JP2016144212A - 波形を求める方法並びに任意波形及び関数生成装置 - Google Patents

波形を求める方法並びに任意波形及び関数生成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ケーブルを介してAFGと接続され、AFGから遠隔にあるDUTが受けると予想される信号の波形を、AFGにおいて監視可能にする。【解決手段】AFGは、波形生成部101で生成された波形を出力端子104から出力し、ケーブルを通してDUTに送る。このとき、生成された波形は、ケーブルにおけるインピーダンス変換によって変形し、DUTで受けるときには変形波形となる。波形監視部102は、出力端子104における波形を監視し、この生成された波形に基づいて、DUTで受けると予想される変形波形を求める。【選択図】図2

Description

本発明は、概して、任意波形及び関数生成装置に関し、特に、被測定デバイスの特性が未知であっても、出力波形の測定又は監視時における同軸ケーブル等を含む伝送パス上の影響をエンベッドできる任意波形及び関数生成装置と、これによって被測定デバイスが実際に受ける波形を求める方法に関する。
任意波形及び関数生成装置(AFG)は、電子回路設計及び試験の分野において、ユーザが定義した連続/バーストの数学的関数波形信号を生成するのに広く利用されている。典型的には、AFGは、その動作周波数範囲に渡って50オームの出力インピーダンスを有している。よって、被測定デバイス(DUT)の負荷インピーダンス(入力インピーダンス)の値次第では、AFG装置の実際の出力信号に影響を与えることがある。
典型的な作業工程においては、AFGをDUTに接続するのに、低い挿入損失のケーブルが一般に使用される。周波数が低く、負荷がマッチング(整合)していれば、AFGの波形監視(モニタ)機能は良く機能し、ケーブルのわずかな減衰は容易に補償(補正)される。
特開2011−228815号公報
「任意波形ジェネレータ」の紹介ページ、[online]、テクトロニクス社、[2016年1月28日検索]、インターネット<URL:http://jp.tek.com/arbitrary-waveform-generator>
しかし、高周波数では、ケーブル長が信号の波長と同程度で、DUTの負荷インピーダンスがAFGの出力インピーダンスとミスマッチしている場合に、AFGに近い出力ポイントにおける測定結果は、ケーブルのインピーダンス変換が原因で、AFGから遠隔にあるDUTの被試験ポイントに供給される実際の信号とかなり異なることがある。本願では、これをケーブル(伝送パス)の影響を呼ぶ。
本発明の実施形態としては、被測定デバイスが受けると予想される波形を求める方法がある。この方法は、任意波形及び関数生成装置の出力端子から任意波形及び関数生成装置の波形生成部で生成された波形を出力する処理と、波形生成部で生成された波形をケーブル等の伝送パスを通して被測定デバイスに送る処理と、任意波形及び関数生成装置の波形監視部によって、上記出力端子における波形を監視する処理と、上記波形監視部が、生成された上記波形に基づいて、上記伝送パスによって変更される上記波形であって、上記被測定デバイスが受けると予想される変形(又は変換)波形を求める処理とを具えている。
また、本発明の実施形態としては、任意波形及び関数生成装置もあり、これは、出力端子に波形を生成するよう構成される波形生成部と、上記出力端子で上記波形を監視するよう構成される波形監視部とを具える。波形監視部には、生成された上記波形に基づいて、ケーブル等の伝送パスによって変更される上記波形であって、上記被測定デバイスが受けると予想される変形(又は変換)波形を求めるよう構成される波形エンベッド・プロセッサと、上記変形波形を表示するよう構成される表示部とがある。
図1は、任意波形及び関数生成装置の従来構成の例を示すブロック図である。 図2は、任意波形及び関数生成装置の本発明の実施形態による例を示すブロック図である。 図3は、取込み波形からケーブルの影響をエンベディングする本発明の実施形態による方法のフローチャートである。 図4は、図2の波形エンベディング・モジュールの例のブロック図である。
以下に示す複数の図面において、類似又は対応する要素には、同じ符号を付して説明する。なお、これら図面の縮尺は、説明の都合上、必ずしも同一ではない。
図1は、AFG100の典型的な機能ブロック図である。AFG100には、信号生成部101と波形監視(モニタ)部102とがある。信号生成部101は、DUTに送られる信号を生成する。波形監視部102は、信号生成部101が生成した信号を、AFGの出力端子104に近い試験ポイントにおいて監視(モニタ)する。
信号生成部101では、サイン関数波形信号又はユーザ定義による任意波形信号のような波形信号が、特定の時間/位相インターバル及び特定の垂直分解能でデジタル化され、デジタル化波形メモリ108に保存される。アドレス・マッパ(Address Mapper)106は、波形信号の時間/位相情報が与えられ、システム・クロック116からの特定のクロックで動作して、時間/位相情報からデジタル化波形メモリ108用のアドレス(アドレス・データ)を生成し、デジタル化波形メモリ108にアドレスを供給して正確な時間/位相インターバルでデジタル化波形を出力させ、ユーザ指定の波形信号周波数を実現する。
デジタル化波形は、次に、デジタル化波形メモリ108からデジタル・アナログ・コンバータ(DAC)110に出力されて、デジタル化波形がアナログ信号に変換される。アナログ信号は、波形再構成フィルタ112を通って増幅器114に出力され、その利得を調整することで、アナログ信号の振幅がユーザが要求する振幅となるように調整される。このアナログ信号は、続いて、出力端子104を通して、AFGから遠隔に位置するDUTに同軸ケーブルを介して送られる。
上述のように、波形監視部102は、信号生成部101された信号を、AFGの出力端子104近くの試験ポイントで監視(モニタ)される。
高インピーダンス増幅器118は、その利得/減衰を変化させ、その出力信号の振幅を適切なものに調整する。次に、アンチ・エイリアシング・フィルタ120は、アナログ・デジタル・コンバータ(ADC)122の帯域幅を超える高周波数ノイズを除去する。ADC122は、受けたアナログ信号をデジタル化波形に変換する。このデジタル化波形は、波形取込みコントローラ124で取り込まれ、波形取込みメモリ126に記憶される。同期ブロック130は、トリガ信号132を発生し、先のデジタル化波形の取込み処理が、信号の完全な期間において、確実に実現されるようにする。波形取込みメモリ126に記憶された取込みデジタル化波形は、波形表示やAFG上での監視のために、波形表示コントローラ128に送られる。
例えば、図1に示されるAFGの構成を用いると、サイン波形信号が、出力端子104上のローカルな試験ポイントで取り込まれる。この信号の取込みは、トリガ信号132を利用して、波形取込みコントローラ124によって、位相0度から始まって位相360度で終わる。デジタル化されて取り込まれた波形は、波形取込みメモリ126に記憶され、波形表示コントローラ128へ送られる。しかし、取込み波形は、AFGに同軸ケーブルを介して接続された遠隔にあるDUTにおける波形とは、ケーブルの影響によって、大きく異なっていることがある。即ち、AFGの試験ポイントで取り込まれた波形は、これをDUTが受けたときには、ケーブルの影響を免れないので、DUTが受ける実際の波形を表してはいないであろう。
本発明の実施形態によれば、図2に示すように、AFG200において、波形エンベディング・モジュール202を用いても良い。詳しくは後述のように、波形エンベディング・モジュール202は、波形の表示又は監視のために、取込み波形にケーブルの影響をエンベッドし(embed:埋め込み)、DUTにおいて実際に現れる波形を導出する。
図2に示すAFG200を用いれば、DUTの特性が未知であっても、出力端子104における監視波形に、ケーブルの影響をエンベッドできる。これによって、波形の監視及び試験を行う観測点の位置を、AFG上で観測していながら、仮想的には、AFGからDUTへと移動させることが可能になる。
最初に、AFGが特定のケーブル及びDUTを用いて設定されている場合について、ケーブルの影響をエンベッドする測定は、2つのステップを通して進む。第1に、校正を実行し、第2に、種々の信号に関するケーブルの影響をエンベッドする。
図3は、本発明の実施形態によるケーブルの影響をエンベッドする方法のフローチャートを示している。ケーブルの影響は、サイン波形又は他の形式の波形のいずれからでもエンベッドできる。
最初に、AFGが特定のケーブル及びDUTを用いて設定されている場合について、校正を実行する。工程300では、同軸ケーブルを伴う出力端子104における電圧が、周波数fのサイン信号に関して測定される。このとき、同軸ケーブルは、同軸ケーブルの特性インピーダンスZcと等しいマッチングする負荷で終端されている。この測定によれば、同期式取込み処理を通して、AFG200の名目上の出力信号Vmea_nomの複素測定結果が得られる。即ち、Vmea_nomは、数式1で示される複素形式で表される。
Figure 2016144212
このとき、同期したトリガ信号が、基準位相として利用される。
工程302では、出力端子104における電圧が、周波数fのサイン信号に関して測定されるが、このとき、同軸ケーブルは、同期式取込み処理を通して、負荷オープンの状態で終端されている。即ち、信号がケーブルの端部で完全に反射される状態において、Vmea_openの測定値を得る。この測定値は、Vmea_nomと共に、数式2に示す複素比率kを求めるのに利用できる。
Figure 2016144212
ここで、αは、同軸ケーブルの未知の減衰係数、βは、同軸ケーブルの未知の波形数(waveform number)、そして、l(エル)は、同軸ケーブルの未知の長さである。
続いて、工程304では、AFG200の周波数範囲全体を、Δfの特定周波数ステップで順次スキャンし、それぞれの周波数ポイントで、同軸ケーブルが負荷オープン状態におけるkの特性を求める(このとき、Δfは、通常、周波数に依存した値である)。即ち、Vmea_nom及びVmea_openが、特定の周波数ステップで、周波数範囲の全体に渡ってスキャンされる。サイン波形以外の信号をエンベッドするのには、複数の周波数ポイントに関するk(2πf)のデータ収集が必要となる。これは、サイン波形以外の信号は、サイン信号が単一の周波数ポイントにあるのとは異なって、周波数範囲が広がっているからである。続いて、これら値は、AFG200のメモリ(図示せず)上の係数テーブルに蓄積される。
工程306では、出力端子104における電圧が、周波数fのサイン信号に関して測定されるが、このとき、同軸ケーブルは、ユーザの負荷、即ち、DUTで終端され、Vmea_loadが求められる。そして、複素比率kが、数式3を用いて計算される。
Figure 2016144212
ここで、ZDUTは、DUTの未知の入力インピーダンスである。
工程308では、AFG200の全周波数範囲を、特定周波数ステップΔfで順次スキャンし、それぞれの周波数ポイントにおいてkの特性が求められる(このとき、Δfの値は、周波数に依存する)。即ち、Vmea_loadが、全周波数範囲に渡って、特定周波数ステップでスキャンされる。サイン波形以外の信号をエンベッドするのには、複数の周波数ポイントに関するk(2πf)のデータ収集が必要となる。これは、サイン波形以外の信号は、サイン信号が単一の周波数ポイントにあるのとは異なって、周波数範囲が広がっているからである。続いて、これら値は、AFG200のメモリ(図示せず)上の係数テーブルに蓄積される。
及びkに関する値がAFG200のメモリ上の係数テーブルに蓄積された後に続いて、AFGは、実際に生成された信号に関して、エンベッド処理を開始できる。即ち、AFGは、最初に、工程310において、信号生成部101が、サイン信号と任意波形信号のどちらを生成したかを判断する。
もしサイン信号が生成された場合では、工程312において、生成された信号のユーザが設定した周波数ポイントにおける係数k及びkが参照され、数式4を用いて、同軸ケーブルのAFGから遠い方の端部おけるDUTで実際に受けるであろう信号が計算される。
Figure 2016144212
即ち、AFG200の周波数端子104における測定結果にケーブルの影響がエンベッドされたVDUTが導出される。このとき、kは、エンベディング係数である。
もし任意波形信号(サイン波形以外の信号)が生成された場合では、工程314において、周波数領域形式のVmea_nom(2πf)を得るために時間領域形式のVmea_nomのフーリエ変換が計算され、VDUT(2πf)を得るのに、測定結果を周波数領域で計算できる。即ち、周波数範囲全体に渡る全周波数ポイントでのk及びkの係数が利用される。そして、数式5に示されるように、VDUT(2πf)のフーリエ逆変換を計算することで、時間領域における実際の波形VDUTが得られる。
Figure 2016144212
即ち、同軸ケーブルを通ってDUTで受ける実際の波形を予測するために、図2に示す波形エンベディング・モジュール202を用いて、周波数端子104における測定結果にケーブルの影響がエンベッドされたVDUTが導出される。
これに代えて、上述した周波数スキャン処理の測定工程を効率化するように、巧みに設定されたパルス信号や任意波形信号を利用することも可能である。その手順は、Vmea_nom、Vmea_open及びVmea_loadのフーリエ変換を計算することと、k及びkを利用すること以外は、ほとんど同じであり、代わりに、周波数範囲をスキャンしながら周波数ポイント毎に計算を繰り返す。このとき、このパルス方法は、測定時間を節約するのに有効である一方で、ノイズへの感度が高くなるので、精度が犠牲になる点で注意が必要である。
図4は、図2に示したエンベディング・モジュール202のブロック図を示し、これは、3つの独立なパスを有している。第1パスは、工程300、302及び306において上述したように、単一周波数のサイン波を用いて、Vmea_nom、Vmea_open及びVmea_loadを測定する。図4に示すように、取り込まれた波形400は、第1パス中の複数のスイッチに送られる。第1スイッチ402がイネーブルされると、工程300において上述のように、取り込まれた波形を用いて、負荷でマッチングした状態においてVmea_nomが測定される。第2スイッチ404がイネーブルされると、工程302において上述のように、取り込まれた波形を用いて、オープン負荷でVmea_openが測定される。第3スイッチ406がイネーブルされると、工程306において上述のように、取り込まれた波形を用いて、ユーザの負荷であるDUTで同軸ケーブルが終端された状態で、Vmea_loadが測定される。
工程302及び306でのように、Vmea_openが割り算器408を用いてVmea_nomで割り算されると共に、Vmea_loadが割り算器410を用いてVmea_nomで割り算されることで、k及びkがそれぞれ計算される。波形エンベディング・モジュール202は、工程312において上述の如く、次の数式6を用いてエンベディング係数kを計算する。
Figure 2016144212
これによって、単一周波数におけるエンベディング係数kが与えられる。
その一方で、工程304及び308において上述のように、全周波数範囲がスキャンされて、特定の周波数ステップ毎それぞれにおけるk及びkの特性が求められる。この周波数スキャン処理は、特定のケーブル及びDUTの設定に関する波形エンベディング処理の前に、1回だけ実行すれば良い。これによって、上述のように、システム中で係数テーブルとして蓄積された周波数依存校正/エンベディング関数であるk(2πf)が、その後のサイン波形や任意波形の監視/試験用に取り出される。
第2パスでは、もしエンベッド・スイッチ410がイネーブルにされると、取り込まれた波形を、スイッチ414を介して、エンベディング計算パスへ送ることができる。サイン信号については、信号は、信号の単一周波数におけるエンベディングのための振幅スケーリング(利得調整)及び位相オフセットのために、サイン選択状態のスイッチ414を介して乗算器416へと進み、続いて、スイッチ418及び412を介して、表示を行えるようにするために、波形表示コントローラ(図示せず)へと進む。任意波形信号については、信号は、任意波形選択状態のスイッチ414を介して、FFT420へと進み、周波数領域の信号へと変換される。続いて、周波数領域形式の信号は、信号の周波数範囲全体に渡るエンベディングのための振幅スケーリング及び位相オフセットのために、乗算器422へと進む。その次に、周波数領域でエンベッドされた信号は、逆FFT424へと進み、時間領域の信号に変換される。時間領域のエンベッドされた信号は、スイッチ418及び412を介して、表示を行えるようにするために、波形表示コントローラ(図示せず)へと進む。
最後のパスでは、もしエンベッド・スイッチ410がイネーブルされないと、取り込まれた波形(オリジナル波形)が、スイッチ412を介して、表示を行えるようにするために、波形表示コントローラ(図示せず)へと進む。
信号生成部だけを有するAFGとオシロスコープとを用いた本発明によるエンベディング・エミュレーションの実例を、以下に示す。
最初に、この例では、AFGについて、10MHzのサイン波、1Vpp(電圧ピーク・ピークが1V)、50オーム終端が設定された。AFGのトリガ出力信号を、オシロスコープにおける信号取込みをトリガするために利用した。AFGに接続された同軸ケーブルは、50オームで終端された。オシロスコープのある1チャンネルに接続された高インピーダンス・プローブを、AFGの出力端子の電圧であるVmea_nomを測定するのに利用した。(注意:ケーブルの一部分を切り出すことで、プローブをケーブルに接触させるため試験用開口部を設け、この試験用開口部に、以下で説明するプローブの試験を適用している。)
続いて、ケーブルの一端をオープン状態にするように取り外し、オシロスコープのチャンネルにより、高インピーダンス・プローブを介して、AFGの出力端子における電圧を測定し、Vmea_openを求めた。次に、ケーブルをDUTに接続し、AFGの出力端子における電圧を測定してVmea_loadを求めると共に、オシロスコープのチャンネルにより、高インピーダンス・プローブを介して、DUTにおける実際の電圧を測定した。次に、AFGにおけるエンベッド電圧であるVDUTを、図3の上述の方法を用いて計算し、DUTで実際に測定された電圧と比較した。その結果として、AFGから遠隔な位置にあるDUTから得られた実際の電圧波形と比較し、エンベッド電圧波形は、振幅については11%未満のエラーとなり、位相については3度未満のエラーとなった。
よって、上述の本発明によれば、DUTの特性が未知でもケーブルの影響をエンベッドでき、もって、波形の監視/試験を行う観測点の位置を、AFG上で波形を観測していながら、仮想的(ヴァーチャル)には、AFGからDUTへと移動できる、と結論できるであろう。そして、これは、仮想監視(ヴァーチャル・モニタリング)と呼ぶことができよう。加えて、上述の本発明に基いて、種々のDUTに関する出力信号の歪みを改善するためのAFGの補償/プリエンファシスの能力を向上させることが可能となる。即ち、信号生成部101が生成した信号に基づいて、DUTで受ける試験信号の正確な描写を、ユーザがAFGにおいて見ることが可能になるので、これに基いて、ユーザは、AFGがDUTに供給する試験信号を、AFGの補償/プリエンファシスの機能によって、更に適切に調整可能となる。例えば、AFGがDUTに供給する試験信号がサイン波形の場合では、ケーブルをインピーダンス・マッチングさせた状態で、AFGがVmea_nomの代わりに、補償又はプリエンファシスされた電圧Vcomp=Vmea_nom/kを出力するように調整すれば、数式4に従って、補償後VDUT=Vcomp*k=(Vmea_nom/k)*k=Vmea_nomとなり、DUTには、試験信号がまるでケーブルを通過していないかの如く、ケーブルの影響のない電圧が現れることになる。即ち、ケーブルの影響をディエンベッド(de-embed:除去)可能となる。任意波形についても同様である。
いくつかの例では、波形エンベディング・モジュール202としては、種々のハードウェア要素、ソフトウェア要素又はこれらの組み合わせものを含んでいても良い。ハードウェア要素としては、ロジック回路、プロセッサ、マイクロプロセッサ、電気電子回路、プロセッサ回路、種々の回路要素(例えば、トランジスタ、抵抗器、コンデンサ、コイルなど)、集積回路、ASIC、プログラマブル・ロジック・デバイス(PLD)、デジタル・シグナル・プロセッサ(DSP)、FPGA、メモリ・ユニット、論理ゲート、レジスタ、半導体装置、チップ、マイクロチップ、チップ・セットなどであっても良い。ソフトウェア要素の例としては、ソフトウェア・コンポーネント、プログラム、アプリケーション、コンピュータ・プログラム、アプリケーション・プログラム、デバイス・ドライバ、システム・プログラム、ソフトウェア開発プログラム、マシーン・プログラム、OSソフトウェア、ミドルウェア、ファームウェア、ソフトウェア・モジュール、ルーチン、サブルーチン、機能、方法、手順、ソフトウェア・インタフェース、アプリケーション・プログラム・インタフェース(API)、命令セット、コンピューティング・コード、コンピュータ・コード、コード・セグメント、コンピュータ・コード・セグメント、ワード、値、シンボル、又は、これらの任意の組み合わせであっても良い。ハードウェア要素やソフトウェア要素をどのように用いて実施形態を実現するかは、その実施形態に要求される要因が、どの程度あるかによって変化し、こうした要因としては、例えば、所望の演算レート、パワー・レベル、熱耐性、プロセッシング・サイクル・バジェッド、入力データ・レート、出力データ・レート、メモリ・リソース、データ・バス速度などの設計又は性能上の制約がある。
図示した実施形態を参照しながら、本発明の原理を記述し、特徴を説明してきたが、こうした原理から離れることなく、図示した実施形態の構成や細部を変更したり、望ましい形態に組み合わせても良いことが理解できよう。例えば、上述の実施形態では、AFGとDUTを接続する伝送パスを代表して、ケーブルを用いる例を示したが、波形信号をAFGからDUTまで送るため伝送パスとしては、その他の種々のものが利用可能である。更に、伝送パスの影響の中には、プローブ、フィクスチャ(固定器具)や、伝送パスの途中に設けられることのある電子回路の影響等を含めて良いことは当然である。本発明は、次のように、いくつかの概念として表すことができるが、これらも例示に過ぎない。
本発明の概念1は、被測定デバイスが受けると予想される波形を求める方法であって、
任意波形及び関数生成装置の波形生成部で生成された波形を、上記任意波形及び関数生成装置の出力端子から出力する処理と、
上記波形生成部で生成された上記波形を、ケーブル等の伝送パスを通して上記被測定デバイスに送る処理と、
上記任意波形及び関数生成装置の波形監視部によって、上記出力端子における波形を監視する処理と、
上記波形監視部が、生成された上記波形に基づいて、上記伝送パスによって変形される上記波形であって、上記被測定デバイスで受けると予想される変形波形を求める処理と
を具えている。
本発明の概念2は、上記概念1の方法であって、このとき、上記出力端子における波形を監視する処理が、
Vmea_nomを求めるために、マッチングする負荷で終端された上記伝送パスを有する上記出力端子において上記波形を測定する処理と、
Vmea_openを求めるために、オープン負荷で終端された上記伝送パスを有する上記出力端子において上記波形を測定する処理と、
Vmea_loadを求めるために、上記被測定デバイスによる負荷で終端された上記伝送パスを有する上記出力端子において上記波形を測定する処理と、
特定周波数におけるk及びkを、k=Vmea_open/Vmea_nom及びk=Vmea_ load/Vmea_nomの式に従ってそれぞれ計算する処理と
を更に有している。
本発明の概念3は、上記概念2の方法であって、このとき、生成された上記波形がサイン波形の場合、上記波形監視部により上記変形波形を求める処理が、上記被測定デバイスで受けると予想される上記変形波形を数式7によって計算する処理を更に有している。
Figure 2016144212
本発明の概念4は、上記概念2の方法であって、このとき、上記出力端子における上記波形を監視する処理が、特定周波数ステップ毎に上記任意波形及び関数生成装置の全周波数範囲をスキャンし、上記特定周波数ステップ毎のそれぞれにおいてVmea_nom、Vmea_open及びVmea_loadを測定して上記特定周波数ステップ毎のそれぞれにおけるk及びkを計算することによって、k(2πf)及びk(2πf)を計算する処理を更に有している。
本発明の概念5は、上記概念4の方法であって、このとき、生成された上記波形がサイン波形ではない場合、上記波形監視部により上記変形波形を求める処理が、上記被測定デバイスVDUTで受けると予想される上記変形波形を数式8によって計算する処理を更に有している。
Figure 2016144212
本発明の概念6は、上記概念1の方法であって、このとき、上記被測定デバイスの特性は、未知である。
本発明の概念7は、上記概念1の方法であって、このとき、上記伝送パスの位相遅延及び減衰特性は、未知である。
本発明の概念8は、ケーブル等の伝送パスを介して被測定デバイスに波形を供給する任意波形及び関数生成装置であって、
出力端子に波形を生成するよう構成される波形生成部と、
上記出力端子における上記波形を監視するよう構成される波形監視部と
を具え、
上記波形生成部が、
生成された上記波形に基づいて、上記伝送パスによって変形される上記波形であって、上記被測定デバイスで受けると予想される変形波形を求める波形エンベディング・プロセッサと、
上記変形波形を表示する表示装置と
を有している。
本発明の概念9は、上記概念8の任意波形及び関数生成装置であって、このとき、上記波形監視部が、更に、
Vmea_nomを求めるために、マッチングする負荷で終端された上記伝送パスを有する上記出力端子において上記波形を測定し、
Vmea_openを求めるために、オープン負荷で終端された上記伝送パスを有する上記出力端子において上記波形を測定し、
Vmea_loadを求めるために、上記被測定デバイスによる負荷で終端された上記伝送パスを有する上記出力端子において上記波形を測定し、
特定周波数におけるk及びkを、k=Vmea_open/Vmea_nom及びk=Vmea_ load/Vmea_nomの式に従ってそれぞれ計算するように構成されている。
本発明の概念10は、上記概念8の任意波形及び関数生成装置であって、このとき、生成された上記波形がサイン波形の場合、上記波形エンベディング・プロセッサが、更に、上記被測定デバイスで受けると予想される上記変形波形を上記数式7によって計算するよう構成されている。
本発明の概念11は、上記概念8の任意波形及び関数生成装置であって、このとき、上記波形監視部が、更に、特定周波数ステップ毎に上記任意波形及び関数生成装置の全周波数範囲をスキャンし、上記特定周波数ステップ毎のそれぞれにおいてVmea_nom、Vmea_open及びVmea_loadを測定して上記特定周波数ステップ毎のそれぞれにおけるk及びkを計算することによって、k(2πf)及びk(2πf)を計算するよう構成されている。
本発明の概念12は、上記概念11の任意波形及び関数生成装置であって、このとき、生成された上記波形がサイン波形ではない場合、上記波形エンベディング・プロセッサが、更に、上記被測定デバイスVDUTで受けると予想される上記変形波形を上記数式8によって計算するよう構成されている。
本発明の概念13は、上記概念8の任意波形及び関数生成装置であって、このとき、上記被測定デバイスの特性は、未知である。
本発明の概念14は、上記概念8の任意波形及び関数生成装置であって、上記伝送パスの位相遅延及び減衰特性は、未知である。
101 信号生成部
102 波形監視部
104 出力端子
106 アドレス・マッパ
108 デジタル化波形メモリ
110 高速DAC
112 波形再構成フィルタ
114 増幅器
116 システム・クロック
118 高インピーダンス増幅器
120 アンチ・エイリアシング・フィルタ
122 高速ADC
124 波形取込みコントローラ
126 波形取込みメモリ
130 同期ブロック
132 トリガ信号
200 任意波形及び関数生成装置(AFG)
202 波形エンベディング・モジュール

Claims (3)

  1. 任意波形及び関数生成装置の波形生成部で生成された波形を、上記任意波形及び関数生成装置の出力端子から出力する処理と、
    上記波形生成部で生成された上記波形を、伝送パスを通して上記被測定デバイスに送る処理と、
    上記任意波形及び関数生成装置の波形監視部によって、上記出力端子における波形を監視する処理と、
    上記波形監視部が、生成された上記波形に基づいて、上記伝送パスによって変形される上記波形であって、上記被測定デバイスで受けると予想される変形波形を求める処理と
    を具える波形を求める方法。
  2. 上記出力端子における波形を監視する処理が、
    Vmea_nomを求めるために、マッチングする負荷で終端された上記伝送パスを有する上記出力端子において上記波形を測定する処理と、
    Vmea_openを求めるために、オープン負荷で終端された上記伝送パスを有する上記出力端子において上記波形を測定する処理と、
    Vmea_loadを求めるために、上記被測定デバイスによる負荷で終端された上記伝送パスを有する上記出力端子において上記波形を測定する処理と、
    特定周波数におけるk及びkを、k=Vmea_open/Vmea_nom及びk=Vmea_ load/Vmea_nomの式に従ってそれぞれ計算する処理と
    を更に有する請求項1記載の波形を求める方法。
  3. 伝送パスを介して被測定デバイスに波形を供給する任意波形及び関数生成装置であって、
    出力端子に波形を生成するよう構成される波形生成部と、
    上記出力端子における上記波形を監視するよう構成される波形監視部と
    を具え、
    上記波形生成部が、
    生成された上記波形に基づいて、上記伝送パスによって変形される上記波形であって、上記被測定デバイスで受けると予想される変形波形を求める波形エンベディング・プロセッサと、
    上記変形波形を表示する表示装置と
    を有する任意波形及び関数生成装置。
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