JP2001064696A - 予浸洗浄剤組成物 - Google Patents
予浸洗浄剤組成物Info
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- JP2001064696A JP2001064696A JP28463999A JP28463999A JP2001064696A JP 2001064696 A JP2001064696 A JP 2001064696A JP 28463999 A JP28463999 A JP 28463999A JP 28463999 A JP28463999 A JP 28463999A JP 2001064696 A JP2001064696 A JP 2001064696A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、肌シャツやブラウスなどの着用−
洗濯の繰り返しで皮脂が蓄積して経時した汚れに対して
優れた洗浄性を可能とする衣料用予浸洗剤組成物を提供
する。 【解決課題】 本発明者らは、脂質分解酵素を含有する
洗浄組成物において、鋭意検討した結果、特定のノニオ
ン活性剤と脂質分解酵素を用いる系においてLASのよ
うなアニオン活性剤を用いないで予浸して洗浄する方法
と剤を用いた場合に、酵素活性が阻害されず皮脂汚れに
効果が高く、漬け置きしても色柄衣料にも安心して使え
る、予浸洗浄剤を見いだし本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、a)平均アルキル鎖長12〜14でポ
リオキシエチレン鎖が4〜10、ポリオキシプロピレン
鎖が0〜5を有するノニオン界面活性剤 12〜35重
量% b)脂質分解酵素 0.1〜5重量% を含有する組成物において、アニオン活性剤を実質的に
含まないことを特徴とする予浸洗浄剤組成物を提供す
る。
洗濯の繰り返しで皮脂が蓄積して経時した汚れに対して
優れた洗浄性を可能とする衣料用予浸洗剤組成物を提供
する。 【解決課題】 本発明者らは、脂質分解酵素を含有する
洗浄組成物において、鋭意検討した結果、特定のノニオ
ン活性剤と脂質分解酵素を用いる系においてLASのよ
うなアニオン活性剤を用いないで予浸して洗浄する方法
と剤を用いた場合に、酵素活性が阻害されず皮脂汚れに
効果が高く、漬け置きしても色柄衣料にも安心して使え
る、予浸洗浄剤を見いだし本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、a)平均アルキル鎖長12〜14でポ
リオキシエチレン鎖が4〜10、ポリオキシプロピレン
鎖が0〜5を有するノニオン界面活性剤 12〜35重
量% b)脂質分解酵素 0.1〜5重量% を含有する組成物において、アニオン活性剤を実質的に
含まないことを特徴とする予浸洗浄剤組成物を提供す
る。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は衣料用予浸洗剤組成物に
関する 【0002】 【従来の技術】洗浄剤に酵素を配合することは古くから
実施されており、洗浄剤中に酵素を配合することによっ
て、優れた洗浄力を得ることができる。特に皮脂汚れ洗
浄を目的として用いられる酵素としてリパーゼがあり、
その例として特開平2−245100号公報は、10〜
35重量%のアニオン界面活性剤と0〜10重量%の非
イオン界面活性剤を含む洗浄組成物に「Lipolas
e」(ノボ・ノルデイスクバイオインダストリー社、登
録商標)を含むことを特徴としている。また特開平02
−504165号公報は、リパーゼ含有洗剤組成物中
に、炭素数10以上の脂肪族アルコール、脂肪酸、脂肪
酸エステル、脂肪酸アミド及び脂肪族アミンにアルキレ
ンオキサイドを平均5モル未満付加させた付加物から選
択される特定の非イオン界面活性剤を、アニオン界面活
性剤に対して同重量%以下含有させることにより、洗浄
力を改良するとしている。また特開平08−17659
0では特定の非イオン界面活性剤と少量のアニオン界面
活性剤を脂質分解酵素と組み合わせることで優れた皮脂
洗浄力が得られることを開示している。しかし非イオン
活性剤やリパーゼを用いても、特に、肌シャツやブラウ
スなどの着用−洗濯の繰り返しで皮脂が蓄積して経時し
た汚れに対してはなかなか落としきれないという問題が
あった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、肌シャツや
ブラウスなどの着用−洗濯の繰り返しで皮脂が蓄積して
経時した汚れに対して優れた洗浄性を可能とする衣料用
予浸洗剤組成物を提供することを目的とする。 【0004】 【発明が解決するための手段】本発明者らは、脂質分解
酵素を含有する洗浄組成物において、鋭意検討した結
果、特定のノニオン活性剤と脂質分解酵素を用いる系に
おいてLASのようなアニオン活性剤を用いないで予浸
して洗浄する方法と剤を用いた場合に、酵素活性が阻害
されず皮脂汚れに効果が高く、漬け置きしても色柄衣料
にも安心して使える、予浸洗浄剤を見いだし本発明を完
成するに至った。即ち、本発明は、a)平均アルキル鎖
長12〜14でポリオキシエチレン鎖が4〜10、ポリ
オキシプロピレン鎖が0〜5を有するノニオン界面活性
剤 12〜35重量% b)脂質分解酵素 0.1〜5重量% を含有する組成物において、アニオン活性剤を実質的に
含まないことを特徴とする予浸洗浄剤組成物を提供す
る。 【0005】 【発明の実施の形態】長期間保存された肌シャツやブラ
ウス、Yシャツは、蓄積した皮脂汚れが酸化されること
により黄ばみやにおいが発生し外観を著しく損ねる場合
を経験することがある。これらの皮脂汚れは不飽和のト
リグリセライドや長鎖脂肪酸を多く含んでおり、疎水性
が非常に高く水不溶性であるため通常の洗剤や洗浄条件
では、なかなか落とすことができないことから、漂白剤
を用いて予浸洗浄するのが一般的であった。しかし漂白
剤は漬け置き等の処理を行うと、色柄物を退色させたり
衣料にダメージを与えると言った問題を引き起こす場合
がある。また近年、脂質分解酵素を洗剤に配合すること
で皮脂の分解を促進することが知られているが、特にノ
ニオン活性剤を主体とした洗剤にアニオン活性剤を併用
して用いるとリパーゼの活性が低下しその効果が十分発
揮できないことが判明した。 【0006】本発明によれば特定構造のノニオン活性剤
と脂質分解酵素を用い、アニオン活性剤を使用せずに、
漬け置き洗浄することで、衣料にダメージを与えること
なく、皮脂汚れを効果的に落とすことを見いだした。特
に、この洗浄剤の使用方法としては、本洗濯の前に本剤
を洗濯機またはバケツの中に所定量溶解し、皮脂汚染さ
れた衣類を30分〜1晩漬け置きし、その後そのまま本
洗濯するか、通常の粉末または液体洗剤を加えて洗浄す
ることが好ましく、風呂水やお湯を用いて予浸するとよ
り高い洗浄力が得られる。通常の粉末洗剤のように、洗
濯物と一緒に入れて通常に洗濯しても通常の洗剤と同様
の効果しか得られず、高い皮脂洗浄性は得られない。 【0007】本発明で用いられるa)成分のノニオン界
面活性剤は、高級アルコールのアルキレンオキシド付加
物であり、このアルコールは、飽和でも不飽和でも良
く、また直鎖でも、分岐していても良い。一般にアルコ
ールエトキシレート型の活性剤はアニオン活性剤に比較
し油性物質の可溶化能が高いことが知られており、平均
アルキル鎖長C12〜14で、よりEO鎖長が短いもの
(HLBの小さい)ほど高い可溶化性能を持つ。しかし
EO鎖長が4未満となると、水への溶解性が著しく劣化
し、水と分離して活性剤として機能しないという問題が
あり、EO鎖長が11以上になると、水溶性が増し油性
汚れを可溶化仕切れなくなる。これに対して本発明で用
いているアルキレンオキサイド付加型非イオン界面活性
剤は、EO鎖長が4〜10、好ましくは5〜8、より好
ましくは5〜7であり、ポリオキシプロピレン鎖は、0
〜5モル、好ましくは2〜5モル、より好ましくは2〜
4モルで、水溶性を付与できる範囲で、できるだけ疎水
性を高めることで油性汚れを効果的に落とすことができ
る。また、ポリオキシエチレン鎖とポリオキシプロピレ
ン鎖をそれぞれ単独でも、共重合または、混合して用い
ても良い。また特開平3−265695に記載のように
エチレンオキサイド鎖が狭い分子量分布を示すとより効
果的である。これらは特開平1−164437に記載さ
れる方法で製造できる。また、平均炭素鎖長は油の可溶
化能の面から平均12以上が必要であり、それ未満であ
ると、油性汚れの洗浄性が低下する。また平均15以上
に長くなると、溶解性が低下する。またその配合量は1
2〜35%、好ましくは12〜30%、より好ましくは
15〜25%であり 12%未満では洗浄力が低下し、
35%を越えると、液状であるため洗剤粒子の流動性や
安定性が悪くなるため、ホワイトカーボン等の洗浄性に
寄与しない含浸剤が多量に必要となると言った問題があ
る。 【0008】本発明のb)成分の脂質分解酵素として
は、特にアルカリ領域で活性の高いHumicola
IauginosaやPseudomonas由来の脂
質分解酵素があり、ノボノルディスク社製、リポラー
ゼ、リポラーゼウルトラ、ジェネンコア社製、Luma
fast2000G等を用いることができる。これらの
酵素の詳細はFragrance journal 1
995 11,p28に記載されており、0.1〜5
%、好ましくは0.2〜5%、より好ましくは0.5〜
5%配合される。0.1重量%未満では、脂質を分解で
きないため高い洗浄力が得られず。5重量%を越える
と、界面活性剤成分より凝集が起こり、洗浄力が低下す
るので好ましくない。 【0009】本発明の予浸剤組成物では、通常配合され
るアニオン界面活性剤を実質的に含有しないことが重要
である。アニオン界面活性剤が配合されると、本発明で
言う実質的とは、0.5重量%未満を意味する。 【0010】本発明の予浸剤組成物には、上記成分の他
に金属捕捉剤成分を配合することができる。これら金属
捕捉剤としては、A型ゼオライト、P型ゼオライト、ト
リポリリン酸塩、エチレンジアミン四酢酸塩、ジエチレ
ントリアミン五酢酸塩、ニトリロ三酢酸塩、1−ヒドロ
キシエタン−1,1−ジホスホン酸塩、等の無機リン化
合物、ポリホスホン酸、フィチン酸、等の有機リン酸塩
を挙げることができる。これら金属捕捉剤で特に好まし
くは、P型ゼオライトである。その珪素のアルミニウム
に対する比が1.33以下好ましくは0.9〜1.33
の範囲にあり、更に好ましくは0.9〜1.20までの
ものである。アルミノ珪酸塩は無水アルミの珪酸塩の1
gあたり少なくとも160mgのCaOのカルシウム結
合性能を持つ物が好ましい。また粒径はd50が0.1
〜5.0ミクロン、好ましくは1.0ミクロンまでの範
囲でありd80が1ミクロンより小であり、そしてd9
0が3ミクロンより小であるのが好ましい。このような
P型ゼオライトとしては、特開平02−173094の
ものを用いることができ、それらはクロスフィールド社
より製品名DosilA24として市販されている。ま
たP型ゼオライトはA型ゼオライトに比べ、液状のノニ
オン界面活性剤の含浸性が高いため、粉体の流動性や安
定性を高める特徴も有する。通常本発明の予浸剤組成物
には、25〜50重量%配合することが好ましく、特に
好ましくは、30〜40重量%である。 【0011】また本発明の予浸洗剤組成物は、通常洗剤
や漂白剤に配合される、蛋白分解酵素、糖質分解酵素、
過炭酸塩、過硼酸塩、有機過酸前駆体、金属補足剤、再
汚染防止剤、蛍光剤、香料等を配合できる。酵素として
は、ノボノルディスク社製のカンナーゼ12T、サビナ
ーゼ12T、エバラーゼ8T、セルラーゼ、アミラーゼ
60T等があり通常0.1〜2%程配合される。また、
その他の成分としては、無機塩として珪酸ナトリウム、
亜硫酸ナトリウム、硫酸ナトリウム、硫酸マグネシウム
を用いることができ、通常、洗剤中に1〜30%用いる
が、5%〜25%が好ましい。過炭酸塩としては過炭酸
ナトリウム、過硼酸塩としては過硼酸ナトリウムの1水
塩、4水塩があり、安定性の面から特開平04−314
98に記載のコーテイングされたものを用いるのが好ま
しい。有機過酸前駆体としては、特開平08−1578
76や特開平8−218096に記載のアルカノイルオ
キシベンゼン誘導体や欧州で広く用いられているTAE
D等があり、安定性の面からPEG等のバインダーを用
いて造粒しているものが好ましい。再汚染防止剤として
はポリビニールアルコール、カルボキシメチルセルロー
スなどがあり、蛍光増白剤としては、ビナフチル型(チ
ノパールCBS−X、チバスペシャリティーケミカル
ズ)、またはスチルベン型(チノパールAMS−GX)
等がある。香料としては特開平4−11699記載の香
料を用いることができる。また原料由来の不純物は、特
に性能に悪影響を及ぼさない限り、含有してもよい。α
−スルホ脂肪酸メチルエステル塩に含まれるメチル硫酸
ナトリウム、メタンスルホン酸ナトリウム、α−スルホ
脂肪酸ジ塩、アクリル酸とマレイン酸の共重合体(塩)
に含有されアクリル酸やマレイン酸のモノマー、又はそ
の塩。ノニオン界面活性剤に含有される高級アルコー
ル、ポリエチレングリコール(分子量200〜500
0)などがあり、いずれも予浸洗浄剤組成物中に0.5
重量%未満含有されてもい。また、本発明の予浸洗浄剤
組成物は特開平05−209200のような攪拌造粒法
や特開昭61−89300のような転動造粒法によつて
製造することができる。 【0012】 【本発明の効果】本発明は、肌シャツやブラウスなどの
着用−洗濯の繰り返しで皮脂が蓄積して経時した汚れに
対して優れた洗浄性を可能とする衣料用予浸洗剤組成物
を提供することができる。 【0013】 【実施例】次に本発明の実施例をもつて説明するが、本
発明はこれら実施例によつて限定されるものではない。 【0014】 【皮脂汚れ洗浄力の評価】1)蓄積皮脂汚れモデル汚染
布の調製 新田ゼラチン1.7gと食塩0.43gをイオン交換水
3Lに溶解する。この溶液をホモジナイザーで攪拌しな
がら、表−1に示した油性汚れ成分を徐々に15g加え
汚垢溶液を調製する。これに予めエタノール/クロロホ
ルムで抽出洗浄し脱脂処理した、綿ニットを10秒間浸
漬せきさせ、取り出し105℃で1hr乾燥した。この
ようにして作成した布を表−2に示したモデル洗剤液に
て洗浄10分、濯ぎ3分、脱水1分後自然乾燥を行っ
た。以上、上記工程(モデル皮脂の浸せき・乾燥・洗浄
・乾燥)を計五回繰り返して蓄積皮脂汚れ汚染布とし
た。 【0015】 【表1】 純正化学製試薬1級使用 【0016】 【表2】 【0017】2)蓄積皮脂汚れ洗浄力の評価(予浸洗浄
力評価) 上記方法で調整した皮脂汚れ汚染布5×5cm20枚
を、表−4〜6に示した予浸剤組成物を用い、2槽式洗
濯機を、3DH、量30L、洗剤濃度0.1重量%、温
度25℃という条件下に1時間漬け置きし、そのまま1
0分間洗浄、1分間脱水を行い自然乾燥した。乾燥した
洗浄布をエタノール/クロロホルムで8時間、抽出し、
洗浄前の油性汚れの抽出重量に対する洗浄後の抽出重量
の割合を皮脂汚れ洗浄力とした。 3)蓄積皮脂汚れ洗浄力の評価(予浸洗浄+本洗浄評
価) 上記方法で調整した皮脂汚れ汚染布5×5cm20枚
を、表−4〜6に示した予浸剤組成物を用い、2槽式洗
濯機を、3DH、量30L、洗剤濃度0.1重量%、温
度25℃という条件下に1時間漬け置きし、その後、市
販洗剤15g(ライオン(株)製スーパートップ)を加
えて10分間洗浄し、1分間脱水した。ついで3DH,
25℃の水で3分間ためすすぎと1分間の脱水を行い自
然乾燥した。乾燥した洗浄布をエタノール/クロロホル
ムで8時間、抽出し、洗浄前の油性汚れの抽出重量に対
する洗浄後の抽出重量の割合を皮脂汚れ洗浄力とした。 【0018】後記表4〜表6に示した予浸洗浄剤組成物
中の略号及び詳細は以下の通りである。なお、nはエチ
レンオキサイドの平均付加モル数を、また、mはプロピ
レンオキサイドの平均付加モル数を示す。 LAS:C10〜C14の直鎖アルキルベンゼンスルホ
ン酸カリウム AS:C12〜C14のアルキル硫酸ナトリウム α−SF:C14/16α−スルホ脂肪酸メチルエステ
ルナトリウム 石鹸:C8〜C18の脂肪酸ナトリウム P型ゼオライト:クロスフィールド(株)製 DOSI
L−A24(平均粒径2μm) A型ゼオライト:水沢化学(株)製(平均粒径5μm) AC/MA−Na:マレイン酸ナトリウム/アクリル酸
ナトリウム共重合体(BASF社製 商品名;ソカラン
CP7、分子量 50,000) 蛍光剤A:チノパールCBS−X(チバスペシャルティ
ー(株)製) 蛍光剤B:チノパールAMS−GX (チバスペシャル
ティー(株)製)過炭酸ソーダ:三菱ガス化学(株)
(SPC−D):平均粒径600μm 蛋白分解酵素:エバラーゼ8T ノボ・ノルディスクバイオインダストリー(株)社製 有機過酸前駆体:4−デカノイルオキシ安息香酸(三井
化学(株)製) ホワイトカーボン:トクシールN(株式会社トクヤマ) 炭酸ナトリウム:純正化学試薬1級 【0019】 【表3】【0020】 【退色性の評価】直径15cm、深さ5cmのプラステ
ィックの円柱容器に11×11cmのRiactive
Brown18染色布を置き、40度のお湯400m
lを加える。次に予浸剤組成物10gを溶解せずに、布
上に均一に振りかけ2時間放置した。その後、十分すす
ぎを行い、目視にて退色性を判定した。 <退色性の評点> 0点:退色しない 「使用した脂質分解酵素」 1点:極わずかに退色が認められる a:リポラーゼ 2点:やや退色が認められる b:リポラーゼウルトラ 3点:明確に退色が認められる c:umafast2000G 4点:激しく退色が認められる 5点:かなり激しく退色が認められる 【0021】 【表4】【0022】 【表5】【0023】 【表6】
関する 【0002】 【従来の技術】洗浄剤に酵素を配合することは古くから
実施されており、洗浄剤中に酵素を配合することによっ
て、優れた洗浄力を得ることができる。特に皮脂汚れ洗
浄を目的として用いられる酵素としてリパーゼがあり、
その例として特開平2−245100号公報は、10〜
35重量%のアニオン界面活性剤と0〜10重量%の非
イオン界面活性剤を含む洗浄組成物に「Lipolas
e」(ノボ・ノルデイスクバイオインダストリー社、登
録商標)を含むことを特徴としている。また特開平02
−504165号公報は、リパーゼ含有洗剤組成物中
に、炭素数10以上の脂肪族アルコール、脂肪酸、脂肪
酸エステル、脂肪酸アミド及び脂肪族アミンにアルキレ
ンオキサイドを平均5モル未満付加させた付加物から選
択される特定の非イオン界面活性剤を、アニオン界面活
性剤に対して同重量%以下含有させることにより、洗浄
力を改良するとしている。また特開平08−17659
0では特定の非イオン界面活性剤と少量のアニオン界面
活性剤を脂質分解酵素と組み合わせることで優れた皮脂
洗浄力が得られることを開示している。しかし非イオン
活性剤やリパーゼを用いても、特に、肌シャツやブラウ
スなどの着用−洗濯の繰り返しで皮脂が蓄積して経時し
た汚れに対してはなかなか落としきれないという問題が
あった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、肌シャツや
ブラウスなどの着用−洗濯の繰り返しで皮脂が蓄積して
経時した汚れに対して優れた洗浄性を可能とする衣料用
予浸洗剤組成物を提供することを目的とする。 【0004】 【発明が解決するための手段】本発明者らは、脂質分解
酵素を含有する洗浄組成物において、鋭意検討した結
果、特定のノニオン活性剤と脂質分解酵素を用いる系に
おいてLASのようなアニオン活性剤を用いないで予浸
して洗浄する方法と剤を用いた場合に、酵素活性が阻害
されず皮脂汚れに効果が高く、漬け置きしても色柄衣料
にも安心して使える、予浸洗浄剤を見いだし本発明を完
成するに至った。即ち、本発明は、a)平均アルキル鎖
長12〜14でポリオキシエチレン鎖が4〜10、ポリ
オキシプロピレン鎖が0〜5を有するノニオン界面活性
剤 12〜35重量% b)脂質分解酵素 0.1〜5重量% を含有する組成物において、アニオン活性剤を実質的に
含まないことを特徴とする予浸洗浄剤組成物を提供す
る。 【0005】 【発明の実施の形態】長期間保存された肌シャツやブラ
ウス、Yシャツは、蓄積した皮脂汚れが酸化されること
により黄ばみやにおいが発生し外観を著しく損ねる場合
を経験することがある。これらの皮脂汚れは不飽和のト
リグリセライドや長鎖脂肪酸を多く含んでおり、疎水性
が非常に高く水不溶性であるため通常の洗剤や洗浄条件
では、なかなか落とすことができないことから、漂白剤
を用いて予浸洗浄するのが一般的であった。しかし漂白
剤は漬け置き等の処理を行うと、色柄物を退色させたり
衣料にダメージを与えると言った問題を引き起こす場合
がある。また近年、脂質分解酵素を洗剤に配合すること
で皮脂の分解を促進することが知られているが、特にノ
ニオン活性剤を主体とした洗剤にアニオン活性剤を併用
して用いるとリパーゼの活性が低下しその効果が十分発
揮できないことが判明した。 【0006】本発明によれば特定構造のノニオン活性剤
と脂質分解酵素を用い、アニオン活性剤を使用せずに、
漬け置き洗浄することで、衣料にダメージを与えること
なく、皮脂汚れを効果的に落とすことを見いだした。特
に、この洗浄剤の使用方法としては、本洗濯の前に本剤
を洗濯機またはバケツの中に所定量溶解し、皮脂汚染さ
れた衣類を30分〜1晩漬け置きし、その後そのまま本
洗濯するか、通常の粉末または液体洗剤を加えて洗浄す
ることが好ましく、風呂水やお湯を用いて予浸するとよ
り高い洗浄力が得られる。通常の粉末洗剤のように、洗
濯物と一緒に入れて通常に洗濯しても通常の洗剤と同様
の効果しか得られず、高い皮脂洗浄性は得られない。 【0007】本発明で用いられるa)成分のノニオン界
面活性剤は、高級アルコールのアルキレンオキシド付加
物であり、このアルコールは、飽和でも不飽和でも良
く、また直鎖でも、分岐していても良い。一般にアルコ
ールエトキシレート型の活性剤はアニオン活性剤に比較
し油性物質の可溶化能が高いことが知られており、平均
アルキル鎖長C12〜14で、よりEO鎖長が短いもの
(HLBの小さい)ほど高い可溶化性能を持つ。しかし
EO鎖長が4未満となると、水への溶解性が著しく劣化
し、水と分離して活性剤として機能しないという問題が
あり、EO鎖長が11以上になると、水溶性が増し油性
汚れを可溶化仕切れなくなる。これに対して本発明で用
いているアルキレンオキサイド付加型非イオン界面活性
剤は、EO鎖長が4〜10、好ましくは5〜8、より好
ましくは5〜7であり、ポリオキシプロピレン鎖は、0
〜5モル、好ましくは2〜5モル、より好ましくは2〜
4モルで、水溶性を付与できる範囲で、できるだけ疎水
性を高めることで油性汚れを効果的に落とすことができ
る。また、ポリオキシエチレン鎖とポリオキシプロピレ
ン鎖をそれぞれ単独でも、共重合または、混合して用い
ても良い。また特開平3−265695に記載のように
エチレンオキサイド鎖が狭い分子量分布を示すとより効
果的である。これらは特開平1−164437に記載さ
れる方法で製造できる。また、平均炭素鎖長は油の可溶
化能の面から平均12以上が必要であり、それ未満であ
ると、油性汚れの洗浄性が低下する。また平均15以上
に長くなると、溶解性が低下する。またその配合量は1
2〜35%、好ましくは12〜30%、より好ましくは
15〜25%であり 12%未満では洗浄力が低下し、
35%を越えると、液状であるため洗剤粒子の流動性や
安定性が悪くなるため、ホワイトカーボン等の洗浄性に
寄与しない含浸剤が多量に必要となると言った問題があ
る。 【0008】本発明のb)成分の脂質分解酵素として
は、特にアルカリ領域で活性の高いHumicola
IauginosaやPseudomonas由来の脂
質分解酵素があり、ノボノルディスク社製、リポラー
ゼ、リポラーゼウルトラ、ジェネンコア社製、Luma
fast2000G等を用いることができる。これらの
酵素の詳細はFragrance journal 1
995 11,p28に記載されており、0.1〜5
%、好ましくは0.2〜5%、より好ましくは0.5〜
5%配合される。0.1重量%未満では、脂質を分解で
きないため高い洗浄力が得られず。5重量%を越える
と、界面活性剤成分より凝集が起こり、洗浄力が低下す
るので好ましくない。 【0009】本発明の予浸剤組成物では、通常配合され
るアニオン界面活性剤を実質的に含有しないことが重要
である。アニオン界面活性剤が配合されると、本発明で
言う実質的とは、0.5重量%未満を意味する。 【0010】本発明の予浸剤組成物には、上記成分の他
に金属捕捉剤成分を配合することができる。これら金属
捕捉剤としては、A型ゼオライト、P型ゼオライト、ト
リポリリン酸塩、エチレンジアミン四酢酸塩、ジエチレ
ントリアミン五酢酸塩、ニトリロ三酢酸塩、1−ヒドロ
キシエタン−1,1−ジホスホン酸塩、等の無機リン化
合物、ポリホスホン酸、フィチン酸、等の有機リン酸塩
を挙げることができる。これら金属捕捉剤で特に好まし
くは、P型ゼオライトである。その珪素のアルミニウム
に対する比が1.33以下好ましくは0.9〜1.33
の範囲にあり、更に好ましくは0.9〜1.20までの
ものである。アルミノ珪酸塩は無水アルミの珪酸塩の1
gあたり少なくとも160mgのCaOのカルシウム結
合性能を持つ物が好ましい。また粒径はd50が0.1
〜5.0ミクロン、好ましくは1.0ミクロンまでの範
囲でありd80が1ミクロンより小であり、そしてd9
0が3ミクロンより小であるのが好ましい。このような
P型ゼオライトとしては、特開平02−173094の
ものを用いることができ、それらはクロスフィールド社
より製品名DosilA24として市販されている。ま
たP型ゼオライトはA型ゼオライトに比べ、液状のノニ
オン界面活性剤の含浸性が高いため、粉体の流動性や安
定性を高める特徴も有する。通常本発明の予浸剤組成物
には、25〜50重量%配合することが好ましく、特に
好ましくは、30〜40重量%である。 【0011】また本発明の予浸洗剤組成物は、通常洗剤
や漂白剤に配合される、蛋白分解酵素、糖質分解酵素、
過炭酸塩、過硼酸塩、有機過酸前駆体、金属補足剤、再
汚染防止剤、蛍光剤、香料等を配合できる。酵素として
は、ノボノルディスク社製のカンナーゼ12T、サビナ
ーゼ12T、エバラーゼ8T、セルラーゼ、アミラーゼ
60T等があり通常0.1〜2%程配合される。また、
その他の成分としては、無機塩として珪酸ナトリウム、
亜硫酸ナトリウム、硫酸ナトリウム、硫酸マグネシウム
を用いることができ、通常、洗剤中に1〜30%用いる
が、5%〜25%が好ましい。過炭酸塩としては過炭酸
ナトリウム、過硼酸塩としては過硼酸ナトリウムの1水
塩、4水塩があり、安定性の面から特開平04−314
98に記載のコーテイングされたものを用いるのが好ま
しい。有機過酸前駆体としては、特開平08−1578
76や特開平8−218096に記載のアルカノイルオ
キシベンゼン誘導体や欧州で広く用いられているTAE
D等があり、安定性の面からPEG等のバインダーを用
いて造粒しているものが好ましい。再汚染防止剤として
はポリビニールアルコール、カルボキシメチルセルロー
スなどがあり、蛍光増白剤としては、ビナフチル型(チ
ノパールCBS−X、チバスペシャリティーケミカル
ズ)、またはスチルベン型(チノパールAMS−GX)
等がある。香料としては特開平4−11699記載の香
料を用いることができる。また原料由来の不純物は、特
に性能に悪影響を及ぼさない限り、含有してもよい。α
−スルホ脂肪酸メチルエステル塩に含まれるメチル硫酸
ナトリウム、メタンスルホン酸ナトリウム、α−スルホ
脂肪酸ジ塩、アクリル酸とマレイン酸の共重合体(塩)
に含有されアクリル酸やマレイン酸のモノマー、又はそ
の塩。ノニオン界面活性剤に含有される高級アルコー
ル、ポリエチレングリコール(分子量200〜500
0)などがあり、いずれも予浸洗浄剤組成物中に0.5
重量%未満含有されてもい。また、本発明の予浸洗浄剤
組成物は特開平05−209200のような攪拌造粒法
や特開昭61−89300のような転動造粒法によつて
製造することができる。 【0012】 【本発明の効果】本発明は、肌シャツやブラウスなどの
着用−洗濯の繰り返しで皮脂が蓄積して経時した汚れに
対して優れた洗浄性を可能とする衣料用予浸洗剤組成物
を提供することができる。 【0013】 【実施例】次に本発明の実施例をもつて説明するが、本
発明はこれら実施例によつて限定されるものではない。 【0014】 【皮脂汚れ洗浄力の評価】1)蓄積皮脂汚れモデル汚染
布の調製 新田ゼラチン1.7gと食塩0.43gをイオン交換水
3Lに溶解する。この溶液をホモジナイザーで攪拌しな
がら、表−1に示した油性汚れ成分を徐々に15g加え
汚垢溶液を調製する。これに予めエタノール/クロロホ
ルムで抽出洗浄し脱脂処理した、綿ニットを10秒間浸
漬せきさせ、取り出し105℃で1hr乾燥した。この
ようにして作成した布を表−2に示したモデル洗剤液に
て洗浄10分、濯ぎ3分、脱水1分後自然乾燥を行っ
た。以上、上記工程(モデル皮脂の浸せき・乾燥・洗浄
・乾燥)を計五回繰り返して蓄積皮脂汚れ汚染布とし
た。 【0015】 【表1】 純正化学製試薬1級使用 【0016】 【表2】 【0017】2)蓄積皮脂汚れ洗浄力の評価(予浸洗浄
力評価) 上記方法で調整した皮脂汚れ汚染布5×5cm20枚
を、表−4〜6に示した予浸剤組成物を用い、2槽式洗
濯機を、3DH、量30L、洗剤濃度0.1重量%、温
度25℃という条件下に1時間漬け置きし、そのまま1
0分間洗浄、1分間脱水を行い自然乾燥した。乾燥した
洗浄布をエタノール/クロロホルムで8時間、抽出し、
洗浄前の油性汚れの抽出重量に対する洗浄後の抽出重量
の割合を皮脂汚れ洗浄力とした。 3)蓄積皮脂汚れ洗浄力の評価(予浸洗浄+本洗浄評
価) 上記方法で調整した皮脂汚れ汚染布5×5cm20枚
を、表−4〜6に示した予浸剤組成物を用い、2槽式洗
濯機を、3DH、量30L、洗剤濃度0.1重量%、温
度25℃という条件下に1時間漬け置きし、その後、市
販洗剤15g(ライオン(株)製スーパートップ)を加
えて10分間洗浄し、1分間脱水した。ついで3DH,
25℃の水で3分間ためすすぎと1分間の脱水を行い自
然乾燥した。乾燥した洗浄布をエタノール/クロロホル
ムで8時間、抽出し、洗浄前の油性汚れの抽出重量に対
する洗浄後の抽出重量の割合を皮脂汚れ洗浄力とした。 【0018】後記表4〜表6に示した予浸洗浄剤組成物
中の略号及び詳細は以下の通りである。なお、nはエチ
レンオキサイドの平均付加モル数を、また、mはプロピ
レンオキサイドの平均付加モル数を示す。 LAS:C10〜C14の直鎖アルキルベンゼンスルホ
ン酸カリウム AS:C12〜C14のアルキル硫酸ナトリウム α−SF:C14/16α−スルホ脂肪酸メチルエステ
ルナトリウム 石鹸:C8〜C18の脂肪酸ナトリウム P型ゼオライト:クロスフィールド(株)製 DOSI
L−A24(平均粒径2μm) A型ゼオライト:水沢化学(株)製(平均粒径5μm) AC/MA−Na:マレイン酸ナトリウム/アクリル酸
ナトリウム共重合体(BASF社製 商品名;ソカラン
CP7、分子量 50,000) 蛍光剤A:チノパールCBS−X(チバスペシャルティ
ー(株)製) 蛍光剤B:チノパールAMS−GX (チバスペシャル
ティー(株)製)過炭酸ソーダ:三菱ガス化学(株)
(SPC−D):平均粒径600μm 蛋白分解酵素:エバラーゼ8T ノボ・ノルディスクバイオインダストリー(株)社製 有機過酸前駆体:4−デカノイルオキシ安息香酸(三井
化学(株)製) ホワイトカーボン:トクシールN(株式会社トクヤマ) 炭酸ナトリウム:純正化学試薬1級 【0019】 【表3】【0020】 【退色性の評価】直径15cm、深さ5cmのプラステ
ィックの円柱容器に11×11cmのRiactive
Brown18染色布を置き、40度のお湯400m
lを加える。次に予浸剤組成物10gを溶解せずに、布
上に均一に振りかけ2時間放置した。その後、十分すす
ぎを行い、目視にて退色性を判定した。 <退色性の評点> 0点:退色しない 「使用した脂質分解酵素」 1点:極わずかに退色が認められる a:リポラーゼ 2点:やや退色が認められる b:リポラーゼウルトラ 3点:明確に退色が認められる c:umafast2000G 4点:激しく退色が認められる 5点:かなり激しく退色が認められる 【0021】 【表4】【0022】 【表5】【0023】 【表6】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 a)平均アルキル鎖長12〜14でポリオキシエチレン
鎖が4〜10、ポリオキシプロピレン鎖が0〜5を有す
るノニオン界面活性剤12〜35重量% b)脂質分解酵素 0.1〜5重量% を含有する組成物において、アニオン活性剤を実質的に
含まないことを特徴とする予浸洗浄剤組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28463999A JP2001064696A (ja) | 1999-08-31 | 1999-08-31 | 予浸洗浄剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28463999A JP2001064696A (ja) | 1999-08-31 | 1999-08-31 | 予浸洗浄剤組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001064696A true JP2001064696A (ja) | 2001-03-13 |
Family
ID=17681082
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28463999A Pending JP2001064696A (ja) | 1999-08-31 | 1999-08-31 | 予浸洗浄剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001064696A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112646166A (zh) * | 2020-12-22 | 2021-04-13 | 赞宇科技集团股份有限公司 | 一种快速提升脂肪醇聚氧乙烯醚硫酸钠溶解性能的方法 |
-
1999
- 1999-08-31 JP JP28463999A patent/JP2001064696A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112646166A (zh) * | 2020-12-22 | 2021-04-13 | 赞宇科技集团股份有限公司 | 一种快速提升脂肪醇聚氧乙烯醚硫酸钠溶解性能的方法 |
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