶部5から質問・選択肢を回答
情報入力部7に1つ送る(S1)。次に回答情報入力部
7の表示部に質問を表示して回答を得る(S2)。全て
の質問に回答した場合は(S3ではい)、回答情報符号
化部9で全ての回答情報を符号化する(S4)。そして
符号化回答情報を符号化回答情報前処理部11で前処理
マッチング演算する(S5)。次に前処理後符号化個人
情報を符号化個人情報出力部13に送り(S6)、前処
理後符号化個人情報を送信信号に変換し携帯機3に出力
する(S7)。ここまでは非携帯部1内の処理である。
【0053】次に携帯機3では、入力した受信信号を前
処理後符号化個人情報に変換する(S8)。そして前処
理後符号化個人情報を符号化個人情報記憶部17に記憶
する(S9)。なお、この登録作業は通常は店頭或いは
利用者の自宅内で行われるであろうから、非携帯部1か
ら携帯機3へ前処理後符号化個人情報を送る手段は、微
弱電波による無線送信の他に、非携帯部1と携帯機3と
を一時的に信号ケーブルなどで繋いで有線により送信す
る方法でも良い。
【0054】図4は、携帯機3での前処理後符号化個人
情報送信処理の流れを示す図である。
【0055】まず、時計19による計時を開始させる
(S11)。これにより例えば3秒置きにトリガが発生
する(S12)。トリガが発生した時点で(S13では
い)、符号化個人情報記憶部17に前処理後符号化個人
情報があれば(S14ではい)、符号化個人情報記憶部
17の前処理後符号化個人情報を信号送信部21に送る
(S15)。そして、前処理後符号化個人情報を微弱な
(他人とのマッチングに適した距離範囲内、例えば十数
メートル程度以内でのみ受信できる強度の)電波信号に
変換して(S16)、送出する(S17)。送出された
電波信号は、特定の携帯機3だけに向けられたものでは
なく、受信可能距離範囲内に存在するどの携帯機3もこ
れを受信することができる。
【0056】図5は、携帯機3での前処理後符号化個人
情報受信処理の流れを示す図である。
【0057】信号受信部23が受信を開始する(S2
1)。他の携帯機から発せられた微弱な信号を受信した
場合は(S22、S23ではい)、受信信号を前処理後
符号化個人情報に変換し(S24)、符号化個人情報マ
ッチング演算部25に送る(S25)。そして符号化個
人情報記憶部17から前処理後符号化個人情報を取り出
して(S26)、2つの前処理後符号化個人情報のマッ
チング演算を行う(S27)。マッチングが成立した場
合は(S28ではい)、音楽選択部27にマッチング結
果を送る(S29)。また画面制御部35にもマッチン
グ結果を送る(S30)。そして、利用者がマッチング
結果を活用する(例えば、同じ音楽が鳴っている携帯機
を持った他人を見つける)に適した時間、例えば10秒
間、処理の進行を停止し(この間、利用者が止めない限
り音楽は鳴り続けている)(S31)、その後にステッ
プS22に戻る。
【0058】図6は、携帯機3での音楽演奏通知処理の
流れを示す図である。
【0059】符号化個人情報マッチング演算部25が音
楽選択部27にマッチング結果を送る(S41)。そし
てマッチング結果を記憶曲数で割った剰余を求め(S4
2)、その剰余を音楽記憶部29に送る(S43)。ま
た音楽演奏部31に旋律情報を送り(S44)、音楽を
演奏する(S45)。
【0060】本実施形態によれば、大きさ、重量、消費
電力、演算能力等に制約の多い携帯機において、膨大な
嗜好情報の組み合わせの中から特定の組み合わせを、少
ない通信量且つ少ない演算処理で高速に検索することが
できる。また、利用者を煩わせることなくマッチング処
理が適切に行われるように、一定の空間内に複数の携帯
機が存在する場合は、それらの間で自動的且つ即時的に
マッチング(取り組み)処理のための通信を開始するこ
とができる。更に、組み合わせが成立した際に、正しい
組み合わせ相手の発見及び識別の手段を利用者に提供す
ることができる。従って、各人が自分の趣味・嗜好等の
個人情報を記憶させた携帯型個人情報受発信機(通信装
置)を常時持ち歩くことによって、同様の趣味・嗜好を
持っている人が近くにいる場合にはそのことを互いに通
知することが可能となり、非通知者間の良好な人間関係
の成立と、より多くの情報交換を促進することが可能に
なる。
【0061】図7は、本発明の他の実施形態に係る通信
システムの機能ブロック図である。
【0062】本実施形態の1つの特徴は、上記システム
の非携帯部1において、符号化回答情報前処理部11
が、前処理として、ハフマンの符号化法と称する手法に
より個人情報の情報圧縮を行う点にある。即ち、携帯機
3側で後処理として行うマッチング演算を簡略化するこ
とにより、膨大な個人情報のマッチングを効率良く行う
ために、符号化回答情報前処理部11において、収集し
た膨大な個人情報(つまり、符号化(数値化)された回
答情報)を元にハフマン符号表を作成する。そして、こ
のハフマン符号表を利用して、上記個人情報を符号化個
人情報(ハフマン符号で表現した個人情報)に変換し、
携帯機3側に送信する。ここで、符号化回答情報は、複
数の質問事項に対する回答情報が数値化され、個人別に
纏められているものを指すのに対し、符号化個人情報
は、後述するように、回答情報を提供した各個人が上記
ハフマン符号表で生成された複数のパターンのいずれに
属するかを示すものであるから、両者は明確に相違す
る。
【0063】また、本実施形態の他の特徴は、上記シス
テムの携帯機3において、符号化個人情報演算部51が
信号受信部23からの順序番号及び部分符号化個人情報
を元に、符号化個人情報記憶部17から上記順序番号に
対応する部分符号化個人情報を読み出し、部分符号化個
人情報同士を比較演算する点にある。
【0064】以下、符号化回答情報前処理部11を始め
とする関連各部の機能を、図7により説明する。
【0065】符号化回答情報前処理部11は、回答情報
入力部7及び回答情報符号化部9を通じて全ての回答が
得られた段階で、上述したように、符号化回答情報に対
してのマッチング演算の一部を前処理として行う。この
前処理においては、膨大な個人情報のマッチングを効率
良く行うために、収集した膨大な個人情報(つまり、上
述した符号化された回答情報)を元にハフマン符号表を
作成する。そして、このハフマン符号表を利用して、符
号化回答情報を符号化個人情報(つまり、上述したハフ
マン符号で表現した個人情報)に変換した後に、符号化
個人情報出力部13を通じて携帯機3側に送信する。符
号化回答情報前処理部11は、携帯機3の外部にあるた
め、携帯不可能な大きさのコンピュータシステムを利用
することが可能であり、膨大な情報を高速に処理するこ
とが可能である。また、符号化個人情報は、ハフマン符
号化により情報圧縮されているために、符号化回答情報
と比較して情報量を小さくすることが可能であり、携帯
機3側で後処理として行うマッチング演算を簡略化でき
る。また、符号化回答情報前処理部11で用いられる符
号化方式は、上記ハフマン符号表を利用する方式以外
に、例えばランレングス法等の情報圧縮方式を用いるこ
ともできる。
【0066】符号化個人情報記憶部17は、符号化個人
情報入力部15を通じて入力した符号化個人情報を、所
定の順序番号で対応付けた部分符号化個人情報に分割し
た状態で記憶する。これらの部分符号化個人情報は、新
たな符号化個人情報が符号化個人情報入力部15を通じ
て入力されるまで符号化個人情報記憶部17に記憶され
る。上記部分符号化個人情報は、符号化個人情報演算部
51から出力される順序番号と共に信号送信部21から
他の携帯機へ送信される。
【0067】時計19は、一定の時間間隔毎に、順序番
号の初期値を信号送信部21に出力する。
【0068】信号送信部21は、時計19から出力され
る順序番号の初期値を入力すると共に、符号化個人情報
演算部51から出力される順序番号を入力すると、符号
化個人情報記憶部17よりその順序番号に対応する部分
符号化個人情報を読み出し、上記のように他の携帯機に
順序番号、及び部分符号化個人情報を送信する。
【0069】符号化個人情報演算部51は、信号受信部
23を通じて他の携帯機から送信された順序番号、及び
部分符号化個人情報を受信し、符号化個人情報記憶部1
7からその順序番号に対応する部分符号化個人情報を読
み出し、上記送信された符号化個人情報の値と、上記記
憶されている部分符号化個人情報の値とを比較演算す
る。その結果、両者が一致していれば、順序番号を画面
制御部35に出力すると共に、順序番号及び部分符号化
個人情報を音楽選択部27に出力する。次に、符号化個
人情報演算部51は、上記順序番号に1を加算して信号
送信部21に出力する。上記信号送信部21では、符号
化個人情報記憶部17から上記順序番号に対応する部分
符号化個人情報を読み出し、それを上記順序番号と共に
他の携帯機に送信することになる。このとき、時計19
から信号送信部21に出力される順序番号の初期値は無
視される。
【0070】上記送信された符号化個人情報の値と、上
記記憶されている部分符号化個人情報の値とが不一致で
ある場合、順序番号が上述した順序番号の初期値以下で
あれば無視するが、初期値より大きければ順序番号から
1を減算して、減算後の順序番号に対応する部分符号化
個人情報を符号化個人情報記憶部17から読み出す。そ
して、画面制御部35に対しては、順序番号のみを出力
し、音楽選択部27に対しては、順序番号と共に部分符
号化個人情報を出力する。続いて特別な意味を持つ順序
番号を信号送信部21に出力しすることによって信号送
信部21が時計19から出力される順序番号の初期値を
無視する状態を解除し、それにより信号送信部21を初
期状態に戻す。
【0071】画面制御部35は、符号化個人情報演算部
51からの順序番号を元に、その順序番号の大きさに対
応したグラフを画面37に表示することにより、個人情
報(上述した回答情報)の一致度を携帯者に随時通知す
る。
【0072】音楽選択部27は、画面制御部35と同様
に、個人情報の一致度を携帯者に通知するためのもの
で、符号化個人情報演算部51からの順序番号及び部分
符号化個人情報を元に演奏する旋律(音楽のジャンル)
を選択し、続いて選択した旋律を音楽記憶部29から音
楽演奏部31に送り、音楽演奏部31がその音楽をスピ
ーカ33を通じて出力する。音楽選択部27は、符号化
個人情報演算部51より入力した部分符号化個人情報と
音楽のジャンル数の剰余を求め、演奏する音楽のジャン
ルを決定する。従って、部分符号化個人情報によって選
択する音楽のジャンルが異なる。また、符号化個人情報
演算部51より入力した順序番号と最大一致後に相当す
るシステムの最大順序番号と、システムが用意している
音楽の旋律数とから、所定の規則に従って順序番号と最
大順序番号比に対応する旋律を選択し、その旋律に対応
する旋律番号を音楽記憶部29に出力する。
【0073】音楽記憶部29は、音楽選択部27より入
力した旋律番号に対応した旋律を音楽演奏部31に出力
する。音楽記憶部29は、有名な音楽の短い旋律を多数
記憶している。記憶している旋律は、「クラシック」や
「ポップス」などの数種類の音楽ジャンルに分かれてお
り、音楽ジャンル毎に「ハレルヤ」や「ジングルベル」
等のテンポの異なる曲の旋律を10個程度用意してい
る。大きい旋律番号はより早いテンポの旋律が対応して
いる。従って、順序番号が大きくなるほど、早いテンポ
の旋律が選択される。
【0074】音楽演奏部31は、音楽記憶部29から入
力した旋律の情報を元に、スピーカ33を通じて音楽を
出力する。
【0075】図8は、個人嗜好情報登録処理の流れを示
す図である。
【0076】図8において、ステップS51〜ステップ
S54で示した処理動作は、図3においてステップS1
〜ステップS4で示した処理動作と同様である。ステッ
プS54で示した処理動作が終了すると、符号化回答情
報前処理部11においてハフマン符号表が作成され(S
55)、このハフマン符号表により符号化回答情報を符
号化個人情報に変換し(S56)、その符号化個人情報
を符号化個人情報出力部13を通じて携帯機3側に出力
する(S57、S58)。ここまでは非携帯部1内の処
理である。
【0077】次に、携帯機3では、入力した受信信号を
符号化個人情報に変換する(S59)。そして符号化個
人情報を符号化個人情報記憶部17に記憶する(S6
0)。
【0078】図9は、図7に記載した回答情報入力部7
が入力した各個人からの回答情報の一例を示す説明図で
ある。
【0079】図9に示す例では、好きな音楽、好きな食
べ物、好きな色、好きなスポーツ、好きな国及び好きな
クルマの6種類の質問事項について、A氏、B氏、C
氏、D氏及びE氏の5名の携帯者から図示のような回答
情報が提供されている。これらの回答情報は、既述のよ
うに、通常の言葉で表現されている。
【0080】図10は、図7に記載した回答情報符号化
部9が、図9に記載した回答情報に基づいて符号化した
回答情報の一例を示す説明図である。
【0081】図10に示す例では、各質問事項のうち、
好きな音楽に「1」、好きな食べ物に「2」、好きな色
に「3」、好きなスポーツに「4」、好きな国に
「5」、好きなクルマに「6」が夫々割当てられてい
る。好きな音楽に対する回答において、クラシックは
「2」、ポップスは「3」、ジャズは「4」に、好きな
食べ物に対する回答において、寿司は「4」、パスタ料
理は「7」に、好きな色に対する回答において、黒は
「0」、白は「7」、赤は「2」に、夫々符号化されて
いる。好きなスポーツに対する回答において、野球は
「4」、スキーは「6」、ゴルフは「5」に、好きな国
に対する回答において、アメリカは「3」、イタリアは
「1」、フランスは「2」、スペインは「5」に、好き
なクルマに対する回答において、J車は「9」、B車は
「6」、P車は「3」に、夫々符号化されている。符号
化回答情報は、上述したように、単に通常の言葉で表現
されている個人(携帯者)別の回答情報を符号化したも
のに過ぎないため、図10からも明らかなように、個々
の携帯者毎に対応付けられている。
【0082】図11は、図7に記載した符号化回答情報
前処理部11が、図10に記載した符号化回答情報に基
づいて作成したハフマン符号表の一例を示す説明図であ
る。
【0083】図11に記載したハフマン符号表は、図1
0に記載した個人別の符号化回答情報中から、複数の個
人が同一の回答(共通の回答)をした質問事項が存在す
るとき、同一回答(共通回答)をした個人の人数(共通
回答者数。この例では、最小で2人、最大で4人)と、
共通回答が存在する質問事項の数とに応じて複数のパタ
ーン(共通パターン)(或いはグループ)を形成すると
共に、各共通パターンを、それらに属する個人の人数
(共通回答者数)、及びそれらを構成する共通回答の数
に応じて順に配列した一覧表を作成することにより作成
される。
【0084】図11に示す例では、共通回答者数の最も
多いのは質問事項「2」(つまり、好きな食べ物)に対
して、B氏、C氏、D氏及びE氏の4名が共通して回答
している符号化回答情報「7」(つまり、パスタ料理)
である。上記4名の共通回答は、質問事項「2」に対し
てだけである。このパターンを便宜上「a」とする。即
ち、パターンaは、共通回答者数が「4」で、共通回答
数が「1」である。
【0085】次に、共通回答者数が「3」以上存在する
質問事項は、上記質問事項「2」と、質問事項「3」
(つまり、好きな色)に対してB氏、C氏及びD氏の3
名が共通して回答している符号化回答情報「7」(つま
り、白)の2つだけである。このパターンを便宜上
「b」とする。即ち、パターンbは、共通回答者数が
「3」で、共通回答数が「2」である。
【0086】次に、共通回答者数が「2」である質問事
項は、B氏とC氏との間では、質問事項「1」(つま
り、好きな音楽)に対する符号化回答情報「3」(つま
り、ポップス)、質問事項「2」、質問事項「3」に対
する符号化回答情報「7」、質問事項「4」(つまり、
好きなスポーツ)に対する符号化回答情報「6」(つま
り、スキー)、及び質問事項「6」(つまり、好きなク
ルマ)に対する符号化回答情報「6」(つまり、B車)
の5つである。このパターンを便宜上「c」とする。
【0087】また、共通回答者数が「2」である質問事
項は、D氏とE氏との間では、質問事項「1」に対する
符号化回答情報「4」(つまり、ジャズ)、質問事項
「2」に対する符号化回答情報「7」、質問事項「5」
(つまり、好きな国)に対する符号化回答情報「5」
(つまり、スペイン)、及び質問事項「6」に対する符
号化回答情報「3」(つまり、P車)の4つである。こ
のパターンを便宜上「d」とする。
【0088】更に、共通回答者数が「2」である質問事
項は、A氏とE氏との間では、質問事項「4」に対する
符号化回答情報「4」(つまり、野球)の1つだけであ
る。このパターンを便宜上「e」とする。
【0089】ここで、例えばB氏が行った回答とC氏が
行った回答とを比較対照すると、両氏共に質問事項
「1」には「3」、質問事項「2」には「7」、質問事
項「3」には「7」、質問事項「4」には「6」、質問
事項「6」には「6」と共通回答(同一回答)を行って
いる。よって、B氏及びC氏共に、上述したパターンc
に属することが明らかである。
【0090】図12は、ハフマン符号で表現した個人情
報(つまり、符号化個人情報)の一例を示す説明図であ
る。
【0091】上述した図10及び図11に関する説明か
ら、A氏はパターンeに、B氏及びC氏はパターンa、
b、cに、D氏はパターンa、b、dに、E氏はパター
ンa、d、eに、夫々属することが明らかである。図1
2には、A氏〜E氏の順に各氏が属するパターンが記載
されている。なお、B氏〜E氏については、夫々が属す
るパターンを、所属する携帯者の多い順から少ない順に
配列している。
【0092】図13は、図12に記載した符号化個人情
報が携帯機に記憶される態様を示す説明図である。
【0093】図13において、例えば上述したB氏の携
帯機3b、及びD氏の携帯機3dの符号化個人情報記憶
部17(図7で示した)には、夫々図示のように、符号
化回答情報前処理部11(図7で示す)で生成された符
号化個人情報が記憶される。符号化個人情報は、図13
で示した例では、順序番号1〜6までの部分符号化個人
情報を含む。図12の記載から明らかなように、B氏は
パターンa、b、cに属するから、携帯機3bには、順
序番号1に対応する部分符号化個人情報としてパターン
aが、順序番号2に対応する部分符号化個人情報として
パターンbが、更に、順序番号3に対応する部分符号化
個人情報としてパターンcが、夫々記憶される。しか
し、順序番号4、5、6については、それらのいずれに
も対応する部分符号化個人情報がないため、携帯機3b
側、及び携帯機3c側の符号化個人情報記憶部17共
に、順序番号4、5、6に対応する記憶領域が空になっ
ている。
【0094】図14、図15、図16及び図17は、一
対の携帯機3b、3d間でのマッチング(取り組み)処
理の手順を示す説明図である。
【0095】図14〜図17に示すマッチング処理を行
う前提として、携帯機3bには順序番号「1」、
「2」、「3」に夫々対応してパターンa、b、cが記
憶されており、携帯機3dには順序番号「1」、
「2」、「3」に夫々対応してパターンa、b、dが記
憶されている。また、携帯機3b、3d共に通常利用の
状態であって、且つ、他の携帯機からの信号を夫々の信
号受信部(図7では符号23で示した)が受信可能な状
態にあるものとする。
【0096】まず、携帯機3bでは、時計19が一定時
間間隔毎に順序番号の初期値(=1)を、信号送信部2
1に送る(S71)。信号送信部21は、上記初期値を
受け取ると、符号化個人情報記憶部17より上記初期値
に対応する部分符号化個人情報(=a)を読み出し、そ
れ(=a)を上記初期値(=1)と共に微弱な電波信号
に変換し、携帯機3b外に送出する(S72)。一方、
携帯機3dでは、信号受信部23が上記部分符号化個人
情報(=a)及び上記初期値(=1)を受信すると、そ
れらを符号化個人情報演算部51に送る(S73)。符
号化個人情報演算部51では、携帯機3bから受信した
上記初期値(=1)を元に、符号化個人情報記憶部17
より上記初期値(=1)に対応する部分符号化個人情報
(=a)を読み出して、携帯機3b側の部分符号化個人
情報(=a)と比較する(S74)。その結果、両者が
一致(a=a)した場合には(S75)、符号化個人情
報演算部51は上記初期値(=1)を画面制御部35に
送ると共に、上記初期値(=1)及び上記部分符号化個
人情報(=a)を、音楽選択部27に送る(S76)。
【0097】次に、符号化個人情報演算部51では上記
初期値(=1)に1を加算し、その加算値(=2)を、
順序番号として信号送信部21に送る(S77)。信号
送信部21では、上記初期値を受け取ると、符号化個人
情報記憶部17より上記順序番号(=2)に対応する部
分符号化個人情報(=b)を読み出し、それ(=b)を
上記順序番号(=2)と共に送信する(S78)。その
結果、信号送信部21は時計19から送られる順序番号
初期値(=1)を無視する状態になる(S79)。な
お、ステップS76で、画面制御部35に上記初期値
(=1)が送られ、且つ、音楽選択部27に上記初期値
(=1)と共に部分符号化個人情報(=a)が送られる
ことで、画面37やスピーカ33を通じて他の携帯機
(この場合は、携帯機3b)と部分符号化個人情報(=
a)が一致した旨が携帯者(この場合は、D氏)に通知
される。そして、一定時間後に携帯機3dは初期状態に
復帰する(S80)。
【0098】一方、携帯機3b側では、信号受信部23
が上記部分符号化個人情報(=b)及び上記順序番号
(=2)を受信すると、それらを符号化個人情報演算部
51に送る(S81)。符号化個人情報演算部51で
は、携帯機3dから受信した上記順序番号(=2)を元
に、符号化個人情報記憶部17より上記順序番号(=
2)に対応する部分符号化個人情報(=b)を読み出し
て、携帯機3d側の部分符号化個人情報(=b)と比較
する(S82)。その結果、両者が一致(b=b)した
場合には(S83)、符号化個人情報演算部51は上記
順序番号(=2)を画面制御部35に送ると共に、上記
順序番号(=2)及び上記部分符号化個人情報(=b)
を、音楽選択部27に送る(S84)。
【0099】次に、符号化個人情報演算部51では上記
順序番号(=2)に1を加算し、その加算値(=3)
を、順序番号として信号送信部21に送る(S85)。
信号送信部21では、上記順序番号(=3)を受け取る
と、符号化個人情報記憶部17より上記順序番号(=
3)に対応する部分符号化個人情報(=c)を読み出
し、それ(=c)を上記順序番号(=3)と共に送信す
る(S86)。その結果、信号送信部21は時計19か
ら送られる順序番号初期値(=1)を無視する状態にな
る(S87)。なお、ステップS84で、画面制御部3
5に上記順序番号(=2)が送られ、且つ、音楽選択部
27に上記順序番号(=2)と共に部分符号化個人情報
(=b)が送られることで、画面37やスピーカ33を
通じて他の携帯機(この場合は、携帯機3d)と部分符
号化個人情報(=b)が一致した旨が携帯者(この場合
は、B氏)に通知される。そして、一定時間後に携帯機
3bは初期状態に復帰する(S88)。
【0100】再び、携帯機3d側に戻って、信号受信部
23が上記部分符号化個人情報(=c)及び上記順序番
号(=3)を受信すると、それらを符号化個人情報演算
部51に送る(S89)。符号化個人情報演算部51で
は、携帯機3bから受信した上記順序番号(=3)を元
に、符号化個人情報記憶部17より上記順序番号(=
3)に対応する部分符号化個人情報(=c)を読み出し
て、携帯機3b側の部分符号化個人情報(=d)と比較
する(S90)。この場合、両者は不一致(c≠d)で
あるから(S91)、符号化個人情報演算部51は上記
順序番号(=3)から1を減算し(S92)、その減算
値(=2)に対応する部分符号化個人情報(=b)を符
号化個人情報記憶部17より読み出す(S93)。そし
て、上記順序番号(=2)を画面制御部35に送ると共
に、上記順序番号(=3)及び上記部分符号化個人情報
(=b)を、音楽選択部27に送る(S94)。なお、
上記順序番号が順序番号初期値より小さい場合には、ス
テップS92の減算は行わずに、その順序番号を無視す
ることになる。
【0101】次に、符号化個人情報演算部51では、特
別な意味を持つ順序番号(特殊順序番号=0)を信号送
信部21に送ることにより(S95)、信号送信部21
が時計18から送られる順序番号初期値(=1)を無視
する状態を解除し、信号送信部21を初期状態に戻す
(S96)。ステップS94で、画面制御部35に上記
順序番号(=2)が送られ、且つ、音楽選択部27に上
記順序番号(=2)と共に部分符号化個人情報(=b)
が送られることで、画面37やスピーカ33を通じて他
の携帯機(この場合は、携帯機3b)と部分符号化個人
情報(=b)が一致した旨が携帯者(この場合は、D
氏)に通知される。そして、一定時間後に携帯機3dは
初期状態に復帰する(S97)。
【0102】以上説明したように、図14〜図17で示
した処理手順では、携帯機3b、3d間の信号の授受
が、受信した部分符号化個人情報と、受信した順序番号
に対応する、自機の符号化個人情報記憶部17内の部分
符号化個人情報とが各々の符号化個人情報演算部51に
おいて不一致と判定されるまで繰り返される。なお、受
信した部分符号化個人情報と、自機の符号化個人情報記
憶部17内の部分符号化個人情報とが一致しなくても、
それらの部分符号化個人情報に対応する順序番号が順序
番号初期値(=1)より大きければ、各々の符号化個人
情報演算部51が上記B氏と上記D氏との間で組み合わ
せが成立したと判断し、夫々順序番号を画面制御部35
に送ると共に、順序番号及び部分符号化個人情報を音楽
選択部27に送る。
【0103】図18は、携帯機での音楽演奏通知処理の
流れを示す図である。
【0104】図18において、まず、符号化個人情報演
算部51が、順序番号及び部分符号化個人情報を、音楽
選択部27に送る(S101)。音楽選択部27では、
上記部分符号化個人情報を受け取ると、その部分符号化
個人情報と音楽のジャンル数の剰余を求め、演奏する音
楽のジャンルを決定する。従って、部分符号化個人情報
によって選択する音楽のジャンルが異なる(S10
2)。また、上記符号化個人情報演算部51より受け取
った順序番号と、最大一致度に相当するシステムの最大
順序番号と、システムが用意している音楽ジャンルの旋
律数とより、順序番号と最大順序番号比に対応する旋律
を選択し(S103)、選択した旋律の旋律番号を音楽
記憶部29に送る(S104)。音楽記憶部29は、音
楽選択部27より受け取った旋律番号に対応した旋律情
報を音楽演奏部31に送る(S105)。オンガク演奏
部31は、音楽記憶部29より受け取った旋律情報を元
に、スピーカ33を通じて音楽を出力する(S10
6)。
【0105】以上説明したように、本発明の他の実施形
態によれば、組み合わせが成立した携帯機同士(上記実
施形態では、携帯機3b、3d)では、夫々独立に組み
合わせ成立後の処理を行うが、組み合わせが成立した夫
々の携帯機(3b、3d)の音楽選択部27が受け取る
順序番号及び部分符号化個人情報が同一であることか
ら、上記各携帯機(3b、3d)が夫々選択する旋律は
同一になる。また、組み合わせが成立した夫々の携帯機
(3b、3d)の音楽選択部29が個別に受け取る部分
符号化個人情報は、個々人の趣味・嗜好及び個々人の組
み合わせに依存するため、仮に空間的に狭い範囲におい
て複数の組み合わせが成立したとしても、それら複数の
組み合わせにおいて選択する旋律が同一になる可能性は
極めて稀である。従って、携帯機が演奏する音楽によっ
て組み合わせの成立を通知された携帯者は、付近で同一
音楽を演奏している携帯機の携帯者を探すことにより、
正しい組み合わせ相手を容易に識別することができる。
【0106】上述した仕組みにより、携帯機同士の組み
合わせが成立した際に、組み合わせの程度の識別及び正
しい組み合わせ相手の識別が可能なシステムを実現する
ことができる。
【0107】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
同一の時間空間内に存在する人々を対象とした、嗜好情
報によるマッチング(取り組み)が可能な携帯通信装置
及び携帯通信システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る通信システムの機能
ブロック図。
【図2】図1に記載の通信システムにおける具体的動作
例を示す機能ブロック図。
【図3】個人嗜好情報登録処理の流れを示す図。
【図4】携帯機での前処理後符号化個人情報送信処理の
流れを示す図。
【図5】携帯機での前処理後符号化個人情報受信処理の
流れを示す図。
【図6】携帯機での音楽演奏通知処理の流れを示す図。
【図7】本発明の他の実施形態に係る通信システムの機
能ブロック図。
【図8】個人嗜好情報登録処理の流れを示す図。
【図9】回答情報入力部が入力した各個人からの回答情
報の一例を示す説明図。
【図10】図7に記載の回答情報符号化部が、図9に記
載の回答情報に基づいて符号化した回答情報の一例を示
す説明図。
【図11】図7に記載の符号化回答情報前処理部が、図
10に記載の符号化回答情報に基づいて作成したハフマ
ン符号表の一例を示す説明図。
【図12】ハフマン符号で表現した個人情報の一例を示
す説明図。
【図13】図12に記載の符号化個人情報が携帯機に記
憶される態様を示す説明図。
【図14】一対の携帯機間でのマッチング(取り組み)
処理の手順を示す説明図。
【図15】一対の携帯機間でのマッチング(取り組み)
処理の手順を示す説明図。
【図16】一対の携帯機間でのマッチング(取り組み)
処理の手順を示す説明図。
【図17】一対の携帯機間でのマッチング(取り組み)
処理の手順を示す説明図。
【図18】携帯機での音楽演奏通知処理の流れを示す
図。
【符号の説明】
1 非携帯部 3 携帯機部 11 符号化回答情報前処理部 17 符号化個人情報記憶部 21 信号送信部 23 信号受信部 25 符号化個人情報マッチング演算部 33 スピーカ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯可能な通信装置において、 携帯者と他人とのマッチングを行うための携帯者の個人
    情報を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶されている個人情報を所定距離範囲
    内に存在する他の携帯通信装置に送信すると共に、他の
    携帯通信装置から発せられた他人の個人情報を受信する
    ことで個人情報を交換する通信手段と、 記憶している個人情報と他の通信装置から得た他人の個
    人情報との調和性を評価するマッチング手段と、 前記調和性の評価結果を前記携帯者に通知する通知手段
    と、 を備える携帯通信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の携帯通信装置において、 前記通信手段の送信部が間欠的に前記個人情報を送信
    し、 受信部が、他の携帯通信装置から発せられた他人の個人
    情報を何時でも受信できるよう、継続的に稼動し、 それにより、他の携帯通信装置との間で個人情報を自動
    的且つ即時的に相互交換することができる携帯通信装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の携帯通信装置において、 前記通知手段が、複数の異なる音情報を有し、前記調和
    性の評価結果に応じた音情報を選択して通知する携帯通
    信装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の携帯通信装置において、 前記複数の異なる音情報が、テンポの異なる複数の音情
    報であり、 前記通知手段が、前記マッチング手段による前記調和性
    の評価結果が高いほど、テンポの早い音情報を選択する
    携帯通信装置。
  5. 【請求項5】 携帯可能な通信装置と、前記通信装置と
    は別体構成の情報処理装置とを備え、 前記通信装置が、 携帯者と他人とのマッチングを行うための携帯者の個人
    情報を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶されている個人情報を所定距離範囲
    内に存在する他の携帯通信装置に送信すると共に、他の
    携帯通信装置から発せられた他人の個人情報を受信する
    ことで個人情報を交換する通信手段と、 記憶している個人情報と他の通信装置から得た他人の個
    人情報との調和性を評価するマッチング手段と、 前記調和性の評価結果を前記携帯者に通知する通知手段
    とを有し、 前記情報処理装置が、 前記個人情報を入力するための入力手段と、 入力された個人情報を前記マッチング手段での評価によ
    り適し且つデータサイズのより小さい符号情報に変換す
    る前処理手段と、 前処理後の符号情報を前記携帯通信措置に出力する出力
    手段とを有する携帯通信システム。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の携帯通信システムにおい
    て、 前記前処理手段が、前処理として、前記入力手段を通じ
    て入力した前記個人情報に基づきハフマン符号表を生成
    すると共にそのハフマン符号表により前記個人情報をハ
    フマン符号化する携帯通信システム。
  7. 【請求項7】 携帯通信装置に予め記憶されている、携
    帯者と他人とのマッチングを行うための携帯者の個人情
    報を、所定距離範囲内に存在する他の携帯通信装置に送
    信し、且つ、他の携帯通信装置から発せられた他人の個
    人情報を受信することで、他の携帯通信装置と個人情報
    を交換するステップと、 記憶している個人情報と他の通信装置から得た他人の個
    人情報との調和性を評価するステップと、 前記調和性の評価結果を前記携帯者に通知するステップ
    と、を備えた携帯通信装置を用いたマッチング方法。
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