JP2001065182A - 浴室の二重床構造 - Google Patents

浴室の二重床構造

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JP2001065182A
JP2001065182A JP24595699A JP24595699A JP2001065182A JP 2001065182 A JP2001065182 A JP 2001065182A JP 24595699 A JP24595699 A JP 24595699A JP 24595699 A JP24595699 A JP 24595699A JP 2001065182 A JP2001065182 A JP 2001065182A
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double floor
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bathroom
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Toru Miki
徹 三木
Hideji Iwasaki
秀治 岩崎
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Takiron Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 浴室床面の排水口の清掃がし易い浴室の二重
床構造を提供する。 【解決手段】 排水口11を有する浴室の床面12に、
表面材3を支持する部材である支持基材1と支持材2が
配置され、その上に表面材3が被着された二重床Fであ
って、この二重床Fの排水口11を覆う部分が切り欠か
れ、この切り欠き部分13に、支持基材10と支持材2
0とで形成された支持部材に表面材30を被着してなる
被覆体Pが脱着自在に嵌合された二重床構造とする。被
覆体Pの嵌合箇所から排水口11の位置をただちに知る
ことができ、被覆体Pを取外すだけで排水口11が露出
し、二重床Fの他の部分を取外す必要がないため、簡単
に排水口11の清掃を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴室床面の排水口
の清掃を容易に行うことができる浴室の二重床構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の組立式の浴室は、水漏れを防止す
るために、その床を合成樹脂製の防水パンで形成してい
る。このような浴室は、防水パンの周囲が立上がってい
る分だけ、浴室の床面よりも出入口の方が高くなるた
め、出入口の部分でかなりの段差が存在する。しかし、
浴室の出入口に段差があると出入りしにくく、老人等が
段差に躓いて転倒する危険性があった。
【0003】そこで、出入口の段差をなくすため、浴室
の床面に表面材を支持する部材を配置し、該部材の上に
複数枚の表面材を被着して二重床としたものが開発さ
れ、市販されるようになった。けれども、これまでの二
重床は以下に述べるような問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】即ち、二重床のままで
は浴室床面の排水口の位置が判らず、その清掃もできな
いので、排水口を清掃する場合には、二重床を持上げて
取外すことにより排水口を露出させる必要があるが、従
来の二重床は、排水口を覆っている部分のみを簡単に取
外すことができないため、二重床の取外し作業が面倒で
排水口の清掃がし辛いという問題があった。
【0005】本発明は上記の問題に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、浴室床面の排水口の
清掃を容易に行うことができる二重床構造を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明の請求項1に係る浴室の二重床構造は、排水
口を有する浴室の床面に表面材を支持する部材が配置さ
れ、該部材の上に複数枚の表面材が被着された二重床で
あって、この二重床は排水口を覆う部分が切り欠かれ、
この二重床の切り欠き部分に、表面材をその支持部材に
被着してなる被覆体が脱着自在に嵌合されていることを
特徴とするものである。
【0007】このような二重床構造は、被覆体を取外す
だけで排水口が露出し、二重床の他の部分を取外す必要
がないため、簡単に排水口の清掃を行うことができる。
そして、被覆体の嵌合箇所によって、排水口の位置をた
だちに知ることができる。
【0008】次に、本発明の請求項2に係る浴室の二重
床構造は、前記請求項1の二重床構造において、その二
重床の表面材を支持する部材が、2本の高さ調節用の脚
を備えた複数個の支持基材の相互間に支持材を架け渡し
て組立てたものであり、被覆体の表面材の支持部材も、
2個の上記支持基材の間に上記支持材を架け渡して組立
てたものであり、二重床の表面材と被覆体の表面材も同
じものであることを特徴としている。
【0009】このような二重床構造では、二重床の支持
基材の脚を操作することによって、その表面材を浴室の
出入口の下端と同じ高さに調節することができ、被覆体
も同様に支持基材の脚を操作することにより、その表面
材を二重床の表面材と面一にそろえて段差が生じないよ
うにすることができるので、老人が出入口や被覆体の段
差部分で躓く危険性をなくすことができる。そして、被
覆体の表面材と二重床の表面材は同じものであるから、
二重床の切り欠き部分に被覆体が嵌合されていても違和
感を生じることはない。
【0010】次に、本発明の請求項3に係る浴室の二重
床構造は、前記請求項1又は2の二重床構造において、
その被覆体の表面材の端部に把手が設けられていること
を特徴とするものである。
【0011】被覆体に把手がない場合は、被覆体と二重
床との隙間部分や被覆体と浴室壁面との隙間部分に手先
を入れて被覆体を取外さなければならないが、この二重
床構造のように把手が被覆体の表面材の端部に設けられ
ていると、該把手をつかんで被覆体をいとも簡単に取外
すことができるので、被覆体の脱着作業が一層容易にな
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の具
体的な実施形態を詳述する。
【0013】図1は本発明の一実施形態に係る浴室の二
重床構造を示す斜視図、図2は二重床の分解斜視図、図
3、図4、図5はそれぞれ二重床の支持基材の斜視図、
平面図、正面図、図6は筒状スペーサと高さ調節用の脚
を外した支持基材の底面図、図7(a),(b),
(c)はそれぞれ図4のA−A線切断端面図、B−B線
切断端面図、C−C線切断端面図、図8は図4のD−D
線拡大断面図、図9(a)は二重床の表面材と支持材を
分離した状態の断面図、図9(b)は表面材を支持材に
被着した状態の断面図、図10は二重床の支持基材の受
部と支持材の端部との係着状態を示す部分断面図、図1
1は二重床の支持基材相互の接続状態を示す部分斜視
図、図12は被覆体の分解斜視図、図13は被覆体の表
面材の把手を取付けた部分の断面図、図14は浴室の出
入口の下端と二重床の表面材と被覆体の表面材が同じ高
さとなるように高さ調節した浴室の二重床構造の側面図
である。
【0014】この実施形態に係る浴室の二重床構造は、
図1に示すように、排水口11を有する浴室の床面12
上に二重床Fが設けられ、この二重床Fの排水口11を
覆う部分が切り欠かれている。そして、この二重床Fの
切り欠き部分13に被覆体Pが脱着自在に嵌合され、図
14に示すように、二重床Fの表面材3と被覆体Pの表
面材30が同じ高さにそろえられている。
【0015】図1に示すように、二重床Fは、表面材3
と、この表面材3を支持する部材である支持基材1及び
支持材2によって構成されている。更に詳しく説明する
と、図2に示すように支持基材1が両端と中間に3個配
置され、これら支持基材1,1,1の相互間に支持材2
が3本ずつ架け渡されて、表面材3を支持する部材が組
立てられ、その上に3枚の表面材3が被着されて、二重
床Fの一つのユニットが構成されている。そして、この
ユニットが複数(図1では4つ)連結され、床面12の
上に敷設されて、二重床Fが構成されている。
【0016】図1において壁面14沿いに敷設される二
重床Fのユニット、つまり、床面12のコーナー部の排
水口11を覆うことになるユニットは、切り欠き部分1
3を形成するために、支持基材1の相互間隔を狭めると
共に支持材2及び表面材3の長さを短くして、ユニット
の全長を短縮している。
【0017】支持基材1はポリプロピレン等の合成樹脂
を射出成形したもので、図3〜図7に示すように、支持
基材1の下端には支持材2の端部を係着するための受部
1a,1aが両側へ突き出して形成されている。この受
部1aは三角形の隔壁1b,1bで三つに区切られ、各
区切り部分ごとに止具挿通孔1cが形成されている。ま
た、この受部1aの両端には、上記隔壁1bの略半分の
厚みを有する三角壁1d,1dと端板1e,1eが一体
に形成されており、更に、この受部1aの裏面には補強
リブ1kが形成されている。
【0018】この受部1aから支持基材1の上面までの
高さ寸法は、支持材2の高さ寸法と同一に設定され、ま
た、隔壁1b相互間の寸法、及び、隔壁1bと三角壁1
dの間の寸法は、いずれも支持材2の巾寸法と同一に設
定されている。従って、この受部1aの三つの区切り部
分には3本の支持材2の端部がガタツキなく係着され、
係着された状態では、図2,図10に示すように支持材
2の上面と支持基材1の上面が同じ高さになっている。
そして、図10に示すように、支持材2の端部にはビス
7が止具挿通孔1cからねじ込まれ、支持材2の端部が
受部1aから外れ落ちないように固定されている。この
ように左右の支持基材1,1間に3本の支持材2を並列
に架け渡すと、支持材2の相互間には隔壁1bの厚み分
の隙間が形成されることになる。
【0019】二重床Fの隣接するユニットの支持基材
1,1同士の連結は、図11に示すように支持基材1,
1の端板1e,1eを当接させ、三角形の挟着片9a,
9aを有する連結具9で双方の端板1e,1eを挟むこ
とにより行われている。このように連結すると、支持基
材1,1の端部の三角壁1d,1d同士が重なって隔壁
1bと同じ厚みとなるため、この三角壁1d,1dを挟
んで隣接する支持材2,2の間にも、隔壁1bの厚みに
相当する隙間が形成されることになり、結局、全ての支
持材2が隔壁1bの厚み分の相互間隙をあけて並列した
状態となる。尚、連結具9を使用しないで、支持基材
1,1の端板1e,1e同士を当接させるだけでもよ
い。
【0020】図3,図8に示すように、支持基材1の両
端部には縦方向の貫通孔1f,1fが形成されている。
そして、この貫通孔1fの下端部には筒状スペーサ8が
取付けられ、該筒状スペーサ8に高さ調節用の脚5が螺
入されている。
【0021】この筒状スペーサ8、高さ調節用の脚5は
いずれも、ポリプロピレン等の合成樹脂を射出成形した
もので、図8に示すように、筒状スペーサ8の内周面に
は雌ネジ8aが切られ、上部外周面には雄ネジ8bが切
られている。そして、この雄ネジ8b部分を上記貫通孔
1fの下端部の雌ネジ部分にねじ込むことによって、筒
状スペーサ8が取付けられている。また、この筒状スペ
ーサ8の下部内周面は拡径され、そこに雌ネジ8cが形
成されている。従って、この雌ネジ8c部分に下方から
もう一つの筒状スペーサ8の雄ネジ8b部分をねじ込む
と、筒状スペーサ8を上下に接続できるようになってい
る。
【0022】高さ調節用の脚5は、その外周面に雄ネジ
5aが切られ、上記の筒状スペーサ8に下方から螺入さ
れている。そして、この脚5の上端面には、六角レンチ
等の回転具を挿入する挿入穴5b(レンチ穴)が形成さ
れている。従って、六角レンチ等の回転具を支持基材1
の上方から貫通孔1fを通して上記の挿入穴5bへ挿入
し、該回転具で高さ調節用の脚5を回転させると、筒状
スペーサ8に対する脚5の螺入寸法が変化して、支持基
材1の高さを簡単に調節できるようになっている。尚、
図8において、5cは脚5の下端に嵌着されたゴム座で
ある。
【0023】前記の支持材2及び表面材3はいずれも、
ポリ塩化ビニルなどの合成樹脂を押出成形したもので、
図9に示すように、支持材2は中空構造とされ、その上
面に凹溝2aが形成されている。そして、この凹溝2a
の両側面には全長に亘って小さな凸リブ2b,2bが形
成されている。また、前記支持基材1の上面にも、上記
凹溝2aに合致した形状の凹部1gが3箇所形成されて
おり、同様に小さな凸リブ1h,1hが各凹部1gの両
側面に形成されている。従って、支持基材1,1間に支
持材2を架け渡すと、支持材2の凹溝2aと支持基材1
の凹部1gが連続し、凸リブ2bと凸リブ1hも連続す
るようになっている。
【0024】表面材3は支持材2より若干巾広の帯板状
に形成され、図9に示すように、その両側縁が下方に折
曲されている。そして、この表面材3の裏面には、互い
に平行な一対の嵌込み板3a,3aが全長に亘って突設
されており、これら嵌込み板3a,3aの下端には外側
へ突き出す係合爪部3b,3bが形成されている。
【0025】この表面材3は、図9(b)に示すように
裏面の嵌込み板3a,3aを支持材2の凹溝2aと支持
基材1の凹部1gに嵌め込んで、係合爪部3b,3bを
凹溝2aの凸リブ2b,2bと凹部1gの凸リブ1h,
1hに下方から係合させることにより、浮き上がって外
れることのないように支持材2と支持基材1に被着され
ている。このとき、表面材3の下方へ折曲された両側縁
が支持基材1の上面に当らないようにするため、図3、
図5に示すように、支持基材1の上面には、表面材3の
両側縁を落とし込む凹部1iが形成されている。
【0026】上記のように表面材3を被着すると、表面
材3の相互間に一定の小さな隙間が形成され、この隙間
と支持材2相互間の隙間を通じて排水が良好に行われる
ため、表面材3の上に水が溜まらなくなる。また、表面
材3相互の隙間は足裏に適度な引掛かりを与えるので、
滑り止めの効果も発揮される。滑り止め効果を高めるた
めには、表面材3の表面に小さな凹凸を形成することが
望ましく、更に、抗菌処理コーティングを施せば、衛生
面に優れた二重床を施工することができる。
【0027】一方、二重床Fの切り欠き部分13に嵌合
される被覆体Pも、図12に示すように、表面材30
と、この表面材30を支持する部材である支持基材10
及び支持材20により構成されたものである。この被覆
体Pの支持基材10は前記二重床Fの支持基材1と全く
同じものであり、また、支持材20や表面材30も前記
二重床Fの支持材2や表面材3と同じものでその長さが
短縮されているだけであるから、支持基材10、支持材
20、表面材30についての個々の説明は省略する。
【0028】この被覆体Pは、2個の支持基材10,1
0を二重床Fの切り欠き部分13に対応する間隔をあけ
て配置すると共に、前記二重床Fと同様に双方の支持基
材10,10の受部1a,1a間に3本の支持材20を
架け渡して係着固定し、その上から切り欠き部分13に
対応する長さに切断された3枚の表面材30を前記二重
床Fと同様に外れないように被着したものである。そし
て、この被覆体Pの中央の表面材30の端部に把手15
を設けると共に、被覆体Pの反対側の端部に断面T字形
の金属製又はプラスチック製の縁取材16をビス7で固
定している。
【0029】この把手15はプラスチック製の逆U字形
の把手であって、図13に示すように表面材30の裏面
側から座金7aを挟んでビス7を把手15にねじ込むこ
とにより外れないように取付けられており、この把手を
掴んで引上げれば被覆体Pを極く簡単に取外すことがで
きるものである。
【0030】この実施形態では、把手15を表面材30
の上面に突き出した状態で固定しているが、場合によっ
ては、表面材30に孔をあけて把手15を出没自在に且
つ抜出し不能に取付けるようにしてもよい。このように
把手15を出没自在に取付けて、被覆体Pを取外すとき
に把手15を引出すようにし、常時は把手15を埋没状
態にしておくと、把手15に足先を引っ掛ける心配がな
くなるので好ましい。なお、この実施形態のように把手
15が表面材30の上面に突き出していても、把手15
が浴槽17に沿うように被覆体Pを嵌合していれば、足
先を把手15に引っ掛けることが殆どないので問題はな
い。
【0031】以上のような構成の浴室の二重床構造は、
二重床Fの支持基材1の脚5を回転させると、図14に
示すように、その表面材3を浴室の出入口18の下端と
同じ高さに調節することができ、被覆体Pも同様に支持
基材10の脚5を回転させることにより、その表面材3
0を二重床Fの表面材3と同じ高さにそろえて段差が生
じないように施工することができるので、老人が浴室の
出入口18や被覆体Pの段差部分で躓く危険性をなくす
ことができる。そして、二重床Fと被覆体Pとの隙間は
縁取材16で覆われるため、該隙間に足の指先を挟む心
配がなく、また二重床Fの表面材3と被覆体Pの表面材
30は同じものであるから、二重床Fの切り欠き部分1
3に被覆体Pが嵌合されていても違和感を受けることは
ない。
【0032】尚、上記のように高さ調節用の脚5を回転
させて支持基材1,10を最高の高さに調節しても、支
持基材1,10の高さが不足して表面材3,30を浴室
の出入口18の下端と同じ高さにそろえることができな
い場合は、既述したように支持基材1,10の筒状スペ
ーサ8に更に筒状スペーサ8を接続して必要な高さをか
せぐようにすればよい。
【0033】また、この浴室の二重床構造のように、二
重床Fの排水口11を覆う部分を切り欠いて、その切り
欠き部分13に被覆体Pを嵌合してあると、被覆体Pの
嵌合箇所から排水口11の位置をただちに知ることがで
き、しかも、被覆体Pを取外すだけで排水口11が露出
し、二重床Fの他の部分を取外す必要がないため、簡単
に排水口11の清掃を行うことができる。そして、被覆
体Pには把手15が設けられているため、被覆体Pの取
外し作業も極く簡単に行うことができる。
【0034】この実施形態の二重床構造では、二重床F
の支持基材1、支持材2、表面材3と同じ支持基材1
0、支持材20、表面材30を用いて被覆体Pを形成し
ているが、被覆体は二重床Fと異なる部材を用いて形成
したものでもよく、要は二重床Fの切り欠き部分13に
段差が生じないように嵌合できる被覆体であればどのよ
うな構成のものでもよい。
【0035】
【発明の効果】本発明の請求項1に係る浴室の二重床構
造は、被覆体の嵌合位置から浴室床面の排水口の位置を
ただちに知ることができ、被覆体を取外すだけで排水口
が露出し、二重床の他の部分を取外す必要がないので、
簡単に排水口の清掃を行うことができるといった効果を
奏する。
【0036】そして、請求項2に係る浴室の二重床構造
は、二重床の表面材を浴室の出入口の下端と同じ高さに
調節でき、被覆体の表面材も二重床の表面材と同じ高さ
に調節できるので、出入口や被覆体の段差がなくなり、
老人が段差に躓く危険性を解消することができるといっ
た効果を奏し、更に、請求項3に係る浴室の二重床構造
は、把手を持って極く簡単に被覆体を取外すことができ
るといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る浴室の二重床構造を
示す斜視図である。
【図2】二重床の分解斜視図である。
【図3】二重床の支持基材の斜視図である。
【図4】二重床の支持基材の平面図である。
【図5】二重床の支持基材の正面図である。
【図6】筒状スペーサと高さ調節用の脚を外した支持基
材の底面図である。
【図7】(a)は図4のA−A線切断端面図、(b)は
図4のB−B線切断端面図、(c)は図4のC−C線切
断端面図である。
【図8】図4のD−D線拡大断面図である。
【図9】(a)は二重床の表面材と支持材を分離した状
態の断面図、(b)は表面材を支持材に被着した状態の
断面図である。
【図10】二重床の支持基材の受部と支持材の端部との
係着状態を示す部分断面図である。
【図11】二重床の支持基材相互の接続状態を示す部分
斜視図である。
【図12】被覆体の分解斜視図である。
【図13】被覆体の表面材の把手を取付けた部分の断面
図である。
【図14】浴室の出入口の下端と二重床の表面材と被覆
体の表面材が同じ高さとなるように高さ調節した浴室の
二重床構造の側面図である。
【符号の説明】
F 二重床 P 被覆体 1,10 支持基材 2,20 支持材 3,30 表面材 5 高さ調節用の脚 11 排水口 12 浴室の床面 13 切り欠き部分 15 把手 17 浴槽

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】排水口を有する浴室の床面に表面材を支持
    する部材が配置され、該部材の上に複数枚の表面材が被
    着された二重床であって、この二重床は排水口を覆う部
    分が切り欠かれ、この二重床の切り欠き部分に、表面材
    をその支持部材に被着してなる被覆体が脱着自在に嵌合
    されていることを特徴とする浴室の二重床構造。
  2. 【請求項2】二重床の表面材を支持する部材が、2本の
    高さ調節用の脚を備えた複数個の支持基材の相互間に支
    持材を架け渡して組立てたものであり、被覆体の表面材
    の支持部材も、2個の上記支持基材の間に上記支持材を
    架け渡して組立てたものであり、二重床の表面材と被覆
    体の表面材も同じものであることを特徴とする請求項1
    に記載の浴室の二重床構造。
  3. 【請求項3】被覆体の表面材の端部に把手が設けられて
    いることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の浴
    室の二重床構造。
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