JP2001066335A - 測定装置 - Google Patents

測定装置

Info

Publication number
JP2001066335A
JP2001066335A JP24122499A JP24122499A JP2001066335A JP 2001066335 A JP2001066335 A JP 2001066335A JP 24122499 A JP24122499 A JP 24122499A JP 24122499 A JP24122499 A JP 24122499A JP 2001066335 A JP2001066335 A JP 2001066335A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
frequency
measurement
band
measuring device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24122499A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanobu Machida
正信 町田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hioki EE Corp
Original Assignee
Hioki EE Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hioki EE Corp filed Critical Hioki EE Corp
Priority to JP24122499A priority Critical patent/JP2001066335A/ja
Publication of JP2001066335A publication Critical patent/JP2001066335A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 より広帯域に亘る特性を短時間で測定可能な
測定装置を提供することを主目的とする。 【解決手段】 広帯域に亘る高周波測定信号を測定対象
体に供給する信号生成部2と、測定対象体を含む所定経
路を介して入力した高周波測定信号に基づいて測定対象
体についての広帯域周波数に対する特性を測定する測定
手段とを備えた測定装置であって、信号生成部2は、主
たる周波数成分が相互に異なる複数の広帯域信号S1 ,
S2 を互いに合成することによって高周波測定信号SO
を生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LANケーブルシ
ステムに用いられるUTP(非遮蔽ツイストペア)ケー
ブルなどの測定対象体についての広帯域周波数に対する
諸特性を測定する測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のUTPケーブルなどの測定対象
体についてのインピーダンス特性を測定する場合、一般
的には、以下の手順で測定する。まず、一対の測定対象
体の遠端を測定対象体の特性インピーダンスと同等の抵
抗体で終端し、その状態で、その一対の測定対象体の近
端に高周波測定信号を供給する。この際には、反射など
によって供給時から極く短時間だけ遅延した高周波測定
信号が、その近端に誘起する。次に、その誘起電圧を検
出し、その検出信号の時間波形をサンプリングすること
によって電圧データを生成する。次いで、演算部が、電
圧データをFFT(Fast Fourier Transform)演算処理
を行うことによって、広帯域に亘る周波数に対するイン
ピーダンスを演算する。
【0003】一方、UTPケーブルは、LANケーブル
システムの仕様に応じて、カテゴリー(CAT)として
分類されており、各々のUTPケーブルの持つ特性は、
米国TIA/EIA−TSB67で規定される周波数領
域に亘って評価する必要がある。例えば、CAT5ケー
ブルの評価に準じた高周波測定信号としては、理論的
に、少なくとも1MHz〜100MHzに亘る広帯域性
が要求される。したがって、通常は、高周波測定信号の
周波数をスイープさせる周波数スイープ方式が採用され
ている。しかし、この方式には、スイープ機能を必要と
することに起因する測定装置の複雑化を招く点、および
周波数スイープに時間を要することに起因する測定時間
の長時間化を招く点が問題となっている。このため、こ
の問題点を解決するために、高周波測定信号として矩形
パルスを用いる装置が知られている。この装置では、基
本的には、パルス幅が極めて短い矩形パルスを測定対象
体に供給することにより、理想的には、直流から広帯域
に亘る周波数成分を有する高周波測定信号を測定対象体
に供給できることを特徴としている。
【0004】この場合、高周波測定信号電圧に含まれて
いる各周波数成分についての電圧特性(以下、単に「周
波数特性」ともいう)が平坦であれば、FFT演算によ
って広帯域周波数に対するインピーダンスを直ちに測定
することが可能である。しかし、パルス信号を用いてそ
の周波数特性を平坦にするのは極めて困難である。例え
ば、ピンダイオードで直流電圧をスイッチングすること
によってパルス信号を生成する方式では、電圧波形がス
イッチングの際になまるばかりでなく、パルス信号があ
る程度のパルス幅を必ず有するため、低域周波数から、
そのパルス幅の逆数に相当する周波数までの周波数帯域
全域において、周波数特性の平坦性を維持することがで
きないばかりでなく、パルス幅の逆数に相当する周波数
の1/2の周波数であっても、3〜4dB程度低下して
しまう。
【0005】このため、この点を改善した装置も提案さ
れている(特開平8−254557号(対応米国特許番
号US5532603号))。この装置では、パルス幅
が5n(ナノ)秒、16n秒および64n秒というよう
に、パルス幅が異なる3つのパルス信号を用いることに
より、0.1MHz〜10MHz、10MHz〜40M
Hz、および40MHz〜150MHzというように測
定周波数帯域を分割し、その分割した各測定周波数帯域
毎の近端クロストーク(NEXT)を測定している。こ
の装置の利点は、測定周波数帯域を分割することによっ
て、測定時のS/Nを向上することができることにあ
る。
【0006】しかし、複数のパルス信号を用いた場合で
あっても、各パルス信号の周波数特性は、分割された各
周波数帯域毎に相違している。このため、従来の装置に
おける測定方式をインピーダンスの測定装置に適用した
場合、従来装置におけるNEXT測定と同様にして、実
際の測定に先立ち、高周波測定信号電圧の周波数特性の
非平坦性を補正するための補正用データを作成する必要
がある。この補正用データ作成の際には、複素インピー
ダンス成分(抵抗成分(R分)および複素成分(j
分))が既知の少なくとも2種類の精密基準抵抗を補正
用の測定対象体として使用する。この際には、パルス幅
が異なる複数のパルス信号の各々にそれぞれ対応させて
区分けした複数の測定周波数帯域毎に補正用データを作
成する。次いで、実際の測定対象体についてインピーダ
ンスを測定する際には、まず、パルス信号を測定対象体
に供給した状態で検出信号をサンプリングすることによ
って電圧データを生成する。次いで、FFT演算を行っ
て各周波数成分の電圧を演算した後、その各電圧を各測
定周波数帯域毎に補正用データに基づいて補正した後、
電圧/インピーダンス変換を行うことにより、各周波数
についてのインピーダンスを演算する。これらの処理を
複数のパルス信号毎に行い、その測定結果をつなぎ合わ
せることにより、広帯域周波数に対する測定対象体のイ
ンピーダンスを測定することが可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、既に提案さ
れている従来装置のパルス信号を高周波測定信号として
用いた場合には、以下の問題点がある。すなわち、この
方式では、高周波測定信号の広帯域性を確保するため
に、予め複数に区分けした測定周波数帯域毎に測定し、
その測定結果をつなぎ合わせる必要がある。このため、
つなぎ合わせ目の周波数において測定結果が不連続にな
る結果、測定対象体についての測定結果を正確に判定す
るのが困難となるという問題点がある。また、複数種類
のパルス信号を用いたことに起因して、補正用データの
作成処理がそのパルス信号の種類と等しい数分必要とな
る。このため、その処理にある程度長時間を必要し、加
えて補正用データを用いての補正処理にもある程度の時
間を必要とする。この場合、補正用データの作成処理自
体はメーカの出荷時などに行い、その作成した補正用デ
ータを測定装置内に記憶させておくこともできる。しか
し、補正用データを用いての補正処理は測定毎に行わな
ければならないため、全体としての測定時間が長時間化
する点が特に問題となる。さらに、UTPケーブルなど
の測定対象体にさらなる広帯域性が要求されている今
日、単一パルス信号の使用では、より広帯域に亘るCA
T6などの測定規格に従っての測定が実現困難であると
いう問題点もある。
【0008】本発明は、かかる問題点に鑑みてなされた
ものであり、より広帯域に亘る特性を短時間で測定可能
な測定装置を提供することを主目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく請
求項1記載の測定装置は、広帯域に亘る高周波測定信号
を測定対象体に供給する信号生成部と、測定対象体を含
む所定経路を介して入力した高周波測定信号に基づいて
測定対象体についての広帯域周波数に対する特性を測定
する測定手段とを備えた測定装置であって、信号生成部
は、主たる周波数成分が相互に異なる複数の広帯域信号
を互いに合成することによって高周波測定信号を生成す
ることを特徴とする。この場合、測定する「特性」に
は、インピーダンス、減衰量、リアクタンス、キャパシ
タンスおよびインダクタンスなどが含まれる。また、
「所定経路」には、UTPケーブルに隣接する他のUT
Pケーブルを介して入力した高周波測定信号に基づいて
NEXTを測定する場合における他のUTPケーブルな
どが含まれる。
【0010】この測定装置では、信号生成部が、例え
ば、主たる周波数成分を低域に有する広帯域信号と、主
たる周波数成分を高域に有する広帯域信号とを合成した
り、主たる周波数成分を低域に有する広帯域信号と、主
たる周波数成分を中域に有する広帯域信号と、主たる周
波数成分を高域に有する広帯域信号とを合成したりする
ことによって高周波測定信号を生成する。この際に生成
された高周波測定信号は、全体として単一信号でありな
がら、低域から高域までの広帯域に亘る周波数成分を有
する。したがって、特性の測定に際しては、1種類の高
周波測定信号を測定対象体に供給することにより、測定
対象体の特性が測定される。この場合、補正用データを
用いて測定値を補正するときであっても、その補正処理
を1回行えばよいため、より広帯域に亘る特性を短時間
で測定可能となる。
【0011】請求項2記載の測定装置は、請求項1記載
の測定装置において、複数の広帯域信号として、正弦波
高周波信号と、所定パルス幅のパルス信号とを用いるこ
とを特徴とする。
【0012】この測定装置では、信号生成部が、主たる
周波数成分を例えば高域に有する正弦波高周波信号と、
主たる周波数成分を例えば低域に有するパルス信号とを
合成することにより高周波測定信号を生成する。この場
合、正弦波高周波信号の周波数、およびパルス信号のパ
ルス幅を適宜規定することにより、測定に必要とされる
帯域を容易に確保することが可能となる。
【0013】請求項3記載の測定装置は、請求項1記載
の測定装置において、信号生成部は、直流重畳の正弦波
高周波信号を所定パルス幅のパルス信号でスイッチング
して等価的に合成することによって高周波信号を生成す
ることを特徴とする。
【0014】この測定装置では、信号生成部が、直流電
圧を予め重畳させた正弦波高周波信号を所定パルス幅の
パルス信号でスイッチングする。この場合、等価的に
は、主たる周波数成分を例えば高域に有する正弦波高周
波信号と、主たる周波数成分を例えば低域に有するパル
ス信号とが合成される。したがって、この方式によって
も、正弦波高周波信号の周波数、およびパルス信号のパ
ルス幅を適宜規定することにより、測定に必要とされる
帯域を容易に確保することが可能となる。
【0015】請求項4記載の測定装置は、請求項1から
3のいずれかに記載の測定装置において、信号生成部
は、複数の広帯域信号を合成した合成信号で所定周波数
の搬送波信号を線形変調することによって高周波測定信
号を生成する変調回路をさらに備えていることを特徴と
する。
【0016】この測定装置では、信号生成部内の変調回
路が、複数の広帯域信号を合成した合成信号で所定周波
数の搬送波信号を線形変調する。この場合、原理的に
は、変調後の高周波測定信号に含まれる周波数成分の帯
域は、元の合成信号のほぼ倍に拡大される。したがっ
て、より広帯域の高周波測定信号を確実かつ容易に生成
することが可能となる。
【0017】請求項5記載の測定装置は、請求項4記載
の測定装置において、信号生成部は、変調回路の出力信
号と合成信号とを合成することによって高周波測定信号
を生成する合成回路をさらに備えていることを特徴とす
る。
【0018】この測定装置では、信号生成部が、まず、
主たる周波数成分が相互に異なる複数の広帯域信号を互
いに合成することによって合成信号を生成する。次い
で、変調回路が、その合成信号で搬送波信号を線形変調
することによって所定信号を生成する。この場合、元の
合成信号として、例えば、直流から所定周波数faまで
の周波数帯域に主たる周波数成分を有し、搬送波信号が
所定周波数faのほぼ2倍の周波数とすれば、変調後の
所定信号が、ほぼ所定周波数fa〜周波数3・faまで
の周波数帯域を有することになる。したがって、最終的
に生成される高周波測定信号は、直流から周波数3・f
aまでの周波数帯域を有することとなる。つまり、高周
波測定信号は、元の合成信号の周波数帯域のほぼ3倍の
周波数帯域を有することとなる。したがって、より広帯
域の高周波測定信号を確実かつ容易に生成することが可
能となる。
【0019】請求項6記載の測定装置は、請求項1から
5のいずれかに記載の測定装置において、複数の広帯域
信号の少なくとも1つに対してその振幅および位相の少
なくとも一方を調整可能な調整回路を備えていることを
特徴とする。
【0020】複数の広帯域信号の合成などによって生成
される高周波測定信号は、平坦性に優れた周波数特性を
必ずしも有するとは限らない。この測定装置では、調整
回路によって複数の広帯域信号各々の振幅および/また
は位相を調整することにより、最終的に生成される高周
波測定信号の周波数特性が平坦となる。したがって、高
周波測定信号における周波数特性の非平坦性に起因する
測定誤差を最小限に抑えることが可能となる。また、あ
る程度の測定誤差が許容される場合には、周波数特性の
非平坦性を補正するための補正処理が不要となる。この
場合には、測定に要する時間が最も短時間となる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明に係る測定装置の好適な実施の形態について説明す
る。
【0022】図1に示すように、測定装置1は、測定対
象体としてのUTPケーブルCWに高周波測定信号SO
を供給する信号生成部2、ディジタイズ部3、制御部
4、ディジタイズ部3と相まって本発明における測定手
段を構成するFFT解析部5、表示部6および信号入出
力用のコネクタ7を測定装置本体内に備えている。この
場合、ディジタイズ部3は、高速アナログ−ディジタル
変換器およびデータ保存用のメモリを備えて構成され、
制御部4の制御下で等価サンプリングを実行する。な
お、より高速なアナログ−ディジタル変換器を用いる場
合には、通常のサンプリングで行うこともできる。制御
部4は、制御信号SS1を出力することによる信号生成部
2に対する高周波測定信号SO の生成出力制御、および
制御信号SS2を出力することによるディジタイズ部3に
対するサンプリングの開始制御などを実行する。FFT
解析部5は、例えばDSP(Digital Signal Processo
r)で構成され、予めプログラミングされた手順に従い
FFT演算処理を実行すると共にその演算処理結果に基
づいて広帯域周波数に対するUTPケーブルCWのイン
ピーダンスや減衰量などの諸特性を演算する。
【0023】信号生成部2は、図2に示すように、広帯
域に亘る周波数成分を有する広帯域信号S1 を制御部4
から出力される制御信号SS1に同期して生成する信号生
成回路11aと、主たる周波数成分が広帯域信号S1 と
は相互に異なり広帯域に亘る周波数成分を有する広帯域
信号S2 を制御部4から出力される制御信号SS1に同期
して生成する生成する信号生成回路11bとを備えてい
る。また、信号生成部2は、広帯域信号S1 ,S2 を互
いに合成して本発明における合成信号に相当する広帯域
信号S3 を生成する合成回路12と、例えば水晶発振回
路で構成されて発振周波数fC のキャリア信号SC を生
成するキャリア生成回路13と、ダブルバランスミキサ
方式により広帯域信号S3 でキャリア信号SC を線形変
調(例えば振幅変調)することにより下側波および上側
波からなる広帯域信号S4 を生成するミキサ回路14
と、広帯域信号S3 ,S4 を互いに合成して広帯域信号
S5を生成する合成回路15と、図外の切替スイッチの
操作に従って広帯域信号S3,S5 のいずれかを高周波
測定信号SO として出力する切替回路16とを備えてい
る。
【0024】この信号生成部2では、信号生成回路11
aが、図3に示すように、例えば直流〜40MHzまで
の周波数帯域において各周波数成分の電圧についての周
波数特性がほぼ平坦で、かつ50MHzにおいて電圧値
が帯域内周波数(例えば20MHz)の電圧よりも3d
B低下する周波数特性を有する広帯域信号S1 を生成す
る。同時に、信号生成回路11bが、同図に示すよう
に、例えば60MHz〜100MHzまでの周波数帯域
において電圧値がほぼ平坦で、かつ50MHzにおいて
電圧値が帯域内周波数(例えば80MHz)の電圧より
も3dB低下する周波数特性を有する広帯域信号S2 を
生成する。なお、信号生成回路11bは、上記した周波
数成分を有する広帯域信号S2 を直接的に生成すること
もできるし、例えば、広帯域信号S2 の半分の周波数帯
域を有する広帯域信号で周波数80MHzの搬送波を線
形変調することによって広帯域信号S2 を生成すること
もできる。
【0025】次いで、合成回路12が、両広帯域信号S
1 ,S2 を互いに合成することによって、図4に示すよ
うに、広帯域信号S3 を生成する。この際に、信号生成
回路11aまたは信号生成回路11b内において広帯域
信号S1 または広帯域信号S2 に対する利得および/ま
たは位相を調整することで、ほぼ直流〜100MHzま
での周波数帯域における周波数特性をほぼ平坦にするこ
とができる。なお、40MHz〜60MHzの周波数領
域においては、両広帯域信号S1 ,S2 が合成されるこ
とによって、他の帯域内周波数(例えば20MHz,6
0MHz)における電圧とほぼ等しい電圧に維持され
る。
【0026】一方、ミキサ回路14は、キャリア生成回
路13から出力される発振周波数fC が220MHzの
キャリア信号SC (図3参照)に対し、広帯域信号S3
を変調信号として線形変調する。この際には、図4に示
すように、120MHz〜320MHzまでの周波数帯
域において周波数特性がほぼ平坦で、かつ110MHz
において電圧値が帯域内周波数(例えば220MHz)
の電圧よりも3dB低下する周波数特性を有する広帯域
信号S4 が生成される。この場合、ミキサ回路14に3
dB程度の利得を持たせることで、広帯域信号S4 の帯
域内周波数(120MHz〜320MHz)における電
圧値が、広帯域信号S3 の帯域内周波数における電圧値
とほぼ同電圧に維持される。一方、キャリア生成回路1
3の発振周波数fC を100MHz程度に規定した場
合、広帯域信号S4 を広帯域信号S3 の周波数帯域幅の
2倍の周波数帯域幅(1MHz〜200MHz程度)に
拡げることができ、この場合には、広帯域信号S4 をそ
のまま高周波測定信号SO として用いることもできる。
この場合、原理的には、変調後の広帯域信号S4 に含ま
れる周波数成分の帯域は、元の広帯域信号S3 のほぼ倍
に拡大される。したがって、より広帯域の高周波測定信
号SO を確実かつ容易に生成することができる。
【0027】また、合成回路15は、入力した広帯域信
号S3 ,S4 を合成することにより、図5に示すよう
に、直流〜320MHzまでの非常に広帯域において周
波数特性がほぼ平坦な広帯域信号S5 を生成する。この
場合、100MHz〜120MHzの周波数領域におい
ては、両広帯域信号S3 ,S4 が合成されることによっ
て、他の帯域内周波数(例えば50MHz,220MH
z)における電圧とほぼ等しい電圧に維持される。これ
らの処理によって生成された各広帯域信号S3 ,S5
は、切替回路16に入力され、切替スイッチの操作に従
っていずれか一方が高周波測定信号SO として出力され
る。
【0028】次に、UTPケーブルCWに対するインピ
ーダンス測定方法について説明する。
【0029】測定に際しては、まず、図1に示すよう
に、UTPケーブルCWの近端側のコネクタC1をコネ
クタ7に接続すると共に、UTPケーブルCWの遠端側
のコネクタC2にコネクタ8を接続することにより、U
TPケーブルCWを、その特性インピーダンスとほぼ同
じインピーダンスの精密基準抵抗RLで終端する。次い
で、制御部4が、所定のタイミングで制御信号SS1を出
力することにより、信号生成部2に対して、そのタイミ
ングに同期して高周波測定信号SO をコネクタ7に供給
させる。この際には、高周波測定信号SO に基づく検出
電圧Vaが、反射などによって供給時から極く短時間だ
け遅延してコネクタ7に誘起する。次に、制御部4は、
ディジタイズ部3によるサンプリングに適した所定のタ
イミングで制御信号SS2を出力する。これにより、ディ
ジタイズ部3が、コネクタ7に誘起した検出電圧Vaの
時間波形をサンプリングすることによって電圧データD
V を生成し、その電圧データDV をデータ保存用のメモ
リに記憶する。次いで、反射の影響に起因して誘起した
検出電圧Vaが十分に減衰した時点で、制御部4は、上
記処理を繰り返すことにより、信号生成部2に対して高
周波測定信号SO をコネクタ7に供給させると共に、デ
ィジタイズ部3に対して電圧データDV を生成させる。
これらの処理が継続して繰り返されることにより、ディ
ジタイズ部3による等価サンプリングが実行される。次
いで、FFT解析部5が、ディジタイズ部3内のメモリ
に記憶されている電圧データDV をFFT演算すること
によって、広帯域に亘る各周波数に対するインピーダン
スを演算する。
【0030】この場合、検出電圧Vaには、製造誤差な
どに起因して発生するUTPケーブルCWの正規インピ
ーダンスに対する誤差分に基づく反射成分と、コネクタ
7,C1,C2,8および精密基準抵抗RLによる不整
合に起因する反射成分とが含まれ、後者の反射成分が、
インピーダンス測定値に反映される。一方、この測定装
置1では、高周波測定信号SO の周波数特性を極めて厳
密に補正し、かつ信号生成部2の出力インピーダンスの
周波数特性を補正するための補正用データが予め作成さ
れてFFT解析部5内のメモリに保存されている。この
ため、FFT解析部5は、FFT演算処理を行った後、
その演算結果であるインピーダンス測定値に対して補正
用データに基づいて補正処理を行うことにより、UTP
ケーブルCWについての広帯域に亘る各周波数に対する
インピーダンスを正確に演算することができる。この
後、FFT解析部5によって演算された最終演算結果
は、自動的、またはオペレータの操作に応じて表示部6
に表示される。
【0031】このように、この測定装置1によれば、主
たる周波数成分を低域に有する広帯域信号S1 と、主た
る周波数成分を高域に有する広帯域信号S2 とが合成さ
れることによって生成された高周波測定信号SO がイン
ピーダンスの測定に必要十分な広帯域性を有している。
したがって、高周波測定信号SO の種類を代えて何度も
測定する必要がなく、1種類の高周波測定信号SO を用
いて測定することができるため、UTPケーブルCWに
ついての広帯域に亘る各周波数に対するインピーダンス
特性を短時間で測定することができる。また、補正用デ
ータを用いての測定値の補正処理についても、その補正
処理を1回行えばよいため、その分、測定時間を短縮す
ることができる。
【0032】次に、本発明における信号生成部の他の形
態に係る信号生成部2aついて、図6を参照して説明す
る。
【0033】信号生成部2aは、クロック生成回路2
1,LPF(ローパスフィルタ)22、利得可変アンプ
23、遅延回路24、ゲート信号生成回路25、ゲート
回路26,27、直流電源28および合成回路29を備
えている。この場合、クロック生成回路21は、例えば
パルス周期が10nSで、かつデューティ比が50%の
クロック信号S11を連続的に生成し、LPF22は、ク
ロック信号S11から基本周波数成分である50MHzの
正弦波信号S12を生成する。また、利得可変アンプ23
は、正弦波信号S12の振幅値を調整するために、その利
得が可変に構成され、遅延回路24は、例えば、ディレ
イラインで構成され正弦波信号S12の遅延時間を調整可
能に構成されている。ゲート信号生成回路25は、制御
部4から出力される制御信号SS1を入力した後、クロッ
ク信号S11の立ち上がりに同期してクロック信号S11と
同一パルス幅のゲート信号CL(図7(a)参照)を生
成する。ゲート回路26は、ゲート信号CLに同期して
正弦波信号S12をスイッチングすることにより、同図
(b)に示すように、正弦波信号S12の1周期分に相当
する余弦波信号S13を生成し、ゲート回路27は、直流
電源28から出力される所定電圧の直流電圧をゲート信
号CLに同期してスイッチングすることにより、同図
(c)に示すように、パルス幅が例えば10nSのパル
ス信号S14を生成する。さらに、合成回路29は、余弦
波信号S13とパルス信号S14とを合成することにより、
同図(d)に示すように直流電圧が重畳された余弦波信
号を高周波測定信号SO として生成する。
【0034】この信号生成部2aでは、クロック生成回
路21からクロック信号S11が出力されると、ゲート信
号生成回路25が、制御部4から出力される制御信号S
S1に同期してゲート信号CLを出力する。これにより、
ゲート回路26は、正弦波信号S12をゲート信号CLに
同期してスイッチングする。この場合、ゲート信号CL
の立ち上がりに正弦波信号S12の位相−90゜点が同期
するように遅延回路24の遅延時間を予め調整しておく
ことで、ゲート回路26によって余弦波信号S13が生成
される。同時に、ゲート回路27が、ゲート信号CLに
同期して直流電圧をスイッチングすることにより、パル
ス信号S14を生成する。次いで、合成回路29が、余弦
波信号S13とパルス信号S14とを合成することにより高
周波測定信号SO を生成する。この場合、高周波測定信
号SO は、スペクトル的には、振幅a1のパルス信号S
14が有するスペクトルと、振幅値a2で周波数が50M
Hzの1周期分の余弦波信号S13が有するスペクトルと
が合成されることを意味する。この結果、単に10nS
のパルス幅のパルス信号を高周波測定信号SO として用
いた場合には、周波数帯域幅(高域周波数において3d
B減衰する周波数)が約45MHzであるのに対して、
余弦波信号S13とパルス信号S14とを合成することによ
り、簡易な方式でありながら、約130MHzという広
い周波数帯域幅を確保することができる。
【0035】この場合、高周波測定信号SO における各
周波数成分の電圧値は、ゲート信号CLの立ち上がりと
正弦波信号S12の位相−90゜点との同期、およびゲー
ト信号CLのパルス幅の精度に応じて変化する。しか
し、発明者の実験によれば、同期が位相θ分ずれた場
合、その位相θの絶対値がπ/2以下の範囲であれば、
高周波測定信号SO の振幅スペクトルに殆ど影響を与え
ることがなく、極めてロバスト性が高いことが確認され
ている。一方、パルス信号S14のパルス幅の精度は、高
周波測定信号SO における各周波数成分の電圧値に大き
な影響を与え、高周波測定信号SO の振幅スペクトルに
ついて±1dB以下の平坦性を確保するためには、パル
ス幅を10nSから13nSまでの範囲内に抑える必要
があることが確認されている。なお、信号生成部2aの
構成を信号生成部2の信号生成回路11a,11b内の
信号生成回路に適用することもできる。
【0036】このように、この信号生成部2aによれ
ば、主たる周波数成分を例えば高域に有する単発の余弦
波信号S13と、主たる周波数成分を例えば低域に有する
単発のパルス信号S14とを合成して高周波測定信号SO
を生成することにより、インピーダンス測定に必要とさ
れる周波数帯域を容易に確保することができる。また、
正弦波信号S12の周波数、およびゲート信号CLのパル
ス幅を適宜規定することにより、高周波測定信号SO の
周波数帯域を必要とされる帯域に容易に合致させること
ができる。加えて、利得可変アンプ23の利得および遅
延回路24の遅延時間を調整することによって、高周波
測定信号SO における各周波数成分の電圧値の周波数特
性に平坦性を確保することができ、これにより、補正用
データに基づいての測定値に対する補正処理自体を不要
にすることができるため、測定時間をさらに短縮するこ
とができる。
【0037】また、本発明における信号生成部は、信号
生成部2aの構成に限定されない。例えば、図8に示す
信号生成部2bでは、合成回路31が、直流電圧と正弦
波信号S12とを予め合成することによって正弦波信号S
15を生成し、ゲート回路26が、ゲート信号生成回路2
5から出力されるゲート信号CLに同期して正弦波信号
S15をスイッチングする。この信号生成部2bによれ
ば、信号生成部2aの構成と比較して、より簡易な構成
でありながら、信号生成部2aで生成する高周波測定信
号SO と同一振幅のスペクトルを有する高周波測定信号
SO を生成することができる。なお、信号生成部2bに
おける各構成要素および生成される各信号については、
信号生成部2aの対応する各構成要素および各信号と同
一の符号を付して重複した説明を省略する。
【0038】この信号生成部2bによれば、直流電圧が
重畳した正弦波信号S15を所定パルス幅のゲート信号C
Lでスイッチングすることにより、等価的に、主たる周
波数成分を高域に有し信号生成部2aにおける単発の余
弦波信号S13に相当する余弦波信号と、主たる周波数成
分を例えば低域に有し信号生成部2aにおけるパルス信
号S14に相当するパルス信号とが合成される。したがっ
て、この方式によっても、正弦波信号S12の周波数、お
よびゲート信号CLのパルス幅を適宜規定することによ
り、測定に必要とされる帯域を容易に確保することがで
きる。
【0039】なお、本発明は、上記した実施の形態に限
定されず、その構成を適宜変更することができる。例え
ば、本発明の実施の形態では、信号生成部2〜2bの構
成をブロック図で表しているが、より高速のDSP(Di
gital Signal Processor)が開発されたときには、その
DSPで構成することにより、ソフト的処理で高周波測
定信号SO を生成することもできる。また、本発明の実
施の形態では、2種類の広帯域信号を合成して高周波測
定信号SO を生成する例について説明したが、これに限
らず、3種類以上の広帯域信号を合成して高周波測定信
号SO を生成できるのは勿論である。
【0040】また、本発明は、上記発明の実施の形態で
示した周波数に限定されず、必要に応じて適宜変更が可
能なことは勿論である。さらに、本発明の実施の形態で
は、インピーダンスを本発明における特性として測定す
る例について説明したが、本発明は、これに限らず、伝
達特性、リアクタンス、キャパシタンスおよびインダク
タンスを測定する測定装置に適用することができる。こ
の場合、減衰量を測定するときには、精密基準抵抗RL
に代えて、測定装置1、または信号生成部2を除く測定
装置1に相当するリモート側測定装置をUTPケーブル
CWに接続することにより、その測定装置1またはリモ
ート側測定装置によって減衰量の測定が可能となる。さ
らに、本発明の実施の形態では、反射などに基づいての
インピーダンスを測定する例について説明したが、本発
明は、これに限定されず、測定対象体に近接する他の測
定対象体(例えば他のUTPケーブルCW)を介して入
力した検出電圧Vaに基づいてNEXTを測定すること
もできる。
【0041】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の測定装置
によれば、信号生成部が、主たる周波数成分が相互に異
なる複数の広帯域信号を互いに合成して高周波測定信号
を生成することにより、測定する特性に合致する必要十
分な広帯域性を高周波測定信号に持たせることができ
る。このため、1種類の高周波測定信号を測定対象体に
供給することにより、測定対象体の特性が1度で測定さ
れる結果、より広帯域に亘る特性を短時間で測定するこ
とができる。加えて、補正用データを用いて測定値を補
正するときであっても、その補正処理を1回行えばよい
ため、全体としての測定時間をさらに短縮することがで
きる。
【0042】また、請求項2記載の測定装置によれば、
複数の広帯域信号として、正弦波高周波信号と所定パル
ス幅のパルス信号とを用いることにより、正弦波高周波
信号の周波数、およびパルス信号のパルス幅を適宜規定
すれば、測定に必要とされる帯域を容易に確保すること
ができる。また、簡易な構成でありながら、単一のパル
ス信号を高周波測定信号として用いた場合と比較して、
高周波測定信号により広帯域性を持たせることができ
る。
【0043】また、請求項3記載の測定装置によれば、
信号生成部が直流重畳の正弦波高周波信号を所定パルス
幅のパルス信号でスイッチングして等価的に合成して高
周波信号を生成することにより、さらに簡易な構成であ
りながら、測定に必要とされる帯域を容易に確保するこ
とができる。
【0044】さらに、請求項4記載の測定装置によれ
ば、信号生成部の変調回路が合成信号で搬送波信号を線
形変調して高周波測定信号を生成することにより、より
広帯域の高周波測定信号を確実かつ容易に生成すること
ができる。
【0045】また、請求項5記載の測定装置によれば、
信号生成部の合成回路が変調回路の出力信号と合成信号
とを合成して高周波測定信号を生成することにより、非
常に広帯域性を有する高周波測定信号を確実かつ容易に
生成することができる。
【0046】さらに、請求項6記載の測定装置によれ
ば、複数の広帯域信号の少なくとも1つに対して、その
振幅および位相の少なくとも一方を調整回路によって調
整することにより、最終的に生成される高周波測定信号
の周波数特性を平坦に維持することができる。これによ
り、周波数特性の非平坦性に起因する測定誤差を最小限
に抑えることができ、ある程度の測定誤差が許容される
場合には、周波数特性の非平坦性を補正するための補正
処理を不要にすることができるため、測定に要する時間
を最も短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る測定装置1を使用す
る際の測定系を示す構成図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る測定装置1における
信号生成部2のブロック図である。
【図3】広帯域信号S1 ,S2 およびキャリア信号SC
のスペクトルを示すスペクトル図である。
【図4】広帯域信号S3 ,S4 のスペクトルを示すスペ
クトル図である。
【図5】広帯域信号S5 のスペクトルを示すスペクトル
図である。
【図6】他の実施の形態に係る信号生成部2aのブロッ
ク図である。
【図7】(a)はゲート信号CLの電圧波形図、(b)
は余弦波信号S13の電圧波形図、(c)はパルス信号S
14の電圧波形図、(d)は高周波測定信号SO の電圧波
形図である。
【図8】さらに他の実施の形態に係る信号生成部2bの
ブロック図である。
【符号の説明】
1 測定装置 2,2a〜2b 信号生成部 3 ディジタイズ部 4 制御部 5 FFT解析部 11a,11b 信号生成回路 12,15,29,31 合成回路 13 キャリア生成回路 14 ミキサ回路 23 利得可変アンプ 24 遅延回路 26,27 ゲート回路 CL ゲート信号 CW UTPケーブル S1 〜S5 広帯域信号 S12 正弦波信号 S13 余弦波信号 S14 パルス信号 S15 正弦波信号 SC キャリア信号 SO 高周波測定信号

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 広帯域に亘る高周波測定信号を測定対象
    体に供給する信号生成部と、前記測定対象体を含む所定
    経路を介して入力した前記高周波測定信号に基づいて当
    該測定対象体についての広帯域周波数に対する特性を測
    定する測定手段とを備えた測定装置であって、 前記信号生成部は、主たる周波数成分が相互に異なる複
    数の広帯域信号を互いに合成することによって前記高周
    波測定信号を生成することを特徴とする測定装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の広帯域信号として、正弦波高
    周波信号と、所定パルス幅のパルス信号とを用いること
    を特徴とする請求項1記載の測定装置。
  3. 【請求項3】 前記信号生成部は、直流重畳の正弦波高
    周波信号を所定パルス幅のパルス信号でスイッチングし
    て等価的に合成することによって前記高周波信号を生成
    することを特徴とする請求項1記載の測定装置。
  4. 【請求項4】 前記信号生成部は、前記複数の広帯域信
    号を合成した合成信号で所定周波数の搬送波信号を線形
    変調することによって前記高周波測定信号を生成する変
    調回路をさらに備えていることを特徴とする請求項1か
    ら3のいずれかに記載の測定装置。
  5. 【請求項5】 前記信号生成部は、前記変調回路の出力
    信号と前記合成信号とを合成することによって前記高周
    波測定信号を生成する合成回路をさらに備えていること
    を特徴とする請求項4記載の測定装置。
  6. 【請求項6】 前記複数の広帯域信号の少なくとも1つ
    に対してその振幅および位相の少なくとも一方を調整可
    能な調整回路を備えていることを特徴とする請求項1か
    ら5のいずれかに記載の測定装置。
JP24122499A 1999-08-27 1999-08-27 測定装置 Pending JP2001066335A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24122499A JP2001066335A (ja) 1999-08-27 1999-08-27 測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24122499A JP2001066335A (ja) 1999-08-27 1999-08-27 測定装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001066335A true JP2001066335A (ja) 2001-03-16

Family

ID=17071058

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24122499A Pending JP2001066335A (ja) 1999-08-27 1999-08-27 測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001066335A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004301562A (ja) * 2003-03-28 2004-10-28 Nec Corp アクティブロードプル測定法及びアクティブロードプル測定回路
JP2008501933A (ja) * 2004-06-07 2008-01-24 株式会社アドバンテスト 広帯域信号解析装置、広帯域周期ジッタ解析装置、広帯域スキュー解析装置、広帯域信号解析方法、及び試験装置システム
JP2008309554A (ja) * 2007-06-13 2008-12-25 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 漏洩電磁波受信装置及び漏洩電磁波受信方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004301562A (ja) * 2003-03-28 2004-10-28 Nec Corp アクティブロードプル測定法及びアクティブロードプル測定回路
JP2008501933A (ja) * 2004-06-07 2008-01-24 株式会社アドバンテスト 広帯域信号解析装置、広帯域周期ジッタ解析装置、広帯域スキュー解析装置、広帯域信号解析方法、及び試験装置システム
JP2008309554A (ja) * 2007-06-13 2008-12-25 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 漏洩電磁波受信装置及び漏洩電磁波受信方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6556930B2 (ja) ベクトルネットワークアナライザ
US5307284A (en) Vector network analyzer
US20070273567A1 (en) Adaptive interpolation
US9791484B2 (en) Measurement and system for performing a calibration
US20110254721A1 (en) Method for Compensating a Frequency Characteristic of an Arbitrary Waveform Generator
US20190072598A1 (en) Vector network analyzer and measuring method for frequency-converting measurements
JP2002164198A (ja) マイクロ波によるプラズマ発生装置
JP2006300688A (ja) 校正方法および校正装置
JPH0476434B2 (ja)
JP2016144212A (ja) 波形を求める方法並びに任意波形及び関数生成装置
AU2017403029A1 (en) Probing a structure of concrete by means of electromagnetic waves
US20190072594A1 (en) Vector network analyzer and measuring method for frequency converting measurements
JP2007093606A (ja) 被検装置の分析を行う方法及び計測システム
US7088109B2 (en) Method and apparatus for measuring a digital device
JP2001066335A (ja) 測定装置
EP3574331A1 (en) An interferometric iq-mixer/dac solution for active, high speed vector network analyser impedance renormalization
TWI415386B (zh) 用於頻率變換裝置的頻率響應之特性化
KR101610066B1 (ko) 케이블 결함 측정 장치 및 방법
JP2002090447A (ja) Fmcwレーダ装置およびその時間・周波数特性測定方法
US5138267A (en) Method of calibrating output levels of a waveform analyzing apparatus
CN113447873B (zh) 一种取样示波器复频响应校准装置和方法
JP2001074794A (ja) 測定装置
US7855544B1 (en) AC low current probe card
CN104811139B (zh) 基于dds杂散频率应用的矢量网络分析方法
JP2003315395A (ja) ベクトル・ネットワーク・アナライザおよびその位相測定方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060822

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081216

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090414