JP2001065980A - ガス式給湯装置 - Google Patents

ガス式給湯装置

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JP2001065980A JP23984599A JP23984599A JP2001065980A JP 2001065980 A JP2001065980 A JP 2001065980A JP 23984599 A JP23984599 A JP 23984599A JP 23984599 A JP23984599 A JP 23984599A JP 2001065980 A JP2001065980 A JP 2001065980A
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  • Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マイクロコンピュータのプログラムの暴走に
起因する軽微な異常については、ハードウェアによる安
全装置が働く前に、自動的に解消する方法を提供する方
法を提供する。 【解決手段】 リセット回路6には、各センサー4から
の出力が直接入力されたり、制御装置2を介して入力さ
れている。リセット回路6はこれらの入力の組み合わせ
を判断し、異常な組み合わせが発見された場合には、リ
セット出力を制御装置2に対して出力する。リセット出
力を受けた制御装置2は、その中のマイクロコンピュー
タをリセット状態とし、初期状態からプログラムを再ス
タートさせる。これにより、マイクロコンピュータのプ
ログラムが暴走しているような状態であっても、イニシ
ャルリセットにより回復することができ、正常な制御状
態とすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水をガスの燃焼熱
により加熱して湯とし、給湯栓や浴槽、室内暖房装置等
に供給するガス式給湯装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】水をガスの燃焼熱により加熱して湯と
し、給湯栓や浴槽、室内暖房装置等に供給するガス式給
湯装置は、一般家庭において広く使用されている。最も
簡単なものは、完全手動式のものであり、人間が点火装
置を手動で操作することにより種火に点火し、目視によ
って点火を確認してから給湯栓を開けるものである。給
湯栓が開くと、水量センサー又は水圧センサーにより水
の流れが確認され、ガス遮断弁が開となって、バーナー
ヘのガスの供給が行われ、種火からの火によりガスへの
着火が行われて、熱交換器中の水が加熱され、湯として
給湯栓から供給される。
【0003】しかしながら、近年、給湯装置の方式は高
級化しており、各種センサーからの入力を受けて、制御
装置により給湯温度制御や、燃焼制御、安全確認を行う
自動制御方式の給湯装置が用いられるようになってきて
いる。その例を図3に示す。
【0004】給湯器本体部11中には、ガスバーナー1
2と熱交換器13が設けられ、ガスバーナー12の燃焼
熱により、熱交換器13中の水を加熱するようになって
いる。給湯栓が開となると、給水系から水フィルター1
4を介して熱交換器13に水が供給される。この水量は
水量センサー15で検出されるので、それにより電装基
板内の制御装置(図示せず)が、元ガス電磁弁16を開
とすると共に、点火プラグに電圧をかけ、その火花によ
りガスに着火させる。それにより燃焼管18からのガス
が燃焼し、熱交換器13中の水を加熱する。
【0005】給水流量は、水量調節弁19で制御され、
給湯温度は出湯サーミスター20で検出されて、バイパ
ス水量調節弁21の開度を制御したり、ガス比例弁22
の開度を制御することにより目標温度に保たれる。この
制御には、入水サーミスター23により検出された給水
の温度、缶水サーミスター24により検出された熱交換
器13の出口の湯の温度が同時に用いられる。目標とす
る湯の温度が大きく異なったり、給水量が大きく異なっ
て、バイパス水量調節弁21の開度やガス比例弁22で
制御できないときは、能力切替ガス電磁弁25を開閉す
ることによりガスバーナーの燃焼能力を大きく変化させ
て対応する。
【0006】燃焼用空気は燃焼ファン26からガスバー
ナー12に供給される。燃焼空気が供給されているかど
うかを検知するために、燃焼ファン26の回転数センサ
ー27が設けられている。この回転数センサー27は、
この他に、ガス量に見合った風量を供給するように燃焼
ファン26の回転数を制御するために使用される。
【0007】安全装置として、給湯器本体部の過熱を検
知する過熱防止センサー28、熱交換器13や給湯配管
中の過圧を検出して排水することにより防止する過圧防
止安全装置29、熱交換器中13直近に設けられ、残り
火による熱交換器13の過熱を検知する残火安全装置3
0、漏電を検出する漏電安全装置31、ガスの燃焼炎を
検知する炎検知器32等が設けられている。
【0008】図4に、電装基板中の制御装置の主な動作
を記載した概略フローチャートを示す。ステップS01
で人間が電源を「入」とすると、ステップS02で漏電
安全装置が不作動であるかどうかをチェックする。不作
動である場合は正常であるので、ステップS03への移
行を可能にする。ステップS03で人間が運転スイッチ
を「入」とすると、運転状態に入る。この状態で、制御
装置はステップS05の状態に移行し、水量センサーが
ONとなるかどうかをチェックしている。ステップS0
4で人間が給湯栓を「開」とすると、ステップS05で
水量センサーがONとなるのでステップS06に進む。
人間が給湯栓を「開」とするまでは水量センサーがOF
Fであるので、ステップS05の状態で待機する。
【0009】ステップS06では各種安全装置のセンサ
ーが正常であるかどうかをチェックし、全てのセンサー
が正常値を示しているとき、ステップS07で燃焼ファ
ンをONとする。そして、ステップS08で燃焼ファン
の回転数センサーの値をチェックし、正常回転数になっ
ているかどうかを判断する。正常回転数になっていれ
ば、ステップS09で点火装置をONとする。これによ
り、点火プラグから火花が発生する。その上でステップ
S10に移り、元ガス電磁弁とガス比例弁をON(開)
とする。そして、ステップS11で炎検知器からの信号
をチェックし、「炎検知」となったとき、着火が確認さ
れたとしてステップS12に移り点火装置をOFFとす
る。そして、ステップS13に移行して、目的とする湯
温が得られ、かつ完全燃焼が行われるように、ガス量と
風量の比例制御を行う。これが定常給湯状態である。
【0010】定常給湯状態においては、ステップS14
で安全装置の不作動を監視し、不作動の場合はステップ
S15に移って水量センサーがOFFとなったかどうか
をチェックする。水量センサーがOFFとなっていなけ
ればステップS13に戻って、定常給湯状態の制御を続
行する。
【0011】人間が給湯栓を閉めたり、その他の理由に
より給水が行われなくなったときは、ステップS15に
おいて水量センサーがOFFとなったことが検出される
ので、ステップS16に移行し、元ガス電磁弁とガス比
例弁をOFF(「閉」)とし、ステップS17で燃焼フ
ァンをOFFとして、初期状態であるステップS04に
戻る。
【0012】定常給湯状態において安全装置が作動した
ときは、ステップS14からステップS18にジャンプ
し、エラー表示を行うと共に、ステップS19で元ガス
電磁弁とガス比例弁をOFF(「閉」)とし、ステップ
S20で燃焼ファンをOFFとする。この状態で人間が
エラー表示を見て、ステップS21で給湯栓を「閉」と
し、ステップS22で運転スイッチを「切」とする。す
ると、ステップS23でエラー表示S23を消灯する。
この状態で、ステップS24で人間が電源を「切」と
し、ステップS25で原因の除去を行う。原因が除去さ
れたと考えたとき、人間がステップS01に戻って電源
の再投入を行う。
【0013】ステップS06において、各安全装置セン
サーの異常が発見されたときは、ステップS26に移っ
てエラー表示を行ってからステップS21に移行する。
【0014】ステップS08において、ファンの回転数
が異常であったときは、ステップS27に移ってエラー
表示をした後、ステップS20に移行する。
【0015】ステップS11において、所定時間の間に
炎の検知ができなかったときは着火失敗と判断して再点
火を行う。すなわち、ステップS28で点火装置をOF
Fとし、ステップS29で元ガス電磁弁とガス比例弁を
OFF(「閉」)とする。そして、ステップS30で再
点火を試みた回数が所定数n回以下であるかを判断す
る。n回以下であるときは、ステップS08に戻って点
火作業をやり直す。n回を超えているときは、点火シス
テムが不良となっているとして、ステップS27でエラ
ー表示を行ってステップS21に移行する。
【0016】以上のフローチャートは極概略のフローを
示したものであり、実際には、この他に安全を確保する
ための制御ルーチンが多数含まれていると共に、給湯量
の制御や、バイパス水量調整弁を用いた給湯温度の制
御、能力切替ガス電磁弁の制御等、多数の制御ルーチン
が含まれている。
【0017】また、過熱防止装置や残火安全装置、過圧
防止安全装置等の出力は、以上の制御装置を使用した安
全制御のほかにも、ハードウェアで構成された安全装置
につながれており、万一制御装置そのものが不良となっ
ても、火災の発生等の事故につながらないようになって
いる。
【0018】図3に示した給湯装置は、1缶1水路式と
呼ぱれ、1つの給湯器に1つの熱交換器と1つの給湯水
路を有する最も簡単なものであるが、この他に1つの給
湯器に2つの熱交換器と2つの給湯系統(例えぱ給湯栓
への給湯用と風呂の追い焚き用)を有する2缶2水路式
のもの、1つの熱交換器と2つの給水系統を有する1缶
2水路式のもの等、種々のものがある。本明細書でいう
「ガス式給湯装置」とは、これら全ての方式の給湯装置
を含むものである。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】以上のようなガス式給
湯装置の制御方式においては、制御装置そのものが正常
に作動している場合は、各アクチュエータヘの命令が正
常に出カされ、安全確認も行われているので、給湯装置
の運転が暴走することはない。しかし、制御装置はマイ
クロコンピュータを中心として構成されているため、ま
れにはノイズ等の影響により、マイクロコンピュータの
プログラムが正常でないルーチンに飛び込み暴走するこ
とがある。このような場合は、通常、ウォッチドッグタ
イマーにより、一定時間制御装置からの応答がなかった
場合に、ハードウェア的な安全装置を働かせることにし
ているが、これでも不十分な場合がある。
【0020】もちろん、前述のように、制御装置による
安全確認の他に、火災につながるような重大な異常につ
いては、ハードウェアーにより構成された安全装置が別
に設けられているので、このような事態が発生するのは
防がれるが、たとえば、いつまでたっても着火シーケン
スに入らず、点火が行われないというような異常が発生
する恐れがある。
【0021】また、このような制御装置の異常は、ハー
ドウェアによる安全装置を働かせなくても、マイクロコ
ンピュータを初期状態に戻すだけで解決可能な場合が多
い。
【0022】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、マイクロコンピュータのプログラムの暴走に
起因する軽微な異常については、ハードウェアによる安
全装置が働く前に、自動的に解消する方法を提供するこ
とを課題とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する第1
の手段は、制御装置により制御され、ガスの燃焼熱によ
り水を加熱して給湯を行うガス式給湯装置であって、前
記制御装置とは別にリセット回路を有し、当該リセット
回路は、直接又は前記制御装置を介して入力される各種
センサーの状態の組み合わせが異常であるとき、前記制
御装置をリセットするリセット機能を有することを特徴
とするガス式給湯装置(請求項1)である。
【0024】本手段においては、リセット回路に入力さ
れる各種センサーの組み合わせがありえないものである
とき、異常が発生しているのに制御装置がその異常を検
知しておらず、従って制御装置が暴走しているものと判
断し、制御装置をリセット(初期状態に戻す)するよう
にする。これは、通常、制御装置を構成するマイクロコ
ンピュータのリセット入力をONとすることにより行わ
れる。これにより、制御装置は初期状態に戻されるの
で、暴走しているルーチンから抜け出すことができ、制
御を正常状態に復帰させることができる。
【0025】前記課題を解決するための第2の手段は、
制御装置により制御され、ガスの燃焼熱により水を加熱
して給湯を行うガス式給湯装置であって、前記制御装置
とは別にリセット回路を有し、当該リセット回路は、直
接又は前記制御装置を介して入力される各種センサーの
状態の組み合わせが異常であるとき、前記制御装置への
電源供給を一旦停止して再投入する電源再投入機能を有
することを特徴とするガス式給湯装置(請求項2)であ
る。
【0026】前記第1の手段においては、制御装置に対
してリセット出力を行って初期状態に戻していたが、本
手段においてはリセット出力の代わりに、制御装置への
電源を一旦切りとし、再投入を行うようにしている。こ
れにより、リセットと同じように、制御装置を初期状態
に戻すことができるので、前記第1の手段と同様の効果
が得られる。
【0027】前記課題を解決する第3の手段は、前記第
1の手段又は第2の手段であって、前記リセット回路
が、リセット機能、又は電源再投入機能が所定時間中に
所定回数以上繰り返されたときは、ガス式給湯装置への
電源供給を停止する機能を有することを特徴とするもの
(請求項3)である。
【0028】前記第1の手段、第2の手段において制御
装置の初期状態化を行っても、状況が変化しないとき
は、制御装置が重度の異常に陥っているか、リセット回
路へのセンサーからの出力が異常になっている等の理由
が考えられ、前記第1の手段、第2の手段におけるよう
な解決手段では解決が不可能である。よって、安全を確
保するために、ガス式給湯装置への電源供給を停止す
る。
【0029】前記課題を解決するための第4の手段は、
前記第1の手段から第3の手段のいずれかであって、前
記リセット回路は、リセット又は電源再投入を、前記制
御装置が、エラーチェック中であることを示す信号を出
していないときのみ行うものであることを特徴とするも
の(請求項4)である。
【0030】センサーの状態が異常となったときは、制
御装置がエラーチェックを行うルーチンを実行すること
が多く、このようなときに制御装置をリセットしたり電
源再投入を行うと、正常に働いていた制御装置の作動を
途中で中断することになってしまう。よって、本手段に
おいては、制御装置がエラーチェックを行っているとき
には、リセット又は電源再投入を行わないようにしてい
る。制御装置がエラーチェックを行っているかどうか
は、エラーチェックを行っているときに、制御装置から
それを示す出力を出し、それをリセット回路に入力する
ようにすればよい。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の例を
図を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態の第
1の例を示すブロック図である。図1において、1はガ
ス式給湯装置本体、2は制御装置、3は各アクチュエー
タ、4は各センサー、5は電源基板、6はリセット回路
を示す。制御装置2は、従来技術の説明で述べたよう
に、各センサー4からの入力を基に、各アクチュエータ
3に命令出力を出し、給湯温度、給湯流量等の各種の制
御や安全制御を行う。電源基板5は制御装置2に制御電
源を供給する。電源基板5からは、各アクチュエータ3
や各センサー4へも電源が供給されるが、これらについ
ては図示を省略する。
【0032】本実施の形態においては、これらの従来の
装置に、リセット回路6を追加している。リセット回路
6には、各センサー4からの出力が直接入力されたり、
制御装置2を介して入力されている。なお、本実施の形
態においては制御装置2が不良となることを前提として
いるので、なるべく、各センサー3の出力は直接リセッ
ト回路6に入力されるようにしておくことが好ましい。
【0033】リセット回路6はこれらの入力の組み合わ
せを判断し、異常な組み合わせが発見された場合には、
リセット出力を制御装置2に対して出力する。異常な組
み合わせとは、例えば元ガス電磁弁が「開」となってい
るのに、給湯温度が非常に低いとか、水量センサーがO
FFであるのに元ガス電磁弁が「開」となっているよう
な状態をいう。
【0034】リセット出力を受けた制御装置2は、その
中のマイクロコンピュータをリセット状態とし、初期状
態からプログラムを再スタートさせる。これにより、マ
イクロコンピュータのプログラムが暴走しているような
状態であっても、イニシャルリセットにより回復するこ
とができ、正常な制御状態とすることができる。実際に
センサーやアクチュエータが不良となっている場合に
は、回復後、制御装置が有するエラー処理ルーチンが働
き、安全制御とエラー出力がなされる。
【0035】なお、以上述べたようなリセット回路6か
らのリセット出力は、制御装置2がエラー処理を行って
いるときには出力しないようにしておくことが好まし
い。それは、エラー処理を行っているときに制御装置2
をリセットすると、せっかくの正常なエラー処理が中断
されることになるからである。よって、本実施の形態に
おいては、制御装置2がエラー処理を行っている間は、
「エラー判別」出力をリセット回路6に送り、リセット
回路6は、この出力がある間はリセット出力を出力しな
いようにしている。
【0036】なお、本実施の形態においては、所定時間
中に所定回数のリセット出力が出力されたときは、電源
基板5に指令を出し、制御装置2をはじめ、全ての機器
への電源供給を停止するようにしている。これは、複数
回のリセットを繰り返しても異常状態が継続されている
場合には、安全上問題があるとして、ハードウェア的に
安全が保たれるようにするためである。全ての電源が切
られると、元ガス電磁弁、ガス比例弁が「閉」となるの
で、火災等の発生が確実に防止される。
【0037】図2は、本発明の実施の形態の第2の例を
示すブロック図である。図2において7は電源スイッチ
であり、その他の符号は図1に示した要素と同じ要素を
示す図2に示す実施の形態の作動は、図1に示した実施
の形態の作動と基本的には同じであるが、リセット回路
6より、リセット出力を制御装置2に与える代わりに、
電源スイッチ7により制御装置2への電源供給を一旦切
り、その後再投入することのみが異なっている。電源の
再投入が行われると、制御装置2内のマイクロコンピュ
ータは初期状態にリセットされ、そこから再び制御が開
始されるので、リセットをかけたのと同じ効果が得られ
る。
【0038】その他の動作については、図1に示したも
のと同じなので説明を省略するが、この場合において
も、所定時間中に所定回数のリセット出力が出力された
ときは、電源基板5に指令を出し、制御装置2をはじ
め、全ての機器への電源供給を停止するようにしてい
る。その理由は、電源スイッチ7により制御装置2への
電源を切るだけでは、安全上対策が不十分であるからで
ある。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1に係る発明、請求項2に係る発明においては、制御
装置内のマイクロコンピュータが暴走しているような場
合でも、制御装置を初期状態にもどすことにより、暴走
しているルーチンから抜け出すことができ、制御を正常
状態に復帰させることができる。よって、ハードウェア
によって形成された安全回路が働いてシステム全体が停
止される前に、自動的に制御を正常に復帰させることが
できる。
【0040】請求項3に係る発明においては、リセット
や電源再投入を繰り返しても異常が復帰しないとき、全
システムを停止することができるので、安全なガス式給
湯装置とすることができる。
【0041】請求項4に係る発明においては、制御装置
がエラーチェックを行っていないときのみ、リセット又
は電源再投入を行うようにしているので、エラーチェッ
クが途中で中断されてしまうようなことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第1の例を示すブロック
図である。
【図2】本発明の実施の形態の第2の例を示すブロツク
図である。
【図3】ガス式給湯装置の例を示す概要図である。
【図4】ガス式給湯装置の制御装置の動作の例を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1…ガス式給湯装置本体 2…制御装置 3…各アクチュエータ 4…各センサー 5…電源基板 6…リセット回路 7…電源スイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御装置により制御され、ガスの燃焼熱
    により水を加熱して給湯を行うガス式給湯装置であっ
    て、前記制御装置とは別にリセット回路を有し、当該リ
    セット回路は、直接又は前記制御装置を介して入力され
    る各種センサーの状態の組み合わせが異常であるとき、
    前記制御装置をリセットするリセット機能を有すること
    を特徴とするガス式給湯装置。
  2. 【請求項2】 制御装置により制御され、ガスの燃焼熱
    により水を加熱して給湯を行うガス式給湯装置であっ
    て、前記制御装置とは別にリセット回路を有し、当該リ
    セット回路は、直接又は前記制御装置を介して入力され
    る各種センサーの状態の組み合わせが異常であるとき、
    前記制御装置への電源供給を一旦停止して再投入する電
    源再投入機能を有することを特徴とするガス式給湯装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のガス式給
    湯装置であって、前記リセット回路は、リセット機能、
    又は電源再投入機能が所定時間中に所定回数以上繰り返
    されたときは、ガス式給湯装置への電源供給を停止する
    機能を有することを特徴とするガス式給湯装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のうちいずれか1
    項に記載のガス式給湯装置であって、前記リセット回路
    は、リセット又は電源再投入を、前記制御装置が、エラ
    ーチェック中であることを示す信号を出していないとき
    のみ行うものであることを特徴とするガス式給湯装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008133993A (ja) * 2006-11-28 2008-06-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 給湯器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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