JP2017040646A - 試験測定装置及びsパラメータを求める方法 - Google Patents
試験測定装置及びsパラメータを求める方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017040646A JP2017040646A JP2016142831A JP2016142831A JP2017040646A JP 2017040646 A JP2017040646 A JP 2017040646A JP 2016142831 A JP2016142831 A JP 2016142831A JP 2016142831 A JP2016142831 A JP 2016142831A JP 2017040646 A JP2017040646 A JP 2017040646A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sample
- pulse signal
- reflected
- device under
- under test
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R27/00—Arrangements for measuring resistance, reactance, impedance, or electric characteristics derived therefrom
- G01R27/28—Measuring attenuation, gain, phase shift or derived characteristics of electric four pole networks, i.e. two-port networks; Measuring transient response
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R31/00—Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
- G01R31/50—Testing of electric apparatus, lines, cables or components for short-circuits, continuity, leakage current or incorrect line connections
- G01R31/72—Testing of electric windings
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R35/00—Testing or calibrating of apparatus covered by the other groups of this subclass
- G01R35/005—Calibrating; Standards or reference devices, e.g. voltage or resistance standards, "golden" references
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R31/00—Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
- G01R31/28—Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
- G01R31/317—Testing of digital circuits
- G01R31/31708—Analysis of signal quality
- G01R31/31709—Jitter measurements; Jitter generators
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
Abstract
【課題】サンプリング・モジュールによる時間領域測定を改善する。
【解決手段】試験測定装置が、DUT114から反射されるか又は伝達されたパルス信号を受ける入力部と、反射されたパルス信号とは非同期の基準クロック124を受ける基準クロック入力部と、基準クロックのサンプルを取り込む位相基準モジュール122と、反射されたパルス信号のサンプルを取り込むサンプリング・モジュール110と、基準クロック124の取り込まれたサンプル及び反射されたパルス信号の取り込まれたサンプルに基いて、DUT114のSパラメータを求めるコントローラ118とを含んでいる。
【選択図】図1
【解決手段】試験測定装置が、DUT114から反射されるか又は伝達されたパルス信号を受ける入力部と、反射されたパルス信号とは非同期の基準クロック124を受ける基準クロック入力部と、基準クロックのサンプルを取り込む位相基準モジュール122と、反射されたパルス信号のサンプルを取り込むサンプリング・モジュール110と、基準クロック124の取り込まれたサンプル及び反射されたパルス信号の取り込まれたサンプルに基いて、DUT114のSパラメータを求めるコントローラ118とを含んでいる。
【選択図】図1
Description
本発明は、非同期位相基準、高速インパルス及び電気サンプリング・オシロスコープを用いて、未知の被測定デバイスの反射係数、伝達係数及びSパラメータ(scattering parameter)を求めることに関する。
電気サンプリング・オシロスコープは、等価時間サンプリングを採用し、時間領域の信号を測定するのに利用でき、その波形は、周期的に繰り返す。サンプリング・オシロスコープの中には、ソケットを有するものがあり、これは、電気的又は光学的なサンプリング・モジュールを受けることができる。サンプリング・オシロスコープは、サンプリング・モジュールを用いて、被測定デバイス(DUT)のTDR(Time Domain Reflectometry)分析やSパラメータを測定するのに利用できる。
「Sパラメータ」の記事、Wikipedia、[online]、[2016年7月20日検索]、インターネット<URL: https://ja.wikipedia.org/wiki/Sパラメータ>
「DSA8300型サンプリング・オシロスコープ」の製品紹介サイト、テクトロニクス、[online]、[2016年7月20日検索]、インターネット<URL: http://jp.tek.com/oscilloscope/dsa8300-サンプリング-oscilloscope>
時間領域の解決手法による試験測定システムには、限界がある。現在、タイム・ドメイン・リフレクトメータと透過率計(transmitometer)だけが、約50GHzまで利用可能である。ベクトル・ネットワーク・アナライザは、もっと高い帯域幅を有しているが、非常に高価である。
本発明の実施形態は、従来技術におけるこれら及び他の制約を解決しようとするものである。
本発明のいくつかの実施形態は、被試験デバイスから反射されるか又は伝達されたパルス信号を受けるよう構成される入力部と、反射されたパルス信号とは非同期の基準信号を受けるよう構成される基準クロック入力部と、基準信号のサンプルを取り込むよう構成される位相基準モジュールと、反射されるか又は伝達されたパルス信号のサンプルを取り込むよう構成されるサンプリング・モジュールと、基準信号の取り込まれたサンプル及び反射されるか又は伝達されたパルス信号の取り込まれたサンプルに基いて、被試験デバイスの反射及び伝達係数を求めるよう構成されるコントローラとを含む試験測定装置に関する。
本発明のいくつかの実施形態は、被試験デバイスから反射されたパルス信号を受ける処理と、被試験デバイスから伝達されたパルス信号を受ける処理と、反射されたパルス信号とは非同期の基準信号を受ける処理と、基準信号のサンプルを取り込む処理と、伝達されるか又は反射されたパルス信号のサンプルを取り込む処理と、基準信号の取り込まれたサンプル及び反射されたパルス信号の取り込まれたサンプルに基いて、被試験デバイスのSパラメータを求める処理とを含む被試験デバイスのSパラメータ(scattering parameter)を求める方法に関する。
図において、開示されるシステム及び方法の類似又は対応する要素は、同じ参照番号で示される。これら図は、必ずしも同一縮尺ではない。
図1は、本発明による電気サンプリング・モジュールを有する試験測定装置の構成を示す。パルス信号源100は、高速フォト・ダイオード102に接続される。パルス信号源100は、好ましくは、例えば、カルマー(Calmar)社製モード同期レーザのような光パルス信号源である。別の形式のパルス信号源を用いて、パルスを供給しても良い。しかし、パルス信号源は、極めて安定している必要がある。フォト・ダイオード102は、抵抗分割回路106の1つのポート104に接続される。抵抗分割回路106の第2ポート108は、電気サンプリング・モジュール110に接続される。抵抗分割回路106の第3ポート112は、被試験デバイス(DUT)114又は校正標準器(校正を実施する場合)のいずれかに接続される。
サンプリング・モジュール110からの出力信号は、サンプリング・モジュール110からのサンプルされた出力信号をデジタル化するためにアナログ・デジタル・コンバータ(ADC)116に送られ、後述のように、更なる処理のために、コントローラ118へ渡され、メモリ120に蓄積される。コントローラ118は、ソフトウェアを用いた汎用プロセッサ、マイクロコントローラ、ASIC、FPGAなどであっても良い。
位相基準モジュール122も設けられ、これは、基準クロック発生回路からの基準クロック124を受ける。基準クロック124は、好ましくは、極めて安定した基準周波数である。基準クロック124は、好ましくは、サイン波(正弦波)である。サイン波は、位相ノイズが低い、つまり、等価的にジッタが低いという意味で、スペクトラム的に純粋である。基準クロック124の周波数は、後述の理由から重要ではない。基準クロック124は、試験測定装置の内部でも外部でも良い。
位相基準モジュール122は、内部的に基準クロックを2つの複製にスプリットし、そして、それらを直交で(つまり、90度ずらして)サンプルし、1度のサンプルにつき1対のサンプル・アナログ値を生成する。アナログ・デジタル・コンバータ(ADC)126及び128は、位相基準モジュール122からのサンプル・アナログ値をデジタル化する。これらデジタル化サンプル値は、処理及び蓄積のために、コントローラ118及びメモリ120にそれぞれ送られる。パルス信号源100及び基準クロック124は、極めて安定しているので、これら2つのデバイス間の位相は、互いに対して線形にドリフトするであろう。そのため、これら2つの間で測定された線形ドリフトから外れたどのような位相差も、測定システムのタイム・ベース(Time base:時間基準)が原因であり、後ほど詳述するように、補正できる。
DUT114からの信号を処理するため、校正係数が求められて、メモリ120に記憶される。校正係数を求めるため、分割回路106の第3ポート112が3つの既知の終端(通常、オープン、ショート及び500オーム負荷)を用いて終端されたときに、測定値が求められる。校正基準値を求めるため、DUT114に関する後述の同じ工程が、抵抗分割回路106第の3ポート112がオープン、ショート又は既知の負荷に接続されたときに行われる。これは、例えば、一定の時間間隔で行われ、メモリ120に記憶されるようにしても良い。
動作中、パルス信号源100は、ダイオード102を介してパルス信号を抵抗分割回路106へ送る。次に、抵抗分割回路106は、DUT114(又は、校正中は、校正標準器)及びサンプリング・モジュール110へ送られる信号を分割する。サンプリング・モジュール110は、抵抗分割回路からのインパルス信号を受けると共に、DUT114で受けられて抵抗分割回路106を通して戻ってきたインパルス信号の反射信号も受ける。即ち、インパルス信号は、DUT114から反射され、サンプリング・モジュール110でも受けられる。この測定された信号は、ベクトル・ネットワーク・アナライザを使うことなく、DUT114の反射係数S11を計算するのに利用される。次に、この反射係数は、試験測定装置による他の計算のために、DUTから受ける信号からディエンベッドされても良い。
4つの異なる試験信号のインパルスは、期間Tの間に渡って測定される。この期間には、DUT114又は校正標準器から来る反射信号に加えて、オリジナルのインパルスがある。オリジナルのインパルスは、厳密には測定する必要はないが、こうした測定によって、反射信号を揃える(aligning)のが、より簡単になる。各インパルス測定では、基準クロック124からの基準信号を捕捉するのに、位相基準モジュール122も使用しなければならない。即ち、期間Tの間、基準クロック124からの基準信号に加えて、反射試験信号も測定される。
好ましくは、4つの測定のそれぞれの間に複数のアクイジション(データ取込み)を行うと良い。受けたデータが多いほど、後処理された波形中におけるノイズ・レベルの存在が低くなる。
図2は、DUT114の反射係数を求める方法を記述している。
工程200では、2008年3月21日出願の米国特許第7,746,058号「非同期基準クロックを用いたシーケンシャル等価時間サンプリング」で説明されているような非同期補正アルゴリズムを用いて、タイム・ベースのエラーについて、測定されたインパルスの全てが補正される。
即ち、インパルス及び基準クロック信号の位相が、期間Tの間に測定される。基準クロック信号の同相及び直交成分がプロットされる。その得られるリサージュは、位相を計算するための楕円と合致する。位相は線形に進むので、位相接続(unwrap:アンラップ)して、位相データを1つのラインに適合させる。そのラインからのずれは、システムにおけるジッタの存在である。ラジアンを秒に変換することによって、サンプリング・モジュール110が受けた信号を、ラインからのずれに基いて、時間補正できる。
時間補正されたデータは、もはや、一定間隔ではない。各ポイントは、それ自身の独自のタイムスタンプを有する。時間補正されたパルスは、続いて、一定間隔となるようにリサンプル(再サンプル)される。これを行うため、サンプリング・モジュール110が受けた信号の時間補正された複数のパルスは、最初のパルスをガウス関数に合わせることによって、位置が調整される(align)。ガウス関数の中央の位置は、データの位置を再調整するための基準ポイントとして利用される。上述のように、タイム・ベースの補正は、サンプルの時間的位置をシフトするので、インパルス・データは、もはや一定間隔でサンプルされたポイントを持たない。これは、次のステップでフーリエ変換を行えるように、補正される必要がある。そこで、複数のアクイジションを合わせて平均化し、ノイズを低減する。タイム・ベースの平均化及びリサンプリングは、更に詳しくは後述のように、データのガウス・インパルスとの数値的コンボリューションを取ることによって実行しても良い。
工程202では、全測定波形の全部の対(t,y)を1つのデータ・レコード[T,Y]に入れる。ベクトルTは、非一定間隔の時間ポイントから構成され、ベクトルYは、振幅データから構成される。一定間隔のサンプリング・グリッド(grid:格子)t={t0,t1,t2,…,ti}が選択される(ここで、ti=i*Δt)。
各時間間隔tiについて、データをリサンプルして、各時間間隔tiでのパルスの振幅を求めるのに、次のようにy(ti)の積分を工程204において計算する。
これは、関数(Y)のガウス・インパルスとのコンボリューションである。値σは、インパルスの立ち上がり時間を定める。この積分は、データに対する平均化処理として機能する。ガウス関数を用いることは、帯域幅計算をより簡単なものにもする。関数Yは、サンプルされたYiであるので、この積分は、数値的に算出される必要がある。小さな立ち上がり時間に関しては、このガウス分布のすそ(tails)は、急速に減衰し、小さい領域の積分を使用する必要があるのみで、これは、演算速度が増加するという結果をもたらす。
ガウス分布の立ち上がり時間を選択することにより、測定されたデータに対する影響を最小にしてy(ti)≒Y(ti)となるようにフィルタ帯域幅を調整できる、即ち、立ち上がり時間を短くするほど、フィルタの実効帯域幅が広い。しかし、もし立ち上がり時間があまりに短いと、フィルタがあまりに狭くなりすぎ、任意の点で充分なサンプル・データが利用されないという点で、実際的な制約がある。これは、充分なノイズが平均化されないために、見た目にノイズの多いプロットという結果をもたらす。
工程206では、Yiの高速フーリエ変換(FFT)が行われる。
タイム・ベースを補正し、リサンプリングし、データを平均化すると、1ユニットの時間ベクトルと4つのインパルス測定振幅ベクトルを生成するが、このとき、3つの校正ベクトルは、先の測定から記憶するようにしても良い。校正の工程のために、データを周波数領域とするように、FFTが行われる。
校正基準値は、上述のように、メモリ120に予め記憶されており、DUT114の反射係数だけが未知である。周波数領域における標準的な校正の補正アルゴリズムを、DUT114の測定値を補正するのに利用しても良い。これらアルゴリズムは、予め測定された校正基準値を用いて、測定システム中の未知の歪を補正する。
工程208において、非理想的な測定値に基いて実際の反射を計算するため、3つの基準用標準器、通常、ショート、オープン及び負荷が用いられる。これら標準器それぞれの反射係数は既知であり、そのため、これら校正標準器のそれぞれについて、測定された反射が、実際の反射に対して比較できる。1ポートDUTネットワーク解析では、3つのエラー項があり、通常、ソース・マッチ・エラー、指向性エラー及び反射トラッキング・エラーと呼ばれる。3つの等式が設定され、既知の基準値を測定結果に対して比較するが、このとき、これら3つの等式のそれぞれには、3つの未知数(指向性、ソース・マッチ及び反射トラッキング)がある。3つの等式は、3つの未知数に関して解かれ、DUTのSパラメータを補正するのに、これらを利用する。
よって、S11のSパラメータ(反射係数)は、ベクトル・ネットワーク・アナライザではなく、電気的なサンプリング・オシロスコープを用いて求められる。上述の方法及びシステムは、反射信号ではなく、DUTから伝達される信号を測定するのにも利用できる。
図3〜6は、図2の方法を用いて計算されたインパルスを示す。この方法では、0.5psのコンボリューション立ち上がり時間が選択された。これは、100GHzで0.05dBだけの損失を有するフィルタに対応し、そのため、関心のある帯域幅に対するコンボリューションの影響は、極めて小さい。
上述した開示技術は、単一ポートの測定に限定されない。上記システム及び方法は、マルチポートDUTのSパラメータを測定するよう拡張できる。上述の方法及びシステムをマルチポートに拡張するためには、上述の方法を各ポートについて実行することとなろう。
マルチポートのSパラメータに関して、可能な設定の1つは、図6に示すものであろう。ここでは、インパルス・レーザが、光スイッチ604を用いて、N個のフォト・ダイオード102、600、602へ送られる。ダイオード102、600、602のそれぞれは、1ポートの場合のように、DUT114、分割回路106、610及び612並びにサンプラ110、606及び608に、それぞれ接続される。反射係数は、先と同様に、第n番光パルスが、第n番ダイオード602に入射されるときに、第n番サンプラ608でインパルスを測定することによって求められる。ポートn−1からポートnへの伝達関数も、第n番ダイオード602に、パルスが入射されるときに、第n−1番サンプラ606でのインパルスを測定することによって求められる。各ポートについて、反射校正及びスルー校正を行う必要がある。校正方法は、部分修正する必要があって、先の場合では、3つの既知の反射(ショート、オープン及び負荷)を使ったときに、ここでは、既知のスルーが使用される。スルーは、第n番ポートのそれぞれから別の第n−1番ポートへと測定する必要がある。校正は、先と同様だが、エラーは、システムの等式を解くことによって、解かれる。
本発明の原理を、その好ましい実施形態において説明及び図示してきたが、本発明は、こうした原理から離れることなく、構成や細部を変更可能であることは明らかであろう。例えば、本発明の要旨と範囲に入る変更及び変形としては、次のものとしても良い。
本発明の概念1は、試験測定装置であって、
被試験デバイスから反射されるか又は伝達されたパルス信号を受けるよう構成される入力部と、
反射された上記パルス信号とは非同期の基準信号を受けるよう構成される基準クロック入力部と、
上記基準信号のサンプルを取り込むよう構成される位相基準モジュールと、
反射された上記パルス信号のサンプルを取り込むよう構成されるサンプリング・モジュールと、
上記基準信号の取り込まれた上記サンプル及び反射された上記パルス信号の取り込まれた上記サンプルに基いて、上記被試験デバイスのSパラメータを求めるよう構成されるコントローラと
を具えている。
被試験デバイスから反射されるか又は伝達されたパルス信号を受けるよう構成される入力部と、
反射された上記パルス信号とは非同期の基準信号を受けるよう構成される基準クロック入力部と、
上記基準信号のサンプルを取り込むよう構成される位相基準モジュールと、
反射された上記パルス信号のサンプルを取り込むよう構成されるサンプリング・モジュールと、
上記基準信号の取り込まれた上記サンプル及び反射された上記パルス信号の取り込まれた上記サンプルに基いて、上記被試験デバイスのSパラメータを求めるよう構成されるコントローラと
を具えている。
本発明の概念2は、上記概念1の試験測定装置であって、上記パルス信号を上記被試験デバイスへ出力するよう構成されるパルス信号源を更に具えている。
本発明の概念3は、上記概念2の試験測定装置であって、上記パルス信号源から上記パルス信号を受けて、上記パルス信号を上記サンプリング・モジュール及び上記被試験デバイスへ出力するよう構成される分割回路を更に具えている。
本発明の概念4は、上記概念2の試験測定装置であって、このとき、上記パルス信号源は、光パルス信号源である。
本発明の概念5は、上記概念1の試験測定装置であって、このとき、上記コントローラが、
上記基準信号の取り込まれた上記サンプルからサンプル位相を計算する処理と、
上記サンプル位相を位相接続(unwrap:アンラップ)してサンプル位相(phase:フェイズ)ランプとする処理と、
該サンプル・フェイス・ランプから理想位相ランプを生成する処理と、
該理想位相ランプから上記サンプル位相ランプを引き算して、上記基準信号の取り込まれた上記サンプルのタイムスタンプを計算する処理と、
計算された上記タイムスタンプに基いて、反射された上記パルス信号の取り込まれた上記サンプルを時間補正する処理と
によって、反射された上記パルス信号の取り込まれた上記サンプルを時間補正することにより、上記被試験デバイスの上記Sパラメータを求めるよう構成されている。
上記基準信号の取り込まれた上記サンプルからサンプル位相を計算する処理と、
上記サンプル位相を位相接続(unwrap:アンラップ)してサンプル位相(phase:フェイズ)ランプとする処理と、
該サンプル・フェイス・ランプから理想位相ランプを生成する処理と、
該理想位相ランプから上記サンプル位相ランプを引き算して、上記基準信号の取り込まれた上記サンプルのタイムスタンプを計算する処理と、
計算された上記タイムスタンプに基いて、反射された上記パルス信号の取り込まれた上記サンプルを時間補正する処理と
によって、反射された上記パルス信号の取り込まれた上記サンプルを時間補正することにより、上記被試験デバイスの上記Sパラメータを求めるよう構成されている。
本発明の概念6は、上記概念5の試験測定装置であって、このとき、上記コントローラが、以下の等式を用いて、反射された上記パルスの取り込まれて時間補正されたサンプルをリサンプルして一定間隔とすることによって、上記被試験デバイスの上記Sパラメータを求めるよう構成されている:
ここで、y(ti)は、時点tiにおける上記パルスの振幅、
σは、上記パルスの立ち上がり時間、
Δtは、インターバルtiとti−1間の時間である。
σは、上記パルスの立ち上がり時間、
Δtは、インターバルtiとti−1間の時間である。
本発明の概念7は、上記概念6の試験測定装置であって、このとき、上記コントローラが、y(ti)を周波数領域に変換するよう更に構成されている。
本発明の概念8は、上記概念1の試験測定装置であって、校正係数を記憶するよう構成されるメモリを更に具え、このとき、上記コントローラが、上記校正係数に基いて、上記被試験デバイスの上記Sパラメータを求めるよう更に構成されている。
本発明の概念9は、被試験デバイスのSパラメータを求める方法であって、
被試験デバイスから反射されたパルス信号を受ける処理と、
反射された上記パルス信号とは非同期の基準信号を受ける処理と、
上記基準信号のサンプルを取り込む処理と、
反射された上記パルス信号のサンプルを取り込む処理と、
上記基準信号の取り込まれた上記サンプル及び反射された上記パルス信号の取り込まれた上記サンプルに基いて、上記被試験デバイスのSパラメータを求める処理と
を具えている。
被試験デバイスから反射されたパルス信号を受ける処理と、
反射された上記パルス信号とは非同期の基準信号を受ける処理と、
上記基準信号のサンプルを取り込む処理と、
反射された上記パルス信号のサンプルを取り込む処理と、
上記基準信号の取り込まれた上記サンプル及び反射された上記パルス信号の取り込まれた上記サンプルに基いて、上記被試験デバイスのSパラメータを求める処理と
を具えている。
本発明の概念10は、上記概念9の方法であって、上記パルス信号を上記被試験デバイスへ出力する処理を更に具えている。
本発明の概念11は、上記概念10の方法であって、上記パルス信号を分割回路を介して上記サンプリング・モジュール及び上記被試験デバイスへ出力する処理を更に具えている。
本発明の概念12は、上記概念10の方法であって、このとき、上記パルス信号は、光パルス信号である。
本発明の概念13は、上記概念9の方法であって、反射された上記パルス信号の取り込まれた上記サンプルを時間補正することによって、上記被試験デバイスの上記Sパラメータを求める処理が、
上記基準信号の取り込まれた上記サンプルからサンプル位相を計算する処理と、
上記サンプル位相を位相接続(unwrap:アンラップ)してサンプル位相(phase:フェイズ)ランプとする処理と、
該サンプル・フェイス・ランプから理想位相ランプを生成する処理と、
該理想位相ランプから上記サンプル位相ランプを引き算して、上記基準信号の取り込まれた上記サンプルのタイムスタンプを計算する処理と、
計算された上記タイムスタンプに基いて、反射された上記パルス信号の取り込まれた上記サンプルを時間補正する処理と
を有している。
上記基準信号の取り込まれた上記サンプルからサンプル位相を計算する処理と、
上記サンプル位相を位相接続(unwrap:アンラップ)してサンプル位相(phase:フェイズ)ランプとする処理と、
該サンプル・フェイス・ランプから理想位相ランプを生成する処理と、
該理想位相ランプから上記サンプル位相ランプを引き算して、上記基準信号の取り込まれた上記サンプルのタイムスタンプを計算する処理と、
計算された上記タイムスタンプに基いて、反射された上記パルス信号の取り込まれた上記サンプルを時間補正する処理と
を有している。
本発明の概念14は、上記概念13の方法であって、このとき、上記被試験デバイスの上記Sパラメータを求める処理が、以下の等式を用いて、反射された上記パルスの取り込まれて時間補正されたサンプルをリサンプルして一定間隔とする処理を有している:
ここで、y(ti)は、時点tiにおける上記パルスの振幅、
σは、上記パルスの立ち上がり時間、
Δtは、インターバルtiとti−1間の時間である。
σは、上記パルスの立ち上がり時間、
Δtは、インターバルtiとti−1間の時間である。
本発明の概念15は、上記概念14の方法であって、y(ti)を周波数領域に変換する処理を更に具えている。
100 パルス信号源
102 フォト・ダイオード
104 抵抗分割回路の第1ポート
106 抵抗分割回路
108 抵抗分割回路の第2ポート
110 電気サンプリング・モジュール
112 抵抗分割回路の第3ポート
114 被試験デバイス
116 ADC
118 コントローラ
120 メモリ
122 位相基準モジュール
124 基準クロック
126 ADC
128 ADC
600 フォト・ダイオード
602 フォト・ダイオード
604 光スイッチ
606 電気サンプリング・モジュール
608 電気サンプリング・モジュール
102 フォト・ダイオード
104 抵抗分割回路の第1ポート
106 抵抗分割回路
108 抵抗分割回路の第2ポート
110 電気サンプリング・モジュール
112 抵抗分割回路の第3ポート
114 被試験デバイス
116 ADC
118 コントローラ
120 メモリ
122 位相基準モジュール
124 基準クロック
126 ADC
128 ADC
600 フォト・ダイオード
602 フォト・ダイオード
604 光スイッチ
606 電気サンプリング・モジュール
608 電気サンプリング・モジュール
Claims (3)
- 被試験デバイスから反射されるか又は伝達されたパルス信号を受けるよう構成される入力部と、
反射された上記パルス信号とは非同期の基準信号を受けるよう構成される基準クロック入力部と、
上記基準信号のサンプルを取り込むよう構成される位相基準モジュールと、
反射された上記パルス信号のサンプルを取り込むよう構成されるサンプリング・モジュールと、
上記基準信号の取り込まれた上記サンプル及び反射された上記パルス信号の取り込まれた上記サンプルに基いて、上記被試験デバイスのSパラメータを求めるよう構成されるコントローラと
を具える試験測定装置。 - 上記コントローラが、
上記基準信号の取り込まれた上記サンプルからサンプル位相を計算する処理と、
上記サンプル位相を位相接続してサンプル位相ランプとする処理と、
該サンプル・フェイス・ランプから理想位相ランプを生成する処理と、
該理想位相ランプから上記サンプル位相ランプを引き算して、上記基準信号の取り込まれた上記サンプルのタイムスタンプを計算する処理と、
計算された上記タイムスタンプに基いて、反射された上記パルス信号の取り込まれた上記サンプルを時間補正する処理と
によって、反射された上記パルス信号の取り込まれた上記サンプルを時間補正することにより、上記被試験デバイスの上記Sパラメータを求めるよう構成される請求項1の試験測定装置。 - 被試験デバイスから反射されたパルス信号を受ける処理と、
反射された上記パルス信号とは非同期の基準信号を受ける処理と、
上記基準信号のサンプルを取り込む処理と、
反射された上記パルス信号のサンプルを取り込む処理と、
上記基準信号の取り込まれた上記サンプル及び反射された上記パルス信号の取り込まれた上記サンプルに基いて、上記被試験デバイスのSパラメータを求める処理と
を具える被試験デバイスのSパラメータを求める方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US14/803790 | 2015-07-20 | ||
US14/803,790 US20170023628A1 (en) | 2015-07-20 | 2015-07-20 | Time corrected time-domain reflectometer |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017040646A true JP2017040646A (ja) | 2017-02-23 |
Family
ID=56567396
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016142831A Pending JP2017040646A (ja) | 2015-07-20 | 2016-07-20 | 試験測定装置及びsパラメータを求める方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20170023628A1 (ja) |
EP (1) | EP3121611A1 (ja) |
JP (1) | JP2017040646A (ja) |
CN (1) | CN106370936A (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107884648A (zh) * | 2017-11-10 | 2018-04-06 | 中国电子科技集团公司第四十研究所 | 一种多端口差分传输通道抖动的测试分析方法 |
CN108761371B (zh) * | 2018-08-07 | 2020-08-07 | 河南省计量科学研究院 | 基于线性度分析的冲击电压发生器校准方法 |
SG10201908703VA (en) * | 2018-09-21 | 2020-04-29 | Aem Singapore Pte Ltd | System and method for temporal signal measurement of device under test (dut) and method of forming system |
CN109375197B (zh) * | 2018-10-23 | 2023-02-10 | 哈尔滨工程大学 | 一种小尺寸矢量阵低频散射校正方法 |
US10862717B2 (en) * | 2019-02-05 | 2020-12-08 | Tektronix, Inc. | Multirate data for S-parameter extraction |
US12021570B2 (en) * | 2021-04-27 | 2024-06-25 | Maxim Integrated Products, Inc. | Time-domain link diagnostic tool |
CN113447873B (zh) * | 2021-07-12 | 2022-07-19 | 北京无线电计量测试研究所 | 一种取样示波器复频响应校准装置和方法 |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5963313A (en) * | 1998-05-15 | 1999-10-05 | Tektronix, Inc. | Optical time domain reflectometer with bandwidth correction |
CA2451404C (en) * | 2001-07-06 | 2011-04-19 | Wisconsin Alumni Research Foundation | Space-time microwave imaging for cancer detection |
JP3925301B2 (ja) * | 2001-07-12 | 2007-06-06 | コニカミノルタセンシング株式会社 | 分光特性測定装置および同装置の分光感度の波長シフト補正方法 |
GB0121308D0 (en) * | 2001-09-03 | 2001-10-24 | Thomas Swan & Company Ltd | Optical processing |
US8841923B1 (en) * | 2007-08-30 | 2014-09-23 | Agilent Technologies, Inc. | Device and method for performing remote frequency response measurements |
US8115934B2 (en) * | 2008-01-18 | 2012-02-14 | The Board Of Trustees Of The University Of Illinois | Device and method for imaging the ear using optical coherence tomography |
US20090208220A1 (en) * | 2008-02-15 | 2009-08-20 | Magiq Technologies, Inc. | Systems and methods for generating RF pulses with reduced phase error |
US7746058B2 (en) * | 2008-03-21 | 2010-06-29 | Tektronix, Inc. | Sequential equivalent—time sampling with an asynchronous reference clock |
US8918198B2 (en) * | 2009-01-21 | 2014-12-23 | George Atanasoff | Methods and systems for control of a surface modification process |
US8890507B2 (en) * | 2010-05-19 | 2014-11-18 | Tektronix, Inc. | Phase transient response measurements using automatic frequency estimation |
CN202145160U (zh) * | 2011-05-25 | 2012-02-15 | 3M创新有限公司 | 光时域反射仪 |
US8625222B2 (en) * | 2012-02-03 | 2014-01-07 | Lsi Corporation | Storage device having calibration circuitry providing programmable phase update values |
JP6183915B2 (ja) * | 2012-02-24 | 2017-08-23 | 国立大学法人 東京大学 | 照明方法および顕微観察装置 |
-
2015
- 2015-07-20 US US14/803,790 patent/US20170023628A1/en not_active Abandoned
-
2016
- 2016-07-19 EP EP16180178.2A patent/EP3121611A1/en not_active Withdrawn
- 2016-07-20 JP JP2016142831A patent/JP2017040646A/ja active Pending
- 2016-07-20 CN CN201610573171.2A patent/CN106370936A/zh not_active Withdrawn
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP3121611A1 (en) | 2017-01-25 |
CN106370936A (zh) | 2017-02-01 |
US20170023628A1 (en) | 2017-01-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2017040646A (ja) | 試験測定装置及びsパラメータを求める方法 | |
JP5864857B2 (ja) | 時間遅延推定 | |
Clement et al. | Calibration of sampling oscilloscopes with high-speed photodiodes | |
Hale et al. | Compensation of random and systematic timing errors in sampling oscilloscopes | |
US6865496B2 (en) | Zero-crossing direction and time interval jitter measurement apparatus using offset sampling | |
Hale et al. | Waveform metrology: signal measurements in a modulated world | |
US20040027138A1 (en) | Oscilloscope based return loss analyzer | |
TWI595242B (zh) | Time-distance measurement with bandwidth correction | |
Williams et al. | The sampling oscilloscope as a microwave instrument | |
Hale et al. | Estimating the magnitude and phase response of a 50 GHz sampling oscilloscope using the" nose-to-nose" method | |
EP3051709B1 (en) | De-embedding cable effect for waveform monitoring for arbitrary waveform and function generator | |
US7746058B2 (en) | Sequential equivalent—time sampling with an asynchronous reference clock | |
US6784819B2 (en) | Measuring skew between digitizer channels using fourier transform | |
US10732222B2 (en) | Real-time oscilloscope with a built-in time domain reflectometry (TDR) and/or time-domain transmission (TDT) function | |
US10509064B2 (en) | Impedance measurement through waveform monitoring | |
CN109581062B (zh) | 用于示波器校准仪探头的高精度阻抗测量系统 | |
US10958362B1 (en) | Method and system for determining group delay between periodic radio frequency (RF) signals | |
Tzou et al. | Low-cost wideband periodic signal reconstruction using incoherent undersampling and back-end cost optimization | |
Paulter Jr | Method for measuring the phase spectrum of the output of a frequency source used in the calibration of an electroshock weapon characterization system | |
US10534018B1 (en) | Time base correction method for high accuracy sampling scope-based measurements | |
WO2023284679A1 (zh) | 一种取样示波器复频响应校准装置和方法 | |
JP6910791B2 (ja) | 信号測定方法 | |
US7088087B2 (en) | Network analyzer including automatic port extension calibration and method of operation | |
CN113805042B (zh) | 时延测量装置及测试方法 | |
Konjevod et al. | The AC amplitude measurement characteristics of high-resolution digitizers based on calibration with thermal voltage converter and swerlein algorithm |