JP2001064843A - 織機のヘルドフレーム - Google Patents

織機のヘルドフレーム

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JP2001064843A
JP2001064843A JP23775399A JP23775399A JP2001064843A JP 2001064843 A JP2001064843 A JP 2001064843A JP 23775399 A JP23775399 A JP 23775399A JP 23775399 A JP23775399 A JP 23775399A JP 2001064843 A JP2001064843 A JP 2001064843A
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JP
Japan
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frame
hole
bolt
collar
heald frame
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JP23775399A
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English (en)
Inventor
Osamu Marumoto
治 丸本
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Nankai Kogyo KK
Original Assignee
Nankai Kogyo KK
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Publication date
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03CSHEDDING MECHANISMS; PATTERN CARDS OR CHAINS; PUNCHING OF CARDS; DESIGNING PATTERNS
    • D03C9/00Healds; Heald frames
    • D03C9/06Heald frames
    • D03C9/0666Connection of frame parts
    • D03C9/0675Corner connections between horizontal rods and side stays

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Looms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 全体として軽量で、かつ、連結部が充分な強
度を持ったヘルドフレームを提供する。 【解決手段】 フレームステーブ1は、両縁が中空の膨
大部10、11で、中間部12は1枚板状である。サイ
ドステー2は中空の角パイプ状である。フレームステー
ブ1の両端に、中間部12による挿込部13を形成し、
そこにカラー嵌入孔14を設ける。この挿込部13を、
カラー嵌入孔18を持った合成樹脂製のスペーサ15で
挟み込む。合致したカラー嵌入孔13、18に、孔縁が
傾斜面22になった合成樹脂製のリングカラー20を嵌
入する。サイドステー2の結合端23は孔縁が傾斜面2
5になったボルト孔24を有し、この結合端23をスペ
ーサ15の外に嵌め、皿頭ボルト26・ナット27で締
付けて固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、織機のヘルドフ
レームの改良に関し、特に高速織機に用いる為、可及的
に軽量化を図ったヘルドフレームに係る。
【0002】
【従来の技術】ヘルドフレームは、上下の水平枠となる
フレームステーブと、左右の垂直枠となるサイドステー
とを、4角枠状に連結して構成される。そして、従来、
このフレームステーブには断面が扁平4角形で、中空の
アルミニウム合金押出材を用い、また、サイドステーに
は中実のアルミニウム合金棒材が使用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
ヘルドフレームでは、軽量化が充分ではない。例えば、
フレームステーブは、断面の厚さが均一な扁平4角形で
あるが、撓み強度の為には上下の両縁部のみに厚みがあ
ればよく、中間部は1枚板で充分である。またサイドス
テーは、従来は中実体であったが、中空体とすることが
可能である。ただし、ヘルドフレームは織機運転時に高
速で上下方向に反復移動させられる為、単にフレームス
テーブやサイドステーの軽量化だけを考えたのでは不充
分で、各連結部が充分な強度を持っていることが必要で
ある。その上、連結部の構造は溶接やビス止めなどのよ
うな完全固定の剛構造は、強度の点で好ましくなく、分
解可能な柔構造にする必要がある。
【0004】本発明はこのような点に鑑み、高速織機に
適する非常に軽いヘルドフレームを提供するにある。更
に、本発明は、分解可能で柔構造の連結部を持ったヘル
ドフレームを提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のヘルドフレーム
の技術的手段は、両縁が中空の膨大部になっていて、中
間部は1枚板状であるフレームステーブと、中空の角パ
イプ状のサイドステーとの各端部同士を連結して構成し
たヘルドフレームに於いて、フレームステーブの両端に
中間部からなる挿込部を形成すると共に、この挿込部に
カラー嵌入孔を設け、この挿込部を、カラー嵌入孔を有
する合成樹脂製のスペーサで挟み込み、合致したカラー
嵌入孔に、孔縁が傾斜面になった合成樹脂製のリングカ
ラーを嵌め、更にサイドステーの両端の結合端に、孔縁
を押込んで傾斜面としたボルト孔を設けて、この結合端
で前記スペーサを挟み込み、皿頭ボルトと皿頭ナットと
で締付けて固定したことにある。
【0006】また、連結部を、1本の皿頭ボルトによっ
て締付固定するようにしてもよい。更に、連結部を、2
本の皿頭ボルトによって締付固定するようにしてもよ
い。また、1本のボルトと、1本のピンとによって締付
固定するようにしてもよい。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明のヘルドフレームの実施の
形態を、図面の実施例に基づいて説明する。図1に、ヘ
ルドフレームの全体形状が示されている。1はフレーム
ステーブ、2はサイドステー、3は枠隅角の連結部であ
る。また、図中、4はヘルド、5はヘルドロッド、6は
案内板、7は昇降駆動機構との接続部である。
【0008】図2により各部の構成をより詳細に説明す
る。フレームステーブ1はアルミニウム合金製で、その
断面形状は、図示のように、上下の両縁は中空の膨大部
10、11になっているが、中間部12は1枚板構造で
ある。従って、このフレームステーブは、中間部も中空
形状になった従来のものに比べて、より軽量である。し
かし、その両縁は膨大部10、11になっているので、
断面係数の低下が比較的少なく、撓みに対する強度は充
分である。また、フレームステーブ1の両端部には、膨
大部11を切欠いて、中間部12による挿込部13が形
成され、かつ、そこにカラー嵌入孔14が設けられてい
る。
【0009】15はスペーサで、合成樹脂製である。こ
のスペーサ15は、フレームステーブの挿込部13を挟
み込む為に、挿込部13の肉厚に合致する間隔を開けて
平行に配された2枚の挟み板部16、16を有する。ま
た、この両挟み板部は、片端に設けられた基部17で一
体になっている。また、挟み板部16、16には、カラ
ー嵌入孔18が設けられていて、この孔18は前記フレ
ームステーブのカラー嵌入孔14と合致する。
【0010】20は合成樹脂製のリングカラーであり、
挿込部13にスペーサ15を挿し込んで、位置合わせし
たカラー嵌入孔14、18に嵌め込まれる。このリング
カラー20の中央にはボルト挿通用の貫通孔21が設け
られ、かつ、この貫通孔21の口端は面取りされて、傾
斜面22になっている。
【0011】サイドステー2は、ステンレス鋼製やアル
ミニウム合金製などで、断面中空の角パイプ形状であ
る。ただし、サイドステー2の結合端23は、スペーサ
15を挿し込む為に、側面が切欠かれて、対面した2枚
の板状になっている。また、この結合端23にはボルト
孔24が設けられ、かつその孔縁は押込み加工されて、
傾斜面25になっている。26は皿頭ボルト、27は皿
頭ナットである。
【0012】次に、前記連結部3の組み立てについて説
明する。先ず、フレームステーブの挿込部13にスペー
サ15を嵌め、両方のカラー嵌入孔14、18を合わせ
た上で、リングカラー20を嵌入する。続いて、スペー
サ15の外に、サイドステーの結合端23を嵌め込ん
で、リングカラーの孔21にボルト孔24を合致させ
る。この結果、ボルト孔24の口縁の傾斜面25と、リ
ングカラーの傾斜面22とが重なり、ボルト孔の傾斜面
25がリングカラー20によって背面支持された状態と
なる。次にボルト孔24に皿頭ボルト26及び皿頭ナッ
ト27を嵌めて、締め込む。ボルト及びナットの皿頭の
傾斜は、傾斜面25に合致しているので、両皿頭は図4
のように没入状態となる。サイドステー2の肉厚は薄い
が、ボルト孔24はその孔縁が押し込み加工によって傾
斜面25となっているので、ボルトやナットの皿頭との
接触面積を充分にとることができ、しっかりと安定的に
締め込むことが可能である。
【0013】図5は他の実施例で、2本の皿頭ボルトを
用いて、2カ所締め形式とした例である。図6は更に他
の実施例で、2カ所止めであるが、一方をボルト止めと
し、他方をピン止めにした例である。なお、28はピン
嵌入孔である。図7は挿し込み形式にした実施例で、こ
こではフレームステーブ1の挿込部13は、上下両方の
膨大部10、11を切欠いて形成されており、また、ス
ペーサ15の基部17は上下両方に設けられていて、基
部17の中間には挿込部13が嵌入する孔29が形成さ
れている。また、サイドステー2は、両縁での厚みが異
なる異形管形状であり、側面にはスペーサ15が嵌入す
る孔30が設けられている。
【0014】本発明は前記の実施例に限定されるもので
はなく、特許請求の範囲の記載の範囲内で自由に変形実
施可能である。特に、フレームステーブ1やサイドステ
ー2の断面形状、スペーサ15やリングカラー20の形
状などは自由である。
【0015】
【発明の効果】本発明のヘルドフレームは、フレームス
テーブの中間部を1枚板状とし、サイドステーは中空体
にして、各構成部材で軽量化を図っているので、ヘルド
フレーム全体としても極めて軽く、高速織機用として好
適である。また、フレームステーブとサイドステーとの
各連結部は、完全固定形式ではなく、分解可能で、適度
の柔軟性を持っているので、強度的に強く、連結部の破
損事故を防止できる。更に、本発明では、合成樹脂製の
スペーサが、フレームステーブとサイドステーとの間に
介在していて、金属同士が直接接触していないので、磨
耗が少なく、耐久性に富む。また、サイドステーのボル
ト孔は孔縁が傾斜面になっているので、ボルトやナット
の皿頭との接触面積が大きく、しっかりと安定的に締付
けることができる。
【0016】請求項2のものは、1本のボルトで締付固
定されていて、所謂、ピンジョイント形式であるので、
連結部の柔軟性が極めて高くて、強度的に優れている。
【0017】請求項3のものは、2本のボルトで締付固
定するので、固定強度が高く、しっかりと連結可能であ
る。
【0018】請求項4のものは、ボルトとピンとで固定
するので、簡単な構成で、安定よく連結固定可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のヘルドフレームの第1実施例の全体形
状を示す正面図。
【図2】連結部の分解状態の斜視図。
【図3】連結部の分解状態の断面図。
【図4】連結部の結合状態の拡大断面図。
【図5】第2実施例の連結部の分解状態の正面図。
【図6】第3実施例の連結部の分解状態の正面図。
【図7】第4実施例の連結部の分解状態の正面図。
【符号の説明】
1 フレームステーブ 2 サイドステー 3 連結部 4 ヘルド 10、11 膨大部 12 中間部 13 挿込部 14、18 カラー嵌入孔 15 スペーサ 16 挟み板部 17 基部 20 リングカラー 22 傾斜面 23 結合端 24 ボルト孔 25 傾斜面 26 皿頭ボルト 27 皿頭ナット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両縁が中空の膨大部になっていて、中間
    部は1枚板状であるフレームステーブと、中空の角パイ
    プ状のサイドステーとの各端部同士を連結して構成した
    ヘルドフレームに於いて、フレームステーブの両端に中
    間部からなる挿込部を形成すると共に、この挿込部にカ
    ラー嵌入孔を設け、この挿込部を、カラー嵌入孔を有す
    る合成樹脂製のスペーサで挟み込み、合致したカラー嵌
    入孔に、孔縁が傾斜面になった合成樹脂製のリングカラ
    ーを嵌め、更にサイドステーの両端の結合端に、孔縁を
    押込んで傾斜面としたボルト孔を設けて、この結合端で
    前記スペーサを挟み込み、皿頭ボルトと皿頭ナットとで
    締付けて固定した織機のヘルドフレーム。
  2. 【請求項2】 連結部を、1本の皿頭ボルトによって締
    付固定した請求項1記載の織機のヘルドフレーム。
  3. 【請求項3】 連結部を、2本の皿頭ボルトによって締
    付固定した請求項1記載の織機のヘルドフレーム。
  4. 【請求項4】 連結部を、1本の皿頭ボルトと1本のピ
    ンとによって締付固定した請求項記載の織機のヘルドフ
    レーム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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EP2202338A1 (de) 2008-12-23 2010-06-30 Groz-Beckert KG Webschaft mit robuster Eckverbindung

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